JPH08234849A - 混合水栓装置 - Google Patents
混合水栓装置Info
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- JPH08234849A JPH08234849A JP6183395A JP6183395A JPH08234849A JP H08234849 A JPH08234849 A JP H08234849A JP 6183395 A JP6183395 A JP 6183395A JP 6183395 A JP6183395 A JP 6183395A JP H08234849 A JPH08234849 A JP H08234849A
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- Japan
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- water
- temperature
- mixed
- supplying
- mixing
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手動調節の手間を要さず、常に最適温度の混
合水を供給する。 【構成】 湯を供給する給湯管11と、水を供給する給
水管12と、供給された湯と水を混合して混合水とする
混合弁2と、混合水を吐水口部6へ供給する電磁式開閉
弁3と、気温を検出する気温センサ4と、検出された気
温に応じて上記混合弁2の混合比を変更して混合水の温
度を変更する制御回路5とを設ける。
合水を供給する。 【構成】 湯を供給する給湯管11と、水を供給する給
水管12と、供給された湯と水を混合して混合水とする
混合弁2と、混合水を吐水口部6へ供給する電磁式開閉
弁3と、気温を検出する気温センサ4と、検出された気
温に応じて上記混合弁2の混合比を変更して混合水の温
度を変更する制御回路5とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は湯と水を混合した混合水
を供給する混合水栓装置に関し、特に常に最適温度の混
合水を供給することが可能な混合水栓装置に関する。
を供給する混合水栓装置に関し、特に常に最適温度の混
合水を供給することが可能な混合水栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、洗面台等で所望温度の温水を供給
する混合水栓装置が使用されつつあり、これは、所定温
度に加熱された湯と水道水との混合比を温度調節ハンド
ルの調節量に応じて変更するものである。その一例を図
10に示し、矩形ボックス状の装置本体1から洗面器上
の吐水口部6へ混合水を送る給水チューブ14が延び、
混合水の温度は装置本体1側面に設けた温度調節ハンド
ル72により設定される。一方、手が洗剤で汚れている
場合等に、手動操作栓を操作することなく、手の接近を
検出して自動的に混合水を供給する自動混合水栓が普及
しつつある。
する混合水栓装置が使用されつつあり、これは、所定温
度に加熱された湯と水道水との混合比を温度調節ハンド
ルの調節量に応じて変更するものである。その一例を図
10に示し、矩形ボックス状の装置本体1から洗面器上
の吐水口部6へ混合水を送る給水チューブ14が延び、
混合水の温度は装置本体1側面に設けた温度調節ハンド
ル72により設定される。一方、手が洗剤で汚れている
場合等に、手動操作栓を操作することなく、手の接近を
検出して自動的に混合水を供給する自動混合水栓が普及
しつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特に自動混合
水栓の場合、混合水の供給は上述の如く自動的になされ
るが、混合水温は気温等に応じてその都度使用者が温度
調節ハンドルで最適温度に再設定する必要が往々にして
あり、自動混合水栓の利点が減殺されていた。また、図
10に示した温度調節ハンドル72を洗面器の下に設け
てあるものでは、施工者または管理者が予め混合水温を
或る一定温度に設定しているため、夏場等においても温
水が供給され、エネルギーが無駄に消費されていた。
水栓の場合、混合水の供給は上述の如く自動的になされ
るが、混合水温は気温等に応じてその都度使用者が温度
調節ハンドルで最適温度に再設定する必要が往々にして
あり、自動混合水栓の利点が減殺されていた。また、図
10に示した温度調節ハンドル72を洗面器の下に設け
てあるものでは、施工者または管理者が予め混合水温を
或る一定温度に設定しているため、夏場等においても温
水が供給され、エネルギーが無駄に消費されていた。
【0004】ところで、混合水温は個人差はあるもの
の、凡そは気温等によって暖かい時には冷水が、寒い時
には温水が好まれる。そして、これはさらに大まかには
春夏秋冬の季節によって最適な混合水温が凡そは決定で
きる。
の、凡そは気温等によって暖かい時には冷水が、寒い時
には温水が好まれる。そして、これはさらに大まかには
春夏秋冬の季節によって最適な混合水温が凡そは決定で
きる。
【0005】本発明はかかる考察の下に上記課題を解決
したもので、手動調節の手間を要さず、常に最適温度の
混合水を供給することが可能な混合水栓装置を提供する
ことを目的とする。
したもので、手動調節の手間を要さず、常に最適温度の
混合水を供給することが可能な混合水栓装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成で
は、湯を供給する給湯手段11と、水を供給する給水手
段12と、供給された湯と水を混合して混合水とする混
合手段2と、上記混合水を吐水口へ供給する混合水供給
手段3とを具備する混合水栓装置において、気温を検出
する気温検出手段4と、検出された気温に応じて上記混
合水の温度を変更する混合水温変更手段5とを具備して
いる。
は、湯を供給する給湯手段11と、水を供給する給水手
段12と、供給された湯と水を混合して混合水とする混
合手段2と、上記混合水を吐水口へ供給する混合水供給
手段3とを具備する混合水栓装置において、気温を検出
する気温検出手段4と、検出された気温に応じて上記混
合水の温度を変更する混合水温変更手段5とを具備して
いる。
【0007】本発明の第2の構成では、上記気温検出手
段に代えて水温検出手段を設ける。
段に代えて水温検出手段を設ける。
【0008】本発明の第3の構成では、上記気温検出手
段に代えて日時識別手段を設ける。
段に代えて日時識別手段を設ける。
【0009】本発明の第4の構成では、上記混合水温変
更手段は、上記混合手段における湯と水の混合比を変更
するものである。
更手段は、上記混合手段における湯と水の混合比を変更
するものである。
【0010】本発明の第5の構成では、上記混合水温変
更手段は、上記給湯手段により供給される湯の温度を変
更するものである。
更手段は、上記給湯手段により供給される湯の温度を変
更するものである。
【0011】
【作用】上記第1の構成においては、気温に応じて混合
水の温度が変更されるから、暖かい時には冷たく、寒い
時には温かい、常に最適な温度に自動調節された混合水
が供給される。また、高温の混合水が無駄に供給される
ことがないから、エネルギー消費が節約される。
水の温度が変更されるから、暖かい時には冷たく、寒い
時には温かい、常に最適な温度に自動調節された混合水
が供給される。また、高温の混合水が無駄に供給される
ことがないから、エネルギー消費が節約される。
【0012】上記第2の構成においては、気温にほぼ比
例して変化する水温を検出することにより、第1の構成
におけると同様の作用が実現される。
例して変化する水温を検出することにより、第1の構成
におけると同様の作用が実現される。
【0013】上記第3の構成においては、昼夜の時間帯
や季節が日時識別手段により知られ、気温は凡そは時間
帯や季節により変化するから、これによっても常に最適
な温度に自動調節された混合水が供給される。
や季節が日時識別手段により知られ、気温は凡そは時間
帯や季節により変化するから、これによっても常に最適
な温度に自動調節された混合水が供給される。
【0014】上記第4の構成においては、湯と水の混合
比を変更することにより、混合水温が速やかに変化せし
められる。
比を変更することにより、混合水温が速やかに変化せし
められる。
【0015】上記第5の構成においては、湯温を変更す
ることにより混合水温を変化させているから混合手段に
おける混合比は一定で良く、混合手段の構成が簡素化さ
れる。
ることにより混合水温を変化させているから混合手段に
おける混合比は一定で良く、混合手段の構成が簡素化さ
れる。
【0016】
(実施例1)図1には混合水栓装置の外観を示す。装置
本体1は矩形のボックス状であり、裏面側より給湯管1
1と給水管12が接続されている。装置本体1の側面か
らは給水チューブ14が上方へ延びてシンク等に設けた
吐水口部6に至っている。吐水口部6には吐水口61に
近い先端下面に光センサ62が設けられて、吐水口61
下方へ差し出された手の接近を検出している。吐水口部
6の上面には表示灯を内蔵した押しボタン式の開栓用手
動スイッチ63が設けられている。吐水口部6からは上
記光センサ62や手動スイッチ63の信号コード64が
装置本体1へ延びている。装置本体1の側面からはま
た、ワイヤケーブル71が上方へ延びてシンク等に設け
た手動の温度調節ハンドル7へ至っている。なお、図
中、符号65は排水栓ノブである。
本体1は矩形のボックス状であり、裏面側より給湯管1
1と給水管12が接続されている。装置本体1の側面か
らは給水チューブ14が上方へ延びてシンク等に設けた
吐水口部6に至っている。吐水口部6には吐水口61に
近い先端下面に光センサ62が設けられて、吐水口61
下方へ差し出された手の接近を検出している。吐水口部
6の上面には表示灯を内蔵した押しボタン式の開栓用手
動スイッチ63が設けられている。吐水口部6からは上
記光センサ62や手動スイッチ63の信号コード64が
装置本体1へ延びている。装置本体1の側面からはま
た、ワイヤケーブル71が上方へ延びてシンク等に設け
た手動の温度調節ハンドル7へ至っている。なお、図
中、符号65は排水栓ノブである。
【0017】図2には装置本体1の一部切欠き正面図を
示す。図より知られる如く、本体前面扉内には電源スイ
ッチ15やバックアップ用の乾電池16が収納され、ま
た、本体1内の前面側には1チップCPUを含む制御回
路基板51が設けてある。図中、符号52は光センサ6
2(図1)および手動スイッチ63からの信号接続用コ
ネクタである。装置本体1の裏面側上半部内には詳細を
後述する混合弁2が配設されており、その側面にはモー
タ駆動部21が付設されるとともに上記ワイヤケーブル
71の一端が至っている。装置本体1の裏面側下半部内
には、図3に示すように、混合水の供給を制御するダイ
ヤフラム式電磁開閉弁3等が設けられている。
示す。図より知られる如く、本体前面扉内には電源スイ
ッチ15やバックアップ用の乾電池16が収納され、ま
た、本体1内の前面側には1チップCPUを含む制御回
路基板51が設けてある。図中、符号52は光センサ6
2(図1)および手動スイッチ63からの信号接続用コ
ネクタである。装置本体1の裏面側上半部内には詳細を
後述する混合弁2が配設されており、その側面にはモー
タ駆動部21が付設されるとともに上記ワイヤケーブル
71の一端が至っている。装置本体1の裏面側下半部内
には、図3に示すように、混合水の供給を制御するダイ
ヤフラム式電磁開閉弁3等が設けられている。
【0018】混合弁2の詳細を図4に示す。混合弁2の
ハウジング22内にはポート231,232を形成した
シリンダ23が配設されて、該シリンダ23内に左右動
自在にリング状スプール弁24が設けてある。上記各ポ
ート231,232には給湯管11および給水管12か
らそれぞれ湯と水が供給され、これらポート231,2
32の開口幅L1 ,L2 がスプール弁24の左右動に伴
って相反的に変化することにより、湯と水の混合比が変
更されてポート231,232を通った後の混合水の温
度が変化する。上記スプール弁24はワックスを内蔵し
た感温エレメントのケーシング25に固定されており、
該ケーシング25はシリンダ23内のコイルバネ26に
支持されている。感温エレメントのケーシング25から
突出するピストン251の先端は、移動体27内に設け
たコイルバネ28に固定支持されている。
ハウジング22内にはポート231,232を形成した
シリンダ23が配設されて、該シリンダ23内に左右動
自在にリング状スプール弁24が設けてある。上記各ポ
ート231,232には給湯管11および給水管12か
らそれぞれ湯と水が供給され、これらポート231,2
32の開口幅L1 ,L2 がスプール弁24の左右動に伴
って相反的に変化することにより、湯と水の混合比が変
更されてポート231,232を通った後の混合水の温
度が変化する。上記スプール弁24はワックスを内蔵し
た感温エレメントのケーシング25に固定されており、
該ケーシング25はシリンダ23内のコイルバネ26に
支持されている。感温エレメントのケーシング25から
突出するピストン251の先端は、移動体27内に設け
たコイルバネ28に固定支持されている。
【0019】ポート231,232を通った後の混合水
は上記ケーシング26の外周を経て混合水供給管13へ
向かう。混合水温が上昇してワックスが膨張するとピス
トン251が押し出され、ケーシング23およびスプー
ル弁24が相対的に図の右方へ移動して水の比率が増
し、混合水温が下がる。これにより、供給される湯の温
度が変動しても混合水温は所定の温度付近に維持され
る。混合水の設定温度を変更する場合には、モータ駆動
部21により筒状ネジ部材29を回転させて内部に設け
た上記移動体27を左右に移動させる。移動体27が右
方へ移動すると、感温エレメントのケーシング25(お
よびスプール弁24)も右方へ移動して水の比率が増
し、混合水温の設定値が低下する。移動体27が左方へ
移動すると、混合水温の設定値は上昇する。なお、図略
の機構により、上記ワイヤケーブル71(すなわち手動
の温度調節ハンドル7)によっても上記ネジ部材29の
回転操作が可能である。
は上記ケーシング26の外周を経て混合水供給管13へ
向かう。混合水温が上昇してワックスが膨張するとピス
トン251が押し出され、ケーシング23およびスプー
ル弁24が相対的に図の右方へ移動して水の比率が増
し、混合水温が下がる。これにより、供給される湯の温
度が変動しても混合水温は所定の温度付近に維持され
る。混合水の設定温度を変更する場合には、モータ駆動
部21により筒状ネジ部材29を回転させて内部に設け
た上記移動体27を左右に移動させる。移動体27が右
方へ移動すると、感温エレメントのケーシング25(お
よびスプール弁24)も右方へ移動して水の比率が増
し、混合水温の設定値が低下する。移動体27が左方へ
移動すると、混合水温の設定値は上昇する。なお、図略
の機構により、上記ワイヤケーブル71(すなわち手動
の温度調節ハンドル7)によっても上記ネジ部材29の
回転操作が可能である。
【0020】図5には上記ネジ部材29と移動体27を
模式的に示しつつモータ駆動部21の全体構成を示す。
図において、モータ駆動部21は駆動モータ211を有
し、その出力軸に設けたギヤ212がネジ部材29に一
体に設けたギヤ213に噛合している。しかして、駆動
モータ211を正逆転させると(図の矢印)、ネジ部材
29を介して上記移動体27が左右動し、上述の如く混
合水温の設定値が変更される。
模式的に示しつつモータ駆動部21の全体構成を示す。
図において、モータ駆動部21は駆動モータ211を有
し、その出力軸に設けたギヤ212がネジ部材29に一
体に設けたギヤ213に噛合している。しかして、駆動
モータ211を正逆転させると(図の矢印)、ネジ部材
29を介して上記移動体27が左右動し、上述の如く混
合水温の設定値が変更される。
【0021】図6には混合水栓装置の配管、配線系統を
示す。水源からの水は給水管12を経て装置本体1内の
上記混合弁2に供給されるとともに、給湯機8にも供給
されてここで加熱され、高温の湯となって給湯管11に
より上記混合弁2に供給される。なお、上記給湯機8に
は加熱用電源9が接続されている。制御回路5には気温
センサ4が接続されており、制御回路5は気温に応じて
混合弁2に付設されたモータ駆動部21の上記駆動モー
タ211(図5)を適宜正逆転させて混合水の温度を後
述の如く変更する。制御回路5にはまた、吐出口部6の
光センサ62(図1)および手動スイッチ63の信号が
入力しており、光センサ62が手の接近を検出した時あ
るいは手動スイッチ63が押された時に、ダイヤフラム
式電磁開閉弁3に通電がなされて混合水が吐出口部6へ
供給される。
示す。水源からの水は給水管12を経て装置本体1内の
上記混合弁2に供給されるとともに、給湯機8にも供給
されてここで加熱され、高温の湯となって給湯管11に
より上記混合弁2に供給される。なお、上記給湯機8に
は加熱用電源9が接続されている。制御回路5には気温
センサ4が接続されており、制御回路5は気温に応じて
混合弁2に付設されたモータ駆動部21の上記駆動モー
タ211(図5)を適宜正逆転させて混合水の温度を後
述の如く変更する。制御回路5にはまた、吐出口部6の
光センサ62(図1)および手動スイッチ63の信号が
入力しており、光センサ62が手の接近を検出した時あ
るいは手動スイッチ63が押された時に、ダイヤフラム
式電磁開閉弁3に通電がなされて混合水が吐出口部6へ
供給される。
【0022】制御回路5における混合水温の変更は例え
ば図7に示すようになされる。すなわち、23℃以下で
は混合水温を40℃と一定にし、23℃〜27℃では気
温の上昇とともに混合水温を25℃までリニヤに低下さ
せる。気温が27℃を越えた場合には混合水温を25℃
の一定値に維持する。かくして、気温が低く寒い時には
熱い湯で、気温が高く暖かい時には温い湯で、常に最適
温度の混合水が吐出口から供給される。したがって、本
実施例の如く、手の接近を検出して自動的に吐水する自
動水栓において、湯温調節のために手動操作をする等の
必要がなく、その利点が十分に発揮される。また、特に
既に説明した図10の温度調節ハンドル72が洗面器の
下側に取り付けられるものにおいて、無駄に熱い湯が供
給されないから、電力消費も軽減される。
ば図7に示すようになされる。すなわち、23℃以下で
は混合水温を40℃と一定にし、23℃〜27℃では気
温の上昇とともに混合水温を25℃までリニヤに低下さ
せる。気温が27℃を越えた場合には混合水温を25℃
の一定値に維持する。かくして、気温が低く寒い時には
熱い湯で、気温が高く暖かい時には温い湯で、常に最適
温度の混合水が吐出口から供給される。したがって、本
実施例の如く、手の接近を検出して自動的に吐水する自
動水栓において、湯温調節のために手動操作をする等の
必要がなく、その利点が十分に発揮される。また、特に
既に説明した図10の温度調節ハンドル72が洗面器の
下側に取り付けられるものにおいて、無駄に熱い湯が供
給されないから、電力消費も軽減される。
【0023】(実施例2)水源から供給される水の温度
はほぼ気温に比例して変化する。そこで、気温センサに
代えて水温センサを設けて、図8に示すように、水温に
応じて混合水温を変更するようにしても、上記実施例1
と同様の効果がある。
はほぼ気温に比例して変化する。そこで、気温センサに
代えて水温センサを設けて、図8に示すように、水温に
応じて混合水温を変更するようにしても、上記実施例1
と同様の効果がある。
【0024】(実施例3)実施例1では混合弁2での湯
水の混合比を変更することにより混合水の温度を調節し
たが、混合弁2での湯水の混合比を一定とし、図9に示
すように、給湯機8への加熱電源9を断接するスイッチ
接点91を制御回路5からの信号により作動させて、混
合弁2へ供給される湯の温度を気温等により変更するよ
うになしても良く、これによっても上記各実施例と同様
の効果が得られるとともに、混合弁の構造が簡易とな
る。
水の混合比を変更することにより混合水の温度を調節し
たが、混合弁2での湯水の混合比を一定とし、図9に示
すように、給湯機8への加熱電源9を断接するスイッチ
接点91を制御回路5からの信号により作動させて、混
合弁2へ供給される湯の温度を気温等により変更するよ
うになしても良く、これによっても上記各実施例と同様
の効果が得られるとともに、混合弁の構造が簡易とな
る。
【0025】(実施例4)気温は多少の変動はあるもの
の、昼夜の時間帯や季節によってその変化パターンが定
まっている。したがって、時計ないしカレンダ等の日時
識別機能を制御回路5により実現して、時間帯や季節に
よって混合水温を変更するようにしても良い。
の、昼夜の時間帯や季節によってその変化パターンが定
まっている。したがって、時計ないしカレンダ等の日時
識別機能を制御回路5により実現して、時間帯や季節に
よって混合水温を変更するようにしても良い。
【0026】なお、上記各実施例において、混合水温は
連続的に変化させる必要はなく、温度や水温が所定値に
なった時、あるいは時間帯や季節の境でステップ的に変
化させても良い。また、混合弁の移動部材をモータで駆
動する実施例1に代えて、電磁弁や圧電素子で駆動する
ようにしても良い。
連続的に変化させる必要はなく、温度や水温が所定値に
なった時、あるいは時間帯や季節の境でステップ的に変
化させても良い。また、混合弁の移動部材をモータで駆
動する実施例1に代えて、電磁弁や圧電素子で駆動する
ようにしても良い。
【0027】
【発明の効果】以上の如く、本発明の混合水栓装置によ
れば、寒い時には高温の混合水が、暖かい時には低温の
混合水が得られるから、手動による温度調節の煩雑さが
回避され、特に手の接近を検知して給水する自動水栓に
使用して優れた効果を発揮するものである。
れば、寒い時には高温の混合水が、暖かい時には低温の
混合水が得られるから、手動による温度調節の煩雑さが
回避され、特に手の接近を検知して給水する自動水栓に
使用して優れた効果を発揮するものである。
【図1】本発明の実施例1における混合水栓装置の全体
斜視図である。
斜視図である。
【図2】装置本体の一部破断正面図である。
【図3】装置本体の一部破断底面図である。
【図4】混合弁の一部破断側面図である。
【図5】モータ駆動部の構成を示す部分断面概略側面図
である。
である。
【図6】混合水栓装置の配管、配線系統図である。
【図7】気温に対する混合水温の変化を示すグラフであ
る。
る。
【図8】本発明の実施例2における水温に対する混合水
温の変化を示すグラフである。
温の変化を示すグラフである。
【図9】本発明の実施例3における混合水栓装置の配
管、配線系統図である。
管、配線系統図である。
【図10】従来の混合水栓装置の全体正面図である。
1 装置本体 11 給湯管(給湯手段) 12 給水管(給水手段) 2 混合弁(混合手段) 3 ダイヤフラム式電磁開閉弁(混合水供給手段) 4 気温センサ(気温検出手段) 5 制御回路(混合水温変更手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 湯を供給する給湯手段と、水を供給する
給水手段と、供給された湯と水を混合して混合水とする
混合手段と、上記混合水を吐水口へ供給する混合水供給
手段とを具備する混合水栓装置において、気温を検出す
る気温検出手段と、検出された気温に応じて上記混合水
の温度を変更する混合水温変更手段とを具備する混合水
栓装置。 - 【請求項2】 湯を供給する給湯手段と、水を供給する
給水手段と、供給された湯と水を混合して混合水とする
混合手段と、上記混合水を吐水口へ供給する混合水供給
手段とを具備する混合水栓装置において、水温を検出す
る水温検出手段と、検出された水温に応じて上記混合水
の温度を変更する混合水温変更手段とを具備する混合水
栓装置。 - 【請求項3】 湯を供給する給湯手段と、水を供給する
給水手段と、供給された湯と水を混合して混合水とする
混合手段と、上記混合水を吐水口へ供給する混合水供給
手段とを具備する混合水栓装置において、日時を識別す
る日時識別手段と、識別された日時に応じて上記混合水
の温度を変更する混合水温変更手段とを具備する混合水
栓装置。 - 【請求項4】 上記混合水温変更手段は、上記混合手段
における湯と水の混合比を変更するものである請求項1
ないし3のいずれかに記載の混合水栓装置。 - 【請求項5】 上記混合水温変更手段は、上記給湯手段
により供給される湯の温度を変更するものである請求項
1ないし3のいずれかに記載の混合水栓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6183395A JPH08234849A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 混合水栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6183395A JPH08234849A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 混合水栓装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08234849A true JPH08234849A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=13182501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6183395A Pending JPH08234849A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 混合水栓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08234849A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011184887A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Toto Ltd | 自動吐水装置 |
JP2021029732A (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-01 | Toto株式会社 | 浴室システム |
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1995
- 1995-02-24 JP JP6183395A patent/JPH08234849A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011184887A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Toto Ltd | 自動吐水装置 |
JP2021029732A (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-01 | Toto株式会社 | 浴室システム |
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