JPH0788423A - 塗装機器の検査装置 - Google Patents

塗装機器の検査装置

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Publication number
JPH0788423A
JPH0788423A JP5259094A JP25909493A JPH0788423A JP H0788423 A JPH0788423 A JP H0788423A JP 5259094 A JP5259094 A JP 5259094A JP 25909493 A JP25909493 A JP 25909493A JP H0788423 A JPH0788423 A JP H0788423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
paint
valve
pressure
regulator
Prior art date
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Pending
Application number
JP5259094A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Kobayashi
幹男 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP5259094A priority Critical patent/JPH0788423A/ja
Publication of JPH0788423A publication Critical patent/JPH0788423A/ja
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  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分解することなく塗装用機器のリークの有無
や作動の状態を検査できるようにすること。 【構成】 塗装用機器、例えば塗装ガン30のエア導入
孔33と塗料導入孔35にレギュレータL1から調圧し
たエアを送り込み、ノズル34bから流出したエアの量
を流量計FGにより検出することにより弁の作動状態
を、エア導入孔33へのエアの供給を断った状態でノズ
ル34bからの流出量をリークゲージLGで測ることに
よりそのリーク量を検査することができるようにしたも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗装に関与する各機器の
不具合を検査するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】粘度の高い塗料を扱う塗装ガン、レギュ
レータ、カラーチェンジバルブといった塗装に関与する
各機器には、内部の配管の特にコーナー部分や段差部分
に塗料が滞留し、これが使用に伴って付着堆積して管路
を狭径化し、流量不良により均一な噴霧を妨げたり、塗
膜の膜厚減少を引き起こしたり、あるいは付着した塗料
が剥離して、これらが被塗物面に噴霧されることによ
り、塗装不良を惹起するといった不都合を生じる。
【0003】このような不都合を生じさせないようにす
るために、これまでは、定期的に各機器を分解してクリ
ーニングするようにしていたが、機器毎に塗料の付着が
異なるにも拘らず、これら全部を分解掃除することは、
いたずらに作業量を増やすことになるばかりでなく、分
解後の再組立て時に部品の締付け不良や、シール、弁座
等の破損を起した場合には、これに伴なう塗料洩れや作
動不良等が実ラインへの組付け後に発見て、支障をきた
すといった問題をも発生させることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
塗装に関与する各機器に生じる不具合を分解することな
く簡単に検査することのできる新たな装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するための塗装機器の検査装置とし
て、検査すべき機器を保持する検査台と、操作可能な開
閉弁を介して機器の弁開閉用エア導入孔及び塗料導入孔
に調圧したエアを供給する手段と、塗料流出孔から流出
するエアの圧力及び流出量を検出する手段とを設けるよ
うにしたものである。
【0006】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図1、図2はこの検査装置の管路構成と外観を示し
たものであり、また図3乃至図5は検査すべき各塗装機
器とこれを検査装置に取付けた状態を示したものであ
る。
【0007】はじめに、図3乃至図5により検査すべき
各塗装機器の構造とその検査台について説明する。
【0008】図3は塗装ガン30とその検査台3を示し
たものであり、また図4はカラーチェンジバルブ40と
その検査台4を示ししたものである。これらの装置はほ
ぼ同じ構造をなしているため、一括して説明すると、塗
装ガン30とカラーチェンジバルブ40は、ともに、ボ
ルト31、41により結合されたシリンダブロック3
2、42と、バルブブロック34、44と、これらに摺
動自在に貫通装着されて塗料の流路を開閉する弁杆3
6、46とによって構成されている。
【0009】上記したシリンダブロック32、42に
は、その下方にシリンダ32a、42a内にエアを供給
するエア導入孔33、43が設けられ、ここから導入し
たエアによりスプリング36b、46bに抗してピスト
ン36a、46aを押上げ、これと一体の弁杆36、4
6を弁座34a、44aから離間させて塗料の流路を開
放するように構成され、また上記したバルブブロック3
4、44には、その一側に塗料導入孔35、45が設け
られていて、ここから導入した塗料を弁座34a、44
aを経てノスル34b、44bから吐出するように構成
されている。
【0010】塗装ガン30aの上記したバルブブロック
34の下端には、さらにそのノズル34bを覆うノズル
ホルダ37がエアキャップ38により取付けられてい
て、このノズルホルダ37を介して後述する検査台3に
塗装ガン30を取付けるように構成され、またカラーチ
ェンジバルブ40は、そのバルブブロック44の下端に
設けたネジ47をもって検査台4に取付けるように構成
されている。
【0011】他方、図5はレギュレータ50とその検査
台5を示したもので、このレギュレータ50は、シリン
ダブロック51と、調圧室54を有する調圧室ブロック
53と、これらを貫通して調圧室54を経由する塗料の
流路を開閉する弁機構58とによって構成されている。
【0012】シリンダブロック51は、その内部にピス
トン58aが摺動自在に配設され、またその頂部には、
シリンダ51a内にエアを導入するエア導入孔52が形
成されていて、シリンダブロック51の側面に設けた凹
部51aに後述する検査台の腕木を結合させることによ
り検査位置に保持されるように構成されている。
【0013】調圧室ブロック53には、その一側と他側
に、内部に設けた調圧室54を介して連通する塗料導入
孔55と塗料流出孔56が設けられ、また、これらの導
入孔55と流出孔56とを結ぶ流路内に下向きに配設し
た弁座57には、図6に示したようにピストン58aと
一体の枠体58bから上向きに突設した弁杆58cを有
する弁機構58が対向配設されている。
【0014】ところで、図1、図2は上記した各機器を
検査する装置を示したもので、この装置本体1は、塗装
ガン30、カラーチェンジバルブ40及びレギュレータ
50を支持する各検査台3、4、5を備えた基板2と、
これらの各機器を検査する一連の計器及び操作スイッチ
等を備えた操作パネル10とによって構成されている。
【0015】上記した操作パネル10は基板2上に立設
され、その背面には、塗装ガン30、カラーチェンジバ
ルブ40、レギュレータ50の各シリンダ32a、42
a、51a内に調圧したエアを導入するための第1のレ
ギュレータL1と、これらの各塗料導入孔35、45、
55からこれらの内部に調圧したエアを導入するための
第2、第3のレギュレータL2、L3とが設けられてい
て、これらには、各機器のエア導入孔33、43、52
及び各塗料導入孔35、45、55に連通させるための
各エア供給管D1、D2、D3が連接されており、また操
作パネルの背面下方には、捩り管D4を介してレギュレ
ータ50のエア流出孔56から流入したエアを蓄圧する
サージタンクTが配設されている。なお図中符号11
は、エア供給源12からの配管と接続をとるためのジョ
イントを示している。
【0016】一方、この操作パネル10の前面には、塗
装ガン30とカラーチェンジバルブ40の弁部分におけ
る洩れを検出するリークゲージLGが設けられ、その流
入端には、これらの各検査台3、4に設けたエア流路3
a、4aに連通させるための導管D5が設けられてい
る。
【0017】FG14は、塗装ガン30とカラーチェン
ジバルブ40からのエアの流出量を検出する流量計で、
各流量計FG14は、それぞれ電磁弁V14を介して捩
り管D5に分岐して連通し、この捩り管D5を介して塗装
ガン30とカラーチェンジバルブ40の各検査台3、4
に設けたエア流路3a、4aに接続し得るように構成さ
れている。
【0018】PG14は、それぞれ第1乃至第3のレギ
ュレータL13及びサージタンクTに接続してこれらの
内部の圧力を検出する圧力計で、第1、第2の圧力計P
1、PG2は、各機器に送り込むエアの圧力を監視する
役割りをもち、第3の圧力計PG3は、第3のレギュレ
ータL3内の圧力変動をもとに、塗装ガン30とカラー
チェンジバルブ40の弁部と各接続部分でのリークの有
無を検出するように、また第4の圧力計PG4は、サー
ジタンクT内の圧力変動をもとに、レギュレータ50の
弁部と各接続部分でのリークの有無を検出するように構
成されている。
【0019】また、図中符号SW1は、第1レギュレー
タL1のエア供給管D1に設けた電磁弁V1を操作する制
御スイッチ、SW24は、各流量計FG14に設けた電
磁弁V25を操作するスイッチ、SW6、SW7はサージ
タンクT及びリークゲージLGの各捩り管D4、D5に設
けた電磁弁V4、V5を操作するスイッチをそれぞれ示し
ており、また、J16は、各エア供給管D13及び各捩
り管D46と各機器を結ぶ配管との接続をとるジョイン
トを示している。
【0020】このように構成された装置において、い
ま、塗装ガン30(およびまたはカラーチェンジバルブ
40)についてのリーク及び作動テストを行う場合に
は、はじめに、塗装ガン30のノズルホルダ37を検査
台3に設けたエア流路3a端上方のネジ部3bに螺合し
てここに塗装ガン30を固定する。
【0021】そしてその上で、塗装ガン30のエア導入
孔33に、第1のレギュレータL1から伸びる配管を接
続するとともに、検査台3のエア流路3aに各流路計F
14から伸びる配管を接続し、さらに、塗料導入孔3
5に第2のレギュレータL1から伸びる配管を接続す
る。
【0022】そしてこの状態で、制御スイッチSW1
押して第1のレギュレータL1に通じる電磁弁V1を開
き、ここから流入したエアにより弁杆36と一体のピス
トン36aを押上げて塗料の流路を開放する。
【0023】これにより、第2のレギュレータL2内の
調圧されたエアは、弁座34a及びノズル34bを経て
検査台3のエア流路3a内に流入し、ここから配管を介
して各流量計FG14のもとに達するから、ここで、い
ずれか1つのスイッチSW25を押して適正流量を表示
する流量計FG14の1つの電磁弁Vを開けば、選択さ
れた流量計FGが示す流量から、弁杆36が適正に作動
しているか否かといったこと及び、弁座34aとノズル
34bを含めた塗料流路内に塗料の詰まりがあるか否か
といったことを読取ることができる。
【0024】つぎに、制御スイッチSW1を切り、第1
のレギュレータL1からのエアの供給を断って弁杆36
により塗料の流路を閉塞するとともに、検査台3のエア
流路3aにリークゲージLGからの配管を接続し、スイ
ッチSW7を押してこの流路を開く。
【0025】そして、この状態でリークゲージLGの指
示値を監視すれば、その変動から弁座34aと弁杆36
との間でリークが生じているか否かを判定することがで
きる。
【0026】そしてさらに、この状態のもとで塗料導入
孔35に第3のレギュレータL3から伸びる配管を接続
し、調圧されたエアを弁室34c内に導いた上で、この
レギュレータL3に連通する圧力計PG3の指示値を監視
すれば、その圧力の減少度合から各接続箇所のシール部
分からエアがリークしているかどうかが判定できる。
【0027】他方、レギュレータ50の作動等について
チェックする場合には、検査台5の腕5aにレギュレー
タ50の凹部51aを係合させて固定し、その上で、エ
ア導入孔52に第1のレギュレータL1からの配管を接
続し、塗料流出孔56にサージタンクTからの配管を接
続し、さらに塗料供給孔55に第2のレギュレータL2
からの配管を接続する。
【0028】ついで、この状態で制御スイッチSW1
押し、第1レギュレータL1からのエアによりピストン
58aを押し下げ、弁座57から弁杆58cを離して塗
料の流路を開放するとともに、スイッチSW6を操作
し、弁座57を経て塗料流出孔56から流出したエアを
サージタンクTに流入させる。
【0029】そしてこの状態で、サージタンクTに連通
する圧力計PG4の指針を監視すれば、その変動により
各接続箇所でリークが発生しているかどうかを読取るこ
とができる。
【0030】このようにして、最後にリークや作動不良
が発見された機器のみを取出して分解処理や洗浄処理等
を施すようにする。
【0031】なお、上述した実施例は、基板2上に塗装
ガン30、カラーチェンジバルブ40及びレギュレータ
50の各検査台3、4、5を設けるとともに、これらの
機器を同時に検査し得る数の圧力計PG等を備えた装置
として構成したものであるが、検査すべき機器に適した
検査台を基板2に交換可能に取付け得るようにするとと
もに、圧力計PG等を1つの機器を検査し得るに足る数
に抑えて、装置を小型にかつ安価に構成するようにする
ことも可能である。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、検査
台上に固定した機器に対して、その弁開閉用エア導入孔
と塗料導入孔に調圧したエアを供給し停止し得るように
するとともに、塗料流出孔からの流出エアの圧力と流出
量を検出するようにしたので、弁開閉用エア導入孔と塗
料導入孔へのエアの供給により弁の作動の適否を、また
弁開閉用エア導入孔へのエアの供給停止により、塗料流
路内での塗料のリークの有無とその程度を簡単かつ正確
に検査することができて、定期点検時の分解作業の手間
を大巾に軽減することができるとともに、機器の分解に
よって生じる不都合の発生を未然に抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例をなす検査装置の管路構成図
である。
【図2】(a)(b)は同上装置の裏側と表側を示した
斜視図である。
【図3】塗装ガンとその検査状態を示した図である。
【図4】カラーチェンジバルブとその検査状態を示した
図である。
【図5】レギュレータとその検査状態を示した図であ
る。
【図6】同上レギュレータを他の面から見た断面図であ
る。
【符号の説明】
1 検査装置本体 2 基板 3、4、5 検査台 10 操作パネル 30 塗装ガン 33 エア導入孔 34a 弁座 34b ノズル 35 塗料導入孔 36 弁杆 40 カラーチェンジバルブ 50 レギュレータ L レギュレータ T サージタンク LG リークゲージ FG 流量計 RG 圧力計 sw 操作スイッチ v 電磁弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査すべき機器を保持する検査台と、操
    作可能な開閉弁を介して上記機器の弁開閉用エア導入孔
    及び塗料導入孔に調圧したエアを供給する手段と、塗料
    流出孔から流出するエアの圧力及び流出量を検出する手
    段とを備えた塗装機器の検査装置。
  2. 【請求項2】 上記エア供給手段として、レギュレータ
    を用いたことを特徴とする請求項1記載の塗装機器の検
    査装置。
  3. 【請求項3】 上記流出エアの圧力及び流出量検出手段
    を、上記検査台に設けたエア流路に連通させるようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の塗装機器の検査装
    置。
  4. 【請求項4】 上記流出エアの圧力検出手段として、圧
    力計と連通するサージタンクを用いたことを特徴とする
    請求項1記載の塗装機器の検査装置。
  5. 【請求項5】 上記エア流出量検出手段として、リーク
    ゲージを用いたことを特徴とする請求項1記載の塗装機
    器の検査装置。
JP5259094A 1993-09-22 1993-09-22 塗装機器の検査装置 Pending JPH0788423A (ja)

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JP5259094A JPH0788423A (ja) 1993-09-22 1993-09-22 塗装機器の検査装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031001