JPH08189235A - 水圧開放式キーボックス - Google Patents
水圧開放式キーボックスInfo
- Publication number
- JPH08189235A JPH08189235A JP252895A JP252895A JPH08189235A JP H08189235 A JPH08189235 A JP H08189235A JP 252895 A JP252895 A JP 252895A JP 252895 A JP252895 A JP 252895A JP H08189235 A JPH08189235 A JP H08189235A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- water
- box
- key box
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 工場、倉庫などで火災が起きたとき、消防車
の放水の水圧でドアやシャッターを開くための水圧開放
装置を設備することが要請されているが、コストがかか
るので実施されないことが少なくないので、低コストの
方法を提供する。 【構成】 水圧開放装置2を内装したキーボックス1を
作り、鍵をその中にいれて、建物の入り口のドア11やシ
ャッターの近くに置き、消防車の放水の水圧でのみキー
ボックス内の鍵を取り出せるようにする。 または、水
圧開放装置のロッド5の上にキーボックスを置き、これ
を建物の内側に取り付け建物の外側の送水口から送水す
ると、ロッドと共にキーボックスが移動してキーボック
スの開口部が建物の壁の鍵の取り出し口と一致して、建
物の外側から鍵を取り出すことが出来るようにする。
の放水の水圧でドアやシャッターを開くための水圧開放
装置を設備することが要請されているが、コストがかか
るので実施されないことが少なくないので、低コストの
方法を提供する。 【構成】 水圧開放装置2を内装したキーボックス1を
作り、鍵をその中にいれて、建物の入り口のドア11やシ
ャッターの近くに置き、消防車の放水の水圧でのみキー
ボックス内の鍵を取り出せるようにする。 または、水
圧開放装置のロッド5の上にキーボックスを置き、これ
を建物の内側に取り付け建物の外側の送水口から送水す
ると、ロッドと共にキーボックスが移動してキーボック
スの開口部が建物の壁の鍵の取り出し口と一致して、建
物の外側から鍵を取り出すことが出来るようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場、倉庫などの建物
の防災対策、詳しくは火災時に消火のため建物の入り口
のドアを開く方法に関する。
の防災対策、詳しくは火災時に消火のため建物の入り口
のドアを開く方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工場、倉庫などの建物の内部で火災が発
生した場合、消火作業に当たる人たちが、早急に中へ入
って消火作業が出来るよう容易にドアやシャッターを開
けることが出来なければならない。水圧開放装置を備え
たドアやシャッターは、消防車のホースの先端にある放
水口を本装置の送水口に当てて送水すると、解錠され、
あるいはシャッターが開き容易に内部へはいることが出
来る。
生した場合、消火作業に当たる人たちが、早急に中へ入
って消火作業が出来るよう容易にドアやシャッターを開
けることが出来なければならない。水圧開放装置を備え
たドアやシャッターは、消防車のホースの先端にある放
水口を本装置の送水口に当てて送水すると、解錠され、
あるいはシャッターが開き容易に内部へはいることが出
来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シャッターの形式やシ
ャッターの施錠の方式はほぼパターンが決まっており、
これに対する水圧開放装置のパターンもそう多くないの
で、シャッターに関しては水圧開放装置の普及率は高い
が、ドアについてはその形式に対するニーズが多様であ
り、施錠方式もこれにともない多様であり、周辺の事情
と相まって水圧開放装置を設置し難いケースが少なくな
い。
ャッターの施錠の方式はほぼパターンが決まっており、
これに対する水圧開放装置のパターンもそう多くないの
で、シャッターに関しては水圧開放装置の普及率は高い
が、ドアについてはその形式に対するニーズが多様であ
り、施錠方式もこれにともない多様であり、周辺の事情
と相まって水圧開放装置を設置し難いケースが少なくな
い。
【0004】また、本装置を備えていないドアやシャッ
ターに本装置を追加投資しようとすると多額の投資を必
要とする場合があり、消防署の推奨にもかかわらず実施
率は低い。本発明は、こうした問題に対処するため、低
コストの水圧開放装置を提供しようとするものである。
ターに本装置を追加投資しようとすると多額の投資を必
要とする場合があり、消防署の推奨にもかかわらず実施
率は低い。本発明は、こうした問題に対処するため、低
コストの水圧開放装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】キーボックスの内側に水
圧開放装置を装備し、蓋の開閉用の錠に連動させること
により、外側の送水口から送水するとキーボックスの蓋
の錠が解かれ、蓋を開けてキーボックス内に置いてある
鍵を取り出すことが出来るようにする。キーボックスを
水圧開放装置のロッドに取り付け、水圧開放装置の送水
口に送水すると、キーボックスがロッドと共に移動し
て、建物の壁に設けた屋外に通ずる穴とキーボックスの
開口部が一致し、キーボックス内の鍵を屋外から取り出
すことが出来るようにする。
圧開放装置を装備し、蓋の開閉用の錠に連動させること
により、外側の送水口から送水するとキーボックスの蓋
の錠が解かれ、蓋を開けてキーボックス内に置いてある
鍵を取り出すことが出来るようにする。キーボックスを
水圧開放装置のロッドに取り付け、水圧開放装置の送水
口に送水すると、キーボックスがロッドと共に移動し
て、建物の壁に設けた屋外に通ずる穴とキーボックスの
開口部が一致し、キーボックス内の鍵を屋外から取り出
すことが出来るようにする。
【0006】
【作用】水圧開放装置には、送水口に消防車の高圧の水
を送りこむことにより、 1、水圧によりシャッターが開く方式。 2、水圧によりシャッターを開くモーターのスイッチが
入る方式。 3、水圧によりドアやシャッターの施錠を解く方式。 の3種の公知のものがある。3番目の方式は、ドアや手
動式シャッターに用いられるものであり、本発明は、こ
の方式を対象としたものである。
を送りこむことにより、 1、水圧によりシャッターが開く方式。 2、水圧によりシャッターを開くモーターのスイッチが
入る方式。 3、水圧によりドアやシャッターの施錠を解く方式。 の3種の公知のものがある。3番目の方式は、ドアや手
動式シャッターに用いられるものであり、本発明は、こ
の方式を対象としたものである。
【0007】水圧によりドアやシャッターの錠を解く方
式の場合は、ドアやシャッターの近くにその錠を解く鍵
を置いておき、消防車の人以外はその鍵が使用できない
ようにすれば、ドアやシャッターに直接水圧開放装置を
取り付けたのと同じ効果を得ることが出来る。ドアやシ
ャッターの鍵を入れたキーボックス(ボックス自体も施
錠可能)に水圧開放装置を内装または外装すると、これ
が可能となる。
式の場合は、ドアやシャッターの近くにその錠を解く鍵
を置いておき、消防車の人以外はその鍵が使用できない
ようにすれば、ドアやシャッターに直接水圧開放装置を
取り付けたのと同じ効果を得ることが出来る。ドアやシ
ャッターの鍵を入れたキーボックス(ボックス自体も施
錠可能)に水圧開放装置を内装または外装すると、これ
が可能となる。
【0008】
【実施例】図1は、キーボックス1に公知の水圧開放装
置2を内装した場合の斜視図である。(a)は、キーボ
ックスの蓋3を外側から、(b)は、キーボックスとそ
の蓋を開いた内側を見た図である。(a)図に示した蓋
の外側の下方には送水口4があり、内側図の水圧開放装
置につながっている。消防車の高圧水が送水口から送り
込まれると、水圧開放装置のロッド5が上に上がり錠6
を解錠する。錠の表側には、鍵の差込み口7があり、鍵
も使用できる。
置2を内装した場合の斜視図である。(a)は、キーボ
ックスの蓋3を外側から、(b)は、キーボックスとそ
の蓋を開いた内側を見た図である。(a)図に示した蓋
の外側の下方には送水口4があり、内側図の水圧開放装
置につながっている。消防車の高圧水が送水口から送り
込まれると、水圧開放装置のロッド5が上に上がり錠6
を解錠する。錠の表側には、鍵の差込み口7があり、鍵
も使用できる。
【0009】ボックスの下面には排水口8があり、送り
込まれた水はここから流れ出す。鍵は、ボックスの中に
上から吊しておくが、落ちて排水口から流れ出さないよ
う、穴は網をつけたり小さい穴を複数個あけるようにす
る。その出口に排水管9を設けて排水路に導くのもよ
い。蓋につけた錠のデッドボルト10の相手側の位置に
は、破線で示すように、デッドボルトを差し込む穴(ス
トライク)11がある。
込まれた水はここから流れ出す。鍵は、ボックスの中に
上から吊しておくが、落ちて排水口から流れ出さないよ
う、穴は網をつけたり小さい穴を複数個あけるようにす
る。その出口に排水管9を設けて排水路に導くのもよ
い。蓋につけた錠のデッドボルト10の相手側の位置に
は、破線で示すように、デッドボルトを差し込む穴(ス
トライク)11がある。
【0010】図2は、このキーボックス1を建物の入り
口のドア12の傍らに取り付けた見取図である。キーボッ
クスから取り出された建物の入り口の鍵は、図のドアの
鍵穴13に差入れて ドアの錠を解く。
口のドア12の傍らに取り付けた見取図である。キーボッ
クスから取り出された建物の入り口の鍵は、図のドアの
鍵穴13に差入れて ドアの錠を解く。
【0011】図3は、建物の壁の内側に水圧開放装置を
取り付け、そのロッドの上に小さなキーボックスを取り
付けた実施例の断面図である。壁14の下方に送水口4が
あり、その奥に水圧開放装置2がある。その上部からロ
ッド5が出ており、その上端にキーボックス1がある。
キーボックスは、壁面側は開放されており、その反対側
の面には、小さな鍵を入れる口15がある。
取り付け、そのロッドの上に小さなキーボックスを取り
付けた実施例の断面図である。壁14の下方に送水口4が
あり、その奥に水圧開放装置2がある。その上部からロ
ッド5が出ており、その上端にキーボックス1がある。
キーボックスは、壁面側は開放されており、その反対側
の面には、小さな鍵を入れる口15がある。
【0012】送水口から高圧の水が送り込まれるとロッ
ド5とその上のキーボックス1が上に上がり、キーボッ
クスの下端が鍵の取り出し口16に一致する位置17へ来る
と、送り込まれた水は排水口8から排水管9の方へ流れ
てロッドの上昇は止まる。この時鍵の取り出し口16とキ
ーボックスの底が正確に一致するように、壁にストップ
装置18が設けられており、キーボックスが正確な位置に
止まり、その中の鍵を取り出し易いようにしてある。こ
の鍵を図2に示すドア12の鍵穴13に差し込んでドアの錠
を解く。
ド5とその上のキーボックス1が上に上がり、キーボッ
クスの下端が鍵の取り出し口16に一致する位置17へ来る
と、送り込まれた水は排水口8から排水管9の方へ流れ
てロッドの上昇は止まる。この時鍵の取り出し口16とキ
ーボックスの底が正確に一致するように、壁にストップ
装置18が設けられており、キーボックスが正確な位置に
止まり、その中の鍵を取り出し易いようにしてある。こ
の鍵を図2に示すドア12の鍵穴13に差し込んでドアの錠
を解く。
【0013】
1、ドアやシャッターの構造上の理由で、水圧開放装置
を取り付けることが技術的に困難な場合でも、これを取
り付けたのと同じ効果を得ることが出来る。 2、既設
のドアやシャッターを造作せず、その近くで工事すれば
よいので工費 が安くつく。
を取り付けることが技術的に困難な場合でも、これを取
り付けたのと同じ効果を得ることが出来る。 2、既設
のドアやシャッターを造作せず、その近くで工事すれば
よいので工費 が安くつく。
【0014】3、既設のドアやシャッターのタイプにと
らわれることなく、量産品の安いものを選べる。 4、ドアあるいは手動式シャッターに取り付ける場合、
排水路を設けることが出来ないので、送り込まれた高圧
の水が、周辺に飛び散るが、本方式にすれば排水路を設
けてこれを防ぐことが出来る。
らわれることなく、量産品の安いものを選べる。 4、ドアあるいは手動式シャッターに取り付ける場合、
排水路を設けることが出来ないので、送り込まれた高圧
の水が、周辺に飛び散るが、本方式にすれば排水路を設
けてこれを防ぐことが出来る。
【図1】キーボックスの内部に水圧開放装置を取り付け
た実施例の斜視図である。(a)は蓋を外側からみた
図、(b)はボックスと開かれた蓋の内側の図である。
た実施例の斜視図である。(a)は蓋を外側からみた
図、(b)はボックスと開かれた蓋の内側の図である。
【図2】キーボックスを建物の入り口のドアの傍らに取
り付けた見取図である。
り付けた見取図である。
【図3】建物の壁の内側に水圧開放装置を取り付け、そ
のロッドの上に小さなキーボックスを取り付けた実施例
の断面図である。
のロッドの上に小さなキーボックスを取り付けた実施例
の断面図である。
1 キーボックス 2 水圧開放装置 3 キーボックスの蓋 4 送水口 5 ロッド 6 錠 7 鍵の差込み口 8 排水口 9 排水管 10 錠のデッドボルト 11 デッドボルトを差し込む穴(ストライク) 12 建物の入り口のドア 13 建物の入り口のドアの鍵穴 14 建物の壁 15 鍵を入れる口 16 鍵の取り出し口 17 押し上げられたときのキーボックスの位置 18 ストップ装置
Claims (2)
- 【請求項1】 キーボックスの内側に水圧開放装置を装
備し、蓋の開閉用の錠に連動させることにより、外側の
送水口から送水するとキーボックスの蓋の錠が解かれ、
蓋を開けてキーボックス内に置いてある鍵を取り出すこ
との可能なキーボックス。 - 【請求項2】 キーボックスを水圧開放装置のロッドに
取り付け、水圧開放装置の送水口に送水すると、キーボ
ックスがロッドと共に移動して、建物の壁に設けた屋外
に通ずる穴とキーボックスの開口部が一致し、キーボッ
クス内の鍵を屋外から取り出すことが出来るキーボック
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP252895A JPH08189235A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 水圧開放式キーボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP252895A JPH08189235A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 水圧開放式キーボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08189235A true JPH08189235A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11531889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP252895A Pending JPH08189235A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 水圧開放式キーボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08189235A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9885099B2 (en) | 2012-03-09 | 2018-02-06 | Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corporation | Ferritic stainless steel sheet |
-
1995
- 1995-01-11 JP JP252895A patent/JPH08189235A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9885099B2 (en) | 2012-03-09 | 2018-02-06 | Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corporation | Ferritic stainless steel sheet |
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