JPH0794885A - 並設プラグイン実装用プリント板の前面板 - Google Patents
並設プラグイン実装用プリント板の前面板Info
- Publication number
- JPH0794885A JPH0794885A JP23377493A JP23377493A JPH0794885A JP H0794885 A JPH0794885 A JP H0794885A JP 23377493 A JP23377493 A JP 23377493A JP 23377493 A JP23377493 A JP 23377493A JP H0794885 A JPH0794885 A JP H0794885A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed board
- front surface
- printed
- mounting
- board
- Prior art date
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリント基板に部品を搭載し電子回路を構成
し、前面開放の収納遮蔽筐体に並設プラグイン実装させ
るプリント板の前面板に関し、取付けたプリント板が単
独に挿抜でき、所定の電磁波遮蔽と静電気対策が講じら
れ、コストアップを抑えた前面板を提供することを目的
とする。 【構成】 断面コ字形に長さLを折曲させた両側面21を
有し、一方の側面21をプリント基板11の前縁部分に密着
固定させ、プリント板1を単独挿抜自在とする最小隣接
間隔Aを得る横幅寸法とし、側面21の長さLと隣接間隔
Aとで、プリント板1から放射し前面外部に放出される
妨害電磁波を、所定に減衰させるように構成する。
し、前面開放の収納遮蔽筐体に並設プラグイン実装させ
るプリント板の前面板に関し、取付けたプリント板が単
独に挿抜でき、所定の電磁波遮蔽と静電気対策が講じら
れ、コストアップを抑えた前面板を提供することを目的
とする。 【構成】 断面コ字形に長さLを折曲させた両側面21を
有し、一方の側面21をプリント基板11の前縁部分に密着
固定させ、プリント板1を単独挿抜自在とする最小隣接
間隔Aを得る横幅寸法とし、側面21の長さLと隣接間隔
Aとで、プリント板1から放射し前面外部に放出される
妨害電磁波を、所定に減衰させるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板に部品を
搭載し電子回路を構成し、前面開放の収納遮蔽筐体にプ
ラグイン接続して単独挿抜自在に並設実装させるプリン
ト板の前面板に関する。
搭載し電子回路を構成し、前面開放の収納遮蔽筐体にプ
ラグイン接続して単独挿抜自在に並設実装させるプリン
ト板の前面板に関する。
【0002】電子装置の発展は目覚ましく、事業所の業
務用装置は申すに及ばず家庭でも多数の電子装置や電子
制御装置が使われるようになり、益々増える傾向にあ
る。この為、装置間相互に影響し合い引き起こされる妨
害や誤動作の問題、即ち、EMI(Electronic Magnetic
Interference;電磁波障害) がVCCI(情報処理装置
等電波障害次週規制協議会)にて検討され、第一種装置
と第二種装置(住宅地域使用装置)とに分けて、それか
らの伝導ノイズと放射ノイズとを別別に規制値を設けて
自主規制している。
務用装置は申すに及ばず家庭でも多数の電子装置や電子
制御装置が使われるようになり、益々増える傾向にあ
る。この為、装置間相互に影響し合い引き起こされる妨
害や誤動作の問題、即ち、EMI(Electronic Magnetic
Interference;電磁波障害) がVCCI(情報処理装置
等電波障害次週規制協議会)にて検討され、第一種装置
と第二種装置(住宅地域使用装置)とに分けて、それか
らの伝導ノイズと放射ノイズとを別別に規制値を設けて
自主規制している。
【0003】従って、電子装置はこの規制値を満たすこ
とが要求される。又、取扱者に発生した静電気が装置に
放電され、部品損傷や妨害、誤動作等を引き起こす問題
もあり、装置側でも対策が要望されている。
とが要求される。又、取扱者に発生した静電気が装置に
放電され、部品損傷や妨害、誤動作等を引き起こす問題
もあり、装置側でも対策が要望されている。
【0004】
【従来の技術】図3に従来の一例を示し、(a) はプリン
ト板、(b) はサブラック、図4は従来の対策例である。
ト板、(b) はサブラック、図4は従来の対策例である。
【0005】従来の一例の業務用電子装置は、図3に示
す如くで、プリント板19は多層に配線をパターン形成し
たプリント基板11に部品を搭載し電子回路を構成し、後
端には外部接続用のコネクタ4が設けてある。又、防
触、補強の為に前面を覆う前面板29が固着してある。
す如くで、プリント板19は多層に配線をパターン形成し
たプリント基板11に部品を搭載し電子回路を構成し、後
端には外部接続用のコネクタ4が設けてある。又、防
触、補強の為に前面を覆う前面板29が固着してある。
【0006】サブラック39は、プリント板19を並設収納
する前面開放の金属箱で、上下板にはプリント板19の挿
入案内用のガイドレール38が対向して並設してあり、通
気孔37が所定間隔にあけてある。更に、後奥面にはプリ
ント配線板からなるバックボード36が設けられ、実装さ
れるプリント板19のコネクタ4とプラグイン接続するコ
ネクタ44が対向位置に設けられ、並設するプリント板19
間の回路接続が行われる。
する前面開放の金属箱で、上下板にはプリント板19の挿
入案内用のガイドレール38が対向して並設してあり、通
気孔37が所定間隔にあけてある。更に、後奥面にはプリ
ント配線板からなるバックボード36が設けられ、実装さ
れるプリント板19のコネクタ4とプラグイン接続するコ
ネクタ44が対向位置に設けられ、並設するプリント板19
間の回路接続が行われる。
【0007】電子装置は、図示省略するが、かようなサ
ブラック39を筐体内に上下方向に必要数並べて配設して
なる。しかし、サブラック39のEMI対策の強化要求に
対しては、一番影響の大きい前面部を遮蔽強化する必要
があった。それは、前面は実装された各プリント板19の
前面板29にて小間切れに覆われた状態にあり、特に、上
下方向に長い隙間が出来、この隙間を無くすることが重
要であった。
ブラック39を筐体内に上下方向に必要数並べて配設して
なる。しかし、サブラック39のEMI対策の強化要求に
対しては、一番影響の大きい前面部を遮蔽強化する必要
があった。それは、前面は実装された各プリント板19の
前面板29にて小間切れに覆われた状態にあり、特に、上
下方向に長い隙間が出来、この隙間を無くすることが重
要であった。
【0008】この点では図4の従来の対策例に示すよう
に、前面板28をプリント板19の横幅寸法より拡げた幅と
し、隣接プリント板19の前面板28に片側縁が重なるよう
に、板厚分の段付けがなされており、この隣同士の前面
板28の重なりにより問題の隙間を無くすことができた。
に、前面板28をプリント板19の横幅寸法より拡げた幅と
し、隣接プリント板19の前面板28に片側縁が重なるよう
に、板厚分の段付けがなされており、この隣同士の前面
板28の重なりにより問題の隙間を無くすことができた。
【0009】又、別の対策例では、図示省略するが、サ
ブラック39の前面を覆う遮蔽用の前面カバーを追加して
設けることもあった。
ブラック39の前面を覆う遮蔽用の前面カバーを追加して
設けることもあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、 図4の幅廣の前面板28を用いたプリント板19は、一
側方が隣のプリント板19の前面板28の他の側方と重なる
ので、重ねられた側のプリント板19をサブラック39実装
状態から取り出す際に、単独取り出しは出来ず、上に重
なった隣接プリント板19も一緒に取り出されてしまう。
側方が隣のプリント板19の前面板28の他の側方と重なる
ので、重ねられた側のプリント板19をサブラック39実装
状態から取り出す際に、単独取り出しは出来ず、上に重
なった隣接プリント板19も一緒に取り出されてしまう。
【0011】又、サブラック39に装着させる際には、隣
接プリント板19の前面板28の重なり側が出張っており、
挿入出来なかったり、よしんば挿入出来ても前面板28に
突き当たり所定奥行まで装着することが不可能となり、
実装出来ない状態となる。 又、サブラック39の前面を覆う前面カバーを追加す
ることは、プリント板19やサブラック39の前部の構造に
影響を与え、実装スペースの減少を来す恐れがあり、更
に、コストアップと保守操作性の悪化を来す。 尚、プリント基板11の実装領域の近傍に前面板28,2
9 を設けると、運用保守時に人体誘起の静電気が前面板
28,29 、特にその稜やエッジ部に集中電流が流れ、回路
の誤動作や又放電が生じて部品に損傷を与えることが稀
に発生していた。 等の問題点がある。
接プリント板19の前面板28の重なり側が出張っており、
挿入出来なかったり、よしんば挿入出来ても前面板28に
突き当たり所定奥行まで装着することが不可能となり、
実装出来ない状態となる。 又、サブラック39の前面を覆う前面カバーを追加す
ることは、プリント板19やサブラック39の前部の構造に
影響を与え、実装スペースの減少を来す恐れがあり、更
に、コストアップと保守操作性の悪化を来す。 尚、プリント基板11の実装領域の近傍に前面板28,2
9 を設けると、運用保守時に人体誘起の静電気が前面板
28,29 、特にその稜やエッジ部に集中電流が流れ、回路
の誤動作や又放電が生じて部品に損傷を与えることが稀
に発生していた。 等の問題点がある。
【0012】本発明は、かかる問題点に鑑みて、取付け
たプリント板が単独に挿抜でき、所定の電磁波遮蔽と静
電気対策が講じられ、コストアップを抑えた前面板を提
供することを目的とする。
たプリント板が単独に挿抜でき、所定の電磁波遮蔽と静
電気対策が講じられ、コストアップを抑えた前面板を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、図1及び図
2に示す如く、 [1] プリント基板11に部品を搭載し電子回路を構成し、
前面開放の収納遮蔽筐体3に並設プラグイン実装させる
プリント板1の前面板2であって、断面コ字形に長さL
を折曲させた両側面21を有し、一方の側面21をプリント
基板11の前縁部分に密着固定させ、プリント板1を単独
挿抜自在とする最小隣接間隔Aを得る横幅寸法とし、側
面21の長さLと隣接間隔Aとで、プリント板1から放射
し前面外部に放出される妨害電磁波を、所定に減衰させ
るようにした、本発明の並設プラグイン実装用プリント
板の前面板により達成される。 [2] 更に、折曲角部を鈍角又は曲線形にした、上記の並
設プラグイン実装用プリント板の前面板2によっても適
えられる。 [3] 尚、断面コ字形の開口側を前向きにプリント基板11
に固定する、上記並設プラグイン実装用プリント板の前
面板によっても達成される。
2に示す如く、 [1] プリント基板11に部品を搭載し電子回路を構成し、
前面開放の収納遮蔽筐体3に並設プラグイン実装させる
プリント板1の前面板2であって、断面コ字形に長さL
を折曲させた両側面21を有し、一方の側面21をプリント
基板11の前縁部分に密着固定させ、プリント板1を単独
挿抜自在とする最小隣接間隔Aを得る横幅寸法とし、側
面21の長さLと隣接間隔Aとで、プリント板1から放射
し前面外部に放出される妨害電磁波を、所定に減衰させ
るようにした、本発明の並設プラグイン実装用プリント
板の前面板により達成される。 [2] 更に、折曲角部を鈍角又は曲線形にした、上記の並
設プラグイン実装用プリント板の前面板2によっても適
えられる。 [3] 尚、断面コ字形の開口側を前向きにプリント基板11
に固定する、上記並設プラグイン実装用プリント板の前
面板によっても達成される。
【0014】
【作用】即ち、断面コ字形に折曲した前面板2により、
筐体3の開口面が塞がれ、隣接する前面板2間は、側縁
が重なることなく間隔寸法Aが確保されているので、プ
リント板1が単独で挿抜できる。
筐体3の開口面が塞がれ、隣接する前面板2間は、側縁
が重なることなく間隔寸法Aが確保されているので、プ
リント板1が単独で挿抜できる。
【0015】又、この隙間には奥行方向に前面板2の長
さLの側面21が隣同士対面しているので、妨害電磁波は
この隙間を通り抜ける間に減衰する。この減衰量は間隔
Aが狭くなる程、長さLが長い程増え、所定に減衰させ
ることができる。
さLの側面21が隣同士対面しているので、妨害電磁波は
この隙間を通り抜ける間に減衰する。この減衰量は間隔
Aが狭くなる程、長さLが長い程増え、所定に減衰させ
ることができる。
【0016】更に、この前面板2の折曲角部を鈍角又は
曲線形にすることにより、静電気放電による稜やエッジ
部への電流集中化を無くし、分散化をはかると共に、コ
字形断面の開口部には両側に縁があり、この部分に電流
が流れ易い傾向にあるので、この部分がプリント基板11
から少しでも遠ざかるようにして、静電気放電による誘
導障害を低減させ得る。
曲線形にすることにより、静電気放電による稜やエッジ
部への電流集中化を無くし、分散化をはかると共に、コ
字形断面の開口部には両側に縁があり、この部分に電流
が流れ易い傾向にあるので、この部分がプリント基板11
から少しでも遠ざかるようにして、静電気放電による誘
導障害を低減させ得る。
【0017】ここで、コ字形断面の開口部を前向きに前
面板2を取付ければ、その縁部や角部はプリント基板11
に対し少しでも遠くなるので、その影響力もその分低減
される。
面板2を取付ければ、その縁部や角部はプリント基板11
に対し少しでも遠くなるので、その影響力もその分低減
される。
【0018】かくして、本発明により、前面板2を取付
けたプリント板1が筐体3に対して単独に挿抜すること
ができ、所定の電磁波遮蔽と静電気対策を講ずることが
出来、コストアップを抑えた前面板2を提供することが
可能となる。
けたプリント板1が筐体3に対して単独に挿抜すること
ができ、所定の電磁波遮蔽と静電気対策を講ずることが
出来、コストアップを抑えた前面板2を提供することが
可能となる。
【0019】
【実施例】以下図面に示す実施例によって本発明を具体
的に説明する。全図を通し同一符号は同一対象物を示
す。図1に本発明の一実施例を示し、(a) はプリント
板、(b) は筐体実装平面断面図、図2に本発明の他の実
施例のプリント板を示す。
的に説明する。全図を通し同一符号は同一対象物を示
す。図1に本発明の一実施例を示し、(a) はプリント
板、(b) は筐体実装平面断面図、図2に本発明の他の実
施例のプリント板を示す。
【0020】本実施例は遠隔監視制御装置の構造に試作
適用したものである。電子回路を構成するプリント板1
は、図1の(a) に示すように、23×15cmのガラスエポキ
シ積層基材の4導体層のプリント基板11に、図示省略の
部品が搭載、回路接続がなされ、後端には外部接続用の
コネクタ4が設けられ、前縁部には前面板2が固定して
ある。
適用したものである。電子回路を構成するプリント板1
は、図1の(a) に示すように、23×15cmのガラスエポキ
シ積層基材の4導体層のプリント基板11に、図示省略の
部品が搭載、回路接続がなされ、後端には外部接続用の
コネクタ4が設けられ、前縁部には前面板2が固定して
ある。
【0021】この前面板2は、厚1mmの鋼板を断面20×
13.2mmのコ字形で長さ約15cmに折曲成形したもので、開
口部を前向きにして片側面21をプリント基板11の前縁部
に密着させてねじ止め固定する。
13.2mmのコ字形で長さ約15cmに折曲成形したもので、開
口部を前向きにして片側面21をプリント基板11の前縁部
に密着させてねじ止め固定する。
【0022】このプリント板1を並設プラグイン実装す
る遮蔽筐体3は、図1の(b) に示す如くで、前述従来例
のサブラックと略同じであり、中央部に電源供給部を実
装し、左右に計19個のプリント板1を前面から挿入し並
べてプラグイン実装する筐体である。図示省略するが、
上下板にはプリント板1の挿入案内用のガイドレールが
対向して並設してある。更に、後奥面にはプリント配線
板からなるバックボード36が設けられ、実装されるプリ
ント板1のコネクタ4とプラグイン接続するコネクタ44
が対向位置に設けられ、並設するプリント板1間の回路
接続が行われる。装置は、図示省略するが、かような筐
体3を筐体内に上下方向に必要数並べて配設して構成し
ている。
る遮蔽筐体3は、図1の(b) に示す如くで、前述従来例
のサブラックと略同じであり、中央部に電源供給部を実
装し、左右に計19個のプリント板1を前面から挿入し並
べてプラグイン実装する筐体である。図示省略するが、
上下板にはプリント板1の挿入案内用のガイドレールが
対向して並設してある。更に、後奥面にはプリント配線
板からなるバックボード36が設けられ、実装されるプリ
ント板1のコネクタ4とプラグイン接続するコネクタ44
が対向位置に設けられ、並設するプリント板1間の回路
接続が行われる。装置は、図示省略するが、かような筐
体3を筐体内に上下方向に必要数並べて配設して構成し
ている。
【0023】プリント板1の実装状態が平面断面図にて
示され、前面部は、隣接する前面板2との隙間は A=
2mm、対面の長さL=10mm となり、各プリント板1は
単独にて挿抜が出来る状態にあり、この前面板2を用い
た場合のEMIの抑制効果としては約2dB以上が得られ
た。
示され、前面部は、隣接する前面板2との隙間は A=
2mm、対面の長さL=10mm となり、各プリント板1は
単独にて挿抜が出来る状態にあり、この前面板2を用い
た場合のEMIの抑制効果としては約2dB以上が得られ
た。
【0024】これを基に、更に抑制効果を向上させるた
めに、プリント板1は独立に挿抜でき前面板2間の隙間
を最小限とした、図2に示すようなプリント板1とする
予定である。
めに、プリント板1は独立に挿抜でき前面板2間の隙間
を最小限とした、図2に示すようなプリント板1とする
予定である。
【0025】即ち、プリント基板11については、前面板
22との密着面と、その反対面の同幅部分には導体層が設
けられ、 0.1mm厚の銅板を前縁にて折り返しさせ両面の
導体層を短絡接続させる。
22との密着面と、その反対面の同幅部分には導体層が設
けられ、 0.1mm厚の銅板を前縁にて折り返しさせ両面の
導体層を短絡接続させる。
【0026】更に、コ字形断面に折曲させた前面板22
は、プリント基板11に固定する側の側面21の密着固定部
は、内側に4mmの段差面24が設けられて、プリント基板
11が出張るのを吸収し、且つ段差面24の引っ込み分の間
隔増加をプリント基板11の厚み分減じるようする。これ
により、隣接する前面板22の隙間Aは 長さL=12mmの
部分が 0.5mm、その奥L=8mmの部分が 2.5〜 0.5mmに
鈍に湾曲している。
は、プリント基板11に固定する側の側面21の密着固定部
は、内側に4mmの段差面24が設けられて、プリント基板
11が出張るのを吸収し、且つ段差面24の引っ込み分の間
隔増加をプリント基板11の厚み分減じるようする。これ
により、隣接する前面板22の隙間Aは 長さL=12mmの
部分が 0.5mm、その奥L=8mmの部分が 2.5〜 0.5mmに
鈍に湾曲している。
【0027】又、静電気放電の影響は、その改善効果の
数値把握はしてないが、周縁もエッジをなくし、放電電
流の分散化が行え、且つ、コ字形断面の開口部を外向き
に取付け、この部分がプリント基板11から少しでも遠ざ
かるようにして、影響を抑えている。
数値把握はしてないが、周縁もエッジをなくし、放電電
流の分散化が行え、且つ、コ字形断面の開口部を外向き
に取付け、この部分がプリント基板11から少しでも遠ざ
かるようにして、影響を抑えている。
【0028】
【発明の効果】以上の如く、本発明の並設プラグイン実
装用プリント板の前面板により、前面板2,22を取付けた
プリント板1が筐体3に対して単独に挿抜することがで
き、所定の電磁波遮蔽と静電気対策を講ずることが出
来、コストアップを抑えた前面板が得られ、生産性及び
運用保守上に得られる効果は大きなものがある。
装用プリント板の前面板により、前面板2,22を取付けた
プリント板1が筐体3に対して単独に挿抜することがで
き、所定の電磁波遮蔽と静電気対策を講ずることが出
来、コストアップを抑えた前面板が得られ、生産性及び
運用保守上に得られる効果は大きなものがある。
【図1】 本発明の一実施例 (a) プリント板 (b) 筐体実装平面断面図
【図2】 本発明の他の実施例のプリント板
【図3】 従来の一例 (a) プリント板 (b) サブラック
【図4】 従来の対策例
1,19 プリント板 2,22,28,29 前
面板 3 筐体 4,44 コネクタ 11 プリント基板 21 側面 24 段差面 36 バックボー
ド 37 通気孔 38 ガイドレー
ル 39 サブラック
面板 3 筐体 4,44 コネクタ 11 プリント基板 21 側面 24 段差面 36 バックボー
ド 37 通気孔 38 ガイドレー
ル 39 サブラック
Claims (3)
- 【請求項1】 プリント基板(11)に部品を搭載し電子回
路を構成し、前面開放の収納遮蔽筐体(3) に並設プラグ
イン実装させるプリント板(1) の前面板(2)であって、 断面コ字形に長さLを折曲させた両側面(21)を有し、一
方の側面(21)をプリント基板(11)の前縁部分に密着固定
させ、プリント板(1) を単独挿抜自在とする最小隣接間
隔Aを得る横幅寸法とし、 該側面(21)の長さLと隣接間隔Aとで、プリント板(1)
から放射し前面外部に放出される妨害電磁波を、所定に
減衰させるようにしたことを特徴とする並設プラグイン
実装用プリント板の前面板。 - 【請求項2】 断面コ字形の折曲角部を鈍角又は曲線形
にしたことを特徴とする、請求項1記載の並設プラグイ
ン実装用プリント板の前面板。 - 【請求項3】 断面コ字形の開口側を前向きにプリント
基板(11)に固定することを特徴とする、請求項1記載の
並設プラグイン実装用プリント板の前面板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23377493A JPH0794885A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 並設プラグイン実装用プリント板の前面板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23377493A JPH0794885A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 並設プラグイン実装用プリント板の前面板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0794885A true JPH0794885A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=16960366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23377493A Withdrawn JPH0794885A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 並設プラグイン実装用プリント板の前面板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0794885A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6303880B1 (en) | 1995-06-06 | 2001-10-16 | Ibiden Co., Ltd. | Printed circuit boards |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP23377493A patent/JPH0794885A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6303880B1 (en) | 1995-06-06 | 2001-10-16 | Ibiden Co., Ltd. | Printed circuit boards |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |