JPH08237870A - 逆充電防止装置を備えた分散電源と分散電源システム及び複合形分散電源システム - Google Patents

逆充電防止装置を備えた分散電源と分散電源システム及び複合形分散電源システム

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JPH08237870A
JPH08237870A JP3633495A JP3633495A JPH08237870A JP H08237870 A JPH08237870 A JP H08237870A JP 3633495 A JP3633495 A JP 3633495A JP 3633495 A JP3633495 A JP 3633495A JP H08237870 A JPH08237870 A JP H08237870A
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low
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Nagataka Seki
長隆 関
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉器11の上位側の遮断器2が開放された
場合、速かに開閉器11を開路する。 【構成】 遮断器の下位側の配電線に開閉器11を介し
て電力系統と連系される分散電源において、電波を利用
して標準時刻に修正する機能を備えた時計により周期的
に位相が修正される低周波発振器13と、該低周波発振
器の出力信号f2を前記分散電源の制御系に加える手段
と、前記遮断器2の開放時に前記分散電源の制御系に加
えられる前記低周波発振器の出力信号によって前記分散
電源の交流量の変動が拡大したことを検出する手段と、
該手段によって前記開閉器13を開放する手段を具備し
て成る逆充電防止装置を備えた分散電源

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力系統の遮断器が開
放されたときに、その下位系統に連系している分散電源
を速やかに系統から切離して電力系統への逆充電を防止
する装置を備えた分散電源及びこの分散電源を複数組備
えた分散電源システム及びこの分散電源システムが複数
グル―プから成る複合形分散電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】燃料電池等の直流電力を、インバ―タで
交流電力に変換し、連系リアクトルや変圧器を介して電
力系統に接続するシステムはエネルギの有効利用の点か
ら、今後大きく普及していくことが予想される。このよ
うな分散電源における問題は、逆充電に対する適切な保
護方式が確立していないことである。
【0003】電力系統の保全の為に従来は上位の遮断器
を開放すればそれより下位の系統は停電状態になる。し
かし、そこに分散電源が接続されていると、分散電源が
下位系統を充電してしまう恐れがある。あるいは電力系
統の事故で上位遮断器が一旦開放してすぐ再閉路するよ
うなときに、分散電源が運転を継続していると、分散電
源と電力系統との電圧(振幅、位相等)が一致していな
いので過電流で分散電源に障害が発生する恐れがある。
このような点から電力系統に接続される分散電源は、電
力系統の遮断器の開放に伴って例えば1秒以内に運転を
停止することが求められている。
【0004】このような逆充電防止の対策としては、 (1) 電圧、周波数異常検出 (2) 位相監視 (3) 高調波形歪監視 等の受動的な対策と、 (4) 周波数、電圧、電流、有効電力あるいは無効電力等
の交流量を常時わずかに変動させる信号を重畳させてお
き、上位遮断器の開放によりその変動が拡大することを
利用する能動的な対策とが考えられている。これらは分
散電源の製作者側で実施するものであるが、電力会社側
から個々に転送遮断する案も考えられている。
【0005】分散電源側の逆充電防止対策として挙げた
上記の方式は電力会社などがそれぞれ評価しているが、
確実さの点で充分と言えるものはないのが実状である。
これについて、図6を基に説明する。
【0006】図6は特開昭64−23726号に従来例
として記載されている第5図と同一のものであり、10
1は燃料電池等の直流電源、102は直流電源101か
ら供給される直流を交流に変換するインバ―タ、103
はインバ―タ102と電力系統を連系するための連系リ
アクトル、104はインバ―タ102と電力系統を連系
したり切離したりする開閉器でこの開閉器104の上位
にある電力会社によって操作される遮断器118が遮断
されると、開閉器104は所定時間後に開放する必要が
ある。
【0007】105は電力系統の配電線、106は負
荷、107は電圧検出器、108は電流検出器、109
はインバ―タ102が出力する有効電力の基準値P*
設定する有効電力設定器、110は有効電力設定器10
9の出力が印加される位相演算器、111は位相演算器
110の出力θ1 と電源位相演算器112の出力θs を
加算してインバ―タ102の位相基準θI * を得るため
の加算器、113はインバ―タ102が出力する無効電
力の基準値Q* を設定する無効電力設定器、114は無
効電力演算器116の出力と無効電力設定器113の出
力を加算して増幅器115に加える加算器、117は電
圧検出器107の出力と増幅器115の出力を加算して
インバ―タの電圧振幅の基準VI * を得るための加算器
である。無効電力演算器116は電圧検出器107の出
力と、電流検出器108の出力から無効電力を演算して
求める。
【0008】インバ―タ102は系統電圧Vs ,位相θ
s に対してインバ―タ電圧VI 、位相θI の値を出力し
て無効電力と有効電力を制御する。図7はそのベクトク
図の一例で系統電圧Vs と出力電流Iの位相が一致した
力率1の運転状態を示す。
【0009】図6から分るように、電圧検出器107で
検出された系統電圧Vs と電流検出器108で検出され
た出力電流Iをもとに、インバ―タ102に対し位相基
準θI * と振幅の基準VI * が作られる。いま、遮断器
118が開放されたときを考えると、Vs はインバ―タ
電圧VI を連系リアクトル103のリアクタンスXと負
荷106のインピ―ダンスZで分圧された値となり、遮
断器118の解放後に系統電圧Vs として与えられる電
圧をVsoとするとVsoは Vso=[Z/(jX+Z)]・VI 但し、jは虚
数 となる。
【0010】制御系はこのVsoを系統電圧と見なして制
御を行うので、仮にVsoの振幅が増大すれば、加算器1
17には増大した電圧Vsoが加わり、インバ―タの電圧
基準基準VI * は増加する。従って、インバ―タはさら
に電圧を上げようと制御するので、前式のVI は増加
し、その結果Vsoはいっそう増加する。又、電力位相検
出器112で検出される位相θs がθsoに変化すれば、
インバ―タはその変化に追従しようとして周波数を変え
て位相を変化させるので、その結果θsoは同じ方向に変
化が拡大する。このような正帰還動作により電圧あるい
は周波数が異常となることを利用して、遮断器118の
開放を検出し、開閉器104を開放することができる。
【0011】多く場合Vsoは遮断器開放前の系統電圧V
s とは等しくならないが、インバ―タ102の発生出力
と負荷106の無効電力を含む消費電力がほとんど一致
しているときは、遮断器118の開放時に変化が生じに
くく、その結果異常が検出されるまでの時間がかかる。
そこで、電圧、位相、或いは見方を代えて有効電力、無
効電力等のいずれかの交流量を常時僅かに変化させてお
き、遮断器118の開放時に異常が速く現れるようにし
ようという方法が考えられている。
【0012】例えば、特開昭62―114435号には
分散電源に周波数外乱発生装置を設ける案が示されてい
る。遮断器118が閉の場合は、分散電源で外乱を与え
ても系統電圧Vs (振幅と位相)は系統が支配している
ので、変化として現れにくい。しかし一旦遮断器118
が開放されると、Vs は前式で与えられるVsoになりそ
こに変化が現れる。この方式は遮断器118の下位系統
に分散電源が1台のみ接続されているときには、上述の
ように自らの発生する変動が正帰還的に増大するので確
かに有効である。しかし多数の分散電源がそれぞれ独自
に外乱を発生しているときは、互いに外乱を相殺してし
まうことが起り得るので逆充電防止対策としては不十分
である。
【0013】一方、電力会社側の対策として挙げた転送
遮断は、確実ではあるが不特定多数の分散電源システム
の構築が出来ないと言う欠陥がある。以上のように、
(1) から(4) に挙げた従来の対策はいずれも不十分であ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】分散電源が不特定多数
設置されている状態で、電力系統の上位遮断器の開放時
に、分散電源を速やかに電力系統から切離して逆充電を
防止する確実で効果的な対策が望まれている。本発明は
上記問題点を解決するために為されたもので、分散電源
としは特にインバ―タに対して有効ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに請求項1に記載の発明は、遮断器の下位側の配電線
に開閉器を介して電力系統と連系される分散電源におい
て、電波を利用して標準時刻に修正する機能を備えた時
計により周期的に位相が修正される低周波発振器と、該
低周波発振器の出力信号を前記分散電源の制御系に加え
る手段と、前記遮断器の開放時に前記分散電源の制御系
に加えられる前記低周波発振器の出力信号によって前記
分散電源の交流量の変動が拡大したことを検出する手段
と、該手段によって前記開閉器を開放する手段を具備す
ることによって達成される。
【0016】又、請求項2に記載の発明は、遮断器の下
位側の配電線にそれぞれ開閉器を介して電力系統と連系
される分散電源において、電波を利用して標準時刻によ
り周期的に位相が修正される低周波発振器と、該低周波
発振器の出力信号を前記分散電源の制御系に加える手段
と、前記遮断器の開放時に前記分散電源の制御系に加え
られる前記低周波発振器の出力信号によって前記分散電
源の交流量の変動が拡大したことを検出する手段と、該
手段によって前記開閉器を開放する手段を具備すること
によって達成される。
【0017】更に、請求項3に記載の発明は、遮断器の
下位側の配電線に開閉器を介して電力系統と連系される
複数の分散電源からなる分散電源システムにおいて、前
記複数の分散電源の一部または全部の分散電源に設けら
れる電波を利用して標準時刻に修正する機能を備えた時
計により位相が修正される低周波発振器と、該低周波発
振器が設けられている分散電源の制御系に前記低周波発
振器の出力信号を加える手段と、前記分散電源の全てに
設けられ、前記遮断器の開放時に前記分散電源の制御系
に加えられた前記低周波発振器の出力信号によって前記
分散電源の交流量の変動が拡大したことを検出する手段
と、該手段によって前記開閉器を開放する手段を全ての
分散電源に具備することによって達成される。
【0018】又、請求項4に記載の発明は、遮断器の下
位側の配電線に開閉器を介して電力系統と連系される複
数の分散電源からなる分散電源システムにおいて、前記
複数の分散電源の一部または全部の分散電源に設けられ
る電波を利用して標準時刻により位相が修正される低周
波発振器と、該低周波発振器が設けられている分散電源
の制御系に前記低周波発振器の出力信号を加える手段
と、前記分散電源の全てに設けられ、前記遮断器の開放
時に前記分散電源の制御系に加えられる前記低周波発振
器の出力信号によって前記分散電源の交流量の変動が拡
大したことを検出する手段と、該手段によって前記開閉
器を開放する手段を全ての分散電源に具備することによ
って達成される。
【0019】更に、請求項5に記載の発明は、上位側が
遮断器を介して電力系統に連系される複数の変圧器と、
該複数の変圧器の下位側の配電線にそれぞれ開閉器を介
して接続される複数グル―プの分散電源からなる複合形
分散電源システムにおいて、前記各グル―ブ内の一部ま
たは全部の分散電源に設けられる電波を利用して標準時
刻に修正する機能を備えた時計により位相が修正される
低周波発振器と、前記低周波発振器が設けられている分
散電源の制御系に前記低周波発振器の出力信号を加える
手段と、前記分散電源の全てに設けられ、前記遮断器の
開放時に前記分散電源の制御系に加えられた前記低周波
発振器の出力信号によって前記分散電源の交流量の変動
が拡大したことを検出する手段と、該手段によって前記
開閉器を開放する手段を全ての分散電源に具備し、且つ
それぞれのグル―プの変動する交流量の位相が、それぞ
れのグル―プ相互間で所定位相ずれるように、それぞれ
のグル―プに設けられる前記低周波発振器の出力信号の
位相を所定位相ずらしたことことによって達成される。
【0020】更に又、請求項6に記載の発明は、上位側
が遮断器を介して電力系統に連系される複数の変圧器
と、該複数の変圧器の下位側の配電線にそれぞれ開閉器
を介して接続される複数グル―プの分散電源からなる複
合形分散電源システムにおいて、 前記各グル―ブ内の
一部または全部の分散電源に設けられる電波を利用して
標準時刻により位相が修正される低周波発振器と、前記
低周波発振器が設けられている分散電源の制御系に前記
低周波発振器の出力信号を加える手段と、前記分散電源
の全てに設けられ、前記遮断器の開放時に前記分散電源
の制御系に加えられた前記低周波発振器の出力信号によ
って前記分散電源の交流量の変動が拡大したことを検出
する手段と、該手段によって前記開閉器を開放する手段
を全ての分散電源に具備し、且つそれぞれのグル―プの
変動する交流量の位相が、それぞれのグル―プ相互間で
所定位相ずれるように、それぞれのグル―プに設けられ
る前記低周波発振器の出力信号の位相を所定位相ずらし
たことことによって達成される。
【0021】
【作用】前述のように、構成された請求項1及び請求項
2に記載の発明によれば、電波を利用して標準時刻によ
り直接・間接的に位相修正する機能を備えた低周波発振
器を用いて、遮断器の下位側の配電線に開閉器を介して
電力系統と連系される分散電源の交流量に変動を与える
ことにより、配電線に開閉器を介して任意に分散電源を
設置しても、低周波発振器の出力位相を一致させるだけ
で、多数の分散電源の発生する変動が互いに相殺するこ
とはないので、従来相殺により効果が失われる恐れあつ
た交流量の変動を用いた各種の逆充電防止対策を効果的
に実施できる。
【0022】又、請求項3及び請求項4に記載の発明に
よれば、遮断器の下位側の配電線に開閉器を介して電力
系統と連系される複数の分散電源からなる分散電源シス
テムにおいては、全ての分散電源に交流量の変動を起こ
させる低周波発振器を設ける必要はなく、分散電源その
ものに能動的変動を起こす機能をもたないものであって
も、系統内に変動があればその変動を正帰還的に拡大す
る機能は本来有しているため、仮に増設する一部の分散
電源に低周波発振器を設け、本発明の目的を満す範囲で
残りの分散電源はそれ自身は能動的な変動装置は内部に
含まれないものであっても多数の分散電源の発生する変
動が互いに相殺することはないので、従来相殺により効
果が失われる恐れあつた交流量の変動を用いた各種の逆
充電防止対策を効果的に実施できる。
【0023】更に又、請求項5及び請求項6に記載の発
明は、請求項3及び請求項4に記載の発明の分散電源シ
ステムを一つのグル―プとして、このグル―プを複数組
電力系統と連系した複合形分散電源システムに適用した
ものであり、請求項3及び請求項4に記載の発明の効果
に加え、グル―プの変動する交流量の位相が、それぞれ
のグル―プ相互間で所定位相ずれるように、それぞれの
グル―プに設けられる前記低周波発振器の出力信号の位
相を所定位相ずらしたことによって、グル―プで変動す
る交流量の変動が上位の電力系統に与える影響を緩和で
きる効果もえられる。
【0024】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
で、1,3,及び5は配電線、2は電力会社側によって
操作される遮断器、4は変圧器である。また10は分散
電源で11は分散電源10と配電線5の間に設けられる
開閉器、この開閉器11は遮断器2が遮断されたときは
開放されるべきものである。12は電波を利用して標準
時刻に修正する機能を備えた電波時計である。通常この
部分は分散電源10の内部、あるいは開閉器11を収納
する箱内に装備されるのであるが、説明の都合でこの部
分を分離している。分散電源10は多数設けられるがこ
こでは2台としてa,bの添字を付して区別している。
13は低周波発振器で電波時計12の信号で位相が修正
されるように構成されている。以下各部の働きを述べ
る。
【0025】始めに図2は既に市販されている電波時計
の原理を示したものである。201はセシウム原子時
計、202は送信所、203は電波時計12内部にある
アンテナ、204は受信部、205はマイクロコンピュ
―タを用いた解読部、206は表示部である。
【0026】セシウム原子時計201は誤差が数10万
年に1秒の精度を有する。この時計を基にした時刻は図
3に示すような時刻信号により、茨城県三和町にある標
準周波数局送信所202から40kHzの長波で日本列
島全域をほぼカバ―する領域内に送信されている。図3
は253日目の18時42分の0.7秒前を示してい
る。この電波をアンテナ203を介して受信部204で
受信して、内蔵するマイクロコンピュ―タで時刻信号を
時刻に解読して、この電波時計12が内部に有する水晶
発振器による時計を修正する。標準時刻に自動修正する
動作は1日に10数回行われる。
【0027】低周波発振器13は、分散電源10の制御
回路内に外乱を与えて、分散電源10の発生する交流量
に変動を起こさせ、遮断器2が開放されたときに、開閉
器11が速やかに開放するために、設けられている。低
周波発振器13a,13bが共に電波時計により常に位
相の修正が行われるので、分散電源10a,10bの発
生する交流量の変動が互いに相殺されないようになる。
【0028】次に電波時計12の所定時刻毎に低周波発
振器13の位相を修正する方法を図4により説明する。
図4の低周波発振器13において、210は修正時刻検
出器、211は低周波発振器13内部の水晶発振器、2
12、213はナンド回路、214はアップダウンカウ
ンタ、215から217はインバ―タ回路、218はJ
Kフリップフロップである。
【0029】電波時計12にある表示部206は時、
分、秒をそれぞれ示すために、それぞれ2桁の表示器を
持つ。一つの数字を示す表示器は例えば図4の中で示す
ように横3本縦4本の七つのセグメントからなり、どの
セグメントに電流を流すかを選択することにより1から
0を表示できる。例えば0を示すには中央の横線を示す
セグメント以外のセグメントを発光させればよい。修正
時刻検出器210は、時計の表示部206に入力される
このような信号を取込み、例として修正時刻を毎正時に
行うものとすれば、分の2桁の数字が00、秒の2桁が
00のときに、パルス信号Lを出力するような論理回路
を有する。
【0030】次に、低周波発振器13の動作説明の前に
アップダウンカウンタ214とJKフリップフロップ2
18の動作を説明する。アップダウンカウンタ214は
CUにパルス信号が与えられると、そのパルスの0から
1の変化(アップエッジという)が起こる度にその数を
カウントしある所定のカウント値に達するとCAに0パ
ルスを出力する(常時は1)。同様にCDにパルスが与
えられると、所定値から徐々にカウントを落し0に達す
るとBRに0パルスを出力する(常時は1)。Rに1が
加えられるとカウント値が0にリセットされる。
【0031】JKフリップフロップ218はJに1の信
号が与えられるとCLに印加される水晶発振器211の
パルスのアップエッジでQが1、qは0となり、その後
Jの信号が0になってもその状態が保持される。またK
に1の信号が与えられるときCLに印加されるパルスの
アップエッジでQが0、qが1に変化し、その後Kの信
号が0に戻ってもその状態が保持される。Rに1の信号
が加えられると、qは1、Qは0にリセットされる。
【0032】次に、低周波発振器13の動作を図4及び
図5に示す各部の波形を参照しながら以下に説明する。
水晶発振器211の発振周波数を仮に1MHzとし、低
周波発振器13の出力に2Hzの矩形波交流信号を得る
ものとする。水晶発振器211の出力Aは二つのナンド
回路212,213を介してアップダウンカウンタ21
4に加えられる。JKフリップフロップ218の出力Q
が0、qが1の場合、ナンド回路212の出力Bには水
晶発振器211の信号が反転して現れ、ナンド回路21
3の出力Cは1のままになる。その結果アップダウンカ
ウンタ214は0からカウントを始める。図5のDはカ
ウント状態の増減をイメ―ジとして示したものである。
【0033】アップダウンカウンタ214は2.5X1
5 個までカウントするとCAに0パルスが現れる。こ
の信号はインバ―タ回路215で反転され1となり、こ
れがJKフリップフロップ218に与えられると、CL
に加えられる水晶発振器211からの信号のインバ―タ
217による反転パルスのアップエッジでQが1、qが
0になる。この結果ナンド回路212の出力Bは1に保
持され、代ってナンド回路213の出力Cに水晶発振器
211の反転した信号が現れて、アップダウンカウンタ
214は2.5X105 からカウントダウンを開始す
る。0に達するとBRに0パルスが現れる。この信号は
インバ―タ回路216で反転され1となり、これがJK
フリップフロップ218に与えられると水晶発振器21
1からの信号のインバ―タ回路217による反転パルス
のアップエッジでQが0、qが1に戻る。
【0034】以上の動作を繰返すことによりJKフリッ
プフロップ218の出力Qには2Hzの方形波が生じる
(1MHzのパルスを2.5X105 個数えると、時間
にして0.25秒になる。これが半周期になるので2H
zとなる)。
【0035】次に、標準時刻による修正動作を説明す
る。前述のように毎正時に修正時刻検出器210の出力
Lに1のパルスが生じる。この信号はアップダウンカウ
ンタ214とJKフリップフロップ218のR端子に加
えられており、それぞれの状態をリセットする。即ち、
アップダウンカウンタ214はカウント値が0に戻り、
JKフリップフロップ218のQは0となる。図5で点
線で示すように修正時刻検出器210の出力Lが1とな
ると、カウントダウン中のカウント値は0となりJKフ
リップフロップ218の出力Qは0になる。これによっ
てΔθだけ位相が進められたことになる。同様にアップ
カウント中に修正時刻検出器210の出力Lが1になる
と、0から戻ってカウントする。これにより位相が遅れ
方向に修正されることになる。
【0036】電波による修正を行わないと例えば1日に
0.5秒のずれが発生するような水晶発振器を211に
使用したとすると、2Hzの発振器は1日に0.5秒即
ち1周期分360度位相がずれることになる。従って、
電波時計で修正しない場合は、二つの低周波発振器13
a,13b間の位相のずれは大きく、従って交流量の変
動は打消し合うことも有り得る。これを1時間おきに修
正するとすれば、ずれは最大±15度に収まり、これは
全く問題ない値である。
【0037】上述のように低周波発振器13の出力信号
は標準時刻の或る時刻毎に位相が修正される。2台の低
周波発振器13a,13bのそれぞれの位相のずれは少
ないので、これらの出力を従来技術の(4) の方式で述べ
た交流量の変動を起こす為の外乱信号に用いれば、分散
電源の発生する交流量の変動が打消し合うことはなくな
る。
【0038】具体的に変動を起こす方法は、低周波発振
器13の出力信号を分散電源の制御系に加えれば良い。
例えば図6の回路では加算器111,114,或いは1
17に低周波発振器13の出力信号f2 を適当な係数を
乗じて、例えば変動値が定格の5%程度となるように加
算することにより、5%の変動を重畳することができ
る。
【0039】本方式によれば、何等かの要因で遮断器2
が遮断されると、複数の分散電源10の出力交流量が同
時刻に同じ方向に変動が与えられるので、変動が分散電
源10で正帰還的に拡大されていく。この交流量の変動
拡大を検出して図示しない開閉器11を開閉する開閉制
御手段によって開閉器11を開放することができる。
【0040】上記の説明では電波時計12と低周波発振
器13と区別したが、電波時計12の原理で述べている
ように、電波時計自身にも水晶発振器を内部に有する。
この水晶発振器を低周波発振器13の内部発振器211
として利用することが可能である。先の説明では時刻表
示器12、分周器214などに分けたが、電波時計内部
のマイクロコンピュ―タ自身にこれらの機能を持たせる
ことは容易である。また時計は本来時刻を表示するため
のものであるが、本発明の目的とすれば表示部分は不要
であるから、これを取去ることが可能である。
【0041】一つの配電系統に接続される全ての分散電
源の交流量の変動が互いに打消し合って効果を相殺して
しまわないためには、基本的には変動周期と位相が揃っ
ていればよい。しかし下記の場合も可能である。 (1) 変動周期は揃っているが、位相差が90度付近に
ある二つの分散電源グル―プからなるとき。この場合は
合成した変動の周期は半分(変動周波数は2倍)となる
ものの、変動は打消されずに残る。 (2) 同様に変動周期は揃っているが、位相差が60度
付近にある三つの分散電源グル―プからなるとき。この
場合は合成した変動周期は1/3(変動周波数は3倍)
となる。
【0042】以下原理的には変動周期は揃っているが、
位相差は互いに180/n付近にあるn組の分散電源グ
ル―プからなるときは、変動が相殺されずに残る。しか
しnの値が増すにつれ合成された変動周波数が高くな
り、高くなり過ぎると効果が薄れるとともに、低周波発
振器13の精度を高める必要がある。
【0043】全ての分散電源が本発明に示す能動的な交
流量の変動を起こさせる低周波発振器を有する必要はな
い。即ち分散電源そのものに能動的変動を起こす機能を
もたないものであっても、系統内に変動があればその変
動を正帰還的に拡大する機能は本来有するからである。
即ち一つの配電系統に接続される分散電源の全体が本発
明の方式を備えていれば当然支障はないが、仮に一部で
あっても本発明の目的を満す範囲で残りの分散電源はそ
れ自身は能動的な変動装置は内部に含まれないものであ
ってもよい。
【0044】交流量の変動値は分散電源の定格値の高々
5%〜10%である。一つの配電系統に接続される分散
電源の容量は高々5%であろうから、交流量の変動が配
電系統に及ぼす割合は0.5%以下である。しかしなが
ら、一つの配電系統に接続される分散電源が複数個から
成って分散電源システムを構成し、更にこの分散電源シ
ステムが上位系統に複数グル―プ、それぞれ変圧器を介
して連系される場合は、上位系統に与える交流量の変動
は無視できなくなることも考えられる。これを緩和する
には変圧器で分割されたクル―プ間で変動の位相を変え
ることが考えられる。例えば、同程度の容量の二つのグ
ル―プから成る配電系統を考える場合は、それぞれのグ
ル―プの低周波発振器の出力信号の位相差を180度と
し、三つのグル―プから成る配電系統の場合は、それぞ
れのグル―プの低周波発振器の出力信号の位相差を12
0度とすれば、上位系統における変動は緩和される。
【0045】送信所から送られる電波は分散電源の設置
場所、例えばビルの地下によっては受信出来ない恐れが
ある。この場合は電波を受信し易い場合にアンテナと受
信部などを移動させることは当然である。もし分散電源
が太陽光発電を利用するものであれば、太陽パネルの近
くに置くのがよい。
【0046】上記のようにして交流量の変動が拡大して
いけば、その拡大を異常として検出することは容易であ
る。周波数の変化は位相差の変化としてとらえればより
速く異常の検出が可能である。異常の検出方法としては
制御量の通常の変動範囲を逸脱する状態を検出する等の
方法もある。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
標準時刻に修正する信号を利用して分散電源が出力する
交流量を協調して変動させるので、分散電源自身が持つ
正帰還作用とあいまって、上位遮断器の開放に伴なう交
流量の変動をとらえて、速かに開閉器を開放するもの
で、 (1) 種々考案されている交流量の能動的変動を利用す
る方式を活用できる。 (2) 増設を任意に行っても分散電源の保護動作に信頼
がおける。 (3) 分散電源の全てに本方式の変動装置を付加する必
要はないので、既に分散電源が設置されている地域に、
後からこの変動装置を持つ分散電源を付加することで、
配電システム全体の保護動作を高めることができる。 (4) 従来技術では負荷に回転機が含まれると検出が遅
れることがあったが、本方式ではそれが少ない。 (5) 電力会社が個々の機器を運転制御するのではな
く、分散電源側に判定機能を持たせているので、不特定
多数の分散電源システムの構築が出来る。等の効果が得
られ、分散電源の普及に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】電波時計の原理を説明するための図。
【図3】送信される電波の時刻信号例。
【図4】電波時計の信号により低周波発振器を修正する
回路例。
【図5】[図4]の動作を説明するための図。
【図6】本発明を適用する分散電源の構成例。
【図7】電力系統電圧とインバ―タ電圧の関係を示すベ
クトル図。
【符号の説明】
1,3,5 …配電線 2
…遮断器 4 …変圧器 6
…高周波信号注入装置 10a,10b…分散電源 11a,11b
…開閉器 12a,12b…高周波信号検出装置 13a,13b
…発信器 101 …直流電源 102
…インバ―タ 103 …リアクトル 104
…開閉器 105 …配電線 106
…負荷 107 …電圧検出器 108
…電流検出器 109 …有効電力設定器 110
…位相演算器 111 …加算器 112
…電源位相演算器 113 …無効電力設定器 114
…加算器 115 …増幅器 116
…無効電力演算器 117 …加算器 118
…遮断器 201 …セシウム原子時計 202
…送信所 203 …アンテナ 204
…受信部 205 …解読部 206
…表示部 210 …修正時刻検出器 211
…水晶発振器 212 …ナンド回路 213
…ナンド回路 214 …アップダウンカウンタ215〜217
…インバ―タ回路 218 …JKフリップフロップ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02H 3/44 H02H 3/44 Z H02M 7/48 9181−5H H02M 7/48 R 9181−5H M 9181−5H D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮断器の下位側の配電線に開閉器を介
    して電力系統と連系される分散電源において、 電波を利用して標準時刻に修正する機能を備えた時計に
    より周期的に位相が修正される低周波発振器と、 該低周波発振器の出力信号を前記分散電源の制御系に加
    える手段と、 前記遮断器の開放時に前記分散電源の制御系に加えられ
    る前記低周波発振器の出力信号によって前記分散電源の
    交流量の変動が拡大したことを検出する手段と、 該手
    段によって前記開閉器を開放する手段を具備して成る逆
    充電防止装置を備えた分散電源
  2. 【請求項2】 遮断器の下位側の配電線にそれぞれ開
    閉器を介して電力系統と連系される分散電源において、 電波を利用して標準時刻により周期的に位相が修正され
    る低周波発振器と、 該低周波発振器の出力信号を前記分散電源の制御系に加
    える手段と、 前記遮断器の開放時に前記分散電源の制御系に加えられ
    る前記低周波発振器の出力信号によって前記分散電源の
    交流量の変動が拡大したことを検出する手段と、 該手
    段によって前記開閉器を開放する手段を具備して成る逆
    充電防止装置を備えた分散電源
  3. 【請求項3】 遮断器の下位側の配電線に開閉器を介
    して電力系統と連系される複数の分散電源からなる分散
    電源システムにおいて、 前記複数の分散電源の一部または全部の分散電源に設け
    られる電波を利用して標準時刻に修正する機能を備えた
    時計により位相が修正される低周波発振器と、 該低周
    波発振器が設けられている分散電源の制御系に前記低周
    波発振器の出力信号を加える手段と、 前記分散電源の全てに設けられ、前記遮断器の開放時に
    前記分散電源の制御系に加えられた前記低周波発振器の
    出力信号によって前記分散電源の交流量の変動が拡大し
    たことを検出する手段と、 該手段によって前記開閉器を開放する手段を全ての分散
    電源に具備したことを特徴とした逆充電防止装置を備え
    た分散電源システム。
  4. 【請求項4】 遮断器の下位側の配電線に開閉器を介
    して電力系統と連系される複数の分散電源からなる分散
    電源システムにおいて、 前記複数の分散電源の一部または全部の分散電源に設け
    られる電波を利用して標準時刻により位相が修正される
    低周波発振器と、 該低周波発振器が設けられている分散電源の制御系に前
    記低周波発振器の出力信号を加える手段と、 前記分散電源の全てに設けられ、前記遮断器の開放時に
    前記分散電源の制御系に加えられる前記低周波発振器の
    出力信号によって前記分散電源の交流量の変動が拡大し
    たことを検出する手段と、 該手段によって前記開閉器を開放する手段を全ての分散
    電源に具備したことを特徴とする逆充電防止装置を備え
    た分散電源システム。
  5. 【請求項5】 上位側が遮断器を介して電力系統に連
    系される複数の変圧器と、該複数の変圧器の下位側の配
    電線にそれぞれ開閉器を介して接続される複数グル―プ
    の分散電源からなる複合形分散電源システムにおいて、 前記各グル―ブ内の一部または全部の分散電源に設けら
    れる電波を利用して標準時刻に修正する機能を備えた時
    計により位相が修正される低周波発振器と、 前記低周波発振器が設けられている分散電源の制御系に
    前記低周波発振器の出力信号を加える手段と、 前記分散電源の全てに設けられ、前記遮断器の開放時に
    前記分散電源の制御系に加えられた前記低周波発振器の
    出力信号によって前記分散電源の交流量の変動が拡大し
    たことを検出する手段と、 該手段によって前記開閉器を開放する手段を全ての分散
    電源に具備し、且つそれぞれのグル―プの変動する交流
    量の位相が、それぞれのグル―プ相互間で所定位相ずれ
    るように、それぞれのグル―プに設けられる前記低周波
    発振器の出力信号の位相を所定位相ずらしたことを特徴
    とする逆充電防止装置を備えた複合形分散電源システ
    ム。
  6. 【請求項6】 上位側が遮断器を介して電力系統に連
    系される複数の変圧器と、該複数の変圧器の下位側の配
    電線にそれぞれ開閉器を介して接続される複数グル―プ
    の分散電源からなる複合形分散電源システムにおいて、 前記各グル―ブ内の一部または全部の分散電源に設けら
    れる電波を利用して標準時刻により位相が修正される低
    周波発振器と、 前記低周波発振器が設けられている分散電源の制御系に
    前記低周波発振器の出力信号を加える手段と、 前記分散電源の全てに設けられ、前記遮断器の開放時に
    前記分散電源の制御系に加えられた前記低周波発振器の
    出力信号によって前記分散電源の交流量の変動が拡大し
    たことを検出する手段と、 該手段によって前記開閉器を開放する手段を全ての分散
    電源に具備し、且つそれぞれのグル―プの変動する交流
    量の位相が、それぞれのグル―プ相互間で所定位相ずれ
    るように、それぞれのグル―プに設けられる前記低周波
    発振器の出力信号の位相を所定位相ずらしたことを特徴
    とする逆充電防止装置を備えた複合形分散電源システ
    ム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181388A (ja) * 2005-11-29 2007-07-12 Omron Corp 単独運転検出装置
JP2008172978A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Omron Corp 単独運転検出装置及びその同期方法
JP2013005499A (ja) * 2011-06-13 2013-01-07 Kyocera Corp 電力制御装置及び電力制御方法
CN106571638A (zh) * 2016-11-10 2017-04-19 南京南瑞集团公司 一种低频振荡类型的判别方法

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