JPH08205220A - 送信事業者自動切替制御方式 - Google Patents

送信事業者自動切替制御方式

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JPH08205220A
JPH08205220A JP7008804A JP880495A JPH08205220A JP H08205220 A JPH08205220 A JP H08205220A JP 7008804 A JP7008804 A JP 7008804A JP 880495 A JP880495 A JP 880495A JP H08205220 A JPH08205220 A JP H08205220A
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JP
Japan
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transmitting
information
enterpriser
receiving terminal
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Application number
JP7008804A
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English (en)
Inventor
Junichi Ishigaki
純一 石垣
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Oi Electric Co Ltd
Original Assignee
Oi Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/14Reselecting a network or an air interface
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices

Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信局において情報通信サービスの提供先と
なる送信事業者の自動切り替えが行われたことと切り替
えた送信事業者を使用者に即座に通知でき、また必要時
のみ送信事業者を自動的に切り替えさせる送信事業者自
動切替制御方式を提供する。 【構成】 受信端末において、受信した周波数スキャン
を行わせるための境界エリア情報(BAI)のフラグが
セットされていたとしても、BAIの無効データがセッ
トされているときは、他の周波数のスキャンを行わず、
従って送信事業者を自動切り替えを行わない。情報送信
サービスの提供先となる送信事業者からの電波が受信不
可能となると、周波数スキャンが自動的に行われ、受信
可能な送信事業者への自動切り替えが行われる。このと
き、音、LCD、ランプ等により送信事業者への自動切
り替えが行われたことと切り替えた送信事業者を使用者
に即座に知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信事業者を自動的に
切り替える送信事業者自動切替制御方式、特にその利便
性の向上を図る送信事業者自動切替制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の無線通信技術の高度発達に伴い、
各種に渡る移動体通信方式が開発され利用されてきてい
る。欧州において主流をなしているイギリスで開発され
たPOCSAG方式もその一つである。しかし、EU市
場統合に向けて国の枠に限定されないで使用できる新し
い移動体通信方式が望まれており、その中でページング
方式の標準化としてERMES(European R
adio MEssage System)という移動
体通信方式が開発された。この方式を採用することによ
り、各国の送信事業者の枠を越えた移動体通信が可能と
なる。
【0003】ERMESにおける送信フォーマットは、
周波数により16チャネルから構成され、各チャネルは
16バッチから構成される。第1〜15バッチは154
コードワード長、第16バッチは190コードワード長
である。コードワードとは、送受信されるビット列単位
をいい、1コードワードは30ビットである。各バッチ
は、各受信端末が同期を取るために使用される同期パー
ティション、送信事業者やシステムの稼働情報を知らせ
るために使用されるシステム情報パーティション、呼び
出し端末の初期アドレスを格納するために使用されるア
ドレスパーティション及び各受信端末へのメッセージを
格納するために使用されるメッセージパーティションの
4パーティションから構成される。このうちシステム情
報パーティションのフレーム構成を図3に、メッセージ
パーティションのフレーム構成を図4に示す。
【0004】3コードワード長のシステム情報パーティ
ションは、36ビットから構成されるシステム情報を1
8ビットずつに分割し、そのうちシステム情報1には、
国別コード、送信事業者コード、ページングエリアコー
ド、外部端末呼び出し表示(ETI)及び境界エリアイ
ンジケータ(BAI)が含まれている。
【0005】メッセージパーティションは、付加情報の
有無等によって多少フレームの内部構成が異なるため可
変長(1〜16コードブロック長)である。図において
は、付加情報がある場合が示されており、この場合、メ
ッセージヘッダは、初期アドレス及びバッチ番号から成
るローカルアドレス、個別メッセージ番号、外部ビット
(EB)、付加情報インジケータ(AII)、付加情報
タイプ(AIT)及び付加情報番号(AIN)から構成
される。AII=1のとき、付加情報がある場合とな
る。更に、メッセージヘッダの後には付加情報(AI
F)が付加されている。
【0006】各送信事業者は、上記送信フォーマットに
各受信端末向けのメッセージ等の情報をセットして無線
送信するわけであるが、図5を用いてERMESの移動
体通信方式の概要を説明する。
【0007】図5における送信事業者A及びBは、境界
線1によりそのサービスエリアが分割されている。境界
線1は、例えば国境等に相当する。図5においては、送
信事業者Aが有する送信所A−1〜A−4と送信事業者
Bが有する送信所B−1、B−2とが示されており、各
送信事業者のサービスエリア内における情報送信サービ
スを確実に提供している。受信端末は、例えば送信事業
者Aから送信事業者Bのサービスエリアに移動したとき
情報提供先となる送信事業者をAからBに切り替えるこ
とにより自受信端末への情報を受信することができる。
また、ERMESにおいては、他の送信事業者との境界
線1に位置する送信所A−3、A−4、B−1、B−2
から送信される送信フレームの境界エリアインジケータ
(BAI)のフラグをセット(BAI=1)しておくこ
とで受信端末が境界に近づいたことを通知している。
【0008】以下、従来における送信事業者自動切替制
御方式の動作についてより詳細に説明する。
【0009】図5において、位置P1〜P4は受信端末
の使用者が移動したときの所在位置を示している。位置
P1は、送信事業者Aからのみ情報送信サービスが受け
られかつBAI=0の地域2に位置することを示してい
る。位置P2は、送信事業者Aからのみ情報送信サービ
スが受けられかつBAI=1の地域4に位置することを
示している。図5においては地域4を左下がりのハッチ
ングで示している。位置P3は、送信事業者A及びBか
ら情報送信サービスが受けられかつBAI=1の地域6
に位置することを示している。図5においては地域6を
右下がりのハッチングで示している。位置P4は、送信
事業者Bからのみ情報送信サービスが受けられかつBA
I=1の地域8に位置することを示している。
【0010】受信端末が位置P1にあるとき送信事業者
Aの送信所A−2からの電波を受信し自受信端末への情
報を受け取る。この時点では、送信事業者Aのみが当該
受信端末への情報送信サービスを提供している。受信端
末が位置P2に移動したとき送信事業者Aの送信所A−
4から情報を受信する。このとき、送信所A−4から送
られてくる前記システム情報には、BAI=1すなわち
フラグのセットされた境界エリアインジケータが含まれ
ているので、受信端末は、このとき他の周波数をスキャ
ンして情報受信可能な他の送信事業者を探す。この場
合、位置P2においては、他の送信事業者の電波を受信
することができないので、結局他の周波数をスキャンし
ながら送信所A−4からの情報を受信し続けることにな
る。受信端末が位置P3に移動したとき、受信端末は、
送信所B−2からの電波が受信可能なので自動的に送信
事業者をAからBに切り替える。なお、切り替えた後
は、いったんBAI=0とならない限り、周波数をスキ
ャンしないので送信事業者の自動切り替えは行わない。
従って、地域6内にいる限りシステム情報に含まれるB
AIは1のままなので、送信事業者の自動切り替えは行
わない。受信端末において送信事業者の自動切り替えが
あると、使用者(契約者)は、送信事業者Aに情報送信
サービスの提供先を送信事業者Bに切り替えるよう連絡
を取る。そして、送信事業者Aが送信事業者Bに連絡す
ることで、今後は送信事業者Bから自受信端末へのメッ
セージを受け取ることになる。送信事業者Aは、当該受
信端末への情報送信サービスの提供を止める。
【0011】なお、例えば、位置P1において受信端末
の電源をオフにし位置P4において電源をONしたとき
など、受信端末が位置P4にあるときに未だ送信事業者
Aからの電波を受信する状態であった場合、受信端末
は、送信事業者Aからの電波が受信できないので、周波
数のスキャンを自動的に開始し、電波受信可能な送信事
業者Bを自動的に受信し始めることで送信事業者の自動
切り替えを行うことになる。
【0012】以上のように、従来においては、受信端末
においてはその所在位置により送信事業者の自動切り替
えが行われ、使用者は自動切り替えが行われると、送信
事業者に電話等により連絡を取り自受信端末向けのメッ
セージ送信先の送信事業者を切り替えている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
送信事業者切替制御方式においては、受信端末が送信事
業者を自動的に切り替えたことをその使用者に知らせる
手段を有していなかったため、受信端末が情報の送信先
となる送信事業者を自動的に切り替えたのにもかかわら
ず、実際の情報送信先である送信事業者を切り替えるタ
イミングが遅れてしまい、メッセージを失ってしまうお
それがあった。これを防止するために複数の送信事業者
から1台の受信端末に対してメッセージを送信する方法
が考えられるが、このような方法では余計なバッチの使
用が生じてしまい通信効率が非常に悪くなってしまうと
いう問題があった。
【0014】また、サービスエリアの境界線近くで受信
端末を利用する使用者にとって、例えば図5において送
信事業者Aのサービスエリア、厳密には送信事業者Aか
らの電波の受信可能な領域から出ることがない使用者に
とって、従来の送信事業者切替制御方式を採用する受信
端末においては、地域2、4付近を移動する度に送信事
業者を自動的に切り替えてしまうので不便であった。
【0015】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、受信局において情
報通信サービスの提供先となる送信事業者の自動切り替
えが行われたことと切り替えた送信事業者を使用者に即
座に通知でき、また必要時のみ送信事業者を自動的に切
り替えさせる送信事業者自動切替制御方式を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明は、少なくとも1つの送信局を有し
情報送信サービスを移動可能な複数の受信局に提供する
送信事業者を、前記受信局において境界エリア情報を受
信した際に周波数をスキャンして情報受信可能な他の送
信事業者に自動的に切り替える送信事業者自動切替制御
方式において、前記各受信局は、送信事業者の自動切り
替えと切り替えた送信事業者を使用者に通知する通知手
段を有することを特徴とする。
【0017】また、少なくとも1つの送信局を有し情報
送信サービスを移動可能な複数の受信局に提供する送信
事業者を、前記受信局において境界エリア情報を受信し
た際にあるいは所在位置により周波数をスキャンして情
報受信可能な他の送信事業者に自動的に切り替える送信
事業者自動切替制御方式において、前記各受信局は、境
界エリア情報の無効データを受信し記録している間は境
界エリア情報受信時における送信事業者の自動切り替え
を抑止することを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明に係る送信事業者自動切替制御方式にお
いては、通信手段が受信局において送信事業者の自動切
り替えが行われたことをその使用者に通知するので、使
用者は他の送信事業者のサービスエリアに入った事を知
り、情報送信サービスの提供先を切り替えるように即座
に連絡をとることができる。
【0019】また、受信局は、送信局からの境界エリア
情報の無効データを受信し記録している間は他の送信事
業者からの電波が受信可能になったとしても他の周波数
をスキャンせず境界エリア情報受信時における送信事業
者の自動切り替えを抑止することができる。この場合、
スキャンしないことにより電池寿命を長くすることがで
きる。
【0020】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施
例を説明する。
【0021】図1は、本発明に係る送信事業者自動切替
制御方式が適用される受信端末の一実施例のブロック構
成図である。図1において、受信局としての受信端末
は、アンテナ12を介して送信事業者が所有する送信所
から送られてくる情報を受信し周波数をスキャンする受
信部14と、受信した情報を記憶する記憶手段としての
RAM16と、受信したシステム情報に含まれる境界エ
リア情報及び境界エリア情報の無効データの検出、送信
事業者の自動切り替え等受信端末全体における制御を行
う制御手段としての制御部18と、送信事業者の自動切
り替えがあったことを使用者に通知する通知手段として
の音声つまり聴覚を通じて使用者に知らせるスピーカ2
0、視覚を通じて知らせるをLCD(液晶表示)22及
びランプ、LED(発光ダイオード)24と、を有す
る。もちろん、装置として動作させるために電源、スイ
ッチ等を有していることはいうまでもない。
【0022】本実施例において第一に特徴的なことは、
受信端末において送信事業者の自動切り替えが行われた
ことをスピーカ20からの音出力又はLCD表示、ラン
プ等の点灯により使用者に通知するので、情報送信サー
ビスの提供先となる送信事業者を切り替えるように即座
に連絡をとることができる。
【0023】本実施例において第二に特徴的なことは、
境界エリア情報の無効データを受信している間は他の送
信事業者からの電波が受信可能になったとしても境界エ
リア情報受信時における送信事業者の自動切り替えを抑
止することである。
【0024】前述の境界エリア情報(BAI)の無効デ
ータとは、通常、境界エリア情報のフラグがセットされ
ているとき、周波数をスキャンして他の送信事業者から
の周波数が受信可能となると受信可能となった他の送信
事業者に自動的に切り替えるわけであるが、この自動切
り替えを抑止させるためのデータである。本実施例にお
いては、図4に示したメッセージパーティション内の付
加情報インジケータ(AIN)にBAIを無効にする4
ビットのコードを設け、付加情報(AIF)に2ビット
の追加、削除、前追加データ削除等を表すコードと1ビ
ットの無効データを表すフラグを設ける。この無効デー
タが、例えば1のとき無効、0のとき有効とする。
【0025】図2は、受信端末における送信事業者の自
動切り替え処理を示したフローチャートであり、以下、
この図2及び図5を用いて本実施例における動作につい
て説明する。
【0026】受信端末が位置P1にあるとき送信事業者
Aの送信所A−2からの電波を受信する(ステップ10
1)。電波が受信可能であり情報が受信できたとき(ス
テップ102)、受信端末の中にすでにセットされてい
る境界エリア情報(BAI)が有効か無効かを確認する
(ステップ103)。有効であれば受信した情報の中に
含まれているBAIをチェックする(ステップ10
4)。この時点では、BAI=0なのでステップ101
に戻る。本実施例における受信端末は、バッテリセーブ
機能により間欠受信を行う。従って、受信端末は一定時
間間隔で電波の受信を繰り返し行う。
【0027】受信端末が位置P2に移動したとき送信事
業者Aの送信所A−4からの電波を受信する(ステップ
101)。電波が受信可能であり情報が受信できたとき
(ステップ102)、受信端末の中のBAIを確認し
(ステップ103)、有効であれば受信した情報の中に
含まれているBAIをチェックする(ステップ10
4)。このとき、BAI=1なので、他の周波数をスキ
ャンして情報受信可能な他の送信事業者を探す(ステッ
プ105)。この場合、位置P2においては、他の送信
事業者の電波を受信することができないので(ステップ
106)、結局送信所A−4からの電波を受信し続ける
ことになる。
【0028】受信端末が位置P3に移動したとき、受信
端末は、送信所B−2からの電波が受信可能なので(ス
テップ106)、自動的に送信事業者をAからBに切り
替える(ステップ107)。制御部18において送信事
業者の自動切り替えが行われると、スピーカ20からそ
の旨を伝えるべく音を出力する。更にLCD表示にて切
り替えた送信事業者を示し、ランプ等を同時に点灯する
こともできる(ステップ108)。LCD22に送信事
業者が表示されることにより、後で使用者はどこの送信
事業者に切り替わったかを知ることができるので、送信
事業者を切り替えるための連絡を即座に行うことができ
る。
【0029】使用者は、スピーカ20からの音を聞いて
気づくと、確認のために確認スイッチ(図示せず)を押
下し動作の出力を止める。もちろん、一定時間後に音、
表示灯を自動停止させても良く、かかる機構は本実施例
の単なる設計事項である。使用者が送信事業者の自動切
り替えが行われたことを認識すると、送信事業者Aに情
報送信サービスの提供先を送信事業者Bに切り替えるよ
う電話で連絡を取る。そして、送信事業者Aが送信事業
者Bに連絡することで、今後は送信事業者Bから自受信
端末へのメッセージを受け取ることになる。送信事業者
Aは、当該受信端末への情報送信サービスの提供を止め
る。
【0030】以上のように、本実施例によれば、受信端
末における送信事業者の自動切り替えがあったことを
音、表示、光等の出力により使用者に即座に知らせるこ
とができるので、送信事業者への電話連絡をも即座に行
うことができる。このため、メッセージの受け損ないを
防止することができる。
【0031】次に、本実施例における第二の特徴である
BAIの無効データについて説明する。
【0032】ステップ103において、送信事業者から
送信されてくる情報内、上記例では付加情報(AIF)
に無効データがセットされていると、BAI=1であっ
ても周波数のスキャン等は行わずにステップ101に戻
ることになる。つまり、他の送信事業者への自動切り替
えを行わなくすることができる。この機能は、次のよう
な場合に便利である。すなわち、サービスエリアの境界
線1付近の住民等であって通常は境界線1を越えること
がない使用者等にとっては、BAIのフラグの変化の度
に周波数スキャンが行われ送信事業者が自動的に切り替
えられ、その度に送信事業者に連絡しなくてはならず面
倒である。また、その度にスピーカ20から音が出力さ
れると、電力を浪費してしまう。従って、送信事業者に
連絡しBAIの無効データを送信する情報に予めセット
してもらうことで、頻繁に起こりうる自動切り替えを抑
止し、受信端末の使用時にBAIが0または1の領域を
行き来したとしても送信事業者の自動切り替えが行われ
なくすることができる。これにより、無駄な電力消費を
も防止することができる。
【0033】従って、受信端末は、情報送信サービスを
提供している送信事業者から境界エリア情報の無効デー
タを受信し記録している間は他の送信事業者からの電波
が受信可能だとしても境界エリア情報受信時における送
信事業者の自動切り替えを抑止し、当該送信事業者のサ
ービスエリアから出てしまった場合にのみ送信事業者の
自動切り替えが行われその旨を使用者に即座に知らせる
ようにした。このため、メッセージを失うことはほとん
どないとともに効率の良い送信事業者の自動切り替えを
提供することができる。もちろん、BAIを有効、無効
にするシステム情報がくると、受信端末内のデータを変
更することはいうまでもない。
【0034】なお、上記実施例においては、通知手段と
してスピーカ20、ランプ24等を備え、音、光等で使
用者に送信事業者の自動切り替えを通知する例を示した
が、他にも振動部を設けて振動により知らせたりするな
どの構成にしたり、またはそれらを組み合わせて設けた
りするなどの応用が可能である。
【0035】このように、従来からのERMESのフレ
ーム構成を仕様変更しなくても本発明に係る自動切替制
御方式を提供することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、受信局に通信手段を設
け、送信事業者の自動切り替えが行われたこととその切
り替えた先の送信事業者を使用者に即座に知らせること
が可能となる。これにより、使用者に情報送信サービス
の提供先の切り替えを即座に連絡させることが可能とな
り、メッセージの受け損ないを防止することが可能とな
る。
【0037】また、送信局から境界エリア情報の無効デ
ータを送信してもらい、受信局は、その無効データを受
信し記録している間は他の送信事業者からの電波が受信
可能になったとしても境界エリア情報受信時における送
信事業者の自動切り替えを抑止し、当該送信事業者のサ
ービスエリアから出てしまった場合にのみ他の送信事業
者への自動切り替えが行われるようにしたので、サービ
スエリアの境界線近傍における受信局の使用時に無駄な
送信事業者の切り替えが行われずにすみ、効率の良い送
信事業者の自動切り替えを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る送信事業者自動切替制御方式が
適用される受信端末の一実施例のブロック構成図であ
る。
【図2】 本実施例の受信端末における送信事業者の自
動切り替え処理を示したフローチャートである。
【図3】 ERMESにおけるシステム情報パーティシ
ョンのフレーム構成を示した図である。
【図4】 ERMESにおけるメッセージパーティショ
ンのフレーム構成を示した図である。
【図5】 送信事業者のサービスエリアと移動する受信
端末との位置関係を示した図である。
【符号の説明】
1 境界線、2,4,6,8 地域、12 アンテナ、
14 受信部、16RAM、18 制御部、20 スピ
ーカ、22 LCD、 24 ランプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの送信局を有し情報送信
    サービスを移動可能な複数の受信局に提供する送信事業
    者を、前記受信局において境界エリア情報を受信した際
    に周波数をスキャンして情報受信可能な他の送信事業者
    に自動的に切り替える送信事業者自動切替制御方式にお
    いて、 前記各受信局は、送信事業者の自動切り替えと切り替え
    た送信事業者を使用者に通知する通知手段を有すること
    を特徴とする送信事業者自動切替制御方式。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの送信局を有し情報送信
    サービスを移動可能な複数の受信局に提供する送信事業
    者を、前記受信局において境界エリア情報を受信した際
    にあるいは所在位置により周波数をスキャンして情報受
    信可能な他の送信事業者に自動的に切り替える送信事業
    者自動切替制御方式において、 前記各受信局は、境界エリア情報の無効データを受信し
    記録している間は境界エリア情報受信時における送信事
    業者の自動切り替えを抑止することを特徴とする送信事
    業者自動切替制御方式。
JP7008804A 1995-01-24 1995-01-24 送信事業者自動切替制御方式 Pending JPH08205220A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7008804A JPH08205220A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 送信事業者自動切替制御方式
EP95117272A EP0724373A3 (en) 1995-01-24 1995-11-02 An automatic telecommunication operator switching control system and method

Applications Claiming Priority (1)

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JP7008804A JPH08205220A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 送信事業者自動切替制御方式

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JP (1) JPH08205220A (ja)

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EP0724373A3 (en) 1999-02-24
EP0724373A2 (en) 1996-07-31

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