JPH08237250A - 情報伝送方法とその設備 - Google Patents

情報伝送方法とその設備

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JPH08237250A
JPH08237250A JP26172595A JP26172595A JPH08237250A JP H08237250 A JPH08237250 A JP H08237250A JP 26172595 A JP26172595 A JP 26172595A JP 26172595 A JP26172595 A JP 26172595A JP H08237250 A JPH08237250 A JP H08237250A
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ukp
ekp
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JP26172595A
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English (en)
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Max B Gut
マックス・ベー・グート
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Royale Consultants Ltd
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Royale Consultants Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/407Bus networks with decentralised control
    • H04L12/413Bus networks with decentralised control with random access, e.g. carrier-sense multiple-access with collision detection [CSMA-CD]
    • H04L12/4135Bus networks with decentralised control with random access, e.g. carrier-sense multiple-access with collision detection [CSMA-CD] using bit-wise arbitration

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の局の外に、受信ユニットが無い為にC
SMAプロトコルを満たさないネットワークに情報を送
ることが出来る局を操作可能とする。 【解決手段】 中間壁(31,32,38,39)によって、異なる
重複領域(34,35,36,37)が形成され、個々の通信相手の
間で異なる送信及び受信状態が生じる。伝送要求を有す
る両方向作動通信相手(KP)は、起動通信相手(IKP)とし
て、情報転送のはじめにその特性を表す情報を伝達し、
所定の時間待機する。伝送要求を有せず送信機の重複領
域に位置する両方向通信相手(KP)は、受信通信相手(EK
P)として、送信通信相手(IKP)からの情報受信後所定の
時間内にエコーを再送信する。更に、送信機の重複領域
にはなく、受信通信相手(EKP)の重複領域にある両方向
作動通信相手(KP)を、モニタや応答−受信をする通信相
手(AKP)とし、送信通信相手(IKP)と受信通信相手(EKP)
間の開始情報伝送が結果的に干渉されない手段を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報伝送方法とそ
の設備に関するもので、その中で、情報伝送は、各々少
なくとも1台の送信機を有する通信相手間で行われ、情
報はビットシリアル式に伝送され、情報の流れの方向
は、部分的に切りかえ可能となっているものである。
【0002】
【従来の技術】上記の様な方法により、通信相手の間
で、例えば、コンピュータとプリンタ又は、通信媒体と
して赤外線又は無線を用いることができ、互いにケーブ
ル等で連結されていない電子システムとの間で、両方向
情報伝送を行うことが可能である。この様な方法は、ネ
ットワーク内で導体を介して接続されていたり、導体に
よってネットワークに接続されていない通信相手間で情
報交換の可能な、通信ネットワークに関しても使用する
ことが出来る。
【0003】ネットワーク内で数個のパーティと通信す
る場合は、ネットワークは自動的にそれ自身を管理する
必要がある。即ち、どのパーティが、いつ、どの基準に
基づいて通信できるかを決定する必要がある。プロトコ
ルは、通信相手間の順序付けた情報交換の自動的実施及
びネットワーク管理に対する規則及び協定事項を総まと
めにしたものである。更に複雑なネットワーク管理で
は、プロトコルは分散化管理に基づいており、その中で
は、各パーティは「マスター」であり、管理の1部を引
き受ける。パーティがどの様にネットワークを用い、ど
の様に、それを再び取り消すかは、プロトコルによって
決められる。
【0004】この様なネットワークに対する周知のプロ
トコルは、CSMA(キャリア検知多重アクセス:carr
ier sense multiple access)プロトコルである。した
がって、この様なプロトコルが実現される為には、少な
くとも次の前提条件を満たす必要がある。
【0005】<マスタになる能力>: 各パーティは、
その伝送要求に基づいて伝送媒体を得ることが出来ねば
ならない。
【0006】<モニタする能力>: 各パーティは、ネ
ットワーク上の通信量を観察し、これをネットワークを
得る為の基準として使用することが出来ねばならない。
バス構成の電気導体を有するネットワークでは、すべて
のバスパーティが同時にバスに伝送される各情報をモニ
タできるという事実は、いわば、特徴的なものである
(例えば、出力段階の配線又はリンクによる)。
【0007】<割り込む能力>: ネットワークの使用
中、各パーティ(局)は、他のパーティも又ネットワー
クを使用しているか否かを決定し、使用している場合
は、直にその送信を停止せしめることが出来ねばならな
い。
【0008】<媒体の両方向性>: 伝送媒体は、情報
を両方向に伝送出来ねばならない。
【0009】<同時性>: 伝送媒体及び通信相手は、
数個の通信相手(局)による伝送チャネルの同時使用が
可能な様に設計されねばならない。特に、このことは、
バス構成の電気導体を用いるネットワークで、プッシュ
・プル出力回路の使用が不可能となり得ることを意味し
ている。
【0010】上述の前提条件は、主として、送信中は、
各局は、受信可能の状態のままである必要があるという
ことを意味している。これらの前提条件は、導体制御で
ないネットワーク、例えば、赤外線及び/又は無線に基
づくネットワークでは完全に適合しない。
【0011】たとえ通信相手(局)が送信中は受信出来
ないとしても、CSMAプロトコルの実施を可能とする
方法が現在では公知である(EP−A1−0 609 1
78ローヤルコンサルタント社:Royale Consultants L
td.)。
【0012】この方法は、時間マルチプレックスに基づ
いている。それで、ある通信相手(局)が、導体制御に
よらない伝送媒体を介して情報を伝達しようとすると、
この局は、この時迄にビット自体を受けていなければ
(CS=キャリア検知)、それ自身を起動局(intiating
station)として確認し、それ自身伝送要求がなく、現
在起動局からビットを受けた別の局を、受信局として確
認する。情報伝送中は、起動局は、送信すべきデータフ
ロー(data flow)内の情報を、起動局より来るものと
してマークする。その役割として、受信局は直に(どの
場合でも、起動局による次のビットの送信に先立って)
受信ビットを起動局に返送し、このデータフローで、情
報を受信局から来るものとしてマークする。
【0013】送信の終了後又は、キャラクタの終りに、
局はその起動局又は受信局としての確認を取り消す。
【0014】受信局から又は、受信局から起動局へのビ
ットでの情報の返送により、後者が、情報が正しく受信
側に到達したか否か、又は、同時に情報発信を開始した
他の起動局が、情報のフローを誤り伝えたか否か(CD
=衝突検知:collision detection)又は、何か他の伝
送エラーが発生したかをチェック出来る。これにより、
媒体が再びクリアされた時に、CSMAプロトコルによ
り与えられたステップを開始することが可能となる(例
えば、送信の再開始(MA=多重アクセス:multiple a
ccess)。
【0015】それ故、この方法によって、赤外線又は無
線を用いて、移動通信パーティ(局)又は、ネットワー
クパーティを、現存の導体制御ネットワークに結びつけ
ることが極めて容易である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、全てのパーテ
ィがこのプロトコルに従わねばならないとすれば不利な
点もあると考えられる。これにより、各パーティは、キ
ャリア検知機構を実施する送信装置の外に、ハードウエ
アにより構成された受信エレメントを備える必要があ
り、それには相当な費用がかかると推定される。
【0017】又、この様な受信エレメントの操作には、
更にエネルギを要し、確保する必要のあるスペースの必
要条件もきびしくなる。この様な配置が、費用の点又
は、スペースの点で正当化されない応用分野も多い(例
えば、テレビセット等のIRリモート制御)。
【0018】更に、この様な応用分野では、情報伝送が
最大の時間的な長さを有することや、伝達が比較的発生
頻度が少なく、CSMAプロトコルにより制御されるデ
ータ交換に対してその時間的外観(temporal appearanc
e)について決定されていないこと等が代表的な事項で
ある。
【0019】したがって、先行技術における欠点をさ
け、従来の局(CSMAプロトコルを満す接続が可能)
の外に、受信ユニットが無い為にCSMAプロトコルを
満たさないネットワークに情報を送ることが出来る局を
操作可能な方法及びその為の設備を提供するのが本発明
の目的である。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本発明では、各々少なくとも1つの送信機を
有する通信相手間で情報伝送が行われ、情報がビットシ
リアル式に伝送され、情報のフローの方向を部分的に切
り換え可能とした情報伝送の方法において、伝送要求を
有する両方向作動通信相手(KP)は、伝送に先立って
起動通信相手(IKP)としての特徴を有し、更に、伝
送要求を有せず送信機の重複領域に位置する両方向通信
相手(KP)は、受信中、受信通信相手(EKP)とし
ての特徴を有し、起動両方向作動通信相手(IKP)
は、情報転送のはじめにその特性を表す情報を伝達し、
所定の時間待機し、受信通信相手(EKP)は、送信通
信相手(IKP)からの情報受信後所定の時間内にエコ
ーを再送信すると共に、更に、送信機の重複領域にはな
く、受信通信相手(EKP)の重複領域にある両方向作
動通信相手(KP)は、モニタ、応答−受信通信相手
(AKP)としての特徴を有し、送信通信相手(IK
P)と受信通信相手(EKP)間の起動情報伝送が結果
的に干渉されない手段を有することを特徴としている。
【0021】また、上記目的を達成するためになされた
本発明に係る情報伝送の設備は、上記方法を実施する為
の設備であって、各々1つの送信機と受信機を有する少
なくとも3つの通信相手(KP1,KP2,KP3)を
設け、かつ、1つの送信機のみを有する少なくとも1つ
の通信相手(KP4)を設け、互いに非同期性の2つの
情報フローのシリアル伝送に適する設備とし、送信機と
受信機とを有する通信相手からの情報は直接伝達でき、
唯1つの送信機を持つ通信相手(KP4)からの情報は
中間的にメモリに記憶でき、該メモリから読み出してC
SMA伝送の終りに伝達可能としたことを特徴としてい
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付の
図面を参照して詳細に説明する。図1において、参照符
号SEはセンサを示し、AKはアクチュエータを示し、
これらは、例えばインテリジェントな電子システムを構
成できる。センサSEとアクチュエータAKとは通信ネ
ットワークLANのデータバスBUを介して互いに接続
され、これによって情報が電文(テレグラム)形態でビ
ットシリアル式に伝送される。上記選択された例では、
電文はセンサにより送信されアクチュエータによって受
信されるので、以下の説明では「電文送信部」と「電文
受信部」という用語を使用する。この場合、中央監視局
SVすなわちスーパバイザはバスBUに接続され、電文
交信を常に監視している。データはスーパバイザSVに
表形式で記憶され、これによりスーパバイザSVは伝送
された電文の一部を用いて電文送信側から電文受信側へ
のアクセス権を点検することができる。汎用的な作動装
置PCがバスカプラPC/BCを介してバスBUに接続
され、また、いかなる種類の情報も通信ネットワークL
ANに入力でき、またそれで受信することも可能であ
る。
【0023】このような構成は従来技術の一部であり、
ヨーロッパ特許EP−A10570338に開示され、本願でも
使用されている。
【0024】図2では、局A、B、C、Dにより送信さ
れた電文は参照符号TA、TB、TC、TDで図示され
ている。導体制御バスシステムでは、CSMA(キャリ
ア検知多重アクセス)プロトコルがデータ交換の制御用
にしばしば使用される。このようなプログラムにより電
文が時間的に交互交替的に、すなわち重畳および干渉す
ることなしに確実に伝送可能となる。もしこのプロトコ
ルを用いて電文TAを局Aから伝送しようとすれば、バ
ス(BU)が最初に監視され(図1参照)、該バスBU
が他のデータ伝送によってすでに使用されているか否か
判定される(時間t=1)(CS=キャリア検知)。バ
スBUが使用可能であると判定された場合、電文TAが
伝送される。しかし、もしバスが使用中のとき、すなわ
ち、局Aからの伝送と同時に局Cからも電文TCを伝送
しようとすれば、後者によってバスBUは使用中である
ということが判断される(時間t=2)。従って、局C
はバスBUが再び使用可能となるまでそのデータ伝送を
待たねばならない(時間t=3)。もし、電文TCが実
際に局Cから送信中に他の複数の局DとBから電文TD
とTBを伝送しようとすれば(時間t=4、t=5)、
(最初に禁止された)アクセスへのそれら後者の試み
は、いわゆるバスBUの解放により、同時発生され、い
ずれの局でもバスのチャネル上ではなにも受信できず、
従って、電文TDとTBの伝送はそれぞれ同時的に開始
される(時間t=6)。電文TDとTBの伝送中は、両
局は監視動作を行い、これにより監視された情報が伝送
された情報と一致するか否か判定できる。監視された信
号が伝送信号と一致しない場合、直ちに信号伝送は終了
される。バスBUが再度不使用状態となった後は、更新
されたアクセスのみが試みられる(時間t=7、バスパ
ーティB) MA=多重アクセス。
【0025】上記通信ネットワークによって複数の局
(通信相手)が(例えば配線または電気導体上での接続
によって)干渉することなく同時的に確実に伝送可能で
ある場合、一方の局(局B、時間t=6−7)が、同じ
電文内容であるが同時的に伝送したということをもう一
方の局(局D、時間t=7)において判定することは不
可能であろう。従って、局Dによる電文伝送はそのまま
続行される(CA=衝突回避)。このように局Dはバス
通信相手Bに関して、実際には、より高い優先順位を有
する。従って、送信側のアドレスが電文において最初に
送信された場合、バス・パーティ・アドレスによって優先
順位を割り当て決定することが可能である。
【0026】このようなプロトコルもまた従来技術の一
部であり、ヨーロッパ特許EP−A10570338に開示さ
れ、また本願でも適用されている。
【0027】図3は、数台の通信相手間での無線密接続
を行う場合の「配置場所の問題(space problem)」を
説明するために用いられる。本図において、空間は、非
連続な第1の中間壁31、非連続な第2の中間壁32、
非連続な第3の中間壁38、及び非連続な第4の中間壁
39に接続されると共に、数台の通信相手、KP1、K
P2、KP6、及びKP7が配置されている。更に、も
う二台の通信相手、KP4及びKP5が、非連続な第2
及び第3の中間壁32及び38によって区切られた更な
る空間33に配置されている。第1及び第7の通信相手
KP1及びKP7と、第3及び第6の通信相手KP3及
びKP6とは、第1の中間壁31によって区切られてい
る。一方、第2の通信相手KP2は、中間壁31のほぼ
延長直線上に配置されている。この配置において、第
1、第2、第3、及び第4の重複領域(overlapping ar
ea)34、35、36、及び37が送信受信関係に接続
される。そして、第2地域35では通信相手KP1、K
P3、及びKP2間で重複し、第1地域34では通信相
手KP1及びKP2間で重複し、そして通信相手KP2
及びKP3が第3地域36で重複する。第4地域37の
みが通信相手KP1及びKP4が重複した状態で残る。
【0028】更なる二つの通信相手KP8及びKP9は
第4の非連続中間壁39で区切られて、第8の通信相手
KP8は第3及び第6の通信相手KP3及びKP6の受
信地域内に配置される。一方、第9の通信相手KP9は
第2の通信相手KP2の受信地域内に配置される。
【0029】本構成において、通信相手KPが実際の情
報交換で果たす役割及び空間における位置に基づいて、
各通信相手KPに所定の状態(defined state)を割り
当てることが出来る。
【0030】第3の通信相手KP3は起動通信相手IK
Pであり、それゆえに、下記に述べる対応パターンに基
づいて、始動ビット(starting bit)を生成して送信す
る。この通信相手はMIC(メッセージ起動コミュニケ
ータ)の様に働くので、つまり、CSMAプロトコルの
規則に従い転送される情報の「入口」であるKPであ
る。共通の第3地域36に配置されているので、第2の
通信相手KP2は、EKP或いはMRC(メッセージ受
信コミュニケータ)、つまりCSMAプロトコルの規則
に従い転送される情報の「出口」であるKPとして、情
報を受け取る。この例においては、第1の通信相手KP
1は応答−受信通信相手AKP、或いはRRC(応答−
受信コミュニケータ)として働く、つまり、IKPでは
なくEKPを受信出来る通信相手である。
【0031】しかしながら、他の通信相手KPはこの例
において考慮されねばならない。たとえば、OKP
(「オフサイド」通信相手)、いわゆるOSC(オフサ
イドコミュニケータ)、つまり現IKP及び、現EKP
の何れも受け取れないが、AKPは受け取れる通信相手
KPである。更に、この例における第5の通信相手KP
5は、いわゆるSKP(「独立(stand alone)」通信
相手KP、或いはSAC(独立コミュニケータ)を表し
ている。つまり、これはOKPから情報を受け取る事だ
けができる通信相手である。
【0032】CSMAプロトコルの規則に基づいて、両
方向交信で作動するこれらの通信相手KPに加えて、単
一方向交信で作動する通信相手KP、いわゆるUKPも
考慮する必要がある。そのようなUDC(単一方向コミ
ュニケータ)は、通信相手KP6、KP7、KP8、及
びKP9であり、それらは受信装置を有しないが、それ
にも関わらず、ネットワークに情報を入力する位置にな
ければならない。
【0033】上述の模範機能モードに関して、しかしな
がら、些事ではない「隠れた端末の問題」として知られ
ている本質的な問題を解決する必要がある。これは、情
報受信器EKPは、通信相手KP、IKPから送信され
る情報を受信中に、AKP中の他の通信相手によって妨
害され得る事より生じる。つまり、このAKPには、実
際にIKPからEKPへ伝達される情報の存在が知らさ
れないからである。
【0034】本発明に基づく方法及び、以下に述べる対
応配置より以下の定義が適用できる: −純粋な両方向CSMA接続は、CSMAプロトコルに
基づいて、送受信手段を有する局によって確立される接
続である。 −純粋な単一方向UKP接続は、送信できるが受信出来
ない一つの単一方向局を除いて、総ての局がCSMAプ
ロトコルに基づいて反応できると共に、それ故に、送受
信できる。純粋なUKP接続では、存在するCSMA通
信相手間では、通信要求は実際には存在しない。単一方
向データフローが、実際に送信されるべき唯一の情報で
ある。 −同時接続は、CSMA接続中に一つのUKPがアクテ
ィブになり、そしてCSMA情報と同時に情報を送信す
る、これはCSMA接続に同期していない。 −ビットは、非同期データ伝送原理に基づくデータキャ
ラクタの通常のビットと理解されるべきものである。伝
送中、このビットは、例えば冗長性のため、数個のパル
ス或いはパルスバーストによって表現することが出来
る。
【0035】以下に述べる規則がそれぞれ適用される: −純粋なCSMA接続において、CSMAプロトコル規
則に基づいてEKPは応答する。 −純粋なUKP接続において、各通信相手はEKPとし
て応答すると共に、CSMAプロトコル規則に基づいて
その情報を逆伝送する。 −同時接続において、各通信相手KPはCSMA接続の
為のCSMAプロトコルに基づいて反応する、しかし同
時に、後の伝送の為にCSMAプロトコル規則に基づい
て、UKPデータフローを保存する。
【0036】急速切替可能な準二重システムが図4に表
されている。MIC(メッセージ起動コミュニケータ)
局40aはMRC(メッセージ受信コミュニケータ)局
40bに接続されている。局はそれぞれ、一つの送信器
41a及び41bと、一つの受信機43a及び43b
と、一つのスイッチ42a及び42bを含んでいる。
【0037】本ケースでは実際の伝送中を除いて、図3
に関して、通信相手KP3及びKP2の間で選択された
例においては、スイッチ42a及び42bが常に受信位
置にある。
【0038】既に述べたように、図5に示される非同期
データ伝送が選択される。つまり、情報は、八つのチャ
ネルD0〜D7を経てパックされる。そして、それぞれ
のケースにおいて、スタートビットは始端にあり、パリ
ティ及びストップビットは終端である。
【0039】図6(a)に示される本発明の方法に基づ
いて、物理的出力の考慮のためのみにより、データは基
本的にパルスバースト位置変調される。電磁適合性(in
terference immunity)に関する要求がそれほど大きく
無い場合には、図6(b)に示されるように単純なパル
ス位置変調で伝送される。
【0040】既に述べたように、局(図4)は各パルス
を送信後、直ちに受信に切り替わる。更に、IKPによ
るビット伝送によって、総てのEKPから情報をIKP
に逆伝送させる。この結果、図7及び図8に示されるよ
うに、伝送キャラクタが時間分割される。
【0041】このように、一方でIKPが、一ビットセ
ル長の間に、EKPに対して一ビット(第1ビットハー
フセル(bit half-cell))を送信し、他方では、第2ビ
ットハーフセルの間にEKPの応答を連続的に受信す
る。実際の信号表現の為に、各ビットハーフセルは五つ
のチャネルに分割されている(図7)。
【0042】図9(a)に示されている表現は、本発明
に基づく両方向データ伝送用に選ばれたものである。伝
送された情報がIKPに起源する場合には、CSMAモ
ードにおいて伝送されるべき論理1(logical 1)は第
2チャネル中の一パルスによって表現され、論理0(lo
gical 0)は第1及び第4チャネル中の一パルスによっ
て表現される。IKPはそのスタートビットをそれぞれ
チャネル1、3、及び5の一パルスによって特徴づけ
る。EKPは論理1の情報を1ビットで認識し、付言す
ればこの論理1はIKPのそれに相当し、第2チャネル
中の一パルスで特徴づけられる。しかしながら、論理0
は、IKPと同様に、チャネル1及び4中の複数のパル
スによって特徴づけられている。そしてEKPは、第2
及び第5チャネル中のそれぞれ一パルスによってそのス
タートビットをそれぞれ特徴づける。
【0043】既に述べたように、通信相手は適当なチャ
ネルでパルスを伝送中に限り受信出来ない。
【0044】同時に到着する情報に関して決定がなされ
る、いわゆる調停モード(arbitration mode)につい
て、図16及び図17によって説明される。
【0045】図9(b)は、受信又は送信された情報の
表現がどのようにしてUKPモード用にコード化される
のかを示す。このケースにおいて、変調長さは常にCS
MAモード時の二倍になることを明記しておくことが重
要である。このケースにおいて、スタート又は論理1は
それぞれチャネル1及び2中の一パルスとして特徴づけ
られる。そして、論理0は同様にチャネル4及び5中の
複数のパルスによって特徴づけられる。
【0046】図10は、UKPモードにおけるスタート
ビット、論理1、及び論理0の伝送中のチャネルの占有
期間を示している。このケースでは、各ビットハーフセ
ルは、やはり、五つのチャネルから成っている。そし
て、各チャネルには、伝送されている情報に依存するパ
ルスが詰められている。
【0047】パルスバースト変調の優位性によって、I
KPは、第2ビットハーフセル中のEKPを複数個同時
に受信出来る。このようにして、CSMAプロトコルを
実行することができる。
【0048】このようにして、IKP用のスタートビッ
トハーフセルにおいて、IKPはこの情報をIKPから
送信されたものとしてマークし、そしてEKPはこの情
報がEKPに起源するものとして、EKP用のスタート
ビットハーフセル中にマークする。
【0049】このステップの手段により、通信相手KP
は、それが実際にEKPまたはAKPかどうかを検出で
き、それ故、検知して反応できる。
【0050】もし、KPがIKPのスタートビットを受
信するなら、KPは、EKPとなり、EKPのスタート
ビットでもって応答する。
【0051】この決定により、AKPはIKPを受信せ
ず、それ故、EKPのスタートビットのみを聞き、そし
て、それ故、データ伝送の間、KPはEKPだけでな
く、他の通信相手(OKP,SKP,UKP)とも応答し
ない。この結果、KPは、新たに確立されたIKPのE
KPへの結合を、別の情報伝送を試みる他の局から保護
する。
【0052】このようにして、「隠れた端末の問題」
は、純粋のCSMAの交信に対する初期において解決さ
れ、そして、双方の結合は、互いに隔離される。
【0053】図3の例の手段により再度、説明される
と、通信相手KP1はAKPであり、このAKPは、I
KPとしての通信相手KP3と、EKPとしてのKP2
との間で受信された応答のため、二つの通信相手の間に
存在する結合に常に気付き、そして、それ故、その結合
を妨げないことが知られている。OKPとしての通信相
手KP4と、SKPとしての通信相手KP5との間の別
の新たな結合を作ることが可能となるが、結合KP2,
KP3に応答せず、そして、結合KP4,KP5に影響
を与えない。
【0054】UKPのデータコード化の過程において
(これに関連して図9(b)を参照)、同じ時間順のラスタ
ーがCSMA接続に対する一つとして選択される。その
ビットセルはそれ故、10個の等しいチャネルに分割さ
れる。
【0055】このようなチャネルの長さは、チャネル長
Tを示す。UKPモードでは、各ビットは、チャネル長
の2倍、例えばチャネル1およびチャネル2のパルスに
より示される。
【0056】パルス長を2倍にしたため、UKPモード
のパルスをCSMA接続の他のパルスから明確に識別す
ることが可能となる。他方、個々のチャネルにおけるビ
ットに対するその選定されたコード化は、時間順に出現
する伝送に関係なく、かつ、これがCSMAモードまた
はUKPモードにおける結合かに関係なく、受信終了時
に明確に認識させ、そして、情報フロー(information
flow)の内容を割り当てることを可能にする。このこと
は、同時になされる結合を伴って、情報フロー(その時
間順の長さに限定される)が格納され、そして、それ
は、存在するCSMA接続の終了の際に、CSMA規則
に従って受信機によりネットワークに入る。
【0057】試験結果を示した次の表に示されるごと
く、UKPが存在する場合に、いわゆる「隠れた端末の
問題」の解決のための特別なケースが見いだされてお
り、これは、通信相手に対する先に述べたビットのコー
ド化の手段により、応答規則(これに関連して図12を
参照)を維持し、選択された形態に基づくEKPの任意
的なスタート結合がなく、かつ、UKPのスタート結合
の時間順のあらゆる可能な位置と共に、IKPのスター
ト結合を発生させることができる。
【0058】
【表1】 コードパターン 試 験 結 果 識 別 子 00000 00001 00010 00011 00100 00101 00110 00111 01000 IKP/EKP 論理1 01001 B10,C9,E19 EKP スタート 01010 01011 E18 01100 E16 01101 C6 01110 E17 01111 C7 10000 10001 10010 D24,D30 IKP/EKP 論理0 10011 B9,C8,D28,D29 10110 10101 A4 IKP スタート 10110 B8,D27 10111 A2,A3 11000 E14,E15 UKP 11001 B2,B5,C5 11010 B3,B6,D25 11011 11100 B4 11101 A0,A1 11110 B7,D26 11111 A:試験A B:試験B C:試験C D:試験D E:試験E
【0059】<表に基づく検証> <IKPスタートおよびUKP情報を検出するための能
力> ・ケースA0(位置0)パターン:11101 3倍のパルス幅を認識、それ故、UKPにより送信され
る。第1、第3および第5のチャネルのパルスおよび第
4のチャネルのパルス無し、それ故、IKPスタート1
が送信される。 ・ケースA1(位置1)パターン:11101 ケースA0と同じ結合 ・ケースA2(位置2)パターン:10111 3倍のパルス幅を認識、それ故、UKPにより送信され
る。第1、第3および第5のチャネルのパルスおよび第
2のチャネルのパルス無し、それ故、IKPスタート1
が送信される。 ・ケースA3(位置3)パターン:10111 ケースA2と同じ結合 ・ケースA4(位置4)パターン:10101 第1、第3および第5のチャネルを認識、それ故、IK
Pスタート1が送信される。もし、チャネル6にパルス
が検出されたならば、UKPは付加的に送信される。
【0060】<EKPスタートおよびUKP情報を検出
するための能力> ・ケースC5(位置5)パターン:11001 2倍のパルス幅を認識、それ故、UKPにより送信され
る。チャネル5のパルス、それ故、EKPスタートが送
信される。 ・ケースC6(位置6)パターン:01101 2倍のパルス幅を認識、それ故、UKPにより送信され
る。第5チャネルのパルス、それ故、EKPスタートが
送信される。 ・ケースC7(位置7)パターン:01111 4倍のパルス幅を認識、それ故、UKPにより送信され
る。チャネル2およびチャネル5のパルス、それ故、E
KPスタートが送信される。 ・ケースC8(位置8)パターン:01011 2倍のパルス幅を認識、それ故、UKPにより送信され
る。チャネル2のパルス、それ故、EKPスタートが送
信される。 ・ケースC9(位置9)パターン:01001 チャネル2およびチャネル5のパルスを認識、それ故、
EKPスタートが送信される。もし、チャネル6にパル
スが検出されたならば、UKPは付加的に送信される。
【0061】<論理0およびUKP情報を検出するため
の能力> ・ケースD24(位置24)パターン:10010 第1および第4チャネルのパルスが存在し、それ故、論
理0が送信される。先のKPの第5チャネルにパルスが
検出されたならば、UKPが付加的に送信される。 ・ケースD25(位置25)パターン:11010 2倍のパルス幅を認識、それ故、UKPにより送信され
る。第4チャネルのパルス、それ故、論理0が送信され
る。 ・ケースD26(位置26)パターン:11110 4倍のパルス幅を認識、それ故、UKPにより送信され
る。第1、第4チャネルのパルス、それ故、論理0が送
信される。 ・ケースD27(位置27)パターン:10110 2倍のパルス幅を認識、それ故、UKPにより送信され
る。チャネル1のパルス、それ故、論理0が送信され
る。 ・ケースD28(位置28)パターン:10011 2倍のパルス幅を認識、それ故、UKPにより送信され
る。チャネル1のパルス、それ故、論理0が送信され
る。 ・ケースD29(位置29)パターン:10011 ケースD28と同じ結合 ・ケースD309(位置309)パターン:10010 ケースD24と同じ結合
【0062】<論理0およびUKP情報を検出するため
の能力> ・ケースE14(位置14)パターン:11000 2倍のパルス幅を認識、それ故、UKPにより送信され
る。チャネル4にパルスが無く、それ故、論理1が送信
される。 ・ケースE15(位置15)パターン:11100 ケースE14と同じ結合 ・ケースE16(位置16)パターン:01100 2倍のパルス幅を認識、それ故、UKPにより送信され
る。チャネル4にパルスが無く、それ故、論理1が送信
される。 ・ケースE17(位置17)パターン:01110 3倍のパルス幅を認識、それ故、UKPにより送信され
る。チャネル1にパルスが無く、それ故、論理1が送信
される。 ・ケースE18(位置18)パターン:01011 2倍のパルス幅を認識、それ故、UKPにより送信され
る。チャネル1にパルスが無く、それ故、論理1が送信
される。 ・ケースE19(位置19)パターン:01001 特性上、キャラクター内の不都合な位置にあるEKPス
タートビットと符合し、それ故、UKPにより送信さ
れ、そして、論理1が送信される。
【0063】それ故、この表から簡単な方法でどの試験
が対応するビット結合であるかを検証するかことができ
る。5ビットを選択した時に生じる、全部で32個のビ
ットパターン結合(その可能性は少ない)は、表の第1縦
行に掲げられている。別の縦行には試験結果があり、こ
れは、試験AないしEの手段により見い出される(図1
1に関連して後で記述される)。第3縦行には、それぞ
れのビットパターンが掲げられている。
【0064】各試験結果は文字および数値により明示さ
れている。文字は、どの試験によるものかを示す(例え
ば文字Aは試験Aを示す)。その文字に付された数字
は、対応する試験が開始される位置の変位量N(displa
cement N)を示す。
【0065】この表の手段により、例えば試験Aから生
じた結合は、例えば試験Bから生じた結合と決して重複
しないことが保証される。このことは、試験Bが試験A
の結合に関して合致することを証明する。
【0066】それ故、「隠れた端末の問題」を解決する
ための一般のケースでは、実際の結合に含まれないすべ
てのUKPに対して占有された時に媒体をマークするた
めにEKPからの(何らかの)エコーを単に要求する。
【0067】他方、AKPは誤ってEKPと認識され、
「不適切な」回答を発生し、それ故、実在する、IKP
とEKPとの間の「現実」の結合を妨害する可能性があ
る。
【0068】上表および5件の試験AないしE(図11
を参照)に対する対応する試験の結果は、更に、IKP
とEKPとの間での同じような時間順の状況の結果とな
りうるような、EKPとUKP間の可能なビット結合が
認識されないことを証明する。従って、AKPによるI
KPとEKP間の混同の危険が排除される。
【0069】IKPのスタートビットに対する限定を開
始すると、結合の表は、所定のビットパターンを発生さ
せるためのUKPのスタートビツトのラスター・ステッ
プ(raster steps)(時間の変位)の個数を示している。
【0070】次の5個の試験は、動作可能にシステムを
構成するために守備よくなされなくてはならない。 A.IKPスタートビットに対してn個のラスターステ
ップだけずれたUKPスタートビット 試験:検出し同期させる能力 B.EKPスタートビットに対してn個のラスターステ
ップだけずれたUKPスタートビット 試験:UKPおよびEKP間で発生されたビット結合
は、UKPとIKP間のビット結合に対応するビット結
合であってはならない。 C.EKPスタートビットに対してn個のラスターステ
ップだけずれたUKPスタートビット 試験:EKPスタートビットを検出し、UKPパルスの
存在を推論する能力 D.EKP論理0ビットに対してn個のラスターステッ
プだけずれたUKPスタートビット 試験:論理1に関連する論理0とUKPパルスとを検出
する能力 E.EKP論理1ビットに対してn個のラスターステッ
プだけずれたUKPスタートビット 試験:論理0に関連する論理1とUKPパルスとを検出
する能力
【0071】受信要求の同時発生の場合またはビットの
受信に正しく行われなかった場合には、そのエラーの状
況を説明することが、現実の方法については必要であ
る。これらの状況は、図16および図17に示されてお
り、これらを考慮して次の状況の分析が開始される。I
KP1およびIKP2は、調停モードにある。すなわ
ち、同時に送信を試みようとしている。UKPが作動状
態でない限り、EKPは調停ビットを送り返し(エコー
バック)、その送信ビットを受信しないIKPは、CS
MA規則に従い送信を停止する。それは調停を失ってい
る。
【0072】しかし、IKP2の代わりにUKPが動作
していれば、そして、それ故、IKP1が調停モードに
あって、EKP(第2のハーフビットセル)が送信を試
みている間にUKPがビット結合を送信するならば、I
KP1がこれを認識してその送信を停止させる。すなわ
ち、IKP1はUKPに対する調停を失っている。しか
し、UKPがIKPの状態(IKP phase)で送信し、E
KPがこれを同時送信と認識する場合には、双方の動作
は干渉することなく続行される。
【0073】他の危機的な状況が、誤っていると認識さ
れるビットが或るUKPの面前に現れた場合に生じる。
【0074】例えば以下の状況が生じる。或るIKPが
複数のEKPによって受信されるビットを送信する。論
理0および論理1のビットコーディングが冗長であるに
も拘わらず、或るEKPが1ビットを誤って認識する。
したがって、この誤ったビットは、正常なEKP応答と
ともに第2ビットハーフセル内に戻される。この結果、
11010というビット結合となり、この時点におい
て、これは、IKPにより、エラーとして、UKPビッ
トとして、または、調停段階における不定状態として理
解される。
【0075】調停の段階では、ここで停止することが可
能である。この結合は、UKPによって生成されたもの
かもしれない。この場合、IKPが停止していても対応
する情報は失われていない。IKPは、この時点でその
ビットをUKPビットとして格納していて、次の可能な
時点において、UKPの期待されるビットが更に現れる
ことがなければ、このエラーの検出だけは行うからであ
る。この場合、IKPは新たな送信を開始する。さもな
ければIKPは、UKP情報の送信を終了するまで待機
する。この時点においてEKP自身は、UKPのみを受
信し、したがって、開始されたCSMA接続を取り消
す。
【0076】よって、以下の事項が検出される。 - CSMA接続が存在し、かつエラーが実際に発生して
いるか否か、 - CSMA接続が存在し、かつUKP送信が存在するか
否か、 - CSMA接続が存在し、かつUKP送信が開始されて
いるか否か。
【0077】一方ではEKPのパターンが現れ、他方で
はUKP接続がなお存在しているか、またはUKP接続
が存在しているがそのパルスはこの時点では期待されて
いない場合に、エラーが検出される。
【0078】IKPが論理1を送信し、ビットハーフセ
ル内にビットパターン11010が現れた場合に、エラ
ーが直ちに検出される。第4チャネル内のビットおよび
第3チャネル内の区切り(pause)に基づき、CSMA
伝送における誤りを明確に推定することができる(UK
P信号が重畳された論理0が、UKP信号を伴う又は伴
わない、期待される論理1の代わりに戻される。
【0079】しかし、もし、IKPが論理0を送信し、
ビット結合11010がビットハーフセル内に現れた場
合、これはUKPビットが重畳されたエコーの論理0と
して解釈され、CSMAエラーは未だ検出することがで
きない。或るUKP通信が開始され、CSMA接続のエ
ラーはそのUKPの次の可能なビットとともにのみ明確
に検出される。その結果、そのUKPチャネルは取り消
される。少なくとも一つのEKPは正しい情報を受信し
ているため、このCSMA接続は継続する。他のEKP
は、パリティビットと冗長な論理1および論理0とに基
づく訂正のオプションを有している。
【0080】図12によれば、単一方向通信相手KP用
の設備(局)は、キーボード51と、そのキーボードに
接続されたメッセージ生成器52と、そのメッセージ生
成器に接続された変調器53と、その変調器に接続され
た発振器54と、変調器53の出力部に設けられたLE
D56を駆動するための駆動回路55とから構成され
る。
【0081】キーボード51のキーに触れると(または
他の或る方法でトリガされると)、メッセージ生成器5
2が起動されて適切なビットシーケンスを生成するか、
または、最も単純な場合には、これに関する図12に示
すように、固定値メモリ62のアドレスがアクセスさ
れ、その関数として、送信されるべきデータから成る情
報がデータチャネル63を経由してパラレルに第1シフ
トレジスタ64にロードされ、別のデータチャネル65
を経由して前記変調器に向けてシリアルに読み出され
る。このとき、シフトレジスタ64に接続された分周器
66により、時間が適切に制御される。
【0082】また分周器66は、シリアルの情報を読み
出すための発振器54用のタイムベース(time base)
を生成する。既述のように、読み出されたデータは変調
器53に供給され、この変調器53は、前記シフトレジ
スタのクロック位相の間、その送信を可能とし、このよ
うにしてパルスバーストを生成する。このパルスバース
トは、駆動回路55で増幅され、LED56へ送られ
る。
【0083】デコーディング部分を有する本発明に係る
受信装置を図14に示す(送信装置は、全ての受信装置
に本来的に備わっているものであるが、わかりやすくす
るために描かれていない)。
【0084】ここには変調器71が設けられており、こ
の復調器には、例えば、パルスバーストで変調された、
赤外光受信機のダイオードまたは無線受信機の信号であ
る入力信号が送られる。この入力信号は、復調器71に
より、その出力において純粋なパルス位置変調信号また
はパルス幅変調信号が利用できるように復調される。
【0085】復調器71は(シリアル入力/パラレル出
力の)第2シフトレジスタ72に接続されており、更に
信号線73によって制御回路74の入力に接続され、必
要であれば制御回路74に到来したスタートビットを転
送することができる。スタートビットの立ち上がりフラ
ンク(rising flank)で、制御回路74は、タイムベー
ス81を開始させ、1ビットセル長の10個のチャネル
(IKPおよびEKPの部分)を制御回路74から供給
されるクロック81によって第2シフトレジスタの中へ
入れる。これらのチャネルは、その後、シフトレジスタ
72に接続され純粋な組み合わせ回路を有するデコーダ
72の中に置かれる。そして、周知の符号化規則に従っ
てデコーダ75内で、CSMAモード、UKPモードま
たは同時交信状態のいずれで受信されたのか、および、
どの1ビット又は複数ビットが受信されたのかを決定す
ることができる。一つのビットセル全体を受信した後、
CSMA交信の一部である1ビットが、制御回路74に
よってデータ保持メモリ(データラッチ)76に読み込
まれる。このデータ保持メモリ76は、信号線85によ
って更にデコーダ75の出力に接続されている。そし
て、データ保持メモリ76に接続された(2:1)マル
チプレクサ77が、制御回路74により、このビットが
受信装置の出力80において利用可能となるように切り
換えられる。
【0086】もし、受信された情報が単一方向データフ
ロー内で生じたものであれば、制御回路74はビット毎
に読みとるために第3シフトレジスタ(シリアル入力/
パラレル出力)78用のクロック信号を生成する。ま
た、制御回路74は、CSMA交信の最後において、無
効な情報がマルチプレクサ77を介して受信装置の出力
80に送られないように、信号線87によって第3シフ
トレジスタ78に接続された加算回路79を制御するた
めに、このデータフローの受信ビットをカウントする。
【0087】CSMA交信の終了後に、CSMA交信の
再度の確立を防止するために、ダミー情報が送信装置
(わかりやすくするために、ここでは描かれていない)
によって通信ネットワーク内のKPに送られる。同時
に、制御回路74は信号線86にクロック信号を生成
し、マルチプレクサ77の切り換えを行い、加算回路7
9が受信装置の出力80に単一方向信号を送るようにす
る。この送信の終了後に、受信への自動切り換えがなさ
れ、このようにしてダミー信号の送信が抑えられる。
【0088】或る信号がさらに送信装置に送られ、制御
信号線82を介して制御回路74によって受け取られ
る。
【0089】上記に代わるものとして、頻発するCSM
A交信のための受信バッファを設けることが考えられ
る。しかし、CSMAモードにおける情報フローの最大
長を予想することはできないため、CSMA交信を短時
間だけ阻止して単一方向情報フローを伝送するのがより
論理的であると思われる。
【0090】図14に示したこの種の実施形態の変形を
図15に示す(わかりやすくするために、図14のもの
と同じ意味を有する符号はそのまま使用している)。し
たがって、入力側部分(input stage)のみが異なって
いる。第1および第2受信機92および93がここに示
された回路に設けられていて、それらの受信機は、それ
ぞれ、第1入力弁別器(input discriminator)90お
よび第2入力弁別器91によって起動される。したがっ
て、第1受信機92はCSMA交信を受信し、第2受信
機93はUKP交信に対するものである。このため、信
号が別々に処理されているので、デコーディングと記述
(description)は当然ながら省略される。
【0091】付言すれば、上記に代わるものとして、U
KP情報(TP=ねじれた対(twisted pair))を送る
ときにIRチャネルをダミー情報で占有しないことが考
えられる。その代わりに、UKP情報が直ちにCSMA
のIRチャネルに送られる。
【0092】これにより、そのUKP情報の監視も行っ
ていた他の全ての局がそれぞれのバッファ内のそのUK
P情報を削除することが可能となる(…なぜなら、反復
の送信を行う局によってTPにその情報が送られると見
なすことができるからである)。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
CSMAプロトコルを満たす従来の局の外に、受信ユニ
ットが無いためにCSMAプロトコルを満たさないネッ
トワークに情報を送ることができる局を操作可能な方法
およびそのための設備を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 制御技術用の通信ネットワークの基本的構成
図。
【図2】 図1の通信ネットワークにおいて複数の局の
バスへのアクセス時間を示す図。
【図3】 同じ部屋に存在する複数の局の通信相手間で
の送信および受信関係を示す図。
【図4】 準二重通信方式で通信する2個の送受信局の
回路図。
【図5】 非同時性データ伝送の概略図。
【図6】 パルスバースト位置変調の概略図(a)、お
よび、パルス位置変調の概略図(b)。
【図7】 基本構成におけるビットセルのチャネル配分
を示す図。
【図8】 図3の実施形態にかかるビットセルのチャネ
ル配分を示す図。
【図9】 本発明にかかるCSMA接続のデータの符号
化を示す図(a)、および、本発明にかかるUKP接続
のデータの符号化を示す図(b)。
【図10】 UKP接続のチャネル配分を示す図。
【図11】 本発明にかかるシステムの作業性の保証付
き結合試験シートを示す図。
【図12】 UKP局の送信装置の一例を示す図。
【図13】 図11の送信装置の詳細図。
【図14】 CSMAおよび/またはUKPモードにか
かる入力プロトコルの復号化機能を有する第1の受信装
置を示す図。
【図15】 CSMAおよび/またはUKPモードにか
かる入力プロトコルの復号化機能を有する第2の受信装
置を示す図。
【図16】 CSMAとUKP接続間での同時的情報交
換の基本構成を示す概略図。
【図17】 UKP接続に関係なく2個のCSMA接続
間での同時的情報交換の基本構成を示す概略図。
【符号の説明】
KP1〜KP9 …通信相手 IKP(MIC)…起動通信相手(メッセージ起動コミ
ュニケータ) EKP(MRC)…受信通信相手(メッセージ受信コミ
ュニケータ) AKP(RRC)…応答−受信通信相手(応答−受信コ
ミュニケータ) OKP(OSC)…オフサイド通信相手(オフサイドコ
ミュニケータ) SKP(SAC)…独立通信相手(独立コミュニケー
タ) UKP …単一方向通信相手 70…入力信号 71…復調器 72…第2シフトレジスタ 74…制御回路 75…デコーダ 76…データ保持メモリ 77…マルチプレサ 78…第3レジスタ 79…加算回路 90…第1入力弁別器 91…第2入力弁別器 92…第1受信機 93…第2受信機

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々少なくとも1つの送信機を有する通
    信相手間で情報伝送が行われ、情報がビットシリアル式
    に伝送され、情報のフローの方向を部分的に切り換え可
    能とした情報伝送の方法であって、 伝送要求を有する両方向作動通信相手(KP)は、伝送
    に先立って起動通信相手(IKP)としての特徴を有
    し、 更に、伝送要求を有せず送信機の重複領域に位置する両
    方向通信相手(KP)は、受信中、受信通信相手(EK
    P)としての特徴を有し、 起動両方向作動通信相手(IKP)は、情報転送のはじ
    めにその特性を表す情報を伝達し、所定の時間待機し、 受信通信相手(EKP)は、送信通信相手(IKP)か
    らの情報受信後所定の時間内にエコーを再送信すると共
    に、 更に、送信機の重複領域にはなく、受信通信相手(EK
    P)の重複領域にある両方向作動通信相手(KP)は、
    モニタ、応答−受信通信相手(AKP)としての特徴を
    有し、送信通信相手(IKP)と受信通信相手(EK
    P)間の起動情報伝送が結果的に干渉されない手段を有
    することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法であって、 特性を表す情報は、スタートビットパタンとし、 エコーを、受信通信相手(EKP)によって伝送された
    ビット又はバイトにより構成される情報とし、それから
    各応答−受信通信相手(AKP)は現在のCSMA通信
    (IKP…EKP)伝送を確認できる様にしたことを特
    徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法であって、 受信通信相手(EKP)により伝送されたエコー又は情
    報は、起動通信相手(IKP)が、それによりCSMA
    プロトコルにしたがって調停を行える様に、その特性を
    含む情報を除いて、受信情報に対応することを特徴とす
    る方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法であって、 各第1の伝送ビットハーフセル(情報)に従って、起動
    両方向作動通信相手(IKP)は、受信通信相手(EK
    P)からの第2のビットハーフセルの返送を期待し、 受信通信相手(EKP)と応答−受信通信相手(AK
    P)は同時に、送信通信相手自体と同様に、送信通信相
    手(IKP)と受信通信相手(EKP)との間の情報伝
    送時に、送信用単一方向作動通信相手により送られた所
    定長の情報を記憶し、かつ、起動情報の終りに、更に、
    それを処理するか、及び/又は、通すことを可能とした
    ことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の方法であって、 単一方向通信(UKPモード)用及び両方向通信(CS
    MAモード)用のビットパタンの選定は、CSMA伝送
    のいかなる時においても単一方向通信相手(UKP)か
    らのビットパタンの出現を認知可能な様に、又、2つの
    情報のフローが同時通信の間分けられる様に行われるこ
    とを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の方法であって、 単一方向通信(UKPモード)用及び両方向通信(CS
    MAモード)用のビットパタンの選定は、IKPパルス
    に関しUKPパルスの順序を異らせることにより発生さ
    せる、いかなる(IKP/UKP)スタートパタンもE
    KPパルスに関するUKPパルスにより結果として生じ
    得ない様に行われることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の方法であって、 単一方向通信(UKPモード)用及び両方向通信(CS
    MAモード)用のビットパタンの選定は、論理1として
    のUKPパルスとEKPパルスとの組み合せも、論理0
    としてのUKPパルスとEKPパルスとの組み合せも、
    IKPビットパタンの開始組み合せとなり得ない様に行
    われることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の方法であって、 ビットは、前もって定めた数のチャネルよりなるビット
    セルで伝送され、ビットは、これらのチャネル内の1組
    のパルス又は、パルスパッケージにより表されることを
    特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の方法であって、 各ビットセルは、10チャネルよりなり、2ビットハー
    フセルにより構成されることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の方法であって、 CSMA通信用のビットパタンは、2つの連続するチャ
    ネルを用いることはなく、一方、UKPモード内のビッ
    トを表すビットパタンは常に2つの連続するチャネルを
    占めることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の方法であって、 ビットパタンの選定は、EKP及び/又はUKPパルス
    の論理1及び論理0情報は、共に、UKPパルスが1度
    発生した時に分けられ、その為に、各伝送情報は直接利
    用可能としたことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項6記載の方法であって、 CSMAモードでIKP用のスタートビットは、チャネ
    ル1,3及び5のパルス又は、パルスパッケージにより
    形成され、 CSMAモードでEKP用のスタートビットは、チャネ
    ル2と5のパルス又は、パルスパッケージにより形成さ
    れ、 UKPモードでスタートビットは、チャネル1と2のパ
    ルス又は、パルスパッケージにより形成され、 CSMAモードでは、受信通信相手(EKP)による伝
    送中及び起動通信相手(IKP)による伝送中に論理
    「1」の特性は、チャネル2のパルス又はパルスパッケ
    ージで形成され、 UKPモードでは、論理「1」の特性は、チャネル1と
    2のパルス又はパルスパッケージにより形成され、 CSMAモードでは、受信通信相手(EKP)による伝
    送中及び起動通信相手(IKP)による伝送中に論理
    「0」の特性は、チャネル1と4のパルス又はパルスパ
    ッケージで形成され、 UKPモードでは、論理「0」の特性は、チャネル4と
    5のパルス又はパルスパッケージにより形成されること
    を特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項1による方法を実施する為の設
    備であって、各々1つの送信機と受信機を有する少なく
    とも3つの通信相手(KP1,KP2,KP3)を設
    け、かつ、1つの送信機のみを有する少なくとも1つの
    通信相手(KP4)を設け、 互いに非同期性の2つの情報フローのシリアル伝送に適
    する設備とし、 送信機と受信機とを有する通信相手からの情報は直接伝
    達でき、 唯1つの送信機を持つ通信相手(KP4)からの情報は
    中間的にメモリに記憶でき、該メモリから読み出してC
    SMA伝送の終りに伝達可能としたことを特徴とする設
    備。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の設備であって、 2つの非同期性情報フローと、CSMA情報フローと、
    UKP情報フローは、タイムコード式に伝送できると共
    に、「シリアル入力/パラレル出力」シフトレジスタ装
    置(72)とデコーダ(75)とにより分離可能とした
    ことを特徴とする設備。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の設備であって、 受信機は、入力が、送信通信相手(KP1,KP2,K
    P3,KP4)からの入力信号(70)を供給される復
    調器(71)を有し、 復調器(71)の出力は、1端で、第2のシフトレジス
    タ(72)の入力に、又、他端で、制御装置(74)の
    入力に接続され、 第2のシフトレジスタ(72)は、デコーダ(75)の
    入力に接続され、その出力は、1端で、第3のシフトレ
    ジスタ(78)に、又、他端で、データ記憶メモリ(7
    6)に接続され、 論理AND回路(79)を介して、データ記憶メモリ
    (76)の出力と導通する第3シフトレジスタ(78)
    の出力は、マルチプレクサ(77)の入力を形成し、 該マルチプレクサ(77)の出力は、実際の受信機(8
    0)と接続可能としたことを特徴とする設備。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の設備であって、 制御装置(74)の出力は、第2のシフトレジスタ(7
    2),データ記憶メモリ(76),マルチプレクサ(7
    7),論理AND回路(79),第3シフトレジスタ
    (78)及び送信機及び受信機に接続されることを特徴
    とする設備。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の設備であって、 制御回路(74)は、スタートビットの立上りフランク
    がビットセルアクセス用のクロックを始動せしめること
    を特徴とする設備。
  18. 【請求項18】 請求項13記載の設備であって、 入力信号(70)は、パルスバースト変調されたビット
    パタンであることを特徴とする設備。
  19. 【請求項19】 請求項13記載の設備であって、 互いに非同期性の2つの情報フロー、即ち、CSMA情
    報フローとUKP情報フローは、別々の受信装置により
    送信及び受信可能としたことを特徴とする設備。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の設備であって、 受信機は、第1の入力弁別器(90)と第2の入力弁別
    器(91)を介してアクセス可能の第1受信機(92)
    と第2受信機(93)とよりなり、 第1の受信機(92)は信号線(85)を介してデータ
    記憶メモリ(76)と接続され、第2受信機(93)は
    シフトレジスタ(78)と接続され、 論理AND回路(79)を介してデータ記憶メモリ(7
    6)の出力と導通した第3シフトレジスタ(78)の出
    力は、マルチプレクサ(77)の入力を形成し、 該マルチプレクサ(77)の出力は、実際の受信機(8
    0)と接続可能としたことを特徴とする設備。
JP26172595A 1994-10-10 1995-10-09 情報伝送方法とその設備 Pending JPH08237250A (ja)

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