JPH08121Y2 - クーラント排出構造 - Google Patents

クーラント排出構造

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JPH08121Y2
JPH08121Y2 JP2821390U JP2821390U JPH08121Y2 JP H08121 Y2 JPH08121 Y2 JP H08121Y2 JP 2821390 U JP2821390 U JP 2821390U JP 2821390 U JP2821390 U JP 2821390U JP H08121 Y2 JPH08121 Y2 JP H08121Y2
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JP
Japan
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bed
duct
discharge
opening
coolant
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JP2821390U
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JPH03120352U (ja
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敏男 丸山
雅和 山口
真 野々山
賢三郎 大石
昭一 佐野
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、工作機械のクーラント排出構造に関するも
のである。
〈従来の技術〉 研削あるいは切削部位に供給してベッド上に落下した
クーラントはダクトを介して床面に設けられているクー
ラントピットに排出している。
〈考案が解決しようとする課題〉 前記クーラントの排出用のダクトはベッドの上面から
ベッド内部に設けた通口を貫通して側方に開口してい
る。この排出位置や排出方向等はユーザの仕様によって
決められていて、そのユーザの仕様に合うように、ダク
トの開口部からクーラントを導く流路を、その都度設計
製造する作業を必要としている。
本考案は、ユーザの仕様に対して即座に対応できるよ
うにしたクーラント排出構造を提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案構成は、ベッド上面の略中央部位に開口部を設
け、前記ベッドの上面より下位にクーラント排出用のダ
クトを貫通するための通口をベッドの左右側並びに前面
に向かって開設し、基端に漏斗状部を形成したダクトを
前記左右側並びに前面の通口に選択的に挿通して前記開
口部に前記漏斗状部を固定してなるものである。
〈作用〉 上記の構成により、予めダクトを製造準備しておくこ
とにより、ユーザの仕様に基づいてダクトをベッドの左
右並びに前面の何れの排出方向にも直ちに配設して対応
するものである。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図はベッド1を正面から見た断面であり、第2図は第1
図II矢視方向の平面から見た断面である。
そこで、本考案は、上記ベッド1の上面1aの略中央部
位に開口部2を設け、前記ベッド1の上面1aより下位に
クーラント排出用のダクト5a、5bを貫通するための通口
3、4をベッド1の前面並びに左側に向かって開設す
る。通口3は前面側であり、通口4は左側である。尚右
側に通口を開設しても良いし、左右側両方の通口を開設
しても良い。これら開口部2並びに通口3、4はベッド
1をそのように設計鋳造して予め開設する。
前記ダクト5aは前面排出用であり、ダクト5bは左側又
は右側排出用である。このダクト5a、5bの基端には漏斗
状部6と、この漏斗状部6に前記開口部2に対応するフ
ランジ7が形成されている。
本考案は上記の通りの構造であるから、前面排出用の
ダクト5aと左側排出用のダクト5b(左、右排出用のダク
ト5bは共通使用)の基端に形成されているフランジ7は
ベッド1の略中央部位に開設した開口部2に対応するた
め、クーラント排出用のダクトとしては、前面排出用の
ダクト5aと、左、右側排出用のダクト5bの2種類を製造
準備する。
そして、ユーザの仕様によるクーラント排出位置、方
向、すなわち、工作機械の設置位置周辺の情況や設置し
た工作機械に対する受け面に設けられているクーラント
ピットとの位置関係等により、前面排出用のダクト5a
と、左側排出用のダクト5bを選択し、ベッド1の前面排
出の場合にはダクト5aをベッド1の前面の通口3に挿通
してフランジ7を開口部2に固定する。また、左側排出
の場合ではダクト5bをベッド1の左側の通口4に挿通し
フランジ7を開口部2に固定することによって直ちに要
求に応じた位置、方向のクーラント排出通路が構成され
るのである。尚、右側排出の場合には、前記左側に用い
るダクト5bの向きを変えるのみでセットすることができ
る。
〈考案の効果〉 以上のように本考案は、ベッド上面の略中央部位に開
口部を設け、前記ベッドの上面より下位にクーラント排
出用のダクトを貫通するための通口をベッドの左右側並
びに前面に向かって開設し、基端に漏斗状部を形成した
ダクトを前記左右側並びに前面の通口に選択的に挿通し
て前記開口部の前記漏斗状部を固定してなるクーラント
排出構造であるから、予め前面排出用と左右排出共用の
2種類のダクトを製造準備しておくことにより、仕様に
よるクーラント排出位置、方向に応じて即座に対応する
ことができると共に、組付後の変更も簡単に行うことが
できる。殊に前面排出させることにより、ダクトの全長
が短くて済み、ダクトは急勾配でセットされるのでクー
ラントの流れを良好とし、また、クーラントの影響によ
るベッドの左右の偏った熱変位が妨げられ、加工精度が
向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は正面断面図、第
2図は第1図II矢視の平面断面図である。 1……ベッド、2……開口部、3、4……通口、5a、5b
……ダクト、6……漏斗状部、7……フランジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大石 賢三郎 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)考案者 佐野 昭一 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−167729(JP,A) 実開 昭62−159244(JP,U) 実開 昭62−178048(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッド上面の略中央部位に開口部を設け、
    前記ベッドの上面より下位にクーラント排出用のダクト
    を貫通するための通口をベッドの左右側並びに前面に向
    かって開設し、基端に漏斗状部を形成したダクトを前記
    左右側並びに前面の通口に選択的に挿通して前記開口部
    に前記漏斗状部を固定してなるクーラント排出構造。
JP2821390U 1990-03-22 1990-03-22 クーラント排出構造 Expired - Lifetime JPH08121Y2 (ja)

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JPH03120352U JPH03120352U (ja) 1991-12-11
JPH08121Y2 true JPH08121Y2 (ja) 1996-01-10

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