JPH08144571A - ポール立設装置 - Google Patents

ポール立設装置

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JPH08144571A
JPH08144571A JP30808894A JP30808894A JPH08144571A JP H08144571 A JPH08144571 A JP H08144571A JP 30808894 A JP30808894 A JP 30808894A JP 30808894 A JP30808894 A JP 30808894A JP H08144571 A JPH08144571 A JP H08144571A
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JP
Japan
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driving rod
flange
pole
root
shaft
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JP30808894A
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English (en)
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Mitsuru Yoshii
充 喜井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ビーチパラソル等のポールを立設させるための
装置であって、地面への打ち込みおよび引き抜き作業が
容易に行われ、砂地や軟弱地でも有効に機能し、不使用
時にはコンパクトに折り畳めて携帯にも便利で、しかも
ローコストに製造し得られる構造を提供する。 【構成】杆側上方部にポール支持筒4を定着させた打込
杆1のほぼ中間部に、鍔外周面に沿って穿設された横溝
7と直交する複数の縦溝8‥‥8を等開度に配設した鍔
状軸座6を突設し、先端を鉤片10に曲成した複数の支
脚9‥‥9の根部をそれぞれ縦溝8へ嵌合させ、根部軸
孔11に嵌挿させた横軸12の導出部を横溝7内へ圧入
させて各支脚9‥‥9を屈伸自在に枢支させ、且つ鍔状
軸座6の上方で打込杆1の雄ねじ刻設部13と螺合する
支脚固定用の締付具14を螺装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビーチパラソルのポー
ルや、キャンプのランタンポールなどを立設するために
用いられるポール立設装置に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来ビーチパラソルのポール
や、キャンプのランタンポールなどを立設する場合には
図15に見られるよう、長寸の打込杆1′の上方部外側
にポール保持筒4′を定着させた1本脚構造のポール立
設具が用いられていた。
【0003】しかし打込杆1′が長寸に作られているた
め、その打ち込みおよび引き抜きの作業に多大の労力を
要し、また、深く打ち込まれていても1本構造であるた
め、砂地や軟弱地では側圧に弱く横風を受けた場合にポ
ールと共に倒れ易いという欠点がある。砂地や軟弱地に
おいてもポール立設具として有効に機能し得るために
は、打込杆を更に長大なものとしなけらばならず、打ち
込み引き抜きの作業性は更に悪化し、且つ携帯性も損な
われることになる。
【0004】また、複数本の脚体を放射状に開脚させて
立設物の支持を安定させるという技術的思想は、例えば
カメラ用の三脚などに利用されて公知である。しかしそ
の脚体の関着には図16に示すような軸座が用いられ、
鋳造製であるためバリ取りや、研磨などの仕上げ加工が
必要となり、且つ、ピン或いはボルトによる関着手法が
採られるため、ピン先端のかしめ付けやナットの螺装な
ど手作業を多く要することになる。従ってこのような従
来の軸座構造をビーチパラソルなどのポール立設装置に
採用することは、製造コスト的に見て妥当性を欠くもの
である。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、打込杆が短小で打ち込
みおよび引き抜き作業が容易に行われ、砂地や軟弱地で
も有効に機能し、且つコンパクトに折り畳めて携帯にも
便利な開脚式のポール設置装置が、ローコストに製造し
得られるような構造と手法を提供することにある。
【0006】
【発明の構成】本発明に係るポール立設装置において
は、上端を叩打部に形成し下端を尖状の刺突部に形成し
た打込杆の杆側上方部にポール支持筒を定着させ、該ポ
ール支持筒の定着位置よりも下方における打込杆のほぼ
中間部には、鍔外周面に沿って穿設された横溝と直交し
て鍔表から鍔裏へ抜ける複数の縦溝をほぼ等開度に配設
してなる鍔状軸座が突設せられ、先端をそれぞれ尖状の
鉤片に曲成した複数の支脚の根部をそれぞれ縦溝へ嵌合
させると共に根部軸孔に嵌挿させた横軸の両導出部を横
溝内へ圧入させ、打込杆外周面における鍔状軸座の突設
位置よりも上方部に雄ねじ刻設部を形成してその外周に
締付具を螺装させ、該締付具の螺回操作により、各支脚
を水平方向へ放射状に張出し各鉤片を下向きとして状態
でそれぞれの根部外側を締付具下面で固定させ、また、
各支脚を打込杆の下半部に接近するよう折り畳み各鉤片
を横向きとした状態でそれぞれの根部端面を締付具下面
で固定させるよう構成し、要すれば、前記鍔状軸座と締
付具との対向面間に竪穴状ポケットを凹設して該竪穴状
ポケット内に伸張ばねを嵌装させるよう構成した。
【0007】
【実施例】以下実施例の図面により説明をする。
【0008】1は上端に指掛を兼ねた叩打部2に形成し
下端を尖状の刺突部3に形成した打込杆、4は打込杆1
の杆側上方部に定着されたポール支持筒であって、その
筒壁要所にポール固定用ボルト5が配設されている。6
はポール支持筒4の定着位置よりも下方における打込杆
1のほぼ中間部外周に突設された鍔状の軸座であって、
鍔外周面に沿って環状の横溝7が穿設され且つ該横溝7
と直交して鍔表から鍔裏へ抜ける複数の縦溝8‥‥8が
ほぼ等開度に配設されている。9‥‥9は先端部をそれ
ぞれ尖状の鉤片10に曲成した複数の支脚であって、そ
れぞれ根部を各縦溝8内へ嵌合させると共にその軸孔1
1に嵌挿させた円弧状横軸12の両導出部を横溝7内へ
圧入させることにより、各支脚9‥‥9が鍔状軸座6に
それぞれ枢着されることになるのであるが、横溝7の上
下方向の溝巾が3mmとすれば、円弧状横軸12は直径
3.2mm程度の焼鈍し材が好適であり、圧入時に金属接
着剤の塗付を行えば更に万全である。13は打込杆1の
外周面における鍔状軸座6の突設位置よりも上方部に形
成された雄ねじ刻設部、14は該雄ねじ刻設部13に螺
装された締付具であって、実施例の図面には雌ねじが座
金14bを介して鍔状軸座6へ接触する態様のものが示
されているが、底面積を大きく形成した雌ねじの裏面が
直接鍔状軸座6上へ接触する態様であってもよい。15
は締付具14を弛緩方向へ螺回操作した際に座金14b
の鍔状軸座6上からの離隔を助けるための伸張ばねであ
って、両部材6,14の対向面間に凹設された竪穴状ポ
ケット16内に嵌装されている。鍔状軸座6の突設位置
から下端刺突部3に至るまでの打込杆下半部の長さは、
支脚9の根部から鉤片10の内側までの距離よりも若干
短小であるよう構成し、また、各支脚9‥‥9にも根部
から鉤片内側までの長さにそれぞれ若干ずつ寸法差を付
しておくことが望ましい。
【0009】本発明ポール立設装置の使用に際しては、
締付具14を一旦弛緩方向へ螺回して各支脚9‥‥9を
水平方向へ放射状に張出させたのち、伸張ばね15の弾
力に抗しつつ締付具14を締め付け方向へ螺回してその
下面で各支脚9‥‥9の根部外側9aを押圧固定させた
図1の状態となし、打込杆1の下端刺突部3を地面の所
望位置に当接して叩打部2をハンマー等で叩打すれば、
打込杆1の下半部は土中へ圧挿され、下向している各鉤
片10‥‥10は土中に掛止してポール立設装置が構成
されることになるので、図14に示すようポール支持筒
4内へポール17を挿し込んで固定用ボルト5により固
定させる。また、収納時にはポール支持筒4内からポー
ル17を抽脱し、叩打部2の裏に指を掛けて打込杆1を
土中から引き抜き、図2に示すよう締付具14を一旦弛
緩方向へ螺回してその下面で各支脚9‥‥9を打込杆1
の下半部へ接近するよう折り畳んで各鉤片10‥‥10
が打込杆1の下端刺突部3の下方で重なり合った状態と
なし、伸張ばね15の弾力に抗しつつ締付具14を締め
付け方向へ螺回してその下面で各支脚9‥‥9の根部端
面9bを押圧固定させ、図3に示すよう携帯に便利な形
態にまとめるのでる。なお、鍔状軸座6と締付具14と
の対向面間に竪穴状ポケット16を凹設して伸張ばね1
5を嵌装させた機構が付加されてあれば、締付具14を
雌ねじと座金14bとの二部材で構成した場合でも、締
付具14を弛緩方向へ螺回操作することにより伸張ばね
15の伸張力で座金14bが図5に示すよう軸座6の上
面から離隔させられるので、各支脚9‥‥9の伸張およ
び折り畳み操作を円滑に行わせることがでる。
【0010】
【発明の効果】本発明ポール立設装置によれば、使用時
には複数の支脚9‥‥9が地面に根を張ったよう放射状
に張出されてそれぞれの鉤片10‥‥10が土中に掛止
するため、側圧に強く横風を受けても倒れることはな
く、砂地や軟弱地においてもポール立設装置として有効
に機能し、打込杆1が短小のもので足りるため、打ち込
みおよび引き抜き作業が容易に行われ、不使用時には短
小に折り畳まれるので携帯性も良好となる。また、独特
の軸座構造によって加工性組立性が良好となり、ローコ
ストに生産し得るという効果がある。更にまた、鍔状軸
座6と締付具14との対向面間に座金14bの押し上げ
用伸張ばね15が介装されることにより、各支脚9‥‥
9の伸張および折り畳み操作を円滑に行わせ得るという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ポール立設装置の外観側面図であって、
支脚を水平方向へ伸張させた状態を示す。
【図2】本発明ポール立設装置の外観側面図であって、
締付具を弛緩方向へ螺回操作した状態を示す。
【図3】本発明ポール立設装置の外観側面図であって、
支脚を打込杆の下半部に接近するよう折り畳んだ状態を
示す。
【図4】本発明ポール立設装置の要部縦断側面図であっ
て、支脚を水平方向へ伸張させた状態を示す。
【図5】本発明ポール立設装置の要部縦断側面図であっ
て、締付具を弛緩方向へ螺回操作した状態を示す。
【図6】本発明ポール立設装置の要部縦断側面図であっ
て、支脚を打込杆の下半部に接近するよう折り畳んだ状
態を示す。
【図7】本発明ポール立設装置における鍔状軸座の平面
図である。
【図8】本発明ポール立設装置における鍔状軸座の側面
図である。
【図9】図7のA−B線における縦断側面図である。
【図10】図8のC−C線における横断側面図である。
【図11】本発明ポール立設装置における打込杆の正面
図である。
【図12】本発明ポール立設装置における支脚の斜視図
である。
【図13】図1のD−D線における横断平面図である。
【図14】本発明ポール立設装置の使用状態を示す側面
図である。
【図15】従来から使用されているポール立設具の側面
図である。
【図16】従来から使用されている脚体枢着用軸座の平
面図である。
【符号の説明】
1 打込杆 2 叩打部 3 刺突部 4 ポール支持筒 6 鍔状の軸座 7 横溝 8 縦溝 9 支脚 9a 支脚の根部外側 9b 支脚の根部端面 10 鉤片 11 軸孔 12 横軸 13 雄ねじ刻設部 14 締付具 15 伸張ばね 16 竪穴状ポケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端を叩打部に形成し下端を尖状の刺突部
    に形成した打込杆の杆側上方部にポール支持筒を定着さ
    せ、該ポール支持筒の定着位置よりも下方における打込
    杆のほぼ中間部には、鍔外周面に沿って穿設された横溝
    と直交して鍔表から鍔裏へ抜ける複数の縦溝をほぼ等開
    度に配設してなる鍔状軸座が突設せられ、先端をそれぞ
    れ尖状の鉤片に曲成した複数の支脚の根部をそれぞれ縦
    溝へ嵌合させると共に根部軸孔に嵌挿させた横軸の両導
    出部を横溝内へ圧入させ、打込杆外周面における鍔状軸
    座の突設位置よりも上方部に雄ねじ刻設部を形成してそ
    の外周に締付具を螺装させ、該締付具の螺回操作によ
    り、各支脚を水平方向へ放射状に張出し各鉤片を下向き
    として状態でそれぞれの根部外側を締付具下面で固定さ
    せ、また、各支脚を打込杆の下半部に接近するよう折り
    畳み各鉤片を横向きとした状態でそれぞれの根部端面を
    締付具下面で固定させるよう構成したことを特徴とする
    ポール立設装置。
  2. 【請求項2】上端を叩打部に形成し下端を尖状の刺突部
    に形成した打込杆の杆側上方部にポール支持筒を定着さ
    せ、該ポール支持筒の定着位置よりも下方における打込
    杆のほぼ中間部には、鍔外周面に沿って穿設された横溝
    と直交して鍔表から鍔裏へ抜ける複数の縦溝をほぼ等開
    度に配設してなる鍔状軸座が突設せられ、先端をそれぞ
    れ尖状の鉤片に曲成した複数の支脚の根部をそれぞれ縦
    溝へ嵌合させると共に根部軸孔に嵌挿させた横軸の両導
    出部を横溝内へ圧入させ、打込杆外周面における鍔状軸
    座の突設位置よりも上方部に雄ねじ刻設部を形成してそ
    の外周に締付具を螺装させ、該締付具の螺回操作によ
    り、各支脚を水平方向へ放射状に張出し各鉤片を下向き
    として状態でそれぞれの根部外側を締付具下面で固定さ
    せ、また、各支脚を打込杆の下半部に接近するよう折り
    畳み各鉤片を横向きとした状態でそれぞれの根部端面を
    締付具下面で固定させるよう構成し、且つ、前記鍔状軸
    座と締付具との対向面間に竪穴状ポケットを凹設して該
    竪穴状ポケット内に伸張ばねを嵌装させたことを特徴と
    するポール立設装置。
JP30808894A 1994-11-16 1994-11-16 ポール立設装置 Pending JPH08144571A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104499761A (zh) * 2014-12-16 2015-04-08 左常亮 一种线杆固定墩
KR101692203B1 (ko) * 2016-10-06 2017-01-04 (주)극동메탈휀스 메쉬휀스에 설치되는 지주의 지면매설용 중심 가이드장치

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