JPH082219B2 - 芝地の地盤改良方法 - Google Patents

芝地の地盤改良方法

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JPH082219B2
JPH082219B2 JP19634292A JP19634292A JPH082219B2 JP H082219 B2 JPH082219 B2 JP H082219B2 JP 19634292 A JP19634292 A JP 19634292A JP 19634292 A JP19634292 A JP 19634292A JP H082219 B2 JPH082219 B2 JP H082219B2
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清見 石岡
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石岡建設株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ゴルフ場のフ
ェアウエイにおける窪地等のような芝地の地盤改良方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ゴルフ場のフェアウエイには方
々に窪地が設けられている。この窪地はゴルフプレイの
興趣を高める上で必要欠くべからざるものであるが、こ
の窪地に溜まった水の水捌けが悪いと、芝の成長が阻害
され、時には葉が枯れたり根腐れが生じたりして、地肌
が丸見えになり、興趣を広げるための窪地が却ってプレ
イの面白さを減じてしまうことになる。
【0003】このため、従来では、窪地の水捌けが悪い
場合、一旦、窪地全体の芝を剥ぎ取って、下の土を水捌
けの良い砂と入れ換え、しかる後、芝を張る作業を行っ
ていたが、この方法では、工事が大掛かりでコストが高
く付く上、工事に長期間を要するところから、修理地が
プレイの妨げとなる等、多くの問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の現状に鑑み、本
発明は、芝の張り替えといった大掛かりな工事を行うこ
となく、短期間かつ低コストに、芝地の水捌けを良くす
ると共に、芝の生育を促進させることができる芝地の地
盤改良方法を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明が講じた技術的手段は次のとおりである。即
ち、本発明による芝地の地盤改良方法は、芝地に複数個
の縦穴を所定間隔おきに形成し且つ隣接する縦穴間には
当該縦穴よりも浅くて幅が狭い溝を形成して縦穴同士を
溝で連通させると共に、これらの縦穴および溝の内部に
水捌けの良い地盤改良材を充填することを特徴としてい
る。水捌けの良い地盤改良材としては、砂の他、水捌け
のための砂を主体として、これに遅効性や速効性の肥料
等を混合したものを適宜選択して使用できる。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、縦穴や溝の内部に、砂な
どの水捌けの良い地盤改良材を充填することによって、
芝を張り替えることなく芝地を局部的に水捌けの良い地
盤に改良することができる。即ち、芝地に必要個数の縦
穴があけられており、各縦穴の内部に水捌けの良い地盤
改良材が充填されているため、これらの縦穴が排水用の
ピットとして機能し、水捌け不良の芝地における余剰水
は縦穴の内部へと集められる。そして、縦穴同士が水捌
けの良い地盤改良材の充填された溝で互いに連通されて
いるため、いずれかの縦穴に溜まった水は溝を経て次々
に隣の縦穴へと排水され、分散されることになり、多少
の降雨では、芝の上方に水溜まりができない。しかも、
縦穴および溝の掘削形成に伴って根切りされた芝は、根
切りされることで活性が高められて、上記の地盤改良に
よる水捌け良好な環境下で生育が促進されることにな
る。
【0007】
【実施例】本発明に係る芝地の地盤改良方法を実施例に
基づいて説明すると、図1および図2に示すように、水
捌けが悪い芝地(例えば、ゴルフ場のフェアウエイにお
ける窪地)に、直径が40〜60mm程度、深さが300
〜500mm程度の縦穴1を必要個数、所定間隔おきに、
しかも、XY二方向に規則的に並べて形成し、X方向又
はY方向に隣接する縦穴1間には当該縦穴1よりも浅く
て幅が狭い溝(例えば、深さが100mm程度で、幅が1
0mm程度の溝)2を形成して縦穴1同士を溝2で連通さ
せ、これらの縦穴1および溝2の内部に水捌けの良い地
盤改良材3を充填して、芝4を張り替えることなく芝地
を局部的に地盤改良するのである。
【0008】尚、この実施例では、水捌けの良い地盤改
良材3として砂を用いているが、当該地盤改良材3とし
ては、水捌けのための砂を主体として、これに遅効性や
速効性の肥料等を混合したものを適宜選択して使用でき
る。また、図示の実施例では、XY二方向に規則的に配
置した縦穴1のうち、X方向又はY方向に隣接する縦穴
1のみを溝2で連通させているが、XY二方向とも溝2
を形成して、各縦穴1を碁盤目状に溝2で連通させても
よい。また、X方向又はY方向にのみ溝2を形成する場
合、溝2の方向は、芝地の排水勾配に沿わせたものとす
ることが望ましい。縦穴1や溝2の形成および地盤改良
材3の充填は、手作業によって行ってもよく、機械力を
用いて行ってもよい。
【0009】上記の方法によれば、芝地にあけた多数の
縦穴1の内部に水捌けの良い地盤改良材3が充填されて
いるため、これらの縦穴1が排水用のピットとして機能
し、水捌け不良の芝地における余剰水は縦穴1の内部へ
と集められる。そして、縦穴1同士が水捌けの良い地盤
改良材3の充填された溝2で互いに連通されているた
め、いずれかの縦穴1に溜まった水は溝2を経て次々に
隣の縦穴1へと排水され、分散されることになり、多少
の降雨では、芝4の上方に水溜まりができないので、水
捌け不良に起因する芝4の枯れや根腐れを防止できる。
【0010】しかも、縦穴1および溝2の掘削形成に伴
って根切りされた芝4は、根切りされることで活性が高
められて、上記の地盤改良による水捌け良好な環境下で
生育が促進されることになる。
【0011】次に、上述した芝地の地盤改良方法に用い
るのに好適な装置を図3〜図10に基づいて説明する。
5はトラック等の走行車体、6は走行車体5の後部に搭
載して固定したベースフレームであり、図6に示すよう
に、前後方向に長い一対のガイドレール6a,6bを備
えている。7は前記ガイドレール6a,6bによって前
後方向スライド自在に支持された可動枠であり、当該可
動枠7とベースフレーム6との間に介装された流体圧シ
リンダ8により前後方向にスライド駆動される。9は可
動枠7の両側部下方に設けた一対の脚体であり、その下
端にはネジ機構によって昇降可能に構成された接地板10
が設けられている。
【0012】可動枠7の上には、図6に示すように、上
下方向のガイド支柱11a…,11b…が立設され、当該ガ
イド支柱11a…,11b…には左右一対の昇降枠体12a,
12bがガイド支柱11a…,11b…に沿って昇降自在に装
着されている。昇降枠体12a,12bは当該昇降枠体12
a,12bと可動枠7との間に配置された流体圧シリンダ
13a,13bにより各別に昇降駆動されるようになってい
る。
【0013】左右の昇降枠体12a,12bには、各々、3
個の削穴装置Aと、各削穴装置Aに対応する3個の溝切
り刃体14をもった溝切り装置Bとが装着されている。C
は左右の昇降枠体12a,12bにわたって設けられた螺旋
コンベアである。
【0014】前記削穴装置Aの構成は次のとおりであ
る。尚、左右の昇降枠体12a,12bに装着された合計6
個の削穴装置Aは、全て同一の構造であるため、昇降枠
体12aに装着された1個の削穴装置Aについてのみ説明
する。
【0015】15は筒状を成す装置フレームであり、その
軸芯を上下方向に向けて昇降枠体12aに装着されてい
る。装置フレーム15の下端には同芯状の雌ねじ部材16が
一体的に設けられており、装置フレーム15の上端には流
体圧シリンダ17のシリンダが同芯状に固定されている。
18は雌ねじ部材16に螺合する雄ねじ部材であり、その上
端は前記流体圧シリンダ17のピストンロッド19に連結さ
れている。雄ねじ部材18の下端には、下端に円形の根切
り刃20が設けられた中空筒状の削穴具21が一体的に連設
されている。
【0016】削穴具21の上端側の側面には、排土用の開
口部22が形成され、開口部22の下縁には、排出した土を
受け止める第1姿勢と先下がりに傾斜して受け止めた土
を滑り落とす第2姿勢とにわたって揺動自在で、且つ、
つる巻きばね(図示せず)により第1姿勢に弾性的に付
勢された土受け板23が枢着されている。24は削穴具21の
上昇に伴い土受け板23の一部に当接して当該土受け板23
を第2姿勢に切り換える当たり部であり、前記雌ねじ部
材16の外面から一体的に連設してある。
【0017】前記削穴具21は、図9に示すように、根切
り刃20を有する先端側筒部21aとその上端にねじ嵌合部
aを介して接続された基端側筒部21bとによって構成さ
れており、根切り刃20が磨耗したとき、前記ねじ嵌合部
aから分離して先端側筒部21aを交換できるようになっ
ている。また、削穴具21からの排土を良くするため、削
穴具21の内部に複数の段差b,cを付けることにより、
削穴具21の内径を上方に行く程大きくしてある。これら
の段差b,cは内径の10%程度とすることが望まし
い。例えば、削穴具21の外径が40mm、先端側筒部21a
の根切り刃20近傍の内径L1 が28.5mmとすると、段
差bより上方の先端側筒部21aの内径L2を31.35m
m、段差cより上方の基端側筒部21bの内径L3 を3
4.5mmに設定することが望ましい。
【0018】前記溝切り装置Bの構成は次のとおりであ
る。尚、左右の昇降枠体12a,12bに各別に装着されて
いる2個の溝切り装置Bは、同一の構造であるため、昇
降枠体12aに装着された一方の溝切り装置Bについての
み説明する。
【0019】25は、昇降枠体12aに固定された当該昇降
枠体12aと一体に昇降動作する溝切り装置Bのフレーム
である。フレーム25には、図3、図7、図8に示すよう
に、下端に前記溝切り刃体14を取り付けた揺動アーム26
が四連リンク機構27を介して枢着され、且つ、前記揺動
アーム26を揺動させるための流体圧シリンダ28が取り付
けられている。前記溝切り刃体14は、図7、図8に示す
ように、揺動アーム26の下端に固定した横杆29にスライ
ド自在に套嵌され、蝶ねじ30で締付け固定される橇状部
材31の下面に一体に連設されており、蝶ねじ30を緩める
ことにより、横杆29長手方向での位置調節ならびに着脱
が可能である。前記橇状部材31には、溝切り刃体14の進
行方向後方の近接部にフレキシブルチューブ32の下端開
口部が嵌着されている。フレキシブルチューブ32の上端
は、前記可動枠7に搭載された水捌けの良い地盤改良材
(例えば、砂)を収納するタンク33の出口に設けた分配
器34に接続されている。35はタンク33の出口を開閉する
シャッターを駆動するための流体圧シリンダである。
【0020】前記螺旋コンベアCは、前記削穴具21の土
受け板23から滑り落ちた土を横側方へ搬出するためのも
のであり、左右の昇降枠体12a,12bの高さを変化して
も、取付け状態に支障がないように、左右の昇降枠体12
a,12bに前後方向の揺動軸芯を有する一対の蝶番状吊
り具36a,36bを介して吊り下げ支持されている。37は
螺旋コンベアCのスクリュー軸、38はスクリュー軸37を
回転駆動するモータである。
【0021】次に、上記の構成よりなる装置の動作を説
明する。先ず、削穴装置Aの動作に付いて説明する。削
穴装置Aの流体圧シリンダ17を伸長作動すると、雌ねじ
部材16と雄ねじ部材18とのねじ作用により削穴具21が回
転しながら下降するので、芝の根が根切り刃20で切断さ
れ、削穴具21が芝地に所定深度まで軽い負荷で挿入され
る。
【0022】この状態で、前記流体圧シリンダ17を短縮
作動することにより、削穴具21が逆方向に回転しつつ上
昇する。切り取られた芝ならびに掘削土は、削穴具21の
内面との摩擦力で削穴具21内に保持されるため、芝地に
は削穴具21の外径に相当する縦穴が形成されることにな
る。
【0023】削穴具21内に保持された芝ならびに掘削土
Dは、図10の(イ)〜(ハ)に示すように、削穴具21
が次の穿孔を行う際、新たに削穴具21内に入って来る掘
削土Dで押し上げられ、開口部22から土受け板23の上に
排出される。この場合、図9に示したとおり、削穴具21
の内部に段差b,cを付け、上方に行くにつれて内径L
1 ,L2 ,L3 を順次大きくしてあるので、削穴具21内
の掘削土Dが新たに削穴具21内に入って来る掘削土Dで
押し上げられる際、削穴具21の内部に土詰まりが生ぜ
ず、上方への排土作用が非常に円滑に行われるのであ
る。そして、削穴具21がそのストローク端近くまで上昇
することにより、土受け板23の一部が当たり部24に当接
して第2姿勢に切り換えられるので、図10の(ニ)に
示すように、土受け板23上の掘削土Dは螺旋コンベアC
に落下し、当該螺旋コンベアCで横側方に搬出されるこ
とになる。
【0024】尚、土受け板23は削穴具21と一体に回転し
つつ昇降動作するが、雌ねじ部材16のねじピッチ等を工
夫することにより、螺旋コンベアCの側方を移動する際
には、削穴具21から螺旋コンベアCと反対側に突出し、
螺旋コンベアCを迂回して昇降するようになっている。
また、6個の削穴装置Aに一挙に掘削態勢をとらせる
と、地盤によっては掘削負荷が大きくて、走行車体5の
浮き上がりが生じる虞れがあるので、このような場合に
は、6個の削穴装置Aを例えば#1〜#6の順に1個ず
つ掘削態勢をとらせたり、あるいは、#1〜#6の削穴
装置Aを例えば、#1,2と、#3,4と、#5,6の
グループに分けて、それらに順次掘削態勢をとらせる等
の制御で対処することができる。流体圧シリンダ8、13
a,13b、17、28、35として、上記実施例ではエアシリ
ンダを用いているが、油圧シリンダを用いてもよい。
【0025】次に、溝切り装置Bの動作に付いて説明す
る。図11の(イ)に示すように、溝切り刃体14を芝地
の地表近くに位置させた状態で、前記流体圧シリンダ28
を伸長作動し、前記揺動アーム26を揺動させると、図1
1の(ロ)に示すように、溝切り刃体14が所定深度ま
で、地中に突入する。しかる後、削穴具21だけを地上に
引き抜いた状態で、削穴装置Aおよび溝切り装置Bを所
定方向に水平移動させることにより、図11の(ハ)に
示すように、溝切り刃体14によって溝2が形成されるこ
とになる。
【0026】そして、削穴具21の昇降による縦穴1の形
成と、削穴装置Aおよび溝切り装置Bの水平移動とを繰
り返すことにより、必要個数の縦穴1と縦穴1どうしを
連結する溝2とが形成され、前記タンク33に収容された
地盤改良剤材をフレキシブルチューブ32の下端開口から
吐出させることにより、縦穴1および溝2に地盤改良材
3が充填されるのである。
【0027】尚、上記の装置は、削穴装置Aおよび溝切
り装置Bを装備した可動枠7が流体圧シリンダ8により
前後方向にスライド自在に構成されているので、次のよ
うにすることにより、走行車体5を停止した状態で、多
数の縦穴1と溝2を形成することができ、地盤改良を能
率良く行うことができる。即ち、先ず、流体圧シリンダ
8をストローク端まで短縮した状態で、走行車体5の後
部を地盤改良の必要な芝地に臨ませる。この状態で1回
目の掘削を行い、6個の縦穴1を同時にあるいは順次形
成する。しかる後、全部の削穴具21を対地浮上させ且つ
溝切り刃体14を芝地に突き刺した状態で、前記流体圧シ
リンダ8を必要量伸長作動して、可動枠7を前進(走行
車体5の向きを基準にすると後進である)させる。これ
により、削穴装置Aおよび溝切り装置Bが所定距離水平
移動するので、溝切り刃体14が6本の溝2を形成し、削
穴具21が次の穿孔位置に移動する。しかる後、削穴具21
を下降させて2回目の掘削を行い、次の6個の縦穴1を
形成する。以下、流体圧シリンダ8をストローク端まで
伸長作動させるまで、同様な工程を繰り返すことによ
り、走行車体5を停止したまま多数の縦穴1および溝2
を形成することができる。
【0028】図12は、削穴装置Aの改良例を示す。こ
の削穴装置Aは、削穴具21の内部に削穴具21の下部側で
開口する加圧エアの供給管39を設け、当該供給管39の上
端を削穴具21の外部に露出させ、その露出させた供給管
39の上端に加圧エア供給用の可撓性ホース40を接続した
点に特徴がある。この構成によれば、芝地の地盤が粘土
質であっても、地盤に所定深さに突入した削穴具21を引
き抜く際、削穴具21の下部側から加圧エアを吹き出すこ
とによって、縦穴1の底部に真空空間が形成されるのを
防止できるので、削穴具21を容易に、しかも、確実に掘
削土と一緒に地上に引き抜くことができる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、上述した構成よりなり、芝地
にあけた多数の縦穴の内部に水捌けの良い地盤改良材を
充填するため、これらの縦穴が排水用のピットとして機
能し、水捌け不良の芝地における余剰水は縦穴の内部へ
と集められ、しかも、縦穴同士が水捌けの良い地盤改良
材の充填された溝で互いに連通されているため、いずれ
かの縦穴に溜まった水は溝を経て次々に隣の縦穴へと排
水され、分散されることになり、多少の降雨では、芝の
上方に水溜まりができないので、水捌け不良に起因する
芝の枯れや根腐れを防止できる。また、縦穴および溝の
掘削形成に伴って根切りされた芝は、根切りされること
で活性が高められて、上記の地盤改良による水捌け良好
な環境下で生育が促進されることになる。従って、芝の
張り替えといった大掛かりな工事を行うことなく、短期
間かつ低コストに、芝地の水捌けを良くすると共に、芝
の生育を促進させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る芝地の地盤改良方法を示す概略平
面図である。
【図2】本発明に係る芝地の地盤改良方法を示す縦断側
面図である。
【図3】芝地の地盤改良方法に使用される装置の一例を
示す概略側面図である。
【図4】上記装置の概略平面図である。
【図5】上記装置の概略正面図である。
【図6】上記装置の要部の概略斜視図である。
【図7】上記装置の要部の概略斜視図である。
【図8】上記装置の一部を破断した側面図である。
【図9】削穴具の要部の縦断面図である。
【図10】上記装置の動作説明図である。
【図11】上記装置の動作説明図である。
【図12】削穴装置の改良例を示す要部の縦断側面図で
ある。
【符号の説明】
1…縦穴、2…溝、3…地盤改良材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芝地に複数個の縦穴を所定間隔おきに形
    成し且つ隣接する縦穴間には当該縦穴よりも浅くて幅が
    狭い溝を形成して縦穴同士を溝で連通させると共に、こ
    れらの縦穴および溝の内部に水捌けの良い地盤改良材を
    充填することを特徴とする芝地の地盤改良方法。
JP19634292A 1992-06-29 1992-06-29 芝地の地盤改良方法 Expired - Lifetime JPH082219B2 (ja)

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