JPH0783794B2 - 対話型玩具 - Google Patents

対話型玩具

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JPH0783794B2
JPH0783794B2 JP7032986A JP7032986A JPH0783794B2 JP H0783794 B2 JPH0783794 B2 JP H0783794B2 JP 7032986 A JP7032986 A JP 7032986A JP 7032986 A JP7032986 A JP 7032986A JP H0783794 B2 JPH0783794 B2 JP H0783794B2
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stimulus
toy
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JP7032986A
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秀紀 吉本
賢二 鈴木
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Namco Ltd
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Namco Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、対話型玩具に関するものである。ここに「対
話型」というのは、会話をするという意味のみならず、
人為的刺激により玩具が反応することにより、玩具保持
者側が玩具と意思の疎通があったと解釈するような情緒
的会話まで含めた広義の意味で用いる。
(従来の技術) 上記種類の玩具としては、従来、簡単な言葉による命令
や手拍子等の特定の周波数の刺激を与えることにより始
動・停止したり、簡単な数種の返答をなす玩具が知られ
ている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、これらの玩具は、人為的な音刺激を何回受けて
も、予め定められた数種の動作のうちの一つを定形的又
は無秩序に繰返すのみであり、それ故、玩具の保持者な
いし帰属主体側から見た場合、玩具に注ぎ込まれる情愛
が次第に薄れがちであった。
本発明は、人為的に与えられる刺激の受容状態として、
例えば、特定の刺激を受けた回数、即ち刺激需要回数に
応じて反応内容が変化し、玩具の帰属主体側にあたかも
刺激によって玩具が成長していくような感覚を与え得
る、いわば感情移入可能な情緒的対話型玩具を提供する
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため本発明の対話型玩具は、人為
的に与えられる特定の刺激を検出してその刺激を信号に
変換する検出装置と;現時点までの過去の刺激を受けた
回数を記憶する書換え可能な受容データ記憶装置と;反
応内容を決定するための複数のデータを記憶する反応内
容データ記憶装置と;前記検出装置からの刺激信号が得
られた場合に前記書換え可能なデータ記憶装置の刺激を
受けた回数を書換える手段、並びに前記検出装置からの
刺激信号によって、前記書換え可能な受容データ記憶装
置の刺激を受けた回数を示すデータに基づいて前記反応
内容データ記憶装置の特定のデータを選別し出力する手
段とを含む制御装置と;前記制御装置からの出力によっ
て玩具が反応を起す反応具現化手段とを有する。
(作用) 検出装置から刺激信号が得られた場合には、データ記憶
装置の刺激を受けた回数が書換えられ、そして、このデ
ータ記憶装置の刺激を受けた回数を示すデータに基づい
て反応内容データ記憶装置の特定のデータが選別され、
これが出力されて玩具が反応動作を行なう。
即ち、玩具を使用するにつれて、その反応内容が変化し
て行くので、玩具保持者には、玩具に対する情思例えば
情愛が玩具の成長の度合として反映されていくような感
覚が与えられ、玩具とその保持者の間に、或種の情緒的
対話が完成される。
(実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は所謂“ぬいぐるみ”として構成した情緒的対話
型玩具玩具の例を示す。この玩具は、その本体内に、音
声検出手段1及び音響発生手段2と、それらの電子的制
御装置3とを備え、玩具保持者からの音声による“呼び
かけ”に応じ、声(言葉)を出すことで反応する。この
反応内容たる“言葉”は、人間の言語ではなく、イント
ネーションだけを持った擬音である。
玩具がその誕生から将来に亘って話すべき“言葉”は、
N段階の語に、第2図(イ)の例ではA〜Eまでの語彙
に別れている。語彙Aには“パプ・パプ”の如き比較的
簡単な言葉のデータ(周波数f1,強弱I1)を、語彙Bに
は語彙Aに対し周波数が同じで強弱の異なる少し複雑な
言葉のデータ(周波数f1,強弱I2)を、語彙Cには更に
少し複雑な言葉のデータ(周波数f1,強弱I3)をという
ようにして、語彙A〜Eに順次少しずつ複雑な言葉のデ
ータを集めてある。
この第2図(イ)は周波数を一定とし強弱を変化させる
例であるが、第2図(ロ)の如く強弱を一定とし周波数
を変化させてもよく、更には第2図(ハ)の如く周波及
び強弱の双方を変化させてもよい。
要するに、声の基本となる周波数の設定、語彙内容の設
定、語彙ブロック数の設定を複数組み合わせることによ
り“ぬいぐるみ”の個性を演出する。
玩具として誕生したばかりの初期の段階では、“呼びか
け”に応じて語彙Aの中からランダムに選別された特定
の言葉を喋る。
語彙Aの段階での“呼びかけ”回数が一定値になると、
語彙Bの段階に、更にその段階での“呼びかけ”回数が
一定値になると語彙Cの段階に・・・・というようにし
て、反応内容が語彙A〜Eの段階まで成長する。
第3図は電子的制御装置3の構成を示し、10は音声検出
手段1を含む音検出回路、20は音響発生手段2を含む発
声回路、30はマイクロコンピュータ、40は音処理回路で
ある。
マイクロコンピュータ30は、基本的にはマイクロプロセ
ッサから成るCPU31と、不揮発性メモリで構成したRAM32
と、ROM33とで構成されている。
ROM33には、CPUを制御するプログラムの他に、上記第2
図(イ)に示した5段階の語彙A〜Eと、これらの語彙
のイントネーションに関する周波数データと、現段階の
使用語彙から次の段階の使用語彙へ進める一定値である
各々の切換設定値のデータが書込まれている。
尚、RAM32には必ずしも不揮発性メモリを使用する必要
はなく、揮発性メモリであってもメイン電源とは別のバ
ッテリーでバックアップしておけば使用できる。
第4図にROM33に書込まれているグログラムを示す。
“ぬいぐるみ”の電源が投入されプログラムがスタート
すると、CPU31はまず音検出回路10からの特定の音検出
信号があるかどうかのチェックをし、特定の音検出信号
が来るのを待つ(ステップ)。
特定の音検出信号“有り”の場合は、RAM32に記憶され
ている刺激を受けた回数を書換える、即ち、その刺激受
容回数値を+1したものに換える(ステップ)。
次いで、この書換えられた刺激受容回数の内容(現在ま
でのカウント値)がROM33に記憶されている切換設定値
になったかどうか判定する(ステップ)。NOの場合
は、上位の語彙のデータが格納されているメモリ領域か
らアクセスするようアドレス指定係数を変更すること
(語彙Aから語彙Bへの変更)はせずに、その時点まで
使用されていた語彙(語彙A)の中からランダムに1つ
の“言葉”を選択し、その周波数データ及び強弱データ
を読込んで、これを音処理回路40に与え、発声回路20を
能動にして対応する音声を発声させる(ステップ
)。
ステップに於る判断がYESの場合、即ち刺激受容回数
の内容が切換設定値になった場合は、ステップへ進
み、上位の語彙(語彙B)のデータが格納されているメ
モリ領域からアクセスするようアドレス指定係数を変更
させる。
次いでステップに戻り、この上位の語彙(語彙B)の
中からランダムに1つの“言葉”を選択し、その周波数
データを読込んで、これを音処理回路40に与え、発声回
路20より対応する音声を発声させる(ステップ)。
以下同様にして、RAM32の刺激受容回数の内容が、ROM33
に記憶された切換設定値になる度に、次の段階の語彙
C、D、Eに順次切換えられて行く。
上記の“ぬいぐるみ”から発声される“言葉”は人間の
使用言語ではないけれども、玩具保持者の思い入れでど
の様にでも解釈される。従って、玩具購入時に、例えば
「パーパー」「プープー」としかしゃべらなかったの
が、玩具保持者が“呼びかけ”てやっているうちに、イ
ントネーションの複雑な“言葉”で応答するようにな
り、玩具保持者にとっては「次第に成長している」、
「学習効果がある」、「慣れてきて気安くなってくる」
等と解釈され、玩具との精神的な繋がりを形成する。換
言すれば、玩具としてではなく生物を感じさせることに
なる。
上記実施例では、N個の語彙が順次選択されて行き効果
的に語彙が拡張されるように構成したが、各語彙を周波
数と強弱のデータのうちその一方又は双方を異ならせた
別々の“言葉”の集合から成るようにしておいて、第2
図(ニ)(ホ)に示すように前段階の語彙中の一部の言
葉のデータを各語彙中に含ませて行くことで、語彙の拡
張を図ることもできる。
例えば、ROM33に記憶してある全体の語彙の中から、少
しずつ出して使用するように構成することができる。
上記実施例では特定の音の刺激により音検出信号が発生
するように構成したが、多種の音刺激のいずれでも音検
出信号が出されるように構成してもよい。
又、玩具保持者から与える刺激として音声を例にした
が、かかる刺激ないし玩具の知覚手段は他の任意のもの
を使用し得る。
例えば、玩具を握ったことを圧力センサで検知したり、
縁側の暖かい所へ置いてやったことを温度センサで検知
したり、なぜてやったことを接触センサで検知したりす
ることができる。
例えば、第1図に示したように“ぬいぐるみ”の頭部に
外に延びる2本の触覚5、5を設け、頭部を手でなぜて
やると触覚5、5が同時に手に触れて、なぜてもらった
ことを感知するように構成できる。
要はいずれの場合でも、玩具の反応内容の成長が起るよ
うな素因であればよく、必要ならば、上記実施例の音声
による反応内容の成長が早まるような付加的な用い方で
あってもよい。
又、上記実施例では玩具の反応内容として喋るように構
成したが、目を光らせたり、手足を有する玩具において
は、手を振ったり足をバタバタさせる等の動きを刺激の
反応内容とすることもでる。
又上記実施例では、玩具をかわいがった場合の刺激を例
にしたが、玩具をたたく等の乱暴な刺激を与えた場合に
は成長が止ったりかえって遅れるようにすることもでき
る。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明の玩具は、特定の刺激を与え
られることによってのみ反応が変化して行き、あたかも
その刺激によって玩具が成長していくような印象を与
え、玩具が生物のように錯覚され、愛玩動物と同様に感
情移入を行ない易くなる。
このように、感情移入する対象が生物的であることによ
って、玩具とその保持者の間に情緒的対話が完成される
ため、玩具が飽きられる度合いが極めて薄くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の玩具の一例を示した略図、 第2図は“呼びかけ”に応じて反応内容である語彙を変
更させる場合の説明に供する図、 第3図は電子的制御装置のブロック図、第4図はそのプ
ログラムのフローを例示した図である。 1……音声検出手段、2……音響発生手段 3……電子的制御装置、5……触覚 10……音検出回路、20……発声回路 30……マイクロコンピュータ 31……CPU、32……RAM 33……ROM、40……音処理回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人為的に与えられる特定の刺激を検出して
    その刺激を信号に変換する検出装置と、 現時点までの過去の刺激を受けた回数を記憶する書換え
    可能な受容データ記憶装置と、 反応内容を決定するための複数のデータを記憶する反応
    内容データ記憶装置と、 前記検出装置からの刺激信号が得られた場合に、前記書
    換え可能な受容データ記憶装置の刺激を受けた回数を書
    換える手段と、前記検出装置からの刺激信号によって、
    前記書換え可能な受容データ記憶装置の刺激を受けた回
    数を示すデータに基づいて前記反応内容データ記憶装置
    の特定のデータを選別し出力する手段とを含む制御装置
    と、 前記制御装置からの出力によって玩具が反応を起す反応
    具現化手段と、 を有することを特徴とする対話型玩具。
  2. 【請求項2】書換え可能な受容データ記憶装置が不揮発
    性メモリであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の対話型玩具。
  3. 【請求項3】書換え可能な受容データ記憶装置が、バッ
    テリ−バックアップされ常に電源がON状態に保たれてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の対話
    型玩具。
  4. 【請求項4】人為的に与えられる刺激が音刺激であり、
    前記検出装置は特定の音刺激を検出してその刺激を信号
    に変換することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の対話型玩具。
  5. 【請求項5】反応内容データ記憶装置に記憶されている
    データが音に関するデータであり、玩具の反応が音によ
    ってなされることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の対話型玩具。
JP7032986A 1986-03-28 1986-03-28 対話型玩具 Expired - Lifetime JPH0783794B2 (ja)

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JPS62227394A JPS62227394A (ja) 1987-10-06
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