JPH078493Y2 - スクレーパ付きベルトコンベヤ - Google Patents

スクレーパ付きベルトコンベヤ

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JPH078493Y2
JPH078493Y2 JP3456189U JP3456189U JPH078493Y2 JP H078493 Y2 JPH078493 Y2 JP H078493Y2 JP 3456189 U JP3456189 U JP 3456189U JP 3456189 U JP3456189 U JP 3456189U JP H078493 Y2 JPH078493 Y2 JP H078493Y2
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JP
Japan
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scraper
sponge
resin
conveyor
belt
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Application number
JP3456189U
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JPH02127633U (ja
Inventor
勝 神谷
進 都築
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はスクレーパ付きベルトコンベヤに係り、特に細
粒についてもコンベヤベルトから確実に払い落すことが
できるよう改良されたスクレーパ付きベルトコンベヤに
関する。
[従来の技術] 第4,5図に示す如く、コンベヤベルト1の搬送面1aの途
中にスクレーパ2,3を上下動自在に設け、あるスクレー
パ(第4図ではスクレーパ3)を降下させてコンベヤベ
ルト1に当て、原料Aを目的とするホッパ4へ払い落す
ことが行なわれている。第4図においてスクレーパ2を
降下させてコンベヤベルト1に当てると、ホッパ5へ原
料を払い落すことができる。第4図の符号6は原料供給
シュート、1bはプーリを示す。
このスクレーパ2,3は、第5図に示す如く、支持片7に
樹脂製のプレート8を取り付けた構成とされている。符
号9は補強用チャンネルを示す。第5図ではV字形の平
面視形状のスクレーパが示されているが、第6図に示す
如く一文字形のスクレーパ10を用いることもある。第6
図の符号11は支持片であり、該支持片11にプレート8が
取り付けられている符号12はスクレーパ10を支えるため
のブラケットを示す。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来のスクレーパ2,3,10をコンベヤベルト1に押し
当てて使用を継続すると、第7図の如くプレート8が摩
耗し、プレート8の下辺に欠損部8aが生じ、原料Aのう
ち特に細粒分がプレート8を通り抜けてしまうようにな
る。そのため、プレート8を頻繁に新品と交換したり、
下辺を直線状に切断したりすることが必要であった。
(なお、プレート8の上下を逆にすることもある。) プレート8の下辺が直線状になっている新品状態におい
ても、細粒分や微粉はプレート8とコンベヤベルト1と
の間を通り抜け、ホッパには払い落されない。この微粉
はコンベヤベルト1の折返し部付近においてコンベヤベ
ルト1から舞い上り、浮遊粉塵となって作業環境を悪化
させていた。また、微細粒子分の損失量もそれだけ多
い。
[課題を解決するための手段] 本考案のスクレーパ付きベルトコンベヤは搬送面の途中
に樹脂製スクレーパを設けたスクレーパ付きベルトコン
ベヤにおいて、該樹脂製スクレーパの下流側にスポンジ
製スクレーパを設けたことを特徴とするものである。
なお、本考案において、樹脂製スクレーパとはコンベヤ
ベルトとの接触部が合成樹脂製プレートより成るものを
いう。また、スポンジ製スクレーパとは、コンベヤベル
トとの接触部がスポンジより成るものをいう。
[作用] 本考案のスクレーパ付きベルトコンベヤにおいては、樹
脂製スクレーパにより大部分の原料が払い落される。こ
の樹脂製スクレーパを通り抜けた原料はスポンジ製スク
レーパにより払い落される。このスポンジ製スクレーパ
は軟質であり、コンベヤベルトの搬送面に密着される。
このため、細粒や微粉も確実にスポンジ製スクレーパに
より払い落される。なお、本考案者が種々使用したとこ
ろ、このスポンジ製スクレーパは耐久性にもきわめて優
れていることが認められた。
[実施例] 以下図面を用いて実施例について説明する。第1図は実
施例を示す要部平面図、第3図は第1図のIII−III線断
面図である。第1,3図において、樹脂製スクレーパ3の
下流側(コンベヤ搬送方向下流側)にスポンジ製スクレ
ーパ20が設置されている。このスポンジ製スクレーパ20
は、第3図に示す如く下向きに開いた溝形断面形状のリ
テーナ21の下面側にスポンジ22が取り付けられたもので
あり、リテーナ21はチャンネル9に取り付けられてい
る。第1図の符号は23はチャンネル9とリテーナ21との
間に架設された支承部材を示す。
なお、第3図の如く、樹脂製スクレーパにおいては、プ
レート8がボルト及びナット24により支持片7に取り付
けられている。これら樹脂製スクレーパ3及びスポンジ
製スクレーパ20はエアシリンダ(図示略)等の昇降機構
によりコンベヤベルト1に対し昇降しうるよう上下動自
在に設置されている。
なお、第1,3図のスクレーパ付きベルトコンベヤにおい
ても、図示はされていないがコンベヤベルト1の上流側
には原料供給用シュートが設置されている。また、コン
ベヤベルト1はプーリに懸架されて無端回動される。
このように構成されたスクレーパ付きベルトコンベヤに
おいては、樹脂製スクレーパ3により大部分の原料が払
い落される。この樹脂製スクレーパ3を通り抜けた原料
はスポンジ製スクレーパ20により払い落される。このス
ポンジ製スクレーパ20のスポンジ22は軟質であるから、
コンベヤベルトの搬送面1aに密着される。このため、細
粒分も確実にスポンジ製スクレーパによりホッパ4へ払
い落される。
このように、樹脂製プレート8が摩耗しても原料はすべ
てホッパへ払い落されるので、プレート8の交換頻度や
調整(下辺を直線状に切除したり、プレート8の上下を
逆にしたりする調整)作業の頻度もきわめて少なくて足
りる。もちろん、微粉分も確実にホッパ4に払い落され
るので、コンベヤベルト1の折り返し部付近における微
粉分の舞い上がりやそれによる作業環境の悪化も防止さ
れる。また、原料の損失量もきわめて少なくなる。
第2図は一文字形のスクレーパを備えたスクレーパ付き
ベルトコンベヤの要部平面図である。即ち、第2図では
一文字形の樹脂製スクレーパ10の下流側に一文字形のス
ポンジ製スクレーパ30が設置されている。このスポンジ
製スクレーパ30も、第3図に示したものと同様にリテー
ナ31の下面側にスポンジが取り付けられた構成のもので
ある。なお、リテーナ31はブラケット12に取り付けられ
ている。
第2図のスクレーパ付きベルトコンベヤにおいても、樹
脂製スクレーパにより大部分の原料が払い落され、この
樹脂製スクレーパを通り抜けた原料は、細粒分、微粉分
も含めてスポンジ製スクレーパ30により払い落される。
なお、本考案においてスポンジとしてはウレタンが好適
であるが、その他の合成樹脂発泡体でも良い。なお、ウ
レタン製スポンジを衛生陶器製造用粘土質原料の搬送用
のコンベヤに適用したところ、数ケ月経過してもスポン
ジは十分に実用に耐えることが確認された。
[考案の効果] 以上の通り、本考案のスクレーパ付きベルトコンベヤに
よると、細粒分及び微粉分も含めて原料を確実に払い落
すことができる。また、スクレーパを通り抜けた微粉分
がベルト折返し部付近で舞い上り作業環境を悪化させる
ことも防止され、作業環境が向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は実施例を示す要部平面図、第3図は
断面図である。第4図は従来例を示す側面図、第5図及
び第6図は平面図である。第7図は下辺が摩耗したプレ
ートの正面図である。 1…コンベヤベルト、2,3…スクレーパ、4,5…ホッパ、
8…樹脂製プレート、10…スクレーパ、20,30…スポン
ジ製スクレーパ、22…スポンジ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−82714(JP,A) 特開 昭60−123883(JP,A) 特開 昭60−150077(JP,A) 実開 昭63−142322(JP,U) 実開 昭49−95688(JP,U) 実公 昭35−31113(JP,Y1) 実公 昭28−5028(JP,Y1) 実公 昭61−21474(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送面の途中に樹脂製スクレーパを設けた
    スクレーパ付きベルトコンベヤにおいて、該樹脂製スク
    レーパの下流側にスポンジ製スクレーパを設けたことを
    特徴とするスクレーパ付きベルトコンベヤ。
JP3456189U 1989-03-27 1989-03-27 スクレーパ付きベルトコンベヤ Expired - Lifetime JPH078493Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3456189U JPH078493Y2 (ja) 1989-03-27 1989-03-27 スクレーパ付きベルトコンベヤ

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JP3456189U JPH078493Y2 (ja) 1989-03-27 1989-03-27 スクレーパ付きベルトコンベヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02127633U JPH02127633U (ja) 1990-10-22
JPH078493Y2 true JPH078493Y2 (ja) 1995-03-01

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ID=31539142

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JP3456189U Expired - Lifetime JPH078493Y2 (ja) 1989-03-27 1989-03-27 スクレーパ付きベルトコンベヤ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5274137B2 (ja) * 2008-07-28 2013-08-28 中国電力株式会社 粒状物体払い出し装置
JP4448546B1 (ja) * 2008-11-13 2010-04-14 袴田ベルト工業株式会社 異物除去装置を備えたコンベア

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JPH02127633U (ja) 1990-10-22

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