JPH079179U - 振り出し容器の口栓 - Google Patents

振り出し容器の口栓

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JPH079179U
JPH079179U JP4489293U JP4489293U JPH079179U JP H079179 U JPH079179 U JP H079179U JP 4489293 U JP4489293 U JP 4489293U JP 4489293 U JP4489293 U JP 4489293U JP H079179 U JPH079179 U JP H079179U
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俊郎 岩▲崎▼
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岩崎技工有限会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャップの振り出し孔に簡便に着脱操作でき
るよう形成し、振り出し容器の製造上組立上の手間暇を
軽減し、又種類が異なる口栓を揃えることにより容器本
体を共通利用して多種類の口栓付き容器に簡単に変更で
きるようにする。 【構成】 振り出し容器の口栓2において、ストッパー
部5を、胴部3と軸芯を同一にした軸5aから側方に突
き出した合成樹脂材製の薄板5bで形成する。そしてこ
の薄板5bの上記振り出し孔1a内位置に、蝶番用の溝
5cを、上下端を開口して直線状に形成し、この溝5c
でストッパー部5を合成樹脂材製の蝶番状に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、塩振り、胡椒振り等の振り出し容器の口栓に関し、更に詳しくはキャ ップの振り出し孔に簡便に着脱操作できるよう形成した振り出し容器の口栓に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種容器の口栓としては、本出願人の提案に係る、例えば図9に示され るものがある。 即ちこの口栓2は、キャップ1の振り出し孔1aに摺動自在に挿嵌される胴部 3と、容器の静置時に上記の振り出し孔1aを下面4aが閉塞する頭部4と、又 振り出し時にキャップ1の内面に係止し胴部3の抜け落ちを防止すると共に、キ ャップ1内と外部とを上記振り出し孔1aを介して連通させるストッパー部5と で形成されている。 そして上記の胴部3は、振り出し孔1aの内周縁に外側縁3a1 が摺接するブ レード3aを複数備え、上記の頭部4は胴部3の上端に形成され、又上記のスト ッパー部5は胴部3の下端に形成されたものである(実願平5ー9711号の明 細書及び図面参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
而して上記の従来品の場合は、キャップの振り出し孔に装着する際、通常、ス トッパー部を振り出し孔に強制的にねじ込んで行なうものであった。従って従来 品の場合は、口栓の取り付け作業が不便で、その結果この種容器の製造、組立に 手間暇がかかるという不利益があった。 又従来品では、一旦キャップに取り付けると、その取り外しが困難であったか ら、収納物に応じて、口栓の種類を変更することが簡単に行なえなかった。
【0004】 本案は、このような従来品の問題点に鑑み、提案されたものである。 従って本案の技術的課題は、キャップの振り出し孔に簡便に着脱操作できるよ う形成し、振り出し容器の製造上組立上の手間暇を軽減し、又種類が異なる口栓 を揃えることにより容器本体を共通利用して多種類の口栓付き容器に簡単に変更 できるよう形成した振り出し容器の口栓を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本案は、上記の課題を解決するために次のような技術的手段を採る。 即ち本案は、キャップ1の振り出し孔1aに摺動自在に挿嵌される胴部3と、 容器の静置時に上記の振り出し孔1aを下面4aが閉塞する頭部4と、又振り出 し時にキャップ1の内面に係止し胴部3の抜け落ちを防止すると共に、キャップ 1内と外部とを上記振り出し孔1aを介して連通させるストッパー部5とで形成 され、上記の胴部3は振り出し孔1aの内周縁に外側縁3a1 が摺接するブレー ド3aを複数備え、上記の頭部4は胴部3の上端に形成され、又上記のストッパ ー部5は胴部3の下端に形成された振り出し容器の口栓2において、上記のスト ッパー部5が胴部3と軸芯を同一にした軸5aから側方に突き出された合成樹脂 材製の薄板5bで形成され、この薄板5bの上記振り出し孔1a内位置に蝶番用 の溝5cが上下端を開口して直線状に形成され、この溝5cでストッパー部5が 合成樹脂材製の蝶番状に形成されたものである。
【0006】 又本案の技術的課題を達成する口栓としては、上例以外に次のものがある。 即ちキャップ1の振り出し孔1aに摺動自在に挿嵌される胴部3と、容器の静 置時に上記の振り出し孔1aを下面4aが閉塞する頭部4と、又振り出し時にキ ャップ1の内面に係止し胴部3の抜け落ちを防止すると共に、キャップ1内と外 部とを上記振り出し孔1aを介して連通させるストッパー部5とで形成され、上 記の胴部3は振り出し孔1aの内周縁に外側縁3a1 が摺接するブレード3aを 複数備え、上記の頭部4は胴部3の上端に形成され、又上記のストッパー部5は 胴部3の下端に形成された振り出し容器の口栓2において、上記のストッパー部 5が胴部3と軸芯を同一にした軸5aから側方に突き出された合成樹脂材製の羽 根5dで形成され、この羽根5dが復元自在に形成されたものである。
【0007】
【実施例】
以下、本案の好適な一実施例を添付図面に従って説明する。 1は、本案容器のキャップである。又2は、このキャップ1の天頂に形成され た振り出し孔1aを開閉する例えば合成樹脂材で一体成形された口栓である。
【0008】 上記の口栓2は、振り出し孔1aに摺動自在に挿嵌される胴部3と、容器の静 置時に上記の振り出し孔1aを下面4aが閉塞する頭部4と、又振り出し時にキ ャップ1の内面に係止し胴部3の抜け落ちを防止すると共に、キャップ1内と外 部とを上記振り出し孔1aを介して連通させるストッパー部5とで形成されてい る。
【0009】 上記の胴部3は、振り出し孔1aの内周縁に、外側縁3a1 が摺接するブレー ド3aをこの実施例では断面十字状に計4枚備えて形成されている。尚ブレード 3aの外側縁3a1 は、図2等に示される如く、振り出し孔1aの内周縁と線接 触するよう面取りされている。
【0010】 又上記の頭部4は、この実施例では傘状に形成され、胴部3の上端にこの実施 例では胴部3と一体成形により形成されている。尚6は、頭部4の天頂から上方 に延びて形成された例えば丸棒状の摘みである。
【0011】 上記のストッパー部5は、胴部3と軸芯を同一にした軸5aから、この実施例 では軸5aの回りに90度の間隔をあけて側方に突き出された合成樹脂材製の薄 板5bで、胴部3の下端に拡大段部状に形成されている。 7は、薄板5bとブレード3aとを仕切るスリット状の切り欠きである。薄板 5bは、この切り欠き7を介してブレード3aと連続状に一体成形されている。
【0012】 5cは、各薄板5bの上記振り出し孔1a内位置に形成された蝶番用の溝であ る。この溝5cは、上下端を開口して直線状に形成されている。ストッパー部5 は、この溝5cで合成樹脂材製の蝶番状に形成されている。尚この薄板5bの下 部は、軸5aの下端に向かって下り傾斜状に形成されている。
【0013】 次にこの実施例の作用を説明する。 先ず口栓2をキャップ1に取り付ける場合は、各薄板5bを振り出し孔1a内 に納まるよう手指で溝5cを介して折り返す(図3の鎖線状態参照)。そしてこ の状態で振り出し孔1aに口栓2を挿し込む(図5参照)。 ストッパー部5は、溝5cによって合成樹脂材製の蝶番状に形成されているか ら、口栓2が振り出し孔1aに挿し込まれると、薄板5bは復元する。その結果 各薄板5bの上端の側方位置が、図6、図7に示される如く、調味料8の振り出 し操作時に、キャップ1の内面に係止する。 又口栓2を取り外す場合は、取り付け時と同様、各薄板5bを手指で溝5cの 位置から折り返し、その後外方に抜き取れば良い。
【0014】 以上の処において、上記のストッパー部5は、上例ではブレード3aに対応し て平面視で十文字状に、計4枚の薄板5bで形成されているが、本案の場合薄板 5bはストッパーの機能と蝶番の機能とを発揮できるよう形成されていれば良く 、従って薄板5bの枚数は任意である。 又薄板5bを形成する合成樹脂材としては、例えばポリプロピレンが好ましい が、蝶番特性を有するものであれば、その他の樹脂材であっても良いことは勿論 である。
【0015】 又上記のストッパー部5は、図8に示される如く形成されるのでも良い。 即ちこの実施例の口栓2は、ストッパー部5が胴部3と軸芯を同一にした軸5 aから側方に突き出された合成樹脂材製の羽根5dで形成され、この羽根5dが 復元自在に形成されているものである。 羽根5dは、この実施例では軸5aの回りに180度を隔てて夫々同方向に湾 曲状に形成されている。又薄板5bは、復元性の良い例えばポリアセタールやナ イロン等で形成されている。尚摘み6は、この実施例では円板状に形成されてい る。 而してこの口栓2をキャップ1に装着する場合は、羽根5dを手指で振り出し 孔1a内に納まるよう湾曲させ、その状態で振り出し孔1aに挿し込むものであ る。挿し込まれた羽根5dは、キャップ1内で復元し、その結果ストッパーとし て機能する。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本案の口栓は、ストッパー部が蝶番状に形成されているも のである。 従って本案では、上記の薄板を振り出し孔内に納まるよう折り曲げることによ り、口栓をキャップに簡単に着脱操作できるから、これによればこの種容器の製 造、組立に係る手間暇を軽減できるという実用上優れた効果を奏する。 又本案の口栓では、一旦キャップに取り付けた後でも、その取り外しが容易で あるから、異なる種類の口栓を揃えることにより、容器本体を共通利用して、容 器の仕様変更を簡単にできるものである。
【0017】 又請求項2記載の口栓の場合は、ストッパー部が合成樹脂材製の羽根で形成さ れ、この羽根が復元自在に形成されているから、羽根を湾曲させるという簡単な 操作で口栓をキャップに着脱できるものである。 従ってこれによれば、上例の口栓と同様、この種容器の製造、組立を容易化で き、又タイプの異なる口栓を揃えるだけで異なる種類の容器に簡単に変更できる という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の好適な一例を示す装着時の一部を切欠し
た要部断面図である。
【図2】図1のIIーII線における断面図である。
【図3】図1のIII ーIII 線における断面図である。
【図4】本案の装着時の一部を切欠した要部平面図であ
る。
【図5】本案の装着例を示す一部を切欠した要部斜視図
である。
【図6】本案の使用状態時の斜視図である。
【図7】本案の使用状態時の一部を切欠した要部断面図
である。
【図8】本案の他の実施例を示し、Aは正面図、Bは側
面図、Cは平面図、Dは底面図である。
【図9】従来品の装着時の一部を切欠した要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 キャップ 1a 振り出し孔 2 口栓 3 胴部 3a ブレード 3a1 外側縁 4 頭部 4a 下面 5 ストッパー部 5a 軸 5b 薄板 5c 溝 5d 羽根

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップの振り出し孔に摺動自在に挿嵌
    される胴部と、容器の静置時に上記の振り出し孔を下面
    が閉塞する頭部と、又振り出し時にキャップの内面に係
    止し胴部の抜け落ちを防止すると共に、キャップ内と外
    部とを上記振り出し孔を介して連通させるストッパー部
    とで形成され、上記の胴部は振り出し孔の内周縁に外側
    縁が摺接するブレードを複数備え、上記の頭部は胴部の
    上端に形成され、又上記のストッパー部は胴部の下端に
    形成された振り出し容器の口栓において、上記のストッ
    パー部が胴部と軸芯を同一にした軸から側方に突き出さ
    れた合成樹脂材製の薄板で形成され、この薄板の上記振
    り出し孔内位置に蝶番用の溝が上下端を開口して直線状
    に形成され、この溝でストッパー部が合成樹脂材製の蝶
    番状に形成されたことを特徴とする振り出し容器の口
    栓。
  2. 【請求項2】 キャップの振り出し孔に摺動自在に挿嵌
    される胴部と、容器の静置時に上記の振り出し孔を下面
    が閉塞する頭部と、又振り出し時にキャップの内面に係
    止し胴部の抜け落ちを防止すると共に、キャップ内と外
    部とを上記振り出し孔を介して連通させるストッパー部
    とで形成され、上記の胴部は振り出し孔の内周縁に外側
    縁が摺接するブレードを複数備え、上記の頭部は胴部の
    上端に形成され、又上記のストッパー部は胴部の下端に
    形成された振り出し容器の口栓において、上記のストッ
    パー部が胴部と軸芯を同一にした軸から側方に突き出さ
    れた合成樹脂材製の羽根で形成され、この羽根が復元自
    在に形成されたことを特徴とする振り出し容器の口栓。
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