JPH0781344B2 - 建築用ブロック並びに壁 - Google Patents

建築用ブロック並びに壁

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JPH0781344B2
JPH0781344B2 JP1246244A JP24624489A JPH0781344B2 JP H0781344 B2 JPH0781344 B2 JP H0781344B2 JP 1246244 A JP1246244 A JP 1246244A JP 24624489 A JP24624489 A JP 24624489A JP H0781344 B2 JPH0781344 B2 JP H0781344B2
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ボブ・ジー・ニューソム
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、構造物を構築する建築用ブロック並びに壁に
関する。更に詳しくは、本発明は、複数のたがいに嵌合
して骨格となる単位ブロックを組合せること、及びブロ
ック構築システムとからなる。
「従来の技術」 歴史を顧るに、人間はいままでに石材ブロックから構造
物を創出して来た。このような建築形態は、その起源を
最古の石積みの構造物から、現代の石切りシステムま
で、また日干し煉亙から現代のキルンを用いて焼成煉亙
を作ったり、セメントを注入し成型したブロックまで広
く見出すことができる。
「発明が解決しようとする課題」 石材技術を用いる構造物の建築費は、石材等の資材を建
築現場に運搬し構造物をつくるに要する労務費及びエネ
ルギーコストの増加に伴い、近年著しく高騰している。
煉瓦とか、切石とか、コンクリートブロックなどのよう
ないわゆる石材は一般に著しく重いばかりでなく、それ
らを生産地から建築現場に運搬するのに莫大なエネルギ
ーを要する。その上、建築ブロックが煉瓦、石、あるい
はセメントのいづれであるにかかわらず、それらを並べ
るのには、熟練した大勢の石工を必要とし、またブロッ
クとブロックを固着させるのにモルタルを必要とする。
従って、石材構造物のコストは、石材の運搬に要する莫
大なエネルギーと、モルタルやブロックを取扱うのに必
要な多大な熟練労働力に比例して増えるものである。
現在行われている第二の建築方法、鋸でひいて作った板
を枠として構造物をつくり、その枠の上に羽目板と石膏
(プラスター)ボードを被せるというやりかたである。
この建築方法はブロック建築ほど頑丈ではないし、ブロ
ックのように十分な断熱効果もない。さらに木質の構造
物であるから火災に罹りやすく、虫害を受けやすいとい
う欠点があるばかりか、劣化を防ぐために常に補修が必
要である。
このような建築方法には明らかに欠点があり、その結果
として1980年10月14日発行のボビィ・ジー・ニューソム
によるアメリカ特許第4,227,357号である「建築用ブロ
ック」に開示した改良した建築方法が出来上った。この
建築法方では、ゲージの太い棒とか、丸太から作られた
骨格となるブロックに、そうしたブロックをたがいに連
結させて構造物をつくり、その上に当て木や縦桁が取付
けられるように、真直ぐな突起とか、鉤状に曲げられた
突起が取付けられる。このような発想は、建築方法に著
しい進歩をもたらしたが、荷重を支える側壁に十分な強
度を与えることはできなかった。さらに建築ブロックと
なる棒とか丸太だけでは、側壁ボードやその他の壁装材
を構造物に取付けられるような手段は提供されなかっ
た。アメリカ特許第4,227,357号の建築用ブロックに関
しては、当て木は、構造物に釘を打ったり、接着剤など
を施与するための面を与える上で必要である。
「本発明の目的」 現在行われている以上で述べたような種々の建築法方の
欠点に鑑みて、本発明の目的は、垂直な壁や、直角な角
を有し、断熱的で石造技術より完全性があり、しかも木
造構造物を組立てるより労力が少なくてすむ構造物を作
るのに、モルタルを使用せず、未熟な労働者が行っても
組立てられる建築用ブロックを提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、それぞれサブ単位ブロック
の上下両側に雄形と雌形の嵌合手段を有する端末フレー
ムを含め、組立部材を構成する骨材となる多数の予め作
られた中空のサブ単位ブロックを組合せ、構造物を作る
技術を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、金属製の細長い板で作った
多数のたがいに嵌合した建築用ブロックからなる建築構
造物を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、ふたつの中空のサブ単位ブ
ロックを予め準備した金属板で一対として連結し、これ
で建築の基になる単位ブロックを作り、これを建築用ブ
ロックとして多数嵌合して作った建築構造物を提供する
にある。
本発明のさらに他の目的は、中空のサブ単位ブロックを
注型ないし成型のプラスチックで作り、これを一対とし
て単位ブロックを作り、これを建築用ブロックとして多
数嵌合して作った建築構造物を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、ブロックの形を有し、使用
者のニーズに合致する構造物を作ることができる単位ブ
ロックをたがいに嵌合させる端末フレームを備えた骨格
状のサブ単位ブロックから作られる建築用ブロックを提
供するにある。
本発明のさらに他の目的は、予め準備された骨格状の単
位ブロックを組合せ、そこにできる窪みに釘どめ用の細
長い板を挿入し、その板に内外二枚からなる壁装材を釘
でとめることで単位ブロックに壁装材を固定し、ついで
内外二枚の壁装材の間に断熱材を入れることよりなる構
造物の建築技術を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、予め準備された中空の単位
ブロックを組合せ、そこにできる窪みに釘どめ用の細長
い板を挿入し、その板に内外二枚からなる壁装材を釘で
とめることで単位ブロックに壁装材を固定し、ついで内
外二枚の壁装材の間に断熱材を入れることよりなる構造
物の建築技術を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、予め準備された骨格状の単
位ブロックを組合せ、そこにできる窪みに釘どめ用の細
長い板を挿入し、その板に釘を用いて壁装材を単位ブロ
ックの一面を覆うように固定し、単位ブロックの露出面
と壁装材の裏面に鉱物または樹脂系の断熱材及び耐候性
素材を噴霧して施し、壁状構造物を作ることによりなる
構造物の建築技術を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、予め準備された中空の単位
ブロックを組合せ、そこにできる窪みに釘どめ用の細長
い板を挿入し、その板に釘を用いて壁装材を単位ブロッ
クの一面を覆うように固定し、単位ブロックの露出面と
壁装材の裏面に鉱物または樹脂系の断熱材及び耐候性素
材を噴霧して施し、壁状構造物を作ることよりなる構造
物の建築技術を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、予め準備された骨格状の単
位ブロックを組合せ、その単位ブロックを形成する金属
製の細長い板の平らな表面の何ケ所かを選んで接着剤を
施し、これにより単位ブロックに壁装材を固定すること
よりなる構造物の建築技術を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、予め準備された中空の単位
ブロックを組合せ、その単位ブロックを形成する金属製
の細長い板の平らな表面の何ケ所かを選んで接着剤を施
し、これにより単位ブロックに壁装材を固定することよ
りなる構造物の建築技術を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、予め準備された骨格状の単
位ブロックを組合せ、その単位ブロックを形成する金属
製の細長い板の平らな表面の何ケ所かを選んでドライ壁
用のねじで単位ブロックに壁装材を固定することよりな
る構造物の建築技術を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、予め準備された中空の単位
ブロックを組合せ、その単位ブロックを形成する金属製
の細長い板の平らな表面の何ケ所かを選んで乾式壁体用
のねじで単位ブロックに壁装材を固定することによりな
る構造物の建築技術を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、予め準備された骨格状の単
位ブロックのたがいに相対する面に壁装材を接着剤で固
定したものを組合せ、壁装材の間の空間に断熱材を充た
すことよりなる構造物の建築技術を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、予め準備された中空の単位
ブロックのたがいに相対する面に壁装材を接着剤で固定
したものを組合せ、壁装材の間の空間に断熱材を充たす
ことよりなる構造物の建築技術を提供するにある。
本発明の以上述べた目的と他の目的は、図面、明細書及
び明細書に記した特許請求の範囲を見れば明瞭になるこ
とであろう。
「課題を解決するための手段と発明の効果」 ここに提示するのは建築用ブロック、すなわち単位ブロ
ックである。この新型の建築用ブロックの大きさは、大
体現在一般に使われている建築ブロックの大きさにほぼ
等しく、これを作るために鍍金を施した金属細長板(ス
トリップ)、プラスチック、ファイバーガラス、あるい
はその他いかなるものも適当であれば用いられる。この
新型建築用ブロックである単位ブロックは、少なくとも
2つのサブ単位ブロックからなり、たがいに連結板で一
体となっているが、骨格状(骨組だけからなるもの)あ
るいは中空状(箱形のもの)いづれでもよい。
骨格状のものを使う実施例についてみると、このサブ単
位ブロックには、上部フレームと底部フレームがあり、
両者はこれらの平面に垂直な複数の支柱によって連結さ
れ、一体となっている。上部フレームと底部フレームの
寸法は、サブ単位ブロックがたがいに連結できるよう
に、雌雄関係で嵌合できるように決められている。凹凸
係合型のスナップ嵌込み構造が上部及び底部フレームに
あり、これにより完全な単位ブロックの組立てが、一段
または一段とサブ単位ブロックをひとつずつずらして嵌
込みで行うことができる。ふたつのサブ単位ブロックの
間で少なくとも一方の側に窪みができる。この窪みは単
位ブロックの中心線上にあり、壁装材等を釘でとめるこ
とができる釘どめ用の板を受入れるような寸法になって
いる。骨格状サブ単位ブロックには凹凸係合型のスナッ
プ嵌込み手段がついている。この手段で雄型フレームの
一端が隣接する雌型フレームの一端にロックして、石積
みの建築に用いられるのと同じ単位ブロックが一段毎に
ひとつずつずれた積み方で、単位ブロックが積まれ構造
物ができる。
中空状のものを使う実施例についてみると、上部フレー
ムと底部フレーム、及びそれに垂直な支柱が、ひとつの
連続した長方形のチューブ(ないし箱)型になってい
る。これには蓋と底のパネルがあってもよい。蓋と底板
があるかどうかは別にして、スナップ嵌込み手段をチュ
ーブ型のサブ単位ブロックの上端と下端に、骨格状のサ
ブ単位ブロックで述べたのと同様に、取付けることがで
きる。
多数の単位ブロックを重ねて作った壁は、上記で述べた
ように窪みに釘どめ用の板を嵌込み、単位ブロックの一
面あるいは両面に壁装材を釘で打ちつけ固定すれば完成
する。この他、壁装材は、骨格状のものであれば金属細
長板、または中空状のものであれば単位ブロックの上に
直接固定してもよい。断熱材は壁装材と壁装材の間の空
間に入れてもよい。さらに希望に応じ、壁装材を壁の一
方の面にのみ貼り、他方の面は露出した骨格状単位ブロ
ックの上に鉱物質あるいは他の適当な物質をスプレーで
施与してやれば完成する。チューブ状の単位ブロックの
中及び壁装材の裏面には、単位ブロックの幅に匹敵する
厚さの上記物質を施与してやればよい。
「実施例」 第1図は本発明の基本になるベーシックな骨格状単位ブ
ロックで、本明細書において教示する種々の構造物を作
る方法に使用される。前記単位ブロックは所定の基本に
なる細長い形になるものであれば、金属、プラスチッ
ク、強化プラスチックあるいはその他いかなる物であっ
てもこれらから作られるものである。好ましき実施態様
として、28ゲージのメッキ鋼板が使用される。この鋼板
は、細長い金属の板を切断し、加工し、骨格となるサブ
単位ブロックに組立てた後で、メッキを施す。使用素材
にかかわらず、この細長い金属の板の強度は、単位ブロ
ックをいくつか使って作った構造物にかかると考えられ
る力に対抗できるように計算されている。好ましい実施
例としてメッキ鋼細長板の使用を示したのは、本発明を
説明するのに便利であるからである。細長板は、金属、
プラスチック、ファイバーグラス、ボロンフィラメン
ト、あるいは強靭な構造物をつくることを可能とする所
定の物理的性質をもつものであれば、広く使用すること
ができる。
第1図に例として掲げた単位ブロックは、符号(10)及
び(20)で示すふたつの全く同じサブ単位ブロックから
構成されている。各サブ単位ブロック(10)(20)に
は、それぞれトップフレーム(11)(21)がある。これ
らサブ単位ブロック(10)(20)の各トップフレーム
(11)(21)は、全く同じものであり、本実施例におい
ては、正方形になっているが、構造物同志を接続する直
線の辺が必要である他は、いかなる形にも作ることがで
きる。トップフレーム(11)(21)には、トップフレー
ム(11)(21)を構成するストラップないしウォール材
(13)(14)(15)(16)に作ったあるいはこれらに取
り付けた掛け金状手段であるカップラー(31)がある。
スペーサー(41)で各ブロック(10)(20)の各トップ
フレーム(11)(21)が一体的に溶接などによって連結
されている。実施例では、スペーサー(41)の素材はト
ップフレーム(11)(21)の素材と同一であり、28ゲー
ジの鋼板で、単位ブロックを組立てた後、メッキが施さ
れている。
さらに、サブ単位ブロック(10)(20)にはそれぞれボ
トムフレーム(12)(22)がある。各サブ単位ブロック
(10)(20)の各ボトムフレーム(12)(22)は、トッ
プフレーム(11)(21)より少し小さいという点以外は
トップフレーム(11)(21)と同じ構造である。ボトム
フレーム(12)(22)は、トップフレーム(11)(21)
の中に雄雌関係にカップリングして嵌り込むようにトッ
プフレーム(11)(21)より少し小さい。ボトムフレー
ム(12)(22)には、ふたつのサブ単位ブロック(10)
(10)または(20)(20)が上下に嵌合した時、トップ
フレーム(11)(21)の掛け金状手段であるカップラー
(31)と結合するカップラー(32)がある。ウォール材
(23)(24)(25)(26)からなる各サブ単位ブロック
(10)(20)の各ボトムフレーム(12)(22)は、スペ
ーサー(41)と同じくスペーサー(42)によってたがい
に一体的に連結されている。第1図に示すように、スペ
ーサー(41)にはフランジ(43)があり、トップフレー
ム(11)(21)の内側に取付けられている。
ボトムフレーム(12)(22)を繋ぐスペーサー(42)は
フランジ(44)でボトムフレーム(12)(22)の外側に
取付けられている。つまり、トップフレーム(11)(2
1)とボトムフレーム(12)(22)に大きさの相違があ
るので、これを調節するためである。上方側のトップフ
レーム(11)(21)と下方側のボトムフレーム(12)
(22)は各コーナーにあるアングル(35)(38)で接続
され、これによりふたつのサブ単位ブロック(10)(2
0)からなる基本の単位ブロックができている。トップ
フレーム(11)(21)とボトムフレーム(12)(22)の
寸法は、それぞれ異なっていて、それによって雄雌関係
の連結が可能になり、単位ブロックがたがいに上下方向
に連結される。アングル(35)(38)はトップフレーム
(11)(21)の内側とボトムフレーム(12)(22)の外
側に取付けられている。これはトップフレーム(11)
(21)とボトムフレーム(12)(22)の大きさに相違が
あるので、これを調節するためである。単位ブロックを
上下に組合せると、アングル(35)(38)の下部(36)
が、組合せた下側の単位ブロックのアングル(35)(3
8)の上部(37)の上にのり、上下方向に積重ねたサブ
単位ブロック(10)(20)の柱状構造物ができ、結果と
してアングル(35)(38)からなる4本の支柱がトップ
フレーム(11)(21)とボトムフレーム(12)(22)を
たがいに強固に結びつけ、これにより垂直方向の荷重に
十分に耐えうる構造ができることになる。
真直ぐな壁面を作るために、ふたつのサブ単位ブロック
(10)(20)を一組として複数組の単位ブロックを重ね
合せることが、第3図に示されている。単位ブロック
(B)のサブ単位ブロック(10)が、単位ブロック
(A)のサブ単位ブロック(20)の中に段違いになって
嵌りこむ。第3図(C)で示すような単一のサブ単位ブ
ロック(30)があって、これにより段違いで欠けた壁面
部分が補填できる。つまり、このサブ単位ブロック(3
0)が、単位ブロック(A)のサブ単位ブロック(10)
の上にロックされ、さらにその上に単位ブロックを重ね
る必要があれば、単位ブロック(A)のサブ単位ブロッ
ク(20)に単位ブロック(B)のサブ単位ブロック(1
0)がロックされるのと全く同様に、単一のサブ単位ブ
ロック(30)の上にロックされるのである。
第2図は、一対のサブ単位ブロック(10)(20)を上下
に重ね合せた時、トップフレーム(11)とボトムフレー
ム(22)の各切欠き断面図を示す。凹凸係合のように配
置になり、ふたつのフレーム(11)(22)が係合される
仕掛けになっているが、この他に例えばネジ、ナット、
ボルト、リベット、膠あるいは釘などの機械的固定手段
も使用できる。凹凸係合のような配置は第1図及び第2
図のトップ及びボトムフレーム(11)(22)を垂直に切
断するとできる。また、各フレーム(11)(22)の切口
の近傍の金属が変形することで、彎曲した部分により各
フレーム(11)(22)にカップラー(31)(32)ができ
る。第2図に示す実施例において、トップフレーム(1
1)は、ボトムフレーム(22)と、大きさをのぞけば、
全く同じ構造である。各フレーム(11)(22)の切口が
互に反対の方に変形して、ロックする形のカップラー
(31)(32)をつくる。
上記から明らかなように、ふたつのサブ単位ブロック
(10)(20)をスペーシング手段であるスペーサー(4
1)(42)で一体的に接続させてこれらブロック(10)
(20)間に一定の間隔(70)を形成する単位ブロック
(A)(B)(D)(E)(F)を設け、各サブ単位ブ
ロック(A)(B)(D)(E)(F)は上部及び底部
フレームであるトップ及びボトムフレーム(11)(21)
・(12)(22)をそれぞれ複数の支持手段であるアング
ル(35)(38)で一体的に連結形成し、各サブ単位ブロ
ック(10)(20)のトップ及びボトムフレーム(1)
(21)・(12)(22)は略同形で、雌雄関係に所定長さ
だけ嵌合させる寸法に形成し、またトップ及びボトムフ
レーム(11)(21)・(12)(22)を嵌合させて単位ブ
ロック(A)(B)(D)(E)(F)をつなぎ合せる
とき、単位ブロック(A)(B)(D)(E)(F)を
つなぎ固定する変形可能な係合手段であるカップラー
(31)(32)をトップ及びボトムフレーム(11)(21)
・(12)(22)に設けて、トップ及びボトムフレーム
(11)(21)・(12)(22)を介して上下に単位ブロッ
ク(A)(B)(D)(E)(F)を結合連結させるよ
うに設けたものである。
第4図は単位ブロックがたがいに直角に配置されて、角
(かど)を形成することを示す。単位ブロック(F)
(D)は、たがいに90゜の関係で配置され、単位ブロッ
ク(E)でロックされている。単位ブロック(E)は単
位ブロック(D)と同一面にあって、単位ブロック
(F)とは90゜の関係にある。単位ブロック(E)のサ
ブ単位ブロック(10)が、単位ブロック(D)のサブ単
位ブロック(20)に嵌入し、単位ブロック(E)のサブ
単位ブロック(20)が、単位ブロック(F)のサブ単位
ブロック(20)に嵌入することに注目されたい。
このようにして複数の単位ブロック(A)(B)(D)
(E)(F)が、それらのサブ単位ブロック(10)(2
0)のトップフレーム(11)(21)とボトムフレーム(1
2)(22)が、第3図あるいは第4図のように、たがい
に嵌入したり、ロックしたりすることで組立てられる
と、著しく大きな荷重に十分耐えられる機能が生れる。
第5図の実施例では、単位ブロック(A)(B)はそれ
ぞれ、下の列のトップフレーム(11)(21)に上の列の
ボトムフレーム(12)(22)がたがいちがいに第3図で
示すようにして、嵌り込むように配置されている。こう
することで、サブ単位ブロック(10)(20)のスペーサ
ー(41)(42)と同じ間隔をおいて垂直な通路をもった
構造物が出来上り、これにより床の根太(ねた)や屋根
の腕木を支持することができる。そして垂直な通路の中
へ木材柱あるいは金属製の間柱を入れることができる。
単位ブロック(A)(B)(D)(E)(F)の製造に
際しては、完成した単位ブロック(A)(B)(D)
(E)(F)が壁面に使用される縦桁、あるいは間柱な
どの形状にマッチするような寸法のスペーサー(41)
(42)を間に入れるとよい。つまり、第3図に示す如
く、スペーサー(41)(42)の長さが、隣接するサブ単
位ブロック(10)(20)の間隔(70)を決め、この間隔
(70)が使用する間柱の幅になるのである。スペーサー
の長さが間柱の幅になるのと同じく、スペーサー(41)
(42)の側縁とサブ単位ブロック(10)(20)の側面と
の間の距離(71)が間柱の厚さになる。第5図は、沢山
の単位ブロック(A)(B)を重ねて作った壁の一部切
欠斜視図である。金属製あるいは木材の間柱(51)があ
り、これにより壁装材(52)(53)を釘で打ちつけるた
めの面ができ、壁が完成する。しかし、もし必要であれ
ば壁装材(52)(53)を接着剤ないしナット、ボルト、
リベット、ネジ、乾式壁体用のネジ、バネクリップなど
の機械的装着手段により単位ブロック(A)(B)に直
接取りつけることができる。
機械的装着手段を使って壁装材(52)(53)を単位ブロ
ック(A)(B)に取りつける場合、カップラー(31)
(32)は、サブ単位ブロック(10)(20)を同じ機械的
装着手段で固定することになるので、取り除いてもよ
い。しかし、もし追加的に固定が必要である場合は、さ
らにナット、ボルト、リベット、ネジ、あるいはクラン
プなどの機械的装着手段を用いることができる。
上記から明らかなように、ふたつのサブ単位ブロック
(10)(20)をスペーシング手段であるスペーサー(4
1)(42)で一体的に接続させれこれらブロック(10)
(20)間に一定の間隔(70)を形成する単位ブロック
(A)(B)(D)(E)(F)を設け、各サブ単位ブ
ロック(A)(B)(D)(E)(F)は上部及び底部
フレームであるトップ及びボトムフレーム(11)(21)
・(12)(22)をそれぞれ複数の支持手段であるアング
ル(35)(38)で一体的に連結形成し、各サブ単位ブロ
ック(10)(20)のトップ及びボトムフレーム(11)
(21)・(12)(22)は略同形で、雌雄関係に所定長さ
だけ嵌合させる寸法に形成し、またトップ及びボトムフ
レーム(11)(21)・(12)(22)を嵌合させて単位ブ
ロック(A)(B)(D)(E)(F)をつなぎ合せる
とき、単位ブロック(A)(B)(D)(E)(F)を
つなぎ固定する変形可能な係合手段であるカップラー
(31)(32)をトップ及びボトムフレーム(11)(21)
・(12)(22)に設けて、トップ及びボトムフレーム
(11)(21)・(12)(22)を介し上下に単位ブロック
(A)(B)(D)(E)(F)を結合連結させるよう
に設けてなる建築用ブロックであって、多数の建築用ブ
ロックを縦横に結合連結させてブロックユニットを構築
すると共に、サブ単位ブロック(10)(20)間に形成さ
れる間隔(70)を、ユニット壁装材(52)(53)を固定
させる場合の取付板(51)の挿入する窪みに用いて、壁
を構築するようにしたものである。
第5図の壁装材(52)(53)間のスペースは、断熱材あ
るいはコンクリートを使って充填することができる。充
填材(55)が固まってから壁装材(52)(53)の一方あ
るいは両方をとることができる。(第6図参照)また、
代替的に壁の一方の面だけに壁装材(52)(53)を貼
り、単位ブロック(A)(B)の枠の中に、手作業であ
るいは空気吹込式などの標準的手段で、充填材を詰めこ
むことができる。
壁の一番下のサブ単位ブロック(10)(20)の列は、穴
を掘ってその中で固定しても、あるいはコンクリートで
固定してもよい。コンクリートなどの基礎補強材を流し
こむと、サブ単位ブロック(10)(20)が補強される。
このタイプの構造物においては、一番上のサブ単位ブロ
ック(10)(20)の列はコンクリートの基礎より十分に
高く、第6図に示すように、次のサブ単位ブロック(1
0)(20)の列の底面を受ける位でなければならない。
つまり、一番下のサブ単位ブロックの列(63)(64)
が、基礎(61)(62)の中で固定されている。
第1図及び第3図乃至第5図に示すブロック構造は、同
じ寸法の垂直な複数の補強材であるアングル(35)(3
8)の使用によって作られている。しかし、もし必要で
あれば各アングル(35)(38)の長さを変えて作ること
ができる。このようにすると、アーチ(60)を作ること
ができる。第6図は一方のアングル(35)の長さが他方
のアングル(38)の長さより短い場合の構造物を示す。
作ろうとするアーチ(60)の全体の寸法に合致するよう
に各アングル(35)(38)を彎曲させてやることによ
り、見た目にさらに美しく、機械的に一層強い構造物を
創出することができる。
第6図について見ると、アーチ(60)の両端が基礎(6
1)(62)で固定されている。基礎(61)(62)は、構
造物を建てることになる地域の建築法の定めるところに
より、地中に一部が埋没されていてもよい。
第1図乃至第6図に示した単位ブロックの代りになるの
が第7図に示した実施例である。この例において、先の
実施例ではトップフレーム(11)(21)とボトムフレー
ム(12)(22)である側面が合体してチューブ状とな
り、これにより角になるアングル(38)(35)等の垂直
な補強材の必要がなくなった。この実施例のチューブ形
のサブ単位ブロック(11)(21)は金属板を曲げるか、
あるいはプラスチックないし類似の素材を鋳型に入れた
り、成型して作ることができる。図に示した例では、骨
材であるトップフレーム(11)が、ボトムフレーム(1
2)(22)に延長させたサイドウォール(73)(75)(7
5)(75)と一体になっている。このことは、トップフ
レーム(11)(21)を延長してボトムフレーム(12)
(22)と合体させると言うこともできるし、またさらに
他の実施例においては、第1図乃至第5図のトップフレ
ーム(11)(21)とボトムフレーム(12)(22)を、角
の補強材であるアングル(35)(38)に代る側壁でもっ
て一体とし、チューブ状構造物を創り出したと言うこと
もできるであろう。このようにして創出されたサブ単位
ブロック(10)(20)は、側面が完全に閉じていて、上
と下が開いているので、補強ロッドを挿入することがで
き、さらにチューブ内部にコンクリートを詰めこんで、
中実の柱を構造物の中に創り出すことができる。
第8図は、第7図に示したチューブ状サブ単位ブロック
(10)(20)の変形を示す。この変形例でチューブの底
は閉じているので、サブ単位ブロック(10)(20)は一
対のコンテナーのような形をしている。第1図及び第7
図に示すサブ単位ブロック(10)(20)をたがいに連結
しているスペーサー(41)(42)が、導管(81)にとっ
て代られ、この導管(81)がふたつのサブ単位ブロック
(10)(20)を連結して一体となったコンテナーを創り
出しているので、建築現場まで資材を入れて運搬するの
に使用でき、運搬に使用した後は資材をとり出してしま
えば、構造物を作るのに使用できる。このような訳であ
るから、本発明の適応性は軍事的用途の理想的な建築ブ
ロックであるばかりでなく、不便な土地で建設を行う場
合、作業員がそれぞれ建築資材を現場まで運ぶ際の背荷
物を入れる背箱として使用することができ、必要がなく
なれば直ちに構造物の一部として使うことができる。
第9図は、第7図及び第8図に示したチューブ状のサブ
単位ブロック(10)(20)のさらに他の実施例を示す。
本実施例において、サブ単位ブロック(10)(20)の底
部は第8図のものと同様に閉じている。サブ単位ブロッ
ク(10)(20)の上部(83)(84)は、トップフレーム
(11)(21)の内部で蓋をすることができ、蓋でシール
すると密閉したコンテナーになる。各サブ単位ブロック
(10)(20)の上部(83)(84)の一方あるいは両方
に、取出し口とそれに合うキャップ(85)をつけること
ができ、このようにすることで、資材をこのコンテナー
であるサブ単位ブロック(10)(20)に入れたり、これ
から出したりすることができる。本発明のこの種のサブ
単位ブロック(10)(20)を使用すると、コンテナーを
形成するサブ単位ブロック(10)(20)を沢山つなぎ合
せて筏とか類似の浮上物をつくることができる。例とし
て第9図に示すような上部と底部が閉じたサブ単位ブロ
ック(10)(20)を第3図に示すようにして組合せる
と、壁として、筏として、あるいは第10図に示すような
浮きドックとして使うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の単位ブロックの好ましい実施態様の斜
視図、第2図は凹凸係合型のスナップ嵌合構造を通って
切断した雄−雌型フレームの一部切欠図、第3図は直線
状の壁の切断面を作るために二個のサブ単位ブロックを
組合せた場合の関係を示す斜視図、第4図は90゜の角を
作るために配列した二個のサブ単位ブロックの組合せ
図、第5図は本発明の基本的な構造壁を示す一部切欠
図、第6図は本発明のサブ単位ブロックから作ったアー
チを示す一部切欠図、第7図は本発明の単位ブロックの
他の実施態様を示す斜視図、第8図は第7図で示した実
施態様の変形斜視図、第9図は第8図で示した実施態様
の変形斜視図、第10図は第9図で示した実施態様のもの
から構築された浮上形プラットホーム図である。 (10)(20)……サブ単位ブロック (11)(21)……トップフレーム(上部フレーム) (12)(22)……ボトムフレーム(底部フレーム) (31)(32)……カップラー(係合手段) (35)(38)……アングル(支持手段) (41)(42)……スペーサー(スペーシング手段) (A)(B)(D)(E)(F)……単位ブロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ふたつのサブ単位ブロックをスペーシング
    手段で一体的に接続させてこれらブロック間に一定の間
    隔を形成する単位ブロックを設け、各サブ単位ブロック
    は上部及び底部フレームをそれぞれ複数の支持手段で一
    体的に連結形成し、各サブ単位ブロックの上部及び底部
    フレームは略同形で、雌雄関係に所定長さだけ嵌合させ
    る寸法に形成し、また上部及び底部フレームを嵌合させ
    て単位ブロックをつなぎ合せるとき、単位ブロックをつ
    なぎ固定する変形可能な係合手段を上部及び底部フレー
    ムに設けて、上部及び底部フレームを介し上下に単位ブ
    ロックを結合連結させるように設けてなる建築用ブロッ
    ク。
  2. 【請求項2】ふたつのサブ単位ブロックをスペーシング
    手段で一体的に接続させてこれらブロック間に一定の間
    隔を形成する単位ブロックを設け、各サブ単位ブロック
    は上部及び底部フレームをそれぞれ複数の支持手段で一
    体的に連結形成し、各サブ単位ブロックの上部及び底部
    フレームは略同形で、雌雄関係に所定長さだけ嵌合させ
    る寸法に形成し、また上部及び底部フレームを嵌合させ
    て単位ブロックをつなぎ合せるとき、単位ブロックをつ
    なぎ固定する変形可能な係合手段を上部及び底部フレー
    ムに設けて、上部及び底部フレームを介し上下に単位ブ
    ロックを結合連結させるように設けてなる建築用ブロッ
    クであって、多数の建築用ブロックを縦横に結合連結さ
    せてブロックユニットを構築すると共に、サブ単位ブロ
    ック間に形成される間隔を、ユニットに壁装材を固定さ
    せる場合の取付板の挿入する窪みに用いてなる壁。
JP1246244A 1988-09-20 1989-09-20 建築用ブロック並びに壁 Expired - Lifetime JPH0781344B2 (ja)

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US246,261 1988-09-20

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JPH0781344B2 true JPH0781344B2 (ja) 1995-08-30

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JP (1) JPH0781344B2 (ja)
KR (1) KR930004732B1 (ja)
AU (1) AU613301B2 (ja)
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DE (1) DE68903618T2 (ja)

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