JPH08141045A - 聴覚賦活用イヤリング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 イヤリングを装着するだけでツボの翳風穴を
刺激し、同時に鈴による微小音を発して聴覚神経を刺激
することにより難聴を改善する。 【構成】 耳タブＭに着脱可能に取付けられる略Ｕ字状
のリング本体１と、該リング本体１の後側の縦棒部１ｂ
に突設され、耳タブＭの後ろ下方位置の後頭部にあるツ
ボの翳風穴Ｅに先端が当接する刺激棒３と、上記リング
本体１の下端に取付けられ微小音を発する小径の鈴５と
からなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、聴覚を賦活することに
より難聴の予防を図った聴覚賦活用イヤリングに関する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】人の頭部の耳タブの後ろ下方位置に鍼灸
医学で言う翳風（えいふう）という名のツボ（穴）があ
る。この翳風穴への皮膚刺激は難聴、耳鳴り、顔面麻痺
等に効果があるとされ、通常このようなツボに対しては
鍼や灸が施されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
鍼灸治療は専門家に頼らなければならず、時間的、金額
的に負担になる等の問題がある。そこで、本発明はこの
ような問題点にかんがみ、耳の後ろ下方の後頭部にある
翳風穴への刺激及び鈴の微小音による聴覚神経への刺激
を同時に行うことにより、難聴を改善するようにした聴
覚賦活用イヤリングを提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の構成は、図１に示すように、耳タブに着脱可
能に取り付けられる略Ｕ字状のリング本体と、該リング
本体の後側の縦棒部に突設され耳タブの下方位置の後頭
部にあるツボの翳風穴に先端が当接する刺激棒と、上記
リング本体の下端に取り付けられ微小音を発する小径の
鈴とからなるものである。

【０００５】

【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図１において、１は略Ｕ字状のリング本体で、前後
の縦棒部１ａ、１ｂの上端に図２に示すように耳タブＭ
に止めるためのネジ止め２を設けている。３はコイルば
ねで棒状弾性体に形成された刺激棒で、前記リング本体
１の後側の縦棒部１ｂの中間部に垂直に突設されてい
る。また、リング本体１の下端には、くさり４を介し小
径例えば直径が６ミリ程度の球状の鈴５が取付けられて
いる。

【０００６】

【作用】上記のように構成された聴覚賦活用イヤリング
が、図２に示す如く耳タブＭに前記ネジ止め２により取
付けられると、前記刺激棒３の先端が耳タブＭの下方位
置の後頭部にあるツボの翳風穴Ｅに当接する。従って、
人の頭部の動きに伴い、前記イヤリングの刺激棒３も動
くため翳風穴Ｅは常に刺激をうける。つまり、難聴等に
効果のある翳風穴Ｅに刺激を与えることで鍼灸のような
治療効果が得られる。

【０００７】また、同時に前記鈴５が振られて微小音を
発するため聴覚神経が刺激され、神経の活性化が図られ
ると考えられる。

【０００８】

【発明の効果】本発明の聴覚賦活用イヤリングによれ
ば、該イヤリングに突設した刺激棒によりツボを刺激す
る鍼灸治療のような効果と、鈴の微小音により聴覚神経
を刺激して活性化する効果との相乗効果が、イヤリング
を装着することで長時間聴覚を賦活するように与えら
れ、難聴に対する治療効果が得られると考えられる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の聴覚賦活用イヤリングの斜視図であ
る。

【図２】同上イヤリングが人の耳に装着された状態を示
す斜視図である。

【符号の説明】

１ リング本体 １ａ 縦棒部 １ｂ 縦棒部 ２ ネジ止め ３ 刺激棒 ４ くさり ５ 鈴 Ｍ 耳タブ Ｅ 翳風穴

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 耳タブに着脱可能に取り付けられる略Ｕ
   字状のリング本体と、該リング本体の後側の縦棒部に突
   設され耳タブの下方位置の後頭部にあるツボの翳風穴に
   先端が当接する刺激棒と、上記リング本体の下端に取り
   付けられ微小音を発する小径の鈴とからなることを特徴
   とする聴覚賦活用イヤリング。