JPH08161444A - カード管理システム - Google Patents

カード管理システム

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JPH08161444A
JPH08161444A JP6305007A JP30500794A JPH08161444A JP H08161444 A JPH08161444 A JP H08161444A JP 6305007 A JP6305007 A JP 6305007A JP 30500794 A JP30500794 A JP 30500794A JP H08161444 A JPH08161444 A JP H08161444A
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JP
Japan
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remote controller
control means
setting parameter
parameter
main body
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JP6305007A
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Shiro Sugimura
詩朗 杉村
Yasushi Sakurai
靖 桜井
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SAKURAI NEW RES KK
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SAKURAI NEW RES KK
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置本体10の動作内容を簡単迅速に更新す
る。 【構成】 装置本体10と、光信号La 、Lb を介して
装置本体10に結合するリモートコントローラ20とを
設ける。装置本体10の動作内容は、動作パラメータ記
憶手段17に記憶される動作パラメータai (i=1、
2…)によって規定され、リモートコントローラ20
は、動作パラメータai に対応する設定パラメータbi
(i=1、2…)を送信し、動作パラメータai として
記憶させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリぺイドカードシ
ステムの作動内容を簡単迅速に更新することができるカ
ード管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】プリペイドカードを使用し、各種の有料
商品や有料サービス等(以下、単にサービス等という)
を提供するプリペイドカードシステムの管理装置が提案
されている(たとえば、特開平3−276285号公
報)。
【0003】このものは、管理装置に投入されるプリペ
イドカードの残度数を読み取り、残度数に従ってサービ
ス等を提供制御するものである。たとえば、病院におい
て、テレビ受像機の視聴サービスを有償提供するときを
考えると、各入院患者ごとにテレビ受像機と管理装置と
を設置し、管理装置は、テレビ受像機の視聴時間を計測
し、視聴時間に基づく度数を演算する。そこで、管理装
置は、演算された度数をプリペイドカードの残度数から
差引き計算することにより、視聴時間に応じて課金処理
することが可能である。なお、管理装置は、プリペイド
カードの残度数がなくなるまでテレビ受像機の視聴を許
容し、人為的に視聴を中止したときは、現時点の残度数
をプリペイドカードに書き込んだ上、これを外部に排出
する。
【0004】また、管理装置は、単位時間当りの課金料
金が異なる複数の対象機器を同時に制御するために、各
対象機器ごとに、その作動状態を検出することができ
る。さらに、管理装置は、各対象機器の単位時間当りの
課金料金を含む動作内容を更新するときは、パラメータ
設定用のカードを読み込ませ、このカードに記憶されて
いる設定パラメータを新しい動作パラメータとして記憶
させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、管理装置の動作内容の更新は、パラメータ設定
用のカードを介してなされるから、更新作業に手間がか
かり、極めて煩雑であるという問題があった。すなわ
ち、各病室に設置されている管理装置ごとにパラメータ
設定用のカードを読み込ませ、新しい動作パラメータを
記憶させて行くことは、多大な作業時間を要する上、本
来の治療作業に支障を与えたり、入院患者との間にトラ
ブルを発生したりすることが少なくないからである。
【0006】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、装置本体と、光信号を介して装置本体
とデータ通信可能なリモートコントローラとを組み合わ
せることによって、装置本体の動作内容を簡単迅速に更
新することができるカード管理システムを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、投入されたプリペイドカードの
残度数に従って所定のサービス等を提供制御する装置本
体と、光信号を介して装置本体に結合するリモートコン
トローラとからなり、装置本体は、リモートコントロー
ラからの設定パラメータを動作パラメータとして記憶
し、動作パラメータに従って作動することをその要旨と
する。
【0008】なお、装置本体は、リモートコントローラ
からの設定パラメータをリモートコントローラに返信す
る受信制御手段を有し、リモートコントローラは、送信
した設定パラメータと返信された設定パラメータとを比
較し、両者が一致するまで設定パラメータを繰返し送信
する送信制御手段を有することができ、送信制御手段
は、送信した設定パラメータと返信された設定パラメー
タとが一致することを検出して記憶指令を送信し、受信
制御手段は、送信された記憶指令に対応してリモートコ
ントローラからの設定パラメータを動作パラメータとし
て記憶させることができる。
【0009】また、受信制御手段は、リモートコントロ
ーラからの設定パラメータを記憶させるとともに、確認
表示を点灯させるようにし、送信制御手段は、確認表示
を消灯させる確認指令を送信し得るようにしてもよい。
【0010】
【作用】かかる発明の構成によるときは、装置本体は、
リモートコントローラからの設定パラメータを動作パラ
メータとして記憶し、動作パラメータに従って作動する
ことができる一方、リモートコントローラは、光信号を
介し、装置本体に対して設定パラメータを送信すること
ができる。すなわち、装置本体は、リモートコントロー
ラからの設定パラメータを受信し、動作パラメータとし
て記憶することにより、その動作内容を任意に更新する
ことが可能である。
【0011】装置本体が受信制御手段を有し、リモート
コントローラが送信制御手段を有するときは、装置本体
は、受信制御手段を介し、リモートコントローラからの
設定パラメータをリモートコントローラに返信すること
ができ、リモートコントローラは、送信制御手段を介
し、送信した設定パラメータと、装置本体から返信され
た設定パラメータとを比較し、両者が一致するまで設定
パラメータを繰返し送信することができる。したがっ
て、このときの装置本体は、たとえば、設定パラメータ
が繰返し送信されなくなったことを検出することによ
り、受信した設定パラメータに誤りがないことを確認す
ることができ、そのようにして確認された設定パラメー
タを動作パラメータとして記憶し、動作内容の信頼性を
担保することができる。
【0012】送信制御手段が記憶指令を送信すれば、受
信制御手段は、記憶指令を受信することにより設定パラ
メータに誤りがないことを確認し、受信した設定パラメ
ータを動作パラメータとして記憶させることができ、同
様に、装置本体は、その動作内容に誤りを生じることが
ない。記憶指令は、リモートコントローラから送信され
た設定パラメータと装置本体から返信された設定パラメ
ータとが一致したことを条件として送信されるからであ
る。
【0013】受信制御手段が確認表示を点灯させるとき
は、リモートコントローラの操作者は、確認表示を見る
ことにより、設定パラメータが動作パラメータとして記
憶されたこと、すなわち、装置本体の動作内容が正しく
更新されたことを目視により確認し、更新作業を完了す
ることができる。なお、このようにして点灯した確認表
示は、たとえば、点灯後一定時間の経過により自動消灯
させればよい。
【0014】送信制御手段が確認指令を送信し得るとき
は、リモートコントローラの操作者は、リモートコント
ローラから確認指令を送信することにより、点灯中の確
認表示を消灯させ、更新作業を完了することができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0016】カード管理システムは、装置本体10に対
し、リモートコントローラ20を組み合わせてなる(図
1)。ただし、リモートコントローラ20は、同一シス
テムに含まれる多数の装置本体10、10…のそれぞれ
に対し、共通に使用することができる。
【0017】装置本体10は、プリペイドカードPCを
投入するカードリーダユニット11と、度数演算手段1
2、機器制御手段13とを備えており、対象機器Li
(i=1、2…)による有料サービスを提供することが
できる。カードリーダユニット11は、プリペイドカー
ドPCに記憶されている残度数Aを読み取ることがで
き、さらに、プリペイドカードPCに対し、使用後の残
度数Aを書き込むことができる。
【0018】カードリーダユニット11は、度数演算手
段12に対し、双方向に接続されている。また度数演算
手段12には、機器制御手段13の他に、表示手段14
が接続されており、タイマ手段15の出力が接続されて
いる。一方、各対象機器Liは、機器制御手段13の出
力によって開閉制御する開閉器Mi (i=1、2…)を
介して商用電源ACに接続されており、開閉器Mi と対
象機器Li との間には、対象機器Li の作動電流を検出
する電流トランスCi (i=1、2…)が介装されてい
る。なお、各電流トランスCi の出力は、度数演算手段
12に接続されている。また、機器制御手段13には、
対象機器Li を選択するために、装置本体10上の図示
しない選択スイッチからの選択信号S1 が入力されてい
る。
【0019】度数演算手段12には、動作パラメータ記
憶手段17を介し、受信制御手段16の出力が接続され
ており、受信制御手段16には、受光素子16aの出力
が接続されている。なお、受光素子16aは、リモート
コントローラ20からの光信号La を受光することがで
きる。また、受信制御手段16には、発光素子16bが
接続されており、発光素子16bは、リモートコントロ
ーラ20に対し、光信号Lb を発信することができる。
すなわち、リモートコントローラ20は、光信号La 、
Lb を介し、装置本体10に結合されている。
【0020】リモートコントローラ20は、送信制御手
段21を備えており、送信制御手段21には、設定パラ
メータ記憶手段22の出力が接続されている。送信制御
手段21には、指令信号S2 が入力されており、装置本
体10に対して光信号La を発信する発光素子21aが
接続されている。また、送信制御手段21には、受光素
子21bの出力が接続されており、受光素子21bは、
装置本体10からの光信号Lb を受光することができ
る。
【0021】装置本体10の受信制御手段16は、シリ
アルパラレル変換器16eを介して受光素子16aの出
力側に接続する制御処理回路16cと、制御処理回路1
6cに接続する表示器16dとを備えている(図2)。
ただし、制御処理回路16cの出力は、パラレルシリア
ル変換器16fを介して発光素子16bに接続されてい
る他、動作パラメータ記憶手段17にも接続されてい
る。
【0022】一方、リモートコントローラ20の送信制
御手段21は、設定パラメータ記憶手段22に接続する
制御処理回路21c、判別回路21dを備えており(図
3)、制御処理回路21cには、指令信号S2 が入力さ
れている。また、制御処理回路21cの出力は、パラレ
ルシリアル変換器21eを介して発光素子21aに接続
されており、判別回路21dには、シリアルパラレル変
換器21fを介し、受光素子21bの出力が接続されて
いる。
【0023】いま、残度数AのプリペイドカードPCを
装置本体10のカードリーダユニット11に投入する
と、カードリーダユニット11は、残度数Aを読み取っ
て度数演算手段12に転送し、度数演算手段12は、表
示手段14上に残度数Aを表示することができる。そこ
で、利用者は、図示しない選択スイッチを介し、機器制
御手段13に対して、対象機器Li を選択するために選
択信号S1 を与えると、機器制御手段13は、選択信号
S1 によって選択された対象機器Li に対応する開閉器
Mi を閉じ、利用者は、対象機器Li を利用することが
できる。ここで、対象機器Li は、たとえば、テレビ受
像機、冷蔵庫等の任意の電気機器とする。
【0024】対象機器Li が利用されると、度数演算手
段12は、トランスCi を介し、その旨を検知すること
ができる。そこで、度数演算手段12は、タイマ手段1
5を介して対象機器Li の利用時間を計測し、一定周期
Tごとに、たとえば次式により、当該利用者による利用
度数aを算出することができる。
【0025】a=TΣ(1/ai ) ただし、基準単位度数ai (i=1、2…)は、対象機
器Li ごとに定める単位度数相当の利用可能時間であ
り、あらかじめ、動作パラメータai として動作パラメ
ータ記憶手段17に記憶されているものとする。また、
利用度数aの計算に際し、基準単位度数ai は、現に利
用されている対象機器Li に対応するもののみを使用す
るものとする。
【0026】度数演算手段12は、つづいて、残度数A
=A−aを演算し、表示手段14に表示する。そこで、
残度数Aは、周期Tごとに減算され、表示手段14に表
示することができる。また、度数演算手段12は、残度
数A≦0となると、残度数A=0を表示手段14に表示
するとともに、機器制御手段13を介して開閉器Miを
開放し、対象機器Li の利用を禁止する。また、このと
き、度数演算手段12は、残度数A=0をカードリーダ
ユニット11に転送し、カードリーダユニット11は、
投入済のプリペイドカードPCに対して残度数A=0を
書き込み、プリペイドカードPCを外部に排出する。
【0027】対象機器Li の利用を中止するときは、図
示しない排出スイッチを介し、投入済のプリペイドカー
ドPCを排出させる。このとき、度数演算手段12は、
現在の残度数、すなわち使用後の残度数Aをカードリー
ダユニット11に転送するとともに、機器制御手段1
3、開閉器Mi を介して対象機器Li の電源を遮断す
る。また、カードリーダユニット11は、度数演算手段
12からの使用後の残度数AをプリペイドカードPCに
書き込んだ上、プリペイドカードPCを排出する。
【0028】装置本体10の動作パラメータai を更新
するときは、リモートコントローラ20を使用する。た
だし、リモートコントローラ20の設定パラメータ記憶
手段22には、動作パラメータai に対応する設定パラ
メータbi (i=1、2…)をあらかじめ記憶させてお
くものとする。
【0029】操作者は、まず、リモートコントローラ2
0の発光素子21a、受光素子21bを装置本体10の
受光素子16a、発光素子16bに対向させた上、図示
しないリモートコントローラ20上の制御スイッチを操
作し、指令信号S2 を介して送信制御手段21の制御処
理回路21cに設定指令を与える。制御処理回路21c
は、設定指令を認識すると(図4のステップ(1)、以
下、単に(1)のように記す)、設定パラメータ記憶手
段22から設定パラメータbi を読み出し、パラレルシ
リアル変換器21e、発光素子21aを介し、光信号L
a 上のシリアルデータとして、読み出した設定パラメー
タbi を送信することができる(2)。そこで、装置本
体10の受信制御手段16は、受光素子16a、シリア
ルパラレル変換器16eを介して送信された設定パラメ
ータbi を受信し、制御処理回路16c内に一時的に記
憶させることができる。
【0030】つづいて、制御処理回路16cは、設定パ
ラメータbi であることを認識すると(3)、パラレル
シリアル変換器16f、発光素子16bを介し、光信号
Lbにより、受信した設定パラメータbi をリモートコ
ントローラ20に返信する(4)。そこで、リモートコ
ントローラ20の判別回路21dは、受光素子21b、
シリアルパラレル変換器21fを介して返信された設定
パラメータbi を受信し、設定パラメータ記憶手段22
に記憶されている設定パラメータbi 、すなわち、先き
に送信した設定パラメータbi と、返信された設定パラ
メータbi とを比較することができる。また、制御処理
回路21cは、両者が一致するまで設定パラメータbi
を繰返し送信し、装置本体10の制御処理回路16c
は、前述のとおりの動作を繰り返すことができる
((5)、(2)…(5))。制御処理回路21cに
は、判別回路21dから、設定パラメータbi 、bi の
比較結果が入力されているからである。
【0031】制御処理回路21cは、判別回路21dか
ら、設定パラメータbi 、bi の比較結果により、送信
した設定パラメータbi と返信された設定パラメータb
i とが一致することを検出すると(5)、光信号La を
介し、記憶指令を送信する(6)。そこで、このときの
受信制御手段16は、制御処理回路16cを介して記憶
指令を認識することにより((3)、(7))、一時記
憶していた設定パラメータbi を動作パラメータai と
して動作パラメータ記憶手段17に記憶させ(8)、動
作パラメータai を更新することができる。また、この
とき、制御処理回路16cは、表示器16dに対し、確
認表示を点灯させることができる(同)。なお、装置本
体10は、以後、更新された動作パラメータai に従っ
て作動し、その動作内容を更新することができる。
【0032】リモートコントローラ20の操作者は、確
認表示が点灯することにより、設定パラメータbi が動
作パラメータai として動作パラメータ記憶手段17に
正しく記憶されたことを知ることができるから、その
後、指令信号S2 を介して送信制御手段21に確認指令
を与える。これにより、制御処理回路21cは、光信号
La を介して確認指令を送信するから((1)、
(9))、これを受信した受信制御手段16は、制御処
理回路16cによって確認指令であることを確認し(1
0)、表示器16d上の確認表示を消灯し(11)、動
作パラメータai の更新作業を完了することができる。
【0033】なお、図4のステップ(8)において点灯
させる確認表示は、一定時限の後に自動消灯させてもよ
い。このときのリモートコントローラ20は、確認指令
の送信操作をする必要がなく、したがって、図4のステ
ップ(9)ないし(11)は、これらを省略することが
できる。
【0034】
【他の実施例】リモートコントローラ20は、装置本体
10に対し、前実施例において述べた設定パラメータb
i に限らず、装置本体10の動作内容を規定する任意の
パラメータを送信することができる。
【0035】たとえば、プリペイドカードPCに記憶さ
れる残度数Aの最大許容値A1 、最小許容値A2 を動作
パラメータ記憶手段17に記憶させることにより、度数
演算手段12は、プリペイドカードPCがカードリーダ
ユニット11に投入された際に、プリペイドカードPC
に記憶されている残度数AがA2 ≦A≦A1 にあるとき
にのみ、当該プリペイドカードPCを有効カードとして
受け付け、そうでないプリペイドカードPCを無効カー
ドとして拒絶し、排斥することができる。最大許容値A
1 によるチェックは、プリペイドカードPCが偽造され
ても、それによる損害を最少にすることに役立つ一方、
最小許容値A2 によるチェックは、対象機器Li の使用
料金を前払いさせるとき、前払いができないような少額
の残度数Aしか残っていないプリペイドカードPCを事
前に排除することに役立つ。
【0036】また、対象機器Li に電話機が含まれてい
るときは、その電話機を着信専用として利用させるか、
着信、発信の双方に利用させるかにより、種々のパラメ
ータが必要である。たとえば、前者の場合には、利用者
により、極端な長時間の通話がなされることを禁止する
ために、通話時間の許容最長時間を設定することが有効
であり、後者の場合には、それに加えて、加入電話回線
と構内交換装置(PBX)経由回線との区別を示すモー
ドパラメータが必要である。
【0037】度数演算手段12は、たとえば、対象機器
Li ごとの利用度数Xi =Ti /ai を1月単位に集計
し、記憶するようにしてもよい。ただし、ここで、Ti
(i=1、2…)は、対象機器Li の1月当りの合計利
用時間である。受信制御手段16は、リモートコントロ
ーラ20からの集計指令に対応して利用度数Xi (i=
1、2…)を読み出し、発光素子16bを介してリモー
トコントローラ20に光信号Lb として送信することが
できるから、リモートコントローラ20は、装置本体1
0ごとに利用度数Xi を集計し、システム全体の稼働効
率を管理することができる。
【0038】なお、リモートコントローラ20の設定パ
ラメータ記憶手段22は、一般に、外部において設定パ
ラメータbi を記憶させるROMメモリでよい。しかし
ながら、このものは、リモートコントローラ20に対し
てデータ作成用のマイクロコンピュータを組み込み、こ
のマイクロコンピュータによって設定パラメータbiを
作成するときは、マイクロコンピュータに付設するRA
Mメモリとしてもよい。すなわち、リモートコントロー
ラ20は、それ自体が設定パラメータbi の作成機能を
有するように構成することができる。
【0039】以上の説明において、装置本体10、リモ
ートコントローラ20は、光信号La 、Lb を介して所
定のデータ通信をするに際し、通信の信頼性を確保する
ために、任意の対策をとることができる。たとえば、光
信号La 、Lb によって伝送されるすべてのデータに
は、システム固有の識別符号または暗証符号を付加して
もよい。また、受信制御手段16、送信制御手段21に
は、光信号La 、Lb に混入するノイズを除去するため
に、光信号La 、Lb を適宜の搬送周波数によって変調
する光変調回路と、光信号La 、Lb の搬送周波数に適
合するバンドパスフィルタとを付設することができる。
【0040】なお、図1ないし図4に示す実施例は、光
信号La を介して伝送される設定パラメータbi の誤り
をなくし、装置本体10の動作信頼性を確保するため
に、設定パラメータbi の繰返し送信を実行している
(図4のステップ(2)、(3)…(5)、(2))。
そこで、かかるデータの繰返し送信は、送信した設定パ
ラメータbi と返信された設定パラメータbi との一致
をチェックするばかりでなく、適当なパリティチェック
や、巡回冗長チェック(cyclic redunda
ncy check;CRC)を含む各種の誤り検出の
手法と組み合わせて実行するようにしてもよい。
【0041】また、この発明は、所定の有料サービスを
提供する対象機器Li に適用するのみならず、プリペイ
ドカードPCを介し、所定の有料商品を提供する用途に
もそのまま適用することができる。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
装置本体と、光信号を介して装置本体に結合するリモー
トコントローラとを組み合わせることによって、装置本
体は、リモートコントローラからの設定パラメータを動
作パラメータとして記憶し、動作パラメータに従って作
動することができるから、装置本体の動作内容は、リモ
ートコントローラにより、光信号を介して簡単迅速に更
新することができ、煩雑なパラメータ設定用のカードを
使用する必要が全くないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成ブロック系統図
【図2】 要部ブロック系統図(1)
【図3】 要部ブロック系統図(2)
【図4】 全体動作フローチャート
【符号の説明】
PC…プリペイドカード A…残度数 La 、Lb …光信号 ai (i=1、2…)…動作パラメータ bi (i=1、2…)…設定パラメータ 10…装置本体 16…受信制御手段 20…リモートコントローラ 21…送信制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入されたプリペイドカードの残度数に
    従って所定のサービス等を提供制御する装置本体と、光
    信号を介して前記装置本体に結合するリモートコントロ
    ーラとからなり、前記装置本体は、前記リモートコント
    ローラからの設定パラメータを動作パラメータとして記
    憶し、動作パラメータに従って作動することを特徴とす
    るカード管理システム。
  2. 【請求項2】 前記装置本体は、前記リモートコントロ
    ーラからの設定パラメータを前記リモートコントローラ
    に返信する受信制御手段を有し、前記リモートコントロ
    ーラは、送信した設定パラメータと返信された設定パラ
    メータとを比較し、両者が一致するまで設定パラメータ
    を繰返し送信する送信制御手段を有することを特徴とす
    る請求項1記載のカード管理システム。
  3. 【請求項3】 前記送信制御手段は、送信した設定パラ
    メータと返信された設定パラメータとが一致することを
    検出して記憶指令を送信し、前記受信制御手段は、送信
    された記憶指令に対応して前記リモートコントローラか
    らの設定パラメータを動作パラメータとして記憶させる
    ことを特徴とする請求項2記載のカード管理システム。
  4. 【請求項4】 前記受信制御手段は、前記リモートコン
    トローラからの設定パラメータを記憶させるとともに、
    確認表示を点灯させることを特徴とする請求項2または
    請求項3記載のカード管理システム。
  5. 【請求項5】 前記送信制御手段は、前記確認表示を消
    灯させる確認指令を送信し得ることを特徴とする請求項
    4記載のカード管理システム。
JP6305007A 1994-12-08 1994-12-08 カード管理システム Pending JPH08161444A (ja)

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