JPH08110916A - 施設配置方法及び施設配置計画装置 - Google Patents

施設配置方法及び施設配置計画装置

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JPH08110916A
JPH08110916A JP20423795A JP20423795A JPH08110916A JP H08110916 A JPH08110916 A JP H08110916A JP 20423795 A JP20423795 A JP 20423795A JP 20423795 A JP20423795 A JP 20423795A JP H08110916 A JPH08110916 A JP H08110916A
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JP20423795A
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Tomoko Hatakeyama
朋子 畠山
Shigeru Kakumoto
繁 角本
Takatoshi Kodaira
高敏 小平
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】施設の利用条件について利用者ごとに評価値を
与えることにより、施設の新設、移設、規模変更が必要
とされる箇所を高精度に特定する施設配置方法及び施設
配置計画装置を提供することである。 【構成】地域内の各施設の利用圏を特定し(110)、
各利用者が帰属する利用圏を判定することにより、各利
用者が利用する可能性の大きい施設を特定し(11
2)、各利用者からその施設への所要時間などの利用条
件を算出して評価する(114、116)。評価結果か
ら利用条件の良くない利用者を抽出し、これら利用者の
位置を代表する点を求める。この代表点から施設の新設
箇所、移設先、規模拡大が必要な施設を決定し、施設配
置計画図を作成する(130)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置を用い
て、公共施設、防災設備、店舗などの施設を配置する方
法及び施設配置計画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に公共施設、防災設備、店舗などの
施設の配置に際しては、利用者から既存の施設への近接
性や一施設を利用する利用者数など、施設の利用条件を
評価し、利用者数が過剰な施設やどの既存施設からも遠
い地区を特定したうえで、施設の新設、既存施設の移設
あるいは規模拡大による利用条件の向上を図る。
【0003】ここで、利用条件は通常、領域を単位とし
て評価される。例えば、降籏他;電子住宅地図を利用し
たGISによる施設の利用圏分析(地理情報システム学
会講演論文集vol.1/1992)では、既存の公共消
火器のそれぞれについて利用者が分布する範囲、すなわ
ち利用圏を幾何学的手法で仮定し、利用圏を評価の単位
として利用条件、ここでは利用圏内の利用者総数を評価
している。施設配置計画の立案者は、利用者数過剰と評
価された利用圏について、その周辺の任意の箇所に消火
器を新設する。
【0004】また、森下他;移動時間を用いた都市圏に
おける自然へのアクセシビリティ評価(GIS-理論と応用
vol.2/1994)では、地域をメッシュに分割し、
各メッシュ領域の中心点から周辺の自然公園への所要時
間を算出して評価している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法によれば、
利用条件が個々の利用者を単位として評価されることは
ない。すなわち、評価は利用圏やメッシュなどの領域を
単位として行われるため、個人や世帯などの実際の利用
者の位置情報は取り扱われず、利用者から施設までの距
離を正確に算出、評価することができない。したがっ
て、施設への所要時間が長い利用者などを厳密に特定す
ることができず、施設の新設を要する場所、あるいは移
設や規模拡大が必要とされる施設を適切に決定できない
可能性がある。
【0006】また、個々の利用者の属性情報も取り扱わ
れず、例えば、個人の年齢などは考慮しないため、利用
者から施設までの所要時間において年齢による差異など
が反映されない。
【0007】本発明の目的は、利用者の位置および属性
情報の取り扱い、また、利用条件の評価を、個人や世帯
など、利用者の実際の単位にあわせて個別に行うことに
より、施設の新設箇所、移設および規模の変更が必要と
される施設を正確に特定する施設配置方法及び施設配置
計画装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの実施形態
によれば、各施設の利用圏を特定する手段、各利用者が
帰属する利用圏を判定する手段、各利用者に固有の位置
および属性情報を参照し、該利用者から該利用者が帰属
する利用圏の施設までの所要時間を利用者ごとに個別に
算出する手段、算出した所要時間に対し利用者ごとに個
別に評価値を与える手段、評価値が低い利用者群を特定
してその位置を代表する点を特定する手段、該代表点上
へ施設の新設を計画する手段、該代表点の方向へ施設を
移設する手段、該代表点に近い施設の規模を拡大する手
段を有する。
【0009】
【作用】利用者の位置および属性情報を個別に参照し、
施設までの所要時間を各利用者について個別に算出する
手段により、各利用者に固有の所要時間が実際に近い値
で算出され、評価値が正確に与えられる。したがって、
利用条件の良くない利用者の位置が正確に特定でき、施
設の新設箇所、移設、規模変更の必要がある施設を適切
に特定できる。
【0010】また、利用圏を特定し、各利用者の帰属す
る利用圏を判定する手段により、各利用者が利用する可
能性の大きい施設が特定され、利用条件の評価に要する
計算量を抑制することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を詳細に説明する。
図1は本発明の処理概要のフローチャートを、図2は、
本発明を実現するための施設配置計画システムの機能構
成例を示す。図3から図5までは、処理概要の一部を詳
細に説明したフローチャートである。図6は、本発明で
利用する地理情報のデータ構造の例である。図7から図
12までは、本発明にもとづいて施設配置を計画する過
程の表示例である。
【0012】図1および図2にもとづき、本発明による
処理を説明する。ここで、施設配置計画の例として、自
治体が管轄地域内に公共消火器を配置する場合を想定す
る。
【0013】はじめに、キーボードやマウスなどの入力
装置200を介して外部から計画立案が要求されると、
情報処理装置210内の各手段が起動する。ここで、各
手段211〜221はプログラムの形式で磁気ディスク
や光ディスクなどの記憶装置230に保持され、計画立
案時に起動されることもある。
【0014】起動時には、まず地理情報検索手段211
が管轄地域の地理情報231を記憶装置230より読み
出す(100)。地理情報231には、図6に示すよう
に、地域内の既存の消火器の位置情報、消火器の利用者
である住民の位置情報、地域内の道路網、河川などに関
する情報が含まれる。読み出した情報は地図としてディ
スプレイなどの出力装置240に表示する。
【0015】つづいて、情報処理装置210は、消火器
の利用条件を評価する際の評価パラメータ、および施設
配置予算の設定を行う(102、104)。評価パラメ
ータは、利用者から消火器までの所要時間の許容範囲な
どである。評価パラメータおよび配置予算は、入力装置
200を介して外部より入力されることもある。
【0016】つぎに、100で読み出した地理情報から
既存の消火器の有無を判定し(106)、消火器が無い
場合には、新設位置決定手段217が新設消火器数およ
び各消火器の位置を決定する(108)。図3にしたが
って新設位置決定手段217の新設位置決定の処理(1
08)を説明する。
【0017】まず、104で設定された予算内で新設可
能な消火器数の上限を算出する(300)。つぎに、外
部から入力装置200を介して消火器の新設箇所が指定
された場合(302)、指定された箇所を新設箇所とし
て計画図に登録し(304)、300で求めた新設可能
な消火器数を削減する(306)。このとき、外部から
新設箇所が入力されない場合には304および306は
行われない。
【0018】つぎに新設可能消火器数を参照し、少なく
とも1つ以上の消火器を新設できるかどうかを判定し
(308)、新設できなければ新設処理を終了する。新
設可能であれば310〜316によって新設箇所を決定
する。
【0019】まず、クラスタ作成手段220が、全利用
者を対象に、利用者間の距離にもとづくグループ化、す
なわちクラスタリングを行う(310)。クラスタリン
グの方法としては、単純クラスタリング法などを適用す
る(長尾 真著「パターン情報処理」電子情報通信学会
編 コロナ社(1983)第4章参照)。本方法は以下
のとおりである。
【0020】1.閾値Tを設定する。 2.全利用者(利用者数N)の中から任意の利用者をと
り、その位置x1をクラスタ中心Z1とする。 3.残りの利用者について、その位置をxi(i = 2,....,
N)とし、Z1とxiとの距離D1iを計算し、D1iがT以下で
あればxiに位置する利用者はZ1を中心とするクラスタに
属すると判定する。
【0021】D1iがTより大きければxiを新たなクラス
タ中心Z2とする。 4.残りの利用者について、その位置xiと既存のクラス
タ中心Z1、Z2との距離D1i、D2iを計算し、D1i、D2iのい
ずれかがTより小さければxiに位置する利用者はそのク
ラスタに属するものとし、そうでなければxiを新たなク
ラスタ中心Z3とする。 5.全利用者に対して4を行い、帰属するクラスタを決
定する。
【0022】ここで、作成されたクラスタ数と新設可能
な消火器の数とを比較し(312)、クラスタ数が新設
可能数を超えた場合には閾値Tを大きくし(314)、
再度310を行う。クラスタ数が新設可能数以下であれ
ば、各クラスタの中心を消火器の新設箇所として仮定し
(316)、新設処理を終了する。
【0023】つぎに、図1に戻り、利用圏決定手段21
2が、既存の消火器または108で新設箇所を決定した
消火器について、それぞれの利用者が分布する範囲、す
なわち利用圏を算出する(110)。以下、図7(a)
及び図7(b)を用いて利用圏の決定方法を詳細に説明
する。
【0024】第一の例は、Voronoi分割法による方法で
ある。図7(a)に示すように、隣接する2つの消火器間
の垂直二等分線を求めて接続し、利用圏境界とする。消
火器700の利用圏は、境界710、712、714に
よって定義される。消火器700と702の間の境界が
710、704との境界が712、706との境界が7
14である。
【0025】第二の例は、消火器までの経路長による方
法である。経路探索手段221は、地理情報231に含
まれる道路網情報を用いて、地域内の全道路の端点に対
し、各消火器からの最短経路を算出する。
【0026】まず、消火器fi(i = 2, ... , n、n : 消
火器数)の位置を出発点とし、各道路端点への経路長を
Dijkstra法によって算出する。その結果、すべての端点
について、その端点からの経路長が最短の消火器とその
消火器への経路長が決定されるが、ここで各端点はその
消火器に帰属することとする。
【0027】つぎに、図7(b)に示すように、道路から
一定の幅をとり、その外縁730を利用圏の境界とす
る。道路の両端点が同一の消火器に帰属する場合には、
その道路の両側の外縁はすべてその消火器の利用圏境界
であり、その道路は全体がその消火器の利用圏に含まれ
る。
【0028】道路の両端点が異なる消火器に帰属する場
合には、それぞれが帰属する消火器への所要時間が等し
くなるような境界点を道路上に求める。例えば、図7
(b)のように端点760が消火器700の利用圏に、端
点770が消火器706の利用圏に帰属する場合、76
0から700までの所要時間をT1、770から706ま
での所要時間をT2、760から境界点780までの所要
時間をt1、770から780までの距離をt2とすると、
T1+t1 = T2+t2になるような点780を、760と7
70を両端点とする道路上に定める。780から道路の
両側の外縁におろした垂線を消火器700と706の利
用圏境界とする。
【0029】以上のように決定された利用圏境界は、地
理情報に重ねて出力装置240に表示される。
【0030】つぎに、各住民について位置情報を参照
し、帰属する利用圏を判定する(112)。図7(a)(b)
において各消火器の利用圏は多角形で表されており、鉛
直線算法により、例えば住宅712は消火器700の利
用圏に内包されることが分かる。したがって、住宅71
2は消火器700の利用圏に帰属し、712に居住する
住民は消火器700が最も近接する消火器であり、70
0を利用する可能性が大きいことがわかる。
【0031】つぎに、各利用者の位置、ここでは居住す
る住宅から、112で特定した消火器の利用条件、ここ
では所要時間を算出し(114)、評価を行う(11
6)。評価は102で設定された評価パラメータに基づ
く。評価パラメータは、消火器までの所要時間の許容範
囲などである。
【0032】まず、経路探索手段221が、各住民につ
いて帰属利用圏の消火器までの距離を算出する。住民の
位置情報を(ux, uy, uz)、消火器の位置情報を(fx, fy,
fz)で表現すると、住民から消火器までの距離は、例え
ば、直線距離の場合には(数1)により算出される。
【0033】
【数1】
【0034】距離が経路長の場合には、以下のように算
出される。まず、各住民についてその住宅hi(i = 1,
2, ..., n n : 住民数)が接面している道路を判定す
る。次に、接面する道路の両端点のうちhiからの距離が
小さいほうを求め、eiとする。利用圏決定(110)が
消火器から道路の各端点までの経路長により行われてい
る場合、各端点については帰属する消火器とその消火器
までの距離が既に求められいてるため、hiからeiまでの
距離と、eiからeiが帰属する消火器までの距離とを合計
して住民から消火器までの経路長とする。
【0035】利用条件算出手段214は住民の属性情
報、例えば年齢を参照して移動速度を設定し、さきに算
出した消火器までの距離を移動速度で除して所要時間を
算出する(114)。ここで、経路上の各道路における
障害物や幅員など、道路の属性情報を考慮して移動速度
を変化させる場合もある。最後に、算出した所要時間に
対し、利用条件評価手段215が評価パラメータを参照
して評価値を与える(116)。
【0036】このとき、所要時間が許容範囲を超過した
住民の位置のみを抽出したい場合には、各利用圏内にお
いて所要時間が十分に許容範囲におさまる地区をあらか
じめ算出し、その地区内の住民については、高齢である
などの不利な属性が無いかぎり、所要時間の算出と評価
を省略することもできる。図8は、Voronoi分割法によ
り各消火器の利用圏を決定し、それぞれの利用圏につい
て該当消火器への所要時間が十分に許容範囲におさまる
地区を特定した結果である。800は、特定地区外を示
す。800に含まれる住民についてのみ属性情報を参照
し、所要時間の算出および評価を行うことにより、消火
器の利用条件の良くない住民を効率良く抽出できる。
【0037】全住民について施設までの所要時間を評価
した後、もし既に、施設の新設(108)、あるいはそ
の後の計画策定(130)を行っていれば、情報処理装
置210は計画に伴う費用対効果を算出する(12
0)。費用対効果は、配置にかかる費用に対し、配置に
よって消火器の利用条件が向上する利用者数で表す。利
用条件が向上する利用者とは、例えば図11に示すよう
に、消火器1100を新設した場合に、新たな利用圏境
界1120で分界される1100の利用圏に帰属する住
民のうち、従来の利用圏1110で定義される帰属利用
圏の消火器の利用条件評価値(記憶装置230内の23
4)において条件が良くないと記録されており、かつ1
100への所要時間は許容範囲内であると評価される1
130のような住宅の住民である。例えば、1130の
住民は、Voronoi分割法で定義された従来の利用圏によ
って消火器1140の利用圏に帰属しており、1140
への所要時間が許容範囲を超えていた。しかし、消火器
1100への所要時間は許容範囲内であることが116
によって評価され、1100の新設によって消火器の利
用条件が向上した。
【0038】計画図、費用対効果、利用条件の評価結果
はとともに出力装置240に表示する(120、12
2)。各住民ごとに与えられた評価値は地図上の住民の
位置にマッピングして表示する。ただし、特に施設の新
設などの計画を行っていない場合には、計画図および費
用対効果の表示は行わない。
【0039】費用対効果は、その後、配置計画内容の妥
当性評価に用いられる。情報処理装置210は、費用対
効果が十分に大きいかどうかを評価する(124)。評
価の方法は、あらかじめ設定された閾値を超えているか
どうかを情報処理装置210が判定する、あるいは、図
10内の1080のように出力装置に表示し、入力装置
200を介して入力される計画立案者の承認情報により
判定するなどによる。
【0040】費用対効果が十分に大きいと評価された場
合には、情報処理装置210はその直前に策定した計画
内容を確定し、計画図を記憶装置230内の施設配置計
画図235として記録する(126)。また、その計画
内容にしたがって116で算出した利用条件評価値も2
34に記録する。
【0041】この後、外部より入力装置200を介して
計画策定を指示する指示情報が入力された場合(12
8)、情報処理装置210は消火器の配置計画を策定す
る(130)。計画策定が指示されない場合には施設配
置計画の全体の処理を終了する。
【0042】配置計画は、消火器の新設または移設のい
ずれかとする。いずれを行うかは、外部よりの指示入力
またはあらかじめ定められた順番によることとする。新
設は、新設位置決定手段217により既に説明した図3
の処理順序に従って行われる。ただし、310の利用者
のクラスタリングにおいては、116の利用条件評価の
結果、利用条件が良くないと評価された利用者、すなわ
ち消火器への所要時間が許容範囲を超過する利用者のみ
を対象とする。移設は、移設位置決定手段218により
行われる。以下、移設位置決定手段の処理概要を図4に
したがって説明する。
【0043】まず、104で設定された予算をもとに移
設できる消火器数の上限を算出する(400)。つぎ
に、外部から入力装置200を介して移設する消火器お
よびその移設先の箇所が指定された場合(402)、指
定された箇所を計画図に登録し(404)、移設可能な
消火器数を削減する(406)。このとき、外部から移
設箇所が入力されない場合には404および406は行
われない。
【0044】つぎに、少なくとも1つ以上の消火器を移
設できるかどうかを判定し(408)、移設できなけれ
ば処理を終了する。移設可能であれば410から416
によって移設対象の消火器とその移設先を決定する。
【0045】まず、116において利用条件の良くない
と評価された全利用者(以下利用者Bとする)を対象
に、クラスタ作成手段220がクラスタリングを行う
(410)。図9では、900など4基の消火器の利用
圏境界がVoronoi分割法によって910などのように決
定されている。各利用圏において消火器の利用条件を評
価し、920のように所要時間が許容範囲を超過する住
宅群を抽出し、住宅間の距離に従ってクラスタリングを
した結果を930のようなクラスタで表している。各ク
ラスタは940のようなクラスタ中心を持つ。
【0046】次に、クラスタci(i = 1, 2 , ... , n、
n : クラスタ数)について、その中心piが帰属する利用
圏aiを判定する(412)。ここで、aiを有する消火器
fiをpiの方向へ移動することを計画する。図10におい
て、利用圏境界1000により、住宅群1010のクラ
スタ中心1020は消火器1030の利用圏内に位置す
ると判定され、消火器1030の移設が計画される。移
設先は、消火器1030とクラスタ中心1020とを結
ぶ線分1040上の点とし、移動量は、クラスタ101
0に含まれる住宅数s1と、既に消火器1030に許容時
間内にアクセスできる住宅1050の総数s2との比率に
よって決定する。そこで、クラスタ1010のs1を算出
し(414)、1030、1020間をs1:s2に内分す
る点1060を算出して消火器1030の移設先と決定
し(416)、処理を終了する。
【0047】消火器の配置計画の内容は新設および移設
に限ったが、施設の属性によってはその他に施設の規模
変更を計画できる場合もある。例えば、病院のように収
容人数が制限される施設、非常物資の備蓄庫のように在
庫量が制限される施設、配達サービスを行う商店のよう
に配達能力が制限される施設などが規模変更の対象に考
えられる。これら施設においては、施設への所要時間の
他に同一の施設を利用する利用者数などが利用条件とし
て考慮されるため、収容人数、在庫量、配達能力などの
面で規模拡大を計画し、利用条件の向上を図ることもあ
る。施設の規模拡大は規模拡大決定手段219が行う。
以下、図5を用いて規模拡大決定手段219の処理概要
を説明する。
【0048】まず、外部から入力装置200を介して規
模を拡大する施設およびその拡大程度が指定された場合
(500)、指定された施設と新たな規模とを計画図に
登録し(502)、規模拡大に必要な費用を算出する
(504)。予算管理手段216は、104で設定した
配置予算から規模拡大の費用を差し引いて予算を更新す
る(506)。このとき、外部から規模拡大指示情報が
入力されない場合には、502、504および506は
行われない。
【0049】つぎに、508から520によって規模拡
大対象の施設とその拡大程度を決定する。
【0050】まず、116において利用条件の良くない
と評価された全利用者(利用者B)を対象に、クラスタ
作成手段220が利用者間の距離に基づくクラスタリン
グを行う(508)。
【0051】次に、クラスタci(i = 1, 2 , ... , n、
n : クラスタ数)について、その中心piが帰属する利用
圏aiを判定する(510)。ここで、aiを有する施設fi
を拡大することを計画する。拡大程度は、クラスタciに
含まれる利用者数u1にしたがって決定する。例えば、施
設f1の属性情報を232の施設属性情報により参照した
結果、f1の利用者数がl1に限定されているとする。f1の
利用圏内の利用者数がl1より多く、f1への所要時間が許
容範囲内であっても施設を利用できない利用者からなる
クラスタc1に含まれる利用者数u1を算出し(512)、
これを拡大程度とする(514)。すなわち、l1をl1 +
u1に拡大して、c1内の利用者の利用条件を改善する。
ここで、拡大に伴う費用を算出し(516)、この費用
が予算内であるかどうかを判定する(518)。予算を
超える場合には、拡大程度を縮小する(520)。縮小
は、規模拡大決定手段219により段階的に行うか、も
しくは入力装置200を介して入力される外部情報、例
えば計画立案者が指定する、施設の新たな収容人数など
にしたがって行われる。予算が十分にある場合には、以
上の処理により決定した施設およびその拡大程度を規模
拡大計画として、計画策定を終了する。
【0052】配置計画としては、その他、施設の撤去、
規模縮小も可能である。例えば、ある消火器の利用圏内
の全住民が、隣接する別の利用圏の消火器にも許容範囲
内の時間で到達できると評価された場合には、現在帰属
している利用圏の消火器を撤去しても支障が無いため、
無駄な配置を防止するためにその消火器を撤去する。撤
去した消火器は、必要に応じて他の箇所での新設に再利
用することもできる。同様に、収容人数、在庫量などの
属性を伴う施設については、規模の縮小を行うこともで
きる。
【0053】計画策定後は、上記に説明した110から
118をとおして計画による施設の利用条件の事前評価
および費用対効果の評価を行い、120、122により
計画図と評価結果の表示を行う。費用対効果が十分であ
る場合には(124)、計画の記録を行い(126)、
さらに計画策定が指示される場合には(128)、策定
を行う(130)。
【0054】以上のようにして、計画策定と評価を繰り
返し行う。予算の不足、費用対効果の不十分などで新た
な計画が策定されなくなると、情報処理装置210の判
定あるいは外部から計画の中断を指示する指示情報の入
力により施設配置計画の処理全体が終了される。
【0055】図12は、本実施例の概要を示す表示例で
ある。1200は初期の配置パターンにもとづく施設の
位置情報を利用して算出した各施設の利用圏境界であ
る。利用圏ごとに圏内の利用者から施設までの所要時間
を個別に評価し、所要時間が許容範囲を超える利用者を
1202に示すように抽出し、その代表点1204を施
設の新設箇所1206とする。新設後には新たな配置パ
ターンにもとづく施設の利用圏境界を1208のように
算出し、利用者から施設までの所要時間を再評価する。
【0056】この実施例によれば、利用者から施設まで
の所要時間が利用者ごとに評価できるので、所要時間が
許容範囲を超過する利用者の所在を正確に特定でき、施
設の新設、移設、規模の変更などをすべき箇所が的確に
求められる。
【0057】なお、本実施例では施設までの所要時間を
評価したが、所要時間を費用に置き換えて評価すること
も可能である。すなわち、利用者が利用圏内の施設に到
達するための経路と到達までに必要な交通費を算出し、
さらに、その施設を利用するための利用料、あるいは施
設が商店である場合には商品の値段などを総計して費用
とする。また、所要時間、費用などを総合して評価する
ことも可能である。
【0058】他の例としては、銀行の支店、コンビニエ
ンスストアのチェーン店舗などについて利用圏を算出
し、利用者としては住民、企業などを想定して店舗への
所要時間などを評価し、店舗の再配置や規模変更を計画
することができる。
【0059】店舗の利用圏は、店舗までの距離のほか
に、店舗までの交通費、店舗の利用料金、店舗で販売す
る商品の値段などをパラメータとして決定する。計画に
際しては、各世帯、企業の収入、構成人員数および年齢
などの利用者属性情報を参照し、商品の対象年齢層にあ
たる利用者、購買力のある利用者などを抽出し、クラス
タリングして店舗の移設、新設、規模拡大などを行う箇
所を決定することができる。
【0060】その他、警備自動車、タクシー、営業用自
動車などの移動体についても、一定の時間ごとに各移動
体の位置情報を取得して利用圏を算出し、利用圏内の世
帯、企業などを利用者とすることにより、常に利用者の
呼び出しに対応可能な態勢に配備することができる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、施設の利用条件を利用
者ごとに個別に評価できるため、利用条件の良くない利
用者の位置が正しく特定でき、施設の新設、移設、規模
変更が必要な箇所を適切に特定する施設配置計画が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理手順の一実施例を示すフローチャ
ートである。
【図2】本発明の実施装置の一実施例を示す構成図であ
る。
【図3】本発明の処理手順の一実施例を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明の処理手順の一実施例を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の処理手順の一実施例を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の処理に用いる地理情報のデータ構造を
示す図である。
【図7】本発明による配置計画の過程を示す表示例であ
る。
【図8】本発明による配置計画の過程を示す表示例であ
る。
【図9】本発明による配置計画の過程を示す表示例であ
る。
【図10】本発明による配置計画の過程を示す表示例で
ある。
【図11】本発明による配置計画の過程を示す表示例で
ある。
【図12】本発明による配置計画の過程を示す表示例で
ある。
【符号の説明】
200……入力装置、210……情報処理装置、212
……利用圏決定手段、215……利用条件評価手段、2
17……新設位置決定手段、218……移設位置決定手
段、219……規模拡大決定手段、230……記憶装
置、231……地理情報、234……利用条件評価値、
235……施設配置計画図、240……出力装置。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶装置に記憶されている地理情報を用い
    て、情報処理装置にて所定の地域に施設を配置する方法
    であって、該地域内にある同一種の既存の施設の位置情
    報と、施設の利用者の位置情報を含む地理情報を用い
    て、各施設について利用者が分布する範囲、すなわち利
    用圏を算出し、利用圏に帰属する利用者を判定し、各利
    用者について帰属利用圏の施設までの所要時間を個別に
    算出し、所要時間が許容範囲内か否かを評価し、所要時
    間が許容範囲を超過する利用者群を特定し、該利用者群
    の位置を代表する点を算出し、該代表点上への施設の新
    設、あるいは該代表点の方向への既存施設の移設を計画
    することを特徴とする施設配置方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、所要時間が許容範
    囲を超える利用者群が帰属する利用圏、または該利用圏
    に隣接する利用圏の施設の規模を、該利用者群に含まれ
    る利用者数に基づいて拡大することを計画することを特
    徴する施設配置方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載において、位置情報の他に、
    各利用者の属性情報に基づいて、施設への所要時間の許
    容範囲を設定し、所要時間を算出することを特徴とする
    施設配置方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載において、施設への交通費、
    施設の利用料金などからなる利用者への金銭的負担を算
    出し、評価することを特徴とする施設配置方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載において、既存の施設がない
    場合に、利用者間の距離を算出し位置が近接する利用者
    を同一群に帰属させ、同一群に帰属する利用者数を限定
    し、全利用者を複数の利用者群に分割し、各利用者群の
    位置を代表する点を算出し、該代表点上に施設の新設を
    計画することを特徴とする施設配置方法。
  6. 【請求項6】請求項1記載において、各施設の利用圏に
    おいて、施設への所要時間が許容範囲内である領域を抽
    出し、該領域内に位置する利用者を除外することにより
    所要時間が許容範囲を超過する利用者を特定することを
    特徴とする施設配置方法。
  7. 【請求項7】請求項2記載において、施設配置を計画す
    る情報処理装置に対し、外部より入力される評価基準、
    計画施行予算にもとづいて、施設への所要時間の許容範
    囲、移設または新設する施設数、施設規模の変更程度を
    決定することを特徴とする施設配置方法。
  8. 【請求項8】請求項1記載において、施設配置を計画す
    る装置に対し、外部より入力される位置情報にもとづき
    移設、規模変更を行う施設あるいは施設を新設する位置
    を特定することを特徴とする施設配置方法。
  9. 【請求項9】請求項2記載において、施設配置計画すな
    わち施設の移設、新設、規模変更を実施した場合の利用
    者から施設への所要時間の変化を予測することにより、
    計画内容の事前評価を行うことを特徴とする施設配置方
    法。
  10. 【請求項10】請求項9記載において、評価と計画を繰
    り返し行うことを特徴とする施設配置方法。
  11. 【請求項11】請求項1記載において、上記所定の地域
    の地理情報を表示装置の画面上に表示し、既に配置され
    ている施設、または新規に配置する施設の位置に基づい
    て該施設の利用者が分布する範囲、すなわち利用圏を上
    記地理情報に重ねて表示し、上記利用圏内の各利用者の
    位置に該施設を該利用者が利用する際の利用条件の評価
    値を表示し、上記評価値に基づいて上記施設の移設また
    は新設を行うことを特徴とする施設配置方法。
  12. 【請求項12】請求項11記載において、上記施設を移
    設または新設した際には、新たな利用圏および各利用者
    における施設の利用条件の新たな評価値が上記表示装置
    の画面上に表示されることを特徴とする施設配置方法。
  13. 【請求項13】入力装置、出力装置、地域内の既存の施
    設及び施設の利用者の位置情報を含む地理情報を保持し
    た記憶装置、及び、上記入力装置、出力装置及び記憶装
    置に接続して地理情報を処理し、地域内の複数の施設を
    利用者からの所要時間が許容範囲に収まるように配置す
    る情報処理装置を備えた施設配置計画装置であって、該
    情報処理装置は、各施設の利用圏を特定する手段と、各
    利用者が帰属する利用圏を判定する手段と、各利用者に
    固有の位置および属性情報を参照し、該利用者から該利
    用者が帰属する利用圏の施設までの所要時間を利用者ご
    とに個別に算出する手段と、算出した所要時間に対し利
    用者ごとに個別に評価値を与える手段と、評価値が低い
    利用者群を特定してその位置を代表する点を特定する手
    段と、該代表点上へ施設の新設を計画する手段と、該代
    表点の方向へ施設を移設する手段と、該代表点に近い施
    設の規模を拡大する手段とを有することを特徴とする施
    設配置計画装置。
  14. 【請求項14】請求項13記載において、上記情報処理
    装置にて、所要時間が許容範囲を超過する利用者群が帰
    属する利用圏、または該利用圏に隣接する利用圏の施設
    の規模を、該利用者群に含まれる利用者数に基づいて拡
    大することを計画することを特徴とする施設配置計画装
    置。
  15. 【請求項15】請求項13記載において、上記情報処理
    装置にて、位置情報の他に、各利用者の属性情報に基づ
    いて施設への所要時間の許容範囲を設定し、また、所要
    時間を算出することを特徴とする施設配置計画装置。
  16. 【請求項16】請求項13記載において、上記情報処理
    装置にて、施設への交通費、施設の利用料金などからな
    る利用者への金銭的負担を算出し、評価することを特徴
    とする施設配置計画装置。
  17. 【請求項17】請求項13記載において、上記情報処理
    装置にて、既存の施設がないと判定した場合に、利用者
    間の距離を算出して位置が近接する利用者を同一群に帰
    属させ、あるいは、同一群に帰属する利用者数を限定し
    て、全利用者を複数の利用者群に分割し、各利用者群の
    位置を代表する点を算出し、該代表点上に施設の新設を
    計画することを特徴とする施設配置計画装置。
  18. 【請求項18】請求項13記載において、各施設の利用
    圏において、施設への所要時間が許容範囲内である領域
    を上記情報処理装置が抽出し、該領域内に位置する利用
    者を特定し、利用者全体から除外することにより所要時
    間が許容範囲を超過する利用者を特定することを特徴と
    する施設配置計画装置。
  19. 【請求項19】請求項14記載において、入力装置を介
    して入力される評価基準や計画施行予算に基づき、上記
    情報処理装置が施設への所要時間の許容範囲、移設また
    は新設する施設数、施設規模の変更程度を決定すること
    を特徴とする施設配置計画装置。
  20. 【請求項20】請求項13記載において、入力装置を介
    して入力される位置情報に基づき、移設、規模変更を行
    う施設あるいは施設を新設する位置を特定することを特
    徴とする施設配置計画装置。
  21. 【請求項21】請求項13記載において、上記情報処理
    装置にて、立案した計画に基づいて利用者から施設への
    所要時間を算出し、該計画による所要時間の変化を評価
    することを特徴とする施設配置計画装置。
  22. 【請求項22】請求項21記載において、上記情報処理
    装置にて、評価と計画を繰り返し行うことを特徴とする
    施設配置計画装置。
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