JPH08124345A - 電波受発信回路を内蔵したフロッピーディスク - Google Patents
電波受発信回路を内蔵したフロッピーディスクInfo
- Publication number
- JPH08124345A JPH08124345A JP6299144A JP29914494A JPH08124345A JP H08124345 A JPH08124345 A JP H08124345A JP 6299144 A JP6299144 A JP 6299144A JP 29914494 A JP29914494 A JP 29914494A JP H08124345 A JPH08124345 A JP H08124345A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- built
- data carrier
- floppy disk
- transmitting circuit
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Storage Device Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フロッピーディスク(FD)の不正使用を防止
するもので、持ち出されたFDの履歴も記録できる。 【構成】FDのケースの1部にIDカードなどのデータ
キャリアとコイルを内蔵させる。具体的なFDへの装着
剤としては、データキャリアは内側の四隅空隙の1部
に、コイルは内側空隙の外周に内蔵させる。FDのケー
スの外側に、受発信回路の動作を制限する非可逆的なス
イッチ機構を設ける。特定の周波数及び信号が一致した
場合のみ、アクセスが可能となる受発信回路を備えたF
DDと組合せ使用する。スイッチ機構が未使用の場合に
は一般のFDDでも利用できる。非可逆的スイッチ機構
は、切損片に微細な導体を内蔵するとよい。入退出記録
は、入出年月日・時刻・IDカードNo.やFD固有N
o.など。FDのシャッターはプラスチック製がよい。
電池を内蔵させる必要はない。
するもので、持ち出されたFDの履歴も記録できる。 【構成】FDのケースの1部にIDカードなどのデータ
キャリアとコイルを内蔵させる。具体的なFDへの装着
剤としては、データキャリアは内側の四隅空隙の1部
に、コイルは内側空隙の外周に内蔵させる。FDのケー
スの外側に、受発信回路の動作を制限する非可逆的なス
イッチ機構を設ける。特定の周波数及び信号が一致した
場合のみ、アクセスが可能となる受発信回路を備えたF
DDと組合せ使用する。スイッチ機構が未使用の場合に
は一般のFDDでも利用できる。非可逆的スイッチ機構
は、切損片に微細な導体を内蔵するとよい。入退出記録
は、入出年月日・時刻・IDカードNo.やFD固有N
o.など。FDのシャッターはプラスチック製がよい。
電池を内蔵させる必要はない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンピュータなどに
使用するフロッピーディスク(以下単にFDという)の
盗難及び不正使用防止に関するものである。
使用するフロッピーディスク(以下単にFDという)の
盗難及び不正使用防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】IDカードなどにより、コンピュータ室
などへの入退出を管理した場合、入退出できる者であれ
ば、持ち出し禁止のFDを持ち出せる。つまり、FD単
位での不正持ち出しを防止できず、入出時刻などの持ち
出し履歴も記録できなかった。
などへの入退出を管理した場合、入退出できる者であれ
ば、持ち出し禁止のFDを持ち出せる。つまり、FD単
位での不正持ち出しを防止できず、入出時刻などの持ち
出し履歴も記録できなかった。
【0003】FD単位でのプロテクトやパスワードは、
比較的簡単に解除でき、不正コピーを防ぎきれなかっ
た。
比較的簡単に解除でき、不正コピーを防ぎきれなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】FDそのものに内蔵さ
せたデータキャリアにパスワードを設定して、特定のF
Dごとのチェックを確実にし、正当な使用者以外の不正
持ち出しや不正コピーを完全に防止すると共に、持ち出
されたFDの履歴を完全に記録することである。
せたデータキャリアにパスワードを設定して、特定のF
Dごとのチェックを確実にし、正当な使用者以外の不正
持ち出しや不正コピーを完全に防止すると共に、持ち出
されたFDの履歴を完全に記録することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明を図によって説
明すると、例えば、FDのケース(1)の1部に、電波
の受発信回路として、IDカードなどと同等の機能を持
つデータキャリア(2)とコイル(3)を内蔵させる。
明すると、例えば、FDのケース(1)の1部に、電波
の受発信回路として、IDカードなどと同等の機能を持
つデータキャリア(2)とコイル(3)を内蔵させる。
【0006】FDのケース(1)への具体的な装着位置
の1例として、データキャリア(2)は内側の四隅空隙
の1部に、コイル(3)は内側空隙の外周に内蔵させ
る。
の1例として、データキャリア(2)は内側の四隅空隙
の1部に、コイル(3)は内側空隙の外周に内蔵させ
る。
【0007】受発信回路内蔵FDのケース(1)の外側
に、受発信回路の動作を制限する非可逆的なスイッチ機
構(4)を設ける。
に、受発信回路の動作を制限する非可逆的なスイッチ機
構(4)を設ける。
【0008】データキャリア(2)との間で、特定の周
波数及び信号が一致した場合のみ、読み出し及び書き込
みが可能となる受発信回路を備えたFDDと組合せ使用
する。
波数及び信号が一致した場合のみ、読み出し及び書き込
みが可能となる受発信回路を備えたFDDと組合せ使用
する。
【0009】
【作用】コンピュータ室などへの入退出をするとき、そ
の管理システムに受発信回路内蔵FDのデータキャリア
(2)が反応して、警報音などを発生するようにすれ
ば、不正持ち出しを防止できる。
の管理システムに受発信回路内蔵FDのデータキャリア
(2)が反応して、警報音などを発生するようにすれ
ば、不正持ち出しを防止できる。
【0010】その入出時刻などを管理システム又は受発
信回路内蔵FDに自動記録できるようにすれば、FDご
との持ち出し履歴も記録できる。
信回路内蔵FDに自動記録できるようにすれば、FDご
との持ち出し履歴も記録できる。
【0011】IDカードなどにより、コンピュータ室な
どへの入退出を管理した場合、人とFDとの関係をチェ
ックでき、人別・FD別の入退出管理ができると共に、
担当者以外の不正持ち出しを完全に防止できる。
どへの入退出を管理した場合、人とFDとの関係をチェ
ックでき、人別・FD別の入退出管理ができると共に、
担当者以外の不正持ち出しを完全に防止できる。
【0012】受発信回路内蔵FDは、スイッチ機構
(4)が使用された場合、受発信回路内蔵FDD以外で
は利用できず、データキャリア(2)とパスワードが一
致する正当な使用者以外ではアクセス不能となり、読み
書き及びコピーなどが全くできない。
(4)が使用された場合、受発信回路内蔵FDD以外で
は利用できず、データキャリア(2)とパスワードが一
致する正当な使用者以外ではアクセス不能となり、読み
書き及びコピーなどが全くできない。
【0013】受発信回路内蔵FDは、スイッチ機構
(4)が未使用又はデータキャリア(2)が反応して、
正当なコピーと認識された場合を除き、コピーできな
い。
(4)が未使用又はデータキャリア(2)が反応して、
正当なコピーと認識された場合を除き、コピーできな
い。
【0014】
【実施例】受発信回路内蔵FDは、スイッチ機構(4)
が未使用の場合に限り、一般のFDDでも一般のFDと
同様に利用できるようにすると良い。
が未使用の場合に限り、一般のFDDでも一般のFDと
同様に利用できるようにすると良い。
【0015】受発信回路の動作を制限する非可逆的なス
イッチ機構(4)は、例えばカセットテープの誤消去防
止爪のようにプラスチック片を切損してもよいが、切損
片に微細な導体を内蔵するなど短絡回路的としておく
と、スイッチ機構(4)を未使用状態に復元することは
不可能となる。
イッチ機構(4)は、例えばカセットテープの誤消去防
止爪のようにプラスチック片を切損してもよいが、切損
片に微細な導体を内蔵するなど短絡回路的としておく
と、スイッチ機構(4)を未使用状態に復元することは
不可能となる。
【0016】コンピュータ室などへの入退出の際、管理
システム又は受発信回路内蔵FDのデータキャリア
(2)に自動記録するデータとしては、入出年月日・時
刻・IDカードNo.のほか、管理システムにはFD固
有No.なども記録するとよい。
システム又は受発信回路内蔵FDのデータキャリア
(2)に自動記録するデータとしては、入出年月日・時
刻・IDカードNo.のほか、管理システムにはFD固
有No.なども記録するとよい。
【0017】FDのシャッターは、一般には金属性が多
いが、受発信回路内蔵FDの場合、電波を減衰させない
ためにはプラスチック製がよい。
いが、受発信回路内蔵FDの場合、電波を減衰させない
ためにはプラスチック製がよい。
【0018】無電池式IDカードのように、電波のエネ
ルギーを電源として使用すれば、受発信回路内蔵FDに
電池を内蔵させる必要はない。
ルギーを電源として使用すれば、受発信回路内蔵FDに
電池を内蔵させる必要はない。
【0019】
【効果】この発明によって、FDそのものに内蔵させた
データキャリアにパスワードを設定して、特定のFDご
とのチェックを確実にし、正当な使用者以外の不正持ち
出しや不正コピーを未然に防ぐことにより、ソフトウェ
アの盗難や機密漏洩及び知的所有権の侵害を完全に防止
できる。
データキャリアにパスワードを設定して、特定のFDご
とのチェックを確実にし、正当な使用者以外の不正持ち
出しや不正コピーを未然に防ぐことにより、ソフトウェ
アの盗難や機密漏洩及び知的所有権の侵害を完全に防止
できる。
【0020】持ち出されたFDの履歴を完全に記録する
ことができ、FDごとの持ち出し部署や人を時系列的に
管理できる。
ことができ、FDごとの持ち出し部署や人を時系列的に
管理できる。
【図1】(A)は、この発明の機能ブロック図、(B)
は装着例を示すFD内部の平面図である。
は装着例を示すFD内部の平面図である。
1 FDのケース 2 データキャリア 3 FD側のコイル 4 非可逆的なスイッチ機構 5 管理システム又は受発信回路内蔵FDD側のコイル 6 FDに内蔵するデータキャリアの回路 7 管理システム又は受発信回路内蔵FDDの回路
Claims (4)
- 【請求項1】フロッピーディスク(以下単にFDとい
う)のケース(1)の1部に、IDカードなどのデータ
キャリア(2)とコイル(3)を内蔵させた電波受発信
回路を内蔵したフロッピーディスク(以下単に受発信回
路内蔵FDという)。 - 【請求項2】FDのケース(1)への具体的な装着位置
の1例として、データキャリア(2)は内側の四隅空隙
の1部に、コイル(3)は内側空隙の外周に内蔵させた
請求項1記載の受発信回路内蔵FD。 - 【請求項3】データキャリア(2)との間で、特定の周
波数及び信号が一致した場合のみ、読み出し及び書き込
みが可能となる受発信回路を備えたフロッピーディスク
ドライブ(以下単に受発信回路内蔵FDDという)と組
合せ使用する請求項1又は2記載の受発信回路内蔵F
D。 - 【請求項4】FDのケース(1)の外側に、受発信回路
の動作を制限する非可逆的なスイッチ機構(4)を設け
た請求項1ないし3記載の受発信回路内蔵FD。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6299144A JPH08124345A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 電波受発信回路を内蔵したフロッピーディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6299144A JPH08124345A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 電波受発信回路を内蔵したフロッピーディスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08124345A true JPH08124345A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17868701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6299144A Pending JPH08124345A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 電波受発信回路を内蔵したフロッピーディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08124345A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005036302A2 (ja) * | 2003-10-10 | 2005-04-21 | Takashi Shigetomi | 情報保護システム、それに使用する記憶媒体及び記憶媒体収納ケース |
-
1994
- 1994-10-25 JP JP6299144A patent/JPH08124345A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005036302A2 (ja) * | 2003-10-10 | 2005-04-21 | Takashi Shigetomi | 情報保護システム、それに使用する記憶媒体及び記憶媒体収納ケース |
WO2005036302A3 (ja) * | 2003-10-10 | 2005-07-14 | Takashi Shigetomi | 情報保護システム、それに使用する記憶媒体及び記憶媒体収納ケース |
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