JPH08252271A - 多目的に使用できる歯科用陶材 - Google Patents
多目的に使用できる歯科用陶材Info
- Publication number
- JPH08252271A JPH08252271A JP9411595A JP9411595A JPH08252271A JP H08252271 A JPH08252271 A JP H08252271A JP 9411595 A JP9411595 A JP 9411595A JP 9411595 A JP9411595 A JP 9411595A JP H08252271 A JPH08252271 A JP H08252271A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- porcelain
- metal
- firing
- dental
- gold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】一種類の歯科用陶材で多目的の歯科修復物を作
製するもので、それらは金属焼付ポーセレンクラウンブ
リッジ、オールセラミックブリッジ、ジャケットクラウ
ン、インレー、オンレー、義歯用人工歯等である。この
ことによって操作性を簡便にし、誤操作による焼成時の
陶材の破折を防ぎ、また、準備しなければならない陶材
の種類の数を極端に減少せしめ経済性を向上させる。 【構成】焼成温度と熱膨張率と色調が統一された一種類
の歯科用陶材で、基本的にオペーク陶材、デンティン陶
材、エナメル陶材、透明色陶材等から構成されている。
製するもので、それらは金属焼付ポーセレンクラウンブ
リッジ、オールセラミックブリッジ、ジャケットクラウ
ン、インレー、オンレー、義歯用人工歯等である。この
ことによって操作性を簡便にし、誤操作による焼成時の
陶材の破折を防ぎ、また、準備しなければならない陶材
の種類の数を極端に減少せしめ経済性を向上させる。 【構成】焼成温度と熱膨張率と色調が統一された一種類
の歯科用陶材で、基本的にオペーク陶材、デンティン陶
材、エナメル陶材、透明色陶材等から構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は一種類の陶材で歯科修
復物である金属焼付ポーセレンクラウン、ブリッジ、オ
ールセラミックブリッジ、インレー、オンレー、ジャケ
ットクラウン、ラミネートベニア、義歯用人工歯等を作
製するための歯科用陶材である。
復物である金属焼付ポーセレンクラウン、ブリッジ、オ
ールセラミックブリッジ、インレー、オンレー、ジャケ
ットクラウン、ラミネートベニア、義歯用人工歯等を作
製するための歯科用陶材である。
【０００２】
【従来の技術】従来のものは、それぞれの目的によって
陶材の種類があり、金属に焼付けるための陶材は熱膨張
率が大きく、陶材単独で使用する、ジャケットクラウン
やインレーオンレー、ラミネートベニア、オールセラミ
ックブリッジ用や義歯人工歯製作用陶材は、熱膨張率が
小さい。また焼成温度もまちまちである。さらに色調も
各々違い、全く陶材間の互換性がない。 （１）そのために各々の目的によって違った陶材を準備
せねばならず、一本の歯を作るために陶材はオペーク陶
材、デンテイン陶材、エナメル陶材、透明色陶材の４種
類が必要であり、また患者の違った歯の色調に合わせる
ために１６色もの色調のものがそれぞれに必要である。
となると、一種類の陶材でも約６４色の陶材が必要とな
る。これの目的数による倍数であるので最終的に膨大な
数の陶材が必要となる。これらをすべて準備せねばなら
ず大変なコスト高になる。 （２）また各々に焼成温度が違っているため、その都度
温度を変えて焼成せねばならず、使用上大変煩雑であ
る。 （３）また技工を行う際は、これらの臨床ケースが混在
して同時に作業を進めていくため、陶材を取り間違え
て、焼成後ヒビが入り失敗してしまうケースが大変多
い。
陶材の種類があり、金属に焼付けるための陶材は熱膨張
率が大きく、陶材単独で使用する、ジャケットクラウン
やインレーオンレー、ラミネートベニア、オールセラミ
ックブリッジ用や義歯人工歯製作用陶材は、熱膨張率が
小さい。また焼成温度もまちまちである。さらに色調も
各々違い、全く陶材間の互換性がない。 （１）そのために各々の目的によって違った陶材を準備
せねばならず、一本の歯を作るために陶材はオペーク陶
材、デンテイン陶材、エナメル陶材、透明色陶材の４種
類が必要であり、また患者の違った歯の色調に合わせる
ために１６色もの色調のものがそれぞれに必要である。
となると、一種類の陶材でも約６４色の陶材が必要とな
る。これの目的数による倍数であるので最終的に膨大な
数の陶材が必要となる。これらをすべて準備せねばなら
ず大変なコスト高になる。 （２）また各々に焼成温度が違っているため、その都度
温度を変えて焼成せねばならず、使用上大変煩雑であ
る。 （３）また技工を行う際は、これらの臨床ケースが混在
して同時に作業を進めていくため、陶材を取り間違え
て、焼成後ヒビが入り失敗してしまうケースが大変多
い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解決するために、一種類の陶材ですべての目的
の歯科修復物ができないかと研究を重ねた。
問題点を解決するために、一種類の陶材ですべての目的
の歯科修復物ができないかと研究を重ねた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】その結果、金属に焼付け
ることのできる比較的熱膨張率の大きい陶材で、他の目
的である、オールセラミックブリッジ、ジャケットクラ
ウン、インレーオンレー、ラミネートベニア、義歯用人
工歯の製作をし目的を達成することができた。
ることのできる比較的熱膨張率の大きい陶材で、他の目
的である、オールセラミックブリッジ、ジャケットクラ
ウン、インレーオンレー、ラミネートベニア、義歯用人
工歯の製作をし目的を達成することができた。
【０００５】
【発明の効果】したがってこの発明のもたらす利益とし
ては （１）準備しなければならない陶材の数が１／５〜１／
６となり、ストックコストを下げることができ、経済的
である。 （２）焼成温度が同一なので、使用上簡便であり、一段
と生産性が向上する。 （３）熱膨張率が同一なので、焼成時の破折などが起り
得ない。
ては （１）準備しなければならない陶材の数が１／５〜１／
６となり、ストックコストを下げることができ、経済的
である。 （２）焼成温度が同一なので、使用上簡便であり、一段
と生産性が向上する。 （３）熱膨張率が同一なので、焼成時の破折などが起り
得ない。
【図１】金属焼付ポーセレンクラウンの断面図である。
【図２】ジャケットクラウンの断面図である。
【図３】ラミネートベニアの断面図である。
【図４】インレーの平面図である。
【図５】オンレーの平面図である。
１．ポーセレン（陶材） ２．金属 ３．歯牙 ４．ジャケットクラウン（陶材） ５．歯牙 ６．ラミネートベニア ７．歯牙 ８．インレー（陶材） ９．歯牙 １０．オンレー（陶材） １１．歯牙
Claims (2)
- 【請求項１】一種類の陶材で、歯科修復物である、金属
焼付ポーセレンクラウン、ブリッジ、オールセラミック
ブリッジ、インレー、オンレー、ジャケットクラウン、
ラミネートベニア、義歯用人工歯等を作製する多目的の
用途に使用できる陶材。 - 【請求項２】またこの陶材は、ポーセレン焼付用金属と
して現在広く使われている１２００゜Ｃ前後で溶解す
る、白金、金を主体にしたプレシャスメタル、また、パ
ラジューム、銀を含むセミプレシャスメタル、ニッケ
ル、クローム等を主体にしたノンプレシャスメタル、さ
らに金を主体にした９００゜Ｃ〜９９０°Ｃあたりを溶
解点とするプレシャルメタル、また、銀、パラジュー
ム、少量の金等を主体とする、現在ポーセレン焼付け用
以外のクラウンブリッジ用に広く使われている低価格の
金銀パラジューム合金、これも溶解点は９００°Ｃ〜９
９０゜Ｃであるが、これらの金属にも焼付けられるもの
である。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9411595A JPH08252271A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 多目的に使用できる歯科用陶材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9411595A JPH08252271A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 多目的に使用できる歯科用陶材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08252271A true JPH08252271A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=14101442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9411595A Pending JPH08252271A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 多目的に使用できる歯科用陶材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08252271A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100394361B1 (ko) * | 2000-12-18 | 2003-08-09 | 김대현 | 적층형 페이스트 치관 및 그 제조방법 |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP9411595A patent/JPH08252271A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100394361B1 (ko) * | 2000-12-18 | 2003-08-09 | 김대현 | 적층형 페이스트 치관 및 그 제조방법 |
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