JPH08256062A - オーディオ符号化器におけるウインドウスイッチングの方法 - Google Patents

オーディオ符号化器におけるウインドウスイッチングの方法

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JPH08256062A
JPH08256062A JP8014734A JP1473496A JPH08256062A JP H08256062 A JPH08256062 A JP H08256062A JP 8014734 A JP8014734 A JP 8014734A JP 1473496 A JP1473496 A JP 1473496A JP H08256062 A JPH08256062 A JP H08256062A
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マシュー ドアワード シーン
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  • Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、音響信号の符号化に関し、特にス
テレオ信号のようなマルチチャンネル音響信号を符号化
することに対するウインドウ関数の選択に関する。 【解決手段】 オーディオ信号の符号化方法を開示す
る。その方法は、第一の時間ブロックと第二の時間ブロ
ックにオーディオ信号の一部を分割することを含む。次
に、第一時間ブロック第一エネルギー値と第一時間ブロ
ック第二エネルギー値が計算される。次に、第二時間ブ
ロック第一エネルギー値と第二時間ブロック第二エネル
ギー値が計算される。次に、該技術は、第二時間ブロッ
ク第一エネルギー値と第二時間ブロック第二エネルギー
値を比較し、また、第一時間ブロックと第二時間ブロッ
クを比較することにより、第二時間ブロック内で攻撃が
起きるかどうかを判定する。その方法は、可聴歪みがほ
とんど無く攻撃を再生でき、攻撃を含まないオーディオ
信号の一部に対して長ウインドウを使用する長所を提供
するように攻撃を識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ信号の
符号化に関し、特に、ステレオ信号のようなマルチチャ
ンネルオーディオ信号を符号化することに対するウイン
ドウ関数の選択に関する。
【0002】
【従来の技術】多くのオーディオ信号は、例えば、カス
タネットやトライアングルから出る音に基づいてエネル
ギーが急激に増加する。エネルギーのこれらの急激な増
加は、”攻撃(attacks)”と呼ばれている。一般
に、”攻撃”は、歪んでいないように正確に符号化し再
生することが困難である。
【0003】既知のデジタル符号化技術では、”ウイン
ドウスイッチング”と呼ばれるプロセスを使用する。ウ
インドウは、対応する一連のサンプリングされた時間軸
信号を掛け算するために使用される一連の値である。一
般に、あるオーディオ信号では、長ウインドウに対抗す
るのが短ウインドウであり、長ウインドウで該オーディ
オ信号を符号化するためにはより少ないビットで済む。
しかしながら、攻撃にさらされるオーディオ信号の一部
ではこれは正しくはない。これらの部分では、符号化器
は長ウインドウから短ウインドウにスイッチされる。短
期間の攻撃は、自然と広帯域となる。攻撃のないとき
に、複数の長ウインドウがオーディオ信号の周波数表現
を符号化するために使用される。しかしながら、攻撃が
起きると、複数の短ウインドウが周波数表現の符号化の
ために使用される。一般に、長ウインドウは約20から
40ミリ秒のオーディオ信号の範囲にあり、短ウインド
ウは約2.5から5ミリ秒の範囲にある。
【0004】そのようなプロセスは、サンプリングされ
た時間軸信号の第一時間ブロックと第二時間ブロックの
間の全体のエネルギー差の測定に基づいて長ウインドウ
から短ウインドウにスイッチする符号化器を含んでい
る。この技術に関する問題は、低周波数エネルギーは短
ウインドウで符号化することになると言うことである。
例えば、10Hzの正弦波は180度毎にブロックスイ
ッチをトリガーする。こうして、符号化器は長ウインド
ウの使用で抽出されるのと同じくらいの冗長度を抽出し
ないので、符号化は効率的ではない。
【0005】米国特許5、285、498(以下498
特許という)で説明されている技術では、オーディオ信
号の知覚エントロピーの変化に基づいて長ウインドウか
ら短ウインドウにスイッチされる。ある長ウインドウで
は、知覚エントロピーが知覚モデルと長ウインドウの周
波数表現とに基づいている。498特許の図6は、その
ような技術を実現する方法を述べている。しかしなが
ら、この技術でさえ偽正と偽負に悩まされている。偽正
は、長ウインドウに対応するオーディオ信号の長ウイン
ドウ周波数応答と知覚モデルの周波数応答との間の相互
作用により生じる。偽負は、2つの攻撃が時間的に近い
とき生じる。
【0006】復号器が可聴歪み無しで攻撃を再生できる
ように攻撃を識別する符号化器を設計することが望まし
い。これは、攻撃を含まないオーディオ信号の一部に対
して複数の長ウインドウを使用する長所を提供する。
【0007】
【発明の概要】オーディオ信号の符号化方法を開示す
る。その方法は、第一の時間ブロックと第二の時間ブロ
ックにオーディオ信号の一部を分割することを含む。次
に、第一時間ブロック第一エネルギー値と第一時間ブロ
ック第二エネルギー値が計算される。第一時間ブロック
第一エネルギー値は、第一時間ブロックの第一周波数バ
ンド内のエネルギー量を表す。第一時間ブロック第二エ
ネルギー値は、第一時間ブロックの第二周波数バンド内
のエネルギー量を表す。次に、第二時間ブロック第一エ
ネルギー値と第二時間ブロック第二エネルギー値が計算
される。第二時間ブロック第一エネルギー値は、第二時
間ブロックの第一周波数バンド内のエネルギー量を表
す。第二時間ブロック第二エネルギー値は、第二時間ブ
ロックの第二周波数バンド内のエネルギー量を表す。次
に、該技術は、第二時間ブロック第一エネルギー値と第
二時間ブロック第二エネルギー値を比較し、また、第一
時間ブロックと第二時間ブロックを比較することにより
第二時間ブロック内で攻撃が起きたかどうかを判定す
る。
【0008】有利に該方法は、復号器が可聴歪みがほと
んど無く攻撃を再生でき、攻撃を含まないオーディオ信
号の一部に対して複数の長ウインドウを使用する長所を
提供するように攻撃を識別する。該方法の他の長所は、
添付図面と以下の説明から当業者には明らかになるであ
ろう。
【0009】
【発明の実施の形態】498特許は引用によりここに全
体として取り込まれる。また、S. M. DorwardとJ. D. J
ohnston による「マルチチャンネルオーディオ信号のた
めのノイズイメージング保護」と言う名称の1995年
1月31日に出願され、本願の譲受人に譲渡されている
米国特許出願も引用により全体としてここに組み込まれ
る。
【0010】図1は、前置プロセッサ104とプロセッ
サ106を具備するオーディオ符号化器を示している。
前置プロセッサ104は長ウインドウと短ウインドウの
いずれが使用されるかに関してプロセッサ106に知ら
せるように設計されている。
【0011】更に図1を参照して、前置プロセッサ10
4は、アナログ−デジタル変換器(A/D)108、変
形離散余弦変換器(MDCT)110、エネルギー計算
器112、メモリ114、比較器116を具備し、それ
らは図示のように接続されている。
【0012】図1を参照して、前置プロセッサが動作す
るプロセスを説明する。A/D108の入力はアナログ
信号である。出力は、そのアナログ信号の時間軸に関す
るデジタル表現である。デジタル表現は、48kHzで
生じるアナログ信号のサンプルである。1024個のサ
ンプルがオーディオ信号の22.67ミリ秒を表す。こ
うして、各22.67ミリ秒ごとに、1024個のサン
プルがMDCT110に入力される。MDCT110へ
の各1024個の新しいサンプル入力に対して、102
4個の周波数出力からなる1長ブロックと、各短ブロッ
クが128個の周波数出力からなる8短ブロックが計算
される。
【0013】図2を参照して、長ブロック内の新データ
は、点線1と2の間のデータにより表されている。長ウ
インドウ202は、1024個の周波数出力を計算する
ために使用される2048個の時間サンプルを示してい
る。同様に、時刻5と時刻6の間の新データは、短ウイ
ンドウ204を用いて最初の128個の周波数出力に対
する新データである。128個の周波数出力は、ウイン
ドウ204に対応する256個の値から計算される。
【0014】図1と2を参照して、エネルギー計算器1
12の動作を説明する。各エネルギー計算は、2つの成
分、即ち低成分と高成分とからなる。低成分と高成分の
間の分割線は3kHzであることが望ましい。短ウイン
ドウ206では、MDCTは128個の周波数出力を出
す。これらの128個の出力の各々は二乗される。最初
の16個の結果は、合計され、エネルギー計算の低成分
を提供する。残りの112個の結果は、合計され、エネ
ルギー計算の高成分を提供する。
【0015】図1と2を参照して、比較器116は以下
のように動作する。比較器は、短ウインドウ206に対
するエネルギー計算の低成分、短ウインドウ206に対
するエネルギーの高成分、及びメモリ114に前に格納
されている短ウインドウ208に対するエネルギー計算
の高成分をその入力に取る。比較器は、以下の2つの条
件に合致すれば短ブロック206で攻撃が起きたことを
示す。2つの条件とは、即ち、 1: 短ウインドウ206に対するエネルギー計算の高
成分が短ウインドウ208に対するエネルギー計算の高
成分より少なくとも5倍大きいことと、 2: 短ウインドウ206に対するエネルギー計算の高
成分が、短ウインドウ206に対するエネルギー計算の
低成分の少なくとも1/8であること。 これら両方の条件が満たされれば、比較器は、攻撃が短
ウインドウ206で生じたことを示す出力をライン11
8上に提供する。具体的には、該出力は、時間8と時間
9の間に攻撃が起きたことを示す。
【0016】再び図1を参照して、符号化プロセッサ1
06は、その入力として、デジタル表現、MDCTの出
力、及び比較器出力を取る。符号化プロセッサは、種々
の方法でこれらの入力を処理しウインドウスイッチング
を達成する。これらの入力が処理される方法に関して、
498特許のカラム13ライン56からカラム14のラ
イン29に記載されている。適当なウインドウスイッチ
ングが一旦決定されると、符号化が進行する。
【0017】図1と図2を参照して、短ウインドウ20
6と短ウインドウ208上で達成されるプロセスを説明
すると、同一のプロセスが付加的な時間ブロックの組に
適用される。付加的な時間ブロックの組は、短ウインド
ウ210、204、214、216、218、220、
222に対応する。短ウインドウ206と208にそれ
ぞれ対応する第一の時間ブロックと第二の時間ブロック
に加えて、付加的な時間ブロックの組は、長ウインドウ
202と時間に関して必須的に整列するN個の短ウイン
ドウであることに注意すべきである。付加的な時間ブロ
ックの組は、2つの短ウインドウの以下の組の中に配置
される。即ち、短ウインドウ206と216、短ウイン
ドウ216と218、短ウインドウ218と220、短
ウインドウ220と222である。2つの短ウインドウ
の組の各々は、オーディオ信号の異なる部分と考えられ
てもよい。オーディオ信号の各部は、第一の時間ブロッ
クと第二の時間ブロックに分割される。
【0018】図1と図2を参照して、2つの短ウインド
ウの上記の組に2番目に挙げられた短ウインドウは、な
んであれ、攻撃が識別されるウインドウである。各組で
最初に挙げられたウインドウは、”第一ウインドウ”と
呼ばれ、各組で2番目に挙げられたウインドウは、”第
二ウインドウ”と呼ばれる。2つの短ウインドウのこれ
らの組の各々に対して、128個の周波数出力の組が各
第一ウインドウと各第二ウインドウに対して計算され
る。次に、エネルギー計算機112は、第一ウインドウ
と第二ウインドウに対する低成分と高成分を計算し/使
用する。句「計算し/使用する」とは、短ウインドウ2
20と関連するエネルギーに対する高成分と低成分が2
つの短ウインドウ218と220の組に対して計算され
るので、2つの短ウインドウ220と222の組に対し
て再び「計算される」必要がないので、「計算する」と
対抗するように使用されている。代わりに、エネルギー
値が単に再使用されてもよい。比較器は、その入力とし
て、メモリ116に前もって格納されている第一ウイン
ドウに対するエネルギー計算の高成分と第二ウインドウ
に対するエネルギー計算の高成分と低成分とを取り、上
記の方法を使用することにより、攻撃が第二ウインドウ
内で起きたかどうかを示す。こうして、例えば、第一ウ
インドウが短ウインドウ220で、第二ウインドウが短
ウインドウ222ならば、また、比較器が攻撃が起きた
ことを示せば、時刻12と時刻13の間に攻撃が起きた
ことを示している。次に符号化プロセッサ106は、適
当な入力を取り、適当なウィンドウスイッチングを決定
し、その後符号化が進行する。
【0019】MDCT110の1024個の出力解析が
MDCT110の後続の1024個の出力に衝撃を与え
ることを可能とする。2つのウインドウ218と220
の組と短ウインドウ220と222の組とに基づいてM
DCT110からの1024個の出力の後続の組の処理
を説明する。2つの短ブロック218と220の組及び
/あるいは2つの短ブロック220の組が後続のMDC
T出力に衝撃を与える2つの例がある。これらを説明す
る。
【0020】最初に、2つのウインドウ220と222
の組に関して、短ウインドウ222で(即ち時刻12と
時刻13の間に)起きたとすれば、2つの指示がなされ
る。先ず、比較器116は、短ウインドウ222が存在
する長ブロックに対応するMDCTの1024個の出力
が、上記のように、短ウインドウで符号化されるべきで
あることを示す。次に、MDCTの次の1024個の出
力が短ウインドウで符号化される。
【0021】2番目に、2つのウインドウ218と22
0の組に関して、短ウインドウ220で(即ち時刻11
と12の間に)攻撃が起きたならば、1つの指示がなさ
れ、他の指示がなされてもよい。先ず、比較器は、上記
のように、短ウインドウ220が置かれている長ブロッ
クに対応するMDCTの1024個の出力が短ウインド
ウで符号化されるべきことを示す。また、短ウインドウ
220で起きる攻撃が”強い攻撃”ならば、MDCTの
次の1024個の出力が短ウインドウで符号化される。
強い攻撃は、例えば、ΔEH (Hの範囲:218から22
0まで)がΔEH(Hの範囲:216から218まで)より大
きければ起きると考えられる。ここで、ΔEH (Hの範
囲:小さいウインドウXから小さいウインドウYまで)は、
小さいウインドウXから小さいウインドウYまでのエネ
ルギー計算の高成分の変化を表す。
【0022】こうして、MDCT110からのある10
24個の出力に対する短ウインドウ解析に基づいてオー
ディオ信号を符号化するための技術を説明した。しかし
ながら、符号化されるべきであるほとんどのオーディオ
信号のデジタル表現は1024個のサンプルより長い。
こうして、長ウインドウ202と時間的に必然的に整列
するN個の短ウインドウの組(即ち、短ウインドウ21
0、204、214、208、206、216、21
8、220、222)を処理する方法と、2つのウイン
ドウ218/220と220/222の組の処理がMD
CTの後続の出力にどのように衝撃を与えるかを説明し
たが、ほとんどのオーディオ信号はウインドウ202よ
り時間的に長く、N個の短ウインドウの組に対して説明
したプロセスがオーディオ信号に対応するN個の短ウイ
ンドウの各組に対して繰り返されなければならないとい
ことは当業者には明らかであろう。
【0023】本発明を符号化器の環境で説明した。しか
しながら、上記発明になされてもよい多くの変形を当業
者は実現するであろう。例えば、その技術は、時間軸信
号上で(即ち、周波数表現に変換されることなく)使用
されてもよい。また、本発明は、マルチチャンネル(例
えば、5チャンネル)符号化システムにおいて使用され
てもよい。そのような状況では、5チャンネルの各々に
対して上記技術が使用される。他に、左チャネル信号と
右チャンネル信号のようなステレオ対に対して、左チャ
ンネル信号と右チャンネル信号の両方に対する計算され
たエネルギー、左チャンネル信号と右チャンネル信号に
関して短ウインドウあるいは長ウインドウを使用すべき
かを決定する目的のため加算され、1つのチャンネルと
して扱われてもよい。加えて、本発明は、デジタル格納
媒体(例えば、コンパクトディスク、CD−ROM、デ
ジタルオーディオテープ等)を製造するために使用され
てもよい。更に、本発明は、記録環境よりもむしろ送信
環境(例えばデジタルオーディオ放送)で使用されても
よい。こうして、本発明は、添付の特許請求の範囲によ
り定義される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオーディオ符号化器のブロックダ
イアグラムである。
【図2】オーディオ信号を符号化するためのウインドウ
スイッチング技術で使用される短ウインドウと長ウイン
ドウの組の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
102 オーディオ符号化器 104 前置プロセッサ 106 符号化プロセッサ 108 A/D変換器 110 変形離散余弦変換器 112 エネルギー計算器 114 メモリ 116 比較器 118 攻撃発生を示す出力線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームス ディヴィッド ジョンストン アメリカ合衆国 07059 ニュージャーシ ィ,ウォーレン,ヴァレー ヴュー ロー ド 8

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ信号の一部を符号化する方法
    であって、 (a)第一の時間ブロックと第二の時間ブロックにオー
    ディオ信号の一部を分割することと、 (b)第一時間ブロック第一エネルギー値と第一時間ブ
    ロック第二エネルギー値を計算することと、ここで、第
    一時間ブロック第一エネルギー値は、第一時間ブロック
    の第一周波数バンド内のエネルギー量を表し、第一時間
    ブロック第二エネルギー値は、第一時間ブロックの第二
    周波数バンド内のエネルギー量を表し、 (c)第二時間ブロック第一エネルギー値と第二時間ブ
    ロック第二エネルギー値を計算することと、第二時間ブ
    ロック第一エネルギー値は、第二時間ブロックの第一周
    波数バンド内のエネルギー量を表し、第二時間ブロック
    第二エネルギー値は、第二時間ブロックの第二周波数バ
    ンド内のエネルギー量を表し、 (d)第二時間ブロック第一エネルギー値と第二時間ブ
    ロック第二エネルギー値を比較と、また、第一時間ブロ
    ックと第二時間ブロックの比較とに基づいて、第二時間
    ブロック内で攻撃が起きたかどうかを判定することとを
    具備する方法。
  2. 【請求項2】 第一時間ブロック第一エネルギー値と第
    一時間ブロック第二エネルギー値を計算するステップ
    は、 (a)第一時間ブロック周波数表現を発生し、 (b)前記第一時間ブロック周波数表現を第一時間ブロ
    ックの第一周波数バンドと第一時間ブロックの第二周波
    数バンドに分割することと、 (c)第一時間ブロックの第一周波数バンドと第一時間
    ブロックの第二周波数バンドとに基づいて第一時間ブロ
    ック第一エネルギー値と第一時間ブロック第二エネルギ
    ー値を発生することとを具備する請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 第二時間ブロック第一エネルギー値と第
    二時間ブロック第二エネルギー値を計算するステップ
    は、 (a)第二時間ブロック周波数表現を発生し、 (b)前記第二時間ブロック周波数表現を第二時間ブロ
    ックの第一周波数バンドと第二時間ブロックの第二周波
    数バンドに分割することと、 (c)第二時間ブロックの第一周波数バンドと第二時間
    ブロックの第二周波数バンドとに基づいて第二時間ブロ
    ック第一エネルギー値と第二時間ブロック第二エネルギ
    ー値を発生することとを具備する請求項2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第一時間ブロックと第二時間ブロッ
    クの比較は、第二時間ブロック第二エネルギー値と第一
    時間ブロック第二エネルギー値との比較である請求項3
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 (a)攻撃が起きたどうかを示す信号を
    出力することと、 (b)信号に基づいて第一長さウインドウから第二長さ
    ウインドウにスイッチングすることと、 (c)第二長さウインドウで第二時間ブロックを表す信
    号を符号化することとを更に具備する請求項4に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 第一長さウインドウは、第二長さウイン
    ドウより長く、第一時間ブロック第一エネルギー値は、
    低成分エネルギー値であり、第一時間ブロック第二エネ
    ルギー値は高成分エネルギー値であり、前記第二時間ブ
    ロック第一エネルギー値は、低成分エネルギー値であ
    り、前記第二時間ブロック第二エネルギー値は、高成分
    エネルギー値であり、高成分エネルギー値は低成分エネ
    ルギー値より高いバンドの周波数を表す請求項5に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 前記低成分エネルギー値は約0Hzから
    約3kHzの周波数バンドを表し、前記高成分エネルギ
    ー値は約3kHzから約20kHzまでの周波数バンド
    を表す請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記オーディオ信号は、3番目の時間ブ
    ロックと、4番目の時間ブロック、...、(N−2)
    番目の時間ブロック、(N−1)番目の時間ブロック、
    N番目の時間ブロックからなる付加的時間ブロックの組
    に分割され、該付加的時間ブロックの組は、前記2番目
    の時間ブロックと3番目の時間ブロック、3番目の時間
    ブロックと4番目の時間ブロック、...、(N−2)
    番目の時間ブロックと(N−1)番目の時間ブロック、
    (N−1)番目の時間ブロックとN番目の時間ブロック
    の時間ブロック対にグループ化され、前記方法は、ステ
    ップ(a)から(c)を繰り返すことを更に具備し、時
    間ブロックの対の組の1番目に記載された時間ブロック
    と時間ブロック対のその組の2番目に記載された時間ブ
    ロックは第一時間ブロックと第二時間ブロックとしてそ
    れぞれ扱われる請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記オーディオ信号はN個の時間ブロッ
    クの複数の付加的な組からなり、前記方法は、更に、該
    N個の時間ブロックの複数の付加的な組のN個の時間ブ
    ロックの各他の組に対して、 (a)N個の時間ブロックの他の組の第一時間ブロック
    と第二時間ブロックに対して請求項1に記載のステップ
    (a)から(c)までを繰り返すことと、 (b)N個の時間ブロックの他の組からの、3番目の時
    間ブロックと、4番目の時間ブロック、...、(N−
    2)番目の時間ブロック、(N−1)番目の時間ブロッ
    ク、N番目の時間ブロックからなる付加的時間ブロック
    の組を、前記2番目の時間ブロックと3番目の時間ブロ
    ック、3番目の時間ブロックと4番目の時間ブロッ
    ク、...、(N−2)番目の時間ブロックと(N−
    1)番目の時間ブロック、(N−1)番目の時間ブロッ
    クとN番目の時間ブロックの時間ブロック対にグループ
    化することと、 (c)時間ブロックの対の組の各々に対して、請求項1
    に記載のステップ(a)から(c)を繰り返すこととを
    更に具備し、時間ブロックの対の組の1番目に記載され
    た時間ブロックと時間ブロック対の該組の2番目に記載
    された時間ブロックは第一時間ブロックと第二時間ブロ
    ックとしてそれぞれ扱われる請求項8に記載の方法。
JP01473496A 1995-01-31 1996-01-31 オーディオ信号の一部を符号化する方法 Expired - Lifetime JP3276835B2 (ja)

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US08/381376 1995-01-31
US08/381,376 US5701389A (en) 1995-01-31 1995-01-31 Window switching based on interblock and intrablock frequency band energy

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