JPH08241414A - 動物体検出・追跡装置と閾値決定装置 - Google Patents

動物体検出・追跡装置と閾値決定装置

Info

Publication number
JPH08241414A
JPH08241414A JP7047655A JP4765595A JPH08241414A JP H08241414 A JPH08241414 A JP H08241414A JP 7047655 A JP7047655 A JP 7047655A JP 4765595 A JP4765595 A JP 4765595A JP H08241414 A JPH08241414 A JP H08241414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving object
unit
threshold value
moving
difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7047655A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3892059B2 (ja
Inventor
Kazufumi Mizusawa
澤 和 史 水
Hiko Nakamoto
基 孫 中
Kenji Kitamura
村 健 児 北
Takehisa Tanaka
中 武 久 田
Toshikazu Fujioka
岡 利 和 藤
Masato Mori
真 人 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Power Co Inc, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Power Co Inc
Priority to JP04765595A priority Critical patent/JP3892059B2/ja
Publication of JPH08241414A publication Critical patent/JPH08241414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3892059B2 publication Critical patent/JP3892059B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動画像から動物体を検出、追跡する動画像追
跡装置に関し、動物体検出時の差分間隔や閾値の最適制
御、静止物体の特徴抽出などにより、安定した動物体の
検出、追跡を実現する。 【構成】 フレーム間差分型動物体検出部11では、動
き情報抽出部で求めた動物体の移動速度に基づきフレー
ム間隔制御部が差分間隔を制御し、隣接画素間差分値算
出部により求めた差分値の頻度分布から求めた閾値を用
いて動物体を検出する。二つの動物体検出部11、12
の検出結果は、統合処理部13で動物体の存在確率に変
換される。動物体追跡部14では動物体特徴抽出部、並
びに、静止物体特徴抽出部で抽出した特徴量を動物体対
応付け部、静止物体対応付け部により対応付ける。前記
処理は画像分割部10で分割された領域毎に最適実行さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像から動物体を抽
出、追跡する動画像抽出・追跡装置、並びに、フレーム
間差分画像から動物体を抽出する際の閾値をフレーム画
像そのものから決定する閾値決定装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、動画像から動物体を検出、追跡す
る装置は、監視カメラを用いた監視システムにおいて盛
んに利用されるようになってきた。この追跡装置とし
て、例えば、「移動物体追跡を利用した屋外駐車場にお
ける車両計測」(長谷川、小沢、1993年電子情報通
信学会論文誌Vol.J76−D2 No.7)にフレ
ーム間差分を用いた装置が開示されている。また、複数
の動物体検出部を併用した動物体検出装置として、例え
ば、特開平6−180749号公報に開示されているも
のがある。
【0003】以下、図15を参照してフレーム間差分を
用いた従来の動物体追跡装置について説明する。図15
において、1000、1005はフレームメモリ、10
01、1006は遅延フレームメモリ、1002は差分
器、1003は2値化部、1004はラベル付け部、1
007は動物体追跡部、1008、1009は端子であ
る。
【0004】以上のように構成された動物体追跡装置に
ついて、以下その動作を説明する。端子1008から入
力された原画像はフレームメモリ1000に記憶され
る。このとき、遅延フレームメモリ1001には、予め
定められた遅延時間だけ前のフレームメモリ1000の
内容が記憶される。差分器1002は、フレームメモリ
1000、並びに、遅延フレームメモリ1001から対
応する画素値を読み出し、その差分値を2値化部100
3へ出力する。2値化部1003は、予め定められた閾
値により差分器1002からの出力を、例えば、閾値以
上の値を動領域として1、それ以外の値を静止領域とし
て0にそれぞれ2値化し、ラベル付け部1004へと出
力する。ラベル付け部1004では、孤立点除去や、閉
領域の塗り潰し処理などにより2値化部1003から入
力される画像を整形した後、閉領域毎にラベルを付け、
フレームメモリ1005へ出力する。このとき、各ラベ
ルが一つの動物体に対応する。遅延フレームメモリ10
06には、予め定められた遅延時間だけ前のフレームメ
モリ1005の内容が記憶される。動物体追跡部100
7では、フレームメモリ1005、並びに、遅延フレー
ムメモリ1006から記憶内容を読み出し、例えば、各
動物体の重心位置を求め、フレームメモリ1005、遅
延フレームメモリ1006間で重心距離が一定の距離以
下となる最少の動物体同士を対応付けることで動物体を
追跡する。端子1009からは、動物体追跡装置100
7の追跡結果が出力される。
【0005】次に、図16を参照して背景差分とフレー
ム間差分とを併用した従来方式の動物体検出装置につい
て説明する。図16において、1010はフレーム間差
分型動物体検出部、1011は背景差分型動物体検出
部、1012は統合処理部、1013、1014、10
15は端子である。
【0006】以上のように構成された動物体検出装置に
ついて、以下その動作を説明する。フレーム間差分型動
物体検出部1010、並びに、背景差分型動物体検出部
1011では、端子1013から入力される原画像を動
物体は1、それ以外は0として2値化した後、その結果
を統合処理部1012に出力する。なお、端子1014
からは、予め背景画像が入力されている。統合処理部1
012では、フレーム間差分型動物体検出部1010、
並びに、背景差分型動物体検出部1011から入力され
る2値画像の論理積を取り、真の動物体のみを抽出し
て、その結果を端子1015から出力する。
【0007】また、閾値を決定する装置は、監視システ
ムなどにおいて動画像から動物体を抽出する際の閾値決
定装置として盛んに利用されるようになってきた。この
閾値決定装置として、例えば、「判別および最少2乗規
準に基づく自動しきい値選定法」(大津、1980年電
子通信学会論文誌Vol.J63D No.4)が開示
されている。従来、フレーム間差分画像を2値化する場
合、閾値決定装置は、2値化の対象となるフレーム間差
分画像そのものを入力とし、判別分析法などを用いて前
記入力画像を分析することにより最適な閾値を決定して
いた。
【0008】以下、図17を参照してフレーム間差分画
像から動物体を抽出する際の閾値を決定する従来の閾値
決定装置について説明する。図17において、1020
はフレームメモリ、1021は遅延フレームメモリ、1
022は差分器、1023はヒストグラム算出部、10
24は判別分析部、1025、1026は端子である。
【0009】以上のように構成された閾値決定装置につ
いて、以下その動作を説明する。端子1025から入力
された原画像は、フレームメモリ1020に記憶され
る。遅延フレームメモリ1021には、予め定められた
遅延時間だけ前のフレームメモリ1020の内容が記憶
される。差分器1022は、フレームメモリ1020、
並びに、遅延フレームメモリ1021から対応する画素
値を読み出し、その差分値をヒストグラム算出部102
3へ出力する。ヒストグラム算出部1023では、差分
器1022から出力される差分画像の画素値のヒストグ
ラムを求め、判別分析部1024へ出力する。判別分析
部1024では、ヒストグラム算出部1023から入力
されるヒストグラムから判別分析法を用いて閾値を決定
し、端子1026から出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記、
従来の構成の動物体検出装置では、フレーム間差分を求
める際のフレーム間隔が予め設定された値に固定である
ため、特定の範囲の移動速度を持つ動物体しか安定して
抽出できないという課題を有していた。さらに、前記従
来の動物体検出装置では、ある範囲に動物体が存在する
かしないかの2者択一の出力であるため、追跡装置で動
物体検出装置での分析結果を十分に利用することが困難
であった。
【0011】また、前記、従来の構成の動物体追跡装置
では、動物体検出装置により検出した動物体同士の対応
のみを取っているため、動物体が静止して動物体検出装
置で検出されなくなると、その動物体の追跡は打ち切ら
れていた。つまり、再び同一の物体が動き出して、再度
動物体検出装置により検出されても、以前追跡していた
動物体との対応が取れず、全く別の動物体として新たに
追跡を始めるという課題を有していた。
【0012】さらに、前記、従来の構成の閾値決定装置
では、フレーム間差分画像そのものの分析により閾値を
決定するため、動物体の移動速度や大きさに応じて出力
される閾値が変動するという課題を有していた。
【0013】さらに、前記従来の構成の動物体検出・追
跡装置、及び、閾値決定装置では、フレーム全体に同一
の条件を適用していたため、移動速度の異なる複数の動
物体が存在する場合や、フレーム内で環境条件が異なる
場合、必ずしも全ての動物体に対してフレーム間隔や閾
値といった変数を最適な値に設定出来ないという課題を
有していた。
【0014】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、動物体の移動速度に関らず、安定して動物体を検出
する動物体検出装置を提供することを第1の目的とす
る。
【0015】本発明の第2の目的は、動物体検出装置で
の分析結果を追跡装置において有効に活用することで、
動物体追跡の精度、及び、検出の精度を向上させた動物
体検出装置を提供することである。
【0016】本発明の第3の目的は、動物体が一旦静止
して、動物体検出装置により検出出来なくなった後に再
び動き出した場合でも、静止前と同一の動物体として追
跡を続けられる動物体追跡装置を提供することである。
【0017】本発明の第4の目的は、フレーム間差分を
用いて動物体を抽出する際の最適な閾値を動物体の移動
速度や大きさの影響を受けずに決定する閾値決定装置を
提供することである。
【0018】本発明の第5の目的は、同一画像内に移動
速度の異なる複数の動物体が存在する場合や、フレーム
内で照明条件が異なる場合でも、全ての動物体に対して
フレーム間隔や閾値といった変数を最適な値に設定する
ことで、常に安定して動物体を検出、追跡できる動物体
検出・追跡装置と閾値決定装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
め、本発明の動物体検出装置は、動き情報検出部とフレ
ーム間隔制御部とを有している。
【0020】第2の目的を達成するため、本発明の動物
体検出装置は、複数の動物体検出部と、前記動物体検出
部の出力から領域毎に動物体の存在確率を求める統合処
理部とを有している。
【0021】第3の目的を達成するため、本発明の動物
体追跡装置は、静止判定部、静止物体特徴記憶部、並び
に、静止物体対応付け部とを有している。
【0022】第4の目的を達成するため、本発明の閾値
決定装置は、フレーム画像を入力として、フレーム間差
分画像の抽出閾値を決定する閾値決定部を有している。
【0023】第5の目的を達成するため、本発明の動物
体検出・追跡装置と閾値決定装置は、画像分割部を有し
ている。
【0024】
【作用】第1の目的を達成するための前記構成によっ
て、動き情報抽出部で抽出した動物体の動き情報がフレ
ーム間隔制御部に入力され、フレーム間隔制御部では、
検出対象となる動物体の動きに適したフレーム間隔を算
出することが可能となる。これにより、フレーム間隔制
御部は、フレーム間差分を取る際のフレーム間隔を常に
最適な値へと制御できる。
【0025】第2の目的を達成するための前記構成によ
って、複数の動物体検出部からの出力結果を基に、統合
処理部では、領域毎の動物体の存在確率を求めることが
可能となる。この結果、動物体の追跡処理においても、
動物体検出装置での分析結果を有効に利用することが可
能となり、追跡精度が向上する。また、追跡処理の段階
で対応の取れない領域を除去出来るため、動物体の検出
精度も向上する。
【0026】第3の目的を達成するための前記構成によ
って、静止判定部により動物体の静止を確認した後、静
止物体特徴記憶部に静止した動物体に間する特徴を記憶
しておくことが可能となる。これにより、一旦静止した
動物体が再び動き始めた場合でも、新たに検出された動
物体の特徴と静止物体特徴記憶部に記憶されている静止
物体の特徴とを照合することが可能となり、追跡を続行
できる。
【0027】第4の目的を達成するための前記構成によ
って、フレーム間差分画像から動物体を検出する際の閾
値をフレーム画像から一意に決定できる。
【0028】第5の目的を達成するための前記構成によ
って、画像分割部により画像を複数の領域に分割するこ
とで、フレーム間差分を取る際のフレーム間隔や、動物
体検出の際の閾値などを分割された領域毎に最適な値に
決定出来るので、安定した動物体の検出・追跡が可能と
なる。
【0029】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例
における動物体追跡装置の構成を示す図である。図1に
おいて、10は画像分割部、11はフレーム間差分型動
物体検出部、12は背景差分型動物体検出部、13は統
合処理部、14は動物体追跡部、15、16は端子であ
る。
【0030】以下、本実施例の動作を説明する。端子1
5から入力された原画像は、画像分割部10、フレーム
間差分型動物体検出部11、背景差分型動物体検出部1
2、動物体追跡部14にそれぞれ入力される。画像分割
部10では、例えば、水平16画素、垂直16画素の計
256画素を構成要素とする、予め定められた大きさの
ブロックに端子15からの入力画像を分割する。分割し
た結果は、フレーム間差分型動物体検出部11、背景差
分型動物体検出部12にそれぞれ出力される。フレーム
間差分型動物体検出部11では、画像分割部10からの
分割結果毎に、フレーム間差分を用いて端子15からの
入力画像中の動物体を検出する。このとき、フレーム間
差分型動物体検出部11では、自己の検出結果、並び
に、背景差分型動物体検出部12での検出結果を用いて
フレーム間差分を取る際のフレーム間隔を制御する。背
景差分型動物体検出部12では、端子15からの入力画
像と、これまでに入力された画像から画像分割部10の
分割結果毎に作成した背景画像との差分を取ることによ
り動物体を検出する。フレーム間差分型動物体検出部1
1、並びに、背景差分型動物体検出部12の検出結果
は、統合処理部13へと入力され、画素毎に動物体の存
在確率が算出される。動物体追跡部14では、統合処理
部13から入力された動物体の存在確率に基づいて、フ
レーム間での動物体を対応付け、端子16から出力す
る。
【0031】次に、図2を参照して図1におけるフレー
ム間差分型動物体検出部11のさらに詳細な構成、及
び、動作について説明する。図2において、20は閾値
決定部、21は動き情報抽出部、22はフレーム間差分
動物体検出部、23はフレーム間隔制御部である。
【0032】以下、その動作を説明する。閾値決定部2
0は、画像分割部10から入力される分割領域毎に、端
子15から入力される原画像から動物体を検出する際の
2値化の閾値を直接決定する。動き情報抽出部21で
は、端子15から入力される原画像を用いて、動物体毎
のオプティカルフロー(水平、垂直の各成分を持つ2次
元ベクトル)を算出してフレーム間隔制御部23へと出
力する。その際、動き情報抽出部21では、背景差分型
動物体検出部12、並びに、フレーム差分動物体検出部
22から入力される検出結果を用いてオプティカルフロ
ーの検出範囲を制限する。なお、オプティカルフローと
しては、画像分割部10から入力される分割領域毎の平
均値が出力される。また、オプティカルフローを検出し
ない領域のオプティカルフローは0とする。フレーム間
隔制御部23では、動き情報抽出部21から入力される
オプティカルフローの各成分が1以上の場合はフレーム
間隔として1を、1未満の場合は各成分を整数倍した値
の少なくとも1つが1以上になる最少の整数を、それぞ
れフレーム間隔として出力する。但し、フレーム間隔の
最大値を、例えば5に制限して、動きの小さすぎるもの
を検出から除外する。フレーム間差分動物体検出部22
では、画像分割部10から入力される分割領域毎に、フ
レーム間隔制御部23から入力されるフレーム間隔で、
端子15から入力される画像のフレーム間差分を取り、
閾値決定部20から入力される閾値によって動物体を検
出する。検出結果は統合処理部13へ出力される。
【0033】次に、図3を参照して図2におけるフレー
ム間差分動物体検出部22の更に詳細な構成、及び、動
作について説明する。図3において、30はフレームメ
モリ、31は遅延フレームメモリ、32は差分器、33
は2値化部、34はラベル付け部である。
【0034】以下、その動作を説明する。端子15から
入力された原画像は、フレームメモリ30に記憶され
る。遅延フレームメモリ31は、分割領域毎にフレーム
間隔制御部23から入力されるフレーム間隔数だけ以前
のフレーム内容を記憶する。差分器32は、フレームメ
モリ30と遅延フレームメモリ31との画素毎の差分を
取り、2値化部33へと出力する。2値化部33では、
閾値決定部20から入力される閾値により、差分器32
からの出力を分割領域毎に2値化する。なお、画像分割
部10からの画像分割結果が遅延フレームメモリ31、
並びに、2値化部33へと入力される。ラベル付け部3
4では、2値化部33からの出力を閉領域の塗り潰し処
理した後、閉領域毎に異なったラベルをつけて統合処理
部13へ出力する。
【0035】次に、図4を参照して図2における動き情
報抽出部21の更に詳細な構成、及び、動作について説
明する。図4において、40はフレームメモリ、41は
遅延フレームメモリ、42は対象制限部、43はオプテ
ィカルフロー算出部、44はオプティカルフロー平均部
である。
【0036】以下、その動作を説明する。端子15から
入力された原画像は、フレームメモリ40に記憶され
る。遅延フレームメモリ41には、1フレーム前のフレ
ームメモリ40の内容が記憶される。対象制限部42で
は、画像分割部10から入力される画像の分割結果毎
に、背景差分型動物体検出部12、及び、フレーム間差
分動物体検出部22から入力される動物体がその中に含
まれるかどうかを判定する。中に含まれる場合はオプテ
ィカルフローの算出対象とし、含まれない場合は算出対
象から除外して、オプティカルフローの算出範囲を制限
する。オプティカルフロー算出部43では、オプティカ
ルフローの算出対象となった画素のオプティカルフロー
を勾配法により算出し、オプティカルフロー平均部44
へ出力する。オプティカルフロー平均部44では、画像
分割部10から入力される分割領域毎にオプティカルフ
ローの平均を求め、フレーム間隔制御部23へその結果
を出力する。
【0037】次に、図5を参照して図1における背景差
分型動物体検出部12の更に詳細な構成、及び、動作に
ついて説明する。図5において、50はフレームメモ
リ、51はモードフィルタ、52は背景メモリ、53は
差分器、54は2値化部、55はラベル付け部である。
【0038】以下、その動作を説明する。端子15から
入力された原画像は、フレームメモリ50に記憶され
る。モードフィルタ51では、画像分割部10から入力
される画面の分割結果毎に予め定められた枚数のフレー
ムから画素毎の最頻値を求め、背景メモリ52へ格納す
る。差分器53は、フレームメモリ50の現在のフレー
ムの値と、背景メモリ52の値との差分値を画素毎に計
算する。2値化部54では、差分器53からの出力を予
め定められた閾値で2値化し、ラベル付け部55に出力
する。ラベル付け部55では、2値化部54から入力さ
れる2値画像を領域毎にラベル付けし、統合処理部13
へ出力する。
【0039】次に、図6を参照して図1における統合処
理部13の更に詳細な構成、及び、動作について説明す
る。図6において、60は正規化部、61は加算器、6
2はメモリ、63は確率算出部である。
【0040】以下、その動作を説明する。正規化部60
では、フレーム間差分型動物体検出部11、及び、背景
差分型動物体検出部12から入力される動物体の検出結
果を予め定められた範囲の数値に変換する。例えば、2
つの動物体検出部11、12からその検出結果を入力さ
れる場合、それぞれの検出結果に、動物体が検出された
画素については1の値を、それ以外の画素については0
の値をつける。これらの出力は、動物体検出部11、1
2毎に出力され、加算器61によりメモリ62に記憶さ
れているこれまでの画素毎の加算結果に加算される。確
率算出部63では、メモリ62から画素毎の加算結果を
読み出し、動物体の存在確率を計算する。例えば、前記
2つの動物体検出部11、12からの入力を処理する場
合は、メモリ62に記憶されている各画素の加算結果を
1/2倍して、動物体の存在確率とする。メモリ62内
のデータは、各フレームの処理が終了する度に全て0に
クリアされる。なお、正規化部60では、例えば、主と
して動きの大きな動物体を検出したい場合には、フレー
ム間差分型動物体検出部11からの出力に大きな値をつ
け、動きの小さな動物体を検出したい場合には、背景差
分型動物体検出部12からの出力に大きな値をつけるな
どして、目的に応じて各動物体検出部からの出力を重み
付けることで、検出精度を向上することも可能である。
【0041】次に、図7を参照して図1における動物体
追跡部14の更に詳細な構成、及び、動作について説明
する。図7において、70は動物体特徴抽出部、71は
動物体特徴記憶部、72は動物体対応付け部、73は静
止判定部、74は静止物体特徴記憶部、75は静止物体
対応付け部、76は静止物体特徴抽出部である。
【0042】以下、その動作を説明する。動物体特徴抽
出部70では、統合処理部13から入力される動物体の
検出結果と端子15から入力される原画像とから、各動
物体の特徴を抽出する。抽出した特徴は、動物体特徴記
憶部71に格納するとともに、動物体対応付け部72に
出力する。動物体対応付け部72では、動物体特徴抽出
部70から入力される現在の動物体の特徴と、動物体特
徴記憶部71から呼び出した過去の動物体の特徴とを比
較して、フレーム間で動物体を対応付ける。静止判定部
73では、動物体対応付け部72の対応付け結果を用い
て、例えば、重心位置の移動距離から動物体の移動速度
を算出し、動物体が静止したかどうかを判定する。静止
判定部73により、静止したと判定された動物体につい
ては、動物体特徴記憶部71の対応する動物体に関する
記憶内容、並びに、静止物体特徴抽出部76により新た
に抽出した特徴を静止物体特徴記憶部74へと格納す
る。静止物体対応付け部75では、静止物体が存在する
場合、つまり、静止物体特徴記憶部74に静止物体の特
徴が格納されている場合は、静止物体特徴記憶部74の
内容と、順次更新される動物体特徴記憶部71の内容と
を比較して、現在検出されている動物体と、現存する静
止物体とを対応付けることで、静止物体が再び動き始め
たかどうかを逐次確認する。動物体と静止物体との対応
が取れて、静止物体が再び動きだしたと判定された場合
には、静止物体特徴記憶部74の該当する静止物体に関
する特徴を消去する。動物体対応付け部72、及び、静
止物体対応付け部75の対応付け結果は、端子16から
出力される。
【0043】次に、図8を参照して図7における動物体
特徴抽出部70の更に詳細な構成、及び、動作について
説明する。図8において、80は重心算出部、81は平
均輝度算出部である。
【0044】以下、その動作を説明する。重心算出部8
0では、統合処理部13から入力された動物体の検出結
果から各動物体の重心を求める。本実施例では、統合処
理部13から動物体の存在確率が入力されるので、重心
の計算では存在確率の重心を求める。平均輝度算出部8
1では、統合処理部13からの入力を基に、端子15か
ら入力される原画像を用いて各動物体の平均輝度を求め
る。平均輝度の算出においては、存在確率で重み付けす
る。つまり、存在確率が1/2の場合、輝度、個数とも
に実際の値の1/2として平均する。重心算出部80、
並びに、平均輝度算出部81の算出結果は動物体対応付
け部72へ出力される。
【0045】次に、図9を参照して図7における動物体
対応付け部72の更に詳細な構成、及び、動作について
説明する。図9において、90は重心距離算出部、91
は輝度距離算出部、92は判定部である。
【0046】以下、その動作を説明する。動物体特徴抽
出部70から入力される各動物体の現在、及び、動物体
特徴記憶部71から入力される過去の動物体の重心位置
から重心距離算出部90では、現在と過去との重心距離
を算出して、判定部92へ出力する。また、輝度距離算
出部91では、輝度距離として、動物体特徴抽出部7
0、並びに、動物体特徴記憶部71から入力される平均
輝度から輝度の絶対差分値を計算して、判定部92へ出
力する。判定部92では、予め定められた上限値よりも
小さい重心距離、輝度距離を持つ動物体同士のうち、重
心距離と輝度距離との和が最少となる動物体同士を対応
付ける。対応結果、並びに、対応した動物体の重心距
離、輝度距離は、端子16、及び、静止判定部73へ出
力される。
【0047】次に、図10を参照して図7における静止
物体対応付け部75の更に詳細な構成、及び、動作につ
いて説明する。図10において、100は重心距離算出
部、101は輝度距離算出部、102は判定部である。
【0048】以下、その動作を説明する。静止判定部7
3から静止物体が存在するとの信号を受けると、重心距
離算出部100、及び、輝度距離算出部101は、静止
物体特徴記憶部74から読み出した静止物体の重心位
置、輝度平均、並びに、動物体特徴記憶部71から入力
される新たに検出された動物体の重心位置、輝度平均と
から、現在存在する静止物体と新たに検出された動物体
との重心距離、輝度距離をそれぞれ算出して、判定部1
02へ出力する。判定部102では、重心距離と輝度距
離との和が予め定められた値よりも小さいときに既存の
静止物体と新たに検出された動物体とを対応付けて、端
子16から出力する。また、静止物体と動物体との対応
が取れた場合、判定部102は、静止物体特徴記憶部7
4へ信号を送り、対応のついた静止物体に関する特徴デ
ータを消去する。
【0049】次に、図11を参照して図7における静止
物体特徴抽出部76の更に詳細な構成、及び、動作につ
いて説明する。図11において、110は平均輝度算出
部である。
【0050】以下、その動作を説明する。平均輝度算出
部110は、静止判定部73から静止物体が発生したと
の入力を受けた場合、又は、静止物体特徴記憶部74に
静止物体の特徴が記憶されている場合に、静止物体特徴
記憶部74に記憶されている静止物体の存在確率を基
に、端子15から順次入力される原画像を用いて静止物
体の平均輝度を算出し、静止物体特徴記憶部74の記憶
内容を更新する。
【0051】次に、図12を用いて図2における閾値決
定部20の更に詳細な構成、及び、動作について説明す
る。図12(a)において、120は隣接画素間差分値
算出部、121はメモリ、122は変化率算出部、12
3は閾値算出部である。また、図12(b)は隣接画素
間差分値算出部120の構成を示す図であり、126は
遅延素子、127は差分素子である。
【0052】以下、その動作を説明する。画像分割部1
0、及び、端子15からは、原画像をラスタスキャンし
たときの順番で順次各画素の値が入力される。差分素子
127は、画像分割部10、及び、端子15から入力さ
れた画素値と遅延素子126とから入力される1画素だ
け前の画素値との差分を取り、メモリ121へ出力す
る。メモリ121では、このように動作する隣接画素間
差分値算出部120から出力された隣接画素間差分値を
差分値毎にその頻度を求め、差分値毎に定められたメモ
リ空間に格納する。これにより、フレーム内の隣接画素
間差分値の頻度分布を求めることが出来る。画像内の全
ての画素について差分を取り終えた後、変化率算出部1
22は、メモリ121に格納された隣接画素間差分値の
頻度分布からその変化率を求める。変化率としては、例
えば、差分値をi、頻度分布をh(i)としたとき、h
(i)/h(i−1)とする。閾値算出部123では、
例えば、iを0から順に1ずつ大きくしていき、変化率
算出部122で算出した変化率が、予め定められた値以
上となる最初の値を閾値として、フレーム間差分動物体
検出部22へ出力する。
【0053】以上、本実施例におけるフレーム間差分型
動物体検出部11によれば、フレーム間差分動物体検出
部22、動き情報抽出部21、並びに、フレーム間隔制
御部23を設けることにより、画像中の動物体の移動速
度に適したフレーム間隔でフレーム間差分を取ることが
可能となり、動物体の移動速度によらない安定した動物
体検出が実現出来る。なお、本実施例では、勾配法によ
りオプティカルフローを求め、動物体の移動速度を算出
しているが、例えば、ブロックマッチング法や動物体の
過去の位置の変化から移動速度を算出したりするなど、
様々な移動速度算出法と組み合わせることが出来る。
【0054】また、本実施例における統合処理部13に
よれば、正規化部60と確率算出部63とを設けること
により、単独、又は、複数の動物体検出部11、12か
らの出力を各画素における動物体の存在確率に変換する
ことで、安定した動物体の検出が可能になるとともに、
動物体検出部11、12での分析結果を動物体追跡部1
4において利用することが可能となり、動物体の追跡精
度を向上できる。なお、本実施例では、統合処理部13
への入力が2値画像であるが、各動物体検出部11、1
2に専用の統合処理部を設け、それを1つの動物体検出
部として、動物体の存在確率を統合処理部への入力とし
てもよい。
【0055】また、本実施例の動物体追跡部14によれ
ば、動物体特徴抽出部70、動物体特徴記憶部71、動
物体対応付け部72、静止判定部73、静止物体特徴記
憶部74、並びに、静止物体対応付け部75を設けるこ
とにより、画面内で動物体が静止して動物体検出部1
1、12により検出できなくなった後に、再び動き出し
て動物体として再検出された場合でも、新たに検出され
た動物体と以前停止した動物体とを対応付けることが出
来る。つまり、追跡対象が一旦静止して、再度動き出し
た場合でも、引き続き同一の物体として追跡を続行する
ことが出来る。更に、静止物体特徴抽出部76を設ける
ことにより、静止物体の特徴を逐次更新できるため、物
体が静止している間に照明条件が変化してその特徴が大
きく変化した場合にも、追跡を続行できる。なお、本実
施例では、動物体、静止物体の特徴として輝度平均を用
いているが、色情報や輝度の分散値など様々な特徴量を
使用出来る。
【0056】また、本実施例における閾値決定部20に
よれば、隣接画素間差分値算出部120、変化率算出部
122、並びに、閾値算出部123を設けることによ
り、隣接画素間差分値のヒストグラムの変化率を求める
ことが可能となり、原画像そのものからフレーム間差分
画像を2値化する際の閾値を決定出来る。つまり、動物
体の動き方や大きさによらない最適な閾値を一意に決定
できる。更に、差分画像の作成と独立して閾値を決定で
きるため、処理時間も短縮できる。なお、本実施例で
は、全ての水平方向の隣接画素間差分を用いているが、
8近傍全での隣接画素間差分を用いたり、サンプリング
により一部の隣接画素間差分のみを用いたりしても良
い。
【0057】また、本実施例における画像分割部10に
よれば、画面内に複数の動物体が存在する場合でも、2
値化の閾値やフレーム間差分を取る際のフレーム間隔な
どの変数を動物体毎に最適値に設定できる。また、照明
条件や背景の状態が画面内で大きく変化している場合に
も、その状態に応じて背景の作成方法や統合処理部での
存在確率の計算方法などを適宜変更することが出来るた
め、安定して動物体を検出、追跡出来る。なお、本実施
例では、予め定められた大きさのブロックに画面を分割
しているが、エッジに基づく分割方法や輝度平均に基づ
く分割方法など既存の画像分割アルゴリズムを用いて分
割してもよい。
【0058】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図13は本発
明の第2の実施例における閾値決定部20Aの構成を示
す図であり、他の構成は第1の実施例と同じなので、重
複した説明は省略し、ここでは閾値決定部20Aについ
てのみ説明する。図13において、130は隣接画素間
差分値算出部、131はメモリ、132はピーク検出
部、133は閾値算出部である。
【0059】以下、その動作を説明する。画像分割部1
0、及び、端子15からは、原画像をラスタスキャンし
たときの順番で順次各画素の値が入力される。隣接画素
間差分値算出部130は、図12(b)と同様にして隣
接画素間差分値を算出し、差分値毎に定められたメモリ
131内のメモリ空間内にその値が発生した頻度を格納
する。これにより、フレーム内の隣接画素間差分値の頻
度分布を求めることが出来る。ピーク検出部132で
は、メモリ131に格納された隣接画素間差分値の頻度
分布がピークとなる値、及び、その時の頻度を求め、画
面全体の画素数から、隣接画素間差分値がピーク値を取
る確率Pを求める。閾値算出部133は、ピーク検出部
132から入力されるピーク値を取る確率Pと、予め定
められた有意水準から求められる棄却域の上限値Rとか
ら、正規分布を仮定したときに得られる下記の式(1)
により閾値Tを求める。この閾値Tは、フレーム間差分
動物体検出部22へ出力される。 T=√(2π)P ・・・(1)
【0060】以上、本実施例の閾値決定部20Aによれ
ば、隣接画素間差分値算出部130、ピーク検出部13
2、並びに、閾値決定部133を設けることにより、隣
接画素間差分値のヒストグラムのピーク値を求めること
が可能となり、原画像そのものからフレーム間差分画像
を2値化する際の閾値を一意に決定出来る。つまり、動
物体の動き方や大きさによらない最適な閾値を決定でき
る。更に、差分画像の作成と独立して閾値を決定できる
ため、処理時間も短縮できる。
【0061】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図14は本発
明の第3の実施例における閾値決定部20Bの構成を示
す図であり、他の構成は第1の実施例と同じなので、重
複した説明は省略し、ここでは閾値決定部20Bについ
てのみ説明する。図14(a)において、140は隣接
画素間差分値算出部、141は頻度算出部、142は閾
値算出部である。また、図14(b)は頻度算出部14
1の構成を示す図であり、145は判定部、146はカ
ウンタである。
【0062】以下、その動作を説明する。画像分割部1
0、及び、端子15からは、原画像をラスタスキャンし
たときの順番で順次各画素の値が入力される。隣接画素
間差分値算出部140は、図12(b)と同様にして隣
接画素間差分値を算出し、頻度算出部141へと出力す
る。頻度算出部141では、判定部145が、入力され
た隣接画素間差分値がピーク値として予め予測された値
に等しい場合に、その旨をカウンタ146に通知する。
カウンタ146は、判定部145からの通知数を画像毎
にカウントし、フレーム毎にその数を閾値算出部142
へ出力する。これにより、カウンタ146は、ピーク値
として予め予測された値と一致した隣接画素間差分値の
個数をカウントできる。閾値算出部142では、頻度算
出部141の出力と画面内の画素数とから、隣接画素間
差分値がピーク値として予め予測された値を取る確率P
を求め、予め定められた有意水準から求められる棄却域
の上限値Rを用いて正規分布を仮定したときに得られる
前記式(1)により閾値Tを求める。この閾値は、フレ
ーム間差分動物体検出部22へ出力される。
【0063】以上、本実施例の閾値決定部20Bによれ
ば、隣接画素間差分値算出部140、頻度算出部14
1、並びに、閾値決定部142を設けることにより、簡
易な構成により安定した閾値を決定出来る。更に、差分
処理の終了と同時に閾値を決定できるため処理時間が短
縮される。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明のフレーム間差分
型動物体検出装置によれば、、動き情報抽出部、並び
に、フレーム間隔制御部を設けることにより、動物体の
移動速度によらず常に安定して動物体を検出できる優れ
たフレーム間差分型動物体検出装置を実現できるもので
ある。
【0065】また、本発明の動物体検出装置によれば、
確率算出部をその構成要素とする統合処理部を設けるこ
とにより、安定して動物体を検出でき、かつ、高精度の
動物体追跡を可能にする優れた動物体検出装置を実現で
きるものである。
【0066】また、本発明の動物体追跡装置によれば、
静止判定部、静止物体特徴記憶部、並びに、静止物体対
応付け部を設けることにより、追跡対象が長時間静止し
た場合でも対象を追跡することができる優れた動物体追
跡装置を実現できるものである。
【0067】また、本発明の閾値決定装置によれば、隣
接画素間差分値算出部と閾値算出部とを設けることによ
り、原画像そのものからフレーム間差分画像を2値化す
る際の閾値を決定することで、動物体の動き方や大きさ
によらず常に最適な閾値を決定出来る優れた閾値決定装
置を実現できるものである。
【0068】また、本発明の動物体検出・追跡装置と閾
値決定装置によれば、画像分割部を設けることにより、
個々の動物体や領域毎に異なる照明条件に適した処理を
実現することで、安定して動物体を検出、追跡できる優
れた動物体検出・追跡装置と閾値決定装置を実現できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における動物体追跡装置
の構成を示すブロック図
【図2】第1の実施例におけるフレーム間差分型動物体
検出部の構成を示すブロック図
【図3】同フレーム間差分型動物体検出部におけるフレ
ーム間差分動物体検出部の構成を示すブロック図
【図4】同フレーム間差分型動物体検出部における動き
情報抽出部の構成を示すブロック図
【図5】第1の実施例における背景差分型動物体検出部
の構成を示すブロック図
【図6】第1の実施例における統合処理部の構成を示す
ブロック図
【図7】第1の実施例における動物体追跡部の構成を示
すブロック図
【図8】同動物体追跡部における動物体特徴抽出部の構
成を示すブロック図
【図9】同動物体追跡部における動物体対応付け部の構
成を示すブロック図
【図10】同動物体追跡部における静止物体対応付け部
の構成を示すブロック図
【図11】同動物体追跡部における静止物体特徴抽出部
の構成を示すブロック図
【図12】(a)は第1の実施例のフレーム間差分型動
物体検出部における閾値決定部の構成を示すブロック図 (b)同閾値決定部における隣接画素間差分値算出部の
構成を示すブロック図
【図13】本発明の第2の実施例における閾値決定部の
構成を示すブロック図
【図14】(a)は本発明の第3の実施例における閾値
決定部の構成を示すブロック図 (b)同閾値決定部における頻度算出部の構成を示すブ
ロック図
【図15】従来の動物体追跡装置の構成を示すブロック
【図16】従来の背景差分とフレーム間差分とを併用し
た動物体検出装置の構成を示すブロック図
【図17】従来の閾値決定装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
10 画像分割部 11 フレーム間差分型動物体検出部 12 背景差分型動物体検出部 13 統合処理部 14 動物体追跡部 20 閾値決定部 21 動き情報抽出部 22 フレーム間差分動物体検出部 23 フレーム間隔制御部 30 フレームメモリ 31 遅延フレームメモリ 32 差分器 33 2値化部 34 ラベル付け部 40 フレームメモリ 41 遅延フレームメモリ 42 対象制限部 43 オプティカルフロー算出部 44 オプティカルフロー平均部 50 フレームメモリ 51 モードフィルタ 52 背景メモリ 53 差分器 54 2値化部 55 ラベル付け部 60 正規化部 61 差分器 62 メモリ 63 確率算出部 70 動物体特徴抽出部 71 動物体特徴記憶部 72 動物体対応付け部 73 静止判定部 74 静止物体特徴記憶部 75 静止物体対応付け部 76 静止物体特徴抽出部 80 重心算出部 81 平均輝度算出部 90 重心距離算出部 91 頻度距離算出部 92 判定部 100 重心距離算出部 101 頻度距離算出部 102 判定部 110 平均輝度算出部 120 隣接画素間差分値算出部 121 メモリ 122 変化率算出部 123 閾値算出部 126 遅延素子 127 差分器 130 隣接画素間差分値算出部 131 メモリ 132 ピーク検出部 133 閾値算出部 140 隣接画素間差分値算出部 141 頻度算出部 142 閾値算出部 145 判定部 146 カウンタ 1000 フレームメモリ 1001 遅延フレームメモリ 1002 差分器 1003 2値化部 1004 ラベル付け部 1005 フレームメモリ 1006 遅延フレームメモリ 1007 動物体追跡部 1010 フレーム間差分型動物体検出部 1011 背景差分型動物体検出部 1012 統合処理部 1020 フレームメモリ 1021 遅延フレームメモリ 1022 差分器 1023 ヒストグラム算出部 1024 判別分析部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北 村 健 児 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 (72)発明者 田 中 武 久 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 (72)発明者 藤 岡 利 和 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 (72)発明者 森 真 人 神奈川県横浜市鶴見区江ケ崎町4番1号 東京電力株式会社システム研究所内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像中の動物体を検出する装置におい
    て、動画像のフレーム間差分を用いて動物体を検出する
    フレーム間差分動物体検出部と、前記フレーム間差分動
    物体検出部、あるいは、装置外部から入力される動物体
    の動き情報を抽出する動き情報抽出部と、前記動き情報
    抽出部の出力結果に応じて、前記フレーム間差分動物体
    検出部へ入力する動画像のフレーム間隔を制御するフレ
    ーム間隔制御部とを備えたフレーム差分型動物体検出装
    置。
  2. 【請求項2】 画像中の動物体を検出する装置におい
    て、1つ以上の動物体検出部と、前記動物体検出部から
    出力された結果を統合処理して画素毎に動物体の存在確
    率を出力する統合処理部とを備えた動物体検出装置。
  3. 【請求項3】 動物体検出部の1つとして、請求項1記
    載のフレーム差分型動物体検出装置を備えた請求項2記
    載の動物体検出装置。
  4. 【請求項4】 動画像から動物体を検出する動物体検出
    部と、前記動物体検出部により検出した動物体の位置と
    特徴とを抽出する動物体特徴抽出部と、前記動物体特徴
    抽出部の出力を動物体毎に記憶する動物体特徴記憶部
    と、前記動物体特徴検出部の出力と前記動物体特徴記憶
    部の内容とを比較して前記動物体検出部により検出した
    動物体を対応付けて追跡する動物体対応付け部と、動物
    体が静止したことを判定する静止判定部と、静止した動
    物体の位置と特徴とを記憶する静止物体特徴記憶部と、
    前記動物体特徴記憶部と前記静止物体特徴記憶部との内
    容を比較して静止物体を再び動物体として追跡する静止
    物体対応付け部とを備えた動物体追跡装置。
  5. 【請求項5】 検出された静止物体の位置と特徴とを抽
    出する静止物体特徴抽出部を備えた請求項4記載の動物
    体追跡装置。
  6. 【請求項6】 動物体検出部として、請求項1記載のフ
    レーム間差分型動物体検出装置を備えた請求項4または
    請求項5記載の動物体追跡装置。
  7. 【請求項7】 動物体検出部として、請求項2記載の動
    物体検出装置を備えた請求項4または請求項5記載の動
    物体追跡装置。
  8. 【請求項8】 フレーム間差分画像から動物体を検出す
    る際の閾値を、差分画像を用いずに原画像から直接決定
    する閾値決定部を備えた閾値決定装置。
  9. 【請求項9】 閾値決定部として、フレーム画像の隣接
    画素間差分値を算出する隣接画素間差分値算出部と、前
    記隣接画素間差分値算出部の出力を用いて動物体を検出
    する際の閾値を算出する閾値算出部とを備えた請求項8
    記載の閾値決定装置。
  10. 【請求項10】 閾値決定部として、隣接画素間差分値
    の頻度分布の変化率から動物体を抽出する際の閾値を算
    出する閾値算出部を備えた請求項9記載の閾値決定装
    置。
  11. 【請求項11】 閾値決定部として、隣接画素間差分値
    の頻度分布から正規分布の性質を用いて動物体を抽出す
    る際の閾値を算出する閾値算出部を備えた請求項9記載
    の閾値決定装置。
  12. 【請求項12】 閾値決定部として、隣接画素間差分値
    の頻度分布のピーク値から動物体を抽出する際の閾値を
    算出する閾値算出部を備えた請求項11記載の閾値決定
    装置。
  13. 【請求項13】 閾値決定部として、隣接画素間差分値
    が予め定められた値となる頻度を求める頻度算出部と、
    予め定められた値となる頻度からエッジ検出の閾値を決
    定する閾値算出部とを備えた請求項11記載の抽出閾値
    決定装置。
  14. 【請求項14】 フレーム間差分型動物体検出部の一部
    として、請求項8記載の閾値決定装置を備えた請求項1
    記載のフレーム間差分型動物体検出装置。
  15. 【請求項15】 構成要素の一部として請求項8記載の
    閾値決定装置を有する動物体検出部を備えた請求項2記
    載の動物体検出装置。
  16. 【請求項16】 動物体検出部の一部として、請求項8
    記載の閾値決定装置を備えた請求項4記載の動物体追跡
    装置。
  17. 【請求項17】 フレーム画像を複数の領域に分割する
    画像分割部を備え、分割した領域毎に閾値を決定する請
    求項8記載の閾値決定装置。
  18. 【請求項18】 フレーム差分型動物体検出部の一部と
    して請求項17記載の閾値決定装置を備えた請求項1記
    載のフレーム間差分型動物体検出装置。
  19. 【請求項19】 構成要素の一部として請求項17記載
    の閾値決定装置を有する動物体検出装置を動物体検出部
    の一つとして備えた請求項2記載の動物体検出装置。
  20. 【請求項20】 動物体検出部の一部として請求項17
    記載の閾値決定装置を備えた動物体追跡装置。
JP04765595A 1995-03-07 1995-03-07 動物体追跡装置 Expired - Fee Related JP3892059B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04765595A JP3892059B2 (ja) 1995-03-07 1995-03-07 動物体追跡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04765595A JP3892059B2 (ja) 1995-03-07 1995-03-07 動物体追跡装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08241414A true JPH08241414A (ja) 1996-09-17
JP3892059B2 JP3892059B2 (ja) 2007-03-14

Family

ID=12781280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04765595A Expired - Fee Related JP3892059B2 (ja) 1995-03-07 1995-03-07 動物体追跡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3892059B2 (ja)

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999060522A1 (en) * 1998-05-19 1999-11-25 Sony Computer Entertainment Inc. Image processing apparatus and method, and providing medium
WO2000056074A1 (en) * 1999-03-16 2000-09-21 Central Research Laboratories Limited Closed circuit television (cctv) camera and system
US6335985B1 (en) 1998-01-07 2002-01-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Object extraction apparatus
JP2003044859A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動き追跡装置及び人物追跡方法
KR100532990B1 (ko) * 1999-01-08 2005-12-02 엘지전자 주식회사 카메라의 움직임 검출 방법
JP2006098119A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Ntt Data Corp 物体検知装置、物体検知方法および物体検知プログラム
US7310110B2 (en) 2001-09-07 2007-12-18 Intergraph Software Technologies Company Method, device and computer program product for demultiplexing of video images
JP2008047991A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Hitachi Kokusai Electric Inc 画像処理装置
JP2008513868A (ja) * 2004-09-21 2008-05-01 テールズ オプトエレクトロニクス利用の監視システムにおける点状の目標の検出及びトラッキング方法
US7428335B2 (en) 1999-10-22 2008-09-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of extracting contour of image, method of extracting object from image, and video transmission system using the same method
JP2008241707A (ja) * 2008-03-17 2008-10-09 Hitachi Kokusai Electric Inc 自動監視システム
WO2009078056A1 (ja) * 2007-12-14 2009-06-25 Fujitsu Limited 移動物検知装置及び移動物検知プログラム
JP2009152748A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Mitsubishi Electric Corp 放置物監視用画像処理装置
US7587065B2 (en) 2002-09-26 2009-09-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Image analysis method, analyzing movement of an object in image data
JP2011108105A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Tokyo Electric Power Co Inc:The 画像データ処理装置およびコンピュータプログラム
CN102215321A (zh) * 2010-04-08 2011-10-12 联咏科技股份有限公司 移动检测方法及装置
US20130315442A1 (en) * 2012-05-25 2013-11-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Object detecting apparatus and object detecting method
JP2015515169A (ja) * 2012-02-22 2015-05-21 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 画像センサと、複数のフレームを用いて視野の外縁に向かって失われる照度を分析して減少させる手段とを含むビジョンシステム
JP2016018374A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 日本電気株式会社 物体追跡装置、物体追跡方法および物体追跡プログラム
JP2017163374A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 株式会社デンソー 交通状況解析装置、交通状況解析方法、及び、交通状況解析プログラム
JP2018091688A (ja) * 2016-12-01 2018-06-14 国立大学法人山口大学 対象物検出装置
WO2018139461A1 (ja) * 2017-01-30 2018-08-02 日本電気株式会社 移動物体検出装置、移動物体検出方法及び記憶媒体
CN109767453A (zh) * 2017-11-10 2019-05-17 富士通株式会社 信息处理装置、背景图像更新方法和非暂态计算机可读存储介质
JP2020017804A (ja) * 2018-07-23 2020-01-30 株式会社チャオ 画像伝送装置、画像伝送方法および画像伝送プログラム
JP2021043614A (ja) * 2019-09-10 2021-03-18 Kddi株式会社 オブジェクト検出装置、方法及びプログラム
JP2021523463A (ja) * 2018-05-07 2021-09-02 グーグル エルエルシーGoogle LLC リアルタイムのオブジェクト検出および追跡
US11748445B1 (en) * 2019-04-30 2023-09-05 Apple Inc. Techniques for managing feature maps
WO2024048080A1 (ja) * 2022-08-29 2024-03-07 三菱重工業株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Cited By (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6335985B1 (en) 1998-01-07 2002-01-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Object extraction apparatus
US7620206B2 (en) 1998-05-19 2009-11-17 Sony Computer Entertainment Inc. Image processing device and method, and distribution medium
US6714660B1 (en) 1998-05-19 2004-03-30 Sony Computer Entertainment Inc. Image processing device and method, and distribution medium
WO1999060522A1 (en) * 1998-05-19 1999-11-25 Sony Computer Entertainment Inc. Image processing apparatus and method, and providing medium
US7200247B2 (en) 1998-05-19 2007-04-03 Sony Computer Entertainment Inc. Image processing device and method, and distribution medium
KR100532990B1 (ko) * 1999-01-08 2005-12-02 엘지전자 주식회사 카메라의 움직임 검출 방법
WO2000056074A1 (en) * 1999-03-16 2000-09-21 Central Research Laboratories Limited Closed circuit television (cctv) camera and system
US7440614B2 (en) 1999-10-22 2008-10-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of extracting contour of image, method of extracting object from image, and video transmission system using the same method
US7428335B2 (en) 1999-10-22 2008-09-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of extracting contour of image, method of extracting object from image, and video transmission system using the same method
JP2003044859A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動き追跡装置及び人物追跡方法
US7310110B2 (en) 2001-09-07 2007-12-18 Intergraph Software Technologies Company Method, device and computer program product for demultiplexing of video images
US8233044B2 (en) 2001-09-07 2012-07-31 Intergraph Software Technologies Method, device and computer program product for demultiplexing of video images
US7587065B2 (en) 2002-09-26 2009-09-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Image analysis method, analyzing movement of an object in image data
JP2008513868A (ja) * 2004-09-21 2008-05-01 テールズ オプトエレクトロニクス利用の監視システムにおける点状の目標の検出及びトラッキング方法
JP2006098119A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Ntt Data Corp 物体検知装置、物体検知方法および物体検知プログラム
JP2008047991A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Hitachi Kokusai Electric Inc 画像処理装置
WO2009078056A1 (ja) * 2007-12-14 2009-06-25 Fujitsu Limited 移動物検知装置及び移動物検知プログラム
US8150104B2 (en) 2007-12-14 2012-04-03 Fujitsu Limited Moving object detection apparatus and computer readable storage medium storing moving object detection program
JP4957807B2 (ja) * 2007-12-14 2012-06-20 富士通株式会社 移動物検知装置及び移動物検知プログラム
JP2009152748A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Mitsubishi Electric Corp 放置物監視用画像処理装置
JP2008241707A (ja) * 2008-03-17 2008-10-09 Hitachi Kokusai Electric Inc 自動監視システム
JP4694589B2 (ja) * 2008-03-17 2011-06-08 株式会社日立国際電気 自動監視システム
JP2011108105A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Tokyo Electric Power Co Inc:The 画像データ処理装置およびコンピュータプログラム
CN102215321A (zh) * 2010-04-08 2011-10-12 联咏科技股份有限公司 移动检测方法及装置
JP2015515169A (ja) * 2012-02-22 2015-05-21 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 画像センサと、複数のフレームを用いて視野の外縁に向かって失われる照度を分析して減少させる手段とを含むビジョンシステム
US20130315442A1 (en) * 2012-05-25 2013-11-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Object detecting apparatus and object detecting method
JP2016018374A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 日本電気株式会社 物体追跡装置、物体追跡方法および物体追跡プログラム
JP2017163374A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 株式会社デンソー 交通状況解析装置、交通状況解析方法、及び、交通状況解析プログラム
JP2018091688A (ja) * 2016-12-01 2018-06-14 国立大学法人山口大学 対象物検出装置
US10755419B2 (en) 2017-01-30 2020-08-25 Nec Corporation Moving object detection apparatus, moving object detection method and program
WO2018139461A1 (ja) * 2017-01-30 2018-08-02 日本電気株式会社 移動物体検出装置、移動物体検出方法及び記憶媒体
US10769798B2 (en) 2017-01-30 2020-09-08 Nec Corporation Moving object detection apparatus, moving object detection method and program
US10853950B2 (en) 2017-01-30 2020-12-01 Nec Corporation Moving object detection apparatus, moving object detection method and program
CN109767453A (zh) * 2017-11-10 2019-05-17 富士通株式会社 信息处理装置、背景图像更新方法和非暂态计算机可读存储介质
CN109767453B (zh) * 2017-11-10 2023-04-07 富士通株式会社 信息处理装置、背景图像更新方法和非暂态计算机可读存储介质
CN109767453B9 (zh) * 2017-11-10 2023-06-30 富士通株式会社 信息处理装置、背景图像更新方法和非暂态计算机可读存储介质
JP2021523463A (ja) * 2018-05-07 2021-09-02 グーグル エルエルシーGoogle LLC リアルタイムのオブジェクト検出および追跡
US11651589B2 (en) 2018-05-07 2023-05-16 Google Llc Real time object detection and tracking
JP2020017804A (ja) * 2018-07-23 2020-01-30 株式会社チャオ 画像伝送装置、画像伝送方法および画像伝送プログラム
US11748445B1 (en) * 2019-04-30 2023-09-05 Apple Inc. Techniques for managing feature maps
JP2021043614A (ja) * 2019-09-10 2021-03-18 Kddi株式会社 オブジェクト検出装置、方法及びプログラム
WO2024048080A1 (ja) * 2022-08-29 2024-03-07 三菱重工業株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3892059B2 (ja) 2007-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08241414A (ja) 動物体検出・追跡装置と閾値決定装置
Nascimento et al. Performance evaluation of object detection algorithms for video surveillance
US10121079B2 (en) Video tracking systems and methods employing cognitive vision
Huang et al. A vision-based vehicle identification system
AU2009295350B2 (en) Detection of vehicles in an image
WO2022027931A1 (zh) 基于视频图像的运动车辆前景检测方法
KR100659781B1 (ko) 씨씨디 영상에서의 연기 검출방법 및 장치
US8553086B2 (en) Spatio-activity based mode matching
US8355079B2 (en) Temporally consistent caption detection on videos using a 3D spatiotemporal method
Chen et al. Indoor and outdoor people detection and shadow suppression by exploiting HSV color information
Yang et al. Moving cast shadow detection by exploiting multiple cues
Xu et al. Segmentation and tracking of multiple moving objects for intelligent video analysis
CN112561951B (zh) 一种基于帧差绝对误差和sad的运动和亮度检测方法
Lin et al. An efficient and robust moving shadow removal algorithm and its applications in ITS
Sledeviè et al. FPGA-based selected object tracking using LBP, HOG and motion detection
CN112927262A (zh) 一种基于视频的相机镜头遮挡检测方法及系统
CN110728700B (zh) 一种运动目标追踪方法、装置、计算机设备及存储介质
CN111582166A (zh) 基于高斯建模和YoLo V3目标检测的遗留物检测方法
CN107066929B (zh) 一种融合多种特征的高速公路隧道停车事件分级识别方法
Xie et al. Robust vehicles extraction in a video-based intelligent transportation systems
JP2001061152A (ja) 動き検出方法および動き検出装置
CN115690162B (zh) 一种固定视频中移动大目标的检测方法及装置
CN111242051A (zh) 一种车辆识别优化方法、装置及存储介质
Low et al. Frame Based Object Detection--An Application for Traffic Monitoring
TWI716049B (zh) 前景及背景影像判斷方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040526

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040728

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040803

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040903

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees