JPH08140746A - テーブル装置 - Google Patents

テーブル装置

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JPH08140746A
JPH08140746A JP28954694A JP28954694A JPH08140746A JP H08140746 A JPH08140746 A JP H08140746A JP 28954694 A JP28954694 A JP 28954694A JP 28954694 A JP28954694 A JP 28954694A JP H08140746 A JPH08140746 A JP H08140746A
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Toshiyuki Kita
俊之 喜多
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France Bed Co Ltd
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I D K DESIGN KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は天板の高さおよび大きさ簡単かつ
容易に変えることができるようにしたテーブル装置を提
供することを目的とする。 【構成】 折り畳み自在に連結された一対の分割板1
a、1bからなり、一方の分割板の下面が支持フレーム
2に回転可能に取り付けられ折り畳んだ状態および展開
した状態のいずれの状態においても上記支持フレームに
よって支持される天板1と、支持フレームに設けられた
ガイド3bに移動自在に設けられた一対の移動軸5a、
5bと、一方の移動軸に上端が連結された第1の脚体6
aと、他方の移動軸に上端が連結されるとともに中途部
を上記第1の脚体の中途部に回動自在に連結した第2の
脚体6bと、上記第1の脚体と第2の脚体とが所定の角
度に起立した状態でこれら脚体を倒伏不能に保持するガ
ススプリング22とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は天板の高さを変えるこ
とができる構造のテーブル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テーブル装置は天板と、この天
板を所定の高さで支持する脚体とから構成されている。
通常、上記脚体は上記天板を一定の高さで支持するよう
になっている。そのため、利用者の身長や用途などの利
用状態によっては予め定められた上記天板の高さでは使
用しずらいということがある。
【0003】そこで、上記天板の高さを調節できるよう
にすることが種々考えられている。その1つとして脚体
を伸縮自在な構成とすることで、上記天板を最も利用し
易い高さで支持するということが行われている。
【0004】しかしながら、そのような構成によると、
上記天板の高さを変える際に、複数の脚体を1本づつ長
さ調節しなければならないから、その調節操作に多くの
手間が掛り、実用的でないということがある。しかも、
そのような構成によると、天板の高さを変える際にはテ
ーブル装置を横転させなければならないから、天板上に
物品が載置されているような場合には、その物品をどか
さなければ調節できないということもある。
【0005】そこで、天板の高さを比較的容易に行える
ようにしたテーブル装置が開発されている。すなわち、
上記天板の下面の幅方向両側にそれぞれガイドレールを
設け、このガイドレールに、一対の脚体の一端に設けら
れたローラを走行自在に係合させる。これら脚体はX字
状に交差させ、交差した中途部は回動自在に連結され
る。
【0006】このように、天板の高さを自由に変えるこ
とができるテーブル装置においては、その用途を拡大す
ることも可能となる。たとえば、天板をソファーに着座
して利用するに丁度よい高さ(低さ)にすれば、応接間
などでセンタテーブルとして利用することができ、また
椅子に座って利用するのに丁度よい高さにすれば、ダイ
ニングテーブルとして利用することができる。
【0007】ところで、テーブル装置はその用途に応じ
て必要とする天板の大きさも異なってくる。たとえば、
センターテーブルとして利用する場合にはさほど大きな
面積の天板は必要なく、またダイニングテーブルとして
利用する場合にはできるだけ大きい方が便利である。し
たがって、用途に応じて天板の支持高さを変える場合、
それと同時に天板の大きさも変えられるようにすれば便
利である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、天板の支
持高さを用途に応じて変える場合にはその大きさも変え
ることができるようにすれば便利である。この発明は上
記事情に基づきなされたもので、その目的とするところ
は、天板の高さ調節を容易に行うことができるようにす
るとともに、その高さを用途に応じて変えた場合に、大
きさも変えることができるようにしたテーブル装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、一対のガイド部が平行に設けられた支持
手段と、折り畳み自在に連結された一対の分割板からな
り、一方の分割板の下面が上記支持手段に回転可能に取
り付けられこれら一対の分割板を折り畳んだ状態および
展開した状態のいずれの状態においても上記支持手段に
よって支持される天板と、上記支持手段のガイド部に平
行な状態で支持され少なくとも一方が移動自在に設けら
れた一対の移動軸と、一方の移動軸に上端が連結された
第1の脚体と、他方の移動軸に上端が連結されるととも
に中途部を上記第1の脚体の中途部に回動自在に連結し
て設けられ上記移動軸が上記ガイド部に沿って移動する
ことで上記第1の脚体とともに起伏する第2の脚体と、
上記第1の脚体と第2の脚体とが所定の角度に起立した
状態でこれら脚体を倒伏不能に保持する保持手段とを具
備したことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成によれば、作動力の弱いガススプリン
グを用いて天板を比較的容易に下降させることができる
ようにしても、上記天板を下降させることで上昇方向へ
の反力が生じるから、その反力で上記天板を比較的円滑
に上昇させることもでき、また一対の分割板を展開する
か折り畳むかによって天板の大きさを変えることができ
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1乃至図6はこの発明の一実施例のテーブル
装置を示し、このテーブル装置は図1、図2および図6
に示すように一対の分割板1a、1bが一対のヒンジ1
0によって折り畳み自在に連結された矩形状の天板1を
備えている。この天板1は支持手段としての矩形状の支
持フレーム2に取り付けられている。この支持フレーム
2は、所定間隔で配置された3本の横杆3aと、一側面
が開放し、内部をガイド部とした断面コ字状をなし、開
放した側面を対向させて上記横杆3aの両端にその横杆
3aと直交して配置固定された一対のガイド3bと、一
方のガイド3bと所定の間隔で平行に離間し3本の横杆
3aのうちの2本の間に架設された支持杆3cとからな
る。
【0012】上記天板1の各分割板1a、1bの大きさ
は、上記支持フレーム2がなす矩形よりもわずかに大き
な矩形状に形成されている。上記支持杆3cと一方のガ
イド3bとの長手方向中途部には回転体61が設けられ
ている。この回転体61は上記支持杆3cと一方のガイ
ド3cとに取り付けられた基部62と、この基部62に
回転自在に取り付けられた回転部63とからなる。そし
て、この回転部63に一方の分割板1aの長手方向中央
部から外れた位置の下面が連結固定されている。
【0013】上記天板1の一対の分割板1a、1bが図
1に示すように展開された状態では、これら一対の分割
板がなす矩形のほぼ中央部分が上記支持フレーム2によ
って支持され、図2に示すように一方の分割板1aに他
方の分割板1bを重ねて折り畳み、これら分割板1a、
1bを上記回転部63とともに回転部63の回転中心O
を支点として図1(a)に矢印Xで示す時計方向に約9
0度回転させれば、矩形状の分割板1aは長手方向およ
び幅方向を矩形状の上記支持フレーム2の長手方向およ
び幅方向に沿わせた状態で支持されるようになってい
る。
【0014】3本の横杆3aのうち、支持フレーム2の
長手方向一端側に位置する中空状の横杆3aの内部に
は、図6(b)に示すように先端が半球状に形成された
ストッパピン64がばね65によって弾性的に突出方向
に付勢されて設けられている。このストッパピン64
は、先端部が上記横杆3aに形成された通孔66から上
面側に突出し、また中途部には上記通孔66から抜出す
るのを阻止する鍔67が形成されている。
【0015】また、一方の分割板1aの下面には図6
(a)に示すように第1の凹部65aと第2の凹部65
bとが形成されている。図1、(a)、(b)に示すよ
うに、一対の分割板1a、1bを展開して一方の分割板
1aの長手方向を支持フレーム2の長手方向に対して直
交させた状態では図6(b)に示すように上記第1の凹
部65aが上記ストッパピン64に弾性的に係合して分
割板1aの回転を規制し、図2(a)、(b)に示すよ
うに分割板1bを折り畳んで矢印X方向に90度回転さ
せると、上記第2の凹部65bに上記ストッパピン64
が弾性的に係合して分割板1aの回転を規制するように
なっている。
【0016】一対のガイド3bにはそれぞれ両端にロー
ラ4が回転自在に取り付けられた一対の移動軸5a、5
bが移動自在に設けられている。つまり、一対のガイド
3bは支持手段を構成し、このガイド3bには上記2本
の移動軸5a、5bが平行な状態で移動自在に設けられ
ている。なお、ガイド3bの両末端には上記ローラ4が
ガイドから外れるのを阻止するためのピン(図示せず)
が設けられている。
【0017】一方の移動軸5aの両端部には一対の第1
の脚体6aの上端が固着され、他方の移動軸5bの両端
部には一対の第2の脚体6bの上端が固着されている。
各一対の第1の脚体6aと第2の脚体6bとはX字状に
交差し、その交差した中途部は図4に示すように1本の
連結軸7によって枢着されている。この連結軸7には、
上記一対の第2の脚体6bの間の部分と、第1の脚体6
aと第2の脚体6bとの間の部分に、それぞれカラー8
a、8bが外嵌されている。それによって、各脚体6
a、6bが変形しながら上記連結軸7の軸方向にずれる
のが防止されている。
【0018】各一対の脚体6a、6bの下端は、各脚体
の間隔よりも長尺な補強軸9によって連結されている。
この補強軸9の両端には合成樹脂などの滑沢性の材料に
よって形成された球状の接地部材11が取り付けられて
いる。この補強軸9によっても上記脚体6a、6bが補
強されている。
【0019】図3(a)〜(d)に示すように、上記一
対の移動軸5a、5bの中途部にはそれぞれブラケット
12a、12bが設けられている。一方の移動軸5aの
ブラケット12aには帯状の一対の内板13の一端が第
1の連結ピン14によって枢着され、他方の移動軸5b
のブラケット12bには同じく帯状の一対の外板15の
一端が第2の連結ピン16によって枢着されている。
【0020】上記内板13の一端側には第1の長溝17
が形成され、上記外板15の一端側には同じく第2の長
溝18が形成されている。上記内板13の他端には第1
のスライドピン19が取付けられ、この第1のスライド
ピン19は上記外板15の第2の長溝18にスライド自
在に挿入されている。上記外板15の他端には第2のス
ライドピン21が取付けられ、この第2のスライドピン
21は上記内板13の第1の長溝17にスライド自在に
挿入されている。
【0021】上記第1のスライドピン19には保持手段
としてのガススプリング22のシリンダ22aの後端が
枢着され、上記第2のスライドピン21には上記ガスス
プリング22のロッド22bの先端に設けられた連結子
23が枢着されている。
【0022】一対の内板13の一端側には、内板13の
約半分程度の長さの筒状体24が固定的に設けられてい
る。この筒状体24の一端面と上記第1のスライドピン
19との間には、反力発生手段としての圧縮コイルばね
25が上記シリンダ22aの外側に挿着されて介装され
ている。
【0023】上記筒状体24の第1の移動軸5b側に位
置する他端開口からは、図5(a)に示すように上記連
結子23が突出している。この連結子23はコ字状に形
成されていて、その中間部分からは上記ガススプリング
22の作動子26が突出している。上記連結子23の内
部には支軸28によって一端が回動自在に支持された回
動子27が設けられている。この回動子27の他端には
ワイヤ29の一端が連結されている。このワイヤ29は
図5(b)に示すようにガイドチューブ31にスライド
自在に挿通されている。このガイドチューブ31の一端
は上記筒状体24に固定されたブラケット32に連結さ
れている。
【0024】上記ワイヤ29の他端は、図4に示すよう
に上記フレーム2の中央の横杆3aの長手方向一端に回
動自在に取付けられた作動部材32に連結されている。
この作動部材32には、一端側が上記横杆3aの下面側
に位置し、他端側が上記横杆3aの末端よりも外方に延
出する長さのスライド孔33が上記横杆3aの長手方向
に沿って形成されている。このスライド孔33には帯状
の取付け板34がスライド自在に設けられ、この取付け
板34にはスライダ35が固着されている。このスライ
ダ35にはハンドル36が設けられている。また、スラ
イダ35はばね37によって引張り方向に付勢されてい
る。
【0025】上記ハンドル36によってスライダ35を
ばね37の付勢力に抗して図4に矢印aで示す水平方向
へスライドさせ、取付け板34を横杆3aの下面からず
らし、ついで矢印bで示す上昇方向へ回動させれば、そ
の回動に上記作動部材32が連動するから、この作動部
材32に連結されたワイヤ29が引っ張られることにな
る。つまり、ワイヤ29はハンドル38を2段階操作し
なければ引張ることができないから、その誤操作を防止
できる。
【0026】上記ハンドル36によってワイヤ29が引
かれると、図5(b)に示す回動子27が矢印c方向へ
回動する。それによって、ガススプリング22の作動子
26が押圧され、ガススプリング22のロック状態が解
除されるから、所定の作動力でそのロッド22bがシリ
ンダ22aから突出する。
【0027】図3(a)、(b)はガススプリング22
が作動した状態を示している。ガススプリング22のロ
ッド22bがシリンダ22aから突出してその全長が伸
長すると、内板13の他端に設けられた第1のスライド
ピン19が外板15に設けられた第2の長溝18をスラ
イドし、外板15の他端に設けられた第2のスライドピ
ン21が内板13の一端側に設けられた第1の長溝17
をスライドする。
【0028】それによって、内板13と外板15とは、
互いに重合する方向へスライドすることになるから、こ
れら内板13と外板15とがなす長さが縮小する。内板
13と外板15との一端はそれぞれ移動軸5a、5bに
連結されている。
【0029】このように、ガススプリング22が作動し
て内板13と外板15とがなす長さが縮小すれば、図2
(a)に寸法Aで示すように一対の移動軸5a、5bの
間隔も小さくなるから、各移動軸5a、5bに上端が連
結された一対の脚体6a、6bが起立方向へ回動するこ
とになる。一対の脚体6a、6bが起立方向へ回動すれ
ば、これら脚体によって支持された天板1が上昇方向に
変位する。つまり、天板1を上昇させることができる。
【0030】上記ガススプリング22の上記ハンドル3
6による操作を、そのロッド22bがストロークエンド
まで突出する途中で解除すれば、そのときの高さで上記
天板1を位置決めすることができる。つまり、天板1は
任意の高さで保持することができる。
【0031】上昇位置に保持された天板1を下降させる
場合には、ガススプリグ22をハンドル36によって作
動状態にして天板1を押し下げる。それによって、起立
状態に保持された一対の脚体6a、6bは倒伏方向へ回
動するから、第1のスライドピン19と第2のスライド
ピン21とが各長溝17、18を上昇時とが逆方向にス
ライドし、それに内板13と外板15とが連動する。つ
まり、内板13と外板15とはこれらがなす長さ寸法が
増大する方向へスライドする。
【0032】このとき、ガススプリング22はロッド2
2bが作動力に抗してシリンダ22a内へ没入する方向
へスライドし、また筒状体24の端面と第1のスライド
ピン19との間隔が縮小するから、これらの間に設けら
れた圧縮コイルばね25は圧縮されて反発力を生じるこ
とになる。
【0033】図3(c)、(d)はガススプリング22
のロッド22bが没入方向のストロークエンドまで圧縮
された状態を示し、図1(a)、(b)は天板1を下降
状態に変位させた状態を示している。天版を下降させ、
脚体6a、6bを倒伏させれば、図1(a)に寸法Bで
示すように、一対の移動軸5a、5bの間隔が図2
(a)に示す寸法Aよりも大きくなる。
【0034】図1、2あるいは図4に示すように、上記
フレーム1の中央の横杆3aの長手方向中央部分の下面
には中央リンク41の長さ方向中央が枢着されている。
この中央リンク41には、一端に第1の補助リンク42
の一端が枢着され、他端に第1の補助リンク42と同じ
長さの第2の補助リンク43の一端が枢着されている。
第1の補助リンク42の他端は第1の移動軸5aの一端
部に枢着され、第2の補助リンク43の他端部は第2の
移動軸5bの他端部に枢着されている。
【0035】したがって、一対の移動軸6a、6bが一
対のガイド3bに沿って接近する方向あるいは離間する
方向へスライドするとき、その移動量に応じて中央リン
ク41が回動するから、一対の移動軸6a、6bの天板
1の長手方向に沿う左右方向の移動量が中央の横杆3a
を基準にして一致することになる。
【0036】つぎに、上記構成のテーブル装置を、天板
1の高さを変えて使用する場合について説明する。図2
(a)、(b)に示すように天板1が上昇状態で保持さ
れているときには、図3(a)、(b)に示すようにガ
ススプリング22のロッド22bがシリンダ22aから
突出したしている。
【0037】このような状態から上記天板1を下降させ
るには、ハンドル36を操作してワイヤ29を引き、回
動子27を回動させて上記ガススプリング22の作動子
26を押圧し、ガススプリング22のロック状態を解除
する。ついで、天板1を下方へ押圧して下降させる。そ
の押圧力によって、上記ガススプリング22のロッド2
2bがシリンダ22a内へ没入するから、図3(c)、
(d)に示すように内板13と外板15とがずれる方向
へスライドして一対の移動軸5a、5bの間隔が拡大さ
れる。それによって、各移動軸5a、5bに上端を連結
した一対の脚体6a、6bが図2(b)に示す起立状態
から図1(b)に示す倒伏方向へ回動するから、上記天
板1の支持高さを低くすることができる。
【0038】天板1が図2(b)に示す位置から図1
(b)に示す位置へ変位する途中の位置で上記ハンドル
36の操作を解除すれば、その高さで上記天板1を保持
することができる。
【0039】天板1を下降させるにつれて圧縮コイルば
ね25の圧縮量が増大するから、天板1を下降させるに
要する操作力が増大する。つまり、圧縮コイルばね25
には圧縮されることで反発力が蓄積される。しかしなが
ら、天板1の高さが低くなれば、その天板1の押し下げ
操作は、操作者が天板1に体重を掛けながら押し下げる
ことができるから、圧縮コイルばね25に反発力が蓄積
されても、その操作性が大幅に低下するようなことがな
い。
【0040】一方、図1(a)、(b)に示すように、
下降させた天板1を図2(a)、(b)に示すように上
昇させる場合には、ハンドル36を操作してガススプリ
ング22の作動子26を押圧する。それによって、ガス
スプリング22はロック状態が解除され、そのロッド2
2bは突出する方向に付勢されるから、一対の移動軸5
a、5bが接近する方向にスライドする。したがって、
一対の脚体6a、6bは図1(b)に示す倒伏した状態
から図2(b)に示す起立方向へ回動するから、天板1
の支持高さを上昇させることができる。このとき、一対
の脚体6a、6bを起立方向へ付勢する力は、ガススプ
リング22だけでなく、圧縮された圧縮コイルばね25
の復元力も加わる。
【0041】したがって、ガススプリング22に力の弱
いものを用いても、上記圧縮コイルばね25の復元力に
よって天板1を確実に上昇させることができる。また、
力の弱いガススプリング22を用いれば、上昇した天板
1を下降させる場合、ガススプリング22のロッド22
bを軽い力でシリンダ22aへ没入させることができる
から、その操作性も向上することになる。
【0042】つまり、力の弱いガススプリング22を用
いることで、天板1を下降させ易くしても、天板1を下
降させることで、圧縮コイルばね25が圧縮されて反発
力が蓄積される構成であるから、下降させた天板1はガ
ススプリング22の力と圧縮コイルばね25の復元力と
が相俟って確実に上昇させることができる。
【0043】一方、天板1の支持高さは、テーブル装置
の用途に応じて変えられ、その場合、天板1の大きさも
その用途に応じて変えることで使い易くなる。たとえ
ば、テーブル装置1をダイニングテーブルとして利用す
る場合、天板1の支持高さを利用者が椅子に着座した状
態で使い易いよう高くする。その場合、天板1上には食
器類などが載置されるから、天板1はできるだけ大きい
方が使い易い。天板1が大きくしたい場合には、上記天
板1の一対の分割板1a、1bを展開し、各分割板1
a、1bの回転角度を、図1(a)に示すように支持フ
レーム2の長手方向に対して直交する状態とする。それ
によって、展開された一対の分割板1a、1bは、それ
らがなす矩形の中央部分が上記支持フレーム2に支持さ
れ、またストッパピン64が第1の分割板1aの第1の
凹部65aに係合してその回転が規制されるから、それ
らのことによって上記天板1を安定した状態で使用する
ことができる。
【0044】上記テーブル装置を応接間でセンタテーブ
ルとして利用する場合、天板1の支持高さをソファーに
着座した利用者が利用し易いよう、十分に低くする。そ
の場合、天板1にはあまり多くのものが置かれることが
ないから、小さくてよい。したがって、そのような場合
には、天板1の一方の分割板1aに対して他方の分割板
1bを折り重ねることで、天板1の大きさを半分にし、
さらに分割板1aの長手方向が支持フレーム2の長手方
向に沿うよう回転させ、上記分割板1aに形成された第
2の凹部65bをストッパピン64に係合させれば、折
り畳まれた天板1を安定した状態で使用することができ
る。
【0045】図7はこの発明の他の実施例を示す。な
お、上記一実施例と同一部分には同一記号を付して説明
を省略する。すなわち、この実施例は、天板1を下降さ
せたときに、反発力を発生する手段として、上記一実施
例に示された圧縮ばね25に代わり、引張りばね51を
用いるようにした。つまり、天板1を下降させたとき
に、一対の移動軸5a、5bの間隔が拡大されることに
着目し、これら移動軸5a、5b間に引張りばね51を
張設するようにした。
【0046】それによって、天板1を下降させると、上
記引張りばね51が伸びて反発力が蓄積されるから、天
板1を上昇させるときには、ガススプリング22の力と
上記引張りばね51の復元力とが作用する。したがっ
て、ガススプリング22の力が弱くても、天板1を確実
に上昇させることができる。
【0047】この実施例において、天板1は上記一実施
例と同様、2枚の分割板1a、1bが折り畳み自在に連
結されてなり、使用状態に応じてその大きさを変えるこ
とができるようになっており、また一方の分割板1aは
回転体61によって回転自在に取り付けられている。
【0048】なお、上記各実施例では一対の移動軸をそ
れぞれガイドに移動自在に支持するようにしたが、一方
の移動軸だけをスライド自在に設け、他方の移動軸を移
動不能な構成としても差し支えなく、要は一対の脚体が
起伏できればよい。
【0049】また、一対の脚体を所定の角度に起立させ
て天板を所定の高さで支持した状態で、上記脚体を倒伏
不能に保持する保持手段としてはガススプリングに限ら
れず、たとえばストッパなどを用いて上記脚体の倒伏方
向への回動を阻止するようにしてもよく、要は天板を所
定の高さで支持した状態で上記脚体を倒伏方向へ回動で
きないよう、保持できればよい。
【0050】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、天
板を折り畳み自在に連結された一対の分割板から形成
し、一方の分割板を上記天板を支持するための支持手段
に回転可能に取り付けた。
【0051】そのため、用途に応じて天板の支持高さを
変える場合、その用途に応じて上記天板の大きさも一対
の分割板を展開した状態あるいは折り畳んだ状態のいず
れかに変えることができばかりか、大きさを変えたとき
に回転させることで、上記支持手段に対して安定した支
持状態とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の一実施例を示す天板が下降
した状態のテーブル装置の平面図、(b)は同じく側面
図。
【図2】(a)は同じく天板が上昇した状態のテーブル
装置の平面図、(b)は同じく側面図。
【図3】(a)はこの発明の一実施例を示すガススプリ
ングが縮小した状態の平面図、(b)は同じく側面図、
(c)はガススプリングが伸長した状態の平面図、
(d)は同じく側面図。
【図4】同じくワイヤを操作する操作機構が設けられた
天板の一部分の拡大側面図。
【図5】(a)は同じくガススプリング先端部分の拡大
変面図、(b)は同じく図5(a)のYーY線に沿う断
面図、(c)は同じく図5(a)のZーZ線に沿う断面
図。
【図6】(a)は同じく天板を下面側から見た平面図、
(b)は天板に形成された凹部と支持フレームに設けら
れたストッパピンとの係合状態を示す拡大断面図。
【図7】この発明のほかの実施例を示すテーブル装置の
平面図。
【符号の説明】
1…天板、1a、1b…分割板、2…支持フレーム(支
持手段)、3b…ガイド(支持手段)、5a、5b…移
動軸、6a…第1の脚体、6b…第2の脚体、22…ガ
ススプリング(支持手段)、25…圧縮コイルばね(反
力発生手段)、51…引張りばね(反力発生手段)、6
1…回転体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 清 東京都昭島市中神町1148番地 フランスベ ッド株式会社東京工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のガイド部が平行に設けられた支持
    手段と、折り畳み自在に連結された一対の分割板からな
    り、一方の分割板の下面が上記支持手段に回転可能に取
    り付けられこれら一対の分割板を折り畳んだ状態および
    展開した状態のいずれの状態においても上記支持手段に
    よって支持される天板と、上記支持手段のガイド部に平
    行な状態で支持され少なくとも一方が移動自在に設けら
    れた一対の移動軸と、一方の移動軸に上端が連結された
    第1の脚体と、他方の移動軸に上端が連結されるととも
    に中途部を上記第1の脚体の中途部に回動自在に連結し
    て設けられ上記移動軸が上記ガイド部に沿って移動する
    ことで上記第1の脚体とともに起伏する第2の脚体と、
    上記第1の脚体と第2の脚体とが所定の角度に起立した
    状態でこれら脚体を倒伏不能に保持する保持手段とを具
    備したことを特徴とするテーブル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009279062A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Takano Co Ltd 昇降テーブル
KR20160074221A (ko) * 2014-12-18 2016-06-28 정대훈 높이 조절이 가능한 받침대
CN111397647A (zh) * 2020-03-27 2020-07-10 昆山恒越测控技术有限公司 一种便于携带的pxi测量仪

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