JPH0797214A - 光学材料 - Google Patents

光学材料

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JPH0797214A
JPH0797214A JP27472893A JP27472893A JPH0797214A JP H0797214 A JPH0797214 A JP H0797214A JP 27472893 A JP27472893 A JP 27472893A JP 27472893 A JP27472893 A JP 27472893A JP H0797214 A JPH0797214 A JP H0797214A
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JP
Japan
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titanium oxide
phthalocyanine
layer
thickness
oxide layer
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JP27472893A
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English (en)
Inventor
Jun Takada
純 高田
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微視的な結晶サイズの観点に注目して光学的
特性の制御が可能で、かつ機械的特性の改善も図ること
のできる新規かつ有用な材料を提供する。 【構成】 0.3〜100nmの厚さの酸化チタン層3
と、粒径1000nm以下のフタロシアニン微結晶4を
分散した酸化チタン層5からなる混合層6を交互に積層
した多層膜構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学材料に関し、光学
フィルタ、波長変換体、光スイッチに利用される。
【0002】
【従来の技術】有機半導体の一つであるフタロシアニン
類は、感光体として実用化されており〔例えば、J.S
imon and J.J.Andre,Molecu
larSemiconductors,Springe
r−Verlag,(1985),大塚重徳、村上徹
郎、第40回応用物理学会関係連合講演会講演予稿集、
1393(1993)〕、他の光電材料としての用途が
期待されている。また、近時、この種のフタロシアニン
類は、比較的大きな三次非線形感受率を有するとの報告
もあって〔例えば、丸野透、山下明、林孝好、神原浩
久、電子情報通信学会、信学技報EMD92−112,
OME92−65,11(1993−03)〕、感受率
としてはさらに大きな値が必要であるが、光スイッチ等
の応用の可能性もありうる。これに対し、本願発明者
は、既に、実用的な光電材料として必要とされる光学的
特性及び機械的強度の向上を図るために、フタロシアニ
薄膜と酸化チタン薄膜とを所定厚みで交互に積層して構
成される多層膜材料を提案している(特願平4−108
120号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この提案に係
る多層膜材料は、薄膜を所定厚みで交互に積層した構造
であって、各薄膜層の膜厚調整により光学的特性及び機
械的特性を調整することが可能であり、いわば2次元的
な調整が可能な多層膜構造であった。そこで、本発明で
は、フタロシアニン類の微視的な結晶サイズの観点に注
目して、なお一層の光学的特性の制御が可能でかつ機械
的特性の改善も図ることのできる新規かつ有用な材料を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の光学材料は、酸化チタンマトリックス中に粒径10
00nm以下のフタロシアニン微結晶が分散されたもの
である。
【0005】本発明に係る請求項2記載の光学材料は、
0.3〜100nmの厚さの第1の酸化チタン層と、
0.3〜30nmの厚さの第2の酸化チタン層中に粒径
1000nm以下のフタロシアニン微結晶が分散されて
なる混合層とが、交互に積層された多層膜構造からなる
ものである。
【0006】本発明に係る請求項3記載の光学材料は、
請求項1又は2記載の材料におけるフタロシアニン微結
晶の粒径が0.3〜100nmであるものである。
【0007】
【作用】酸化チタンマトリックス中に所定粒径のフタロ
シアニン微結晶が分散された構造であるので、このフタ
ロシアニン微結晶の粒径分布(個数又は重量の単位によ
る分布)によって、光学的特性を制御することができ
る。
【0008】具体的には、例えば本光学材料が光励起さ
れると、半導体の性質を有するフタロシアニン微結晶に
電子・正孔対が発生するが、この電子・正孔対のうちの
電子のみが有効に電子親和力の大きい酸化チタン層へ移
動し、正孔がフタロシアニン微結晶内に留まる。このよ
うな電荷分離により、電子・正孔の再結合を抑制できる
とともに電子の移動度の大きな酸化チタン層で電子を輸
送することができる。そして、この微結晶サイズを特に
請求項3に記載の如くすると、この電荷の空間分離が効
率良く生じる。
【0009】また、機械的な強度が弱いフタロシアニン
微結晶が硬い酸化チタン中に分散しているので、全体と
して機械的強度は高まる。さらに、請求項2記載のよう
に、多層膜構造にすることで、実用的な光学的特性を持
つことが可能となり、また機械的な強度もさらに向上す
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。図1は本発明に係る光学材料を示してい
る。図1に示す光学材料1は、例えば石英,シリコン等
からなる基板2上に、酸化チタン層3、フタロシアニン
微結晶4を分散した酸化チタン層5からなる混合層6、
及び前記酸化チタン層3と同じ酸化チタン層3を積層し
たものである。ここで、図1に示すフタロシアニン微結
晶4の縦縞は、該微結晶の結晶軸bの成長方向を模式し
たものである。酸化チタン層3,5のバンドギャップは
約3.2eV、フタロシアニン微結晶4のバンドギャッ
プは約2.0eVである。従って、酸化チタン層3,5
は可視光の感度はないが、フタロシアニン微結晶4は可
視光に対し感度がある半導体材料である。
【0011】なお、図面では、混合層6の両側界面を酸
化チタン層3,3で挟んだ3層構造の光学材料1を例示
しているが、本発明に係る光学材料を特徴付ける基本態
様は、酸化チタンマトリックス中にフタロシアニン微結
晶4が分散されている混合層6にあり、図1に示す3層
構造はその応用態様であり、さらに他の態様として酸化
チタン層3と混合層6とを交互に複数回積層した多層膜
構造がある。
【0012】なお、フタロシアニン微結晶4の材料は、
金属フタロシアニンMPcと、金属を含まないフタロシ
アニンPcHとがあるがいずれを用いてもよい。金属
フタロシアニンとしては、例えば銅フタロシアニンCu
Pcの他に、VOPc,AlClPc,ZnPc,Ni
Pc,CoPc,FePc,MnPc等が用いられる。
【0013】なお、酸化チタン層3の厚みは0.3〜1
00nmの範囲になされ、混合層6の厚みは0.3〜3
0nmの範囲になされている。この厚みの限定は、厚さ
方向のフタロシアニン結晶成長を抑制し、当該光学材料
1に光が照射され、フタロシアニン微結晶4が光を吸収
して発生した正孔を閉じ込め、量子効果を発現するため
であるとともに、光学材料1の機械的強度を向上させる
ためである。
【0014】また、フタロシアニン微結晶4は、混合層
6中において粒径(直径に相当する部分を意味する)1
000nm以下のもの、好ましくは0.3〜100nm
の範囲内のものが複数分散されている。この粒径の限定
は、電荷の空間分離を効率よく行うためである。一方、
フタロシアニン微結晶4の高さ方向の厚みhは、特に限
定するものではないが、例えば数nm程度である。特
に、このフタロシアニン微結晶4の高さ方向の厚みhが
厚くなりすぎると、電荷分離が有効に作用しなかった
り、機械的強度が十分でなくなるからである。
【0015】さらに、混合層6中におけるフタロシアニ
ン微結晶4の分散状態を示す粒子間距離は、特に限定す
るものではないが、例えば約400nm程度の一定距離
分布にすれば、均一な物性を持つことになるので、より
好ましい。
【0016】上記構成からなる光学材料1においては、
例えば光励起によりフタロシアニン微結晶4に電子・正
孔対が発生するが、酸化チタン層3,5の大きな電子親
和力の作用により、電子は酸化チタン層3,5側に移動
する。このとき、正孔は高いポテンシャルのために、フ
タロシアニン微結晶4に留まることになる。このように
して、電子と正孔とが空間分離されるので、電子・正孔
の再結合を抑制でき、キャリアの寿命を長くすることが
できる。このとき、酸化チタン層3,5の材料として、
移動度の大きな材料を選ぶと、光伝導を飛躍的に向上で
きる。
【0017】しかして、上記したような空間電荷に基づ
いて変化する光学的特性は、フタロシアニン微結晶4の
粒径分布(個数又は重量の単位による分布)を変化させ
ることで制御することが可能である。しかも、本例では
多層膜構造としているので、各層の厚みを調整すること
でもその光学的特性の制御も可能である。さらに、混合
層6自体も、硬い酸化チタン層5中に機械的強度の弱い
フタロシアニン微結晶4が分散した構造であるので、全
体としても機械的強度を向上させることができる。特
に、本例のような多層膜構造とした場合には、なお一層
その機械的強度は向上し、さらにその多層構造を調整す
ることでその機械的強度の調整も可能となる。
【0018】上記構成からなる光学材料1を作製するに
は、まず、反応蒸着法などで適当な厚み(酸化チタン層
3の厚み+混合層6の約半分程度の厚み)の酸化チタン
層7を基板2上に形成する。その後、該酸化チタン層7
上に単分子層(モノレーヤー)以下の厚みになるように
フタロシアニン微結晶4を成長させる。このとき、個々
のフタロシアニン微結晶4は、島状のクラスターサイズ
に分散して成長するが、このクラスターサイズは、蒸着
すべきフタロシアニン結晶を入れたルツボの射出穴の大
きさや、成長速度、成長時間等の製造上のパラメータを
適当に選ぶことで調整される。これにより酸化チタン層
7にナノメータースケールのフタロシアニン微結晶4を
分散して含むことができる。
【0019】最後に、上記の酸化チタン層7の成形方法
と同様にして適当な厚み(酸化チタン層3の厚み+混合
層6の約半分程度の厚み)の酸化チタン層8を形成す
る。ここで、前記酸化チタン層7,8の厚さもナノメー
ターサイズにすることで、フタロシアニン微結晶4のク
ラスター間に相互作用が生じ、ミニバンドを形成されう
る。
【0020】この他、混合層6は、酸素雰囲気下でチタ
ンとフタロシアニンとを適当な比率で同時蒸発させても
形成することができる。
【0021】次に、フタロシアニン微結晶4の材料とし
て、銅フタロシアニンCuPcを用いた場合の具体的な
製造方法及びその実験結果について説明する。製造装置
として、マルチイオンソースタイプのイオンクラスター
ビーム(ICB)装置を用いた。そして、基板2を20
0°Cに加熱し、CuPc結晶を直径2mmの射出穴を
形成したタングステンルツボに入れ、一方、Tiを直径
8mmの射出穴を形成したカーボンルツボに入れて、各
蒸発源のそれぞれに取り付けたシャッターの開閉により
交互に蒸発させるようにした。
【0022】まず、初めに石英の振動膜厚計で膜厚をモ
ニターしながら、2×10−4Torrの酸素雰囲気下
で前記Tiを加熱蒸発させ、基板2表面での反応で酸化
チタン層(TiO層)7を成長速度約0.1nm/s
にて25nmの厚み形成し、続いて、3×10−6To
rrの真空下でCuPc微結晶4を成長速度約0.03
nm/sにて質量膜厚0.3nmで形成した。最後に、
前記酸化チタン層7の形成方法と同じ方法で酸化チタン
層8を15nm形成した。
【0023】次に、上記作製方法によって作製された光
学材料1の試料についての測定結果について説明する。
なお、基板2としては、透過電子顕微鏡(TEM)を用
いて作製試料の結晶構造を観察する際にはKBr単結晶
を用い、原子間力顕微鏡(AFM)を用いてフタロシア
ニン微結晶4の粒径分布を測定する際にはSi単結晶を
用い、そして厚み測定等の光学測定をする際には石英を
用いた。
【0024】その結果、試料の全体としての厚みを段差
計により測定すると、40nmとなって設計通りの厚み
の試料の作製が確認できた。また、透過電子顕微鏡によ
ると、直径約100nmのフタロシアニン微結晶4が面
数密度5μm−2で、ほぼ一様に分布していた。図3の
中央部に示す透過電子顕微鏡による1,000,000
倍の観測写真によると、フタロシアニン微粒子4の中に
カラム状の格子像が観察され、その面間隔は1.3nm
で、CuPc結晶のb軸が基板2に平行に成長している
ことがわかる。なお、同写真では格子像の見える面積
(20nm×60nm)が微粒子の大きさに比べて小さ
くなっているが、これは比較的薄い部分のみで、観測さ
れたためである。ここで、図3の右上隅部に示す写真
は、この結晶の回折像を示している。
【0025】このフタロシアニン微結晶4の粒径及びそ
の高さ方向の大きさを評価をするために、原子間力顕微
鏡で表面を観察すると、透過電子顕微鏡の観測結果と同
じ面数密度での微粒子が観察され、その大きさは直径約
30〜100nm、高さ方向の厚みhは中央部で数nm
であった。その際に観測された粒径分布を図2に示して
いる。
【0026】図2に示す粒径分布はZ方向(基板2と直
角な方向)の厚みh、XY面(基板2と平行な面)での
短径及び長径サイズの発現頻度(回数)を棒グラフで示
したもので、右上がりのハッチングを引いたのが厚みh
の分布、ハッチングを引いていないのが短径分布、右下
がりのハッチングを引いているのが長径分布である。こ
れら分布ができるのは、主として製造上の理由からであ
り、ルツボからの基板2に対する蒸着方向が異なるから
である。そして、(平均値±標準偏差)で示すと、厚み
hの分布は(6.3±2.4nm)、短径分布では(5
4±13nm)、長径分布では(83+19nm)であ
った。かかる数値は、作製時のCuPc層の平均質量膜
厚を0.3nmとしたことと略合致する値である。
【0027】また、図示はしないが、このCuPc微結
晶4を含む試料の可視域の吸収スペクトラムは、700
nmにピークが観測された。これは、CuPc単膜及び
CuPc/TiO多層膜の特性とは大きく異なるもの
であり、この点からも従来にない光学的特性を有する光
学材料ができたことを示している。
【0028】また、CuPc微結晶4の大きさは前記X
Y面内の粒径は30〜100nmで、Z方向の厚みhが
中央部で数nmの平状のCuPc結晶が粒子間距離約4
00nmでほぼ一様に面内に分布することができた。こ
のCuPc微結晶4のb軸は前記XY面内にあり、光の
入射がZ方向とすると、b軸方向はπ電子の重なりが大
きいので光電子が運動しやすくなって半導体としての物
性上好ましくなる。また、この場合、CuPc微結晶4
の大きさは量子点として期待される値に比べひと桁大き
いが、成長条件等を適当に選べば、より小さく作製する
ことも可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、フ
タロシアニン類の微視的な結晶サイズを利用して光学的
特性の制御を可能とするものであり、また機械的特性の
改善も図ることのできる新規かつ有用な材料を提供する
ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学材料を例示する断面図であ
る。
【図2】原子間力顕微鏡でフタロシアニン微結晶を観測
したときの粒径分布を示す棒グラフである。
【図3】透過電子顕微鏡でフタロシアニン微結晶を観測
した状態を示す写真である。
【符号の説明】
1…光学材料 2…基板 3,5,7,8…酸化チタン層 4…フタロシアニン微結晶 6…混合層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化チタンマトリックス中に粒径100
    0nm以下のフタロシアニン微結晶が分散されたことを
    特徴とする光学材料。
  2. 【請求項2】 0.3〜100nmの厚さの酸化チタン
    層と、0.3〜30nmの厚さの酸化チタン層中に粒径
    1000nm以下のフタロシアニン微結晶が分散されて
    なる混合層とが、交互に積層された多層膜構造からなる
    ことを特徴とする光学材料。
  3. 【請求項3】 フタロシアニン微結晶の粒径が0.3〜
    100nmであることを特徴とする請求項1又は2記載
    の光学材料。
JP27472893A 1993-09-27 1993-09-27 光学材料 Pending JPH0797214A (ja)

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