JPH08158060A - アルミニウムの無電解ニッケルめっき方法 - Google Patents

アルミニウムの無電解ニッケルめっき方法

Info

Publication number
JPH08158060A
JPH08158060A JP31762994A JP31762994A JPH08158060A JP H08158060 A JPH08158060 A JP H08158060A JP 31762994 A JP31762994 A JP 31762994A JP 31762994 A JP31762994 A JP 31762994A JP H08158060 A JPH08158060 A JP H08158060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electroless nickel
nickel plating
zinc substitution
substitution treatment
zinc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31762994A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3033455B2 (ja
Inventor
Fujio Matsui
冨士夫 松井
Masahiro Saito
昌弘 斉藤
Tomoji Shimomura
友二 下村
Hideyuki Takami
秀幸 高見
Ikuo Nakayama
郁雄 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
C Uyemura and Co Ltd
Original Assignee
C Uyemura and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by C Uyemura and Co Ltd filed Critical C Uyemura and Co Ltd
Priority to JP6317629A priority Critical patent/JP3033455B2/ja
Publication of JPH08158060A publication Critical patent/JPH08158060A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3033455B2 publication Critical patent/JP3033455B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 アルミニウム又はアルミニウム合金素材に第
1亜鉛置換処理を施し、次いで酸洗後、第2亜鉛置換処
理を施したのち、無電解ニッケルめっきを行うアルミニ
ウムの無電解ニッケルめっき方法において、上記第2亜
鉛置換処理時間を第1亜鉛置換処理時間より長時間にす
ることを特徴とするアルミニウムの無電解ニッケルめっ
き方法。 【効果】 本発明によれば、従来磁気ディスク業界では
無電解ニッケルめっき液を約3MTOにて廃棄していた
が、前処理工程の亜鉛置換処理の時間を変更することに
よって、6MTO以上まで使用できるようになった。こ
のため、めっき液の廃棄に要する費用ばかりか廃棄作業
のために設備を休止することによる機会損失を大幅に削
減することができる。また、産業廃棄物の少量化にも役
立つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に磁気ディスク用ア
ルミニウム又はアルミニウム合金基板に対する無電解ニ
ッケルめっきに対し有効に採用することができるアルミ
ニウムの無電解ニッケルめっき方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、ハードディスクの製造において、アルミニウム又は
アルミニウム合金基板(Al又はAl合金基板)に下地
めっきとして次亜リン酸又はその塩を還元剤とする無電
解ニッケルめっき皮膜(以下、無電解Ni−P皮膜又は
単にNi−P皮膜という)を形成することが行われてお
り、かかるNi−P皮膜の形成工程としては、Al又は
Al合金基板を機械加工した後、下記工程 (1)脱脂 (2)水洗 (3)エッチング (4)水洗 (5)硝酸水溶液中への浸漬 (6)水洗 (7)亜鉛置換 (8)水洗 (9)次亜リン酸又はその塩を還元剤とする無電解ニッ
ケルめっきを採用しているのが通常である。
【0003】このようにしてNi−P皮膜を形成した後
は、その表面を鏡面研磨し、磁性皮膜を形成し、次いで
適宜な保護膜を形成し、更に必要によっては潤滑層を形
成して、ハードディスク(磁気ディスク)を得るもので
ある。
【0004】この場合、特にハードディスクの製造にお
いては亜鉛置換処理を2回繰り返して施すことが行われ
ており、この場合の(5)以下の工程は下記の通りであ
る。
【0005】 (5)−1 第1硝酸水溶液中への浸漬 (6)−1 水洗 (7)−1 第1亜鉛置換 (8)−1 水洗 (5)−2 第2硝酸水溶液中への浸漬 (6)−2 水洗 (7)−2 第2亜鉛置換 (8)−2 水洗 (9) 無電解ニッケルめっき この二重亜鉛置換法の工程の一例はASTM B−25
3−87“アルミニウム合金へのめっき前処理のための
標準化ガイド”の中の第6節置換析出/ストライク処理
に記述されている。そこで推奨される亜鉛置換処理時間
は、第1亜鉛置換45秒、第2亜鉛置換30秒であり
(6.4.1項)、第2亜鉛置換処理時間が短いのが特
徴である。これは亜鉛置換処理液は高アルカリでAl又
はAl合金に対して腐食性が強く、必要以上に浸漬時間
を長くすることを嫌うためである。
【0006】ところで、以上のようにAl又はAl合金
基板を亜鉛置換処理(ジンケート処理)した後、無電解
ニッケルめっきを行った場合、無電解ニッケルめっき液
の老化によってNi−P皮膜にブリスター(膨れ)が発
生する。このようにブリスターが発生した場合はそれ迄
使用していた無電解ニッケルめっき液を廃棄し、新しい
めっき液と交換してめっきを行う必要があり、新しい無
電解ニッケルめっき液に代えた場合は最早ブリスターは
生じない。
【0007】次亜リン酸又はその塩を還元剤とする無電
解ニッケルめっき液は、水溶性ニッケル塩とその錯化剤
と還元剤である次亜リン酸/塩を主成分とするものであ
り、めっきの進行につれて液中のニッケルイオン及び還
元剤は消費されてその濃度が低下すると共に、pHが低
下していく。このため、水溶性ニッケル塩(ニッケルイ
オン)及び還元剤を補給し、pH調整を行ってめっきを
続けていくことが一般に行われている手法であるが、め
っきの進行につれて、還元剤の次亜リン酸/塩は亜リン
酸/塩に酸化されるので、めっき液中には亜リン酸/塩
が蓄積、増加していき、一定量以上にめっき液中の亜リ
ン酸/塩が蓄積した場合は、Ni−P皮膜の特性が低下
したり、めっき速度が低下するため、このめっき液を廃
棄して、新しいめっき液に交換しなければならない。通
常、この無電解ニッケルめっき液の寿命(めっき液の廃
棄、交換時期)は、最初のめっき液中のニッケルイオン
濃度に対し、その約6〜7倍量のニッケルイオンに相当
する補給を行った時期とされている(以下、これを無電
解ニッケルめっき液の寿命は約6〜7MTOであると表
現する)。即ち、通常の無電解ニッケルめっき液は、6
〜7MTO後に廃棄し、新液と交換しているものであ
る。
【0008】ところが、上記磁気ディスクの二重亜鉛置
換後の無電解ニッケルめっきの場合は、約3MTOの使
用でNi−P皮膜にブリスターが発生し、このため通常
の無電解ニッケルめっき液の約半分の寿命でめっき液を
廃棄し、新しいめっき液と交換しなければならないのが
現状であった。これは、二重亜鉛置換法により前処理さ
れたAl又はAl合金が無電解ニッケルめっきされる
時、Al又はAl合金に付着された亜鉛がめっき液中に
溶出し、この亜鉛イオンが不純物として作用し、めっき
液を駄目にするものと考えられていたが、いずれにして
もこのようにAl又はAl合金基板を亜鉛置換処理して
無電解ニッケルめっきを施す場合、無電解ニッケルめっ
き液の通常の寿命に比べて極端に無電解ニッケルめっき
液の寿命が短かくなるため、この点の改善が望まれてい
た。
【0009】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
無電解ニッケルめっき液の寿命を伸ばすことができるア
ルミニウムの無電解ニッケルめっき方法を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、上
記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、Al又は
Al合金素材を上記二重亜鉛置換法により前処理した
後、無電解ニッケルめっきを行うこと、この場合第1亜
鉛置換処理時間よりも第2亜鉛置換処理時間を長くとる
ことにより、無電解ニッケルめっき液の寿命を顕著に延
長し得ることを知見した。即ち、従来一般的には、第1
亜鉛置換処理時間は30〜50秒、第2亜鉛置換処理時
間は10〜30秒の範囲であり、第2亜鉛置換処理時間
を第1亜鉛置換処理時間より短時間で処理していたもの
である。ところが、特に第1亜鉛置換処理時間を1〜6
0秒、第2亜鉛置換処理時間を30〜100秒の範囲と
し、上記したように第2亜鉛置換処理を第1亜鉛置換処
理より長く行った場合、意外にも従来法では約3MTO
であった無電解ニッケルめっき液の寿命が約6MTO以
上に伸び、2倍以上の寿命を確保し得ることを知見した
ものである。
【0011】なお、第2亜鉛置換処理を第1亜鉛置換処
理より長くとることよって無電解ニッケルめっき液を長
寿命化し得る理由は、この事実が従来の無電解ニッケル
めっき液の短寿命の原因が亜鉛不純物にあったとする考
えに変更をせまるかも知れないので、現在不明である。
いずれにしても、亜鉛置換後に無電解ニッケルめっきを
行った場合、無電解ニッケルめっき液の寿命が短くなる
ことは半ば宿命的であると考えられていたものである
が、第2亜鉛置換処理時間を単に第1亜鉛置換処理時間
よりも長くすることで、無電解ニッケルめっき液の寿命
を顕著に延長し得たということは、予想外の新知見であ
る。
【0012】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明のアルミニウムの無電解ニッケルめっき方法
は、アルミニウム又はアルミニウム合金素材に第1亜鉛
置換処理を施し、次いで酸洗後、第2亜鉛置換処理を施
したのち、無電解ニッケルめっきを行うアルミニウムの
無電解ニッケルめっき方法において、上記第2亜鉛置換
処理時間を第1亜鉛置換処理時間より長時間にすること
を特徴とするものである。
【0013】この工程を詳述すると、本発明は、 (1)脱脂 (2)水洗 (3)エッチング (4)水洗 (5)−1 第1硝酸水溶液中への浸漬 (6)−1 水洗 (7)−1 第1亜鉛置換 (8)−1 水洗 (5)−2 第2硝酸水溶液中への浸漬 (6)−2 水洗 (7)−2 第2亜鉛置換 (8)−2 水洗 (9) 無電解ニッケルめっき の工程にてAl又はAl合金を処理するに際し、(7)
−1の第1亜鉛置換処理時間よりも(7)−2の第2亜
鉛置換処理時間を長くするものである。
【0014】この場合、本発明の方法は、特に磁気ディ
スクの製造に好適に採用され、Al、Al合金としては
磁気ディスク用に従来から用いられているAl、Al合
金素材を使用することができる。
【0015】ここで、(1),(3),(5)−1,2
及び(9)の工程は常法によって行うことができる。
【0016】例えば、(1)の脱脂としては通常のアル
ミニウム用アルカリ性脱脂液を用いた浸漬又は電解脱脂
を採用することができ、(3)のエッチング処理として
は、アルカリ性又は酸性水溶液を用いるもので、1〜1
0重量%程度の水酸化アルカリ或いは1〜20容量%程
度の酸水溶液、例えば硫酸・リン酸混合水溶液を使用
し、60〜75℃で1〜15分浸漬処理する方法を採用
することができ、(5)の硝酸水溶液による浸漬処理
は、濃硝酸200〜700ml/lの硝酸水溶液を使用
し、15〜35℃で30秒〜2分浸漬処理する方法を採
用することができる。硝酸水溶液には、必要に応じてフ
ッ酸等を混合してもよい。なお、第1及び第2硝酸水溶
液中への浸漬は同じ条件とすることができる。
【0017】また、亜鉛置換処理において、亜鉛置換液
としては従来から用いられている組成のものをそのまま
使用することができ、亜鉛置換液には金属分として亜鉛
を含む以外に更に鉄、ニッケル、銅等の金属塩を含んで
いても差し支えない。具体的には、亜鉛置換液として
は、水酸化ナトリウムを1〜5モル/l、より好ましく
は2.5〜4モル/l、更に好ましくは3〜3.8モル
/lとし、酸化亜鉛を0.1〜0.4モル/l、より好
ましくは0.15〜0.35モル/l、更に好ましくは
0.2〜0.3モル/lとし、必要に応じ可溶性の鉄、
ニッケル、銅塩の1種又は2種以上を4〜10ミリモル
/l、酒石酸ナトリウム等の錯化剤を0.02〜0.3
モル/l含有するものを使用することができる。この場
合、第1亜鉛置換液と第2亜鉛置換液とは通常同じ組成
のものが用いられるが、勿論異なる組成のものでもよ
い。
【0018】上記亜鉛置換の条件も、処理時間を除けば
通常と同じ条件でよく、例えば処理温度は15〜30℃
であり、より好適には20〜23℃で行われる。
【0019】而して、本発明においては、上記第1亜鉛
置換処理よりも第2亜鉛置換処理をより長時間行うもの
である。この場合、第1亜鉛置換処理時間は1〜60
秒、より好ましくは10〜40秒、更に好ましくは15
〜25秒とし、第2亜鉛置換処理を30〜100秒、よ
り好ましくは35〜60秒、更に好ましくは35〜50
秒とすることが好ましい。また、第2亜鉛置換処理の時
間は、第1亜鉛置換処理の時間より1秒以上、より好ま
しくは5秒以上、更に好ましくは10秒以上長いことが
好ましい。
【0020】更に、無電解ニッケルめっきも水溶性ニッ
ケル塩(Niとして通常4〜7g/l)、有機酸塩やア
ンモニウム塩、アミン等のニッケルの錯化剤(通常20
〜80g/l)を含有し、次亜リン酸又は次亜リン酸ナ
トリウム等の次亜リン酸塩(通常20〜40g/l)を
還元剤として用いた公知のめっき浴、めっき条件を採用
して行うことができる。この場合、めっき浴は酸性浴で
もアルカリ性浴でもよく、例えばpH4〜10のものが
使用し得る。なお、ハードディスクの製造においては、
pH4〜6の酸性無電解ニッケルめっき浴を用いて、リ
ン含量9〜13%(重量%、以下同様)のNi−P皮膜
を5〜30μm程度形成することが好ましい。
【0021】この無電解ニッケルめっき液は、上述した
ようにめっきの進行につれてニッケルイオン、次亜リン
酸/塩濃度が低下し、pHも下がるので、適宜ニッケル
イオン、次亜リン酸/塩を適宜補給し、めっきを継続し
ていくが、本発明においては、第2亜鉛置換処理時間を
第1亜鉛置換処理時間より長くしたことにより、従来は
約3MTOであっためっき寿命をその倍以上の6MTO
以上に伸ばすことができ、通常の無電解ニッケルめっき
液の寿命とほぼ同等レベルにすることができたものであ
る。
【0022】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
【0023】〔実施例、比較例〕無電解ニッケルめっき
液として、下記組成のものを6.5MTO使用し、各成
分及びpHを下記組成の通り調整したものを使用し、下
記条件で表1に示す種々のアルミニウム板に対し、下記
工程で無電解ニッケルめっきを施した(試料数5個)。
得られたNi−P皮膜に対するブリスター(膨れ)の発
生の結果を表1に示す。
【0024】無電解ニッケルめっき液 硫酸ニッケル 0.1 モル/l りんご酸ナトリウム 0.2 〃 酢酸ナトリウム 0.2 〃 次亜リン酸ナトリウム 0.2 〃 硝酸鉛 1.0 ppm pH 4.7めっき工程 (1)脱脂:50℃、5分 炭酸ナトリウム 0.2 モル/l リン酸ナトリウム 0.05 〃 ホウ酸ナトリウム 0.2 〃 界面活性剤 5 g/l pH 9.0 (2)水洗:室温、30秒 (3)エッチング:70℃、2分 硫酸 1 モル/l リン酸 0.5 〃 (4)水洗:室温、30秒 (5)−1 第1硝酸水溶液浸漬:25℃、30秒 濃硝酸 500 ml/l (6)−1 水洗:室温、30秒 (7)−1 第1亜鉛置換:20℃、時間は表1に示す
通り 水酸化ナトリウム 3.0 モル/l 酸化亜鉛 0.25 〃 塩化第2鉄 0.007〃 酒石酸ナトリウム 0.1 〃 硝酸ナトリウム 0.01 〃 (8)−1 水洗:室温、30秒 (5)−2 第2硝酸水溶液浸漬:25℃、60秒 (5)−1と同組成 (6)−2 水洗:室温、30秒 (7)−2 第2亜鉛置換:20℃、時間は表1に示す
通り (7)−1と同組成 (8)−2 水洗:室温、30秒 (9)無電解ニッケルめっき:90℃、90分、浴比約
1dm2 /l
【0025】
【表1】
【0026】表1の結果より、第2亜鉛置換処理の時間
を第1亜鉛置換処理の時間より長くすること、特に第1
亜鉛置換処理を15秒〜30秒程度、第2亜鉛置換処理
はそれより長くて30秒以上とすることが好適であるこ
とが認められた。
【0027】なお、市販の無電解ニッケルめっき液を使
用した場合も同等の結果が得られた。また、得られたN
i−P皮膜を290℃、2時間熱処理した後で磁化量の
測定をした結果は、いずれの場合の値も2ガウス以下で
あった。しかしながら、第2亜鉛置換処理を60秒を越
えて行った場合、熱処理後の磁化量が増大するので、磁
気ディスクの製造にあっては60秒以下の処理とするこ
とが有効であると認められた。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、従来磁気ディスク業界
では無電解ニッケルめっき液を約3MTOにて廃棄して
いたが、前処理工程の亜鉛置換処理の時間を変更するこ
とによって、6MTO以上まで使用できるようになっ
た。このため、めっき液の廃棄に要する費用ばかりか廃
棄作業のために設備を休止することによる機会損失を大
幅に削減することができる。また、産業廃棄物の少量化
にも役立つ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高見 秀幸 大阪府枚方市出口1丁目5番1号 上村工 業株式会社中央研究所内 (72)発明者 中山 郁雄 大阪府枚方市出口1丁目5番1号 上村工 業株式会社中央研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム又はアルミニウム合金素材
    に第1亜鉛置換処理を施し、次いで酸洗後、第2亜鉛置
    換処理を施したのち、無電解ニッケルめっきを行うアル
    ミニウムの無電解ニッケルめっき方法において、上記第
    2亜鉛置換処理時間を第1亜鉛置換処理時間より長時間
    にすることを特徴とするアルミニウムの無電解ニッケル
    めっき方法。
  2. 【請求項2】 第1亜鉛置換処理時間が1〜60秒であ
    り、第2亜鉛置換処理時間が30〜100秒である請求
    項1記載の方法。
JP6317629A 1994-11-28 1994-11-28 アルミニウムの無電解ニッケルめっき方法 Expired - Lifetime JP3033455B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6317629A JP3033455B2 (ja) 1994-11-28 1994-11-28 アルミニウムの無電解ニッケルめっき方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6317629A JP3033455B2 (ja) 1994-11-28 1994-11-28 アルミニウムの無電解ニッケルめっき方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08158060A true JPH08158060A (ja) 1996-06-18
JP3033455B2 JP3033455B2 (ja) 2000-04-17

Family

ID=18090299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6317629A Expired - Lifetime JP3033455B2 (ja) 1994-11-28 1994-11-28 アルミニウムの無電解ニッケルめっき方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3033455B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005256170A (ja) * 2004-02-12 2005-09-22 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 無電解ニッケルめっき方法及びそのめっき製品
KR100960683B1 (ko) * 2009-09-11 2010-05-31 씨앤지머트리얼즈(주) 도금층이 형성된 알루미늄 성형체의 제조방법 및 성형체
JP2011001619A (ja) * 2009-06-20 2011-01-06 Ritsuhin Ri 無電解ニッケルめっき浴および無電解ニッケルめっき方法
CN113293363A (zh) * 2021-05-19 2021-08-24 重庆金东电子有限公司 一种铝制散热片表面处理工艺

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005256170A (ja) * 2004-02-12 2005-09-22 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 無電解ニッケルめっき方法及びそのめっき製品
JP2011001619A (ja) * 2009-06-20 2011-01-06 Ritsuhin Ri 無電解ニッケルめっき浴および無電解ニッケルめっき方法
KR100960683B1 (ko) * 2009-09-11 2010-05-31 씨앤지머트리얼즈(주) 도금층이 형성된 알루미늄 성형체의 제조방법 및 성형체
CN113293363A (zh) * 2021-05-19 2021-08-24 重庆金东电子有限公司 一种铝制散热片表面处理工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JP3033455B2 (ja) 2000-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5614003A (en) Method for producing electroless polyalloys
US8414711B2 (en) Method of surface treatment for aluminum or aluminum alloy
US4483711A (en) Aqueous electroless nickel plating bath and process
US5182006A (en) Zincate solutions for treatment of aluminum and aluminum alloys
US4567066A (en) Electroless nickel plating of aluminum
KR20090054379A (ko) 알루미늄 또는 알루미늄 합금 상의 금속 치환 처리액 및 이것을 사용한 표면처리 방법
JP2022003171A5 (ja)
US6080447A (en) Low etch alkaline zincate composition and process for zincating aluminum
WO1991002110A1 (en) Treatment to reduce solder plating whisker formation
US5141778A (en) Method of preparing aluminum memory disks having a smooth metal plated finish
EP3060696B1 (en) Method of selectively treating copper in the presence of further metal
JP3033455B2 (ja) アルミニウムの無電解ニッケルめっき方法
JPH03236476A (ja) アルミニウム基板上に平滑な無電解金属めっきを析出する方法
JP3673445B2 (ja) 亜鉛置換処理液
US3065154A (en) Method of plating chromium and the like to titanium, its alloys, and the like
US20160108254A1 (en) Zinc immersion coating solutions, double-zincate method, method of forming a metal plating film, and semiconductor device
EP4177376A1 (en) Metal displacement solution and corresponding method for surface treatment of aluminum or aluminum alloy
JPH0734254A (ja) アルミニウム系材料への無電解めっき方法
US5494710A (en) Electroless nickel baths for enhancing hardness
JPS63286585A (ja) チタンまたはその合金の化成処理液ならびに該化成処理液でのチタンまたはその合金の表面処理方法
US2871172A (en) Electro-plating of metals
JP2943296B2 (ja) 銅又は銅合金の黒化処理方法及び黒化処理液
JP2000129454A (ja) 無電解パラジウムめっき液
JPH0544048A (ja) マグネ基合金のめつき方法
KR102641511B1 (ko) 무전해도금액 조성물 및 이를 이용한 구리도금방법