JPH0799818A - 携帯式植物切断処理器 - Google Patents

携帯式植物切断処理器

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Publication number
JPH0799818A
JPH0799818A JP25177393A JP25177393A JPH0799818A JP H0799818 A JPH0799818 A JP H0799818A JP 25177393 A JP25177393 A JP 25177393A JP 25177393 A JP25177393 A JP 25177393A JP H0799818 A JPH0799818 A JP H0799818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
switch
cut
movable blade
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP25177393A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetoshi Fujiki
茂利 藤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujiki Noki Seisakusho Kk
Original Assignee
Fujiki Noki Seisakusho Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujiki Noki Seisakusho Kk filed Critical Fujiki Noki Seisakusho Kk
Priority to JP25177393A priority Critical patent/JPH0799818A/ja
Publication of JPH0799818A publication Critical patent/JPH0799818A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 植物の茎葉等の切断処理を、動力により簡単
かつ能率的に行い、連続作業でも手が疲れないようにす
る。 【構成】 駆動モータ、モータケーシングに取付けられ
たフレーム、フレームに取付けられた固定刃8及び可動
刃9、モータ出力軸に取付けられた可動刃駆動部材、モ
ータ停止制御手段がケース5A,5B内に組込まれ、か
つ上部ケース5Aの前面に揺動可能に固定刃8の上側に
位置して設けられた被切断物検知センサー12及びモー
タ起動用スイッチ27を備えたグリップ2と、蓄電池を
内蔵した電源部3及びスイッチボックス4とからなり、
前記センサー12の検知部12Aに被切断物が触れる
と、該センサー12が揺動してスイッチ操作部12Cが
前記スイッチ27を作動させることにより、可動刃9が
固定刃8側に回動して被切断物を自動的に切断し、全開
位置に復帰し停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯式植物切断処理器
に係り、掘起こされたしょうが、にんにく等の茎葉又は
ネギの根毛等を初め植物の切断処理に利用される。
【0002】
【従来の技術】従来、しょうが、にんにく等の生産農家
では、掘取機によって採取したしょうがは、図5のよう
に、しょうがの株30に茎葉31が残っているため、普
通の鋏を使って手作業により茎葉31を図5に点線32
で示す位置から切り取っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、しょうがの
採取は掘取機により機械化されているが、茎葉31の処
理を手で鋏を操作して行うので、茎葉処理にただいの労
力と時間を要し、手の疲れが大で非常に能率が悪いとい
う問題があった。本発明、上述のような実状に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、植物の茎葉等
の切断処理を、動力により簡単にかつ能率的に行ないう
ると共に、連続作業でも手が疲れない携帯式植物切断処
理器を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、グリップ2と、該グリップ2の下部に内蔵した駆
動体11と、該駆動体11を制御するスイッチ27と、
各刃縁をクロスして配置している固定刃8と可動刃9
と、を備え、前記駆動体11で可動刃9を切断動作すべ
く備え、固定刃8と可動刃9の各刃縁間に挿入した被切
断物30の有無を検出して前記スイッチ27を作動する
センサー12を備えていることを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明によれば、可動刃が開いた状態でグリッ
プを手で以て固定刃の刃縁と可動刃の刃縁間に被切断物
を挿入することにより、被切断物検出センサーが被切断
物に触れるとその接触抵抗によって該センサーにより駆
動モータの起動用スイッチが作動せられ、可動刃がその
駆動体により固定刃側に駆動されて被切断物を切断して
閉じると同時に開き始め、完全に開いた状態になると、
モータ停止制御手段によって駆動モータが停止される。
【0006】また、被切断物が前記センサーに触れても
接触抵抗が軽いときには、駆動モータの起動用スイッチ
を手で操作することにより、可動刃が前述と同様に駆動
され被切断物を切断でき、切断完了後は可動刃が開いた
状態で停止する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図面において、1は切断処理器で、本体部となるグ
リップ2と電源部3及びスイッチボックス4とからな
り、電源部3は防式ケース3Aに入った蓄電池で、スイ
ッチボックス4と一体化され、手軽に持ち運べると共に
ウエストポート等により作業者の身体につけて作業する
ことができるようになっている。
【0008】前記グリップである本体部2は、上部が持
ち易いグリップ状とされた上部ケース5A及び下部ケー
ス5Bと、該ケース5A内に嵌装された減速機付駆動モ
ータ6と、該モータ6のケーシング6Aにねじ等により
着脱自在に取付けられたフレーム7と、該フレーム7に
取付けられていて刃縁がクロスして配置されている固定
刃8及び可動刃9と、モータ出力軸10に取付けられた
可動刃駆動体11と、前記固定刃8の上側に対応して前
記上部ケース5A下部に取付けられた被切断物検出セン
サー12と、モータ停止制御手段13とから成ってい
る。
【0009】前記上部ケース5Aは、上部が円筒状のグ
リップ部とされ、下部が略方形状で下部ケース5Bと嵌
合される防水構造でビス14等により前記フレーム7に
着脱可能に取付けられ、上端部に給電ケーブル15が貫
通状にかつ水密状に取付けられている。また、下部ケー
ス5Bは、前記フレーム7の下面に着脱自在に取付けら
れ、その長手方向一側に刃物貫通開口16が設けられて
いる。
【0010】前記スイッチボックス4には、主スイッチ
17と駆動モータ6の逆転起動スイッチ18及びヒュー
ズ19が内蔵されており、各スイッチ操作部17A,1
8Aで使用者が手で操作するようになっている。そし
て、各スイッチ17,18には前記ケーブル15の他端
が接続されると共に、主スイッチ17は前記蓄電池3の
端子に接続されている。
【0011】前記フレーム7は、角筒状を呈し、上壁7
Aがモータケーシング6Aの下面に固着されると共に、
モータ出力軸10が貫通され、底壁7Bの前端部に前記
固定刃8及び可動刃9の枢軸20が上向きに立設され、
該軸20には下側に可動刃9の基部が、上側に固定刃8
の基部が嵌合され、可動刃9は該枢軸20を中心として
回動可能とされている。
【0012】そして、固定刃8の基端8Aは、側方に延
出されてボルト21及びナット22によりフレーム底壁
7Bに着脱可能に固定されており、前記可動刃9の基端
部9Aは、その長手方向に延長され、略だ円形のカム孔
23が形成され、該カム孔23が前記駆動体11の下側
に位置されている。前記駆動体11は、外周面にカム2
4が形成された切欠円柱上部11Aと、該切欠円柱状部
11Aの仮面に偏心して突設されたピン状カム25とか
らなり、ピン状カム25が前記可動刃9のカム状23に
嵌入係合し、可動刃9を枢軸20を中心として、左右に
往復動させるようになっている。
【0013】前記センサー12は固定刃8と可動刃9の
刃縁間での被処理物の有無を検出するもので、可動レバ
ー形式とれた検知部12Aが固定刃8と同じナイフ状を
呈し、検知部12Aの基部にこれと直交上向きに形成さ
れた取付部12B及びスイッチ操作部12Cを備え、該
スイッチ操作部12Cが使用者の使用勝手(右勝手)側
に位置しており、前記取付部12Bのスイッチ操作部1
2Cの反対側端部が、ビス26及びばね(図示省略)を
介して、左右方向に若干揺動を許容するように、前記上
部ケース5Aの前面に固定刃8に対応してその直上に位
置するように取付けられている。
【0014】そして、前記センサー12の検知部12A
は、固定刃8の切刃8Bよりも可動刃9側に若干突出す
るように、切刃8Bに沿って設けられており、固定刃8
の切刃8Bと可動刃9の切刃(刃縁)間において被切断
物に接触させることによって、該検知部12Aがその接
触抵抗で押されて、スイッチ操作部12Cを上部ケース
5A側に移動させるようになっている。
【0015】また、前記上部ケース5Aの前面には、前
記スイッチ操作部12Cの押釦27Aが突設されてお
り、前記センサー12のスイッチ操作部12Cにより、
押釦27Aを押して駆動モータ6を起動するようになっ
ている。なお、前記センサー12のスイッチ操作部12
Cを手の指で押すことにより、起動用スイッチ27を作
動させ、駆動モータ6を起動することができるようにな
っている。
【0016】前記モータ停止制御手段13は、前記可動
刃駆動部材11のカム24と、該カム24の後側に対向
してフレーム7に取付けられたモータ停止用マイクロス
イッチ28とからなっており、可動刃9の全開位置にお
いて、駆動モータ6が停止するように設計されている。
そして、かみ込み発生時に、駆動モータ6を逆転起動用
スイッチ18により逆転させた場合も、前記カム24に
よって前記マイクロスイッチ28を作動させて、可動刃
9の全開位置で駆動モータ6を停止させるようになって
いる。
【0017】次に、上記実施例の操作について説明す
る。まず、上記実施例において、可動刃9は通常開いた
状態で停止しているので、逆転起動用スイッチ18が
「切」になっているのを確認した後、主スイッチ17を
「入」側に操作する。次いで、本体部2のホルダーであ
る上部ケース5Aを片手で持ち、固定刃8と可動刃9の
間に被切断物が入ると、被切断物検出センサー12の検
知部12Aが、被切断物に押されてスイッチ操作部12
Cを後方に雄ので、駆動モータ起動用スイッチ27が作
動して、駆動モータ6が起動され、その出力軸10に取
付けた駆動部材11のピン状カム25が、カム孔23内
で図3、図4に矢印(イ)で示す方向に回転し、可動刃
9が枢軸20を中心として固定刃8に向かって回動して
被切断物を両刃8,9により切断して全開位置に達した
後、可動刃9は固定刃8から離反する方向に回動して、
全開位置で停止する。
【0018】即ち、可動刃9が固定刃8から離反して全
開位置に近ずくと、駆動部材11のカム24がマイクロ
スイッチ28を作動させ、マイクロスイッチ28の作動
により、駆動モータ6が停止される。このようにして、
固定刃8と可動刃9との間でセンサー12によっての有
無を検出することによって、駆動体11を介して可動刃
9が自動的に回動して、動力により被切断物を自動切断
することができる。
【0019】なお、前記センサー12が作動しないとき
は、手でセンサー12のスイッチ操作部12Cを押動す
ることにより、スイッチ27を作動させて、駆動モータ
6を起動し、可動刃9を駆動して被切断物を切断するこ
とができる。この時も、切断完了後は、可動刃9が全開
位置で停止する。また、可動刃9が被切断物にかみ込ん
で切断不能になったときは、逆転起動用スイッチ18を
手で「入」に操作することにより、可動刃9が開方向
(固定刃8から離反する方向)に駆動され、可動刃9の
全開位置で駆動モータ6がモータ停止制御手段13によ
り自動停止されて、可動刃9のかみ込みが解除される。
かみ込み解除後は逆転起動用スイッチ18を「切」側に
操作し、主スイッチ17を「切」側に操作する。
【0020】上記実施例において、電源部3をウエスト
ポーチ等により作業者の身体に縛りつけることにより、
作業者が移動しながら植物の茎葉処理等を行うことがで
き、また、固定刃8及び可動刃9は、にんにく、ネギ等
そのた種々の被切断物(植物)に適した刃に変えて使用
でき、上下部ケース5A,5Bが防止構造であるから、
雨に濡れる場所等でも安心して使用できる。
【0021】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば、左利き用、或いは右利き用に分けてモ
ータ起動用スイッチ27の位置及びセンサー検知部12
Aの傾斜方向を変えることができ、さらに被切断物検出
センサー12も他の構造のものを採用することができ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は、植物の茎葉等の切断処理を、
動力により簡単に、かつセンサーを被切断物に触れさせ
るだけで自動的に能率よく行うことができ、小型軽量で
あるから持ち運びが容易で、しかも、連続切断処理作業
でも作業者の手の疲れを大幅に軽減でき、農作業等の生
産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体正面斜視図である。
【図2】同実施例の要部縦断面拡大図である。
【図3】図2のA−A線矢視断面図である。
【図4】図2のB−B線矢視断面図である。
【図5】掘取機で採取したしょうがの株を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 動力鋏 5A 上部ケース 5B 下部ケース 6 駆動モータ 6A モータケーシング 7 フレーム 8 固定刃 9 可動刃 10 モータ出力軸 11 可動刃駆動体 12 被切断物検出センサー 12A 検知部 12B 取付部 12C スイッチ操作部 13 モータ停止制御手段 18 モータ逆転起動スイッチ 27 モータ起動用スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリップ(2)と、該グリップ(2)の
    下部に内蔵した駆動体(11)と、該駆動体(11)を
    制御するスイッチ(27)と、各刃縁をクロスして配置
    している固定刃(8)と可動刃(9)と、を備え、前記
    駆動体(11)で可動刃(9)を切断動作すべく備え、
    固定刃(8)と可動刃(9)の各刃縁間に挿入した被切
    断物(30)の有無を検出して前記スイッチ(27)を
    作動するセンサー(12)を備えていることを特徴とす
    る携帯式植物切断処理器。
JP25177393A 1993-10-07 1993-10-07 携帯式植物切断処理器 Pending JPH0799818A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25177393A JPH0799818A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 携帯式植物切断処理器

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JP25177393A JPH0799818A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 携帯式植物切断処理器

Publications (1)

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JPH0799818A true JPH0799818A (ja) 1995-04-18

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ID=17227711

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JP25177393A Pending JPH0799818A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 携帯式植物切断処理器

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JP (1) JPH0799818A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5496272A (en) * 1978-01-14 1979-07-30 Matsushita Electric Works Ltd Discharge lamp lighting circuit
JPH02238819A (ja) * 1989-03-13 1990-09-21 Makita Electric Works Ltd 剪定ハサミ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5496272A (en) * 1978-01-14 1979-07-30 Matsushita Electric Works Ltd Discharge lamp lighting circuit
JPH02238819A (ja) * 1989-03-13 1990-09-21 Makita Electric Works Ltd 剪定ハサミ

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