JPH08185938A - 複合コネクタ用同軸コネクタ - Google Patents

複合コネクタ用同軸コネクタ

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JPH08185938A
JPH08185938A JP6326740A JP32674094A JPH08185938A JP H08185938 A JPH08185938 A JP H08185938A JP 6326740 A JP6326740 A JP 6326740A JP 32674094 A JP32674094 A JP 32674094A JP H08185938 A JPH08185938 A JP H08185938A
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insulator
external conductor
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Kinzo Naruge
金三 成毛
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 外部導体の面実装用リード端子の先端を面実
装位置に容易に位置出しでき、又、外部導体の位置と面
実装位置間の寸法が異なる複合コネクタのハウジングで
も外部導体を共通に使用することができる複合コネクタ
用同軸コネクタを得る。 【構成】 同軸コネクタ2の外部導体5は、協同コネク
タの外部導体と嵌合する円筒状の嵌合部51 と可撓性の
一対の面実装用リード端子7を有する角筒状の装着部5
2 とから成る。外部導体5によって覆われ、一対のコン
タクト9、9を装着する絶縁体6は、外部導体5の装着
側においてハウジング4と一体成形により連結されてい
る。外部導体5をハウジング4の前から絶縁体5に装着
すると、リード端子7は、スリット13の底面に形成さ
れた傾斜面16に当接した後その面に沿って変形され、
外部導体の所定の装着位置でその先端は面実装位置に位
置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、携帯用電話機
の複合コネクタに用いられる同軸コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図17に示す、従来の複合コネクタに用
いられる同軸コネクタaは、その絶縁体bが複合コネク
タcのハウジングdと協同コネクタ(図示しない)との
嵌合部において一体成形により連結されており、絶縁体
bとハウジングdとの連結部(図示しない)に嵌合する
一対のスリットf、fを有する同軸コネクタaの外部導
体gを、協同コネクタの嵌合側とは反対側よりハウジン
グdと絶縁体bの間隙hに嵌合して装着する構造になっ
ており、また、図18に示す同軸コネクタaは、絶縁体
bに外部導体gが嵌着されて完成されたものaを複合コ
ネクタcのハウジングdに圧入して装着する構造になっ
ている。
【0003】なお、iは他のコネクタ、例えば、携帯用
電話機の複合コネクタの場合、信号、電源用コネクタ、
jは、協同コネクタと接続するコンタクトである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図17に示す同軸コネ
クタaは、前述のように、外部導体gの協同コネクタと
の嵌合部に一対のスリットf、fが設けられているの
で、信号が漏洩し、伝送特性が悪いという課題があっ
た。又、図18に示す同軸コネクタaは、これを別個に
完成させて複合コネクタcのハウジングdに組み込まな
ければならないので、生産性が悪いという課題があっ
た。
【0005】本発明は、特性がよいと共に組み立て作業
が簡単で且つ面実装用リード端子の端部の面実装位置へ
の位置出しが容易である複合コネクタ用同軸コネクタを
提供することをその目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、複合コネクタのハウジングに装着され
た同軸コネクタにおいて、内部にコンタクトが配設され
る絶縁体は、外部導体の装着部側において前記ハウジン
グと一体成形により連結され、外部導体は、装着部に可
撓性を有する面実装用リード端子を有し、前記絶縁体を
覆って該装着部をハウジングと絶縁体との間隙に嵌合す
ることにより装着され、前記絶縁体とハウジングの連結
部に形成された面実装用リード端子の挿通用スリットの
底面には、前記外部導体をハウジングの協同コネクタ嵌
合側より前記間隙に嵌合して装着したとき当接する一対
の面実装用リード端子の先端を面実装位置に位置するよ
うに外方に変形させる傾斜面が形成されたことを特徴と
する。
【0007】
【作用】内部にコンタクトが配設される同軸コネクタの
絶縁体は、外部導体の装着部側において複合コネクタの
ハウジングと一体成形により連結され、外部導体は協同
コネクタの嵌合側よりハウジングと絶縁体との間隙に嵌
合することにより装着されるので、外部導体の協同コネ
クタとの嵌合部にはスリットが形成されない。したがっ
て、外部導体とこれに嵌合する協同コネクタの外部導体
の嵌合部において、伝送される信号の漏洩がなく、伝送
特性が良い。そして、該外部導体の装着部を前記ハウジ
ングの協同コネクタとの嵌合側より絶縁体とハウジング
との間隙に嵌合して装着したとき、絶縁体とハウジング
の連結部に形成された挿通用スリットに挿通した面実装
用リード端子は該スリットの底面に形成された傾斜面に
当接し該傾斜面に沿って変形され、規定の位置に装着し
た状態においてその先端は、面実装位置すなわち、配線
基板にコネクタを搭載したとき配線基板の導電パッドに
ほぼ接触する位置に位置する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1乃至図8は、本発明の一実施例を示す。同図
において、1は、例えば携帯用電話機に用いられる複合
コネクタ、2及び3は、複合コネクタ1の合成樹脂製ハ
ウジング4内に設けられた例えば内外アンテナの切り替
えに用いられる本発明の同軸コネクタ及び例えば信号及
び電源用のコネクタである。同軸コネクタ2は、図2に
明示する外部導体5と、外部導体5によって覆われる図
3乃至図5に明示の合成樹脂製絶縁体6とから成る。外
部導体5は、協同コネクタ(図示しない)の外部導体と
嵌合する円筒状の嵌合部51 と、両側面に可撓性の一対
の面実装用リード端子7、7、下側面に装着片8がそれ
ぞれ形成された角筒状の装着部52 とから成り、絶縁体
6は、外部導体5の前記嵌合部51 によって覆われる円
筒状の嵌合部61 と外部導体5の装着部52 によってほ
ぼ覆われる装着部62 とから成り、この装着部62
は、一対のコンタクト9、9が装着されている。装着部
2 には、図3(B)及び図5(B)で明らかなよう
に、外部導体5の嵌合部52 の角筒部分が嵌合する環状
の間隙10がハウジング4との間に形成され、また、図
4及び図5(C)で明らかなように、外部導体5の装着
部52 の装着片8及び断面コ字状の装着部分が嵌合する
溝11及び12が形成され、また、図5(C)から明ら
かなように、装着部62 はハウジング4と一体成形によ
り互いに連結されている。この絶縁体6の装着部62
ハウジング4との連結部には、図3(B)(C)及び図
5(C)に示すように、外部導体5の前記リード端子
7、7を挿通する挿通用スリット13、13がハウジン
グ4の周面に開放されて形成されている。このスリット
13、13は、絶縁体61 に対向するハウジング4の内
壁に形成されたスリット14、14及び前記環状の間隙
10に連なるスリット15に連通しており、その底面に
は、面実装用リード端子7の先端を面実装位置に位置さ
せるように外方に変形させる傾斜面16が形成されてい
る。 以上の外部導体5を絶縁体6に装着するには、前
記リード端子7、7を前記スリット14、14に嵌合し
て外部導体5をハウジング4の協同コネクタ嵌合側より
ハウジング4内に挿入すると、図3(B)に示すよう
に、リード端子7、7の先端はハウジング4のスリット
15、15を介してスリット13、13に挿入され、該
スリット13、13の底面に形成された傾斜面16に当
接する。更に奥に挿入するとリード端子7、7の先端は
傾斜面16に沿って下降し、図6に示すように規定の位
置に外部導体5を装着した状態において図示しない配線
基板の導体パッドにほぼ接触する位置(面実装位置)に
達する。
【0009】図6乃至図8は、外部導体5が絶縁体6に
装着された状態を示す。同図において、17は、コンタ
クト9、9の後端に形成された端子部で、絶縁体6に装
着後に図示のように折り曲げられる。18は、ハウジン
グ4及び絶縁体6のモールド成型に必要な空所である
が、場合によってはなくてもよい。
【0010】図9乃至図16は、本発明の他の実施例を
示す。同軸コネクタ2は、図10に明示する外部導体5
と、図11乃至図13に明示の合成樹脂製絶縁体6とか
ら成り、外部導体5は、協同コネクタの外部導体(図示
しない)と嵌合する円筒状の嵌合部51 と、下側面に可
撓性を有する一対の面実装用リード端子7、7が形成さ
れたほぼ角筒状の装着部52 とから成る。絶縁体6は、
外部導体5によって覆われる円筒状の嵌合部61 と外部
導体5の装着部によってほぼ覆われる装着部62 とから
成り、この装着部62 の、図13(C)に明示のハウジ
ング4との間に形成されるコ字状の間隙12に外部導体
5の装着部52 のコ字状部分が挿入され、該部分の端縁
が前記間隙12の端部の壁面に食い込むことにより外部
導体5が絶縁体6に装着される。外部導体5の面実装用
リード端子7、7は、前記実施例と同様に、ハウジング
4の協同コネクタとの嵌合側から外部導体5を挿入した
とき、スリット14、15を経てスリット13に挿入さ
れ、スリット13の底面に当接されてその傾斜面16に
沿って変形され、外部導体5が絶縁体6の規定の位置に
装着されたとき、図14(B)(C)に明示するよう
に、その先端は面実装位置になる。
【0011】前記両実施例ともに、同じ同軸コネクタ
を、その位置と面実装位置間の寸法の異なるハウジング
4の複合コネクタに用いる場合、ハウジング4のスリッ
ト13の深さ寸法を変えることにより外部導体5を共通
に使用することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上述の構成を有することによ
り、同軸コネクタの複合コネクタへの組み立て作業が簡
単になると共に特性が優れ、又、外部導体の面実装用リ
ード端子の先端を面実装位置に容易に位置出しすること
ができ、更に外部導体の位置と面実装位置間の寸法が異
なるハウジングの複合コネクタに用いる場合でも、外部
導体を共通に使用することができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)及び(B)は、本発明の同軸コネクタ
の一実施例を用いた複合コネクタを前から見た斜視図及
び後から見た斜視図。
【図2】 図1に示す同軸コネクタの外部導体の斜視
図。
【図3】 (A)(B)及び(C)は図1に示す同軸コ
ネクタの絶縁体の正面図、(A)図のB−B線截断面図
及び背面図。
【図4】 図1に示す同軸コネクタの絶縁体の縦断面
図。
【図5】 (A)(B)及び(C)は図4のA−A線、
B−B線及びC−C線截断面図。
【図6】 (A)(B)及び(C)は図1に示す同軸コ
ネクタの正面図、(A)図のB−B線截断面図及び背面
図。
【図7】 図1に示す同軸コネクタの縦断面図。
【図8】 (A)(B)及び(C)は図7のA−A線、
B−B線及びC−C線截断面図。
【図9】 本発明に係る同軸コネクタの他の実施例を用
いた複合コネクタを後から見た斜視図。
【図10】 図9に示す同軸コネクタの外部導体の斜視
図。
【図11】 (A)(B)及び(C)は図9に示す同軸
コネクタの絶縁体の正面図、(A)図のB−B線截断面
図及び背面図。
【図12】 図9に示す同軸コネクタの絶縁体の縦断面
図。
【図13】 (A)(B)及び(C)は図12のA−A
線、B−B線及びC−C線截断面図。
【図14】 (A)(B)及び(C)は図9に示す同軸
コネクタの正面図、(A)図のB−B線截断面図及び背
面図。
【図15】 図9に示す同軸コネクタの縦断面図。
【図16】 (A)(B)及び(C)は図15のA−A
線、B−B線及びC−C線截断面図。
【図17】 (A)及び(B)は、従来の複合コネクタ
を後から見た斜視図及び外部導体の斜視図。
【図18】 従来の複合コネクタの他の例の分解斜視
図。
【符号の説明】 1 複合コネクタ 2 同
軸コネクタ 4 ハウジング 5 外
部導体 6 絶縁体 7 面
実装用リード端子 9 コンタクト 13 挿
通用スリット 16 傾斜面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複合コネクタのハウジングに装着された
    同軸コネクタにおいて、内部にコンタクトが配設される
    絶縁体は、外部導体の装着部側において前記ハウジング
    と一体成形により連結され、外部導体は、装着部に可撓
    性を有する面実装用リード端子を有し、前記絶縁体を覆
    って該装着部をハウジングと絶縁体との間隙に嵌合する
    ことにより装着され、前記絶縁体とハウジングの連結部
    に形成された面実装用リード端子の挿通用スリットの底
    面には、前記外部導体をハウジングの協同コネクタ嵌合
    側より前記間隙に嵌合して装着したとき当接する一対の
    面実装用リード端子の先端を面実装位置に位置するよう
    に外方に変形させる傾斜面が形成されたことを特徴とす
    る複合コネクタ用同軸コネクタ。
JP32674094A 1994-12-28 1994-12-28 複合コネクタ用同軸コネクタ Expired - Fee Related JP3232523B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013048048A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ

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