JPH08217603A - 蚊取線香用着火カバー - Google Patents
蚊取線香用着火カバーInfo
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- JPH08217603A JPH08217603A JP2177295A JP2177295A JPH08217603A JP H08217603 A JPH08217603 A JP H08217603A JP 2177295 A JP2177295 A JP 2177295A JP 2177295 A JP2177295 A JP 2177295A JP H08217603 A JPH08217603 A JP H08217603A
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- cover
- tip
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Abstract
もに、容易に製造することができる蚊取線香用着火カバ
ーを提供する。 【構 成】 易燃性と熱収縮性の両方の性質を備えた部
材で蚊取線香10の先端10aに取り付けられる蚊取線
香用着火カバー12を形成した。従って、蚊取線香10
の先端10aに取り付けられた蚊取線香用着火カバー1
2をマッチ等で容易に着火させることができる。この蚊
取線香用着火カバー12は熱収縮して蚊取線香10に確
実に固定される。これにより、蚊取線香用着火カバー1
2が蚊取線香10から落下することを防止して蚊取線香
用着火カバー12の火で蚊取線香を容易に着火させるこ
とができる。
Description
させることができる蚊取線香用着火カバーに関する。
やライタ等で蚊取線香の先端を着火させるが、火着が悪
く困惑することが多い。特に屋外等で風の影響を受ける
ときは、ライタ等を使用しても着火が困難であるという
問題があった。そこで、蚊取線香の着火性をよくするた
めに、実開昭54−78782号公報において蚊取線香
の先端にマッチと同様な火薬を装着する方法が開示され
ている。また、実開昭55−96101号公報において
火薬の原料となる塩素酸カリウムや硝酸カリウム等の酸
素供給化合物を蚊取線香の先端に装着又は含浸させる方
法が開示されている。
54−78782号公報に開示された蚊取線香の先端に
マッチと同様な火薬を装着する方法で蚊取線香を製造す
る場合、火薬取締法に基づいて製造販売許可を得る必要
がある。また、実開昭55−96101号公報に開示さ
れた火薬の原料となる塩素酸カリウムや硝酸カリウム等
の酸素供給化合物を装着又は含浸させる方法で蚊取線香
を製造する場合、製造工程上、極めて手数のかかる工程
を必要とするためコストが高くなるという問題がある。
で、火薬等を使用することなく蚊取線香の着火性を向上
させ、さらに、容易に製造することができる蚊取線香用
着火カバーを提供することを目的とする。
に、本発明は、易燃性及び熱収縮性の部材で蚊取線香の
先端に取り付けるようにしたものである。さらに、易燃
性及び熱収縮性の部材で蚊取線香の先端に被覆可能に形
成されたものである。
ーが、筒状に形成され、一端が開口されると共に他端が
閉塞されて袋状に形成されたものである。さらに、本発
明は、前記蚊取線香用着火カバーが、筒状に形成される
と共に両端が開口されてトンネル状に形成されたもので
ある。そして、本発明は、前記蚊取線香用着火カバー
が、筒状に形成されると共に一周壁にスリットが形成さ
れたものである。
ーが、断面が略コ字形に形成されたものである。また
は、前記蚊取線香用着火カバーが、平状に形成されると
ともにその一方に接着面が形成され、蚊取線香の先端面
に接着させるようにしたものである。
質を備えた部材で蚊取線香の先端に被着若しくは接着に
より取り付けられる蚊取線香用着火カバーを形成した。
従って、蚊取線香の先端に取り付けた蚊取線香用着火カ
バーをマッチやライタ等で容易に着火させることができ
る。この蚊取線香用着火カバーは着火することにより熱
収縮するので蚊取線香の先端に確実に固定される。これ
により、風があっても着火し易くなり、また着火された
蚊取線香用着火カバーが蚊取線香の先端から落下するこ
とを防止できる。従って、着火された蚊取線香用着火カ
バーの火で蚊取線香の先端が極めて効率良く着火する。
バーを一端が閉塞された袋状の筒形に形成した。従っ
て、蚊取線香用着火カバーを蚊取線香の先端に被せて、
その閉塞部が蚊取線香の先端に当接するまで押し込むこ
とにより、蚊取線香用着火カバーを蚊取線香の先端に容
易に取り付けることができる。そして、この場合、蚊取
線香の先端に被せられた蚊取線香用着火カバーが落下す
る恐れもない。
カバーを両端が開口されたトンネル状の筒形に形成し
た。従って、蚊取線香用着火カバー自体を簡素化するこ
とができる。そして、本発明によれば、蚊取線香用着火
カバーを筒形に形成し、この筒形に形成した蚊取線香用
着火カバーの周壁にスリットを形成した。従って、蚊取
線香用着火カバーをスリットで広げることができるので
蚊取線香用着火カバーを容易に蚊取線香の先端に取り付
けることができる。
バーを断面略コ字形に形成した。従って、蚊取線香の断
面形状が異なる場合でも蚊取線香の先端に容易に取り付
けることができる。また、本発明によれば、蚊取線香用
着火カバーを平状に形成するとともにその一方に接着面
を形成する。これにより、蚊取線香用着火カバーを蚊取
線香の先端面に被着することなく取り付けることができ
る。
一実施例を図を参照して説明する。図1に示すように、
蚊取線香10は螺旋状に形成され、その先端10aがマ
ッチやライタ等で着火される。本発明に係る第1実施例
の蚊取線香用着火カバー12は、易燃性と熱収縮性の両
方の性質を備えたフイルムで角筒形に形成され、その断
面形状が蚊取線香10に挿入可能に形成されている。そ
して、蚊取線香用着火カバー12は、先端12aが閉塞
されると共に基端12bが開口されて袋状に形成されて
いる。
えたフイルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のポリオレフィン類やポリビニルアルコール、ポリビ
ニルアセテート等のポリビニル化合物類等の熱軟化性樹
脂フイルムが使用され、又は、熱軟化性樹脂フイルムと
紙パルプ類とが混合されたフイルムが使用され、さら
に、各種の熱硬化性樹脂が混在されたフイルム等が使用
される。
蚊取線香用着火カバーの作用を説明する。先ず、蚊取線
香用着火カバー12の基端12bを蚊取線香10の先端
10aに合わせて、蚊取線香用着火カバー12を蚊取線
香10の先端10aに被せる。この場合、蚊取線香用着
火カバー12は先端12aが閉塞されて袋状に形成され
ているので、蚊取線香用着火カバー12の先端12aが
蚊取線香10の先端10aに当接するまで蚊取線香用着
火カバー12を押し込む。これにより、蚊取線香用着火
カバー12を蚊取線香10の先端10aに容易に被せる
ことができる(図2参照)。
2aが蚊取線香10の先端10aに当接するまで蚊取線
香用着火カバー12を押し込むことにより、蚊取線香用
着火カバー12を蚊取線香10の先端10aに確実に取
り付けることができる。従って、蚊取線香10の先端1
0aに取り付けられた蚊取線香用着火カバー12は蚊取
線香10の先端10aから落下しない。
付けられた蚊取線香用着火カバー12は、易燃性と熱収
縮性の両方の性質を備えたフイルムで形成されているの
で、マッチやライタ等で蚊取線香用着火カバー12を風
があっても容易に着火させることができる。この場合、
蚊取線香用着火カバー12は着火することにより熱収縮
して蚊取線香10の先端10aに確実に固定される。こ
れにより、蚊取線香用着火カバー12が蚊取線香10の
先端10aから落下することを防止すると共に、着火さ
れた蚊取線香用着火カバー12の火で蚊取線香10の先
端10aが容易に着火される。
12の先端12aを閉塞して袋状に形成した場合につい
て説明したが、これに限らず、図3に示す第2実施例の
ように、蚊取線香用着火カバー14を角筒形に形成し、
その両端を開口してトンネル状に形成してもよい。これ
により、蚊取線香用着火カバー14の形状が簡素化され
るので容易に製造することができるとともにコスト低減
を図ることができる。
14を角筒形に形成し、その両端を開口してトンネル状
に形成した場合について説明したが、これに限らず、図
4に示す第3実施例のように、蚊取線香用着火カバー1
6を角筒形に形成し、筒形に形成した蚊取線香用着火カ
バー16の左側の周壁にスリット16aを形成してもよ
い。これにより、蚊取線香用着火カバー16を蚊取線香
10の先端10aに取り付ける場合、蚊取線香用着火カ
バー16がスリット16aで広げられるので蚊取線香用
着火カバー16を容易に蚊取線香10の先端10aに取
り付けることができる。
16aを左側の周壁に形成した場合について説明した
が、これに限らず、その他の周壁にスリット16aを形
成しても同様の効果を奏することができる。前記第1、
第2、第3実施例では、それぞれ角筒形の蚊取線香用着
火カバー12、14、16について説明したが、これに
限らず、それぞれの蚊取線香用着火カバー12、14、
16を例えば円筒形に形成しても同様な効果を得ること
ができる。
ー16の周壁にスリット16aを形成した場合について
説明したが、これに限らず、図5に示す第4実施例のよ
うに、蚊取線香用着火カバー18を断面略コ字形に形成
してもよい。この場合、蚊取線香用着火カバー18は角
筒形に形成された筒体から左側の周壁が除去された形状
になる。これにより、蚊取線香10の断面形状が異なる
場合でも蚊取線香10の先端10aに容易に取り付ける
ことができる。
側の周壁を除去して蚊取線香用着火カバー18を形成し
た場合について説明したが、これに限らず、その他の周
壁を除去して断面略コ字形の蚊取線香用着火カバー18
を形成しても同様の効果を奏することができる。さら
に、図5に示す第4実施例では蚊取線香用着火カバー1
8を断面略コ字形に形成した場合について説明したが、
これに限らず、蚊取線香用着火カバー18を断面略C字
形等に形成しても同様の効果を得ることができる。
取線香用着火カバーが蚊取線香を確実に把持できるよう
に蚊取線香用着火カバーの開口を絞り込み、蚊取線香用
着火カバー自体に弾性力を備えるようにしても良い。ま
た、図6に示すように、複数の蚊取線香用着火カバーか
ら成る着火カバー集合体20を形成し、使用時に各蚊取
線香用着火カバーをそれぞれ分離するようにしても良
い。
線香先端を包囲する形状の蚊取線香用着火カバーについ
て説明した。しかし、これらに限らず、図7に示す第5
実施例のように、上記性質を備えた平状フィルム22
を、その一方に形成された接着面を介して蚊取線香10
の先端面に接着するようにしても良い。平状フィルム2
2を蚊取線香10に接着させることにより、蚊取線香1
0の着火性をより向上させることができる。
形状に限定されるものではなく線形状等に適用可能であ
ることは勿論である。
蚊取線香用着火カバーによれば、蚊取線香の先端に取り
付けられた蚊取線香用着火カバーをマッチやライタ等で
容易に着火させることができる。この蚊取線香用着火カ
バーは着火することにより熱収縮するので蚊取線香の先
端に確実に固定される。これにより、着火された蚊取線
香用着火カバーが蚊取線香の先端から落下することを防
止できる。従って、蚊取線香用着火カバーの火で蚊取線
香の先端を風があっても容易に着火させることができ
る。
を使用していないので火薬取締法による製造販売許可を
得る必要がない。さらに、蚊取線香用着火カバーは、易
燃性と熱収縮性の両方の性質を備えた部材から蚊取線香
の先端に被覆可能に形成するだけで製品化されるので製
造時に手数のかかる工程を必要としない。また、本発明
によれば、袋状の蚊取線香用着火カバーを蚊取線香の先
端に被せて、その閉塞部が蚊取線香の先端に当接するま
で押し込むことにより、蚊取線香用着火カバーを蚊取線
香の先端に容易に取り付けることができる。そして、こ
の場合、蚊取線香の先端に被せられた蚊取線香用着火カ
バーが落下する恐れもない。これにより、使い勝手と安
全性に優れた蚊取線香用着火カバーを提供することがで
きる。
カバーを両端が開口されたトンネル状の筒形に形成し
た。従って、蚊取線香用着火カバーの形状が簡素化され
るのでコスト低減を図ることができる。そして、本発明
によれば、蚊取線香用着火カバーの周壁にスリットを形
成した。従って、蚊取線香用着火カバーを蚊取線香の先
端に取り付ける場合、蚊取線香用着火カバーがスリット
で広げられるので蚊取線香用着火カバーを容易に蚊取線
香の先端に取り付けることができる。これにより、蚊取
線香用着火カバーの使い勝手が向上する。
バーを断面略コ字形に形成した。従って、蚊取線香の断
面形状が異なる場合でも先端に取り付けることができ
る。これにより、多種の蚊取線香に適用することができ
る。また、本発明によれば、平状の蚊取線香用着火カバ
ーを蚊取線香の先端面に接着させるように形成した。こ
の場合、蚊取線香用着火カバーを蚊取線香の先端に被せ
るという作業がなく、単に蚊取線香の先端面に接着させ
れば良いため、極めて容易に蚊取線香用着火カバーを蚊
取線香の先端に取り付けることができるとともに、蚊取
線香の着火性をより向上させることができる。
例を蚊取線香の先端に取り付ける状態を説明した斜視
図。
例を蚊取線香の先端に取り付けた状態を示した斜視図。
例を示した斜視図。
例を示した斜視図。
例を示した斜視図。
示した斜視図。
例を示した斜視図。
Claims (7)
- 【請求項1】 易燃性及び熱収縮性の部材で蚊取線香の
先端に取り付けられることを特徴とする蚊取線香用着火
カバー。 - 【請求項2】 前記蚊取線香用着火カバーが、蚊取線香
の先端に被覆可能に形成されたことを特徴とする請求項
1に記載の蚊取線香用着火カバー。 - 【請求項3】 前記蚊取線香用着火カバーが、筒状に形
成され、一端が開口されると共に他端が閉塞されて袋状
に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の蚊取線
香用着火カバー。 - 【請求項4】 前記蚊取線香用着火カバーが、筒状に形
成されると共に両端が開口されてトンネル状に形成され
たことを特徴とする請求項2に記載の蚊取線香用着火カ
バー。 - 【請求項5】 前記蚊取線香用着火カバーが、筒状に形
成されると共に一周壁にスリットが形成されたことを特
徴とする請求項2に記載の蚊取線香用着火カバー。 - 【請求項6】 前記蚊取線香用着火カバーが、断面が略
コ字形に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の
蚊取線香用着火カバー。 - 【請求項7】 前記蚊取線香用着火カバーが、平状に形
成されるとともにその一方に接着面が形成され、蚊取線
香の先端面に接着させるようにしたことを特徴とする請
求項1に記載の蚊取線香用着火カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02177295A JP3784851B2 (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 蚊取線香用着火カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02177295A JP3784851B2 (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 蚊取線香用着火カバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08217603A true JPH08217603A (ja) | 1996-08-27 |
JP3784851B2 JP3784851B2 (ja) | 2006-06-14 |
Family
ID=12064372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02177295A Expired - Fee Related JP3784851B2 (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 蚊取線香用着火カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3784851B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106508902A (zh) * | 2016-11-19 | 2017-03-22 | 曹志军 | 一种冲压式单盘蚊香 |
-
1995
- 1995-02-09 JP JP02177295A patent/JP3784851B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106508902A (zh) * | 2016-11-19 | 2017-03-22 | 曹志军 | 一种冲压式单盘蚊香 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3784851B2 (ja) | 2006-06-14 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040609 |
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A521 | Written amendment |
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