JPH08255666A - 避雷器劣化監視装置 - Google Patents

避雷器劣化監視装置

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JPH08255666A
JPH08255666A JP7057502A JP5750295A JPH08255666A JP H08255666 A JPH08255666 A JP H08255666A JP 7057502 A JP7057502 A JP 7057502A JP 5750295 A JP5750295 A JP 5750295A JP H08255666 A JPH08255666 A JP H08255666A
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JP
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ratio
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JP7057502A
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English (en)
Inventor
Munechika Saito
宗敬 斉藤
Hideto Oki
秀人 大木
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 避雷器劣化監視装置において、直流バイアス
電流が変動しても、正確に避雷器の劣化を監視できるよ
うにする。 【構成】 センサ2からは避雷器1の漏れ電流と直流バ
イアス電流が重畳した光信号が出力され、光ファイバ4
により監視部3へ伝送される。避雷器の劣化が進展した
場合、漏れ電流の第3調波成分は増加するが、全漏れ電
流は避雷器の劣化に関係なくほぼ一定値を保つ。演算手
段16は第3調波成分Vr3と交流基本波成分Vmの比
をとる。これにより、光ファイバの伝送ロスの影響がキ
ャンセルされる。判定手段19はこの比が所定値を超え
たとき、避雷器に劣化が生じたと判定する。サージ電流
成分と直流バイアス電流成分についても、同様に測定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、避雷器の劣化を監視す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、避雷器の劣化を監視する装置とし
ては、種々のものが提案されている。最近提案されたも
のとしては、図7に示すセンサがある。図7において、
避雷器1と接地間に接続された変流器CTの2次側にセ
ンサ2が接続される。センサ2には、直流カット用コン
デンサCを介して発光ダイオードLEDが接続される。
また、発光ダイオードLEDには、電池5から、抵抗R
1を介して直流バイアス電流が供給される。
【0003】図7の回路の動作について説明すると、避
雷器1から接地に向かって流れる漏れ電流が変流器CT
により検出される。変流器CTの2次側から得られる漏
れ電流成分は微小電流である。発光ダイオードLED
は、微小電流に対して高いインピーダンスを示す。これ
に対して、電池5から発光ダイオードLEDに直流バイ
アス電流を流すことにより発光ダイオードLEDのイン
ピーダンス値を低くし、微小電流を流れやすくする。
【0004】発光ダイオードLEDは、漏れ電流成分と
直流バイアス電流が重畳された電流を光信号に変換す
る。その光信号は、光ファイバ4により、図示しない監
視部に伝送される。光ファイバ4は、センサ2と監視部
との間を絶縁する。監視部では、光信号を電圧信号に変
換し、この電圧信号から漏れ電流成分と直流バイアス電
流成分を分離して取り出す。そして、漏れ電流成分と直
流バイアス電流成分の比を演算し、その結果により避雷
器に劣化が発生したか否かを判定する。
【0005】ここで、漏れ電流成分と直流バイアス電流
成分の比を演算する理由について説明する。漏れ電流
は、避雷器の劣化の進展によりその値を増加する成分を
有する。また、漏れ電流成分は、光ファイバ4により伝
送される際、伝送ロスにより減衰を受ける。これに対
し、直流バイアス電流は一定値であり、直流バイアス電
流成分は伝送ロスによる減衰を受ける。したがって、漏
れ電流成分と直流バイアス電流成分との比をとることに
より、伝送ロスによる影響がキャンセルできる。
【0006】また、図7のセンサ2に、サージ電流を同
時に測定する回路を追加する方式も提案されている。こ
の方式においても、監視部においては、漏れ電流成分又
はサージ電流成分との比をとって、伝送ロスによる影響
をキャンセルする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の避
雷器劣化監視装置においては、センサの直流バイアス電
流が常に一定であるという前提で漏れ電流を測定してい
る。したがって、電池5に異常が発生して電池電圧が低
下した場合、漏れ電流又はサージ電流を正確に測定する
ことができなくなる。このため、出力電圧が変動し易い
太陽電池などを直流バイアス電流用電源として使用する
ことができない。
【0008】本発明は、避雷器に流れる電流に相当する
電流と直流バイアス電流を半導体発光素子に重畳して流
すセンサを有する避雷器劣化監視装置において、直流バ
イアス電流が変動しても、正確に避雷器の劣化を監視す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、避雷器に流れる電流に相当する電流と直流
バイアス電流を半導体発光素子に重畳して流す手段と、
前記半導体発光素子の出力する光信号を伝送する光ファ
イバと、伝送された光信号を電圧信号に変換する手段
と、前記電圧信号から交流基本波成分又は全漏れ電流成
分を取り出すフィルタ手段と、前記電圧信号から第3調
波成分を取り出すフィルタ手段と、前記第3調波成分と
前記交流基本波成分の比を演算する手段とから避雷器劣
化監視装置を構成する。
【0010】本発明は、上記手段に加えて、前記電圧信
号から、サージ電流成分を取り出すフィルタ手段と、前
記サージ電流成分と前記交流基本波成分又は全漏れ電流
成分の比を演算する手段とを設けることができる。本発
明は更に、上記手段に加えて、前記電圧信号から、直流
バイアス電流成分を取り出すフィルタ手段と、前記直流
バイアス電流成分と前記交流基本波成分又は全漏れ電流
成分の比を演算する手段とを設けることができる。
【0011】
【作用】漏れ電流成分とサージ電流成分は、直流バイア
ス電流と共に半導体発光素子に流れる。この直流バイア
ス電流は、半導体発光素子のインピーダンスを低下させ
て微小電流の漏れ電流成分を流れやすくする。半導体発
光素子の光信号は光ファイバにより伝送され、光−電変
換手段により電圧信号に変換される。
【0012】この電圧信号から、フィルタにより、交流
基本波成分又は全漏れ電流成分と第3調波成分が取り出
される。これら各成分の内、漏れ電流の第3調波成分は
避雷器の劣化の進展に伴って増加するが、漏れ電流の交
流基本波成分又は全漏れ電流は避雷器の劣化に関係なく
ほぼ一定値を保つ。また、これらの各成分は、光信号が
光ファイバ中を伝送されるとき、伝送ロスにより同様に
減衰を受ける。
【0013】したがって、演算手段によって第3調波成
分と交流基本波成分又は全漏れ電流成分の比をとること
により、伝送ロスの影響がキャンセルされ、第3調波成
分を正確に把握することができる。また、直流バイアス
電流成分を基準とせずに第3調波成分を測定できるか
ら、直流バイアス電流が変動してもその影響を受けな
い。
【0014】この比は、避雷器の劣化の程度を表すか
ら、この比に基づいて避雷器の劣化の程度を判定するこ
とができる。また、この比を用いて第3調波電流値を計
算することができ、この電流値に基づいて避雷器の劣化
の程度を判定できる。また、サージ電流成分について
も、同様に、交流基本波成分又は全漏れ電流成分との比
をとることにより、伝送ロスの影響及び直流バイアス電
流の変動の影響をキャンセルできる。また、この比を用
いてサージ電流値を計算することができる。
【0015】さらに、直流バイアス電流成分について
も、同様に、交流基本波成分又は全漏れ電流成分との比
をとることにより、伝送ロスの影響及び直流バイアス電
流の変動の影響をキャンセルできる。そして、この比が
一定の範囲内にあれば、半導体発光素子に一定の直流バ
イアス電流が供給されていると判定することができる。
また、この比を用いて、直流バイアス電流値を計算する
ことができる。
【0016】
【実施例】本発明の実施例について図を用いて説明す
る。図1は、監視装置の全体回路図を示す。図1におい
て、1は避雷器、CTは避雷器1と接地間に接続された
変流器、2は変流器CTの2次側に接続されたセンサ、
3はセンサ2からの出力信号に基づいて、避雷器1の劣
化の判定などを行う監視部、4はセンサ2が出力した光
信号を伝送する光ファイバである。この光ファイバ4
は、センサ2と監視部3との間を電気的に絶縁する。
【0017】センサ2としては、避雷器の漏れ電流に相
当する電流と直流バイアス電流を半導体発光素子に重畳
して流し、半導体発光素子の出力の光信号を光ファイバ
で伝送する形式のものを使用する。本実施例で使用する
センサを図2に示す。図2において、避雷器1と接地間
に接続された変流器CTの2次側にセンサ2が接続され
る。このセンサ2では、サージ阻止用コイルL1,L2
と直流カット用コンデンサCを介して発光ダイオードL
EDが接続される。
【0018】また、変流器CTの2次側に全波整流器D
1が接続される。全波整流器D1の直流出力側には、出
力電流を分流するための2つの抵抗R2,R3が接続さ
れ、一方の抵抗R3は全波整流器D1の直流出力に並列
に接続され、他方の抵抗R2はダイオードD2を介して
発光ダイオードLEDに接続される。また、発光ダイオ
ードLEDには、電池5から、抵抗R1を介して直流バ
イアス電流が供給されている。この電池5としては、通
常の電池又は太陽電池などが使用される。また、電池に
変えて交流を整流して得た直流電源を使用することもで
きる。
【0019】発光ダイオードLEDはそこに流れる電流
を光信号に変換する。この光信号は光ファイバ4によ
り、監視部3に伝送される。監視部3の詳細は図1に示
されている。監視部3において、11は光ファイバ4に
より伝送されてきた光信号を電圧信号に変換する光−電
変換器であり、例えば、フォトダイオードが使用され
る。この電圧信号波形を図3に示す。図3において、V
dcは直流バイアス電流成分を表し、Vtは全漏れ電流
成分を表し、Vsはサージ電流成分を表す。
【0020】光−電変換器11の出力側には、バンドパ
スフィルタ12,13、ハイパスフィルタ14、ローパ
スフィルタ15が接続される。フィルタ12は50Hz
の基本波成分を取り出し、フィルタ13は第3調波成分
を取り出し、フィルタ14は1MHz程度のサージ成分
を取り出し、フィルタ15は直流成分を取り出す。な
お、フィルタ12は、全漏れ電流成分を取り出すように
することもできる。
【0021】16は、フィルタ12の出力の基本波成分
とフィルタ13の出力の第3調波成分との比を演算する
演算手段、17は、フィルタ12の出力の基本波成分と
フィルタ14のサージ成分との比を演算する演算手段、
18は、フィルタ12の出力の基本波成分とフィルタ1
5の直流成分との比を演算する演算手段である。次に、
図1及び図2の回路の動作について説明する。
【0022】始めに、避雷器1の特性について説明す
る。酸化亜鉛型避雷器の等価回路は図4に示すようにコ
ンデンサCaと非線形抵抗Raが並列接続されたもので
表すことができる。避雷器1の全漏れ電流Itは、コン
デンサ分の電流Icと抵抗分の電流Irの合計となる。
また、その電流波形は、図5に示すように、コンデンサ
分の電流Icは50Hzの基本波成分からなり、抵抗分
の電流Irは第3調波成分を多く含んだものとなる。
【0023】避雷器の劣化の進展に伴う各電流成分の変
化を図6に示す。コンデンサ分の電流Icは避雷器の劣
化と関係なく一定値を保つ。抵抗分の電流Ir及びその
第3調波分の電流Ir3は避雷器の劣化の進展と共に増
加していく。また、コンデンサ分の電流Icは抵抗分の
電流Irに比べて大きいので、避雷器の全漏れ電流It
は、避雷器の劣化の進展と関係なくほぼ一定値を保つ。
【0024】図2の回路の動作について説明する。避雷
器1から接地に向かって流れる漏れ電流及びサージ電流
は、変流器CTにより検出される。変流器CTの2次電
流の内、漏れ電流成分は、50Hzの周波数を有し、か
つ10μA程度の微小電流である。また、サージ電流成
分は、1MHz程度の周波数を有し、かつ10kA程度
の大電流である。
【0025】発光ダイオードLEDは、微小電流に対し
て100kΩ程度の高いインピーダンスを示す。これに
対して、電池5から発光ダイオードLEDに直流バイア
ス電流を流すことにより発光ダイオードLEDのインピ
ーダンス値を低くし、微小電流を流れやすくする。変流
器CTの2次電流の内、漏れ電流成分は、サージ阻止用
コイルL1−コンデンサC−発光ダイオードLED−サ
ージ阻止用コイルL2の経路を通って流れる。なお、そ
の他の経路には、抵抗R1,R2,R3が存在するた
め、殆ど流れない。
【0026】変流器CTの2次電流の内、サージ電流成
分は、サージ阻止用コイルL1,L2が挿入されている
経路には流れず、全波整流器D1から、抵抗R3の経路
と、抵抗R2−ダイオードD2−発光ダイオードLED
−サージ阻止用コイルL2の経路を流れる。発光ダイオ
ードLEDには、抵抗R2と抵抗R3との分流作用によ
り、抑制された値のサージ電流成分が流れる。
【0027】発光ダイオードLEDは、そこに流れる電
流を光信号に変換する。その光信号は、光ファイバ4に
より、図1に示す監視部3に伝送される。図1の監視部
3では、光信号が光−電変換器11により電圧信号に変
換される。フィルタ12は、電圧信号から50Hzの基
本波成分Vmを取り出す。この基本波成分Vmのもとと
なるコンデンサ分の電流Icは、避雷器の劣化に関係な
く一定値を保つが、基本波成分Vmは光ファイバ4など
の伝送ロスによる影響を受けている。なお、フィルタ1
2が全漏れ電流成分を取り出す場合があるが、この全漏
れ電流も、基本波成分と同様に、避雷器の劣化と関係な
くほぼ一定に保たれ伝送ロスの影響を受けるという性質
を有している。
【0028】フィルタ13は、電圧信号から基本波成分
の3倍の周波数成分を通過させることにより、第3調波
成分Vr3を取り出す。この第3調波成分Vr3は、前
述のように避雷器1の劣化の進展に伴って増加する。フ
ィルタ14は、電圧信号から1MHzの周波数成分を通
過させることにより、サージ電流成分Vsを取り出す。
フィルタ15は、電圧信号から直流成分を通過させるこ
とにより、直流バイアス電流成分Vdcを取り出す。
【0029】演算手段16は、フィルタ12,13の出
力を用いて、第3調波成分と基本波成分の比Vr3/V
mを演算してその値を出力する。ここで、両成分Vr3
とVmは、共に伝送路中で同様の減衰を受けるから、こ
の比をとることによって、伝送路による影響がキャンセ
ルされる。この比Vr3/Vmは、避雷器の劣化の程度
を表すものであるから、この比に基づいて避雷器の劣化
の程度を判定することができる。なお、必要に応じて、
警報を発するようにすることもできる。
【0030】また、この比に全漏れ電流Itをかけて、
(Vr3/Vm)×Itとすることにより、避雷器1の
第3調波の電流値を計算することができる。この第3調
波の電流値に基づいて避雷器の劣化の程度を判定するこ
ともできる。演算手段17は、フィルタ12,14の出
力を用いて、サージ電流成分と基本波成分の比Vs/V
mを演算し、その値を出力する。この比をとることによ
って、伝送路による影響がキャンセルされる。また、こ
の比に全漏れ電流Itをかけて、(Vs/Vm)×It
とすることにより、避雷器1に流れるサージ電流値を計
算することができる。
【0031】この比又はサージ電流値に基づいて避雷器
にサージ電流が流れたことを判定することができる。ま
た、必要に応じて警報を発するようにすることもでき
る。演算手段18は、フィルタ12,15の出力を用い
て、直流バイアス電流成分と基本波成分の比Vdc/V
mを演算し、その値を出力する。この比をとることによ
って伝送路による影響がキャンセルされる。また、この
比に全漏れ電流Itをかけて、(Vdc/Vm)×It
とすることにより、センサ2における直流バイアス電流
値を計算することができる。
【0032】この比又は直流バイアス電流値が一定の範
囲から外れた場合、直流バイアス電流を流す電池5が十
分な電圧を発生していないか、又は電池5に異常が発生
したと判定することができる。また、直流バイアス電流
の変動により警報を発することもできる。なお、直流バ
イアス電流の低下が著しい場合には、半導体発光素子の
インピーダンスが十分に低くならないため漏れ電流成分
が実際の漏れ電流値を正確に反映しなくなる。これに対
し、直流バイアス電流成分を監視することにより、漏れ
電流成分が実際の漏れ電流値を正確に反映していないと
いうことを認識することもできる。
【0033】以上説明したように、本実施例によれば、
直流バイアス電流に変動があっても、避雷器の劣化の程
度及び避雷器にサージ電流が流れたことを正確に監視す
ることができる。したがって、センサ2の直流バイアス
電流用電源として、太陽電池のように、出力電圧が変動
する電池を使用することが可能となる。なお、本発明で
使用するセンサは、図1のセンサに限定されるものでは
ない。例えば、前述の図7に示すセンサを使用すること
ができる。この場合、サージ電流成分の信号はセンサ2
から出力されないのであるから、図1の監視部3におい
ては、サージ電流成分Vsを取り出すフィルタ14、演
算手段17は省略される。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、避雷器に流れる電流に
相当する電流と直流バイアス電流を半導体発光素子に重
畳して流すセンサを有する避雷器劣化監視装置におい
て、直流バイアス電流が変動しても、正確に避雷器の劣
化を監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路図。
【図2】図1におけるセンサの詳細を示す回路図。
【図3】図2のセンサの出力する光信号の波形図。
【図4】避雷器の等価回路図。
【図5】避雷器の漏れ電流の波形図。
【図6】避雷器の劣化の進展と漏れ電流の関係を示すグ
ラフ。
【図7】従来の監視装置のセンサを示す回路図。
【符号の説明】
1…避雷器 2…センサ 3…監視部 4…光ファイバ 5…電池 11…光−電変換器 12,13,14,15…フィルタ 16,17,18…演算手段 CT…変流器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 避雷器に流れる電流に相当する電流と直
    流バイアス電流を半導体発光素子に重畳して流す手段
    と、前記半導体発光素子の出力する光信号を伝送する光
    ファイバと、伝送された光信号を電圧信号に変換する手
    段と、前記電圧信号から、交流基本波成分又は全漏れ電
    流成分を取り出すフィルタ手段と、前記電圧信号から、
    第3調波成分を取り出すフィルタ手段と、前記第3調波
    成分と前記交流基本波成分又は全漏れ電流成分の比を演
    算する手段とを具備することを特徴とする避雷器劣化監
    視装置。
  2. 【請求項2】 前記電圧信号から、サージ電流成分を取
    り出すフィルタ手段と、前記サージ電流成分と前記交流
    基本波成分又は全漏れ電流成分の比を演算する手段とを
    具備することを特徴とする請求項1記載の避雷器劣化監
    視装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧信号から、直流バイアス電流成
    分を取り出すフィルタ手段と、前記直流バイアス電流成
    分と前記交流基本波成分又は全漏れ電流成分の比を演算
    する手段とを具備することを特徴とする請求項1又は2
    記載の避雷器劣化監視装置。
JP7057502A 1995-03-16 1995-03-16 避雷器劣化監視装置 Pending JPH08255666A (ja)

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Cited By (5)

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