JPH078433A - 組成物、それを含む装置、及びその装置により炭酸カルシウム含有表面を処理する方法 - Google Patents

組成物、それを含む装置、及びその装置により炭酸カルシウム含有表面を処理する方法

Info

Publication number
JPH078433A
JPH078433A JP4829394A JP4829394A JPH078433A JP H078433 A JPH078433 A JP H078433A JP 4829394 A JP4829394 A JP 4829394A JP 4829394 A JP4829394 A JP 4829394A JP H078433 A JPH078433 A JP H078433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibers
calcium carbonate
composition
crystallizing
article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4829394A
Other languages
English (en)
Inventor
Diane Ridout Wolk
リドゥート ウォーク ダイアン
Patrick Mcgurran Jon
パトリック マクガーラン ジョン
James Richard Harrison
リチャード ハリソン ジェイムズ
Gary Snell Williamson
スネル ウィリアムソン ゲイリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Minnesota Mining and Manufacturing Co
Publication of JPH078433A publication Critical patent/JPH078433A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09GPOLISHING COMPOSITIONS; SKI WAXES
    • C09G1/00Polishing compositions
    • C09G1/04Aqueous dispersions

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、摩擦の減少及び表面光沢の増加を
伴った炭酸カルシウム含有表面の結晶化に好適な酸性組
成物を提供することを目的とする。 【構成】 自動装置による表面の清掃の間に摩擦力を減
少させる必要性が常に存在する。本組成物は、酸素化有
機化合物、金属ヘキサフルオロシリケート、及び水を含
んで成る。炭酸カルシウム含有表面の結晶化のための装
置であって本発明の組成物及び表面処理物品を含んで成
るもの、及びその装置の使用方法についても記載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の主題は、研磨物品と組み
合わせて、炭酸カルシウム含有表面、例えば、大理石の
床を結晶化するために使用される水性組成物中に、有機
溶媒を含ませることである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】結晶化
(crystallization) は、大理石の耐久性を改善するため
の方法を表すために、大理石床の産業において使用され
る用語である。フルオロシリケート塩、例えば、マグネ
シウム・ヘキサフルオロシリケートの酸性水溶液を、そ
の表面に塗布し、その後、回転床磨き機の下のスチール
・ウール・パッド(steel wool pad)により、その湿った
領域を磨く。1 つの理論は、そのスチール・ウール内の
鉄の存在と関連したその床の摩擦- 誘導熱がその炭酸カ
ルシウム含有表面において化学反応を引き起こし、その
表面の炭酸カルシウムをフッ化カルシウム種に変更する
というものである。フッ化カルシウムは、その元の炭酸
カルシウム含有表面よりも、水に対しより耐久性があ
り、しみ(stain) 抵抗性があり、そしてより光沢があ
る。この結晶化工程及び典型的に使用される材料につい
ての討議は、譲受人の米国特許、特許第5,282,900 号中
に取り込まれた。
【0003】先に参照した特許においては、特別な不織
研磨パッド組成物が、たとえそれが鉄含有物をもたなく
ても、上記の結晶化工程のための磨きパッドとして有効
であることを見いだしていた。本産業は、スチール・ウ
ールから形成されていない(すなわち、鉄を含まない)
不織物品が炭酸カルシウム含有床、例えば、大理石の床
の結晶化に非効果的であると考えているということにつ
いて議論されていた。したがって、上記の発明者にとっ
て、非鉄含有不織パッド構築物であって一般的に使用さ
れる結晶化化学物質、例えば、金属ヘキサフルオロシリ
ケートの酸性溶液と共に使用されるであろうものが、ス
チール・ウール・パッドによってのみ達成されると従来
考えられていた耐久性のある光沢のある表面を作りだす
ことは、驚くべきことであった。
【0004】米国特許第4,738,876 号は、結晶化化学物
質の前に大理石表面に塗布されるプライマー組成物中の
グリコール・エーテルの使用について記載している。金
属ヘキサフルオロシリケート塩、水及びアジュバント化
学物質、例えば、界面活性剤又はワックス・エマルジョ
ンを含む結晶化化学組成物についての多くの文献がある
けれども、その結晶化化学物質中に酸素化有機化合物(o
xygenated organic compound) を含むことについて、本
発明者が発見した文献は存在しない。硬い表面洗浄化学
物質及び床コーティングが、水及び酸素化有機化合物、
並びに所望の機能を達成するために必要な他の化学物質
により、長い間、作られてきたので、このことは、むし
ろ驚くべきことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、結晶化
組成物中に特定の酸素化有機化合物を含むことは、その
表面を結晶化しながら" 摩擦(drag)"(friction) を減少
させることにおいて有意な影響をもつ。さらに、好まし
い酸素化有機化合物のいくつかは、水及び金属ヘキサフ
ルオロシリケート化合物とともに使用するとき、その表
面の" 光沢(gloss)"(shineness) を顕著に改善する。
【0006】本発明の1 つの態様は、炭酸カルシウム含
有表面を結晶化することに好適な組成物であって、少な
くとも僅かに水溶性(20 ℃における0.1 重量パーセント
よりも大きな水溶性) でありそして2 から10までの炭素
原子をもっている有効量の酸素化有機化合物、有効量の
金属ヘキサフルオロシリケート塩、好ましくは、マグネ
シウム・ヘキサフルオロシリケート(MgSiF6 ・6H2 O)、
及び水、を特徴とするものである。本発明の上記の態様
内の組成物は、使用されたその酸素化有機化合物及びそ
の濃度に依存して、炭酸カルシウム含有表面の、結晶化
( すなわち、耐久性) そして好ましくは磨き( すなわ
ち、その光沢を増加させること) に有用であることが証
明されている。この酸素化有機化合物の存在、好ましく
はプロピレン・グリコール・モノメチル・エーテルは、
その光沢を減少させること( 又はいくつかの場合に実際
に改良すること) なしに従来の床メンテナンス機の摩擦
を減少させることが、非鉄含有不織研磨物品を使用する
ときに、達成させることが発見された。それ故、摩擦に
おける減少は、非鉄含有不織物品をそのユーザーにより
受け入れやすいものにする。なぜなら、スチール・ウー
ルに関係した問題( すなわち、錆、裂け(sprintering)
、その床への色移り、等) が、減少又は取り除かれる
からである。この摩擦の減少は、生産性を増加すること
に役立つオペレーターの疲労の減少にも助けになる。本
組成物のいくつかの態様においては、この酸素化有機化
合物は、スチール・ウッド・パッドと共に使用されたと
き、例えば、乳酸メチル及び類似のアルキル・エステル
を使用するとき、光沢を増加させることに役立つ。
【0007】本発明の組成物と共に使用される1 つの好
ましい非鉄含有不織表面処理物品は、複数の熱可塑性有
機繊維を含んで成る開いた高い3 次元の不織ウェブ、そ
の繊維を相互に接する点において付着させるバインダ
ー、及びそのバインダーによりその繊維に付着しながら
結合されている研磨剤粒子であって好ましくは約0.1 マ
イクロメーターから約30マイクロメーターまでの範囲
の、より好ましくは、約0.1 から約10マイクロメーター
までの範囲の平均粒子直径をもつもの、を含んで成る。
本発明の他の態様は、炭酸カルシウムを含んで成る表
面、例えば、大理石の床を結晶化するための装置であっ
て: a)先に記載したような本発明の結晶化組成物; 並びに、 b)以下の: i)複数の熱可塑性有機繊維を含んで成る開いた高い3 次
元の不織ウェブ、その繊維を相互に接する点において付
着させるバインダー、及びそのバインダーによりその繊
維に付着しながら結合されている研磨剤粒子を含んで成
る不織表面処理物品、及び、 ii)スチール繊維を含んで成る物品、から成る群から選
ばれている表面処理物品、を特徴とする装置である。
【0008】本発明内の他の装置は、炭酸カルシウム含
有表面の結晶化及び磨きの両方が要求されるときに、使
用されることができる。1 つの装置は、グロコール・エ
ーテル及びアルコール、金属ヘキサフルオロシリケート
塩、及び水から成る群から選ばれた酸素化有機化合物
を、先に記載した非鉄含有不織物品と共に、使用する。
炭酸カルシウム含有表面を結晶化しそして磨くために好
適な装置は、2 から10までの炭素原子をもち、そして僅
かに水溶性であるアルキル・エステルを含んで成る結晶
化組成物を、スチール繊維、好ましくはスチール・ウー
ルを含んで成る研磨物品と共に使用する。本発明のさら
なる態様は、本発明の装置を使用する炭酸カルシウム含
有表面を結晶化する方法である。1 つの方法は、以下の
段階: a)本発明の結晶化剤を、炭酸カルシウムを含んで成る石
の表面又は不織表面処理物品のいずれかに、あるいは両
方に塗布し{その組成物が、少なくとも僅かに水溶性で
ありそして2 から10までの炭素原子をもっている有効量
の酸素化有機化合物、有効量の金属ヘキサフルオロシリ
ケート塩、好ましくは、マグネシウム・ヘキサフルオロ
シリケート(MgSiF6 ・6H2 O)、及び水、を含んで成り、
その不織表面処理物品が、複数の熱可塑性有機繊維を含
んで成る開いた高い3 次元の不織ウェブ、バインダー、
及び研磨剤粒子であって約0.1 マイクロメーターから約
30マイクロメーターまでの範囲の平均粒子直径をもつも
の、を含んで成る}; そして、 b)炭酸カルシウムを含んで成る表面上で耐久性のある仕
上がりを作り出すのに十分な時間にわたり、その表面と
その物品との間の相対的な動きを生じさせながら、その
不織表面処理物品を炭酸カルシウム含有表面と接触させ
る、を含む。
【0009】炭酸カルシウム含有表面の結晶化における
使用に好適な本発明の組成物は、有効量の酸素化有機化
合物であって少なくとも僅かに水溶性であり且つ2 から
10までの炭素原子をもっているもの、金属ヘキサフルオ
ロシリケート、及び水を含んで成る。有利には、この酸
素化有機化合物は、十分に水に溶け、そして本発明の結
晶化組成物が上記の表面処理物品又は炭酸カルシウム含
有表面に塗布されたとき、摩擦における有意な減少が回
転バフかけ機により達成されるような蒸発速度をもち、
そして好ましくは、光沢における増加が作られる。好ま
しくは、酸素化有機化合物は、その水溶性及び炭素原子
数が先に述べたものに拘束される範囲内で、4 から8 ま
での炭素原子をもち、そしてグリコール・エーテル、ア
ルキル・アルコール、及びアルキル・エステルから成る
群から選ばれる。好ましいグリコール・エーテルは、プ
ロピレン・グリコール・モノ- メチル・エーテル及びエ
チレン・グリコール・モノ-n- ブチル・エーテルであ
る。プロピレン・グリコール・モノ- メチル・エーテル
は、商品名"Dowanol PM"(Dow Chemical Corp. から入手
可能) 及び"Propasol M"(Union Carbide Corp.から入手
可能) の下で知られている。この有機溶媒は、20℃にお
いて完全に水に溶け、約33℃の引火点及び70の蒸発速度
(n- ブチル・アセテート=100) をもつ。1 つの好ましい
アルキル・エステルは、乳酸メチルであり、一方、好ま
しいアルキル・アルコールは、イソブタノール及びsec-
ブタノールである。
【0010】有用な酸素化有機化合物を特徴ずける他の
方法は、標準化学物質、例えば、n-ブチル・アセテート
に対し比較した蒸発速度による。好ましい酸素化有機化
合物は、n-ブチル・アセテートが100 の蒸発速度をもつ
場合、約0.5 から約300 までの範囲の蒸発速度をもつ。
本発明に記載の組成物は、好ましくは、約5 から約25重
量パーセントまでの酸素化有機化合物をもつ。約25重量
パーセントを超える濃度においては、この酸素化有機化
合物は、ユーザーの許容時間の期間内には蒸発しないこ
とができ、一方、約5 重量パーセント未満の酸素化有機
化合物は、その機械のユーザーにとって不快な回転バフ
機上の摩擦を引き起こすであろう。より低い濃度は、典
型的には、本発明において有用なより揮発性の酸素化有
機化合物、例えば、イソプロパノールと共に使用され
る。金属ヘキサフルオロシリケートは、炭酸カルシウム
よりも硬くそしてより耐久性のあるフッ化カルシウム種
を作るために、炭酸カルシウム含有表面におけるカルシ
ウムとの反応機構に役立つ。有効量の金属ヘキサフルオ
ロシリケート、好ましくは、本発明の組成物の、約10か
ら約30重量パーセントまでの金属ヘキサフルオロシリケ
ート、より好ましくは、約10〜約20重量パーセントを、
使用する。
【0011】本発明の組成物の金属ヘキサフルオロシリ
ケート成分は、マグネシウム・ヘキサフルオロシリケー
ト(MgSiF6 ・6H2 O)、亜鉛ヘキサフルオロシリケート(Z
nSiF 6 ) 、等であることができる。しかしながら、金属
ヘキサフルオロシリケート塩のいずれをも、その金属ヘ
キサフルオロシリケートとして使用することができる。
好ましいのは、マグネシウム・ヘキサフルオロシリケー
トである。本発明の結晶化組成物は、約1 から約5 まで
の範囲のpH( 水素イオン濃度の常用対数の負の底) をも
つはずである。付随的な成分を、その結晶化組成物に添
加することができる。このような付随的な成分は、その
炭酸カルシウム含有表面のフッ素化を促進し且つ加速す
ることができる遊離のフッ素イオン源( 例えば、アンモ
ニウム・ビフルオリド等);光沢増強剤( 例えば、クエン
酸マグネシウム、2 塩基性クエン酸カルシウム等);その
配合物のpHを調整するための酸、例えば、シュウ酸; 処
理される床又は表面を湿らせることを助ける界面活性
剤、例えば、エトキシ化直鎖アルコール等、を含むがこ
れに限定されない。
【0012】本発明の組成物、装置及び方法による処理
に好適な炭酸カルシウム含有表面は: 大理石、テラゾ(t
errazzo)、合成テラゾ、マグネサイト(magnesite) 、コ
ンクリート、水硬性のモザイク(hydraulic mosaics) 、
四角なタイル(quarry tile)及び硬い表面を作るために
使用される他のいずれかの炭酸カルシウム含有物質を含
むがこれに限定されない。処理に好適な炭酸カルシウム
含有表面は、大理石及びテラゾの床を含む。本質的に、
希塩酸溶液の塗布の間にガスの気泡を出す炭酸カルシウ
ム含有表面のいずれをも、本発明の物品、装置、及び方
法を使用して結晶化することができる。
【0013】不織表面処理物品 研磨粒子 本発明において有用な不織表面処理物品中に取り込まれ
る研磨剤粒子のサイズは、ユーザーがその表面の光沢を
増加させる必要がある場合にのみ本発明の決定的な態様
である。商業的に入手可能な被覆された研磨材料( 例え
ば、非常に細かいグレードのサンドペーパー又はばらの
研磨剤粒子による実験は、30マイクロメーター又はより
細かい平均粒子サイズをもつ研磨剤粒子を使用して作ら
れた研磨材料が、大理石表面上に高い光沢( すなわち、
American Society of Testing Materials D-523 に従っ
て60°光沢計図を使用しての60以上の光沢計の読み) を
作り出すことにおいて特に有効であったことを現した。
研磨材料のより粗いグレードは、高い光沢を作るのに失
敗した。ユーザーが、単に耐久性のある炭酸カルシウム
含有表面を必要とする場合に、いずれのサイズの研磨粒
子でも十分である( 又は全く必要ない) ことができる。
実際、多くの場合、最初に考えなければならないこと
は、その作られた表面の耐久性である。大理石表面の耐
久性をテストするために、大理石タイルを、炭酸カルシ
ウム(o商標名"Gammasperse 960")の10重量パーセント水
道水溶液を標準的な研磨テスト機( Pacific Scientific
から入手可能な商標名"Gardner Abrasion Tester")上の
研磨媒質として使用する耐久テストに供した。耐久性
を、その耐久性テストの前後における高い光沢表面の光
沢における変化により測定する。光沢計の読みが小さけ
れば小さい程、そのその大理石テスト・タイル上の表面
は、より" 耐久性"がある。25以下の光沢計の読みの損
失は、耐久性についての許容できる値を示している。
【0014】本発明の1 つの好ましい装置の態様( 本明
細書中で使用するとき" 装置(system)" は、本発明の結
晶化組成物と研磨剤粒子とを含んで成る組み合わせ物を
意味する。) においては、不織ウェブを、ラテックス形
態の樹脂を含んで成るバインダー前駆体溶液、及び微小
研磨剤粒子( すなわち、約30マイクロメーター未満であ
るが約0.1 より大きい平均粒子直径をもつ研磨剤粒子)
により、被覆する。研磨剤粒子を、以下に記載するバイ
ンダーの樹脂により3 次元不織ウェブの繊維じゅうに分
散させ、そしてそれに付着させる。本発明の不織表面処
理物品において有用な研磨剤粒子は、個々の研磨剤粒又
は個々の研磨剤粒の集合体であってもよい。この研磨剤
粒子は、研磨剤の技術分野において一般的に使用され
る、大理石のものよりも大きな硬さをもつ、いずれかの
知られた研磨材料の中の1 つであることができる。CRC
"Handbook of Chemistry and Physics", 61st Ed., 19
80/81,p. F24は、大理石硬度=3-4モース(Mohs); タルク
=1モース; ガーネット(garnet)=7モース; 酸化アルミニ
ウム=9+ モース; 及び炭化珪素=9+ モースと、列挙して
いる。
【0015】好ましくは、この研磨剤粒子は、約6 モー
ス以上の硬度をもっている。好適な研磨剤粒子の例は、
個々の酸化珪素研磨剤粒( 米国特許第4,505,720 号中に
開示されているような耐火性被覆された炭化珪素研磨剤
粒を含むもの) 、溶融酸化アルミニウム、熱処理溶融酸
化アルミニウム、アルミナ・ジルコニア( 米国特許第3,
781,172 号; 第3,891,408 号; 及び第3,893,826 号中に
開示されているようなもので、商標名"NorZon"の下、No
rton Company of Worcester, Mass., から入手可能なも
のを含むもの) 、立方窒化硼素(cubic boron nitride)
、ガーネット、軽石(pumice)、砂(sand)、エメリー(em
ery) 、雲母(mica)、コランダム(corundum)、水晶(quar
tz)、ダイアモンド(diamond) 、炭化硼素(boron carbid
e) 、溶融アルミナ、焼結アルミナ、アルファ・アルミ
ナ- ベースのセラミック材料( 商標名"Cubitron"の下
で、Minnesota Mining and Manufacturing Company (3
M), St.Paul, MN.から入手可能なもの) 、例えば、米国
特許第4,314,827 号; 第4,518,397 号; 第4,574,003
号; 第4,744,802 号; 第4,770,671 号; 及び第4,881,95
1号中に記載されたもの、並びにそれらの組み合わせを
含む。
【0016】この研磨剤粒子は、好ましくは、約10から
約65重量パーセントまでの、より好ましくは約40から約
60重量パーセントまでの範囲にある重量パーセント( 被
覆性溶液の全重量当たり) において、被覆性バインダー
前駆体溶液( 水及び/ 又は有機溶媒、ラテックス又は他
の樹脂、研磨剤粒子、及び他の成分を含む) 中に、存在
する。この研磨剤粒子は、本不織物品の繊維上に均一に
分散されることを要求されないが、均一分散は、よりば
らつきのない研磨特性を提供することができる。
【0017】不織ウェブ 本発明において有用な開いた高い不織非鉄含有表面処理
物品は、好ましくは、けん縮の(crimped) 短繊維の(sta
ple)熱可塑性有機繊維、例えば、ポリアミド及びポリエ
ステル繊維から、作られる。けん縮は本発明に必要では
ないけれども、けん縮短繊維の繊維は、従来のウェブ形
成機、例えば、Curlator Corporationから商業的に入手
可能な商標名"Rando Webber"の下で販売されているもの
により、不織ウェブに加工され(process) 、そしてから
み合わせられる(entangled) ことができる。本発明にお
ける使用に好適な不織ウェブを、けん縮短繊維の合成繊
維から作るために有用な方法は、Hoover, et al., によ
り、米国特許第2,958,593号及び第3,537,121 号中に開
示されている。連続けん縮又は非けん縮繊維を使用する
こともできるが、それらは、本物品の摩擦(frictional
drag) を増加させる傾向にある。
【0018】短繊維は、スタファー- ボックス(stuffer
-box) けん縮、例えば、米国特許第4,893,439 号中に記
載されるような、螺旋けん縮(helically crimped) 、又
は両者の組み合わせであり、そして本発明において有用
な不織非鉄含有表面処理物品の製造において有用な不織
ウェブは、場合により、約50重量パーセントまでの溶融
接着性繊維、より好ましくは約20から約30重量パーセン
トまでのものを含み、この不織ウェブを安定化させ、そ
してこの被覆樹脂の塗布を容易にすることを助ける。本
分野において公知の好適な短繊維(staple fibers) は、
典型的には、ポリエステル又はポリアミドから作られ
る。但し、他の繊維例えば、レーヨンを使用することも
知られている。本発明において有用な非鉄含有表面処理
物品の製造において有用な溶融接着性繊維を、ポリプロ
ピレン又は他の低融点ポリマー、例えば、ポリエステル
から、作ることができる。但し、その溶融接着性繊維が
溶けそしてそれ故その不織ウェブ構築物中で他の繊維に
付着するところの温度が、その短繊維又は溶融接着性繊
維が物理的性質において分解するところの温度よりも低
い限りにおいてである。好適なそして好ましい溶融接着
性繊維は、先に述べた米国特許第5,082,720 号中に記載
したようなものを含む。本発明における使用に好適な溶
融接着性繊維は、上記の螺旋けん縮繊維を反対に影響を
及ぼすであろう温度より低い、昇温において活性化され
なければならない。さらに、これらの繊維は、好ましく
は、この螺旋けん縮繊維と一緒に加工され、従来のウェ
ブ形成装置を使用して高い開いた非付着性不織ウェブを
形成することができる。典型的には、溶融付着性繊維
は、同軸のコア(core)及びさや(sheath)であって25mm当
たり約6 〜約12けん縮によりスタファー- ボクスけん縮
されているものをもち、そして約25〜約100mm の切断短
繊維長をもつ。複合繊維(composite fiber) は、約2-3g
/ デニールの強力(tenacity)をもつ。あるいは、溶融付
着性繊維は、並んでいる構築物又は偏心したコア及びさ
や構築物を有することができる。
【0019】本発明における使用のための非鉄含有不織
の製造における使用に好ましい繊維は、低融点ポリエス
テル溶融付着性繊維と組み合わせた螺旋けん縮ポリエス
テル短繊維である。特に好ましいのは、螺旋けん縮ポリ
エチレン・テレフタレート(PET) 繊維である。米国特許
第3,595,738 号は、本発明における使用に好適な螺旋け
ん縮2 成分ポリエステル繊維の製造方法について開示し
ている。この特許の方法により製造された繊維は、反転
螺旋けん縮(reverseing helical crimp)をもつ。反転螺
旋けん縮をもつ繊維は、コイル・スプリングに似たコイ
ル形状においてけん縮された繊維よりも好ましい。しか
しながら、螺旋けん縮の両タイプが本発明に好適であ
る。米国特許第3,868,749 号、第3,619,874 号及び第2,
931,089 号は、螺旋けん縮繊維を製造するための端けん
縮合成有機繊維(edge crimping synthetic organicfibe
rs)の様々な方法について開示している。螺旋けん縮繊
維は、典型的には、そして好ましくは、25mm繊維長当た
り約1 から約15までの全サイクルけん縮をもっており、
一方、スタファー- ボックスけん縮繊維は、25mm繊維長
当たり約3 から約15までの全サイクルけん縮をもってい
る。上記の'439特許中に教示されるように、螺旋けん縮
繊維がスタファー- ボックスけん縮繊維と一緒に使用さ
れるとき、好ましくは、この螺旋けん縮繊維は、スタフ
ァー- ボックス繊維よりも特定長さ当たりより少ないけ
ん縮をもっている。
【0020】けん縮係数(crimp index) 、すなわち、繊
維弾性(fiber elasticity)の測定値は、好ましくは、螺
旋けん縮繊維について約35から約70パーセントまでの範
囲にあり、これは、スタファー- ボックスけん縮繊維と
ほとんど同じである。けん縮係数を、適切な" 高負荷(h
igh load)"を付着させることによる繊維長を測定し、次
に、適切な" 低加負荷ow load)" を付着させることによ
る繊維長を引き、そして次に、その得られた値をこの高
負荷繊維長により割り、そしてその値に100 を乗ずるこ
とにより、決定することができる。( 適切な" 高負荷"
及び" 低負荷"の値は、その繊維のデニール(denier)に
依存する。50-100デニールをもつ本発明において有用な
有機繊維のためには、低負荷は、約0.1-0.2 グラムであ
り、高負荷は、約5-10グラムである。) このけん縮係数
は、このテスト繊維を、昇温に、例えば、135 ℃〜175
℃に、5 〜15分間、晒した後に決定することもでき、そ
してこの値を、熱に晒す前の係数と比較する。繊維を例
えば、135 ℃〜175 ℃に、5 〜15分間、晒した後、決定
されるけん縮係数は、熱に晒す前に測定したものから有
意に変化すべきではない。上記の負荷を、水平又は垂直
のいずれかで加えることができる。
【0021】使用される繊維長は、その制限された処理
の間、その不織の開いたウェブが形成されるところの装
置に依存する。しかしながら、装置のタイプに依存し
て、様々な長さの繊維、又はそれらの組み合わせを、お
そらく、本明細書中で特定した所望の究極の特徴を有す
る高い開いたウェブを形成することにおいて利用するこ
とができる。螺旋けん縮繊維に好適な繊維長は、好まし
くは、約60mmから約150mm までの範囲にあり、一方、ス
タファー- ボックス繊維に好適な繊維長は、約20から約
70mmまでの範囲にある。他の不織研磨製品とは異なり、
本発明において有用な非鉄含有不織表面処理物品の製造
に使用される繊維の厚さ( デニール、又は繊維9000メー
ター当たりのグラム数) は、決定的である。不織研磨分
野において一般的に知られているように、より大きなデ
ニールの繊維は、より研磨性の物品に好ましく、より小
さなデニールの繊維は、より研磨性の小さい物品に好ま
しく、そして繊維サイズは、高く開いた低密度の研磨製
品に好適でなければならない。不織研磨物品に典型的に
使用される繊維のデニールは、約6 から約400 までに広
い範囲にあることができ、本発明の不織表面処理物品の
ための繊維サイズは、約15から約200 デニールまで、よ
り好ましくは、約15から約100 デニールまでの範囲にあ
る。約15よりもより細いデニールは、本発明において有
用な非鉄含有不織表面処理物品が慣用の床みがき機( す
なわち、回転するように設計され、そしてその研磨物品
を表面に対して押しつけ、そしてそのようにその表面を
仕上げる) に付着されたときに、増加した摩擦をもたら
す。約200 よりも大きな繊維デニールは、典型的に、摩
擦を減少させるが、その床みがき機からのトルクは、必
要なときそのウェブを回転させるよりももしろそのウェ
ブを曲がりながら進めるかもしれない。
【0022】本発明において有用な非鉄含有不織表面処
理物品は、慣用の床みがき機、例えば、例えば、Miracl
e Sealants Company, El Monte, California, から商業
的に入手可能なもの内での使用のための床パッドとして
の使用のために形成されたとき、好ましくは、少なくと
も約0.5cm 、より好ましくは約2cm から約4cm までの範
囲の非圧縮厚みをもつ。先に記載したように、この厚み
は、特定の用途のために選ばれたその繊維のデニールに
依存する。この繊維のデニールが、非常に細い場合に
は、この不織表面処理物品は、より低い高さでありそし
て開いているであろう、そしてそれ故、より薄くなれば
なるほど、結晶化化学物質がよりより容易に供給される
傾向にある物品を、そしてその床又は表面からのデトリ
タス(detritus)が処理されることを、もたらす。
【0023】バインダー組成物 本発明において有用な非鉄含有不織表面処理物品の製造
における使用に好適なバインダーは、不織物品の製造に
好適な熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂のいずれかを含ん
で成ることができるが、その最後の硬化状態における樹
脂が選ばれた繊維と相溶性( 相溶性を与えられることが
できるもの) でなければならないということは、このよ
うな製造分野における通常の知識を有するものには明ら
かであろう。硬化樹脂は、好ましくは、本発明の特定の
不織物品における繊維のタイプのすべてに付着し、この
ように、その後に製造された不織表面処理物品が使用の
間に早まってすりきれたようになることを阻止( 好まし
くは防止) する。さらに、本発明における使用に好適な
硬化樹脂は、好ましくは、その粒子が本発明の不織表面
処理物品から早まって外れることを防ぐように、研磨剤
粒子に付着するが、新たな研磨剤粒子がその処理表面に
現れるのを可能にすべきである。
【0024】他の考えは、上記の硬化樹脂が不織表面処
理物品が、そのパッドを床内のでこぼこに合わせるよう
な磨き及び/ 又は結晶化パッドとして使用する間に幾分
軟質になることを可能にするのに十分な程柔らかくなけ
ればならないということである。しかしながら、この硬
化樹脂は、その不織表面処理物品と処理されている床と
の間の不適当な摩擦を引き起こす程柔らかいものである
べきではない。いかなる特定の理論に拘束されることを
意図していないけれども、本発明において有用でること
が見つかっている酸素化有機化合物が、その硬化樹脂を
可塑化し、その樹脂のガラス遷移温度を変更することに
役立つことができるであろう。本発明において有用な鉄
不含不織物品が慣用の電気床みがき機に装着された場合
には、高い摩擦が、その床みがき機の増加したアンペア
電流の開閉(draw)を導き、そして電気ヒューズが" とぶ
(blow)" こと又はサーキット・ブレーカが" トリップ(t
rip)" することを引き起こすかもしれない。好適な樹脂
は、不所望の反応を容易には経験しないであろうし、広
いpH及び湿度レンジのわたり安定であろうし、そして穏
やかな酸化及び還元に抵抗するであろう。この硬化樹脂
は、より高い温度において安定であるべきであり、そし
て比較的長い保存寿命をもつべきである。
【0025】本発明において有用な非鉄含有不織表面処
理物品における使用に好適なバインダーの樹脂は、多種
多様な樹脂であって、合成ポリマー、例えば、スチレン
- ブタジエン(SBR) コポリマー、カルボキシル化-SBRコ
ポリマー、メラミン樹脂、ファノール- アルデヒド樹
脂、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレア、塩化ポリ
ビニリデン、塩化ポリビニル、アクリル酸- メチルメタ
クリレート・コポリマー、アセタール・コポリマー、ポ
リウレタン、及び混合物、並びに、それらの架橋変異体
を含むものを含んで成ってもよい。本発明において有用
な樹脂の1 つの好ましい群は、特に不織ウェブの繊維の
実質的な数がポリエステルである場合には、非官能性の
モノエチレン性不飽和コ-モノマー、官能性モノエチレ
ン性不飽和コ- モノマー、及び非官能性ジエチレン性不
飽和コ- モノマーの混合物の、直鎖又は分枝の共重合に
より形成されるターポリマーのラテックス樹脂である。
( 本明細書中で使用するとき、" 官能性(functionalize
d)" は、反応性部分、例えば、-OH 、NH2 、COOH等をも
つモノマーを意味しており、" 非官能性(non-functiona
lized)" は、上記の反応性部分を欠いているモノマーを
意味している。) 本不織ウェブの繊維が実質的にポリエステルであるとき
に使用される、特に好ましいターポリマー・ラテックス
樹脂は、スチレン、ブタジエン、並びに官能性モノエチ
レン性不飽和モノマーであって一般式R 1 R 2 C=C R 3
COOH及びそれらのアルデヒド{基中、R 1 及びR 2 が独
立してH 及びCH3 から選ばれ、そしてR 3 がH 、CH3
びCOOHから選ばれている。}をもつモノマーから成る群
から選ばれているもの、のランダム又はブロック・三元
共重合により形成される。商業的に入手可能な本タイプ
の樹脂においては、官能性モノエチレン性不飽和モノマ
ーの量は、典型的には所有者のものであるが、全モノマ
ーの約1 〜約10モル・パーセントであると信じられてい
る。
【0026】スチレンのモル・パーセントは、スチレン
及びブタジエンのモル数として、約50から約80パーセン
トまでの、より好ましくは、約60から約70パーセントま
での、特に好ましくは、約65パーセントまでの、範囲に
ある。1 つの商業的に入手可能なそして特に好ましいタ
ーポリマーのラテックス樹脂は、Unocalから商標名"AMS
CO RES 5900"の下で販売されているものである。この水
性ラテックス樹脂は、スチレン/ ブタジエン/ 官能性モ
ノエチレン性不飽和モノマーのターポリマーであって、
65/35 のスチレン/ ブタジエン・モル比、1-10モル・パ
ーセントの官能性モノエチレン性不飽和モノマー、50の
固形重量パーセント、9.0 のpH、アニオンの粒子電荷、
0.2 マイクロメーターの粒子サイズ、-5℃のガラス遷移
温度をもつものである。より高いブタジエンのモル比
は、より柔らかい樹脂を作り出すが、そのコストにおい
て、より大きな摩擦を有する。典型的なそして好ましい
被覆性バインダー前駆体溶液であって上記のラテックス
樹脂をそして硬化バインダーの形成において有用な研磨
剤粒子を含むものを、表A(ウェット重量部) 中に表す。
【0027】先に記載したターポリマーは、架橋されず
に使用されることができるが、それらは、好ましくは、
表A 中に示すように、その反応性COOH部分を、多官能性
モノマー、例えば、フェノール又はメラミン樹脂と反応
させることにより架橋される。以下に、表A 中に表すよ
うに、架橋樹脂は、本発明の最終的な不織表面処理物品
の水及び溶媒抵抗性を改善するために、そしてそれらの
確かさを増加させるために使用されることができる。メ
ラミン- ホルムアルデヒド樹脂、例えば、全体的にメチ
ル化されたメラミン- ホルムアルデヒド樹脂であって低
い遊離のメチロール含有量をもち、商標名"Cymel 301",
1133,及び1168、"Cymel 303" 及び"Aerotex M-3"(すべ
て、最近では、American Cyanamid Company から入手可
能である) 等の下で販売されているものが、好適であ
る。前者は、僅かに高い引っ張り強さを提供するが、一
方、後者は、その不織の硬さ及びレジリエンスを強化し
ている。フェノール樹脂、例えば、商標名"433"(Monsan
to) 及び"R-7"(Carborundum)等の下で販売されているも
のも、架橋性樹脂として使用されてきた。
【0028】本発明において有用なラテックス樹脂は、
架橋する場合には、10% より大きい架橋を、普通には、
約15% から80% までの範囲内の架橋を、より普通には、
約25% から60% までの範囲内の架橋を、もつであろう
し、そして典型的には、約45%から約55% 架橋までの範
囲内にあるであろう。この架橋ラテックス樹脂粒子は、
有機増量剤として作用し、直鎖又は分枝コポリマーによ
り不織ウェブの繊維の被覆をなめらかにすることを助け
ることができる。計算による又は理論的な架橋パーセン
トは、モノマーの全重量により除された多官能性モノマ
ー( 又はモノマー) の重量として定められる。
【0029】 表A:好ましいバインダー前駆体溶液 成分 広い重量% レンジ 好ましい重量% レンジ SBR ラテックス 20-40 25-35 (50%固形物) 水 2-10 2-6メラミン - ホルムアルデヒド/ 1-10 1-5 架橋性樹脂 炭化珪素 10-65 40-60 研磨剤粒子、 30マイクロメーター以下の 平均粒子サイズ 触媒 0.1-0.5 0.1-0.3 (40%溶液の ジアンモニウム ・ホスフェート) 消泡剤 0.01-0.05 0.01-0.03 界面活性剤 0.1-1.0 0.1-0.5
【0030】本明細書中において有用な直鎖、分枝、及
び架橋ラテックス樹脂の製造に一般的に好適な非官能性
モノエチレン性不飽和モノマーは、スチレン、エチルビ
ニルベンゼン、及びビニルトルエンを含み、スチレンが
特に好ましい。本発明において有用なジエチレン性不飽
和モノマーは、イソプレン、ブタジエン及びクロロプレ
ンを含み、ブタジエンが特に好ましい。不織研磨物品が
実質的な量のポリアミド( 例えば、ナイロン6,6)繊維を
含んで成る場合には、他の樹脂が、そのバインダーの樹
脂成分として好まれることがでる。繊維がポリアミドを
含んで成るとき使用に好適なバインダーの例は: フェノ
ール樹脂、アミノプラスト樹脂、ウレタン樹脂、ウレア
- アルデヒド樹脂、イソシアヌレート樹脂、及びそれら
の混合物を含む。
【0031】商業的に入手可能なフェノール樹脂の例
は、商標名"Varcum"及び"Durez"(Occidentall Chemical
s Corp., N. Tonawanda, New York からのもの) により
知られているものを含む。選ばれるレゾール・フェノー
ル樹脂は、約1.7:1 のホルムアルデヒド対フェノールの
重量比、76重量パーセントの固形物をもっている。本発
明において有用な非鉄含有不織表面処理物品の製造のた
めの1 つの好ましい方法においては、その塗布手順に依
存して、未硬化樹脂、研磨剤粒子、及び他の成分を含ん
で成る塗布可能なバインダー前駆体溶液、例えば、増粘
剤(thickeners)を、2-ロール塗布(two-roll cating) を
使用して不織ウェブに塗布する。次に、さらなる処理の
間に、そのバインダー前駆体を、硬化又は重合させ、硬
化バインダーを作る。他の塗布方法、もちろん、当業者
に知られたもの、例えば、スプレー塗布等をも、使用す
ることができる。バインダー前駆体溶液を、あるいは、
その溶液中の研磨剤粒子を伴わずにそのウェブに塗布
し、その研磨剤粒子をそのウェブ上の静電的に又は機械
的に付着させる。しかしながら、本発明において使用さ
れる微小研磨粒子を、上記のバインダー前駆体溶液と混
合し、不必要な粉塵公害を防止することが好ましい。
【0032】バインダー前駆体溶液及び本発明における
使用に好適な硬化バインダーは、適切な硬化剤、非研磨
性増量剤、含量、及び他の物質であって本発明において
有用な鉄不含不織表面処理物品の最終的な性質を変更す
るために必要なものを、含むことができる。特に、床仕
上げ分野においては、不織表面処理物品の色が、その物
品を特徴ずけするのに役立つ( 白色が最も研磨性が小さ
く、より濃い色がより研磨性であることを示す) 。この
ように、本発明において有用な樹脂、バインダー前駆体
溶液、及びバインダーは、好ましくは、顔料と相溶性又
は相溶性を与えられることができるものである。本発明
の他の態様は、炭酸カルシウムを含んで成る表面を結晶
化することができる装置(system)であって酸性結晶化剤
と一緒になって本発明の不織表面処理物品を含んで成る
ものである。
【0033】大理石床の結晶化方法 本発明の1 つの方法は、本発明の結晶化組成物をその大
理石表面又は非鉄含有不織表面処理物品のいずれかに
(又は両方に) 塗布( 好ましくはスプレー) することに
より、炭酸カルシウムを含んで成る表面、例えば、大理
石を、処理することを含んで成る。この非鉄含有不織表
面処理物品を、次に、その結晶化組成物の存在中でその
大理石表面に接触させ、その一方で、その表面とその不
織物品との間の相対的な動きを作り、それにより、その
炭酸カルシウム含有表面上に耐久性のあるそして好まし
くは高い光沢のある表面を作り出す。先に述べたよう
に、本発明の結晶化組成物を、処理されるべき表面上、
その不織表面処理物品、のいずれかに、又は両方に塗布
( 好ましくはスプレー) する。この表面処理物品を、好
ましくは、低速(100-200rpm)において操作されるように
改良され、それに付着された重いおもりをもつ慣用の床
みがき機に装着する。機械及びおもりの総重量は、好ま
しくは、約32kgから約132kg まで、より好ましくは、約
40から約82kgまでの範囲にある。正確な機械、パッド、
回転みがきスピード、及びおもりは、本発明の実施に不
可欠なものではないが、当業者には、その結晶化組成物
を塗布した後、より重い機械が仕上げ表面上により高い
光沢をもたらすことが知られている。慣用の床みがき機
の場合においては、本発明において有用な非鉄含有不織
表面処理物品は、好ましくは、約25から約75cmまでの範
囲にある、より好ましくは、約40から約50cmまでの範囲
にある直径をもつであろう。以下のテスト手順及び例に
おいては、部及びパーセンテージのすべては、重量によ
る。"APS" は、平均粒子サイズを表している。
【0034】
【実施例】テスト手順 光沢測定 光沢計の20°及び60°配置を、光沢の測定のために、そ
れぞれの配置においてみががれた領域毎に5 回、使用し
た。測定を、みがいた後に行い、そしてこれらの平均を
記録した。テスト方法ASTM D-523を、鏡面光沢値の測定
のために、たどった。"60 °光沢計配置の光沢(60 °gl
ossmeter geometry gloss)" 値(すなわち、入射角にお
いてそのテスト表面から反射する入射光を垂直から60°
で測定する) は、その表面の" 輝き(shininess)"に関係
し、そしてその観察者の正面の約3 メーターの床の外観
と相関がある。"20 °光沢計配置光沢" 値は、反射の深
さに関係し、そしてその観察者の正面の約60cmの床の外
観と相関がある。光沢計からの読みは、指数値(index v
alue) であり、"100" の値を、ナトリウムD 線について
屈折率1.567 をもつ、高くみがいた、平らな、黒色のガ
ラスからの( 角度のいずれかからの) 光沢計の読みに与
える。この入射ビームを、テスターそれ自体により提供
する。0 の値は、全くないか又は非常に低い光沢であ
り、一方、60°配置における" 高い光沢" は、約75以上
( 又は20°配置における30以上) であり、これが好まし
い。BYK Gardner からの商標名"Micro-TRI" 下で知られ
た光沢計を、使用する。
【0035】 例1 及び例2 並びに比較例A 及び比較例B 例1 及び比較例A 低密度の前付着され不織ウェブを、慣用のウェブ製造機
( 商標名"Rando Webber") により、 例1 及び比較例A
中での使用のために形成した。形成されたウェブは、75
重量パーセントの84mm長の100 デニールの螺旋けん縮PE
T ポリエステル短繊維であって49% のけん縮係数をもつ
もの、及び25重量パーセントの58mm長の25デニールのけ
ん縮さや- コア溶融- 接着性ポリエステル短繊維( コア
がポリエチレン・テレフタレートを含んで成り、さやが
エチレン・テレフタレート及びイソフタレートのコポリ
エステルを含んで成る) であって25mm当たり約5 けん縮
をそして約50パーセントのさや重量をもつもの、を含ん
で成る繊維のブレンドであった。この形成されたウェブ
を、熱い熱対流炉内で、160 ℃において約3 分間加熱
し、前付着ウェブを形成するための交点においてその溶
融付着性繊維を一緒に付着させる。この前付着ウェブを
約420g/m2 の重さであった。バインダー前駆体溶液であ
って非揮発性物質の約77重量パーセントをもつものを、
表1 中に示した量においてその成分と組み合わせること
により製造した。
【0036】 表1 成分 ( 重量部) 水 4.0 SBR ラテックス("AMSCO RES 5900") 32.2 メラミン樹脂("Cymel 303") 3.2 30マイクロメーター以下の細かさの粒子サイズの炭化珪素 60.0 ジアンモニウム・ホスフェート、水中40重量% 0.2 消泡剤("DC Q2-3168")1 0.02 界面活性剤("Triton GR-5M")2 0.4 1 "DC Q2-3168" は、Dow Corning から入手可能なシリ
コーン・エマルジョン界面活性剤である。2 "Triton GR-5M" は、Rohm and Haas から入手可能な
ジオクチル・ナトリウム・スルホスクシネート(dioctyl
sodium sulfosuccinate) 界面活性剤である。
【0037】上記のバインダー前駆体溶液を、一対の垂
直に向かい合った、回転している、直径250mm のゴムで
被覆されたしぼりローラーの間を上記の前付着ウェブを
通過させることにより、その前付着ウェブに塗布した。
そのバインダー前駆体溶液中に浸された回転している低
い方のロールは、そのウェブ構造物じゅうにそれを均一
に分散させるようにその前付着ウェブにその溶液を担持
した。この湿った前付着ウェブを乾燥させ、そしてその
含浸剤(saturant)を、熱風炉内で約175 ℃において約5
〜7 分間で硬化させた。この乾燥した、被覆された前付
着ウェブは、約1800g/m 2 の重さであった。例2 及び比
較例B において使用された研磨物品は、International
Steel Wool, Inc から入手可能なJumbo #1スチール・ウ
ール・パッドであった。例1 及び例2 並びに比較例A 及
び比較例B において使用された研磨物品を、別々に、標
準的な床みがき機に塗布し、表2 中に詳細を示すよう
に、同一の床の4つの異なる領域上の光沢の製造につい
て別々にテストした。
【0038】表2
【表1】
【0039】本発明の例1 のために使用した装置は、先
に記載したように製造した直径43cmの非鉄含有不織物品
を使用することから成り、これを、Mastercraft Corp.
から入手可能な床みがき機に装着し、160rpmにおいて操
作し、それに約40キログラムのおもりを加えた。床領域
1-4 は、500 グリット(grit)の3Mダイアモンド不織研磨
剤物品を使用して調製した白色のCalcutta大理石の床タ
イルであり、そして本発明の組成物及び比較組成物によ
りみがくことに先立って十分に乾燥されていた。例1 に
ついては、結晶化組成物は、75重量パーセントの水、15
重量パーセントのマグネシウム・ヘキサフルオロシリケ
ート、及び10重量パーセントのプロピレン・グリコール
・モノ- メチル・エーテルから成っていた。比較例A に
ついては、例1 の装置における使用のための先に記載し
たものと同一の不織パッドを使用した。しかしながら、
この結晶化組成物は、85% の水及び15% のマグネシウム
・ヘキサフルオロシリケートのみから成っていた。比較
例B については、使用した不織表面処理物品は、jumbo
スチール・ウール#1パッドであり、そしてその結晶化組
成物は、15重量パーセントのマグネシウム・ヘキサフル
オロシリケート及び85重量パーセントの水から成ってい
た。例2 の装置につては、再び、jumbo スチール・ウー
ル#1パッドを使用したが、例1 の結晶化組成物を、使用
した。
【0040】表2 のデータから、本発明の装置( 例1)に
よりみがかれた床の領域が、少なくとも比較例A と同じ
ように20°及び60°光沢を増加させ、一方、20°及び60
°光沢は、例2 において実際に減少するが、摩擦におけ
る減少が比較例B に比較して観察されたことが分かる。
したがって、例1 の装置( 非鉄含有不織研磨物品もつ、
金属ヘキサフルオロシリケート、グリコール・エーテ
ル、及び水を含んで成る結晶化組成物) の使用は、白色
カルカッタ大理石の表面上の光沢を増加させ、一方、例
2 の装置( グリコール・エーテル及び金属ヘキサフルオ
ロシリケートを含むスチール・ウール) の使用は、実際
に、同一表面上で達成される光沢を減少させるが、摩擦
を減少させた。表2 から、プロピレン・グリコール・モ
ノ- メチル・エーテルが、スチール・ウール及び非鉄含
有有機繊維不織物品の両方について摩擦( キロワットに
おいて測定され、そしてft-lbsのトルクに変換された)
を減少させたことも分かった。
【0041】例3 及び例4 並びに比較例C 及び比較例D 上記セットの例については、乳酸メチルを、上記の結晶
化組成物中のプロピレン・グリコール・モノ- メチル・
エーテルと置換した。その他については、例1と例3 の
装置は、同一であり、比較例A 及び比較例C の装置、比
較例B 及び比較例D 、そして例2 及び例4 の装置も同様
であった。例3 及び例4 において並びに参照例C 及び参
照例D において使用される研磨物品を、標準的な回転床
掃除機に装着し、そして表2 中に記載したように同一床
の4 つの異なる領域上の光沢の生成についてテストし
た。結果を表3 中に詳細に示す。
【0042】
【表2】
【0043】表3 からのデータから、例3 の装置により
みがかれた床の領域が少なくとも比較例C のように良好
に20°及び60°光沢を増加させるが、摩擦を減少させる
ことが分かった。金属ヘキサフルオロシリケート、乳酸
メチル、及び水から成る結晶化組成物から、スチール・
ウール・パッドを伴って成る例4 の装置の使用が、白色
カルカッタ大理石表面上の光沢を増加させ、そして比較
例D の装置に比較して摩擦を減少させることが分かっ
た。本発明の様々な修正及び変更は、添付の請求の範囲
の範囲から外れることなく、当業者には明らかになるで
あろうし、そして添付の請求の範囲が本明細書中で述べ
られた例示的な態様に不当に制限されてはならないと理
解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン パトリック マクガーラン アメリカ合衆国,ミネソタ 55144−1000, セント ポール,スリーエム センター (番地なし) (72)発明者 ジェイムズ リチャード ハリソン アメリカ合衆国,ミネソタ 55144−1000, セント ポール,スリーエム センター (番地なし) (72)発明者 ゲイリー スネル ウィリアムソン アメリカ合衆国,ミネソタ 55144−1000, セント ポール,スリーエム センター (番地なし)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭酸カルシウムを含んで成る表面、例え
    ば、大理石の床を結晶化するための装置(system)であっ
    て: a)炭酸カルシウム含有表面の結晶化における使用に好適
    な組成物であることを特徴とする結晶化組成物であっ
    て、有効量の酸素化有機化合物、金属ヘキサフルオロシ
    リケート、及び水であることを特徴とし、その有機化合
    物が少なくとも僅かに水溶性であり、2 から10までの炭
    素原子をもち、そしてグリコール・エーテル、アルキル
    ・アルコール、及びアルキル・エステルからなる群から
    選ばれているような組成物; 並びに、 b)以下の: i)複数の熱可塑性有機繊維を含んで成る開いた(open)高
    い(lofty)3次元の不織ウェブ、相互に接する点において
    その繊維を付着させるバインダー、及びそのバインダー
    によりその繊維に付着しながら結合されている研磨剤粒
    子を含んで成る不織表面処理物品、及び、 ii)スチール繊維を含んで成る物品、から成る群から選
    ばれている表面処理物品、を特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 炭酸カルシウムを含んで成る表面、例え
    ば、大理石の床を結晶化し、そしてそれを磨くための装
    置であって: a)有効量の、アルキル・エステル、金属ヘキサフルオロ
    シリケート、及び水を含んで成り、そのアルキル・エス
    テルが少なくとも僅かに水溶性であり、そして2 から10
    までの炭素原子をもつ結晶化組成物; 及び、 b)スチール繊維を含んで成る物品、を特徴とする装置。
JP4829394A 1993-03-24 1994-03-18 組成物、それを含む装置、及びその装置により炭酸カルシウム含有表面を処理する方法 Pending JPH078433A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US3644593A 1993-03-24 1993-03-24
US036445 1993-03-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH078433A true JPH078433A (ja) 1995-01-13

Family

ID=21888646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4829394A Pending JPH078433A (ja) 1993-03-24 1994-03-18 組成物、それを含む装置、及びその装置により炭酸カルシウム含有表面を処理する方法

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0617099B1 (ja)
JP (1) JPH078433A (ja)
BR (1) BR9401203A (ja)
DE (1) DE69403372T2 (ja)
ES (1) ES2103547T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008532781A (ja) * 2005-03-15 2008-08-21 エイチティーシー スウェーデン エービー 硬い表面を維持するための方法及び工具、及びかかる工具の製造方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998038143A1 (en) * 1997-02-26 1998-09-03 S.C. Johnson Commercial Markets, Inc. Cream crystallizer stone floor maintenance composition and method
ES2154530B1 (es) * 1997-12-22 2001-10-16 Abrasivos Sola S A Compuesto de fosfato-oxalato amonico de estructura cristalina, su procedimiento de obtencion y su uso.
US10065283B2 (en) 2005-03-15 2018-09-04 Twister Cleaning Technology Ab Method and tool for maintenance of hard surfaces, and a method for manufacturing such a tool
DE102007055260A1 (de) * 2007-11-20 2009-05-28 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Prüfung der Oberflächenbeständigkeit
DE102012102650B3 (de) * 2012-03-27 2013-10-02 RCS Steinbodensanierung GmbH Reinigungselement und Reinigungsmaschine

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ZA863770B (en) * 1985-06-05 1987-09-30 Johnson & Son Inc S C Stone surface treating methods and compositions

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008532781A (ja) * 2005-03-15 2008-08-21 エイチティーシー スウェーデン エービー 硬い表面を維持するための方法及び工具、及びかかる工具の製造方法
US11065733B2 (en) 2005-03-15 2021-07-20 Twister Cleaning Technology Ab Methods and tool for maintenance of hard surfaces, and a method for manufacturing such a tool

Also Published As

Publication number Publication date
EP0617099B1 (en) 1997-05-28
ES2103547T3 (es) 1997-09-16
BR9401203A (pt) 1994-11-01
DE69403372D1 (de) 1997-07-03
EP0617099A1 (en) 1994-09-28
DE69403372T2 (de) 1998-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0562919B1 (en) Nonwoven surface treating articles, system including same
US5539042A (en) Aqueous, coatable, thermally condensable composition
JP5107224B2 (ja) 硬い表面を維持するための方法及び工具、及びかかる工具の製造方法
EP0656080B1 (en) Melt bonded nonwoven articles and methods of preparing same
JPH0314666A (ja) 低密度不織繊維状表面処理物品
US20190233693A1 (en) Shaped abrasive particles with sharp tips
US20070298697A1 (en) Floor Cleaning Pads and Preparation Thereof
AU636415B2 (en) Abrasive elements
JPH09511454A (ja) 研磨用品、研磨用品の作製方法、および研磨用品の使用方法
JP2008260125A (ja) 抗目つまり処理
JPH07504220A (ja) 浸食性フィラー凝集物を含む塗装可能な混合物,それを調製する方法,その硬化物を導入した研磨物品および該物品を製造する方法
WO2015123047A1 (en) Abrasive article and method of using the same
JPH078433A (ja) 組成物、それを含む装置、及びその装置により炭酸カルシウム含有表面を処理する方法
US11806838B2 (en) Floor pad with variable abrasive distribution
JPS6256384A (ja) 石表面の処理方法及び組成物
JP2004530614A (ja) 表面の修復および保守用組成物および表面を修復する方法
DE102012102650B3 (de) Reinigungselement und Reinigungsmaschine
JP3965471B2 (ja) 研磨ブラシ用毛材
JPH02311261A (ja) 鏡面を得る研磨方法
WO2014062712A2 (en) System and method for preparing and maintaining a hard surface
JPS63305967A (ja) 塗装品
AU2002240345A1 (en) Surface restoration and maintenance composition and method of restoring a surface