JPH0795461A - 目標追尾装置 - Google Patents

目標追尾装置

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JPH0795461A
JPH0795461A JP5261680A JP26168093A JPH0795461A JP H0795461 A JPH0795461 A JP H0795461A JP 5261680 A JP5261680 A JP 5261680A JP 26168093 A JP26168093 A JP 26168093A JP H0795461 A JPH0795461 A JP H0795461A
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JP
Japan
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target object
image
tracking device
difference
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Application number
JP5261680A
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English (en)
Inventor
Takayuki Sakamoto
隆之 坂本
Koji Kageyama
浩二 景山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、目標追尾装置において、目標物体の
他に類似の色の物体が存在したり照明が変化した場合で
も確実に目標を追尾する。 【構成】目標物体のほかに非常に似た色の物体があつた
場合でも、彩度信号の違い、物体の距離、物体の運動の
情報等によつて目標物体の位置を連続的に検出するよう
にしたことにより、目標物体の追尾性能を向上すること
ができ、また照明が変化しても彩度を予想することで目
標物体の追尾が可能となり、かくして簡易な構成で目標
物体の他に類似の色の物体が存在したり、照明が変化し
た場合でも確実に目標を追尾し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1及び図2) 作用(図1及び図2) 実施例(図1〜図5) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は目標追尾装置に関し、例
えばテレビジヨンカメラを目標物体の動きに合わせて動
かし目標を追尾するものに適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、目標追尾装置として、テレビジヨ
ンカメラを目標物体の動きに合わせて動かし、目標を追
尾するようになされたものがある。このような場合、ま
ずテレビジヨンカメラで撮像された画像中の目標物体の
動きを検出する。この動き検出方法としては、ブロツク
マツチングによる手法が一般的である。このブロツクマ
ツチングの手法は目標の周辺もしくは特徴的な部分の画
像をオリジナルブロツクとして設定し、引き続く画像内
をブロツク化してオリジナルブロツクとブロツクの画素
同士の差の絶対値和が最小になるブロツクを検出し目標
の位置を決定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのようにブ
ロツクマツチングの手法を用いた目標追尾装置において
は、目標の位置決定がオリジナルブロツクに含まれる形
の情報に依存しているため、目標自体が変形した場合や
目標の大きさが変化した場合には、追尾が困難になる問
題があつた。また画像内のブロツクとオリジナルブロツ
クとの画素同士の差の絶対値を計算する処理は、計算量
が多いため回路構成が複雑になつたり、マイクロコンピ
ユータでの実現が困難になる問題があつた。
【0005】このような問題を解決するため、カラー画
像信号中の固定された色を特徴量として、その色に対し
て色画像を水平/垂直の各方向に積分した画像の時間連
続性すなわち、前回検出された領域に接している領域を
目標物体として追尾を行うことが考えられる。ところが
この場合には、特徴色を固定しているため色相の微妙な
違いや変化に対応することが困難であり、また位置決定
においては、領域が離れているすなわち目標物体が余り
大きさを持たない場合や、ある程度速い速度で動いてい
る場合には、時空間画像の連続性が途切れてしまい位置
決定が困難になる問題がある。またこの方法では数画面
分の時空間画像を記憶する必要があり、その分メモリの
使用量が多くなる問題があつた。
【0006】またある色を特徴量として、その色が存在
するか否かの情報に基づいて、色画像を水平/垂直の各
々の方向に評価関数を作成し、目標を追尾する方法が考
えられる。ところがこの方法では、特徴色(色相)が同
一の物体を分離することが困難であり誤判定を起こした
り、位置決定において2次元データから1次元データを
作るために2つの物体を1つのものとして扱つたり、さ
らに2つの同一色の物体が交差したときに、どちらの物
体が目標かが不明になりやすいという問題があつた。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、目標物体の他に類似の色の物体が存在したり照明が
変化した場合でも確実に目標を追尾し得る目標追尾装置
を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、入力されるカラー画像信号TV1
の注目領域内の色相ヒストグラムより目標物体の特徴色
を特定する特徴色設定手段14(SP26)、16と、
特定された特徴色の輝度信号及び彩度信号より輝度予想
関数を作成する予想関数作成手段14(SP31)と、
特徴色と輝度予想関数より、画像内で目標物体の候補ピ
クセルを選別し予想値からの差を算出する差算出手段1
4(SP31)と、画像内の差の量から1次元評価関数
を算出する1次元評価関数算出手段14(SP31)
と、1次元評価関数からしきい値を適応的に変化させ2
値データ化する2値データ化手段14(SP31)と、
2値データから画像内の目標物体の位置を決定する位置
決定手段14(SP31)と、予想関数作成手段14
(SP31)、差算出手段14(SP31)、1次元評
価関数算出手段14(SP31)、2値データ化手段1
4(SP31)、位置決定手段14(SP31)を繰り
返して画像内の目標物体の位置を連続的に検出する目標
物体検出手段14(SP31)と、検出された目標物体
の位置により、テレビジヨンカメラ10のパン及び又は
チルト15を制御するカメラ制御手段14(SP32)
とを設けるようにした。
【0009】
【作用】目標物体検出手段14(SP31)において、
目標物体のほかに非常に似た色の物体があつた場合で
も、彩度信号の違い、物体の距離、物体の運動の情報等
によつて目標物体の位置を連続的に検出するようにした
ことにより、目標物体の追尾性能を向上することがで
き、また照明が変化しても彩度を予想することにより目
標物体の追尾が可能となる。かくして簡易な構成で目標
物体の他に類似の色の物体が存在したり、照明が変化し
た場合でも確実に目標を追尾し得る。
【0010】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0011】図1においては全体として目標追尾装置を
示し、以下輝度をY、色相をH、彩度をSとし、後述す
るメモリの値Hのメモリ内の画像で、水平方向にj番
目、垂直方向にi番目の画素値を、それぞれ色相、輝
度、彩度についてHij、Yij、Sijとする。すなわちテ
レビジヨンカメラ10で撮像されたカラー画像信号TV
1は、フイルタ/変換ブロツク11に入力されローパス
フイルタで帯域制限された後、フイールド画像に対して
水平方向に1/16、垂直方向1/8のデシメイシヨンが
行われ、さらに色差信号が色相H、彩度Sに変換され、
この結果得られる輝度Y、色相H、彩度Sがそれぞれ独
立に画像メモリ12に格納される。
【0012】画像メモリ12に輝度Y、色相H、彩度S
でなる画像が格納されると、メモリコントロールブロツ
ク13よりマイクロコンピユータ14に対してインタラ
プト信号INTが出力される。マイクロコンピユータ1
4はインタラプト信号INTを受け取ると、画像メモリ
12の画像データにアクセスが可能となることを判断
し、画像メモリ12への書き込み禁止信号PRTをメモ
リコントロールブロツク13に出力し画像データを保護
する。また追尾対象の目標はパン/チルタ15のスイツ
チ16が押されたときに、画面中央に存在する物体を設
定して特徴量を抽出する。
【0013】この設定が終了すると、マイクロコンピユ
ータ14は画像メモリ12への書き込み禁止信号PRT
を解除する信号をメモリコントロールブロツク13に出
力し、これにより画像メモリ12に新しい画像データが
格納される。新たな画像データが格納されると再びマイ
クロコンピユータ14に対して、インタラプト信号IN
Tが出力され、上述したように設定された特徴量と画像
メモリ12内の画像より目標の位置を検出し、この検出
結果をパン/チルタ15のモータに出力して、テレビジ
ヨンカメラ10を動かす。その後は再度スイツチ16が
押されるまで、画像メモリ12の画像データの更新、マ
イクロコンピユータ14での位置検出及びテレビジヨン
カメラ10の制御を繰り返す。
【0014】ここで実際上マイクロコンピユータ14内
では、図2に示すような、目標追尾処理手順SP20が
実行される。すなわちこのフローチヤートにおいて、ス
テツプSP20はマイクロコンピユータ14内部での全
体の処理の開始であり、ステツプSP21は全体の処理
を終了するか否かの判定であり、終了する場合ステツプ
SP22に移つて当該目標追尾処理手順SP20を終了
する。
【0015】またステツプSP23、ステツプSP28
はメモリプロテクトの解除処理であり、ステツプSP2
4、ステツプSP29はインタラプト信号INTの有無
を検出する処理であり、ステツプSP25、ステツプS
P30はメモリプロテクトの設定処理である。さらにス
テツプSP26は目標からの特徴量を抽出する処理であ
り、ステツプSP27は位置認識処理を開始するか否か
の判定処理であり、ステツプSP31は目標の位置を検
出する処理であり、ステツプSP32は検出された位置
情報よりパン/チルタ15のモータを制御する処理であ
る。
【0016】ここでまずステツプSP26における目標
からの特徴量抽出の処理について説明する。なお目標と
は、画面中央に位置している物体を示す。最初に画面中
央を中心とする領域D0(例えば4×4のブロツク)を
目標として設定する。この領域D0内で彩度Sij及び輝
度Yijについて、それぞれ次式
【数1】 及び次式
【数2】 を満たす位置(i, j)の色相Hijの集合をSD0とする。
但し(1)式及び(2)式において、S TH、Y TH0
、Y TH1 は彩度S及び輝度Yについて予め設定され
たスレシホールドを示す。
【0017】次に画面中央を中心とする領域D1(例え
ば8×8のブロツク)を設定し、SD0の要素のD1での
ヒストグラムを作成し、ヒストグラムの最大値を示すイ
ンデクスHcenterを算出する。さらにインデツクスH
centerは画像の変化により変動する可能性があるため
に、例えば次式
【数3】 に示すようにある幅(H TH)を設定する。
【0018】上述したHstart 、Hend 、S TH、Y
TH0 、Y TH1 を満足する場所を領域D1内で検出し、
(Yij,Sij)の組を求め、次式
【数4】 の式で近似して係数a0 を求める。また、(Yij
ij)の組の平均値YAV、SAVから、次式
【数5】 となるように係数b0 を算出し、次式
【数6】 を予想関数として定める。この関数付近のデータは、同
一の物体であると見なすことで、彩度Sが輝度Yの変化
(照明の変化)によつて変わつても目標の特徴量であ
る、(Y,S)の関係を算出することができる。このよ
うにして、求められたHstart 、Hend 、S TH、Y
TH0 、Y TH1 、a0 、b0 を目標の特徴量として追尾
を行う。
【0019】次にステツプSP31での画像内の特徴量
を抽出して目標の位置を検出する動作を以下に示す。ま
ず特徴量の抽出について図3を参照して説明を行なう。
例として、画面上の(3、3)の位置の画像情報
(Y33,H33,S33)から、どのようにして特徴量E33
を抽出するかについて説明する。最初に色相Hについ
て、次式
【数7】 に示す条件を判定する。条件を満たさない場合は、特徴
量E33を次式
【数8】 とする。次に彩度Sについて、次式
【数9】 に示す条件を判定する。条件を満たさない場合は、特徴
量E33を次式
【数10】 とする。さらに輝度Yについて、次式
【数11】 に示す条件を判定する。条件を満たさない場合は、特徴
量E33を次式
【数12】 とする。
【0020】上述した(7)、(9)、(11)式の条件
を全て満たした場合は、次式
【数13】 で予想を行なう。この予想値YとY33の誤差|e33|を
評価値E33とする。但し、誤差|e33|がEmax を越え
る場合は、次式
【数14】 とする。このようなの操作を各画素で行つていく。(図
3参照)その結果、設定した特徴量に似ている画素ほ
ど、Eijの値は0に近づくことになる。
【0021】実際には、図3のデータから位置を算出す
るのは、計算量が多いためマイクロコンピユータでの処
理には余り適さない。そこで、図3の2次元データを1
次元データに変換する。その方法は各行、各列の最小値
を代表値として図3の1次元データX(i)、Y(i)を作成
する。1次元データ列の最小値min を計算し、次式
【数15】 をスレシホールドとして、データの2値化を図4のよう
に行う。スレシホールドを適応的に切り替えることによ
り、目標が小さくなつていつた時の評価値が大きくなつ
た場合でも目標を見失わなくする効果がある。また、最
小値min の時間的変化を計算することで、その変化が急
に大きくなつた場合などは、目標が隠れたり又はいなく
なつたりしたとし、追尾を中断する。
【0022】上述の方法で2値化されたデータ(図4)
の内、1が連続する区間を1つの領域として図4のよう
に複数の領域を算出し、その複数領域から位置を計算す
る。最初に前回算出された位置に最も距離が近い領域を
検出する。その後で算出された領域の重心を計算し、そ
の点を今回の位置とする。このような方法でX(i)、Y
(i)のデータから位置(x,y)を算出し、パン/チル
タ15のモータを制御することにより目標を追尾する。
【0023】また過去の位置データからの予測値、例え
ば過去の位置をXt-n ……Xt-1 としたとき、それらの
点で2次曲線をつくり今回の点(予測値)を算出する。
その予想値から上述のように2値化されたデータの各々
の領域の距離が最小となる領域を検出し、位置決めを行
なうことも可能である。この効果は似ているものが交差
した場合に、過去の運動から予測をすることで単純な動
きの場合は、領域(位置)の誤判定を防ぐことが可能と
なる。
【0024】さらに上述のように2値化されたデータか
ら作られる領域のうち、目標と思われる領域が、上述し
た手法で特定できるが、その後すぐに位置を求めない
で、X(i)、Y(i)で作られる領域の中で再度、評価値を
求め上述のように位置を計算することも可能である。こ
の効果は、図5のように1次元データが矛盾を持つてい
るときに、正確な位置を検出することが可能となる。
【0025】上述のX(i)、Y(i)で決定された領域で囲
まれる2次元の領域は目標を含む領域であるので、その
大きさ(面積)を検出し、その大きさの変化から誤判定
したかどうかをチエツクすることができる。また大きさ
の変化に応じてズームモータを駆動することもできる
し、領域内の画像情報からフオーカスレンズやアイリス
を動かすことが可能となる。
【0026】以上の構成によれば、目標物体のほかに非
常に似た色の物体があつた場合でも、彩度信号の違い、
物体の距離、物体の運動等の情報によつて目標物体の位
置を連続的に検出するようにしたことにより、目標物体
の追尾性能を向上することができ、また照明が変化して
も彩度を予想することで目標物体の追尾が可能となり、
かくして追尾性能を格段的に向上して確実に目標を追尾
し得る目標追尾装置を実現できる。
【0027】さらに上述の構成によれば、1画面内の1
次元情報から位置決めを行うために、少ないメモリ量で
かつ特徴領域の接触がない場合にも位置情報を安定に計
算することができ、また計算量が少ないので、専用の回
路を作らなくてもマイクロコンピユータでリアルタイム
処理を実現できる。
【0028】なお上述の実施例においては、位置の予想
関数や輝度Yの予想関数に色々な関数を導入したり、得
られた評価値を直接2次元データとして扱い、その重心
を求めることで位置を算出するようにしても良い。
【0029】また上述の実施例においては、テレビジヨ
ンカメラから入力された画像信号に基づいて目標を追尾
する場合について述べたが、これに限らず、ビデオテー
プレコーダやコンピユータ、ゲーム機等で再生された画
像信号などを入力として与え、当該画像信号中に設定し
た目標を追尾するようにしても良い。
【0030】さらに上述の実施例においては、本発明と
して目標を自動的に追尾する装置に適用したが、本発明
はこれに限らず、セキユリテイシステムの無人化やテレ
ビ会議システム、マルチメデイアシステム等のようにテ
レビジヨンカメラで被写体を目標追尾するものや、画像
内の被写体の位置より被写体にロツクしたオートフオー
カス、オートアイリス、オートズーム、手ぶれ補正する
テレビジヨンカメラにも適用でき、さらに目標の位置デ
ータを出力することにより、コンピユータやゲーム機な
どの位置入力を画像から行うことも可能にできる。
【0031】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、目標物体
のほかに非常に似た色の物体があつた場合でも、彩度信
号の違い、物体の距離、物体の運動の情報等によつて目
標物体の位置を連続的に検出するようにしたことによ
り、目標物体の追尾性能を向上することができ、また照
明が変化しても彩度を予想することにより目標物体の追
尾が可能となり、かくして簡易な構成で目標物体の他に
類似の色の物体が存在したり照明が変化した場合でも確
実に目標を追尾し得る目標追尾装置を実現できる。
【0032】また1画面内の1次元情報から位置決めを
行うために、少ないメモリ量でかつ特徴領域の接触がな
い場合にも位置情報を安定に計算することができ、また
計算量が少ないので、専用の回路を作らなくてもマイク
ロコンピユータでリアルタイム処理を実現できる目標追
尾装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による目標追尾装置の一実施例の構成を
示すブロツク図である。
【図2】図1のマイクロコンピユータ内で実行する目標
追尾処理手順を示すフローチヤートである。
【図3】2次元画像から1次元評価関数への変換の説明
に供する略線図である。
【図4】1次元データX(i)からX座標を算出する説明
に供する略線図である。
【図5】1次元データの矛盾を解決する手法の説明に供
する略線図である。
【符号の説明】
10…カメラ、11…フイルタ/変換ブロツク、12…
画像メモリ、13…メモリコントロールブロツク、14
…マイクロコンピユータ、15…パン/チルタ、16…
…スイツチ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されるカラー画像信号の注目領域内の
    色相ヒストグラムより目標物体の特徴色を特定する特徴
    色設定手段と、 特定された上記特徴色の輝度信号及び彩度信号より輝度
    予想関数を作成する予想関数作成手段と、 上記特徴色と上記輝度予想関数より、画像内で上記目標
    物体の候補ピクセルを選別し予想値からの差を算出する
    差算出手段と、 上記画像内の上記差の量から1次元評価関数を算出する
    1次元評価関数算出手段と、 上記1次元評価関数からしきい値を適応的に変化させ2
    値データ化する2値データ化手段と、 上記2値データから上記画像内の上記目標物体の位置を
    決定する位置決定手段と、 上記予想関数作成手段、上記差算出手段、上記1次元評
    価関数算出手段、上記2値データ化手段、上記位置決定
    手段を繰り返して、上記画像内の上記目標物体の上記位
    置を連続的に検出する目標物体検出手段と、 検出された上記目標物体の上記位置により、テレビジヨ
    ンカメラのパン及び又はチルトを制御するカメラ制御手
    段とを具えることを特徴とする目標追尾装置。
  2. 【請求項2】上記目標物体検出手段より得られる過去の
    上記目標物体の上記位置から次回の上記目標物体の上記
    位置を予想する位置予想手段を具えることを特徴とする
    請求項1に記載の目標追尾装置。
  3. 【請求項3】上記カメラ制御手段は、上記画像内の特定
    領域を指定して上記テレビジヨンカメラのフオーカス及
    び又はアイリスを制御するようにしたことを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の目標追尾装置。
  4. 【請求項4】上記目標物体検出手段によつて検出された
    上記目標物体の位置と、上記2値データより上記画像内
    の上記目標物体の大きさを検出する大きさ検出手段を具
    えることを特徴とする請求項1に記載の目標追尾装置。
  5. 【請求項5】上記大きさ検出手段で検出された上記目標
    物体の領域を決定し、さらに上記予想関数作成手段、上
    記差算出手段、上記1次元評価関数算出手段、上記2値
    データ化手段、上記位置決定手段を上記目標物体の領域
    内で繰り返して、上記位置の矛盾を解決する矛盾解決手
    段を具えることを特徴とする請求項4に記載の目標追尾
    装置。
  6. 【請求項6】上記カメラ制御手段は、上記大きさ検出手
    段で検出された上記目標物体の大きさに応じて、上記テ
    レビジヨンカメラのズームモータの制御するようにした
    ことを特徴とする請求項4に記載の目標追尾装置。
  7. 【請求項7】上記目標物体検出手段で検出された上記画
    像中の上記目標物体の位置を、位置入力装置に送出する
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の目標追尾
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2773937A1 (fr) * 1998-01-22 1999-07-23 Commissariat Energie Atomique Procede et dispositif de poursuite automatique d'une cible
CN109584268A (zh) * 2017-09-29 2019-04-05 广赛布托有限公司 移动体跟踪装置、移动体跟踪方法及计算机可读记录介质

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