JPH0778243A - 機械操作方法 - Google Patents

機械操作方法

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JPH0778243A
JPH0778243A JP6160954A JP16095494A JPH0778243A JP H0778243 A JPH0778243 A JP H0778243A JP 6160954 A JP6160954 A JP 6160954A JP 16095494 A JP16095494 A JP 16095494A JP H0778243 A JPH0778243 A JP H0778243A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像が生成されるモデルデータストラクチュ
ア内のデータ及び情報へアクセスを提供すること。 【構成】 ユーザは第1の画像の第1の画像セグメント
と同じ広がりを有するディスプレイ領域内の現在のビュ
ーイング位置内にビューイング操作領域(VOR)を位
置させるために第1の画像を含む選択可能ユニットVO
Rとウインドウのいづれかと対話し、且つ2次元ディス
プレイエリア内のVORは第1の画像の画像平面とは異
なる画像平面内にある外観を有し、従って2.5次元の
画像ディスプレイエリアの外観を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、画像をディス
プレイするためのディスプレイを有するプロセッサ制御
機械を操作する方法、及びこの方法によって操作される
プロセッサ制御機械に係り、特に、第1の画像が生成さ
れたモデルデータストラクチュア上で操作し且つ第2の
画像が生成されようとする画像の関連部分を識別するた
めのディスプレイされた出力生成領域を使用することに
よって、第1のディスプレイされた画像内に提供される
画像ディスプレイ機能と関わりのある第2の画像を生成
することに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのようなプロセッサ制御機
械の頻繁で且つ激しい使用は、機械に接続されたディス
プレイデバイスへの画像の形態での情報の提示である。
文字、単語、及びテキストだけでなくグラフィックスの
ような他のディスプレイ機能を含んでいてもよい画像
は、画像を定義する画像定義データストラクチュアから
直接ディスプレイデバイスのディスプレイエリア内に生
成される。ここで、画像定義データストラクチュアは一
般に機械のメモリ領域内に記憶される。ラスタ画像とし
て知られる一つのタイプの画像フォーマットは一般に
「画素(ピクセル)」と呼ばれる個々の画像位置からな
る。本明細書中で説明される画像は、例えば、ディジタ
ルビデオ画像の場合におけるように、(システムオペレ
ータ又はユーザから見ると静止しているような外見を有
する)静止画像又はアニメーション画像であってもよ
い。
【0003】画像定義データストラクチュアだけが、デ
ータが表示する画像の情報内容について比較的に限定さ
れたデータを担持する。しかしながら、多くの画像に関
しては、画像定義データストラクチュアは、それ自体
が、人間によって、又は機械のプロセッサによって実行
されるアプリケーションプログラムのようなソフトウェ
ア操作によって、理解されることが可能である情報又は
データを含む他のデータストラクチュアから発生する。
このようなデータストラクチュアは、本明細書中におい
て、「情報モデルデータストラクチュア」又は「モデル
データストラクチュア」と呼ばれ、且つ画像定義データ
ストラクチュアとは区別されている。
【0004】情報モデルデータストラクチュアの一例
は、フォトリアリスティック(写真的リアリズムを有す
る)シーンのようなグラフィックス画像が生成されるモ
デルである。「シーン記述」とも呼ばれるこのモデル
は、3次元シーンにおける構成要素の形状、オブジェク
ト及び光源を定義する基本要素、カラー及び表面テクス
チャのような基本要素(primitives)のディスプレイさ
れた外見特性、並びにオブジェクト基本要素がどのよう
にして位置され且つそのシーンに一緒にフィット(適
合)されるかを示す結合性の関連の記述を含む。
【0005】情報モデルデータストラクチュアの他の例
は、テキスト、フォーマッティング命令、及びフォーマ
ットされた原稿(文書)を生成するために必要とされる
他のデータを含むワードプロセッシング又は他の文書操
作アプリケーションによって使用される文書データスト
ラクチュア又は文書モデルである。アプリケーション命
令が実行されるプロセッサ制御機械のオペレータ又はユ
ーザによるページ上又は文書中でのテキスト及びそのフ
ォーマットとの対話を許容するため、ワードプロセッシ
ングプログラムのようなアプリケーションは、ディスプ
レイ(装置)のディスプレイエリア内のページ又は文書
の画像をディスプレイするために文書データストラクチ
ュア(モデル)から画像定義データストラクチュアを生
成する。
【0006】モデルデータストラクチュアから生成され
た画像は本明細書中の本発明を説明するために重要な少
なくとも一つの類似性を有する。即ち各画像は機械のオ
ペレータ又はユーザに対してモデルデータストラクチュ
アのビューを提供する。ビューの内容は、一般に「アプ
リケーション」と呼ばれるプロセッサ制御操作において
定義される機能によって設定され、このプロセッサ制御
操作はモデルデータストラクチュアから画像を生成す
る。実際に、アプリケーションによって生成される画像
は、モデルデータストラクチュア内のデータと情報へ視
覚的アクセスを提供する。
【0007】いくつかの現存するシステムにおいて、シ
ステムユーザは、アプリケーションによって定義される
他の機能を介してモデルデータストラクチュア内のデー
タと情報へアクセスしてもよいし、またいくつかのケー
スにおいては、これらを操作してもよい。これは、原画
像において現在見ることができるディスプレイ機能によ
って示されないデータと情報へアクセスし、且つ恐らく
は影響を与えたり又は操作したりする能力をシステムの
ユーザへ提供する。
【0008】例えば、いくつかのコンピュータ支援設計
システムにおいては、ユーザのコマンドによって、部分
アセンブリのフロントビュー(正面図)(第1の画像)
を含む画像がシステムディスプレイデバイスのディスプ
レイエリア内にディスプレイされ、且つユーザは、部分
アセンブリのサイドビュー(側面図)(第2の画像)即
ち部分アセンブリの一部を、ディスプレイエリアの個別
部分内の第1の画像と同時にディスプレイさせてもよ
い。第2の画像は、両画像のビューイング及び検査、並
びに両画像との対話を許容するため、ディスプレイエリ
アの片側においてディスプレイされてもよい。
【0009】モデルの複数ビュー(視点表示)が現存の
システム内に提供される時、原画像と、第2の画像に対
する入力の内容の仕様と、第2の画像のディスプレイ内
の位置の空間的な関係を視覚化するのは容易ではない。
入力の仕様が第1の画像に直接的に関連していることも
あるが(即ちユーザが第1の画像内の領域を指摘したり
又は選択することができる時)、これは、例えば、ユー
ザが第2の画像を指定するためにコマンドをタイプしな
ければならないケースに必ずしも結びつかない。さら
に、一旦選択が指定されると、ユーザは第2の画像の位
置に対して全く制御を失うか、又は個別のステップでそ
れ(第2の画像の位置)を再び位置付けなければならな
い。従って、第2の画像が、第1の画像とそのモデルと
に、どのように空間的に関連しているかを理解すること
は難しくなる可能性がある。第1の画像内の直接の選択
を第2の画像の空間的な位置へリンクすることはこれら
の関係をより明瞭にすることができる。このことは、そ
のモデルが複雑であり、多くの異なる方法で見ることが
可能である時、特に重要である。複雑なモデル又は関連
するモデルのセットを支援するシステムがより一般的に
なっているので、この問題はもっと重大となってきてい
る。
【0010】第1の画像部分選択と第2の画像ディスプ
レイ位置の両方に対する同時制御をユーザへ提供するこ
との例は、画像の拡大率のソフトウェア実行である。米
国特許番号第4,800,379 号は、画像の画素のカラー内容
を示すディジタルデータによって定義される画像をディ
スプレイするための方法及び装置を開示しており、この
画像は、モニタを画像選択輪郭線エリアの境界内の中心
に位置するようにディスプレイさせるための装置のイン
ジケータアセンブリからの「拡大」信号に応答し、且つ
画像の拡大された部分は画像選択輪郭線エリアの境界内
にある。従って、画像の拡大された部分は、輪郭線エリ
ア内の拡大された部分の下にある画像の部分が抑制され
ることによって、画像全体の空間的なコンテクスト内で
見ることができる。
【0011】「ディジタル画像プロセッシングソフトウ
ェアの制御に対する写真フィルタ比喩的表現("Photogr
aphic Filter Metaphor for Control of Digital Image
Processing Software" )」と題された欧州特許番号第
0 544 509 号は、第1の画像の空間的コンテクストにお
ける第2の画像のディスプレイの他の例を開示してい
る。欧州特許番号第 0 544 509号は、ディスプレイデバ
イス上に画像をディスプレイし、画像の一部へオーバー
レイするためのフィルタを選択し、画像を変更前に目に
映ったままの状態に保存している間、上記フィルタによ
ってオーバーレイされた画像の部分をディスプレイする
ために変更し、変更された画像のフィルタリング部分を
ディスプレイし、且つ変更前に目に映った通りの画像を
検索するための方法と対話型ユーザインタフェースを開
示している。
【0012】画像画素データストラクチュア上で単独で
行われる操作は、画像値の操作に厳密に制限される第1
の画像のバージョン及びビューを提供する。そこで、画
素拡大装置の一般的なソフトウェア実行は二つの画像の
同時ディスプレイを発生するために幾つかの所望される
機能を提供するが、第1の画像の画像画素データストラ
クチュアから直接導出された第2の画像へ使用可能な情
報内容の範囲は、画素値の操作のみから得られる第1の
画像のバージョンとビューに必ず限定される。第1の画
像の情報モデルデータストラクチュアから第1の画像に
関する情報が使用可能である時、画像(画素)拡大を生
成するために画像画素データストラクチュア上で操作す
るために使用される方法は、第1の画像の他のビューを
提供するために情報モデルデータストラクチュア上の操
作へ転送することは不可能であり、これによって、この
ような方法は情報モデルデータストラクチュアの他のビ
ューへのアクセスに使用するには操作不可能である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、画像が生成
されたモデルデータストラクチュア内のデータ及び情報
へのアクセスを提供し、そのアクセスを原画像の空間的
コンテクスト内へ提供することの重要性を認識する。こ
のモデル内のデータ及び情報の性質に依存して、本発明
は、視覚、聴覚、触覚、及び嗅覚の出力を含むあらゆる
適切な人間の知覚形態においてこのようなアクセスを提
供できる。
【0014】さらに、多用途に使用するために、本発明
は、例えば、グラフィックユーザインタフェース機能の
タイプ又はその拡張したもの(エンハンスメント)とし
て操作する場合におけるように、ヒューマンユーザによ
る入力と対話するように使用されることができる。或い
は、本発明はソフトウェアプログラム制御下で完全に自
動化された方法として実行されてもよく、例えば、他の
アプリケーションプログラムから又はプロセッサ制御機
械において同時に実行されるオペレーティングシステム
からのような信号源からモデルデータストラクチュアに
おけるデータ及び情報へのアクセスを示す人間が知覚で
きる出力をリクエスト(要求)する信号を受け取る。或
いは、ユーザから又は他の信号源からの信号の組合せは
モデルデータストラクチュア内のデータ及び情報へのア
クセスを示す人間が知覚できる出力を要求するために使
用されることができる。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、画像デ
ィスプレイリクエストを指示する信号を発生するための
信号源と、人間が知覚できる出力を生成するために出力
利用デバイスと接続された出力サーキットリと、データ
を記憶するためのメモリと、前記信号源から前記信号を
受け取るために接続され、人間が知覚できる出力を定義
するデータを前記出力サーキットリへ提供するために接
続され、且つ前記メモリ内に記憶されたデータにアクセ
スするために接続されたプロセッサと、を含むプロセッ
サ制御機械を操作する方法が提供されている。この機械
の出力利用デバイスは画像を表示するためのディスプレ
イエリアを有するディスプレイを含み、且つこのディス
プレイエリアは前記ディスプレイエリアの表示画像位置
内にディスプレイされる第1の画像を有する。前記第1
の画像は、これ以降「第1のディスプレイ機能」と呼ば
れる少なくとも一つの知覚可能ディスプレイ機能を含
む。プロセッサ制御機械のメモリ内に記憶されたデータ
はプロセッサが実行する命令を実行する命令データと第
1の画像が生成される第1の画像モデルデータストラク
チュアを含む。前記第1の画像モデルデータストラクチ
ュアはこれ以降、「第1の画像データ項目」と呼ばれる
データ項目を含む。前記第1の画像データ項目は第1の
画像内に第1のディスプレイ機能によって表示され、且
つ前記第1のディスプレイ機能は前記第1の画像モデル
データストラクチュア内の第1の画像データ項目へマッ
プされ得るか、又は前記第1の画像モデルデータストラ
クチュア内の第1の画像データ項目を示す。
【0016】この方法によれば、プロセッサは、最初
に、前記第1のディスプレイ機能を含む第1の画像の一
部、又は「第1の画像セグメント」の表示画像位置と同
じ広がりを有するディスプレイエリア内の表示ビューイ
ング位置内に出力生成領域を提供するためにディスプレ
イリクエストを示す信号源からリクエスト信号データを
受け取る。次いで、プロセッサは、第1の画像モデルデ
ータストラクチュアから第1の画像データ項目を用いて
人間が知覚できる出力を定義する信号データを生成し、
且つ出力サーキトリに対して人間が知覚できる出力を示
すように、出力信号データを提供することによって、リ
クエスト信号データに応答し、出力利用デバイスが第1
の画像がディスプレイエリア内にディスプレイされてい
るのと同時に出力信号データに応答して人間が知覚でき
る出力を示す。このように、この方法は、信号源からの
ディスプレイリクエストに応答して第1の画像モデルデ
ータストラクチュア内の第1の画像データ項目を用いて
生成された人間が知覚できる出力を提供し、これによっ
て第1の画像セグメント内の第1のディスプレイ機能に
関連する情報へのアクセスを提供することの知覚を機械
ユーザへ提供する。
【0017】画像が生成されるモデルデータストラクチ
ュア内のデータと情報へ視覚的なアクセスを提供する場
合において、本発明の方法と機械は、入力として第1の
画像の一部を選択すること及び第1の画像の適切な空間
的コンテクスト内に視覚的出力のディスプレイを位置付
けることの両方を同時に制御することをユーザへ提供し
ないような、モデルデータストラクチュアの第2のビュ
ーを提供する現存のシステムにおける欠点を認識してい
る。従って、本発明の方法及び装置は、第2の画像が要
求され、それと同時に第1の画像の空間的なコンテクス
トに同一出力操作領域内に第2の画像のディスプレイを
提供するように、原画像の一部を選択するため、出力操
作領域を使用する。(これ以降、用語「第1の画像」は
用語「原」画像と交換可能に使用される。)第1の画像
の空間的コンテクストにおける第2の画像のこのような
ディスプレイは、第2の画像の情報内容に依存するかも
しれないが、第1の画像の情報内容を拡張(強調)する
か、前記第1の画像内のビューから現在は隠されている
情報を露呈するか、又はユーザを混乱させているように
見える第1の画像内に現在ディスプレイされているビュ
ー情報を隠すこともある。この方法が対話型の方法とし
て実行される時、ユーザは、第2の画像の内容と位置の
両方を決定するため、視覚的出力の場合においては、
「ビューイング操作」領域と呼ばれる出力生成領域のデ
ィスプレイ位置を指定するだけでよいことが理解されよ
う。
【0018】従って、本発明の他の態様によれば、出力
生成領域がビューイング操作領域であり、且つ出力サー
キットリへ送られる人間が知覚できる出力がディスプレ
イデバイス上でディスプレイするために第2の画像を定
義する画像定義データであるプロセッサ制御機械操作方
法が提供されている。第2の画像は、ビューイング操作
領域のサイズ及び形状の大きさとほぼ同一のサイズ及び
形状の大きさを有する。第2の画像は、第1の画像がデ
ィスプレイエリア内にディスプレイされているのとほぼ
同時にビューイング操作領域内に提供され、これによっ
て第1の画像セグメントの現在画像位置と同じ広がりを
有するディスプレイエリア内の表示ビューイング位置内
のビューイング操作領域内に第2の画像の表示は、ディ
スプレイエリア内の第1の画像と置換することになる。
【0019】モデルデータストラクチュアの第2のビュ
ーを示す現存の方法に対する本発明の方法の他の有効な
利点は、ビューイング操作領域内に第2の画像のフォー
カスを示しながら、第1の画像のグローバルなコンテク
スト(全域内容)を保持し且つ提供する能力である。
【0020】本発明は、プロセッサと通信する入力サー
キトリと接続されたユーザ入力デバイスを介して機械ユ
ーザによってビューイング操作領域のディスプレイが生
成されるように要求するディスプレイリクエスト信号を
さらに提供する。機械ユーザによるディスプレイリクエ
ストは、ディスプレイエリア内の第1の位置から、ディ
スプレイエリア内の第1のディスプレイ機能を含む第1
の画像セグメントと同じ広がりを有する現在のビューイ
ング位置へビューイング操作領域を移動する機械ユーザ
による移動動作を示す移動信号を含む。
【0021】本発明のこの態様において、第2の画像を
生成するためにユーザによって必要とされる対話の量を
減少するために、第2の画像を生成するために第1の画
像の情報モデルデータストラクチュア上で実行される操
作は移動可能なビューイング操作領域と対応している。
この移動可能なビューイング操作領域の位置は、第2の
画像が所望される第1の画像の一部を定義するが、操作
される情報モデルデータストラクチュアの一部を必ず定
義するわけではない。操作自体の入力の必要条件が、操
作されようとする情報モデルデータストラクチュアの一
部を定義するのである。操作の選択可能で移動可能なデ
ィスプレイ領域への結合及び出力画像の定義の移動可能
なディスプレイ領域の位置への結合は、選択された第2
の画像をディスプレイ上に生成するためにユーザが取ら
なければならない工程(ステップ)数を減らし、これに
よって、所望される第2の画像を生成するため、直覚的
であり且つ使用が簡単なインタフェースをユーザに提供
することになる。このインタフェースは、第1の画像の
異なる部分へ移動した時に所望されるビューを生成する
ためにユーザが要求するさらなる対話を行わずに、移動
可能なビューイング操作領域内に第1の画像の所望され
るビューを示す、ユーザにとっての「レンズ」又は「フ
ィルタ」の外見を取ってもよい。
【0022】請求項1に係る本発明は、画像ディスプレ
イリクエストを示す信号を発生するための信号源と、画
像を表示するためにディスプレイエリアを有するディス
プレイと、前記信号源から前記信号を受け取るために接
続され且つ画像を定義するデータを前記ディスプレイに
提供するために接続されているプロセッサと、データを
記憶するためのメモリと、を含む機械操作方法であっ
て、前記メモリに記憶されたデータが前記プロセッサが
実行する命令を指示する命令データを含み、且つ前記プ
ロセッサが前記メモリ内に記憶されたデータへアクセス
するためにさらに接続されており、前記ディスプレイの
ディスプレイエリア内の表示画像位置に第1の画像を表
示するために前記プロセッサを操作するステップであっ
て、前記第1の画像が第1のディスプレイ機能を含み、
前記第1の画像が前記機械の前記メモリ内に記憶された
第1の画像モデルデータストラクチュアを用いて生成さ
れ、且つ前記第1のディスプレイ機能が前記第1の画像
モデルデータストラクチュア内に含まれた第1のデータ
項目を表すことよりなるステップと、ビューイング操作
領域(VOR)を含む第1のビューイング操作領域画像
を前記ディスプレイエリア内に表示するために前記プロ
セッサを操作するステップと、前記VOR内に第2の画
像を表示するためにディスプレイリクエストを示す前記
信号源からリクエスト信号データを受け取るために前記
プロセッサを操作するステップと、前記第1の画像の第
1の画像セグメントの表示画像位置と同じ広がりを有す
る現在のビューイング位置内に位置された前記VORを
含む第2のビューイング操作領域画像を提供し、前記第
1の画像セグメントが前記第1のディスプレイ機能を含
み、前記第1の画像モデルデータストラクチュアから前
記第1のデータ項目を用いて前記VOR内にディスプレ
イするために第2の画像を定義する画像定義データを生
成し、前記第2の画像が前記VORのサイズと形状の大
きさとぼぼ同一のサイズと形状の大きさを有しており、
且つ前記第1の画像が前記ディスプレイエリア内にディ
スプレイされているのとほぼ同時に前記第2の画像を前
記VOR内に提供することによって、前記ディスプレイ
リクエストを示す前記リクエスト信号データに応答する
ために前記プロセッサを操作するステップと、を備える
機械操作方法である。
【0023】請求項2に係る本発明は、前記VORが前
記VOR内にディスプレイするために前記第2の画像を
定義する前記画像定義データへ前記第1の画像モデルデ
ータストラクチュアをマップするために前記VORと対
応するビューイング操作を有し、且つ前記第2の画像を
定義する前記画像定義データを生成するステップが前記
ビューイング操作に従って前記第2の画像を生成するこ
とよりなる請求項1に記載の方法である。
【0024】請求項3に係る本発明は、前記第1の画像
を生成するために使用される前記第1の画像モデルデー
タストラクチュアがオブジェクトモデルデータストラク
チュアであり、前記第1の画像モデルデータストラクチ
ュアが前記第1の画像セグメント内の第1のディスプレ
イオブジェクトによって表される第1のオブジェクトデ
ータ項目を含み、オブジェクト座標データ項目が前記第
1の画像内に第1のディスプレイオブジェクトの現在オ
ブジェクト位置を示し、及び前記オブジェクト座標デー
タ項目が前記第1のオブジェクトデータ項目を示し、且
つ前記VORと対応する前記ビューイング操作が、前記
第1の画像モデルデータストラクチュアから、前記ディ
スプレイエリア内の前記VORの表示ビューイング位置
と前記オブジェクト座標データ項目を用いて前記第1の
画像セグメント内に含まれた前記第1のディスプレイオ
ブジェクトによって示される前記第1のオブジェクトデ
ータ項目を入手し、且つ前記第1のオブジェクト項目を
前記ビューイング操作に従って第2の画像を定義する前
記画像定義データへマップすることよりなる請求項2に
記載の方法である。
【0025】請求項4に係る本発明は、前記メモリ内に
記憶された前記データがアプリケーション操作を定義す
る命令データをさらに含み、前記アプリケーション操作
が前記第1の画像モデルデータストラクチュアからの前
記第1のディスプレイオブジェクトを含む前記第1の画
像を生成することが可能であり、且つ前記VORと対応
する前記ビューイング操作が、前記第1の画像モデルデ
ータストラクチュアから第2のモデルデータストラクチ
ュアを生成し、前記第2のモデルデータストラクチュア
が前記第1の画像モデルデータストラクチュアから複写
された複写された第1のオブジェクトデータ項目を含
み、前記第2のモデルデータストラクチュアから前記複
写された第1のオブジェクトデータ項目を入手し、変更
された属性値を生成するために前記複写された第1のオ
ブジェクトデータ項目によって示される属性値を変更
し、前記ディスプレイエリア内の前記VORの表示ビュ
ーイング位置から第2の画像のサイズ及び位置データを
入手し、前記第2の画像のサイズ及び位置データが前記
第2の画像に関するサイズ及び位置情報を示し、前記第
2の画像サイズ及び位置データと、前記第2の画像を定
義する前記画像定義データを生成するために前記変更さ
れた属性値を示す前記複写された第1のオブジェクトデ
ータ項目を有する前記第2のモデルデータストラクチュ
アと、を用いて前記アプリケーション操作を実行するた
めに前記プロセッサを操作することよりなる請求項4に
記載の方法である。
【0026】請求項5に係る本発明は、前記信号源は機
械ユーザの動作を示す信号を生成するためのユーザ入力
デバイスであり、且つ前記ユーザ入力デバイスから受け
取られた前記リクエスト信号データが、前記VORを、
前記第1の画像セグメントと同じ広がりを有する前記デ
ィスプレイエリア内の表示ビューイング位置へ移動する
前記機械ユーザによる移動動作を示すことよりなる請求
項1に記載の方法である。
【0027】
【実施例】以下に定義される用語はこの明細書中及び請
求項において示されている意味を有する。
【0028】本明細書中において用語「データ」は、情
報を表すか又は情報を有する物理的信号を称する。用語
「データ」は、物理的形態で存在するデータを含み、且
つ一時的又は記憶されるていか若しくは転送されている
データを含む。例えば、データは、電磁的もしくは他の
転送された信号として、又は電子的、磁気的、若しくは
他の形態で記憶される信号として存在することができ
る。
【0029】「データの項目」又は「データ項目」はプ
ロセッサがアクセスできるか、そうでない場合、このプ
ロセッサがユニット(単位)として操作できる量のデー
タである。データは結合して「データストラクチュア」
を形成することができる。「データストラクチュア」は
相互に関連するデータのあらゆる結合である。データス
トラクチュアは他のデータストラクチュアを含んでいて
もよい。
【0030】「プロセッサ制御機械」又は「プロセッ
サ」はデータを処理することができるあらゆる装置、構
成要素、又はシステムであり、且つ一つかそれより多く
の中央処理装置又は他の処理構成要素(構成要素)を含
んでいてもよい。
【0031】プロセッサは演算(操作)を実行する時に
データを「使用」し、この時の操作の結果はそのデータ
の値に依存する。「命令」は、プロセッサがそれ自体の
操作を決定するために使用することができるデータの項
目である。プロセッサはこのプロセッサがその操作を決
定するために命令を使用する時に一組の命令を「実行」
する。
【0032】データの項目は、この項目が、物、事、又
は特徴の存在や発生に依存するか、或いは物、事、又は
特徴の計測(測度)に依存する値を有する時、物、事、
又は特徴を「示す」。さらに、データの第2の項目がデ
ータの第1の項目から得ることができる時、データの第
2の項目がデータの第1の項目を用いてアクセス可能で
あり得る時、データの第2の項目がデータの第1の項目
を復号化することによって得ることができる時、又はデ
ータの第1の項目がデータの第2の項目の識別子であり
得る時、データの第1の項目はデータの第2の項目を
「示す」。例えば、データの第1の項目がディスプレイ
デバイスのディスプレイエリア内に画像ディスプレイ機
能の位置情報を示し且つ位置情報がデータストラクチュ
ア内で第2のデータ項目を得るためにプロセッサによっ
て使用されてもよい時、データの第1の項目がデータの
第2の項目を示す。
【0033】「画像」は光のパターンである。画像は、
文字、ワード、テキスト、及びグラフィックスのような
他の機能も含んでいてもよい。画像は、各セグメント自
体が画像である画像「セグメント(部分)」へ分割され
てもよい。画像のセグメントは全体画像に至るあらゆる
サイズであってもよく且つ全体画像を含んでもよい。
「画像出力デバイス」は画像を定義する出力を提供する
ことができるデバイスである。「ディスプレイ」又は
「ディスプレイデバイス」は可視の、人間の目で見るこ
とができる形態で情報を提供する画像出力デバイスであ
る。ディスプレイは、例えば、陰極線管と、発光、光反
射、又は光吸収素子のアレイ(配列)と、用紙又は他の
媒体上にマークを示すデバイス又はストラクチュア(構
造体)と、画像を可視形態で定義することが可能なあら
ゆる他のデバイス又はストラクチュアと、を含んでいて
もよい。ディスプレイ上に「画像を提供する」ことは、
ビュアー(見る人)が画像を知覚することができるよう
にディスプレイを操作することである。「ディスプレイ
エリア」は画像が表示されるディスプレイの部分又は画
像を受け取る媒体である。
【0034】データは、データが画像をディスプレイ上
に表示することなどによって画像を直接生成するために
充分な情報を有する時、画像を「定義」する。画像を定
義するデータは、本明細書中では「画像定義」又は「画
像定義データ」と呼ばれる。例えば、2次元アレイは画
像の全て又はあらゆる部分をも定義することができる画
像定義であり、一般に「画像画素データ」又は「画像画
素データストラクチュア」と呼ばれ、且つこのアレイ内
のデータの各項目は画像位置のカラーを表示する「画素
値」と呼ばれる値を提供する。
【0035】用語「ディスプレイ機能」は、プロセッサ
制御機械又はディスプレイシステムにおけるディスプレ
イによって生成されるあらゆる人間の知覚に関連する。
「ディスプレイオブジェクト」はコヒーレントな(首尾
一貫した)ユニティ(単一体)として知覚できるディス
プレイ機能である。「形状(shape )」は区別できる輪
郭を有するディスプレイオブジェクトである。例えば、
円形ディスプレイオブジェクトは形状である。境界付け
されたエリア(area:領域)を有する形状は「領域(re
gion)」と呼ばれてもよい。画像は、この画像の表示が
その機能又はオブジェクトの知覚を生成することができ
る場合、ディスプレイ機能又はオブジェクトを「含
む」。同様に、ディスプレイオブジェクトは、このディ
スプレイオブジェクトの表示が、ディスプレイ機能の知
覚を生成することができる場合、ディスプレイ機能を
「含む」。
【0036】本明細書中において「出力生成領域」とも
呼ばれる「ビューイング操作領域」は、任意の形状の境
界付けされたエリアを有する領域である。このビューイ
ング操作領域は、少なくとも一つの区別できる輪郭と少
なくとも一つの境界付けされたエリアを有するコヒーレ
ントユニティとして知覚できるディスプレイ機能であ
る。区別できる輪郭は、第2の画像が生成されない第1
の画像の残りの部分から、第2の画像が生成される第1
の画像の部分又はセグメントを、定義し且つ区別する。
このビューイング操作領域は、位相的に複雑な境界を有
していてもよく、従って、固定した又は所定の形状であ
る必要がなく、又はそれがコヒーレントで区別できる境
界付けされたエリアとして知覚可能である限り、明示的
に描画された境界(へり)を有する必要もない。
【0037】ディスプレイ機能がデータの本体内のデー
タの一つ又はそれより多くの項目にマップされ得る時、
ディスプレイ機能はデータの本体を「表示する」か、又
は他の方法を述べると、ディスプレイ機能がマップされ
得るデータの一つの項目又は複数の項目を「示す」。例
えば、画像内でソリッド(中実)ブラック線として知覚
されるディスプレイオブジェクトは、一つの操作がこの
線のカラー及びソリッドネス(中実性)を生成するため
に使用するモデルデータストラクチュア内にデータの一
つ又はそれより多くの項目を示してもよい。
【0038】ディスプレイ機能又はオブジェクトへのデ
ータの一つ又はそれより多くの項目のマッピングは、デ
ィスプレイシステム内のプロセッサによってアクセス可
能であり且つ実行可能な一組の命令(命令データ項目)
を意味すべく本明細書中に用いられる「操作」によって
実行され、且つデータの一つ又はそれより多くの項目
(操作の入力)と画像内のディスプレイ機能又はオブジ
ェクト(操作の出力)のマッピングの関係又は機能(関
数)を定義する。操作は、操作が画像内にディスプレイ
機能又はオブジェクトを定義するデータを持たずに開始
された時、画像内にディスプレイ機能又はオブジェクト
を「生成」し、且つこの操作を実行することによって画
像内にディスプレイ機能又はオブジェクトを定義するデ
ータが得られる。
【0039】本発明の方法は「モデルベースの操作」で
ある。モデルベースの操作は画像を出力として定義する
画像定義データを生成するため、入力として「モデルデ
ータ」を使用する。例えば、画像画素データ項目以外の
データ項目のような画像定義データ以外のデータ項目
は、「情報モデルデータ項目」又は「モデルデータ」で
ある。モデルベースの操作は、モデルデータストラクチ
ュア内の一つ又はそれより多くのモデルデータ項目を、
この操作によって生成された画像内に含まれるディスプ
レイ機能へマップする。
【0040】相互に関連するモデルデータ項目のコンビ
ネーション(組合せ)は、本明細書中では、「モデルデ
ータストラクチュア」、「情報モデルデータストラクチ
ュア」、又は「第1の画像モデルデータストラクチュ
ア」と呼ばれる。本発明を本明細書中に説明するため、
画像を生成するために一つの操作が使用する全てのモデ
ルデータ項目が、このモデルデータストラクチュアの一
部として含まれると考えられる。さらに、モデルデータ
ストラクチュアは、システムのメモリのほぼ連続した部
分内に物理的に位置したデータ項目の組合せに限定はさ
れないが、メモリ内に区々に位置し且つこの操作を実行
する時にプロセッサによってアクセス可能な個々のモデ
ルデータ項目を含んでいてもよい。さらに、モデルデー
タと操作の間の対話、及びモデルデータストラクチュア
の部分であると考えられるデータの性質、量、及び資源
は、それ自体が相当変化してもよいモデルベースの操作
の機能的能力に応じて変化する。
【0041】本発明の方法は、この方法が、第2の画像
を定義する画像定義データを生成するために第1の画像
が生成されたモデルデータストラクチュアを使用する
時、現存の第1の画像上で「操作する」。第1の画像を
生成したこのモデルベースの操作は「アプリケーショ
ン」と呼ばれる。
【0042】このモデルデータストラクチュアは、画像
を生成するためにこのアプリケーションによって直接使
用されないデータ項目を含んでいてもよいが、これはこ
のアプリケーション又は他のモデルベース操作によって
知られており且つアクセス可能であったりする。さら
に、モデルデータストラクチュアは、画像を生成するた
めに使用されている間、画像を生成するために使用され
ないしまたこのモデルデータストラクチュア内に含まれ
ない一つ又はそれより多くの他のデータ項目を示すデー
タ項目を含んでいてもよい。例えば、画像内のディスプ
レイオブジェクトによって示されるモデルデータストラ
クチュア内のデータ項目が、画像内に表示されないディ
スプレイオブジェクトに関する特性又は詳細な情報を有
する第2のモデルデータ項目を示してもよい。この第2
のモデルデータ項目はモデルデタストラクチュア内に含
まれてもよいし、又はこのモデルデータストラクチュア
とリンクされた異なるデータストラクチュア内に含まれ
てもよい。
【0043】本発明は種々のプロセッサ制御機械を操作
し、各々の機械は図1に示されている共通の構成要素
(コンポーネント)、特性、及び構成を有する。図1に
おける機械100は画像ディスプレイリクエストを示す
信号を生成するための信号ソース150を含む。信号ソ
ース150は本発明の方法によって必要とされるタイプ
の信号を生成するあらゆる信号生成源を含んでいてもよ
い。このようなソースは、ユーザによって発生される信
号を生成する人間のユーザによって制御可能な多様な入
力デバイスを含み、このような信号を生成するために機
械100と接続される他のデバイスを含んでいてもよ
く、且つ遠隔又は局所的電子通信ネットワーク並びに赤
外線及び無線接続を介してなどの有線又は無線通信ファ
シリティによって接続されるデバイスを含む。信号ソー
ス150は、ディジタルコンピュータのオペレーティン
グシステム又はこのディジタルコンピュータによって実
行される他のアプリケーションなどの機械100によっ
て実行される操作を含んでいてもよい。プロセッサ14
0は信号ソース150から信号を受け取るために接続さ
れている。
【0044】機械100はデータを記憶するためにメモ
リ110を含む。プロセッサ140はメモリ110内に
記憶されるデータへアクセスし且つメモリ110内に記
憶するためのデータを提供するために接続される。メモ
リ110は、プロセッサが実行する命令を指示する命令
データを記憶し、且つ本発明の方法による機械100を
操作するための命令を指示する命令データを含む。
【0045】プロセッサ140は、ディスプレイデバイ
ス170上のディスプレイエリア180内に表示するた
めに第1の画像182を定義するデータを提供するため
に出力サーキットリ160とも接続されている。ここで
使用されているように、全てのサーキットリの構成要素
に関して、サーキットリの二つの構成要素のいづれも、
データをこの構成要素の一つから他の構成要素へ転送す
ることができるサーキットリの組合せが存在する時に
「接続」される。プロセッサ140は、本発明の方法に
よって生成される人間が知覚できる出力を定義するデー
タを提供するため、出力サーキットリ160とさらに接
続されて、出力利用デバイス172上で提示する。
【0046】ユーザ入力デバイスからの信号は、操作に
対する「要求(リクエスト)」及び要求された操作を識
別する情報を含んでいてもよく、一つ又は複数の信号は
操作を実行させようとする機械ユーザによって一つ又は
それより多くの動作を指示する。操作は、受け取られた
信号が有効な操作に対する有効な要求を指示し且つ操作
を実行させる時、リクエストに「応答」してその機械に
よって実行される。単一の完全なリクエストを示す信号
は、有効な操作のための有効なリクエストを示し、且つ
操作を実行させるのに必要なユーザによって示される任
意の数の動作の組合せを含んでいてもよい。
【0047】複数の入力デバイスは、動作を示すために
機械ユーザによって使用される、例えば、キーボード又
はポインティングデバイスを含んでいてもよい。好適な
ポインティングデバイスは、これらに限定はされない
が、マウス、スタイラス若しくはペン、トラックボー
ル、又はディスプレイデバイス170のタッチセンシテ
ィブ(感応)面と接触するユーザの指を含む。ユーザ動
作を示す信号は、ディスプレイエリア180内でユーザ
が見ることができるディスプレイオブジェクトの選択又
は移動を示す信号、操作がプロセッサ140によって実
行されるようにするリクエストを示す信号、及びディス
プレイエリア180内でディスプレイするためにプロセ
ッサが画像を表示することになる信号を含んでいてもよ
い。
【0048】機械100の物理的ハードウェア構成要素
が接続される実際の方法は変化してもよいし、且ついく
つか又は全ての構成要素間でハード配線の物理的接続や
遠隔又は局所的な通信ネットワーク並びに赤外線及び無
線接続などのような有線又は無線の通信設備を介した接
続を含んでいてもよい。機械100の物理的サイズの範
囲は、例えば、電子ホワイトボードアプリケーションな
どに好適な非常に大きなディスプレイデバイス170を
含む機械から、かなり小型のデスクトップ、ラップトッ
プ、及びポケットサイズ又はより小型のディスプレイデ
バイスを含む機械まで大きく変化してもよい。本発明は
この物理的サイズの範囲内の全ての機械上で操作可能で
あるように意図されている。
【0049】本発明によって一つの画像が生成され得る
一つのタイプのモデルデータストラクチュアは「オブジ
ェクト」を記述するデータ項目の集合から成っていても
よい。「オブジェクト」は、アプリケーション定義域の
意味論的態様を示す(例えば、ワードプロセッサにおけ
る文字、単語、及び段落、描写システムにおけるストロ
ーク、プロジェクト管理システムその他における一時的
イベント(事象)及び依存等)。一般に、データストラ
クチュア内の「オブジェクト記述データ項目」がそれ自
体一組のオブジェクトの特性を記述する他のデータ項目
から成っている。特定のオブジェクトに関して、これら
の特性は、画像を生成したアプリケーションによって使
用されるアプリケーション特定属性に加えて、ディスプ
レイされた時にオブジェクトがどのように知覚されるか
を決定するオブジェクトの位置的及び可視の属性を示し
てもよい。一般に、各オブジェクトはその特性と共に、
ポインタ又は識別子によって独自にアドレスすることが
可能であり且つこれによってオブジェクトはそれらの記
述において互いに言及し合うことができる。オブジェク
ト又はそれらの特性は他のオブジェクト同士の間の関係
又は制約を記述してもよい。オブジェクトベースのモデ
ルデータストラクチュア内のデータ項目に関して使用さ
れる時、用語「ディスプレイ機能属性データ項目」はオ
ブジェクト特性を言及する。
【0050】本発明の方法は、データストラクチュア内
でデータのビュー(表示)を生成するためにモデルデー
タストラクチュア上で操作する。所望される各異なるタ
イプのビューは、特定のセットの操作がこのモデルデー
タストラクチュア上で実行されるのを要求する。モデル
データストラクチュア上で実行される一組の操作は、こ
れ以降、「ビューイング操作」と呼ばれる。各区別的な
ビューイング操作がそれ自体のビューイング操作領域と
「対応」されることができ、これによって第1の画像セ
グメントと同じ広がりを有する特定のビューイング操作
領域のディスプレイが、プロセッサ140をして、操作
の対応するセットによりこのモデルデータストラクチュ
アを用いて第2の画像を生成させ且つビューイング操作
領域内に第2の画像を提供させる。
【0051】本発明の方法は、グラフィカルなユーザイ
ンタフェースシステム環境において動作するグラフィカ
ル・オブジェクト・エディタ・アプリケーション・ソフ
トウェア・プログラムの機能性と協働する、一組の対話
型ユーザ制御機能即ちビューイング操作として実行され
た。
【0052】各ビューイング操作は、上記に記述されて
いるモデルデータストラクチュア860に類似する構造
的特性を有する、これ以降、グラフィカルエディタデー
タストラクチュアと呼ばれるグラフィカルオブジェクト
エディタのオブジェクトベースのモデルデータストラク
チュア上で操作する。方法又はビューイング操作400
と指定されるこれらのビューイング操作の内の一つの実
行が以下に詳しく説明されている。このプログラミング
環境のストラクチュアは、これらの機能的構成要素がグ
ラフィカルユーザインタフェース環境をサポートする広
範囲の機械と共通していると理解した上で、図2の簡単
化された機能的ブロック図によって説明されている。
【0053】例示された実施例は、Cedar (シーダ)プ
ログラミング言語を用い、且つSunOS(商標登録) −コン
パチブルオペレーティングシステム上で実行するゼロッ
クスの所有権を主張できる研究ソフトウェア環境のCeda
r (シーダ)プログラミング環境へ書き込まれたリサー
チソフトウェアプロトタイプアプリケーションとしてサ
ンマイクロシステム・スパーク・ステーション(Sun Mi
crosystem SPARKstation)コンピュータ10上で実行さ
れた。Cedar (シーダ)プログラミング環境は、ディス
プレイのディスプレイエリア内の複数のワークスペース
又は「ウインドウズ」にディスプレイするために画像を
供給且つ管理するため、及び機械のユーザによって操作
されるように少なくとも一つのポインティングデバイス
とインタフェースするため、ソフトウェア機能を含むグ
ラフィックユーザインタフェース環境のためにアプリケ
ーションサポートを提供する。ユーザは、まずグラフィ
ックユーザインタフェースへ、次にこのインタフェース
を介して各ウインドウ内で操作する各ソフトウェアアプ
リケーションへ、オペレーショナル(操作可能)コマン
ドを伝えるためにポインティングデバイスを使用する。
【0054】図示されている実践は、MMM(マルチデ
バイス・マルチユーザ・マルチエディタ)として知られ
ている編集環境のフレームワーク内でも動作する。MM
MはCedar (シーダ)プログラミング環境内の単一ウイ
ンドウとして動作し、且つグラフィックエディタアプリ
ケーションを含む複数のアプリケーションがこのMMM
ウインドウ内でサブウインドウとして実行することを可
能とする。MMMは、マウス又はトラックボールのよう
な複数の入力デバイスからの事象を得て、どのデバイス
がどの事象を生成したかを追跡し、且つ全ての事象を単
一な待ち行列へ配置する。MMMは、各事象を順番にデ
キュー(待ち行列リストから外すこと)し、且つその事
象がどのアプリケーションへ送られるべきかを決定す
る。MMMアプリケーションはそれらがどのようにスク
リーン上で入れ子式に配列されるかを示す階層内に配列
される。各事象は、事象をその子のアプリケーションの
内の一つへ渡すルートアプリケーションへ渡され、且つ
この子のアプリケーションの内の一つはその事象を順に
ツリーの下方へ渡す。マウス事象は、一般に、そのスク
リーン領域がマウス座標を含む最も深くネスティング
(入れ子式に配列)されたアプリケーションへ送られ
る。しかしながら、特定のアプリケーションにおいてユ
ーザがオブジェクトをドラッグ(画像を押さえて移動す
る)操作又はリサイズ(サイズ変更)している時、全て
のマウス座標は、ドラッギング又はリサイジングが完了
するまでそのアプリケーションへ進む。キーボード事象
は現在選択されているアプリケーションへ進む。MMM
環境についての追加の情報は、1991年、ニューヨーク、
ACM のユーザインタフェースソフトウェア及びテクノロ
ジに関するACM、SIGグラフのシンポジウムの議事
録(1991年11月11〜13日のヒルトンヘッドS
C)のEric A. Bier and Steve Freeman著の"MMM:A Use
r Interface Architecture for Shared Editors on a S
ingle Screen" (79〜86ページ)に見られる。
【0055】図2においてシーダ環境118の基本的構
造(ストラクチュア)は、階層的層内に配列された構成
要素の集合であり、且つより下位のレベルのモジュール
が通常のシーダ言語手続きとして呼出し可能なより上位
のレベル即ち「クライアント」プログラムへ直接使用可
能である良好に統合された対話型環境をサポートする。
さらに、より上位レベルのシーダ構成要素は手続きの値
をパラメータとしてより下位レベルのサービス手続きへ
供給することができ、且つこのより下位レベルのサービ
ス手続きはまた、必要な時に上位レベルの構成要素と通
信するためにこの上位レベルの構成要素を後から呼び出
すことができる。
【0056】シーダ環境118は、このアプリケーショ
ンコンテクスト(文脈)を一つ又はそれより多くのディ
スプレイスクリーンの複数の異なる部分へ物理的に分割
することによって、プロセッサ140(図1)によって
制御される異なるアプリケーションコンテクストを制御
する。シーダプログラミング環境におけるGargoyle(ガ
ーゴイル)グラフィックスエディタ120のようなアプ
リケーションプログラムは環境の「クライアント」と呼
ばれる。シーダ環境は、以降、「ウインドウマネジャ1
12」と呼ばれる上位レベルのソフトウェアウインドウ
管理システム112を含み、この「ウインドウマネジャ
112」は、機械上で実行するアプリケーションクライ
アントプログラムのために必要なウインドウ管理制御を
提供する。
【0057】ビューイング操作ソフトウェア400は、
本発明の方法によってビューイング操作を定義し且つ実
行するために、及び第2の画像を生成するようにGargoy
le(ガーゴイル)グラフィックスエディタ120によっ
て使用されるグラフィックエディタデータストラクチュ
アと対話するためにソフトウェア命令を有する。ビュー
イング操作ソフトウェア400は、Gargoyleグラフィッ
クスエディタ120の機能部分と協働的に対話し、且つ
Gargoyleグラフィックスエディタ120と同様にウイン
ドウマネジャ112のクライアントである。各アプリケ
ーションクライアントは、Gargoyleグラフィックスエデ
ィタ120の操作を実行し、且つユーザからのリクエス
ト信号に応答してディスプレイ170上のウインドウ2
11内にビューイング操作領域186を生成し且つ描画
することからなるビューイング操作400を実行するた
めに、入力サーキットリ152から受け取られた信号を
プロセッサ140(図1)の制御を指示するために一連
のユーザ入力信号へ変換することによって、ウインドウ
マネジャ112を介して、データをユーザ対話デバイス
154及びディスプレイ170と交換する。
【0058】図示されている実施例において、方法40
0(ビューイング操作)は個別のアプリケーションとし
て実行され、且つMMMエディタはアプリケーション1
20と方法400の間のあらゆる対話を処理する。しか
しながら、図3に示されているように、本発明の方法
は、集合的エンティティ122としてグラフィックユー
ザインタフェース環境118内でウインドウ管理システ
ム112と対話するアプリケーション120に対する機
能的エンハンスメントとして実行されてもよい。方法4
00は、パーソナルコンピュータ、完全機能付両面複写
機、出版社関係装置、及び画像再生装置(複写機)を含
むプロセッサ並びにディスプレイを有するコンピュータ
ワークステーションや他のタイプの機械へ現在使用可能
なあらゆる多様なグラフィックユーザインタフェースに
おいて操作するため、この様に実行されてもよい。
【0059】図4は、ビューイング操作400が操作す
る第1の画像210を示す。第1の画像210はディス
プレイオブジェクト212、214、216、及び21
8を含む。これらのディスプレイオブジェクトは前から
後へオーバーラップする順に配列され且つ内部を塗り潰
すカラーを有する外観を呈しており、これによってこれ
らのオブジェクトは不透明となり、最前の三角形218
が三角形216の一部を隠し、三角形216もまた三角
形214の一部を隠し、且つ三角形214も同様にす
る。図5は、ディスプレイ180内のウインドウ211
内の画像210を示す。グラフィックオブジェクトエデ
ィタ120はエディタのユーザが画像210内のディス
プレイオブジェクトを選択し且つ操作するのを可能とす
る。グラフィックオブジェクトエディタ120は、プロ
グラム定義されたウインドウ又は他のディスプレイ媒体
に相対するそのx−y座標、スペース内のそのオリエン
テーション、その大きさ、及びその形状を画像内のオブ
ジェクト毎に含むグラフィックエディタデータストラク
チュアを使用する。
【0060】図6は、図2のビューイング操作400と
して指定された本発明の操作の方法の図示された実施例
からなる動作を示す。図示されている実施例におけるビ
ューイング操作400は、VOR(ビューイング操作領
域)186の境界内にあるオブジェクトの全てのエッジ
を現す操作を実行し、且つ実際にVOR186の境界内
のモデルデータストラクチュア内のオブジェクト毎にオ
ブジェクトが不透明になるか否かを制御するディスプレ
イ機能属性データ項目を変更する。
【0061】第1の画像210を含むウインドウとビュ
ーイング操作領域は、「選択可能ユニット」としてそれ
ぞれ作用する。選択可能ユニットは、選択されることが
できる境界付けされたディスプレイ領域として知覚され
るディスプレイ機能である。用語「選択(select)」
が、選択可能ユニットに関して使用される時、選択可能
ユニットを独自に示すユーザによるアクション(動作)
を意味する。
【0062】図5は点線で境界付けされた円形領域とし
てVOR186の初期の位置を示す。図6のボックス4
04において、ユーザは、第1の画像210の第1の画
像セグメント(部分)と同じ広がりを有するディスプレ
イ領域180内の現在のビューイング位置内にVOR1
86を位置付けるために第1の画像210を含む選択可
能ユニットVOR186及びウインドウ211のいづれ
かと対話する。2次元のディスプレイエリア180内の
VOR186は、実施例に示されている第1の画像21
0の画像平面とは異なる画像平面内にあるような外観を
有し、且つ2.5次元の画像ディスプレイエリア180
の外観を生成する。図8においては、この概念が示され
ており、且つヒューマンユーザの視点220からは二つ
の画像平面189及び188を有するディスプレイエリ
ア180を示している。ユーザ対話は、第1の画像21
0を含むウインドウ211又はビューイング操作領域ウ
インドウ186へトラッキング(検索)シンボル又はカ
ーソル181を移動するために機械のポインティングデ
バイスを使用し、且つマウスボタンを押したりするよう
ないくつかの従来の方法で、このカーソルをいづれかの
選択されたユニットへアタッチする(付ける)ことを備
える。
【0063】図8に関しては、一旦カーソルが選択され
たユニットへアタッチされると、ユーザは、画像平面1
88内の第1の画像210を含むウインドウ211を画
像平面189内のVOR186の「下へ」移動するか、
又は画像平面189内のVOR186を画像平面188
内の第1の画像210の一部の「上へ」移動する。ユー
ザ対話の結果として、画像平面188内の各画像位置1
85は画像平面189内の画像位置187と対応するの
で、VOR186は第1の画像210の第1の画像部分
と同じ広がりを有するように位置される。図5において
は、点線187が第1の画像210の部分(セグメン
ト)の上の位置へのVOR186の移動を示す。ユーザ
の対話によってリクエスト信号の発生が得られ、このリ
クエスト信号は画像210の第1の画像部分と同じ広が
りを有するディスプレイエリア180内の現在のビュー
イング位置内のVOR186のディスプレイを要求す
る。リクエスト信号はディスプレイアリア180内のV
OR186のx−yディスプレイ座標の位置を含み且つ
ウインドウマネジャー112と共にディスプレイプロセ
ッシングを制御するビューイング操作400へパスされ
る。
【0064】ユーザの操作アクションに応答して、図6
のボックス410内の方法400は、ボックス420に
おいて、グラフィックエディタデータストラクチュアを
用いて第2の画像を定義する画像定義データを生成し、
且つボックス460においては、第1の画像210がウ
インドウ211内に定義されるのと同時に、ディスプレ
イエリア180内のVOR186内にディスプレイする
ために出力ディスプレイサーキットリ160へ第2の画
像を定義する画像定義データを提供する。
【0065】図7は、ボックス420を備えるアクショ
ンをより詳細に示す。例示されている実施例に関して、
ボックス424における方法400は変更された第2の
画像を生成するために必要とされる新しい属性値を得
る。方法400は、他の複数のオブジェクトに関して各
々のオブジェクトの前から後ろへの向きとは無関係に第
1の画像部分内に位置する全てのオブジェクトの輪郭を
示す。従って、方法400は、オブジェクトが画像内に
塗り潰しカラーを有するか否かを制御するディスプレイ
機能属性データ項目を変更し、且つ塗り潰しカラーを有
するオブジェクトを塗り潰しカラーを全く持たないオブ
ジェクトへ変更する。
【0066】方法400は次いでボックス428におい
てグラフィックエディタデータストラクチュアを同一の
第2のモデルデータストラクチュアへ複写し、次いでボ
ックス430、434、オブジェクト438において
は、複写されたデータストラクチュアから各オブジェク
トデータ項目を得て、オブジェクトの塗り潰しカラーを
制御するディスプレイ機能属性データ項目を位置させ、
且つその項目を塗り潰しカラーを全く持たないオブジェ
クトを示す新しい属性値と置換する。方法400のこの
部分は、グラフィックエディタデータストラクチュアを
その引数として取るグラフィックオブジェクトエディタ
アプリケーション120からの現存の手続き、及びモデ
ルデータストラクチュア上で操作を実行するために一つ
又はそれより多くの手続きに対するポインタ、を使用す
ることによって実行される。要するに、ビューイング操
作400は、複写されたモデルデータストラクチュアを
引数として使用するアプリケーション手続き、及びデー
タストラクチュア内の塗り潰しカラーを「塗り潰さない
カラー」へ変更するための手続きへのポインタを呼び出
し、且つグラフィックオブジェクトエディタアプリケー
ション120内の呼び出された手続きは、指定された変
更手続きを用いて複写されたモデルデータストラクチュ
アに変更を加える。
【0067】方法400は次いでボックス440におい
て複写され且つ変更されたデータストラクチュアを用い
て第2の画像を定義する画像定義データを生成する。従
って第2の画像は第1の画像全体の変更されたバージョ
ンである。ビューイング操作400は、第2の画像のサ
イズ及び位置を決定するため、ボックス444において
VOR186のサイズ及び位置を決定する。ビューイン
グ操作400は、第2の画像のサイズ及び位置を決定す
るため、アプリケーション120が第1の画像210を
定義する画像定義データを生成するポイントでグラフィ
ックオブジェクトエディタアプリケーション120へ制
御を転送する。例示された実施例におけるグラフィック
オブジェクトエディタの場合において、これは、複写さ
れ且つ変更されたモデルデータストラクチュアを用いて
第2の画像を画素データストラクチュアへ描写し且つそ
れをVORのサイズ及び位置にクリッピングすることを
含む。第2の画像データは次いで、第1の画像210が
ウインドウ211内に再描写されるのとほぼ同時にVO
R186内に表示するためにディスプレイへ提供され
る。
【0068】図5はVOR186内の第2の画像を示
す。第2の画像はVOR186内の三角形214の完全
な輪郭を示す。第2の画像はさらにVOR186の境界
内にある三角形216の完全な輪郭の部分も示す。三角
形216の輪郭の残り部分はVOR186の境界の外側
に隠れたままである。図5の方法400の結果から見る
ことができるように、第2の画像が、相対的に僅かに知
覚される変更を除く第1の画像部分にほぼ類似している
時、ユーザの知覚システムは、第1の画像の内容を、第
1の画像の空間的コンテクストにおける第2の画像の内
容と調和させる。VORは次いでユーザにはほぼ透明に
見える外観を有する。
【0069】VOR186との引き続くユーザ対話にお
いて、ユーザは、異なる第2の画像のディスプレイのた
めに第1の画像210に対するその現在のビューイング
位置から新しいビューイング位置へVOR186を移動
してもよく、ここで異なる第2の画像は新しいビューイ
ング位置におけるVOR186の「下」に位置する新し
い第1の画像部分の変更されたビューを示す。改良され
たプロセッシング効率に関して、第1の画像210内の
オブジェクトが塗り潰しカラーを持たないように複写さ
れたグラフィックエディタデータストラクチュアが一旦
変更されると、複写され且つ変更されたモデルは、VO
R186が画像210の異なる部分の上を移動する時に
使用するためにメモリ内にキャッシュ記憶されることが
できる。VOR186がこのように移動される時、方法
400は、メモリから複写され且つ変更されたモデルを
検索し、VOR186によって定義された新しいクリッ
ピング領域を決定し、且つ前もって変更された複写され
たモデルデータストラクチュアと新しいクリッピング領
域定義を用いて第2の画像を生成するためにアプリケー
ション120を呼び出す。
【0070】方法400は、キャッシュ変更された複写
をインバリデート(無効に)するモデルが何時変更され
たかを検出する。ユーザがビューイング操作領域(VO
R)を最後に移動した時に生成されたキャッシュ複写モ
デルが、ビューイング操作領域の次の操作においてグラ
フィックエディタデータストラクチュアの現在状態をも
はや示さない場合、方法400はモデルを再び複写し、
第2の画像を生成するためにモデル上で操作を実行し、
且つ前もってキャッシュ記憶された複写されたモデルを
新しく複写されたモデルと置換しなければならない。
【0071】図9は、矩形212と三角形214の部分
上の新しい位置へ移動されたVOR186を示す。VO
R186の前の位置は点線の境界を有する円形の領域と
して示されている。図5で見ることができた三角形21
4の境界線の部分は、VOR186が一旦取り去られた
ら、図9ではもう見えなくなるのが理解されよう。その
新しい位置において、VOR186は、矩形212の境
界全体と、図4に示されている原稿画像210において
全く不可視だった三角形219と、を有する第2の画像
を示す。
【0072】例示されている実施例において、方法40
0は、VOR186が第1の画像210の第1の画像部
分と同じ広がりを有するように位置する時はいつでもユ
ーザのリクエスト信号に応答する。図示されている実施
は、従って、「ドラッグアンドドロップ」動作を実行す
るためにポインティングデバイスを用いる多くのグラフ
ィックユーザインタフェースにおいて慣例であるように
マウスボタンをリリースすることによってのように、デ
ィスプレイエリア180内のVORの最終位置を表示す
るユーザからの信号の受け取りには依存しない。ユーザ
が第1の画像上のどこかへVORを移動する(又はVO
Rの下へ第1の画像を移動する)場合、この方法はユー
ザの信号に応答し且つVOR内にディスプレイするため
の第2の画像を生成する。
【0073】本発明は、デリート(削除)又は「フィル
タリング」動作としても動作してもよく、即ち第1の画
像の一部内でディテールが減少するのを示すために選択
クリテリア(規準)を用いることによって第1の画像部
分からディスプレイオブジェクトを除去したり又はフィ
ルタリングしたりする。
【0074】選択クリテリアを用いる時、これらはデー
タストラクチュア内で全く整合しない。オブジェクトが
全く選択されない時、一つの実践は、第1の画像部分内
のディスプレイオブジェクトによって表示されたオブジ
ェクトデータ項目によって表示されたディスプレイ機能
属性データ項目に対する現在の属性値を使用することで
あり、且つディスプレイオブジェクトは従って、変更さ
れなかったように見える。従って、本発明は、第1の画
像部分とほぼ一致する第2の画像を生成し、且つVOR
186内の第2の画像を表示する。方法80によって操
作される機械のシステムユーザにとって、VORは「透
明」であるように見えて、オブジェクトがこの選択規準
と整合しない時は単に第1の画像を不変のまま示すにす
ぎない。この操作は「ヌル」又は「アイデンティティ
(一致)」操作又は変換と呼ばれる。
【0075】本発明は、第1の画像部分に含まれる全て
のディスプレイオブジェクト上で操作するので、第1の
画像内のディスプレイオブジェクトは、VOR186の
境界のディスプレイ位置の内側と外側の両方にあるディ
スプレイ位置と同じ広がりを有するディスプレイエリア
180内にディスプレイ位置を有していてもよい。本発
明は、変更されたディスプレイ機能を有するVOR18
6の境界内にあるディスプレイオブジェクトの部分が示
されるが、VOR186の境界の外側にある第1の画像
内のディスプレイオブジェクトの残りの部分が変更され
ないディスプレイ機能を有するのが示されるように実行
される。これは、VOR186の外側にある三角形21
6の一部がオーバーラップ(重畳)する三角形によって
まだ隠されている図5に見ることができる。
【0076】本発明の方法によってこの様に操作する多
くの画像に対して、ビューイング操作領域は、比喩的に
言えば、ユーザにとって一種の光学レンズ即ち一種のモ
デルデータストラクチュアフィルタとして機能するよう
に見えると理解される。ビューイング操作領域境界を横
切って第2の画像へ移送された第1の画像のコンテクス
トによって提供された視覚的類似性が、第2の画像のV
OR内の表示と結合して、変更されたディスプレイ機能
を有する選択された第1のディスプレイオブジェクトを
示しながら、モデルデータストラクチュア内で情報につ
いてのフィルタリング操作を実行する光学的レンズの外
観を提供する。
【0077】例示されている実施例において、VORは
サブウインドウ内で実行され且つ従来のウインドウ操作
技術を用いて他のサブウインドウと同様に操作され得
る。例えば、VORはユーザによって再度サイズ決定さ
れるか、そうでない場合はあらゆる従来の方法において
移動される。マウスクリックは選択されないVORを選
択し且つ選択されたVORを再選択するために使用され
得る。
【0078】図10は本発明の方法が操作しようとする
他のシステム環境を示している。オペレーティングシス
テム132とウインドウ管理システム130を含むオペ
レーティングシステム環境128は、グラフィックユー
ザインターフェースを支援する従来の又は標準的なオペ
レーティングシステム環境である。オペレーティングシ
ステム環境128の例は、これらの限定はされないが、
アップルコンピュータ(Apple Computer)、マイクロソ
フト(Microsoft )、フューレットパッカード(Hewlet
t Packard )、サンマイクロシステム(Sun Microsyste
ms)、アイビーエム(IBM)、ネクスト(Next)、デ
ィジタルエキップメント社(Digital Equipment Corpor
aion)、及びユニックスシステム研究所(Unix Systems
Laboratories )によって提供されるパーソナルコンピ
ュータ、ワークステーション、及びメインフレームコン
ピュータオペレーティングシステムを含んでいてもよ
い。本発明の方法は、例えば、Xウインドウシステム
(商標登録)(マサチューセッツ工科大学の登録商標)
のような工業規格ソフトウェアユーザインタフェースプ
ラットフォームもウインドウマネジャー130として提
供されるオペレーティングシステム環境128において
操作することを目的とする。
【0079】マルチウインドウ、マルチアプリケーショ
ン環境において、各アプリケーションは、そのそれぞれ
のウインドウに結果をディスプレイするためにウインド
ウ管理システム130と対話する。各アプリケーション
はその各ディスプレイウインドウ内で「実行」又は「ラ
ン」するように命令される。ウインドウ管理システム1
30はユーザ入力信号を受け取り、それらを適切なアプ
リケーションへ向け、且つ適切なウインドウ内で画像の
ディスプレイを制御する。アプリケーションの内の特定
の一つを機能的にエンハンスメントすることの実行の代
わりに、図10は、環境128内で実行される他のアプ
リケーションから独立して、個別のアプリケーションと
して実行される方法又はビューイング操作480として
指定される本発明の方法の機能性を示す。
【0080】図10はビューイング操作/ウインドウ管
理システムインタフェース500(Viewing Operation/
Window Management System Interface 500)(以後「ウ
インドウ・マネジャ・インタフェース500」と呼ばれ
る)も示す。ウインドウマネジャインタフェース500
はウインドウマネジャ130内に含まれないが方法48
0がアプリケーション120、124、及び126のい
づれかと対話するために必要とされるウインドウ管理機
能性を有する方法480の実行のソフトウェア構成要素
である。ウインドウマネジャインタフェース500は、
環境128内で実行されるアプリケーション毎の識別、
メモリ位置、及びモデルデータストラクチュアに関する
アプリケーション識別情報と含む。環境128内の方法
480の開始はウインドウマネジャインタフェース50
0を開始させ、このウインドウマネジャインタフェース
500は環境128内で実行される各アプリケーション
のためにデータストラクチュアを最初に組立て、引き続
いてこのデータストラクチュアを更新させたままにして
おく。ウインドウマネジャインタフェース500はビュ
ーイング操作480とアプリケーションの間を通信し、
且つウインドウマネジャ130と実行しているアプリケ
ーションの間にこれらの通信を渡す。この実行におい
て、ビューイング操作領域はビューイング操作480が
実行し、且つユーザが他のウインドウによってと同様に
それと対話するウインドウである。
【0081】ウインドウマネジャインタフェース500
はまたビューイング操作480と対応するVOR186
の位置を探索する。複数のビューイング操作が環境12
8内で実行された時、ウインドウマネジャインタフェー
ス500は、各対応するVORの位置をトラッキング
(探索)し、且つ一つのVORの位置の変更が他のビュ
ーイング操作がリペイント(再着色)するのを必要と
し、そのため、それと対応するVOR内に新しい第2の
画像を生成することもあるので、各実行中のビューイン
グ操作へ何時ディスプレイエリア180内の位置を変更
したかを知らせる。ウインドウマネジャインタフェース
500は、それ自体がディスプレイエリア180内にウ
インドウを提供するために実行されてもよい。ウインド
ウマネジャインタフェース500の機能性がウインドウ
マネジャ130の供給側によってウインドウマネジャ1
30ヘ直接組み込まれてもよいことを知ることは重要で
ある。
【0082】図10はまた、ビューイング操作及び/又
はアプリケーションインタフェース502、504、及
び506を示す。これらのインタフェースの各々は、方
法480が、ユーザがアプリケーションのウインドウ内
のアプリケーションによって生成された画像の上にVO
R186を移動する時、アプリケーションのターミノロ
ジ内のアプリケーションによって、ウインドウマネジャ
インタフェース500を介して通信してもよいように、
環境128内で実行されるアプリケーションのために提
供されなければならないソフトウェア構成要素である。
アプリケーションが実行のためにオープンされ、且つそ
の画像に対してウインドウが作成された時、ウインドウ
マネジャインタフェース500がアプリケーション識別
情報データストラクチュアを更新できるように、アプリ
ケーションはウインドウマネジャインタフェース500
へそのことを通知しなければならない。
【0083】一般的なウインドウシステム環境におい
て、ウインドウがディスプレイエリア内で移動したり又
はリサイズされる時は必ず、ウインドウマネジャ130
はその移動されたりリサイズされたウインドウによって
影響を受ける全てのウインドウを識別し、且つ各影響さ
れたアプリケーションへ影響を受けたアプリケーション
のウインドウの部分に対するウインドウ内にその対応す
る画像をリペイントするように命令する。本発明の場合
において、全ての影響されたウインドウをリペイントす
ることが、VORと同じひおがりを有するディスプレイ
エリアのあらゆる部分がウインドウ上の操作によって影
響を受けた時、ビューイング操作480と対応するVO
R186内に画像をリペイントすることを含む。ビュー
イング操作領域(VOR)がオープンウインドウ内の画
像の部分と同じ広がりを有するように位置された時、V
OR186をリペイントすることよって、第2の画像を
生成するためのビューイング操作が生じる。図10に示
されるマルチウインドウ、マルチアプリケーション環境
128内の実行は、このように、ウインドウマネジャイ
ンタフェース500が、その識別を提供し、且つビュー
イング操作480に対応する選択されたVOR186が
そのアプリケーションウインドウ上で移動する時、特定
のウインドウ内で画像を生成したアプリケーションのモ
デルデータストラクチュアへアクセスするためにするた
めに問い合わせされることを要求する。
【0084】
【発明の効果】本発明は、画像が生成されたモデルデー
タストラクチュア内のデータ及び情報へのアクセスを提
供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法が操作してもよい代表的なプロセ
ッサ制御機械を示す図である。
【図2】本発明の方法を示す実施例のシステム構成要素
間の対話を示すブロック図である。
【図3】本発明の方法の他の実行を示す図2のブロック
の変形を示す図である。
【図4】本発明の方法を示す実施例によって操作される
第1の画像を示す図である。
【図5】図6及び図7のフローチャートにおいて示され
ている実施例の方法によって生成される第2の画像を示
すディスプレイスクリーンを示す図である。
【図6】例示される実施例の方法の作用を示すフローチ
ャートである。
【図7】例示される実施例の方法の作用を示すフローチ
ャートである。
【図8】例示される実施例において実行されるディスプ
レイエリアの二つの画像平面を示す図である。
【図9】図6及び図7のフローチャートにおいて例示さ
れる実施例の方法によって生成される他の第2の画像を
示すディスプレイスクリーンを示す図である。
【図10】複数のウインドウ、即ちウインドウ管理環境
において独立したアプリケーションとして操作する本発
明の方法の他の実施例のシステム構成要素を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
100 機械 140 プロセッサ 150 信号ソース 160 出力サーキットリ 170 ディスプレイデバイス 172 出力利用デバイス 180 ディスプレイエリア 182 第1の画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンソニー デローズ アメリカ合衆国 98195 ワシントン州 シアトル ノースイースト ナインティセ ヴンス ストリート 3018

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像ディスプレイリクエストを示す信号
    を発生するための信号源と、 画像を表示するためのディスプレイエリアを有するディ
    スプレイと、 前記信号源から前記信号を受け取るために接続され、且
    つ画像を定義するデータを前記ディスプレイに提供する
    ために接続されているプロセッサと、 データを記憶するためのメモリと、 を含む機械操作方法であって、 前記メモリに記憶されたデータが前記プロセッサが実行
    する命令を示す命令データを含み、且つ前記プロセッサ
    が前記メモリ内に記憶されたデータへアクセスするため
    にさらに接続されており、 前記ディスプレイのディスプレイエリア内の表示画像位
    置に第1の画像を表示するために前記プロセッサを操作
    するステップであって、前記第1の画像が第1のディス
    プレイ機能を含み、前記第1の画像が前記機械の前記メ
    モリ内に記憶された第1の画像モデルデータストラクチ
    ュアを用いて生成され、且つ前記第1のディスプレイ機
    能が前記第1の画像モデルデータストラクチュア内に含
    まれた第1のデータ項目を表すことよりなるステップ
    と、 ビューイング操作領域(VOR)を含む第1のビューイ
    ング操作領域画像を前記ディスプレイエリア内に表示す
    るために前記プロセッサを操作するステップと、 前記VOR内に第2の画像を表示するためにディスプレ
    イリクエストを示す前記信号源からリクエスト信号デー
    タを受け取るために前記プロセッサを操作するステップ
    と、 前記第1の画像の第1の画像セグメントの表示画像位置
    と同じ広がりを有する現在のビューイング位置内に位置
    された前記VORを含む第2のビューイング操作領域画
    像を提供し、 前記第1の画像セグメントが前記第1のディスプレイ機
    能を含み、前記第1の画像モデルデータストラクチュア
    から前記第1のデータ項目を用いて前記VOR内にディ
    スプレイするために第2の画像を定義する画像定義デー
    タを生成し、 前記第2の画像が前記VORのサイズと形状の大きさと
    ぼぼ同一のサイズと形状の大きさを有しており、且つ前
    記第1の画像が前記ディスプレイエリア内にディスプレ
    イされているのとほぼ同時に前記第2の画像を前記VO
    R内に提供することによって、 前記ディスプレイリクエストを示す前記リクエスト信号
    データに応答するために前記プロセッサを操作するステ
    ップと、 を備える機械操作方法。
  2. 【請求項2】 前記VORが前記VOR内にディスプレ
    イするために前記第2の画像を定義する前記画像定義デ
    ータへ前記第1の画像モデルデータストラクチュアをマ
    ップするために前記VORと対応するビューイング操作
    を有し、且つ前記第2の画像を定義する前記画像定義デ
    ータを生成するステップが前記ビューイング操作に従っ
    て前記第2の画像を生成することよりなる請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の画像を生成するために使用さ
    れる前記第1の画像モデルデータストラクチュアがオブ
    ジェクトモデルデータストラクチュアであり、前記第1
    の画像モデルデータストラクチュアが前記第1の画像セ
    グメント内の第1のディスプレイオブジェクトによって
    表される第1のオブジェクトデータ項目を含み、オブジ
    ェクト座標データ項目が前記第1の画像内に第1のディ
    スプレイオブジェクトの現在オブジェクト位置を示し、
    及び前記オブジェクト座標データ項目が前記第1のオブ
    ジェクトデータ項目を示し、且つ前記VORと対応する
    前記ビューイング操作が、前記第1の画像モデルデータ
    ストラクチュアから、前記ディスプレイエリア内の前記
    VORの表示ビューイング位置と前記オブジェクト座標
    データ項目を用いて前記第1の画像セグメント内に含ま
    れた前記第1のディスプレイオブジェクトによって表示
    される前記第1のオブジェクトデータ項目を入手し、且
    つ前記第1のオブジェクト項目を前記ビューイング操作
    に従って第2の画像を定義する前記画像定義データへマ
    ップすることよりなる請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記メモリ内に記憶された前記データが
    アプリケーション操作を定義する命令データをさらに含
    み、前記アプリケーション操作が前記第1の画像モデル
    データストラクチュアからの前記第1のディスプレイオ
    ブジェクトを含む前記第1の画像を生成することが可能
    であり、且つ前記VORと対応する前記ビューイング操
    作が、 前記第1の画像モデルデータストラクチュアから第2の
    モデルデータストラクチュアを生成し、前記第2のモデ
    ルデータストラクチュアが前記第1の画像モデルデータ
    ストラクチュアから複写された複写された第1のオブジ
    ェクトデータ項目を含み、 前記第2のモデルデータストラクチュアから前記複写さ
    れた第1のオブジェクトデータ項目を入手し、 変更された属性値を生成するために前記複写された第1
    のオブジェクトデータ項目によって示される属性値を変
    更し、 前記ディスプレイエリア内の前記VORの表示ビューイ
    ング位置から第2の画像のサイズ及び位置データを入手
    し、前記第2の画像のサイズ及び位置データが前記第2
    の画像に関するサイズ及び位置情報を示し、 前記第2の画像サイズ及び位置データと、前記第2の画
    像を定義する前記画像定義データを生成するために前記
    変更された属性値を示す前記複写された第1のオブジェ
    クトデータ項目を有する前記第2のモデルデータストラ
    クチュアと、 を用いて前記アプリケーション操作を実行するために前
    記プロセッサを操作することよりなる請求項4に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 前記信号源は機械ユーザの動作を示す信
    号を生成するためのユーザ入力デバイスであり、且つ前
    記ユーザ入力デバイスから受け取られた前記リクエスト
    信号データが、前記VORを、前記第1の画像セグメン
    トと同じ広がりを有する前記ディスプレイエリア内の表
    示ビューイング位置へ移動する前記機械ユーザによる移
    動動作を示すことよりなる請求項1に記載の方法。
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US08/096,521 US5652851A (en) 1993-07-21 1993-07-21 User interface technique for producing a second image in the spatial context of a first image using a model-based operation
US08/096,200 US5596690A (en) 1993-07-21 1993-07-21 Method and apparatus for operating on an object-based model data structure to produce a second image in the spatial context of a first image
US096200 1993-07-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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