JPH08249261A - メッセージ管理システム - Google Patents

メッセージ管理システム

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Publication number
JPH08249261A
JPH08249261A JP7048289A JP4828995A JPH08249261A JP H08249261 A JPH08249261 A JP H08249261A JP 7048289 A JP7048289 A JP 7048289A JP 4828995 A JP4828995 A JP 4828995A JP H08249261 A JPH08249261 A JP H08249261A
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JP
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message
management information
processing
management
request
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Application number
JP7048289A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yoneda
健 米田
Yoichi Tanibayashi
陽一 谷林
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理の依頼を受けたサーバプロセスが他のサ
ーバプロセスに処理の依頼をする場合、最初に処理を依
頼したクライアントプロセスが応答を受け取るまでに不
当に長い時間を要したり、処理の不成功を知らせる応答
が返ってきた場合に、その原因を把握することを目的と
する。 【構成】 処理を依頼する装置と処理を実行する複数の
装置とで構成された分散システムにおいて、処理を依頼
する装置が依頼した処理に係わる処理を行う装置に、そ
の処理に係わるメッセージの送信時に、処理を依頼する
装置が管理情報の一部として設定した、システム上でユ
ニークな識別子をメッセージに含めたメッセージを生成
するメッセージ生成手段と、メッセージの受渡し時に、
メッセージに含まれている情報から管理情報を生成する
管理情報生成手段と、生成した管理情報を保持する管理
情報保持手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報処理装置あるい
は情報通信システムをネットワークで接続してそれらの
間で処理を分散させることにより、性能や信頼性の向上
を図る、いわゆる分散処理システムにおいて、性能のボ
トルネック箇所や障害箇所を迅速に把握するためのメッ
セージ管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】分散処理における、分散機間のメッセー
ジの交換に関しては、Andrew D. Birrell,Bruce J.Nelc
onによる「Implementing Remote Procedure Call」(ACM
Transaction on Computer Systems,Vol2,No.1,pp.39-5
0,1984)に開示されたものがある。
【0003】図14は従来のメッセージ管理システムの
構成を示す図で、図において101は処理を依頼する処
理依頼側装置、102、103は処理依頼側装置101
からの依頼を受けて処理を実行する処理実行側装置、5
は処理依頼側装置101と処理実行側装置102、10
3とを接続するネットワーク等の通信路である。
【0004】処理依頼側装置101は、処理実行側装置
102、103への処理要求を出す処理依頼部13、処
理依頼部13からの処理要求を受け処理実行側装置10
2、103への処理要求内容を示す要求メッセージを生
成する要求データ生成部6、要求データ生成部6が生成
した要求メッセージを処理実行側装置102または10
3に送信すると共に、処理実行側装置102または10
3からの処理結果としての、応答メッセージを受信する
通信処理部14及び受信した応答メッセージを解析する
応答データ解析部7を備えている。
【0005】また、処理実行側装置102、103は処
理依頼側装置101の構成に加えて、処理を依頼する装
置(処理依頼側装置101または処理実行側装置10
3、102)からの要求メッセージを解析する要求デー
タ解析部16、要求された処理を実行する処理実行部1
5及び実行結果を応答メッセージとして生成する応答デ
ータ生成部17を備えている。なお、処理実行側装置1
02、103の通信処理部14は要求メッセージの受信
及び応答メッセージの送信も行う。
【0006】図15は、処理依頼側装置101と処理実
行側装置102、103間または処理実行側装置102
と103間で交換するメッセージの構成を示す例であ
る。図15(a)が、要求メッセージの例で、図15
(b)が応答メッセージの例である。
【0007】図15(a)に示す要求メッセージは、要
求する処理を識別するトランザクション識別子、RPC
のプロトコルを識別するバージョン番号、処理実行部を
識別するリモートプログラム識別子(例えば、実行する
関数の種類)、処理の依頼者を認証するための認証識別
子(例えば、ログイン名等のシステムでユニークな
値)、処理実行部での処理に渡される情報であるリモー
トプロシージャの引き数から構成される。また、図15
(b)に示す応答メッセージは要求が成功したか、失敗
したかを表わす“要求の成否”、要求が成功した場合に
はその結果を、要求が失敗した場合にはその原因を表わ
す“リモートプロシージャの結果または要求失敗の原
因”から構成される。
【0008】また、図16乃至18は、処理依頼側装置
101、処理実行側装置102、103での処理を示す
フローチャートで、図16が処理依頼側装置101での
処理を図17が処理実行側装置102または103での
処理を示している。また、図18は、処理実行側装置1
02または103が図16に示す処理において、処理を
他の処理実行側装置(例えば、処理実行側装置102が
103)へ処理を依頼する場合のフローを示している。
【0009】以下、図を参照しながら処理依頼側装置1
01が処理実行側装置102に処理を依頼する場合の動
作を説明する。図16に示したように処理依頼装置側1
01では、処理依頼部13からの処理要求を受けた要求
データ生成部6が、ステップS161で要求メッセージ
を生成し、ステップS162で通信処理部14が生成さ
れた要求メッセージを処理実行側装置102に送信す
る。ここで、処理依頼側装置101は応答が返ってくる
までの間、応答待ち状態となる(ステップS163)。
処理実行側装置102からの応答メッセージを通信処理
部14が、ステップS164で受信すると、受信した応
答メッセージは応答データ解析部7に渡され解析される
(ステップS165)。その後処理依頼部13に渡され
る。
【0010】次に、処理実行側装置102処理につい
て、説明する。図17に示したように処理実行側装置1
02では、ステップS171で通信処理部14が要求メ
ッセージを受信する。受信した要求メッセージは要求デ
ータ解析部16に渡され解析された後(ステップS17
2)、処理実行部15にわたされ、サービス(要求され
た処理)の実行が行われる(ステップS173)。サー
ビスの実行が終了すると結果が応答データ生成部17に
渡され、ステップS174で応答メッセージとして生成
され、ステップS175で通信処理部14により処理依
頼側装置101に送信される。
【0011】ところで、処理実行側装置102でのサー
ビス実行中に、他の処理実行装置(この例の場合は、処
理実行側装置103)に依頼する処理があるかどうか
を、ステップS181で判定して、もし依頼する処理が
ある場合には、ステップS183で処理実行側装置10
2内の処理依頼部13により他の処理実行装置103に
処理が依頼される。即ち、処理実行側装置102が処理
依頼側装置として図16のフローチャートに示す処理と
同様の処理を行うことになる。他の処理実行側装置10
3に依頼する処理がない場合には、処理実行装置102
内で処理を実行する(ステップS182)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】分散処理ではネットワ
ークで接続された装置間においてRPCを利用すること
で、処理依頼側装置が処理実行側装置に処理を依頼し、
処理を依頼された処理実行側装置がさらに、異なる処理
実行側装置に処理を依頼する場合がある。この場合、処
理依頼側装置が処理を依頼した後、その結果が返ってく
るまでに時間がかかったり、処理の依頼が失敗したりす
る場合に、その原因の解析は、処理依頼側装置が直接処
理を依頼した処理実行側装置、および処理依頼側装置と
その処理実側行装置の間を接続するネットワークの範囲
内でしか行うことができず、間接的に処理を依頼された
処理実行側装置や直接処理を依頼される処理実行側装置
とそれら間接的に処理を依頼される処理実行側装置を接
続するネットワークに原因が存在する場合、その原因の
解析は非常に困難であるという問題点があった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、処理依頼側装置が処理実行側装
置に処理を依頼し、処理を依頼された処理実行側装置が
さらに、異なる処理実行側装置に処理を依頼する場合、
処理依頼側装置から依頼された処理の実行に係わった処
理実行側装置はすべて一つの処理依頼側装置から依頼さ
れた処理の実行に係わっていることを把握することがで
き、またRPCの要求・応答メッセージのネットワーク
伝播時間、各処理実行側装置内での処理時間を計測で
き、処理依頼側装置に対しての結果が返ってくるまでに
時間がかかったり、依頼した処理が失敗した場合にどこ
にその原因があるかを把握できることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるメッ
セージ管理システムは、処理を依頼する装置と処理を実
行する複数の装置とで構成される分散システムにおい
て、前記処理を依頼する装置が依頼した処理に係わる処
理を行う装置には、その処理に係わるメッセージの送信
時に、前記処理を依頼する装置が管理情報の一部として
設定した、前記システム上でユニークな識別子を前記メ
ッセージに含めたメッセージを生成するメッセージ生成
手段と、前記メッセージの受渡し時に、前記メッセージ
の含まれている情報から管理メッセージを生成する管理
情報生成手段と、生成した管理情報を保持する管理情報
保持手段と、を設けるようにしたものである。
【0015】第2の発明に係わるメッセージ管理システ
ムは、第1の発明における各装置に、前記管理情報を蓄
積していく蓄積手段を設けるようにしたものである。
【0016】第3の発明に係わるメッセージ管理システ
ムは、処理を依頼する装置と処理を実行する複数の装置
と前記各装置が生成した管理情報を受信する管理装置と
で構成される分散システムにおいて、 前記処理を依頼
する装置が依頼した処理に係わる処理を行う装置には、
その処理に係わるメッセージの送信時に、前記処理を依
頼した装置が管理情報の一部として設定した、前記シス
テム上でユニークな識別子を前記メッセージに含めたメ
ッセージを生成するメッセージ生成手段と、前記メッセ
ージの受渡し時に、前記メッセージに含まれている情報
から管理情報を生成する管理情報生成手段と、生成した
管理情報を前記管理装置に送信する管理情報送信手段、
とを設け、前記管理装置には、前記管理情報送信手段が
送信する管理情報を受信して蓄積する管理情報収集手段
を設けるようにしたものである。
【0017】第4の発明に係わるメッセージ管理システ
ムは、前記メッセージ生成手段が、メッセージ生成時に
メッセージに送信元と送信先とを含めて生成するように
したものである。
【0018】第5の発明に係わるメッセージ管理システ
ムは、前記メッセージ生成手段が、メッセージ生成時に
メッセージにメッセージの生成時刻を含めて生成するよ
うにしたものである。
【0019】第6の発明に係わるメッセージ管理システ
ムは、前記管理情報生成手段が、管理情報生成時に前記
メッセージ受信に対する処理結果を含めて生成するよう
にしたものである。
【0020】第7の発明に係わるメッセージ管理システ
ムは、前記管理装置に管理情報を分析する管理情報分析
手段を設けるようにしたものである。
【0021】第8の発明に係わるメッセージ管理システ
ムは、処理を依頼する装置と処理を実行する複数の装置
とで構成される分散システムにおいて、前記処理を依頼
する装置が依頼した処理に係わる処理を行う装置には、
その処理に係わるメッセージの受渡し時に、自装置に関
する管理情報を前記メッセージに付加する管理情報付加
手段を設けるようにしたものである。
【0022】第9の発明に係わるメッセージ管理システ
ムは、前記管理情報付加手段が、前記管理情報として前
記メッセージ受信に対する処理結果を含めて生成するよ
うにしたものである。
【0023】第10の発明に係わるメッセージ管理シス
テムは、前記管理情報付加手段が、前記管理情報として
管理情報作成時刻を含めて生成するようにしたものであ
る。
【0024】第11の発明に係わるメッセージ管理シス
テムは、前記処理を依頼する装置に管理情報を分析する
管理情報分析手段を設けるようにしたものである。
【0025】
【作用】第1の発明に係わるメッセージ管理システムに
おいては、各装置のメッセージ生成手段が、処理依頼側
装置が設定した管理情報の一部である、システムにユニ
ークな識別子を、メッセージの送信時メッセージに含め
て生成し、各装置の管理情報生成手段が、メッセージの
受渡し時に、メッセージ含まれている情報から管理情報
を生成し、管理情報保持手段がこの管理情報保持してお
く。
【0026】第2の発明に係わるメッセージ管理システ
ムにおいては、各装置の管理情報蓄積手段が管理情報生
成手段が生成した管理情報をメッセージの送受信の度に
蓄積していく。
【0027】第3の発明に係わるメッセージ管理システ
ムにおいては、管理情報を収集する管理装置を設け、各
装置の管理情報生成で生成した管理情報を管理情報送信
手段により、管理装置に送信する。管理装置では管理情
報収集手段がこの管理情報を蓄積していく。
【0028】第4の発明に係わるメッセージ管理システ
ムにおいては、各装置のメッセージ生成手段が、メッセ
ージの生成時に、このメッセージの送信元と送信先を含
めたメッセージを生成する。管理情報生成手段はこのメ
ッセージの送信元及び送信先を管理情報として生成す
る。
【0029】第5の発明に係わるメッセージ管理システ
ムにおいては、各装置のメッセージ生成手段が、メッセ
ージの生成時に、このメッセージの生成時刻を含めたメ
ッセージを生成する。管理情報生成手段はこのメッセー
ジの生成時刻を管理情報として生成する。
【0030】第6の発明に係わるメッセージ管理システ
ムにおいては、管理情報生成手段が、管理情報生成時
に、メッセージを受信したことに対する処理結果を含め
て管理情報を生成する。
【0031】第7の発明に係わるメッセージ管理システ
ムにおいては、管理装置に設けた管理情報分析手段が収
集した管理情報を識別子に基づいて分類処理をする。
【0032】第8の発明に係わるメッセージ管理システ
ムにおいては、各装置に設けた管理情報付加手段がメッ
セージの受渡し時に、自装置に関する管理情報を、この
メッセージに付加する。
【0033】第9の発明に係わるメッセージ管理システ
ムにおいては、各装置の管理情報付加手段がメッセージ
の受渡し時に、メッセージを受信したことに対する処理
結果を含めた管理情報を生成し、生成した管理情報を送
受信メッセージに付加する。
【0034】第10の発明に係わるメッセージ管理シス
テムにおいては、各装置の管理情報付加手段がメッセー
ジの受渡し時に、メッセージの受渡し時刻を含めた管理
情報を生成し、生成した管理情報を送受信メッセージに
付加する。
【0035】第11の発明に係わるメッセージ管理シス
テムにおいては、最初に処理を依頼する装置に設けた、
管理情報分析手段が、管理情報を識別子に基づいて分類
処理する。
【0036】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の一実施例の構成を示す図
で、図において、1は処理依頼側装置、2及び3は処理
実行側装置、4は管理装置、5は通信路である。処理依
頼側装置1は、処理依頼部13の処理要求により処理実
行側装置2、3への要求メッセージを作成する要求デー
タ生成部6、処理依頼側装置1からの処理要求に対する
処理実行側装置2、3からの応答メッセージを解析する
応答データ解析部7、要求メッセージまたは応答メッセ
ージを生成するための管理情報を取得する管理情報取得
部8、管理情報を生成する管理情報生成部9、生成した
管理情報を管理装置4へ送信する管理情報送信部10、
生成した管理情報を管理情報保存領域12へ保存する管
理情報保存部11及び処理実行側装置との通信処理を行
う通信処理部14を備えている。また、処理実行側装置
2、3は更に要求された処理を実行する処理実行部1
5、要求メッセージを解析する要求データ解析部及び処
理した結果を応答メッセージとして生成する応答データ
生成部16を備えている。管理装置4は管理情報収集部
18、管理情報分析部19及び表示部20を備えてい
る。
【0037】図2は処理依頼側装置1と処理実行側装置
2または3との間、処理実行側装置2と処理実行側装置
3の間で交換される要求メッセージ及び応答メッセージ
の構成を示したものである。図3は処理依頼側装置1、
処理実行装置2乃至3から管理装置4に送信される管理
メッセージの構成を示したものである。図4乃至図5は
各々処理依頼側装置1、処理実行側装置2、3での処理
の流れを示すフローチャートで、図6、図7は管理装置
での処理の流れを示すフローチャートである。
【0038】図2に示す要求/応答メッセージ21は、
従来例で説明した図15に示す要求メッセージまたは応
答メッセージに対して、システムとしてユニークな識別
子、例えばマシンID+シーケンス番号である依頼処理
識別子21a、メッセージの送り手を表すメッセージ送
り手識別子21b、メッセージの受け手を表すメッセー
ジ受け手識別子21cを付加したものである。また、図
3に示す管理メッセージ22は依頼処理識別子22a、
メッセージ送り手識別子22b、メッセージ受け手識別
子22c、要求した処理が成功したか失敗したか、失敗
した場合にはその理由、例えばタイムアウト、処理実行
装置の要求受付拒否など、を表わすイベント22d及び
この管理メッセージを生成した時刻を示す時刻22eで
構成されている。なお、要求/応答メッセージ21にお
ける依頼処理識別子21a、メッセージ送り手識別子2
1b、メッセージ受け手識別子21cと管理メッセージ
22における依頼処理識別子22a、メッセージ送り手
識別子22b、メッセージ受け手識別子22cは各々同
一である。なお、以下の説明においては、従来例での要
求メッセージ、応答メッセージのことを各々要求データ
21d、応答データ21dと呼ぶことにする。
【0039】以下、図を参照しながら、処理依頼側装置
1が処理実行側装置2に処理を依頼する場合の動作につ
いて説明する。まず図4のフローチャートに示す処理依
頼側装置1の動作を説明する。処理依頼側装置1におい
て、処理依頼部13により処理の依頼が開始される。す
ると要求データ生成部6は管理情報取得部8から、管理
情報である依頼処理識別子21a、要求メッセージの送
り手識別子21b(処理依頼側装置1)、メッセージの
受け手識別子21c(処理実行側装置2)を取得する
(ステップS41)。そして、この管理情報を要求デー
タ21dに付加し、要求メッセージ21としての組み立
てを行う(ステップS42)。その後、通信処理部14
により要求メッセージ21が処理実行側装置2に送信さ
れる(ステップS44)。その後、管理情報生成部9は
管理情報取得部8から依頼処理識別子22a(要求メッ
セージの依頼処理識別子21aと同じ)、要求メッセー
ジの送り手識別子22b(要求メッセージの送り手識別
子21bと同じ)、要求メッセージの受け手識別子22
c(要求メッセージの受け手識別子21cと同じ)に加
え、そのときの時刻21eの情報を得て管理メッセージ
22を生成する。そして、生成された管理メッセージ2
2は管理情報送信部10により管理装置4に送られる
(ステップS45)。その後処理依頼側装置1は応答待
ち状態となる(ステップS46)。
【0040】その後、処理実行側装置2からの応答メッ
セージ21を通信処理部14が受信すると(ステップS
47)、管理情報保存部11により応答メッセージ21
に含まれている依頼処理識別子21a(要求メッセージ
の依頼処理識別子21aと同じ)、応答メッセージのメ
ッセージ送り手識別子21b(処理実行側装置2)、応
答メッセージの受け手識別子21c(処理依頼側装置
1)が管理情報保存領域12に保存される。管理情報生
成部9では、管理情報保存領域12に保存された情報
と、管理情報取得部8から得たイベント22d、時刻2
2eの情報から管理メッセージ22を生成する。生成さ
れた管理メッセージ22は管理情報送信部10により管
理装置4に送られる。
【0041】次に、図5のフローチャートに示す処理実
行側装置2の動作について説明する。処理実行側装置2
においては、ステップS51で通信処理部14が受信し
た要求メッセージ21に含まれる依頼処理識別子21
a、要求メッセージ送り手識別子21b、要求メッセー
ジの受け手識別子21cを管理情報保存部11取り出し
て(ステップS52)、管理情報保存領域12に保存す
る。管理情報生成部9では管理情報保存領域12に保存
された情報と管理情報取得部8が取得した自システムに
おけるイベント22d、時刻22eの情報から、管理メ
ッセージ22を生成する。そして生成された管理メッセ
ージ22は管理情報送信部10により管理装置4に送ら
れる(ステップS53)。その後要求データ解析部16
により要求メッセージ22の解析が行われ(ステップS
54)、処理実行部15にデータを渡す。処理実行部1
5では依頼されたサービスを実行する(ステップS5
5)。
【0042】サービスの実行後、管理情報取得部8が依
頼処理識別子22a(要求メッセージの依頼処理識別子
21aと同じ)、応答メッセージ送り手識別子22b
(処理実行側装置2)、応答メッセージの受け手識別子
22c(処理依頼側装置1)、処理実行結果としてのイ
ベント22d(応答データの一部)を取得し(ステップ
S56、S57)、応答データ生成部17が応答メッセ
ージ21として組み立て通信処理部14により処理依頼
側装置1に送信する(ステップS59)。その後、管理
情報取得部8は時刻22eを取得して、管理情報生成部
9に渡す。管理情報生成部9は、この時刻22eと応答
メッセージ21に用いた情報とから管理メッセージ22
を組み立て、管理情報送信部10に渡す。管理情報送信
部10は管理メッセージ22を管理装置4に送信する
(ステップS5A)。
【0043】処理実行側装置2におけるサービスの実行
において、さらに他の処理実行装置(例えば処理実行装
置3)に対して処理を依頼する場合がある。その場合、
処理実行側装置2内の処理依頼部13が処理実行側装置
3への処理の依頼を開始する。そして、処理実行側装置
2と処理実行側装置3との間で行われる処理の流れは、
上記の処理依頼装置側1と処理実行側装置2との間で行
われる処理の流れと同様である。ただし、処理実行側装
置2の要求データ生成部6が管理情報取得部8から得る
依頼処理識別子21aは最初に処理依頼側装置1の管理
情報取得部8で生成されたものと同じものとなる。この
ように処理の依頼を受けた処理実行部15がそこで実行
されるサービスの中でさらに処理の依頼を行う場合に要
求/応答メッセージ21内の依頼処理識別子21aが最
初に処理を依頼した処理依頼側装置1で生成されたもの
と同じになることがこの実施例の特徴である。なお、上
記実施例においては、処理依頼側装置の数を1、処理実
行側装置の数を2として説明したが両者の数に制限はな
い。
【0044】次に、図6のフローチャートに示す管理装
置4の動作について説明する。管理装置4においては以
上のようにして送信されてきた管理メッセージ22を管
理情報収集部18により受信する。そして集められた管
理メッセージ22は管理情報分析部19により図7に示
すような手順のように分析される。まず依頼処理識別子
22aが同じメッセージを集め(ステップS71)、次
にメッセージ送り手識別子22b、メッセージの受け手
識別子22cを基に処理依頼側装置1の処理依頼部13
から依頼された処理に係わった全ての処理側装置を把握
し、イベント22dのタイムアウト情報を基にした障害
箇所の検出を行う(ステップS73)。そして、時刻2
2eの情報を基にした要求/応答メッセージ21の伝播
時間、処理実行部15での処理時間の算出が行われる。
このようにして求めた情報が情報表示部20により表示
される(ステップS74)。なお、管理装置は、通常
は、管理メッセージの収集をしているだけで、何らかの
解析をする時のみ分析以降の動作をさせるようにしても
よい。
【0045】実施例2.図8は、この発明の他の実施例
の構成を示す図で、実施例1で使用した図1とは、処理
依頼側装置1及び処理実行側装置2、3に管理情報送信
部10がない点と管理装置4がない点が異なる。以下、
この実施例2における動作を既述の実施例1と異なる点
についてのみ説明する。実施例1においては、処理依頼
側装置1、処理実行側装置2及び3の管理情報生成部9
で生成された管理メッセージ22を管理情報送信部10
が管理装置4に送信していたが、この実施例2では、管
理情報生成部9で生成された管理メッセージ22は管理
情報保存部11に渡され、管理情報保存部11が管理情
報保存領域12に蓄積していく。このようにすることに
より、管理メッセージ22の解析が必要なときは、必要
な管理メッセージ22は、各々の装置の管理情報保存領
域12に保存されているので、その情報を取り出して解
析することができる。また、管理装置4が不要になるの
で、システム構成を簡単にすることができる。なお、上
記実施例においては、処理依頼側装置の数を1、処理実
行側装置の数を2として説明したが両者の数に制限はな
い。
【0046】実施例3.図9は、この発明の更に他の実
施例の構成を示す図で、図において、1aは処理依頼側
装置、2a及び3aは処理実行側装置である。処理依頼
側装置1aは、処理依頼側装置1aと処理実行側装置2
a、3aとの間、処理実行側装置2aと3aとの間での
要求メッセージ、応答メッセージに対して管理情報を付
加する管理情報付加部23と実施例1で説明した管理装
置4の備えていた管理情報収集部18、管理情報分析部
19及び情報表示部20とを備え、処理実行側装置2a
及び3aも管理情報付加部23を備えている。なお、実
施例1で説明した図1と同等のものは、同一の符号を付
して説明を省略する。
【0047】図10は、この管理情報付加部23が付加
する管理情報24の構成を示す図で、処理依頼側装置が
要求を出してから応答が返ってくる間にその処理の実行
に係わった処理実行部または処理依頼部を識別する処理
識別子24a、要求に対して応答がタイムアウトを起こ
したかどうかを示すイベント24及びこの管理情報24
を付加する時の時刻24cで構成されている。図11
は、処理依頼側装置1aが処理実行側装置2aに処理を
依頼し処理実行側装置2aが処理実行側装置3aに処理
を依頼し、その結果が処理実行側装置3aから処理実行
側装置2aを経由して処理依頼側装置1aに返ってくる
場合の管理情報24が次々と付加されていく様子を示し
たものである。図11において、1a、2a及び3aは
図9の処理依頼側装置1a、処理実行側装置2a及び3
aである。また、(イ)乃至(チ)における図中の丸印
の数字は各段階における付加された管理情報の数を示し
ている。図12、13は各々この実施例における、処理
依頼側装置1a、処理実行側装置2a及び3aでの処理
の流れを示すフローチャートである。
【0048】以下、図を参照しながら、処理依頼側装置
1aが処理実行側装置2aに処理を依頼する場合の動作
について説明する。なお、以下の説明で使用する要求デ
ータ、応答データとは、各々従来例で説明した図15に
示す構成の要求メッセージ、応答メッセージを指し、要
求メッセージ、応答メッセージとは、各々要求データ、
応答データに図9に示す管理情報24を付加したものを
指すものとする。
【0049】また、以下の説明の理解を容易にするため
に、処理依頼側装置1aが要求メッセージを送信すると
きに付加する管理情報を24(1a)、応答メッセージ
を受信した後に付加する管理情報を24(1b)、処理
実行側装置2aが要求メッセージを受信したときに付加
する管理情報を24(2a)、応答メッセージを送信す
るときに付加する管理情報を24(2b)とする。
【0050】先ず図12のフローチャートに示す処理依
頼側装置1aの動作について説明する。処理依頼側装置
1aにおいて、処理依頼部13により処理の依頼が開始
される。管理情報取得部8は、管理情報24を構成する
処理識別子24a、イベント24b及び時刻24cを得
て(ステップS121)、この管理情報24(1a)を
管理情報保存部11に渡す。管理情報保存部11はこれ
を管理情報保存領域12に追加して保存する(ステップ
S122)。管理情報保存領域12に追加された管理情
報24は管理情報付加部23により要求データに付加さ
れ(ステップS123)、その後、要求データ生成部6
により、要求メッセージとして組み立てられる(ステッ
プS124)。こうして生成された要求メッセージは通
信処理部14により処理実行側装置2aに送信される
(S125)。その後処理依頼側装置1aは応答待ち状
態となる(ステップS126)。
【0051】その後、処理実行側装置2aからの応答メ
ッセージを通信処理部14が受信すると(ステップS1
27)、受信した応答メッセージを応答データ解析部7
が解析を行う(ステップS128)。そして、応答メッ
セージに含まれている管理情報(処理依頼側装置1aが
要求メッセージを送信するときに付加した管理情報24
(1a)と、処理実行側装置2aが要求メッセージを受
信したときに付加管理情報24(2a)と応答メッセー
ジを送信するときに付加した24(2b))は管理情報
保存部11により取り出され、管理情報保存領域12に
保存される(ステップS129)。この保存された管理
情報に対して、管理情報付加部23が管理情報取得部8
が取得した管理情報24(1b)を付加する(ステップ
S12A)。そして、付加された管理情報が管理情報保
存部11により管管理情報保存領域12に追加される
(ステップS12B)。
【0052】管理情報保存領域12に蓄積された管理情
報は、必要に応じ、例えば、何らかの障害が発生した
時、または各装置での処理時間の調査を行う場合には、
管理情報収集部10が管理情報保存領域12の管理情報
を取り出し、管理情報分析部19に渡される。管理情報
分析部19は取り出された管理情報の処理識別子24a
を基に処理依頼側装置1aの処理依頼部13から依頼さ
れた処理に係わった処理実行部15を把握し、イベント
24bの情報を基にした障害箇所の検出を行い、時刻2
4cを基にした要求・応答メッセージの伝播時間、処理
実行部13での処理時間の算出を行う。管理情報の分析
結果は表示部20により表示される。
【0053】次に、図13のフローチャートに示す処理
実行側装置2aの動作について説明する。処理実行側装
置2aにおいては通信処理部14により受信した(ステ
ップS131)要求メッセージの解析が要求データ解析
部7により行われ(ステップS132)、要求メッセー
ジの中の管理情報24(1a)が管理情報保存部11に
より管理情報保存部領域12に保存される(ステップS
133)。そして、管理情報取得部8により、管理情報
24(2a)、即ち自システム内の処理識別子24a、
イベント24b及び時刻24cが取得される(ステップ
S134)。この管理情報24(2a)を管理情報付加
部23が管理情報保存領域に保存されている管理情報
(管理情報24(1a))に付加する。付加された管理
情報(管理情報24(1a)と管理情報24(2a))
は、管理情報保存部11により管理情報保存領域12に
追加される(ステップS135)。その後処理実行部1
5にデータ(要求データ)が渡される。処理実行部15
では依頼されたサービスを実行する(ステップS13
6)。
【0054】サービスの実行後、管理情報取得部8によ
り自システムの処理識別子24a、イベント24b及び
時刻24c、即ち管理情報24(2b)が取得される
(ステップS137)。取得された管理情報24(2
b)は管理情報付加部により管理情報保存領域12に保
存されている管理情報に付加される。この付加された管
理情報(管理情報24(1a)、24(2a)、24
(2b))は管理情報保存部11により管理情報保存領
域12に追加される(ステップS138)。その後、応
答データ生成部23における応答メッセージの組み立て
の際に管理情報保存領域12の情報が応答データに管理
情報付加部23により付加され、(ステップS139、
S13A)、応答メッセージは通信処理部14により送
信される(ステップS13B)。
【0055】処理実行側装置2aにおけるサービスの実
行において、さらに他の処理実行装置(例えば、処理実
行装置3a)に対して処理を依頼する場合がある。その
場合、処理実行側装置2a内の処理依頼部13が処理実
行側装置3aへの処理の依頼を開始する。そして、処理
実行側装置2aと処理実行側装置3aの間で行われる処
理の流れは、上記の処理依頼装置側1aと処理実行側装
置2aとの間で行われる処理の流れと同様である。この
実施例は、以上のような構成にしたので、処理依頼側装
置の依頼した処理に関しての性能のボトルネック、障害
箇所の特定が容易にできる。
【0056】なお、上記実施例においては、処理依頼側
装置の数を1、処理実行側装置の数を2として説明した
が、両者の数に制限はない。さらに、処理実行側装置
は、処理依頼側装置からの要求を受け付ける毎に、別々
の管理情報保存領域を使用するようにすることにより、
複数の要求を同時に処理する場合にも対応することがで
きる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、各装
置のメッセージ生成手段がシステムにユニークな識別子
を各装置間で受け渡すメッセージに含めて生成し、管理
情報生成手段がこのメッセージから管理情報を生成し、
管理情報保持手段がこれを保持するようにしたので、処
理を依頼する装置から依頼された処理に係わった処理を
実行する装置を把握することができる。
【0058】また、管理情報を順次蓄積していく管理情
報蓄積手段を設けるようにしたので、複数の処理に対す
る処理結果に対しても各装置に蓄積されている管理情報
から、処理を依頼する装置から依頼された処理に係わっ
た処理を実行する装置を把握することができる。
【0059】さらに、管理情報を一元的に収集する管理
装置を備えるようにしたので、管理情報の管理及び分析
が容易になる。
【0060】また、メッセージにメッセージの送信元と
送信先を含めるようにしたので、処理を依頼する装置か
ら依頼された処理に係わった処理を実行する装置がどの
ような順序で係わったかを把握することができる。
【0061】また、メッセージにメッセージを生成した
時刻を含めるようにしたので、メッセージを解析するこ
とにより装置間での伝播時間、各装置内での処理時間を
把握することが可能となり、性能のボトルネック箇所の
推定が容易になる。
【0062】また、メッセージにメッセージ受信に対す
る処理結果を含めるようにしたので、メッセージを受け
取った装置がメッセージを正しく受け取ったどうか、処
理を失敗した場合はその原因は何かを知ることが可能と
なり、不具合箇所の推定が容易になる。
【0063】また、管理装置に管理情報を分類して処理
する管理情報分析手段を設けるようにしたので、管理情
報を依頼した処理単位に自動的に分類処理することが可
能となり、障害箇所の推定や性能のボトルネック箇所の
推定が極めて容易となる。
【0064】さらに、管理情報付加手段を設けてメッセ
ージに管理情報を順次付加していくようにしたので、処
理に係わった装置が一目で把握できる。
【0065】また、管理情報としてメッセージ受信に対
する処理結果を含めて付加するようにしたので、メッセ
ージを受け取った装置がメッセージを正しく受け取った
どうか、処理を失敗した場合はその原因は何かを知るこ
とが可能となり、不具合箇所の推定が容易になる。
【0066】また、管理情報としてメッセージを生成し
た時刻を含めて付加するようにしたので、管理情報を解
析することにより装置間での伝播時間、各装置内での処
理時間を把握することが可能となり、性能のボトルネッ
ク箇所の推定を容易にできる。
【0067】また、処理を依頼する装置に管理情報を分
類して処理する管理情報分析手段を設けるようにしたの
で、管理情報を依頼した処理単位に自動的に分類処理す
ることが可能となり、障害箇所の推定や性能のボトルネ
ック箇所の推定が極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1の構成を示す図である。
【図2】 実施例1における要求/応答メッセージの構
成を示す図である。
【図3】 実施例1における管理メッセージの構成を示
す図である。
【図4】 実施例1における処理依頼側装置の処理の流
れを示すフローチャートである。
【図5】 実施例1における処理実行側装置の処理の流
れを示すフローチャートである。
【図6】 実施例1における管理装置の処理の概略を示
すフローチャートである。
【図7】 実施例1における管理装置の処理の詳細を示
すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施例2の構成を示す図である。
【図9】 この発明の実施例3の構成を示す図である。
【図10】 実施例3における管理情報の構成を示す図
である。
【図11】 実施例3における各装置間でのメッセージ
受渡し時に管理情報が付加されていく様子を示す図であ
る。
【図12】 実施例3における処理依頼側装置の処理の
流れを示すフローチャートである。
【図13】 実施例3における処理実行側装置の処理の
流れを示すフローチャートである。
【図14】 従来例における構成を示す図である。
【図15】 従来例における要求メッセージ及び応答メ
ッセージの構成を示す図である。
【図16】 従来例における処理依頼側装置の処理の流
れを示すフローチャートである。
【図17】 従来例における処理実行側装置の処理の流
れを示すフローチャートである。
【図18】 従来例における処理実行側装置でのサービ
ス処理での動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 処理依頼側装置、2〜3 処理実行側装置、4 管
理側装置、5 通信路、6 要求データ生成部、7 応
答データ解析部、8 管理情報取得部、9 管理情報生
成部、10 管理情報送信部、11 管理情報保存部、
12 管理情報保存領域、13 処理依頼部、14 通
信処理部、15 処理実行部、16 要求データ解析
部、17 応答データ生成部、18 管理情報収集部、
19 管理情報分析部、20 情報表示部、21 要求
/応答メッセージ、22 管理メッセージ、23 管理
情報付加部、24 管理情報。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理を依頼する装置と処理を実行する複
    数の装置とで構成される分散システムにおいて、前記処
    理を依頼する装置が依頼した処理に係わる処理を行う装
    置は、その処理に係わるメッセージの送信時に、前記処
    理を依頼する装置が管理情報の一部として設定した、前
    記システム上でユニークな識別子を前記メッセージに含
    めたメッセージを生成するメッセージ生成手段と、前記
    メッセージの受渡し時に、前記メッセージに含まれてい
    る情報から管理情報を生成する管理情報生成手段と、生
    成した管理情報を保持する管理情報保持手段と、を備え
    ていることを特徴とするメッセージ管理システム。
  2. 【請求項2】 前記各装置は前記管理情報を蓄積してい
    く蓄積手段を備えていることを特徴とする請求項1に記
    載のメッセージ管理システム。
  3. 【請求項3】 処理を依頼する装置と処理を実行する複
    数の装置と前記各装置が生成する管理情報を受信する管
    理装置とで構成された分散システムにおいて、前記処理
    を依頼する装置が依頼した処理に係わる処理を行う装置
    は、その処理に係わるメッセージの送信時に、前記処理
    を依頼した装置が管理情報の一部として設定した、前記
    システム上でユニークな識別子を前記メッセージに含め
    たメッセージを生成するメッセージ生成手段と、前記メ
    ッセージの受渡し時に、前記メッセージに含まれている
    情報から管理情報を生成する管理情報生成手段と、生成
    した管理情報を前記管理装置に送信する管理情報送信手
    段、とを備え前記管理装置は、前記管理情報送信手段が
    送信する管理情報を受信して蓄積する管理情報収集手段
    を備えたことを特徴とするメッセージ管理システム。
  4. 【請求項4】 前記メッセージ生成手段は、メッセージ
    生成時にメッセージに送信元と送信先とを含めて生成す
    るようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載のメッセージ管理システム。
  5. 【請求項5】 前記メッセージ生成手段は、メッセージ
    生成時にメッセージにメッセージの生成時刻を含めて生
    成するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    4のいずれかに記載のメッセージ管理システム。
  6. 【請求項6】 前記管理情報生成手段は、管理情報生成
    時に前記メッセージ受信に対する処理結果を含めて生成
    するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5
    のいずれかに記載のメッセージ管理システム。
  7. 【請求項7】 前記管理装置に管理情報を分析して分類
    処理をする管理情報分析手段を設けたことを特徴とする
    請求項3乃至請求項6のいずれかに記載のメッセージ管
    理システム。
  8. 【請求項8】 処理を依頼する装置と処理を実行する複
    数の装置とで構成される分散システムにおいて、前記処
    理を依頼する装置が依頼した処理に係わる処理を行う装
    置は、その処理に係わるメッセージの受渡し時に、自装
    置に関する管理情報を前記メッセージに付加する管理情
    報付加手段を備えたことを特徴とするメッセージ管理シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記管理情報付加手段は、前記管理情報
    として前記メッセージ受信に対する処理結果を含めて生
    成することを特徴とする請求項8に記載のメッセージ管
    理システム。
  10. 【請求項10】 前記管理情報付加手段は、前記管理情
    報として管理情報生成時刻を含めて生成することを特徴
    とする請求項8または請求項9に記載のメッセージ管理
    システム。
  11. 【請求項11】 前記処理を依頼する装置に管理情報を
    分析して分類処理をする管理情報分析手段を設けたこと
    を特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれかに記載
    のメッセージ管理システム。
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