JPH08121995A - 航空機の飛しょう体発射装置 - Google Patents

航空機の飛しょう体発射装置

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JPH08121995A
JPH08121995A JP26362494A JP26362494A JPH08121995A JP H08121995 A JPH08121995 A JP H08121995A JP 26362494 A JP26362494 A JP 26362494A JP 26362494 A JP26362494 A JP 26362494A JP H08121995 A JPH08121995 A JP H08121995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
launcher
launching
aircraft
pressure gas
hanger
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26362494A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemi Mori
繁美 森
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP26362494A priority Critical patent/JPH08121995A/ja
Publication of JPH08121995A publication Critical patent/JPH08121995A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 航空機の旋回加速度が大きく、ランチャーと
飛しょう体ハンガーとの間の摩擦力が大きい時にも、飛
しょう体の推進力を余分に消費することなく確実に飛し
ょう体を発射できるようにする。 【構成】 航空機の機体に設けられたパイロン2と飛し
ょう体6を発射するランチャー4との間を接続するラン
チャーアダプター3に内蔵された高圧ガスボンベ8内の
高圧ガス7によって射出軸9を動かし、これに係合する
飛しょう体ハンガー14を飛しょう体6の射出方向へ押
し出すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機の旋回加速度の
影響を受けることなく飛しょう体を確実に発射するこが
できるようにした航空機の飛しょう体発射装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5に、空対空飛しょう体等の
飛しょう体の発射に使用される従来の航空機の飛しょう
体発射装置を示す。この装置では、航空機の両主翼1の
下面に航空機の機軸方向に配置して取付けられたパイロ
ン2の両側に2個の飛しょう体6が取付けられており、
全体で飛しょう体6を4体装備するようになっている。
この発射装置は航空機の機軸方向に固定して取付けられ
ており、パイロン2の両側にレールランチャー4を固定
したランチャーアダプター3が取付けられ、レールラン
チャー4のレール5を機軸方向に配置して、このレール
5に飛しょう体6を支持する飛しょう体ハンガー14が
係合している。飛しょう体6の発射時には、飛しょう体
6の推進力によってレール5に案内されて飛しょう体ハ
ンガー14が機軸方向の前方へ滑るように移動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】飛しょう体が航空機に
搭載されて飛行する場合、特に航空機が対象に接近した
状況においては、航空機は大きな旋回加速度で機動しな
くてはならない。前記の従来の飛しょう体の射出装置で
はこのような高機動旋回時に、航空機に搭載されている
飛しょう体にも大きな旋回加速度が作用するため、飛し
ょう体を固定していると飛しょう体ハンガーとランチャ
ーとの間にも大きな負担がかかる。この状況下で飛しょ
う体を発射した場合、飛しょう体がランチャーを離脱す
る際に、航空機の高機動に伴う旋回加速度によりランチ
ャーと飛しょう体ハンガー間に生じる摩擦力は相当大き
くなる。従って、飛しょう体がランチャーから離脱する
ためには、その摩擦力に打ち勝つために飛しょう体は必
要以上の推進力を消費しなければならない。
【0004】本発明は、以上の問題点を解決することが
できる航空機の飛しょう体発射装置を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の航空機の飛しょ
う体発射装置は、航空機の機体に設けられたパイロンと
飛しょう体を射出するランチャーとの間を接続するラン
チャーアダプターに内蔵された高圧ガスボンベ、及び前
記ランチャーに案内されて前記高圧ガスボンベ内の高圧
ガスによって飛しょう体の射出方向へ押し出される飛し
ょう体ハンガーよりなる。
【0006】
【作用】本発明では、航空機の機体に設けられたパイロ
ンと飛しょう体ランチャーを接続するランチャーアダプ
ター内に高圧ガスボンベが内蔵され、飛しょう体の発射
時には、前記高圧ガスボンベ内の高圧ガスによって飛し
ょう体ハンガーが飛しょう体を伴ってランチャーに案内
されて飛しょう体の射出方向へ移動する。従って、航空
機に旋回加速度が作用していても、確実に飛しょう体を
発射することができる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を、図1ないし図3によっ
て説明する。図1は、本実施例の平面図であり、その上
半部は飛しょう体の発射後、その下半部は飛しょう体の
発射前の状態をそれぞれ示す。図2は本実施例の立面図
であり、その右半部は前面図、その左半部は後面図であ
る。図3(a)は本実施例の側面図であり、図3(b)
は飛しょう体発射前後の状態を示す本実施例の要部の側
面図である。
【0008】本実施例は、図4及び図5に示すと同様に
主翼1の下面に取付けられた飛しょう体発射装置に係る
ものである。主翼1の下面に航空機の機軸方向に配置し
て取付けられたパイロン2の両側には、ランチャーアダ
プター3が取付けられ、同ランチャーアダプター3の側
端には航空機の機軸方向に配置されたレールランチャー
4が取付けられ、同レールランチャー4のパイロン2と
反対側の側端には航空機の機軸方向へ伸び上下に間隔を
おいて配置された2個のL字状断面をもつ部材よりなる
レール5が設けられている。
【0009】レールランチャー4には、航空機の機軸方
向のシリンダ状の射出軸ケース13が設けられている。
同ケース13内には、前端のピストン部9aとこれに接
続され航空機の機軸方向後方へ(図1ないし図3中右方
へ)延びるロッド部9bをもつ飛しょう体ハンガー14
の射出軸9が嵌入されている。前記射出軸9のロッド部
9bは射出軸ケース13を貫通して後方へ伸び、同射出
軸9の後端部9cは、L字状にパイロン2より遠ざかる
方向へ張出しており、この後端部9cは、前記レールラ
ンチャー4のレール5に係合して摺動できるようにレー
ル5内に挿入されている。
【0010】図2に示すように、飛しょう体6を支持す
る複数の飛しょう体ハンガー14は、前記レールランチ
ャー4のレール5に係合して摺動できるようにレール5
内に挿入されており、後部の飛しょう体ハンガー14は
前記射出軸9の後端部9cの前面に接触している。
【0011】前記ランチャーアダプター3には、高圧ガ
スボンベ8が内蔵されており、同高圧ガスボンベ8は、
ガス圧制御弁10と開閉弁12をもつ配管11によって
前記射出軸ケース13の航空機の機軸方向の後端の部分
に接続されている。前記ガス圧制御弁10と開閉弁12
は、パイロットからの指令によって制御されるようにな
っている。
【0012】なお、15は、レール5に設けられ飛しょ
う体ハンガー14を挿入するためのハンガー取付孔であ
る。
【0013】本実施例では、飛しょう体6の発射前に
は、飛しょう体ハンガーの射出部9は、図1の上半部の
点線と下半部の平行斜線及び図3(b)における符号9
Aに示すように航空機の機軸方向の後方に位置してお
り、その後端部9cの前面が後部の飛しょう体のハンガ
ー14に接触している。
【0014】航空機が対象に接近すると、パイロットの
指令によってガス圧制御弁10が作動され、高圧ガスボ
ンベ8内の高圧ガス7が開閉弁12まで注入される。
【0015】飛しょう体6の発射時には、パイロットの
指令によって開閉弁12が開かれ、高圧ガス7がレール
ランチャー4の射出軸ケース13内へ噴出され、同射出
軸ケース13内の射出軸9のピストン部9aに作用して
射出軸9を、図1の上半部の平行斜線及び図3(b)の
符号9Bに示すように航空機の機軸方向前方へ移動す
る。射出軸9の後端部9cの前面は、後部の飛しょう体
ハンガー14に接しているために飛しょう体ハンガー1
4は、飛しょう体6を伴ってレール5内を射出軸9に連
動して飛しょう体6の進行方向である航空機の機軸方向
前方へ押し出される。
【0016】以上のように、本実施例では、高圧ガスボ
ンベ8内の高圧ガス7の圧力によって射出軸9、飛しょ
う体ハンガー14を介して飛しょう体6をその進行方向
に押し出すことができ、航空機の旋回加速度が大きくて
も、確実に飛しょう体6をレールランチャー4から離脱
させることができる。従って、余分な推進力を使用する
ことなく飛しょう体の発射を行うことができる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る航空機の飛しょう体発射装
置は前記のように構成されており、飛しょう体の発射時
に高圧ガスボンベ内の高圧ガスのガス圧によって飛しょ
う体ハンガーを押し出すことができるので、航空機が旋
回中であっても、ランチャーと飛しょう体ハンガー間に
生じる摩擦力を相殺する。従って、発射に当って飛しょ
う体は余分な推進力を消費することがなくなり、飛しょ
う体の飛しょう性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図であり、その上半部
は飛しょう体の発射後、その下半部は飛しょう体の発射
前の状態をそれぞれ示す。
【図2】同実施例の立面図であり、その右半部は前面
図、その左半部は後面図である。
【図3】図3(a)は同実施例の側面図、図3(b)は
飛しょう体発射前後の状態を示す同実施例の要部の側面
図である。
【図4】従来の航空機の飛しょう体発射装置の主要部分
を示す斜視図である。
【図5】同従来の航空機の飛しょう体発射装置を示し、
図5(a)はその立面図、図5(b)はその平面図であ
る。
【符号の説明】
1 主翼 2 パイロン 3 ランチャーアダプター 4 レールランチャー 5 レール 6 飛しょう体 7 高圧ガス 8 高圧ガスボンベ 9 射出軸 9a 射出軸のピストン部 9b 射出軸のロッド部 9c 射出軸の後端部 10 ガス圧制御弁 11 配管 12 開閉弁 13 射出軸ケース 14 飛しょう体ハンガー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機の機体に設けられたパイロンと飛
    しょう体を射出するランチャーとの間を接続するランチ
    ャーアダプターに内蔵された高圧ガスボンベ、及び前記
    ランチャーに案内されて前記高圧ガスボンベ内の高圧ガ
    スによって飛しょう体の射出方向へ押し出される飛しょ
    う体ハンガーよりなることを特徴とする航空機の飛しょ
    う体発射装置。
JP26362494A 1994-10-27 1994-10-27 航空機の飛しょう体発射装置 Withdrawn JPH08121995A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26362494A JPH08121995A (ja) 1994-10-27 1994-10-27 航空機の飛しょう体発射装置

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JP26362494A JPH08121995A (ja) 1994-10-27 1994-10-27 航空機の飛しょう体発射装置

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JPH08121995A true JPH08121995A (ja) 1996-05-17

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ID=17392114

Family Applications (1)

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JP26362494A Withdrawn JPH08121995A (ja) 1994-10-27 1994-10-27 航空機の飛しょう体発射装置

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JP (1) JPH08121995A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7100873B2 (en) 2003-03-06 2006-09-05 Drs Training & Control Systems, Inc. Hanger assembly for aircraft
KR102557480B1 (ko) * 2023-04-17 2023-07-19 국방과학연구소 공대공 유도탄의 모의 발사 시스템 및 이를 위한 방법

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US7100873B2 (en) 2003-03-06 2006-09-05 Drs Training & Control Systems, Inc. Hanger assembly for aircraft
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Effective date: 20020115