JPH0789733A - ガラス溶解炉へ装入材料を送入する方法と装置 - Google Patents
ガラス溶解炉へ装入材料を送入する方法と装置Info
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- JPH0789733A JPH0789733A JP5175297A JP17529793A JPH0789733A JP H0789733 A JPH0789733 A JP H0789733A JP 5175297 A JP5175297 A JP 5175297A JP 17529793 A JP17529793 A JP 17529793A JP H0789733 A JPH0789733 A JP H0789733A
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- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B3/00—Charging the melting furnaces
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Abstract
同時に、防熱シールドの貫通部を十分に密封可能にす
る。 【構成】 スライダ保持体15の回転運動と縦方向運動
とがオーバラップされ、スライダ保持体15に偏心取付
けされたスライダ16の下縁が、溶湯表面と平行に部分
浸漬されている場合には送り運動が行なわれ、上方位置
へ旋回せしめられている場合には戻り運動が行なわれ
る。
Description
面に、少なくとも1つのプレート状スライダを介し、防
熱シールドと送入口を通じて装入容器から装入材料を送
入する方法、に関するものである。このスライダは、溶
湯表面に平行に延びる下縁を有し、水平及び鉛直の成分
を有する運動を行ない、他方、装入材料が継続的に溶湯
表面に装入される。
は、その下縁が、その出発位置と常時平行に、鉛直及び
水平の運動成分とをもって移動せしめられる。
方法の場合、前記下縁は2つのスライダ保持体を有する
平行の案内システムにより方形軌道上を案内される。こ
うすることにより、連続的に供給される装入材料が個々
のストリップ状回分に分割され、これらの回分が溶湯表
面に供給され、徐々に沈降し、溶解される。この公知方
法の場合、きわめて精確な処理が可能ではあるが、ガラ
ス溶解炉内室が大気に対して十分に密閉されていない。
防熱シールドに対するスライダ保持体のシールは、この
公知解決策の場合、防熱シールドのスリット状凹所上で
振動運動を行なう遮蔽板により行なわれる。この方法の
場合、互いに滑動する表面の使用温度が高いため、摩耗
の発生が著しい。同じように不十分なのが、振動コンベ
アトラフとして構成された装入装置の、防熱シールドに
対するシールである。この公知の方法は、更に次のよう
な欠点を有している。すなわち、装入材料が常に、向い
合った炉壁に対し直角方向にのみ移動せしめられる結
果、単位時間当りの装入量が多量の場合、向い合った炉
壁に対して供給される危険がある点である。
“ドッグハウス”として構成されている炉の内室と送入
装置との間のシールは、特に、燃料により加熱されるガ
ラス・タンク炉の場合には重要である。許容しえない量
の隙間空気が吸込まれることにより、燃焼過程が妨害さ
れ、燃焼効率が低下し、加えて、溶解が行なわれる区域
で炉の内容物が冷却されることになる。加えて、隙間空
気は排ガス量を増大させるため、排ガスフィルタを相応
に大型に構成せねばならないが、それでも流れ抵抗は増
大する。
底をなす課題は、冒頭に述べた種類の、装入材料、いわ
ゆる“ガラス・バッチ”の送入方法を、ガラス溶解炉へ
の信頼のおける装入と同時に、防熱シールドの貫通部が
良好に密封可能なものにすることにある。この課題を解
決するさい留意せねばならない点は、従来の技術全体を
見た場合、防熱シールドの貫通部のシールに関するかぎ
り、必要な自由度と良好なシール効果とは真向から対立
するものだけという点である。
り次のようにすることによって解決された。すなわち、
スライダ保持体の回転運動と縦方向運動とをオーバラッ
プさせ、かつスライダ保持体を制御することによって、
円形横断面のスライダ保持体に偏心取付けされているス
ライダを介して、その下縁が溶湯表面に平行位置にあっ
て部分的に溶湯内に浸漬されている場合には、ガラス溶
解炉への送り運動が行なわれ、下縁が溶湯から引上げら
れ上方へ旋回した位置にある場合には戻り運動が行なわ
れるようにしたのである。
ドイツ特許37 09 178による送入装置によっても
可能な、きわめて精確なガラス溶解炉への装入が可能に
なり、他方では、付加的に、防熱シールドに対して、ス
ライダ当り1つのスライダ保持体の極めて良好なシール
が可能になった。このシールを可能にするため、スライ
ダ保持体はシール個所のところでは直線運動を行ない、
この直線運動に、同一軸を中心とする回転運動がオーバ
ラップされるようにした。スライダ保持体は、要する
に、貫通・密封個所では旋回、押しずらし、千鳥運動を
行なう必要がないので、パッキン箱による密封により極
めて高い密封性が得られる。このパッキン箱によるシー
ルは、問題なく多段式にすることができる。
時に隙間空気が侵入することで妨害されることはなくな
った。
ことにより完全にされる。すなわち、鏡像対称的に配置
された2つのスライダが互いに独立的に制御されること
により、部分浸漬状態での送りペース及び又は双方のス
ライダ駆動装置の送り頻度を互いに別にするようにする
のである。
漬状態で、他方のスライダより低い送りペース及び又は
より低い送り頻度で操作することが可能である。スライ
ダは、要するに、いわば送入装置の垂直中心平面内で分
割され、双方のスライダが異なる供給仕事率で操作され
るのである。この結果、装入材料ないしはガラス・バッ
チは、双方のスライダ保持体に対し調節可能の角度で、
運動し、それにより全送入装置の水平旋回運動が完全に
不要となる。これにより、ガラス溶解炉は、より少数の
送入装置で操作可能となる。これら少数の送入装置は、
高い供給仕事率を有し、溶湯上を移動せしめられる装入
材料が、対向炉壁ないし対向ドッグハウス壁に達する危
険はない。装入材料は、双方のスライダの分担供給仕事
率を周期的に変化させることによって、時間平均で1つ
の角度域に分配される。
の溶湯表面上へ送入口から装入材料を送入かつ分配する
送入装置にも関わるものである。前記架台には、装入容
器、装入装置、装入装置とは分離された実質的に水平に
整列せしめられたスライダ保持体を有している。保持体
には、送り方向で溶湯表面と平行に延びる下縁を有する
プレート状スライダが配置されている。前記架台は、更
に、水平及び鉛直の成分を有するスライダ運動を生じさ
せるスライダ駆動装置と、送入口を実質的に遮蔽する防
熱シールドを有している。この防熱シールド内には、装
入装置の貫通する孔と、スライダ保持体用の少なくとも
1つの貫通部が設けられている。
置は、次の点が特徴である。すなわち、 a) スライダが、円形横断面を有する1つだけのスラ
イダ保持体に偏心取付けされることによって、スライダ
保持体の回転運動によりスライダ下縁を溶湯表面から上
方の旋回位置へもたらすことができる点、 b) 防熱シールド内に半径方向に不動にパッキン箱を
備えた貫通部が密封形成されており、この貫通部内をス
ライダ保持体が回転可能かつ軸方向に移動可能である
点、 c) スライダ保持体が、溶湯に対しスライダ下縁が平
行位置にある場合にはガラス溶解炉へのスライダの送り
運動が行なわれ、下縁が上方の旋回位置にある場合に
は、スライダの戻り運動が行なわれる点、更に最後に d) 装入装置が装入室により取囲まれ、装入室の第一
開口が、シールされた状態で防熱シールドの孔の縁部区
域と結合され、第2開口を介して装入容器と結合されて
おり、更に装入装置が装入駆動装置を有しており、この
駆動装置が装入室の外部に配置され、その駆動ロッド
が、パッキン箱を有する別の貫通部を介して装入室内へ
導入され、装入室内で装入装置と接続される点。
形式でスライダ保持体と防熱シールド間の良好なシール
のみでなく、同時に装入装置と防熱シールド間の良好な
シールも可能となる利点が得られる。
の中核となるのは装入室である。装入室は防熱シールド
に対しても、他のすべての導入部や貫通部に対してシー
ルされている。ここで付言しておかねばならない。点
は、言うまでもなく装入容器と装入室間のシールも保証
されている点である。しかも、このシールは、耐熱性
の、とりわけ鉱物繊維から成るベローズによってフレキ
シブルな結合がなされることにより特に効果的となる。
えば振動コンベアトラフ、送入シュート、その他類似の
装置である。
バーするためには、次のようにするのが有利である。す
なわち、送入装置の垂直中心平面の両側に各1つのスラ
イダ保持体を配置し、これらの保持体の端部に、保持体
軸線方向で見て、鏡像対称的に配置され、かつ鏡像対称
的に運動可能に偏心保持された2つのスライダを取付け
ておき、送り運動を開始する前に互いに整列できるよう
にするのである。
御可能なスライダ駆動装置を配属させることにより、双
方のスライダのそれぞれを介して装入材料ないしガラス
バッチの供給流れを別個に調節することが可能である。
供給流は双方のスライダのところで周期的に変化させる
ことができるので、一定角度域内で前記振動式装入が可
能となる。
スライダ駆動装置は、組付け部品としてそれぞれ、少な
くとも大部分が閉じられている駆動装置ケーシング内に
収容されている。ケーシングは、全体として組付け部品
と一緒に可動架台から取外し可能である。
該スライダ用のいわば駆動モジュールをなしているの
で、この送入装置は、選択的に1つ又は2つのスライダ
保持体及びスライダ駆動装置を備えるようにすることが
できる。
を全体として前記可動架台から取外し可能にしておくの
も、有利である。装入室も、この場合には、他の駆動シ
ステムとも選択的に組合せ可能の装入モジュールを形成
している。
請求項から明らかとなろう。これら請求項の有利な個々
の特徴を、図1〜図8に示した振動コンベアトラフを有
する2つの実施例について以下で詳述する。
されている、ガラス溶解炉1の部分が示されている。こ
の溶解タンク3を有するガラス溶解炉の構造の詳細は公
知であるから、これ以上立ち入らない。
いる。送入装置4は、炉の縦軸線方向で走行ローラ5を
介しレール6上を走行可能である。走行ローラ5はベー
スフレーム7に高さ調節可能に取付けられている。ベー
スフレーム7は、支持柱8を介して組付けプラットフォ
ーム9と結合されている。プラットフォーム9上には、
後述する部材及び構造グループが取付けられている。ベ
ースフレームと組付けプラットフォームとは、いわゆる
可動架台10を形成している。装入装置4は、この架台
10によりガラス溶解炉の送入口のところへ接近可能で
ある。
熱シールド12により閉じられている送入口11を有し
ている。防熱シールド12の相応の孔からは、装入装置
14及びスライダ保持体15の前端がドッグハウス2内
へ突入する。保持体15の前端にはスライダ16が取付
けられている。この場合、装入装置は振動コンベアトラ
フ13として構成されている。スライダ16は、後述す
るスライダ駆動装置により、実線で示した位置から破線
で示した位置16aへ移動できる。スライダ16は下縁
16bを有し、この下縁が、送りのさい、僅かだけ溶湯
表面17内に浸漬され、この位置で溶湯表面と平行に延
びている。スライダ16の、多少の差はあれ周期的運動
により、振動コンベアトラフ13から落ちる装入材料
は、回分がストリップに分割され、これらストリップ
が、ガラス溶解炉とドッグハウス2との間の隔壁19の
開口18からガラス溶解炉本体内へ送入される。
が密封結合され、装入室内へは振動コンベアトラフ13
の長さの大部分が突入している。装入室20の蓋21
を、同じようにシールされてホッパ22が貫通し、ホッ
パ下端が振動コンベアトラフ13内へ突入している。ホ
ッパ22の上端は装入容器23と結合されている。容器
23は下端部だけが図示されている。
プラットフォーム9は縦ビーム24を有し、縦ビーム2
4上には直接又は間接に装入室20とケーシング25と
が配置され、ケーシング25内には後述するスライダ駆
動装置26が収容されている。プラットフォーム9上の
構造物グループは、別の走行ローラ27を介して架台1
0に対して架台縦方向に走行可能である。図1からは、
更に、ドッグハウス2と防熱シールド12とがシールパ
ッケージ28ないし29を介して相互結合されているこ
とが分かる。
つの直線的に動作する駆動ユニット30,31を有し、
これらユニットが段階状に上下に配置されている。双方
の駆動ユニット30,31は、ピストンロッド30aな
いし31aを有する圧力媒体駆動装置である。図2の形
式の場合には、スライダ駆動装置26の上段が除去され
るか、ないしは駆動装置ケーシング25が平面E−E上
方の組付け部品と一緒に除去されている。
の軸方向運動を制御し、駆動ユニット31は、保持体1
5の回転運動を制御する。スライダ保持体15と一緒に
回転せねばならないピストンロッド30aと、スライダ
保持体15との間の整線誤差を補償するために、駆動ユ
ニット30とスライダ保持体15との間には複式カルダ
ン継手が配置されている。駆動ユニット30により、ス
ライダ16は実線で示した位置と破線で示した位置との
間を往復動する。
的に、言いかえると張出し部材33を介してスライダ保
持体15に取付けられ、この保持体15が円形横断面を
有している点である。スライダ保持体15の回転運動に
よりスライダ16の下縁16bは溶湯から引上げ可能
で、溶湯表面17との部分浸漬状態から上方へ旋回した
位置へもたらされる。そのように上方へ旋回した2つの
位置が、図3には破線で示されており、スライダは、下
方の破線位置では、送入口11を通って何処にもぶつか
らずにドッグハウス2から引出することができる。図3
には、更に、トラフ状横断面を有する振動コンベアトラ
フ13も示されている。ホッパ22の下縁は、振動コン
ベアトラフ13内に突入している。振動コンベアトラフ
13を有する装入室20は常にスライダ15と一緒にド
ラッグハウス2から引出される。
4に示され直線的に動作する駆動ユニット31により生
ぜしめられる。駆動ユニット31の延長ピストンロッド
31aは、まず縦方向案内34により安定化される。ピ
ストンロッド31aは、次いで、直角方向の横運動を補
償するため、リンク片35を介して剛性のアングルレバ
ー36と連結されている。アングルレバー36は、その
頂部の、詳細には図示されていない支承個所が支承台3
7に定位支承されている。この支承台内をスライダ保持
体15も半径方向に案内され、軸方向に移動可能であ
る。アングルレバー36の一端は、リンク片38と連結
され、このリンク片38の、アングルレバーとは反対側
の端部はフォーク状レバー39内に支承され、このレバ
ー39の、スライダ保持体15に対する力の伝達は図5
に略示されている。フォーク状レバー39は、外側スリ
ーブ40に固定され外側スリーブ40はキー41を介し
て先ず内側スリーブ42に作用する。内側スリーブは、
このトルクを別のキーを介して保持体15に伝達する。
この配置によって、保持体15には回転駆動装置に対し
て縦移動するのに必要な自由度が得られる。剛性のアン
グルレバー36の旋回平面は、直線運動の軸線と平行に
延びるか、ないしは図4の図平面と平行かつ図2の図平
面と直角に延びている。これにより、アングルレバー3
6は、ほぼ接線方向の運動を介してフォーク状レバー3
9に作用する。横運動に必要な自由度はリンク片38に
より保証される。
た送入装置44の鉛直中心平面M−Mの両側に各1つの
スライダ保持体15ないし45が配置されている。これ
ら保持体は、ドッグハウズ2内へ突入している端部にス
ライダ46,47を有している。双方のスライダは、図
3に示された1個だけのスライダ16より短くされ、保
持体15,45と反対側のスライダ端部材46aと47
aとが互いに妨害し合うことがないようにされている。
送り運動を実施するさい、前記端部46aと47aは互
いに向き合っている。言うまでもなく、それは同期的な
送り運動を行なう場合だけである。既に指摘したよう
に、この送り運動は、異なる行程((浸漬位置)ないし
異なる周期で行なうことができる。それによって、双方
のスライダの供給仕事率を交互に変更することにより供
給方向を周期的に変化させ、1つの角度範囲への供給が
可能になる。この異なる制御の可能性を示したのが図6
である。
8は、中心平面M−Mに対し鏡像対称的に構成配置さ
れ、しかもそれらを取囲む駆動ケーシング25ないし4
9を含めてである。
る点は、送入装置4ないし44がモジュール形式で構成
されている。言いかえれると、この種の送入装置は、簡
単に換装又は後装備が可能である。たとえば、図2の送
入装置4は、スライダ16を交換して、スライダ駆動装
48と、スライダ47を備えたスライダ保持体45とを
有する駆動ケーシング49を付加組付けすることによっ
て拡張することができる。その場合、装入室20とその
組付け部品及び上部材構造体、更には振動コンベアトラ
フ13には変更はない。
送入装置44の部材の外観を示したものである。スライ
ダ46は、図3のスライダ16と構成は似ているが、下
縁は著しく短くなっている。他方のスライダ47はスラ
イダ46と鏡像対称的に構成され、端部46a,47a
が間隔をを有するように配置されている。この形式の場
合も、双方のスライダ46,47は、上方位置へ旋回可
能である。可能な複数の上方位置は破線で示されてい
る。
として構成された送入装置14の構成要素を、図8につ
いて詳説する:装入室20は、耐熱性セラミック外装5
1を有する金属製外とう50から成っている。防熱シー
ルド12は、トラフ13の区域にトラフ13が貫通する
孔52を有している。トラフ13は、斜位置の板ばね5
3を介して装入室20に固定されている。
通する第1開口54を有し、この開口54が防熱シール
ド12の孔52と実質的に整列せしめられている。この
個所で装入室20も防熱シールドと結合されている。装
入室20は第2開口55を有している。第2開口55
は、図8の切断面の後方に位置し、ホッパ22を介して
図示されていない装入容器23と密封結合されている。
接続管56を介して装入駆動装置58の駆動ロッド57
が貫通案内されている。この駆動装置58は、この例の
場合、振動駆動装置として構成されている。駆動ロッド
57はパッキン箱貫通部59により装入室20に対し密
封されているので、ここから気体が出入することはな
い。駆動ロッド57の他方の端部は、振動コンベアトラ
フ13と結合されている。
トラフ13は、装入駆動装置58と平行の線形案内60
を介して装入室20と結合されている。この線形案内6
0は案内ロッド61を有し、案内ロッド61は、同じよ
うにパッキン箱貫通部62を介して装入室20と結合さ
れている。
ルド12の貫通部63を密封貫通せしめられている様子
が示されている。従来の技術ではスリット状貫通部は滑
り板によってシールする必要があったのに対し、本発明
の客体の場合、貫通部は、多段式パッキン箱を有する貫
通部64により密封されているので、この個所に不都合
な通気が生じることはない。スライダ保持体及びスライ
ダには冷却水が通されている。この目的のために、スラ
イダ保持体は2重壁に、ないしは同心的な2重管路とし
て構成され、側方の接続管65,65を介して、図示さ
れていない冷却媒体回路と接続されている。
シールド2とこのシールド2に設けられたパッキン箱貫
通部64との間に絶縁部材67が配置されている点であ
る。更に、パッキン箱貫通部64の外部と駆動ケーシン
グ25の前方に位置する、スライダ保持体15の部分区
域には別の絶縁部材68が配置されている。図4に略示
されている絶縁部材67,68は、当業者には周知のも
のである。これらの絶縁部材は、装入装置の、溶湯にさ
らされる部分を規定の大地電位から流電気的に遮断する
のに役立っている。接続管65,66もフレキシブルな
絶縁ホースを介して冷却水回路と接続されている。これ
らのフレキシブルな接続により、必要な、スライダの旋
回運動も可能になる。この旋回運動は最大約90°にわ
たって行なうことができる。
直に切断し、かつ送入装置を同じ平面で切断して示した
縦断面図。
面に沿って切断した水平断面図。
し、送入装置方向へ見た拡大横断面図。
び防熱シールド区域でのスライダ保持体の部分鉛直断面
図。
断して示した横断面図。
スライダと2つの駆動装置ケーシングを有する形式のも
のの、図2同様の図(水平面図)。
ス内部を示した、図3同様の図(鉛直断面図)。
ルドの区域を示した、図1の部分拡大図。
Claims (16)
- 【請求項1】 ガラス溶解炉(1)の溶湯表面上へ防熱
シールド(12)及び送入口(11)を介して装入容器
(23)から装入材料を、少なくとも1つのプレート状
スライダ(16,46,47)を用いて送入する方法で
あって、このスライダが、溶湯表面と平行に延びる下縁
(16b)を有し、水平及び鉛直の成分を有する運動を
行ない、他方、継続的に装入材料を溶湯表面へ装入する
形式のものにおいて、スライダ保持体(15,45)の
回転運動と縦方向運動とをオーバラップさせ、かつスラ
イダ駆動部(26,48)を制御することにより、円形
横断面を有するスライダ保持体(15,45)に偏心取
付けされたスライダ(16,46,47)を介して、ス
ライダ下縁(16b)が溶湯表面(17)と平行に位置
し、部分的に溶湯表面内へ浸漬されている場合にはガラ
ス溶解炉(1)への送り運動が行なわれ、下縁(16
b)が上方へ旋回せしめられ、溶湯内に浸漬されていな
い場合には戻り運動が行なわれることを特徴とする、ガ
ラス溶解炉へ装入材料を送入する方法。 - 【請求項2】 鏡像対称的に配置された2つのスライダ
(46,47)が、互いに独立的に制限されることによ
り、浸漬状態での送りペース及び又はスライダ駆動装置
(26,48)の送り頻度が、互いに異なることを特徴
とする、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の方法を実施する送入装置
(4,44)であって、可動の架台(10)が、装入容
器(23)と、装入装置(14)と、装入装置により分
離され実質的に水平のスライダ保持体(15,45)と
を有しており、この保持体には、溶湯表面と平行に送り
装置内を延びる下縁(16b)を有するプレート状スラ
イダ(16,46,47)が配置され、更に前記架台
(10)が、水平及び鉛直の構成要素によりスライド運
動を生じさせるスライダ駆動部(26,48)と、送入
口(11)を実質的に遮蔽する防熱シールド(12)と
を有しており、このシールド(12)内に装入装置が通
過する孔(52)と、スライダ保持体(15,46,4
7)のための少なくとも1つの密封貫通孔(63)とが
設けられている形式のものにおいて、 a) スライダ(16,46,47)が、円形横断面を
有する単一のスライダ保持体(15,45)に偏心配置
されることにより、スライダ保持体(15,45)の回
転運動によりスライダ(16,46,47)の下縁(1
6b)を、上方位置へ旋回させて、溶湯表面(17)か
ら離脱させることができ、 b) 防熱シールド(12)内に半径方向に不動にパッ
キン箱付貫通部(64)が密封配置され、この貫通部
(64)内をスライダ保持体が回転可能かつ軸方向に移
動可能であり、 c) スライダ駆動装置(26)が、スライダ(16)
の下縁(16b)が溶湯表面(17)と平行位置にある
場合にはガラス溶解炉(1)方向へスライダ(16)を
送る運動を行ない、下縁(16b)が上方へ旋回せしめ
られた位置にある場合には、スライダ(16)を戻す運
動を行なうように構成されており、 d) 装入装置(14)が装入室(20)に取囲まれて
おり、装入室(20)の、第1の開口(54)が、防熱
シールド(12)の孔(52)の縁部区域と密封接続さ
れ、第2の開口(55)を介して装入容器(23)と密
封接続されており、更に装入装置(14)が装入駆動装
置(58)を有し、この駆動装置(58)が装入室(2
0)の外部に配置され、その駆動ロッド(57)が別の
パッキング箱付貫通部(59)を介して装入室(20)
内へ導入され、この室内で装入装置(14)と接続され
ていることを特徴とする、請求項1記載の方法を実施す
る装入装置(4,44)。 - 【請求項4】 送入装置(44)の垂直中心平面(M−
M)の両側に各1つのスライダ保持体(15,45)が
配置されており、かつまた保持体(15,45)の端部
には、保持体軸線方向で見て鏡像対称的に配置され、か
つ鏡像対称的に運動可能な、2つの偏心保持されたスラ
イダ(46,47)が取付けられ、これらスライダの、
スライダ保持対(15,45)とは反対側の端部(46
a,47a)が、送り運動の開始前に互いに整列可能で
あることを特徴とする、請求項3記載の送入装置。 - 【請求項5】 双方のスライダ(46,47)が、相互
に独立的に起動制御可能なスライダ駆動装置(26,4
8)と連結されていることを特徴とする、請求項4記載
の送入装置。 - 【請求項6】 スライダ保持体(15,45)とスライ
ダ駆動装置(26,48)とが、それぞれ、少なくとも
大部分が閉じられた駆動装置ケーシング(25,49)
内に組付け部品として収容されており、このケーシング
(25,49)を、組付け部品ごと全体として可動架台
(10)から取外し可能であることを特徴とする、請求
項3記載の送入装置。 - 【請求項7】 装入装置(14)と装入駆動装置(5
8)とを有する装入室(20)が、全体として、可動架
台(10)から取外し可能であることを特徴とする、請
求項3記載の送入装置。 - 【請求項8】 可動架台(10)が、ベースフレーム
(7)から間隔をおいて配置された駆動ケーシング(2
5,49)及び装入室(20)用組付けプラットフォー
ム(9)を有し、このプラットフォーム(9)が水平の
縦ビームにより形成されていることを特徴とする、請求
項6又は7記載の送入装置。 - 【請求項9】 装入装置(14)用の装入駆動装置(5
8)が、装入室(20)の、防熱シールド(12)と反
対側に配置されていることを特徴とする、請求項7記載
の送入装置。 - 【請求項10】 装入室(20)が耐熱性セラミック外
装(51)を有することを特徴とする、請求項3記載の
送入装置。 - 【請求項11】 装入室(20)が、ローラ(27)を
介して装入装置(14)の縦方向に組付け用プラットフ
ォーム(9)上を走行可能であることを特徴とする、請
求項8記載の送入装置。 - 【請求項12】 装入装置(14)が、装入駆動装置
(58)と平行な少なくとも1つの線形案内(60)を
介して装入室(20)と接続されていることを特徴とす
る、請求項3記載の送入装置。 - 【請求項13】 スライダ駆動装置(26,48)が2
つの直線的に作用する駆動ユニット(30,31)を有
し、これらのうちの一方(30)がスライダ保持対(1
5)の軸方向運動を制御し、他方(31)がその回転運
動を制御することを特徴とする、請求項3記載の送入装
置。 - 【請求項14】 回転運動用のスライダ駆動装置(2
6,48)が、剛性のアングルレバー(36)を介して
リンク片(38)と連結されており、リンク片(38)
の、アングルレバーと反対側の端部は、ほぼ接線方向の
運動を介して、スライダ保持体(15,45)と結合さ
れた半径方向レバー(39)に作用し、更に、剛性アン
グルレバー(36)の旋回平面が直線運動の軸線と平行
に整列せしめられていることを特徴とする、請求項13
記載の送入装置。 - 【請求項15】 スライダ保持体(15,45)の直線
運動用の駆動ユニット(30)が、複式カルダンリング
(32)を介してスライダ保持体(15,45)の、直
接運動に加えてオーバラップされる回転運動を行なう部
分と接続されていることを特徴とする、請求項13記載
の送入装置。 - 【請求項16】 防熱シールド(12)と2つのシール
ドに固定されたパッキン箱付貫通部(64)の間と、こ
の貫通部(64)の外部、それもこの貫通部と駆動ケー
シング(25)との間に位置するスライダ保持体(1
5,45)の部分区間とには、それぞれ絶縁部材(6
7,68)が配置されていることを特徴とする、請求項
6記載の送入装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE4223184.1 | 1992-07-15 | ||
DE19924223184 DE4223184C1 (de) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | Verfahren und Vorrichtung zum Einlegen von Chargiermaterial in Glasschmelzöfen |
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JPH0789733A true JPH0789733A (ja) | 1995-04-04 |
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JP (1) | JPH0789733A (ja) |
CZ (1) | CZ130193A3 (ja) |
DE (1) | DE4223184C1 (ja) |
SK (1) | SK70793A3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20180046834A (ko) * | 2016-10-28 | 2018-05-09 | 울산과학기술원 | 전자펌프 |
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DE102013217189B4 (de) * | 2013-08-28 | 2017-03-30 | Zippe Gmbh & Co. Kg | Einlegevorrichtung eines Glasschmelzofens und Glasschmelzanlage |
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US3587881A (en) * | 1968-10-28 | 1971-06-28 | Armstrong Cork Co | Glass furnace charger |
DE3709178A1 (de) * | 1987-03-20 | 1988-09-29 | Sorg Gmbh & Co Kg | Einlegevorrichtung fuer glasschmelzoefen |
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1992
- 1992-07-15 DE DE19924223184 patent/DE4223184C1/de not_active Expired - Fee Related
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1993
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- 1993-07-06 SK SK70793A patent/SK70793A3/sk unknown
- 1993-07-15 JP JP5175297A patent/JPH0789733A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20180046834A (ko) * | 2016-10-28 | 2018-05-09 | 울산과학기술원 | 전자펌프 |
Also Published As
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SK70793A3 (en) | 1994-03-09 |
EP0579009A1 (de) | 1994-01-19 |
CZ130193A3 (en) | 1995-07-12 |
DE4223184C1 (de) | 1993-10-28 |
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