JPH08227313A - ネットワーク疑似故障制御方法 - Google Patents

ネットワーク疑似故障制御方法

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JPH08227313A
JPH08227313A JP3207395A JP3207395A JPH08227313A JP H08227313 A JPH08227313 A JP H08227313A JP 3207395 A JP3207395 A JP 3207395A JP 3207395 A JP3207395 A JP 3207395A JP H08227313 A JPH08227313 A JP H08227313A
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JP
Japan
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event
failure
pseudo
network
instance
Prior art date
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Pending
Application number
JP3207395A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Sonobe
寿和 薗部
Haruhiko Hirota
晴彦 広田
Masakazu Baba
正和 馬場
Kisaku Fujimoto
喜作 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH08227313A publication Critical patent/JPH08227313A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 故障イベントをその都度入力する必要がな
く、故障伝播の制御効率がよく、イベント送信先のイン
スタンスの状態を考慮した伝播制御を実現する。 【構成】 この発明は、ネットワーク内で発生する故障
に関する疑似的な故障を、入力装置1、制御装置2、記
憶装置3及び出力装置4より成るシステム内に作られた
疑似ネットワーク上に発生させ、その疑似ネットワーク
上における疑似故障の伝播を制御するネットワーク疑似
故障制御方法である。この発明では、ネットワークの構
成要素をオブジェクトで表現し、そのオブジェクトの実
体をインスタンスで捉える。制御装置2の処理工程に
は、故障発生時の各インスタンスの動作を状態遷移表に
登録し、メモリに格納する第1の工程、故障タイプを決
定する第2の工程、疑似ネットワークを構成するインス
タンスをメモリに生成する第3の工程、生成したインス
タンスを初期状態に設定する第4の工程、故障伝播の制
御を開始する起点を決定する第5の工程が含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、疑似的なネットワーク
上に疑似的な故障を発生させ、その故障を疑似ネットワ
ーク内に伝播させるシステムにおいて、故障の伝播の制
御を行うネットワーク疑似故障制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の疑似故障伝播の制御方法は、シス
テムに入力された故障イベントを契機として、疑似故障
の発生元から疑似故障の伝播を開始し、疑似ネットワー
ク内に生成したインスタンス間を随時イベントが送受信
されることにより故障伝播を制御する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明により解決しよ
うとする課題は以下の3点である。 従来は、故障を発生したインスタンスの故障発生時の
動作は、入力された故障イベントにより定義されている
ため、ネットワーク内で発生する様々な故障に応じて故
障インスタンスの動作を定義し、故障イベントをそのつ
ど入力する必要がある。 疑似ネットワークはイベントが送受信されるレイヤに
よりインスタンスの構成が異なる場合があるため、故障
伝播を効率よく制御するにはイベントが送受信されるレ
イヤに応じたインスタンス構成を考慮する必要がある
が、従来ではイベントが送受信されるレイヤに応じたイ
ンスタンス構成は考慮されず、隣接するインスタンス間
ごとに随時イベントの送受信を行う方法であるため、伝
播の制御が非効率である。 疑似ネットワーク内のインスタンスは、イベント受信
時の状態によりイベント受信後の動作が異なる場合があ
るため、故障伝播を適正に制御するにはイベント受信時
におけるインスタンスの状態を考慮に入れる必要がある
が、従来ではイベント受信時におけるインスタンスの状
態は考慮されないため、故障伝播を十分に制御できるも
のではない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
内で発生する故障に関する疑似的な故障を、入力装置
1、制御装置2、記憶装置3及び出力装置4より構成さ
れるシステム内に作られた疑似ネットワーク上に発生さ
せ、その疑似ネットワーク上における前記疑似故障の伝
播を制御するネットワーク疑似故障制御方法である。
【0005】故障の伝播を制御するにあたり、ネットワ
ークの構成要素をオブジェクトで表現し、そのオブジェ
クトの実体をインスタンスとして捉える。疑似ネットワ
ーク上で発生する疑似故障を、該故障を発生する故障イ
ンスタンスが他のインスタンスに対して、正常時のイ
ベントを送信しない事象、あるいは正常時のイベント
とは異なるイベントを送信する事象と定義し、に対し
ては何らイベントを送信しない旨を伝えるイベントとし
て、に対しては正常時のイベントとは異なるイベント
を送信する旨を伝えるイベントとして、疑似イベントを
定義する。
【0006】制御装置2は第1の処理工程2Aにおい
て、疑似故障の伝播制御に必要な環境データを記憶装置
2内の所定の格納域3Aに格納して環境設定する。即
ち、入力装置1に入力された入力情報に基づいて、故障
インスタンスのオブジェクトが保有する状態遷移表内
に、あるイベントを受信することにより疑似イベントを
送信する動作と、何ら状態を遷移しない動作とを故障時
の動作として登録し、その状態遷移表を記憶装置3内の
所定の格納域3Aに格納する(図8A)。
【0007】また、疑似イベントを受信するインスタン
スのオブジェクトが保有する状態遷移表内に、(イ)正
常時のイベントを受信待ち状態の場合は、疑似イベント
を受信することにより正常時のイベントを受信しなかっ
たときの予め決められている所定の動作を登録し、また
(ロ)正常時のイベントを受信待ち状態でない場合は、
受信した疑似イベントを他のインスタンスに透過的に送
信する動作と、何ら状態を遷移しない動作とを故障伝播
時に行う動作として登録し、その状態遷移表を記憶装置
3内の所定の格納域3Aに格納する(図8B)。
【0008】このようにして環境設定する第1の工程
(2A)を制御装置2にて実現することで、故障伝播時
に故障インスタンスが行う動作(図8A)と、該動作の
影響を受けて他のインスタンスが行う動作(図8B)と
を明確に規定することが可能となり、ネットワーク内で
発生し得る様々な故障に対して故障伝播を実現すること
ができる。
【0009】制御装置2により、入力情報に基づいて記
憶装置3内の観測情報一覧データベース3Dから、故障
を発生したレイヤと、故障発生時の通信状態と、故障が
発側/着側のいずれで発生したかを示す故障発生エリア
との3つで構成される故障タイプを決定する第2の工程
(2B)を行う。第2の工程により決定した故障発生レ
イヤと、前記入力情報に基づいて、制御装置2におい
て、故障伝播を行う対象となる疑似ネットワーク内のイ
ンスタンスを記憶装置3内の所定の格納域に生成する第
3の工程を実現する。これにより故障が発生したレイ
ヤ、すなわちイベントが送受信されるレイヤに応じた故
障伝播対象のインスタンスを生成できるため、故障伝播
の制御が効率的に行える。
【0010】故障の伝播を引き起こす要因である疑似ネ
ットワーク内の一連の動作(以降ではネットワーク動作
という)の開始時から故障伝播の制御を開始することと
し、制御装置2では第2の工程(2B)により決定した
故障発生レイヤと、故障発生時の通信状態とを基に、生
成した各インスタンスの状態を該ネットワーク動作を開
始する初期状態に設定する第4の工程(2D)を行う。
また、第2の工程により決定した故障タイプを基に、制
御装置2では故障伝播の制御を開始するための起点を決
定する第5の工程(2E)を行う。これにより制御開始
時の各インスタンスの状態を適正に設定し、かつ制御の
開始を適正に行うことができるため、制御過程において
イベント受信時における各インスタンスの状態を考慮に
入れた適正な故障伝播の制御を行うことができる。
【0011】なお、起点とは該ネットワーク動作を開始
するために疑似ネットワーク内のある一つのインスタン
スに発生させるイベント(以降では起動イベントとい
う)と該起動イベントを発生するインスタンス(以降で
は起点インスタンスという)を合わせたものをいう。
【0012】
【実施例】本発明の概要は、ネットワーク内で発生する
故障に関する疑似的な故障を疑似ネットワーク上に発生
させ、該故障が該疑似ネットワーク内を伝播する際に各
インスタンスが起こす一連の動作を表現することによ
り、故障の伝播を制御するネットワーク疑似故障制御方
法である。
【0013】以降では疑似ネットワークとしてN−IS
DN(Narrow Band−ISDN)の加入者区
間を対象とした本発明の実施例を図を用いながら説明す
る。図1は、本発明の実施例を示すシステム構成図であ
る。入力装置1は、ネットワーク構成要素の設計知識の
情報S1及び観測情報と設備情報S2を外部より入力す
る。
【0014】制御装置2は以下の処理工程を実行する。
第1の工程2Aは、故障伝播時の各インスタンスの動作
を状態遷移表に登録し、該状態遷移表を記憶装置3内に
格納することで故障伝播制御の環境設定を行う工程であ
る。第2の工程2Bは、故障を発生したレイヤと、故障
発生時の通信状態と、故障が発側/着側のいずれで発生
したかを示す故障発生エリアから構成される故障タイプ
を決定する工程である。第3の工程2Cは、疑似ネット
ワークを構成するインスタンスを生成する工程である。
第4の工程2Dは、生成したインスタンスを初期状態に
設定する工程である。第5の工程2Eは、故障伝播の制
御を開始するための起点を決定する工程である。また制
御実行工程2Fは、故障伝播の制御を実行する工程であ
り、状態遷移履歴保存・出力工程2Gは、制御実行によ
り得られる各インスタンの状態遷移履歴情報を保存し、
出力する工程である。
【0015】記憶装置3には、疑似故障の伝播制御に必
要な環境データであるオブジェクトの状態遷移表を格納
する格納域3Aと生成したインスタンスを格納する格納
域3Bと、インスタンスの状態遷移履歴情報を格納する
格納域3Cと、観測情報一覧データベースを格納する格
納域3Dとが設けられる。インスタンスの状態遷移履歴
情報S6が出力装置4から出力される。本発明による疑
似故障制御の全体フローチャートを図2に示す。
【0016】故障タイプを決定する第2の工程2Bのフ
ローチャートを図3に示す。疑似ネットワーク上に発生
する疑似故障に関する観測情報を入力装置から入手し
(B1)、入手した該観測情報を検索キーとして観測情
報一覧データベースを検索する(B2)。検索結果とし
て該疑似故障の発生レイヤ(B6)、該疑似故障の発生
エリア(B9)、該疑似故障の発生時の通信状態(B1
2)を取得し、これら3つの項目の組合せより成る故障
タイプを決定する。なお、観測情報の入力不足により疑
似故障の発生レイヤを一つに決定できない場合は、可能
性のあるレイヤ又は全レイヤを故障発生レイヤとし(B
7)、疑似故障の発生エリアを一つに決定できない場合
は、発着両側を故障発生エリアとし(B10)、疑似故障
発生時の通信状態を一つに決定できない場合は、可能性
のある通信状態又は全通信状態を故障発生時の通信状態
として(B13)制御を進めてもよい。
【0017】故障伝播の制御対象となる疑似ネットワー
クを構成するインスタンスを生成する第3の工程2Cの
フローチャートを図4に示す。加入者区間の設備情報を
入力装置1を介して入手し(C1)、第2の工程により
決定した疑似故障の発生レイヤを取得し(C2)、これ
らを基に故障伝播の制御対象である疑似ネットワーク内
のインスタンスを生成し(C3)、生成した各インスタ
ンスを記憶装置3内の所定の格納域に保存する(C
4)。
【0018】生成した各インスタンスを故障伝播の制御
を開始する初期状態に設定する第4の工程2Dのフロー
チャートを図5に示す。第2の工程により決定した疑似
故障の発生レイヤと、発生時の通信状態を取得し(D
1)、これらを基に記憶装置3内に格納した各インスタ
ンスが保有する初期状態対応表(図10)を抽出し(D
2)、これを基に各インスタンスの初期状態を決定し
(D3)、決定した初期状態に記憶装置3内のインスタ
ンスを設定する(D4)。
【0019】故障伝播の制御を開始するための起点を決
定する第5の工程2Eのフローチャートを図6に示す。
第2の工程により決定した疑似故障の故障タイプを取得
し(E1)、起点決定ルール(E2)に基づき故障伝播
の制御を開始するための起点を決定する。なお、起点決
定ルール(E2)とは、故障の伝播を引き起こす要因で
ある疑似ネットワーク内の一連のネットワーク動作を開
始するために発生する起動イベント及び該起動イベント
を発生する起点インスタンスを起点として決定するルー
ルのことをいい、故障発生レイヤと故障発生エリアと故
障発生時の通信状況より成る故障タイプから決定され
る。
【0020】故障伝播の制御を実行する制御実行工程2
Fのフローチャートを図7に示す。記憶装置内の状態遷
移表格納域から、故障時の状態遷移表を故障インスタン
スに設定し、正常時の状態遷移表を他のインスタンスに
設定する(F1)。次に、第5の工程により決定した起
点に基づき、起動イベントを起点インスタンスに発生さ
せることにより(F2)、起点インスタンスは自己の動
作を規定した状態遷移表に基づき状態の遷移及びイベン
トの送信先インスタンスに対して新たなイベントの送信
を行う。以降イベントの送信先インスタンスは受信した
イベントから自己の状態遷移表に基づいた動作を行うこ
とにより(F3)、故障の伝播を実現する。
【0021】なお、送信先インスタンスが故障インスタ
ンスの場合は、第1の工程により格納された故障インス
タンスのオブジェクトが保有する状態遷移表(図8A)
に基づき、イベント受信により送信先インスタンスは、
他のインスタンスに対して、正常時のイベントを送信
しない旨を伝えるイベントとして、あるいは正常時の
イベントとは異なるイベントを送信する旨を伝えるイベ
ントとして疑似イベントを送信し、何ら自己の状態を遷
移しない動作を行う。疑似イベントの送信先インスタン
スは第1の工程により格納された疑似イベントを受信す
るインスタンスのオブジェクトが保有する状態遷移表
(図8B)に基づき、(イ)正常時のイベントを受信待
ち状態の場合は、疑似イベント受信により正常時のイベ
ントを受信しなかったときの予め決められた所定の動作
を行う。また(ロ)正常時のイベントを受信待ち状態で
ない場合は、受信した疑似イベントを他のインスタンス
に透過的に送信し、何ら状態を遷移しない動作を行う。
【0022】図9に、記憶装置3内の観測情報一覧デー
タベース3Dの内容例を示し、図10に初期状態対応表
の内容例を示す。図10のレイヤにはプロトコルに対応
する物理層、データリンク層、ネットワーク層等が存在
する。
【0023】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明では故障発生時の故障イ
ンスタンスの動作と、該故障インスタンスの動作の影響
を受けて他のインスタンスが行う動作とを各インスタン
スのオブジェクトが保有する状態遷移表内で明確に規定
することが可能なため、ネットワーク内で発生し得る様
々な故障に対して故障伝播を実現することができる。 故障伝播を行う対象となるオブジェクトの実体である
インスタンスをイベントが送受信されるレイヤに応じて
生成できるため、故障伝播の制御が効率的に行える。 故障伝播の制御を開始するにあたり、故障の伝播を引
き起こす要因である疑似ネットワーク内の一連のネット
ワーク動作の開始時の状態に各インスタンスを設定し、
かつ制御を開始するための起点を決定するため、イベン
ト送信先のインスタンスの状態を考慮に入れた適正な故
障伝播の制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すシステム構成図。
【図2】図1の制御装置2の動作フローチャート。
【図3】図2の第2の工程2Bの動作フローチャート。
【図4】図2の第3の工程2Cの動作フローチャート。
【図5】図2の第4の工程2Dの動作フローチャート。
【図6】図2の第5の工程2Eの動作フローチャート。
【図7】図2の制御実行工程2Fの動作フローチャー
ト。
【図8】故障インスタンスのオブジェクトが保有する状
態遷移表及び疑似イベントを受信するインスタンスのオ
ブジェクトが保有する状態遷移表の内容の一例を示す
図。
【図9】図1の観測情報一覧データベース3Dの内容の
一例を示す図。
【図10】初期状態対応表の内容の一例を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 喜作 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク内で発生する故障に関する
    疑似的な故障を、制御装置、記憶装置、入力装置、出力
    装置より構成されるシステム内に作られた疑似ネットワ
    ーク上に発生させ、その疑似ネットワーク上における前
    記疑似故障の伝播を制御するネットワーク疑似故障制御
    方法に関して、 ネッワークの構成要素をオブジェクトで表現し(以降で
    はネットワークの構成要素を表現したオブジェクトを単
    にオブジェクトという)、そのオブジェクトの実体をイ
    ンスタンス(以降では単にインスタンスという)で捉
    え、 前記制御装置により、前記疑似故障の伝播制御に必要な
    環境データを前記記憶装置内の所定の格納域に格納して
    環境設定する第1の工程と、 前記制御装置により、故障発生レイヤと、故障発生時の
    通信状態と、故障が発側/着側のいずれで発生したかを
    示す故障発生エリア(以降ではこれら3項目を合わせて
    故障タイプという)を前記入力装置に入力された入力情
    報に基づいて決定する第2の工程と、 前記制御装置により、第2の工程で決定した故障発生レ
    イヤと、前記入力情報とに基づいて、前記故障伝播の対
    象となる疑似ネットワーク内のインスタンスを記憶装置
    内の所定の格納域に生成する第3の工程と、 前記制御装置により、第2の工程で決定した故障発生レ
    イヤと、故障発生時の通信状態に基づいて、第3の工程
    で生成した各インスタンスを故障伝播の制御を開始する
    初期状態に設定する第4の工程と、 前記制御装置により、第2の工程で決定した故障タイプ
    に基づいて、故障伝播の制御を開始するための起点を決
    定する第5の工程とを有することを特徴とする、 ネットワーク疑似故障制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1の工程に関
    して、疑似故障を正常時のイベントを送信しない事
    象、あるいは正常時のイベントとは異なるイベントを
    送信する事象と定義し、に対しては何らイベントを送
    信しない旨を伝えるイベントとして、に対しては正常
    時のイベントとは異なるイベントを送信する旨を伝える
    イベントとして、疑似イベントを定義し、 前記第1の工程において、 前記制御装置により、故障を発生するインスタンス(以
    降では故障インスタンスという)が行う故障時の動作と
    して、あるイベントを受信することにより疑似イベント
    を送信する動作と、何ら状態を遷移しない動作とを前記
    入力情報に基づいて該故障インスタンスのオブジェクト
    が保有する状態遷移表内に登録し、該状態遷移表を前記
    記憶装置内の所定の格納域に格納し、 前記疑似イベントを受信するインスタンスが行う故障伝
    播時の動作として、(イ)正常時のイベントを受信待ち
    状態の場合は、疑似イベントを受信することにより正常
    時のイベントを受信しなかったときの所定の動作を、
    (ロ)正常時のイベントを受信待ち状態でない場合は、
    受信した疑似イベントを他のインスタンスに透過的に送
    信する動作と、何ら状態を遷移しない動作とを前記入力
    情報に基づいて疑似イベントを受信するインスタンスの
    オブジェクトが保有する状態遷移表内に登録し、該状態
    遷移表を前記記憶装置内の所定の格納域に格納して環境
    設定することを特徴とする、 ネットワーク疑似故障制御方法。
JP3207395A 1995-02-21 1995-02-21 ネットワーク疑似故障制御方法 Pending JPH08227313A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7266730B2 (en) 2003-12-01 2007-09-04 Fujitsu Limited Information system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7266730B2 (en) 2003-12-01 2007-09-04 Fujitsu Limited Information system

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