JPH08154526A - アオリイカ産卵礁及びそれを用いたアオリイカの産卵促進法 - Google Patents

アオリイカ産卵礁及びそれを用いたアオリイカの産卵促進法

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JPH08154526A
JPH08154526A JP6300864A JP30086494A JPH08154526A JP H08154526 A JPH08154526 A JP H08154526A JP 6300864 A JP6300864 A JP 6300864A JP 30086494 A JP30086494 A JP 30086494A JP H08154526 A JPH08154526 A JP H08154526A
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JP
Japan
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spawning
squid
dummy
reef
sepioteuthis
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JP6300864A
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Nobuo Sugioka
信夫 杉岡
Hitomi Niwamoto
仁実 庭本
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Sakai Ovex Co Ltd
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  • Artificial Fish Reefs (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自然木の枝木伐採による自然破壊を伴うこと
なく、藻草様植毛を施した人工の枝木を用いて好適な産
卵場所が作出され、しかも、長期間の使用に耐えられる
アオリイカ産卵礁、およびその産卵礁を用いたアオリイ
カの産卵促進法を提供すること。 【構成】 海底に定置される底板12およびその上方を覆
う天蓋板11を有する吹放ち重量ブロック1の内部空間
に、枝木基材の基幹部21および/または分岐枝22に藻草
様植毛を施して成るアオリイカのダミー産卵巣2を林立
させてアオリイカ産卵礁を構成した。また、このアオリ
イカ産卵礁を沿岸海域の海底に沈置してアオリイカを誘
引し、ダミー産卵巣2に産卵せしめた。 【効果】 アオリイカにとって好適な産卵場を大量に造
成でき、天然の産卵場よりも確実に効率よくアオリイカ
の産卵を促進することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アオリイカ産卵礁及び
それを用いたアオリイカの産卵促進法、更に詳しくは、
吹放ちブロックにアオリイカが産卵し易いダミー産卵巣
を林立させて沿岸海域の海底に沈置し、産卵期のアオリ
イカを誘引して当該ブロックの内部空間に外敵の不安な
く効率的に産卵させることができ、その結果、アオリイ
カの水揚量増大を図れる産卵礁及びそれを用いたアオリ
イカの産卵促進法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にイカは、東洋人、特に日本人が好
んで食する海産頭足動物であり、そのイカを調理する方
法も多彩であるため、様々な形に料理されて食卓に上が
る機会も極めて多い。調理法としては、例えば、新鮮な
ものは刺身や酢の物にしたり、天麩羅などの揚げ物にし
たり、干物や塩辛にして保存食にしたりすることが可能
であり、どのような調理を施しても非常に美味しく、イ
カは重宝な海産物として広く食用に供されている。特
に、イカの種類の中でもアオリイカは風味が良いところ
から万人に好まれるのであるが、何分にも水揚量が少な
いために高級料亭に引き取られて一般に出回らないのが
実情である。
【0003】本発明者は、このような実情に鑑み、アオ
リイカの水揚量が少ない原因を研究したところ、次のよ
うな事実が判明した。即ち、アオリイカは、鰭が広く、
背から見ると団扇のような形をした大形のイカであり、
初夏の頃海岸に近づいて海藻や定置網のロープなどに卵
を産み付ける。そして、沿岸域で孵化成長し、翌年の春
から夏に成熟産卵する。このような生態を有するアオリ
イカは、容易に出入りでき、しかも天然の藻草が適度に
生い茂っている場所に房状の卵を好んで産み付ける傾向
がある。
【0004】ところが、このような産卵に適した場所と
いうのは自然の地形や気候などの偶然が重なって形成さ
れるものであり、アオリイカにとって好適な天然の産卵
場は沿岸域に数多く存在しない。そこで、図7に示すよ
うなイカ籠の中に椎の木やイヌツゲの木を用いた粗朶を
大量に入れ、そのイカ籠を海中に沈めることにより、人
工の産卵場を増大するという方法が採られた。
【0005】しかしながら、この方法にあっては、自然
木の枝木を大量に伐採して粗朶の材料を提供しているた
め、環境破壊につながり、自然保護の見地からも好まし
いことではない。また、自然の枝木であるため、長期間
海中に沈めておくと、腐ってしまい産卵場としての機能
を果たさなくなる。そこで、伐採する枝木の量を少しで
も減らすために、鉄骨から成る幹部に自然木の短い枝の
みを取り付けた半人工的な粗朶を前記イカ籠の中に入れ
るという方法が採用されたけれども、自然の枝木に近い
状態を作出することは難しく、アオリイカの産卵個数に
ついても期待する程の効果が得られなかった。さらに、
前記イカ籠の構造は単純なので、その内部に複数の枝木
を自在に配置して天然の藻草が適度に生い茂っているよ
うな状態を作為的に創出することは困難であった。
【0006】
【解決すべき技術的課題】本発明は、アオリイカの産卵
場における上記の如き問題に鑑みて為されたものであ
り、自然木の枝木伐採による自然破壊を伴うことなく、
重量ブロックの内部に人工の枝木を配置するだけの簡単
な構造で、しかも、長期間の使用に耐えられるアオリイ
カ産卵礁を提供することを技術的課題とするものであ
る。
【0007】また、本発明の他の技術的課題は、吹放ち
構造の重量ブロックおよび藻草様植毛を施したダミー枝
木を用いて、アオリイカが外敵の不安なく安んじて出入
りでき、かつ、疑似藻草が適度に生い茂っている中に隠
れ込んで効率的に産卵できるアオリイカ産卵礁を提供す
ることにある。
【0008】さらに、本発明の他の技術的課題は、ダミ
ー枝木が内部に配置された重量ブロックを海底に定置す
ることにより、好適な産卵場所として大量のアオリイカ
を誘引できるアオリイカの産卵促進法を提供することに
ある。
【0009】
【課題解決のために採用した手段】本発明者が上記技術
的課題を解決するために採用した手段を、添附図面を参
照して説明すれば、次のとおりである。
【0010】即ち、本発明は、海底に定置される底板12
およびその上方を覆う天蓋板11を有する吹放ち重量ブロ
ック1の内部空間に、枝木基材の基幹部21および/また
は分岐枝22に藻草様植毛を施して成るアオリイカのダミ
ー産卵巣2を林立させるという手段を採用することによ
って、上記技術的課題を解決した点に特徴がある。
【0011】また、本発明は、天蓋板11と底板12との間
に藻草様植毛を施した枝木状のダミー産卵巣2を林立し
て構成した吹放ち重量ブロック1を、沿岸海域の海底に
沈置して産卵期のアオリイカを誘引し、前記藻草様植毛
部分に産卵せしめるという手段を採用することによっ
て、上記技術的課題を解決した点に特徴がある。
【0012】
【実施例】以下、本発明を添附図面に示す実施例に基づ
いて更に詳しく説明する。なお、図1は本発明を適用し
て構成したアオリイカ産卵礁の斜視図、図2は本発明を
適用して構成したアオリイカ産卵礁の天蓋板を省略して
示した平面図、図3はアオリイカ産卵礁の内部空間に林
立するダミー産卵巣の一例を示す正面図、図4はアオリ
イカ産卵礁の内部空間に林立するダミー産卵巣の別の例
を示す正面図、図5は本発明を適用して構成したアオリ
イカ産卵礁を沿岸海域の海底に沈置した状態を示す説明
図、図6はアオリイカがダミー産卵巣の枝木に産卵する
様子を示す説明図、図7はアオリイカの産卵場に用いた
従来のイカ籠の斜視図である。
【0013】まず、本発明を適用して構成したアオリイ
カ産卵礁を図1および図2に基づいて説明する。図1
中、符号1で指示されるものは、沿岸海域の海底に定置
される吹放ち重量ブロックであり、底板12およびその上
方を覆う天蓋板11を有し、これらの天蓋板11と底板12と
の間には窓付壁13が配設されている。本実施例において
は、この重量ブロック1の内部空間は3つのU字形の窓
付壁13により仕切られ、各空間は互いに吹き抜け自在に
開放されている。これら窓付壁13の形状は窓部分さえ有
していれば、どのような形状に形成してもよい。この窓
付構造により、前記重量ブロック1の内部に産卵のため
にやって来たアオリイカは、仕切られた各空間の間を安
んじて自在に出入り可能である。そして、天蓋板11およ
び底板12の内面には、アンカーボルト式の留め具14が所
要位置に取り付けられており、これら留め具14に後述の
ダミー産卵巣を固定することにより、従来のイカ籠のよ
うに内部の枝木が大波などで流されてしまうこともな
く、半永久的に使用可能なアオリイカ産卵礁を構成でき
る。また、本実施例の天蓋板11として所要の厚みを有す
る1枚のプレートを使用しているけれども、そのプレー
トの一部にアオリイカが出入りするのに十分な孔を開け
ておけば、アオリイカは前記重量ブロック1の側面から
だけでなく、上方からも自在に出入りできる。
【0014】つぎに、符号2で指示されるものは、前記
吹放ち重量ブロック1の天蓋板11と底板12との間に林立
される枝木状のダミー産卵巣であり、この枝木基材に耐
腐蝕性の合成繊維(本実施例では、ポリプロピレン)の
藻草様植毛が施してある。このダミー産卵巣2は、基幹
部21と、その基幹部21から枝分かれして伸長する分岐枝
22と、これら基幹部21および分岐枝22に施された植毛部
23とから成り、この植毛部23は天然の藻草に似せて形成
してある。そして、ダミー産卵巣2の基幹部21の両端を
前記重量ブロック1の留め具14に固定して人工の藻草を
海中に揺らめかせておく。すると、沿岸域を回遊してい
るアオリイカが、上部が天蓋板11に覆われて外敵に発見
され難いことを本能的に覚知して、前記重量ブロック1
内に不安なく入り込み、上記の如き藻草様植毛が施され
たダミー産卵巣2に卵を産み付ける。特に、本実施例の
ダミー産卵巣2にあっては、基幹部21および分岐枝22が
あるため、枝木部分に産卵する傾向がある。ちなみに、
本発明者の実験によれば、これら基幹部21および分岐枝
22の径は約5〜20mmが好ましい。本実施例の人工産卵
巣2を製造する方法としては、所要長さのロープを用
い、その表面にエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂をコー
ティングして固化する方法がある。この場合、コーティ
ングする前に、撚られているロープの間に所要長の細長
い合成繊維を挟んで並べておけば、藻草様植毛を容易に
施すことができる。また、別の方法としては、耐腐蝕性
を有する棒材の表面に合成繊維の束を固着する方法があ
る。この場合、プラスチック棒材や金属棒材の表面の一
部に弾力性を有する合成繊維を束ねて、その合成繊維束
の根元付近を接着剤等で棒材表面に固着し、当該棒材の
上下を逆さにすれば、放射状に垂れ下がった藻草様枝木
が簡単に得られる。植毛部23となる合成繊維の材質とし
ては、耐腐蝕性素材としてポリプロピレンやポリエチレ
ンなどのポリオレフィン系繊維のほか、ナイロンやポリ
エステルなどを使用することができる。こうして得られ
たダミー産卵巣2は非常に優れた耐腐蝕性を有するの
で、海中に長期間沈めておいても、自然の枝木を用いた
場合のように腐ることはない。
【0015】前記ダミー産卵巣2は、図1および図2に
示すように、吹放ち重量ブロック1の内部空間の外周を
取り囲むように垂直方向に複数本配置され、その取り囲
まれた空間の内側に垂直方向または斜め方向に複数本配
置されている。これらのダミー産卵巣2を配置する本
数、間隔または方向を適宜変えることにより、疑似藻草
を種々の繁茂状態に調節可能である。また、ダミー産卵
巣2の形態としては、基幹部21に植毛部23を形成したも
の(図3参照)や、基幹部21および分岐枝22を有し、こ
れらの枝木部分に植毛部23を形成したもの(図4参照)
等があり、藻草様植毛の長さや太さも所望のサイズに製
作できる。各種形態のダミー産卵巣2を吹放ち重量ブロ
ック1の内部空間に林立することにより、アオリイカが
安んじて出入りでき、かつ、疑似藻草が適度に生い茂っ
ている中に隠れ込んで効率的に産卵できるアオリイカ産
卵礁が得られる。
【0016】また、本実施例の産卵礁を用いたアオリイ
カの産卵促進法を図5および図6に基づいて説明する。
まず、吹放ち重量ブロック1の天蓋板11と底板12との間
に藻草様植毛を施した枝木状のダミー産卵巣2を林立し
て、アオリイカ産卵礁を構成する。このアオリイカ産卵
礁を沿岸海域の水深約5〜15mの海底に沈置して、沿岸
域を回遊している産卵期のアオリイカCを誘引する。す
ると、前記産卵礁に誘引されたアオリイカCは、図6に
示すように、ダミー産卵巣2の藻草様植毛部分や枝木部
分に房状の卵嚢Eを産み付ける。上記産卵礁には、アオ
リイカCが卵嚢Eを産み付けるための好適な条件、つま
り、アオリイカCが自在に出入りでき、しかも疑似の藻
草が適度に生い茂っているという条件が整っている。こ
のような条件を備えた産卵場所は重量ブロック1と耐腐
蝕性を有するダミー産卵巣2とから成るため、半永久的
に使用でき、上記アオリイカ産卵礁には時の経過と共に
天然の藻草等が付着したり堆積したりして自然の産卵場
と区別できない程の茂みが形成される。本実施例のアオ
リイカ産卵礁を使用すれば、このような産卵に適した場
所を容易に提供できる。
【0017】さらに、ダミー産卵巣2が林立された吹放
ち重量ブロック1を沿岸海域の海底に1個だけでなく複
数個水平方向に並設したり垂直方向に多段状に配設した
りすれば、広大な産卵場を人工的に造成することが可能
になる。また、吹放ち重量ブロック1が天蓋板11および
底板12により囲われ、かつ、その内部空間の外周を取り
囲むように複数本のダミー産卵巣2が林立されているた
め、当該重量ブロック1の内部空間はアオリイカCにと
って絶好の隠れ家になり、アオリイカCも外敵に脅える
ことなく安心して産卵でき、しかもダミー産卵巣2に産
み付けられた卵嚢Eが天蓋板11と植毛部23によってヒト
デ等の外敵に見付かることもなく有効に保護できる。
【0018】本発明の実施例は概ね上記のとおりである
が、本発明は前述の実施例に限定されるものでは決して
なく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更
が可能であって、例えば、本実施例の吹放ち重量ブロッ
クにおいては、所要の厚みを有する円形の天蓋板および
底板を使用しているけれども、四角形や三角形の天蓋板
および底板を用いてもよく、また、これらの形状に合わ
せて窓付壁を配設する位置やその枚数を変えることも可
能であり、このような変更は本発明の技術的範囲に属す
ることはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上実施例を挙げて説明したとおり、本
発明によれば、合成繊維等から成るダミー産卵巣を重量
ブロックの内部に林立してアオリイカ産卵礁を構成する
ので、自然木の枝木を伐採する必要がなく、その結果、
自然保護に貢献でき、しかも非常に耐久性の優れた産卵
礁を造成することが可能になる。また、吹放ち構造を有
する重量ブロックの内部空間に藻草様植毛を施したダミ
ー産卵巣を自在に配置できるので、アオリイカも容易に
出入りでき、かつ、疑似藻草が適度に生い茂っている場
所を簡単に創出できる。
【0020】また、本発明の方法によれば、複数本のダ
ミー産卵巣が所望の繁茂状態に林立されたアオリイカ産
卵礁を沿岸海域の海底に沈置するので、沿岸域を回遊し
ているアオリイカを大量に誘引してダミー産卵巣に安心
して産卵させることができ、その結果、天然の産卵場よ
りも確実に効率よくアオリイカの産卵を促進することが
可能になる。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して構成したアオリイカ産卵礁の
斜視図である。
【図2】本発明を適用して構成したアオリイカ産卵礁の
天蓋板を省略して示した平面図である。
【図3】アオリイカ産卵礁の内部空間に林立するダミー
産卵巣の一例を示す正面図である。
【図4】アオリイカ産卵礁の内部空間に林立するダミー
産卵巣の別の例を示す正面図である。
【図5】本発明を適用して構成したアオリイカ産卵礁を
沿岸海域の海底に沈置した状態を示す説明図である。
【図6】アオリイカがダミー産卵巣の枝木に産卵する様
子を示す説明図である。
【図7】アオリイカの産卵場に用いた従来のイカ籠の斜
視図である。
【符号の説明】
1 吹放ち重量ブロック 11 天蓋板 12 底板 13 窓付壁 14 留め具 2 ダミー産卵巣 21 基幹部 22 分岐枝 23 植毛部 1’籠 2’粗朶 C アオリイカ E 卵嚢

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海底に定置される底板12およびその上方
    を覆う天蓋板11を有する吹放ち重量ブロック1の内部空
    間に、枝木基材の基幹部21および/または分岐枝22に藻
    草様植毛を施して成るアオリイカのダミー産卵巣2を林
    立させて構成したことを特徴とするアオリイカ産卵礁。
  2. 【請求項2】 ダミー産卵巣2として、耐腐蝕性の合成
    繊維が植毛された枝木基材を使用している請求項1記載
    のアオリイカ産卵礁。
  3. 【請求項3】 吹放ち重量ブロック1の内部空間が仕切
    られている請求項1または2記載のアオリイカ産卵礁。
  4. 【請求項4】 複数本のダミー産卵巣2が、吹放ち重量
    ブロック1の内部空間にランダム方向に林立されている
    請求項1、2または3記載のアオリイカ産卵礁。
  5. 【請求項5】 天蓋板11と底板12との間に藻草様植毛を
    施した枝木状のダミー産卵巣2を林立して構成した吹放
    ち重量ブロック1を、沿岸海域の海底に沈置して産卵期
    のアオリイカを誘引し、前記藻草様植毛部分に産卵せし
    めることを特徴としたアオリイカの産卵促進法。
  6. 【請求項6】 複数の吹放ち重量ブロック1が垂直方向
    および/または水平方向に配設されている請求項5記載
    のアオリイカの産卵促進法。
JP6300864A 1994-12-05 1994-12-05 アオリイカ産卵礁及びそれを用いたアオリイカの産卵促進法 Pending JPH08154526A (ja)

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