JPH08201665A - 光レセプタクルおよび光コネクタアダプタ - Google Patents
光レセプタクルおよび光コネクタアダプタInfo
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- JPH08201665A JPH08201665A JP1041695A JP1041695A JPH08201665A JP H08201665 A JPH08201665 A JP H08201665A JP 1041695 A JP1041695 A JP 1041695A JP 1041695 A JP1041695 A JP 1041695A JP H08201665 A JPH08201665 A JP H08201665A
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- JP
- Japan
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- optical
- claw
- mold
- connector adapter
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- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高精度加工や組立を必要としない低価格の光
レセプタクルの提供。 【構成】 一端側に光素子が挿入されるカップを有し他
端側に光ファイバの先端に取り付けられたフェルールを
案内するプラグが取り付けられる爪部を有する外郭と、
前記爪部に設けられ前記プラグを固定する爪と、前記爪
部に設けられた筒部と、前記筒部および前記フェルール
に挿入される案内管とを有し前記光素子と光ファイバと
の光結合を行う光レセプタクルであって、前記外郭,カ
ップ,爪部,爪,筒部および案内管は一体に形成されて
いる。また、前記光レセプタクルは成形によって形成で
きるように前記爪および案内管を形成するための金型の
抜け穴が前記外郭の側面に設けられている。 【効果】 成形で形成できるため製造コストが低減され
る。
レセプタクルの提供。 【構成】 一端側に光素子が挿入されるカップを有し他
端側に光ファイバの先端に取り付けられたフェルールを
案内するプラグが取り付けられる爪部を有する外郭と、
前記爪部に設けられ前記プラグを固定する爪と、前記爪
部に設けられた筒部と、前記筒部および前記フェルール
に挿入される案内管とを有し前記光素子と光ファイバと
の光結合を行う光レセプタクルであって、前記外郭,カ
ップ,爪部,爪,筒部および案内管は一体に形成されて
いる。また、前記光レセプタクルは成形によって形成で
きるように前記爪および案内管を形成するための金型の
抜け穴が前記外郭の側面に設けられている。 【効果】 成形で形成できるため製造コストが低減され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光信号の授受を行う光レ
セプタクルおよび光コネクタアダプタに関する。
セプタクルおよび光コネクタアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路装置間の接続に電気信号を用い
る代わりに信号を光信号に変換し、光ファイバを用いて
接続することが検討されている。これは、電気信号を光
信号に変換することにより、高速でしかも長距離に信号
が送れるためである。同様の理由でローカルエリアネッ
トワークにも光ファイバを用いる提案が多く行われてお
り、実際に利用されている。光ファイバにおける光結合
は光レセプタクルや光コネクタアダプタが使用されてい
る。光レセプタクルは、発光装置または受光装置等の光
素子と光ファイバとの間の光結合を行い、光コネクタア
ダプタは光ファイバ同士の光結合を行う。
る代わりに信号を光信号に変換し、光ファイバを用いて
接続することが検討されている。これは、電気信号を光
信号に変換することにより、高速でしかも長距離に信号
が送れるためである。同様の理由でローカルエリアネッ
トワークにも光ファイバを用いる提案が多く行われてお
り、実際に利用されている。光ファイバにおける光結合
は光レセプタクルや光コネクタアダプタが使用されてい
る。光レセプタクルは、発光装置または受光装置等の光
素子と光ファイバとの間の光結合を行い、光コネクタア
ダプタは光ファイバ同士の光結合を行う。
【0003】光レセプタクルの一つとして、光ファイバ
の先端を直接光送受信モジュールのファイバ取付部分に
取り付けるピグテール形があるが、最近では光ファイバ
を取り付けたプラグを直接ファイバ取付部分に差し込ん
で光ファイバを接続するプラグ形が多く用いられるよう
になってきた。
の先端を直接光送受信モジュールのファイバ取付部分に
取り付けるピグテール形があるが、最近では光ファイバ
を取り付けたプラグを直接ファイバ取付部分に差し込ん
で光ファイバを接続するプラグ形が多く用いられるよう
になってきた。
【0004】従来のプラグ形の光レセプタクルは、図1
0に示すような構造となっている。
0に示すような構造となっている。
【0005】光レセプタクルは、一端が開口した箱形の
外郭1の底の穴2部分に外側から取り付けられた円筒状
のカップ3と、前記外郭1内に装着される爪部4と、前
記爪部4に取り付けられるプラグ5とからなっている。
前記カップ3には、光素子6が装着されるようになって
いる。
外郭1の底の穴2部分に外側から取り付けられた円筒状
のカップ3と、前記外郭1内に装着される爪部4と、前
記爪部4に取り付けられるプラグ5とからなっている。
前記カップ3には、光素子6が装着されるようになって
いる。
【0006】また、前記爪部4には前記穴2と同心円的
に配置される筒部7および筒部7の両側にそれぞれ位置
する爪12が設けられている。前記筒部7には筒体から
なる案内管(スリーブ)8が挿入される。
に配置される筒部7および筒部7の両側にそれぞれ位置
する爪12が設けられている。前記筒部7には筒体から
なる案内管(スリーブ)8が挿入される。
【0007】前記プラグ5は光ファイバ9の先端側に挿
入されて取り付けられたフェルール10を案内するガイ
ド部11と、前記爪部4に挿入されて爪12によって固
定される固定部13とからなっている。
入されて取り付けられたフェルール10を案内するガイ
ド部11と、前記爪部4に挿入されて爪12によって固
定される固定部13とからなっている。
【0008】前記案内管8は前記筒部7の内側に挿入さ
れ、前記フェルール10の外側に挿入する構造となり、
光ファイバ9を支持するプラグ5を爪部4に挿入して爪
12によって固定された場合、光ファイバ9の光軸とカ
ップ3に挿入された光素子6の光軸が一致するようにな
る。このような光レセプタクルについては、(1)日本
電信電話株式会社発行「研究実用化報告」第36巻、第7
号、1987年発行、P919〜P925「高性能プッシュプル光コ
ネクタ及びプラグイン光コネクタ」、(2)日本電信電
話株式会社発行「NTT Review 」vol.3,No.3、1991年
発行、P110〜P121「Advanced optical connectors for
single-mode fibers」に記載されている。
れ、前記フェルール10の外側に挿入する構造となり、
光ファイバ9を支持するプラグ5を爪部4に挿入して爪
12によって固定された場合、光ファイバ9の光軸とカ
ップ3に挿入された光素子6の光軸が一致するようにな
る。このような光レセプタクルについては、(1)日本
電信電話株式会社発行「研究実用化報告」第36巻、第7
号、1987年発行、P919〜P925「高性能プッシュプル光コ
ネクタ及びプラグイン光コネクタ」、(2)日本電信電
話株式会社発行「NTT Review 」vol.3,No.3、1991年
発行、P110〜P121「Advanced optical connectors for
single-mode fibers」に記載されている。
【0009】一方、光コネクタアダプタの一つとして、
図11に示すような構造が知られている。光コネクタア
ダプタは、矩形枠断面の筒体となる外郭15と、この外
郭15の両端から筒内に挿入される2つの爪部4と、直
列状に位置する2つの爪部4のそれぞれの筒部7に挿入
される案内管(スリーブ)8と、前記爪部4に取り付け
られるプラグ5とからなっている。プラグ5は前述した
ようにガイド部11と固定部13とからなり、ガイド部
11には光ファイバ9の先端側に取り付けられたフェル
ール10が案内されている。爪部4は前記光レセプタク
ルの爪部4と同様な構造となり、プラグ5を爪12で固
定する。前記案内管8は、直列に位置する2つの爪部4
の筒部7内に挿入されるとともに、固定部13の両端か
ら挿入されるプラグ5のフェルール10が挿入され、こ
れによって一対の光ファイバ9の光軸合わせがなされる
ようになっている。なお、外郭15の内側の中間部分に
は、挿入された爪部4の停止位置を決める突出したスト
ッパー16が設けられている。
図11に示すような構造が知られている。光コネクタア
ダプタは、矩形枠断面の筒体となる外郭15と、この外
郭15の両端から筒内に挿入される2つの爪部4と、直
列状に位置する2つの爪部4のそれぞれの筒部7に挿入
される案内管(スリーブ)8と、前記爪部4に取り付け
られるプラグ5とからなっている。プラグ5は前述した
ようにガイド部11と固定部13とからなり、ガイド部
11には光ファイバ9の先端側に取り付けられたフェル
ール10が案内されている。爪部4は前記光レセプタク
ルの爪部4と同様な構造となり、プラグ5を爪12で固
定する。前記案内管8は、直列に位置する2つの爪部4
の筒部7内に挿入されるとともに、固定部13の両端か
ら挿入されるプラグ5のフェルール10が挿入され、こ
れによって一対の光ファイバ9の光軸合わせがなされる
ようになっている。なお、外郭15の内側の中間部分に
は、挿入された爪部4の停止位置を決める突出したスト
ッパー16が設けられている。
【0010】このような光コネクタアダプタについて
は、前記文献に記載されている。
は、前記文献に記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の光レセプタクル
は、外郭1,カップ3,筒部7および爪12を有する爪
部4,案内管8は、それぞれ個別に製造され、その後組
み立てられる。光レセプタクルを構成する部品数は多
い。光レセプタクルは光素子と光ファイバとの光軸を高
精度で結合する必要があり、多くの部品で構成される従
来の光レセプタクルは、高精度組立が必要となり、製造
コストの高騰を招く。光レセプタクルの高コスト化は光
ファイバケーブル使用の妨げとなる。
は、外郭1,カップ3,筒部7および爪12を有する爪
部4,案内管8は、それぞれ個別に製造され、その後組
み立てられる。光レセプタクルを構成する部品数は多
い。光レセプタクルは光素子と光ファイバとの光軸を高
精度で結合する必要があり、多くの部品で構成される従
来の光レセプタクルは、高精度組立が必要となり、製造
コストの高騰を招く。光レセプタクルの高コスト化は光
ファイバケーブル使用の妨げとなる。
【0012】従来の光コネクタアダプタは、外郭15,
爪部4およびスリーブ8を個別に製造した後、組み立て
を行うことによって製造される。この光コネクタアダプ
タも前記光レセプタクルと同様に組立部品数が多い。光
コネクタアダプタはプラグ5を爪部4に挿入するだけで
一対の光ファイバ9の光軸が合うようにするため、組立
精度は高精度のものが必要とされる。しかし、部品数が
多くなると、各部品の加工精度はより高いものが要請さ
れ、これによって光コネクタアダプタの製造コストの低
減が難しくなる。光コネクタアダプタの高コスト化は光
ファイバケーブル使用の妨げとなる。
爪部4およびスリーブ8を個別に製造した後、組み立て
を行うことによって製造される。この光コネクタアダプ
タも前記光レセプタクルと同様に組立部品数が多い。光
コネクタアダプタはプラグ5を爪部4に挿入するだけで
一対の光ファイバ9の光軸が合うようにするため、組立
精度は高精度のものが必要とされる。しかし、部品数が
多くなると、各部品の加工精度はより高いものが要請さ
れ、これによって光コネクタアダプタの製造コストの低
減が難しくなる。光コネクタアダプタの高コスト化は光
ファイバケーブル使用の妨げとなる。
【0013】本発明の目的は、高精度の組立や加工を必
要としない光レセプタクルおよび光コネクタアダプタを
提供することにある。
要としない光レセプタクルおよび光コネクタアダプタを
提供することにある。
【0014】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきら
かにする。
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきら
かにする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。すなわち、光レセプタクルは、一端
側に光素子が挿入されるカップを有し他端側に光ファイ
バの先端に取り付けられたフェルールを案内するプラグ
が取り付けられる爪部を有する外郭と、前記爪部に設け
られ前記プラグを固定する爪と、前記爪部に設けられた
筒部と、前記筒部および前記フェルールに挿入される案
内管とを有し前記光素子と光ファイバとの光結合を行う
光レセプタクルであって、前記外郭,カップ,爪部,
爪,筒部および案内管は一体に形成されている。また、
前記光レセプタクルは、成形によって形成できるように
前記爪および案内管を形成するための金型(割型)の抜
け穴が前記外郭の側面に設けられている構造となってい
る。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。すなわち、光レセプタクルは、一端
側に光素子が挿入されるカップを有し他端側に光ファイ
バの先端に取り付けられたフェルールを案内するプラグ
が取り付けられる爪部を有する外郭と、前記爪部に設け
られ前記プラグを固定する爪と、前記爪部に設けられた
筒部と、前記筒部および前記フェルールに挿入される案
内管とを有し前記光素子と光ファイバとの光結合を行う
光レセプタクルであって、前記外郭,カップ,爪部,
爪,筒部および案内管は一体に形成されている。また、
前記光レセプタクルは、成形によって形成できるように
前記爪および案内管を形成するための金型(割型)の抜
け穴が前記外郭の側面に設けられている構造となってい
る。
【0016】光コネクタアダプタは、外郭と、前記外郭
の両端側に取り付けられかつ光ファイバの先端に取り付
けられたフェルールを案内するプラグが取り付けられる
爪部と、前記爪部に設けられ前記プラグを固定する爪
と、前記爪部に設けられた筒部と、前記筒部および前記
フェルールに挿入される案内管とを有し、一対の光ファ
イバの光結合を行う光コネクタアダプタであって、前記
外郭,爪部,爪,筒部および案内管は一体に形成されて
いる。また、前記光コネクタアダプタは、成形によって
形成できるように前記爪および案内管を形成するための
金型(割型)の抜け穴が前記外郭の側面に設けられてい
る構造となっている。
の両端側に取り付けられかつ光ファイバの先端に取り付
けられたフェルールを案内するプラグが取り付けられる
爪部と、前記爪部に設けられ前記プラグを固定する爪
と、前記爪部に設けられた筒部と、前記筒部および前記
フェルールに挿入される案内管とを有し、一対の光ファ
イバの光結合を行う光コネクタアダプタであって、前記
外郭,爪部,爪,筒部および案内管は一体に形成されて
いる。また、前記光コネクタアダプタは、成形によって
形成できるように前記爪および案内管を形成するための
金型(割型)の抜け穴が前記外郭の側面に設けられてい
る構造となっている。
【0017】
【作用】上記した手段によれば、光レセプタクルは成形
によって製造できるため、金型精度を高くしておくこと
によって光レセプタクルの各部の寸法精度を高くするこ
とができる。したがって、カップに光素子を取り付け、
かつ爪部にプラグを取り付けるだけで光素子と光ファイ
バを高精度に光結合させることができる。
によって製造できるため、金型精度を高くしておくこと
によって光レセプタクルの各部の寸法精度を高くするこ
とができる。したがって、カップに光素子を取り付け、
かつ爪部にプラグを取り付けるだけで光素子と光ファイ
バを高精度に光結合させることができる。
【0018】上記した手段によれば、光レセプタクル
は、外郭,カップ,爪部,爪,筒部および案内管が一体
に形成された構造となっていることから、その製造にお
いて光レセプタクルの組立が不要となり、製造コストの
低減が図れる。
は、外郭,カップ,爪部,爪,筒部および案内管が一体
に形成された構造となっていることから、その製造にお
いて光レセプタクルの組立が不要となり、製造コストの
低減が図れる。
【0019】上記した手段によれば、光コネクタアダプ
タは成形によって製造できるため、金型精度を高くして
おくことによって光コネクタアダプタの各部の寸法精度
を高くすることができる。したがって、外郭の両端の爪
部にそれぞれプラグを取り付けるだけで、一対の光ファ
イバの光結合が高精度で行えることになる。
タは成形によって製造できるため、金型精度を高くして
おくことによって光コネクタアダプタの各部の寸法精度
を高くすることができる。したがって、外郭の両端の爪
部にそれぞれプラグを取り付けるだけで、一対の光ファ
イバの光結合が高精度で行えることになる。
【0020】上記した手段によれば、光コネクタアダプ
タは、前記外郭,爪部,爪,筒部および案内管が一体に
形成されていることから、その製造において組立が不要
となり、製造コストの低減が図れる。
タは、前記外郭,爪部,爪,筒部および案内管が一体に
形成されていることから、その製造において組立が不要
となり、製造コストの低減が図れる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0022】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0023】図1は本発明の一実施例の光レセプタクル
等を示す斜視図、図2は本実施例の光レセプタクルを示
す斜視図、図3は本実施例の光レセプタクルと光レセプ
タクルを製造する金型を示す模式図、図4は同じく金型
の一部を示す断面図である。
等を示す斜視図、図2は本実施例の光レセプタクルを示
す斜視図、図3は本実施例の光レセプタクルと光レセプ
タクルを製造する金型を示す模式図、図4は同じく金型
の一部を示す断面図である。
【0024】本実施例の光レセプタクル18は、樹脂成
形によって製造され、各部は一体構造となっている。
形によって製造され、各部は一体構造となっている。
【0025】図1および図2に示すように、光レセプタ
クル18の外郭1は矩形枠断面をした一端が開口した筒
体となるとともに、底の中心部分には穴2が設けられて
いる。また、前記底の外側には円筒状のカップ3が、前
記穴2と同心円的に形成されている。この穴2には光素
子6が取り付けられる。
クル18の外郭1は矩形枠断面をした一端が開口した筒
体となるとともに、底の中心部分には穴2が設けられて
いる。また、前記底の外側には円筒状のカップ3が、前
記穴2と同心円的に形成されている。この穴2には光素
子6が取り付けられる。
【0026】光素子6は、板状のステム20と、このス
テム20を覆うキャップ21と、前記ステム20から突
出する3本のリード22とからなっている。前記キャッ
プ21内のステム20部分には、受光素子や発光素子
(発光ダイオードやレーザダイオード)が直接またはヒ
ートシンク等を介して取り付けられている。
テム20を覆うキャップ21と、前記ステム20から突
出する3本のリード22とからなっている。前記キャッ
プ21内のステム20部分には、受光素子や発光素子
(発光ダイオードやレーザダイオード)が直接またはヒ
ートシンク等を介して取り付けられている。
【0027】前記カップ3には、キャップ21部分が挿
入される。この結果、前記穴2は前記光素子6から発光
された光や、光素子6に向かう光の透過空間となる。
入される。この結果、前記穴2は前記光素子6から発光
された光や、光素子6に向かう光の透過空間となる。
【0028】外郭1の底には爪部4が形成されている。
爪部4は前記穴2と同心円的に設けられる筒状の筒部7
と、この筒部7の両側に設けられる2本の爪12とを有
している。前記筒部7の内周部分は穴2に対して高精度
に形成され、従来のスリーブ(案内管)を構成するよう
になっている。したがって、爪部4の筒体は以下筒部を
省略して案内管8と呼称する。
爪部4は前記穴2と同心円的に設けられる筒状の筒部7
と、この筒部7の両側に設けられる2本の爪12とを有
している。前記筒部7の内周部分は穴2に対して高精度
に形成され、従来のスリーブ(案内管)を構成するよう
になっている。したがって、爪部4の筒体は以下筒部を
省略して案内管8と呼称する。
【0029】前記爪12の先端は、内側に突出した引っ
掛かけ部分25を構成している。この引っ掛かけ部分2
5は、プラグ5の固定部13の縁を引っ掛け、プラグ5
を外郭1に固定する役割を果たす。
掛かけ部分25を構成している。この引っ掛かけ部分2
5は、プラグ5の固定部13の縁を引っ掛け、プラグ5
を外郭1に固定する役割を果たす。
【0030】前記爪部4に取り付けられるプラグ5は、
光ファイバ9の先端側に挿入されて取り付けられたフェ
ルール10を案内するガイド部11と、前記爪部4に挿
入されて爪12によって固定される固定部13とからな
っている。
光ファイバ9の先端側に挿入されて取り付けられたフェ
ルール10を案内するガイド部11と、前記爪部4に挿
入されて爪12によって固定される固定部13とからな
っている。
【0031】また、本実施例の光レセプタクルは、爪1
2の先端が側方に突出した構造の引っ掛かけ部分25を
有することから、樹脂成形で形成する場合、分割構造の
金型(割型)の抜け部分を必要とする。このため、板状
となる爪12の延在方向の外郭1の側面には、金型の抜
け穴26が設けられた構造となっている。すなわち、こ
の金型の抜け穴26は、光レセプタクルを樹脂成形によ
って製造する際形成されることになる。
2の先端が側方に突出した構造の引っ掛かけ部分25を
有することから、樹脂成形で形成する場合、分割構造の
金型(割型)の抜け部分を必要とする。このため、板状
となる爪12の延在方向の外郭1の側面には、金型の抜
け穴26が設けられた構造となっている。すなわち、こ
の金型の抜け穴26は、光レセプタクルを樹脂成形によ
って製造する際形成されることになる。
【0032】図3は本実施例の光レセプタクル18と、
光レセプタクル18を製造する金型を示す模式図であ
る。この金型は下面金型30,上面金型31,右面金型
32,左面金型33とによって形成され、いずれの金型
も矢印で示すように直進して中央に集まり、空洞を形成
して樹脂成形ができるようになっている。これは、外郭
1の内側に閉じられた爪を作製するために採られる金型
構造である。また、金型各部の寸法は高精度に形成され
ている。
光レセプタクル18を製造する金型を示す模式図であ
る。この金型は下面金型30,上面金型31,右面金型
32,左面金型33とによって形成され、いずれの金型
も矢印で示すように直進して中央に集まり、空洞を形成
して樹脂成形ができるようになっている。これは、外郭
1の内側に閉じられた爪を作製するために採られる金型
構造である。また、金型各部の寸法は高精度に形成され
ている。
【0033】下面金型30の上面に設けられた窪み34
と、上面金型31の下面に設けられた窪み35とによっ
て、外郭1,カップ3,爪部4,案内管8,爪12の表
面の一部(主として外表面)が形成される。図4は下面
金型30と上面金型31とが型締めされた状態を示す断
面図で、図中、白抜き部分が空洞(キャビティ)であ
り、中央の37aが案内管8を形成するキャビティ、3
7aの両側の37bが爪12を形成するキャビティ、さ
らに外側の37cが外郭1を形成するキャビティとな
る。金型の抜け穴26は下面金型30および上面金型3
1の抜け方向に形成されることになる。したがって、前
記下面金型30および上面金型31の窪み34,35の
形状は、光レセプタクル18の形状を形成するような窪
みとなっている。
と、上面金型31の下面に設けられた窪み35とによっ
て、外郭1,カップ3,爪部4,案内管8,爪12の表
面の一部(主として外表面)が形成される。図4は下面
金型30と上面金型31とが型締めされた状態を示す断
面図で、図中、白抜き部分が空洞(キャビティ)であ
り、中央の37aが案内管8を形成するキャビティ、3
7aの両側の37bが爪12を形成するキャビティ、さ
らに外側の37cが外郭1を形成するキャビティとな
る。金型の抜け穴26は下面金型30および上面金型3
1の抜け方向に形成されることになる。したがって、前
記下面金型30および上面金型31の窪み34,35の
形状は、光レセプタクル18の形状を形成するような窪
みとなっている。
【0034】右面金型32および左面金型33は、それ
ぞれ前進してキャビティを形成し、案内管8やカップ3
の内周面,穴2および外郭1やカップ3の端面を規定す
る。
ぞれ前進してキャビティを形成し、案内管8やカップ3
の内周面,穴2および外郭1やカップ3の端面を規定す
る。
【0035】右面金型32は、三段に亘る段付き軸とな
り、先端軸40は案内管8の内周面を規定し、中段軸4
1は案内管8の先端を規定する。また、後段軸42は外
郭1の内周面を規定する。また、左面金型33も三段に
亘る段付き軸となり、細い先端軸45は穴2の内周面を
規定する。また、中段軸46は先端部分がテーパとな
り、カップ3の内周面を規定する。また、後段軸47は
カップ3の端面を規定する。
り、先端軸40は案内管8の内周面を規定し、中段軸4
1は案内管8の先端を規定する。また、後段軸42は外
郭1の内周面を規定する。また、左面金型33も三段に
亘る段付き軸となり、細い先端軸45は穴2の内周面を
規定する。また、中段軸46は先端部分がテーパとな
り、カップ3の内周面を規定する。また、後段軸47は
カップ3の端面を規定する。
【0036】各金型30〜33の型締め後、所定の弾力
性を有する溶融樹脂が注入される。
性を有する溶融樹脂が注入される。
【0037】その後、キュアを行う。ついで、各金型3
0〜33を上下左右に後退させ、成形品を取り出す。こ
れによって図2に示すような光レセプタクル18が製造
される。前記下面金型30および上面金型31の離反に
よって、外郭1の側面には金型の抜け穴26が生じる。
0〜33を上下左右に後退させ、成形品を取り出す。こ
れによって図2に示すような光レセプタクル18が製造
される。前記下面金型30および上面金型31の離反に
よって、外郭1の側面には金型の抜け穴26が生じる。
【0038】本実施例の光レセプタクルは、樹脂成形に
よって製造されるため、各部の寸法精度は高いものとな
り、光素子とプラグを取り付けるだけで光素子と光ファ
イバの光結合が高精度に行える。
よって製造されるため、各部の寸法精度は高いものとな
り、光素子とプラグを取り付けるだけで光素子と光ファ
イバの光結合が高精度に行える。
【0039】本実施例によれば、光レセプタクルは樹脂
成形によって製造されるため、複数の部品加工と部品の
組立が不要となり、製造コストの低減が図れる。
成形によって製造されるため、複数の部品加工と部品の
組立が不要となり、製造コストの低減が図れる。
【0040】図5は本発明の他の実施例の光レセプタク
ルを示す正面図である。本実施例の光レセプタクルは、
前記実施例の光レセプタクルにおいて、爪12を外郭1
の側面から突出させる構造となり、前記実施例と同様に
樹脂成形によって製造できる。分割構造の金型によって
光レセプタクルを製造するため、光レセプタクルは金型
の抜け穴26を外郭1の側面に設けた構造となってい
る。本実施例では、爪12の形状や方向が異なっている
場合にも適用可能なことを示している。
ルを示す正面図である。本実施例の光レセプタクルは、
前記実施例の光レセプタクルにおいて、爪12を外郭1
の側面から突出させる構造となり、前記実施例と同様に
樹脂成形によって製造できる。分割構造の金型によって
光レセプタクルを製造するため、光レセプタクルは金型
の抜け穴26を外郭1の側面に設けた構造となってい
る。本実施例では、爪12の形状や方向が異なっている
場合にも適用可能なことを示している。
【0041】図6乃至図8は本発明の一実施例の光コネ
クタアダプタに係わる図であって、図6は光コネクタア
ダプタ等を示す一部を断面とした斜視図、図7は光コネ
クタアダプタの斜視図、図8は光コネクタアダプタと光
コネクタアダプタを製造する金型を示す模式図である。
クタアダプタに係わる図であって、図6は光コネクタア
ダプタ等を示す一部を断面とした斜視図、図7は光コネ
クタアダプタの斜視図、図8は光コネクタアダプタと光
コネクタアダプタを製造する金型を示す模式図である。
【0042】本実施例の光コネクタアダプタ19は、樹
脂成形によって製造され、各部は一体構造となってい
る。
脂成形によって製造され、各部は一体構造となってい
る。
【0043】図6には本実施例の光コネクタアダプタ1
9と、この光コネクタアダプタ19の両端側にそれぞれ
挿入される2つのプラグ5とが示されている。プラグ5
は、光ファイバ9の先端側に挿入されて取り付けられた
フェルール10を案内するガイド部11と、前記爪部4
に挿入されて爪12によって固定される固定部13とか
らなっている。
9と、この光コネクタアダプタ19の両端側にそれぞれ
挿入される2つのプラグ5とが示されている。プラグ5
は、光ファイバ9の先端側に挿入されて取り付けられた
フェルール10を案内するガイド部11と、前記爪部4
に挿入されて爪12によって固定される固定部13とか
らなっている。
【0044】図6に示すように、光コネクタアダプタ1
9の外郭15は矩形枠断面をした両端が開口した筒体と
なるとともに、中間部分に仕切り板部50が形成されて
いる。この仕切り板部50の中心には、中心軸に沿って
延在する筒状の案内管8が貫通状態に設けられている。
案内管8の内周面は、前記中心軸に対して高精度に形成
され、前記プラグ5のフェルール10を挿入できるよう
になっている。
9の外郭15は矩形枠断面をした両端が開口した筒体と
なるとともに、中間部分に仕切り板部50が形成されて
いる。この仕切り板部50の中心には、中心軸に沿って
延在する筒状の案内管8が貫通状態に設けられている。
案内管8の内周面は、前記中心軸に対して高精度に形成
され、前記プラグ5のフェルール10を挿入できるよう
になっている。
【0045】前記仕切り板部50の両面からは案内管8
に沿って2本の爪12が外郭15の両端側に向かって延
在している。この爪12は、案内管8を挟んで対面し、
先端の内側には突出した引っ掛かけ部分25が設けられ
ている。この引っ掛かけ部分25は、プラグ5が挿入さ
れた際、プラグ5の固定部13の縁を引っ掛け、プラグ
5を外郭15に固定する役割を果たす。
に沿って2本の爪12が外郭15の両端側に向かって延
在している。この爪12は、案内管8を挟んで対面し、
先端の内側には突出した引っ掛かけ部分25が設けられ
ている。この引っ掛かけ部分25は、プラグ5が挿入さ
れた際、プラグ5の固定部13の縁を引っ掛け、プラグ
5を外郭15に固定する役割を果たす。
【0046】本実施例の光コネクタアダプタ19は、図
6および図7に示すように、仕切り板部50と、この仕
切り板部50の両面側に形成される案内管8および爪1
2によって、従来の爪部4を2つ形成した構造、すなわ
ち、爪部4を背中合わせで直列に2つ並べた構造となっ
ている。
6および図7に示すように、仕切り板部50と、この仕
切り板部50の両面側に形成される案内管8および爪1
2によって、従来の爪部4を2つ形成した構造、すなわ
ち、爪部4を背中合わせで直列に2つ並べた構造となっ
ている。
【0047】本実施例の光コネクタアダプタ19も、外
郭15の内部に爪12の先端が側方に突出した構造の引
っ掛かけ部分25を有することから、樹脂成形で形成す
る場合、分割構造の金型(割型)の抜け部分を必要とす
る。このため、板状となる爪12の延在方向の外郭15
の側面には、金型の抜け穴26が設けられた構造となっ
ている。すなわち、この金型の抜け穴26は、光コネク
タアダプタを樹脂成形によって製造する際形成されるこ
とになる。
郭15の内部に爪12の先端が側方に突出した構造の引
っ掛かけ部分25を有することから、樹脂成形で形成す
る場合、分割構造の金型(割型)の抜け部分を必要とす
る。このため、板状となる爪12の延在方向の外郭15
の側面には、金型の抜け穴26が設けられた構造となっ
ている。すなわち、この金型の抜け穴26は、光コネク
タアダプタを樹脂成形によって製造する際形成されるこ
とになる。
【0048】図8は本実施例の光コネクタアダプタ19
と、光コネクタアダプタ19を製造する金型を示す模式
図である。この金型は下面金型53,上面金型54,右
面金型55,左面金型56とによって形成され、いずれ
の金型も矢印で示すように直進して中央に集まり、空洞
を形成して樹脂成形ができるようになっている。これ
は、外郭15の内側に閉じられた爪12を作製するため
に採られる金型構造である。また、金型各部の寸法は高
精度に形成されている。
と、光コネクタアダプタ19を製造する金型を示す模式
図である。この金型は下面金型53,上面金型54,右
面金型55,左面金型56とによって形成され、いずれ
の金型も矢印で示すように直進して中央に集まり、空洞
を形成して樹脂成形ができるようになっている。これ
は、外郭15の内側に閉じられた爪12を作製するため
に採られる金型構造である。また、金型各部の寸法は高
精度に形成されている。
【0049】下面金型53の上面に設けられた窪み58
と、上面金型54の下面に設けられた窪み59とによっ
て、外郭15,爪部4,案内管8,爪12の表面の一部
(主として外表面)が形成される。
と、上面金型54の下面に設けられた窪み59とによっ
て、外郭15,爪部4,案内管8,爪12の表面の一部
(主として外表面)が形成される。
【0050】右面金型55および左面金型56は、それ
ぞれ前進してキャビティを形成し、案内管8や外郭15
の内周面を規定する。右面金型55は、三段に亘る段付
き軸となり、先端軸60は案内管8の内周面を規定し、
中段軸61は案内管8の先端を規定し、後段軸62は外
郭1の内周面を規定する。また、左面金型56は二段に
亘る段付き軸となり、先端軸63は案内管8の先端を規
定する。また、後段軸64は外郭15の内周面を規定す
る。
ぞれ前進してキャビティを形成し、案内管8や外郭15
の内周面を規定する。右面金型55は、三段に亘る段付
き軸となり、先端軸60は案内管8の内周面を規定し、
中段軸61は案内管8の先端を規定し、後段軸62は外
郭1の内周面を規定する。また、左面金型56は二段に
亘る段付き軸となり、先端軸63は案内管8の先端を規
定する。また、後段軸64は外郭15の内周面を規定す
る。
【0051】各金型53〜56の型締め後、所定の弾力
性を有する溶融樹脂が注入される。
性を有する溶融樹脂が注入される。
【0052】その後、キュアを行う。ついで、各金型5
3〜56を上下左右に後退させ、成形品を取り出す。こ
れによって図6および図7に示すような光コネクタアダ
プタ19が製造される。前記下面金型53および上面金
型54の離反によって、外郭15の側面には金型の抜け
穴26が生じる。
3〜56を上下左右に後退させ、成形品を取り出す。こ
れによって図6および図7に示すような光コネクタアダ
プタ19が製造される。前記下面金型53および上面金
型54の離反によって、外郭15の側面には金型の抜け
穴26が生じる。
【0053】本実施例の光コネクタアダプタは、樹脂成
形によって製造されるため、各部の寸法精度は高いもの
となり、両端側にプラグを取り付けるだけで光ファイバ
間の光結合が高精度に行える。
形によって製造されるため、各部の寸法精度は高いもの
となり、両端側にプラグを取り付けるだけで光ファイバ
間の光結合が高精度に行える。
【0054】本実施例によれば、光コネクタアダプタは
樹脂成形によって製造されるため、複数の部品加工と部
品の組立が不要となり、製造コストの低減が図れる。
樹脂成形によって製造されるため、複数の部品加工と部
品の組立が不要となり、製造コストの低減が図れる。
【0055】図9は本発明の他の実施例の光コネクタア
ダプタを示す正面図である。本実施例の光コネクタアダ
プタは、前記実施例の光コネクタアダプタにおいて、爪
12を外郭15の側面から突出させる構造となり、前記
実施例と同様に樹脂成形によって製造できる。分割構造
の金型によって光コネクタアダプタを製造するため、光
コネクタアダプタは金型の抜け穴26を外郭15の側面
に設けた構造となっている。本実施例では、爪12の形
状や方向が異なっている場合にも適用可能なことを示し
ている。
ダプタを示す正面図である。本実施例の光コネクタアダ
プタは、前記実施例の光コネクタアダプタにおいて、爪
12を外郭15の側面から突出させる構造となり、前記
実施例と同様に樹脂成形によって製造できる。分割構造
の金型によって光コネクタアダプタを製造するため、光
コネクタアダプタは金型の抜け穴26を外郭15の側面
に設けた構造となっている。本実施例では、爪12の形
状や方向が異なっている場合にも適用可能なことを示し
ている。
【0056】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0057】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0058】本発明の光レセプタクルは、外郭と爪と案
内管とカップを一体化した構造となるとともに、分割金
型の抜け穴を有する構造となっていることから、その製
造において分割金型を使用した樹脂成形によって製造で
きるため、高精度なものとなる。
内管とカップを一体化した構造となるとともに、分割金
型の抜け穴を有する構造となっていることから、その製
造において分割金型を使用した樹脂成形によって製造で
きるため、高精度なものとなる。
【0059】本発明の光レセプタクルは、外郭と爪と案
内管とカップを一体化した構造となっていることから、
部品数が従来のように多くなく、製造コストの低減が達
成できる。
内管とカップを一体化した構造となっていることから、
部品数が従来のように多くなく、製造コストの低減が達
成できる。
【0060】本発明の光コネクタアダプタは、外郭と爪
と案内管を一体化した構造となるとともに、分割金型の
抜け穴を有する構造となっていることから、その製造に
おいて分割金型を使用した樹脂成形によって製造できる
ため高精度なものとなる。
と案内管を一体化した構造となるとともに、分割金型の
抜け穴を有する構造となっていることから、その製造に
おいて分割金型を使用した樹脂成形によって製造できる
ため高精度なものとなる。
【0061】本発明の光コネクタアダプタは、外郭と爪
と案内管を一体化した構造となっていることから、部品
数が従来のように多くなく、製造コストの低減が達成で
きる。
と案内管を一体化した構造となっていることから、部品
数が従来のように多くなく、製造コストの低減が達成で
きる。
【図1】本発明の一実施例の光レセプタクル等を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】本実施例の光レセプタクルの斜視図である。
【図3】本実施例の光レセプタクルと光レセプタクルを
製造する金型を示す模式図である。
製造する金型を示す模式図である。
【図4】本実施例の光レセプタクルを製造する金型の一
部を示す断面図である。
部を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例の光レセプタクルを示す正
面図である。
面図である。
【図6】本発明の一実施例の光コネクタアダプタ等を示
す一部を断面とした斜視図である。
す一部を断面とした斜視図である。
【図7】本実施例の光コネクタアダプタの斜視図であ
る。
る。
【図8】本実施例の光コネクタアダプタと光コネクタア
ダプタを製造する金型を示す模式図である
ダプタを製造する金型を示す模式図である
【図9】本発明の他の実施例の光コネクタアダプタを示
す正面図である。
す正面図である。
【図10】従来の光レセプタクルの分解断面状態と光素
子およびプラグを示す斜視図である。
子およびプラグを示す斜視図である。
【図11】従来の光コネクタアダプタの分解断面状態と
プラグを示す斜視図である。
プラグを示す斜視図である。
1…外郭、2…穴、3…カップ、4…爪部、5…プラ
グ、6…光素子、7…筒部、8…案内管(スリーブ)、
9…光ファイバ、10…フェルール、11…ガイド部、
12…爪、13…固定部、15…外郭、18…光レセプ
タクル、19…光コネクタアダプタ、25…引っ掛かけ
部分、26…金型の抜け穴、30…下面金型、31…上
面金型、32…右面金型、33…左面金型、50…仕切
り板部、53…下面金型、54…上面金型、55…右面
金型、56…左面金型。
グ、6…光素子、7…筒部、8…案内管(スリーブ)、
9…光ファイバ、10…フェルール、11…ガイド部、
12…爪、13…固定部、15…外郭、18…光レセプ
タクル、19…光コネクタアダプタ、25…引っ掛かけ
部分、26…金型の抜け穴、30…下面金型、31…上
面金型、32…右面金型、33…左面金型、50…仕切
り板部、53…下面金型、54…上面金型、55…右面
金型、56…左面金型。
Claims (4)
- 【請求項1】 一端側に光素子が挿入されるカップを有
し他端側に光ファイバの先端に取り付けられたフェルー
ルを案内するプラグが取り付けられる爪部を有する外郭
と、前記爪部に設けられ前記プラグを固定する爪と、前
記爪部に設けられた筒部と、前記筒部および前記フェル
ールに挿入される案内管とを有し、前記光素子と光ファ
イバとの光結合を行う光レセプタクルであって、前記外
郭,カップ,爪部,爪,筒部および案内管は一体に形成
されていることを特徴とする光レセプタクル。 - 【請求項2】 前記光レセプタクルは成形によって形成
できるように前記爪および案内管を形成するための金型
の抜け穴が前記外郭の側面に設けられていることを特徴
とする請求項1記載の光レセプタクル。 - 【請求項3】 外郭と、前記外郭の両端側に取り付けら
れかつ光ファイバの先端に取り付けられたフェルールを
案内するプラグが取り付けられる爪部と、前記爪部に設
けられ前記プラグを固定する爪と、前記爪部に設けられ
た筒部と、前記筒部および前記フェルールに挿入される
案内管とを有し、一対の光ファイバの光結合を行う光コ
ネクタアダプタであって、前記外郭,爪部,爪,筒部お
よび案内管は一体に形成されていることを特徴とする光
コネクタアダプタ。 - 【請求項4】 前記光コネクタアダプタは成形によって
形成できるように前記爪および案内管を形成するための
金型の抜け穴が前記外郭の側面に設けられていることを
特徴とする請求項1記載の光コネクタアダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1041695A JPH08201665A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 光レセプタクルおよび光コネクタアダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1041695A JPH08201665A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 光レセプタクルおよび光コネクタアダプタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08201665A true JPH08201665A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11749552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1041695A Pending JPH08201665A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 光レセプタクルおよび光コネクタアダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08201665A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100870637B1 (ko) * | 2008-07-30 | 2008-11-26 | 장종호 | 현장 조립용 광섬유 일체형 광어댑터 |
-
1995
- 1995-01-26 JP JP1041695A patent/JPH08201665A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100870637B1 (ko) * | 2008-07-30 | 2008-11-26 | 장종호 | 현장 조립용 광섬유 일체형 광어댑터 |
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