JPH0776039B2 - 給油所 - Google Patents

給油所

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JPH0776039B2
JPH0776039B2 JP61208398A JP20839886A JPH0776039B2 JP H0776039 B2 JPH0776039 B2 JP H0776039B2 JP 61208398 A JP61208398 A JP 61208398A JP 20839886 A JP20839886 A JP 20839886A JP H0776039 B2 JPH0776039 B2 JP H0776039B2
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JP
Japan
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valve
air vent
oil storage
building
tank
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JP61208398A
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景三 遠藤
士郎 政井
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Tatsuno Corp
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Tatsuno Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等への燃料補給を行うガソリン給油所
に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
かかるガソリン給油所は、通常火災等の安全性から平面
的な空所に設けられることが多く、この場合上方は開放
されている。従って、給油所の地下にある複数の貯油タ
ンクからガソリンベーパーを排出するエアーベントも各
貯油タンクから1本ずつ独立して立上げられ、その上端
を独立して大気に開放していた。
しかし、近年立地条件の厳しさからビルの一階部分を給
油所に利用する場合が増してきており、このような給油
所ではエアーベントを単純に立上げただけでは不充分で
ある。そして、各エアーベントを別々にビル外へ導くの
では天井を多数配管がはうなどして管長が長くなり、ま
た配管も複雑となって工費も高く付く。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、ガソリン
ベーパー処理のための設備費の節減が図れるとともに、
かかる場合に、給油所を建物の一階に設置してもベーパ
ー処理の面で充分な安全を確保できる給油所を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、貯油タンクと大気と
を連通するエアーベントの途中にタンクローリーのタン
クへのベーパー戻り管の接続用の分岐管を形成し、該分
岐管形成部位に、分岐管へのベーパー戻り管の接続時に
バネに抗して後退して開く第1の弁、戻り管が接続され
エアーベントとの大気との連通が前記第1の弁により妨
げられているときにエアーベント内が異常圧になると開
きエアーベント内を大気に開放する第2の弁を設けた給
油装置を設置する給油所において、該給油所は建物の一
階に設けられ、地下に複数の給油タンクを設け、床面に
複数のガソリン給油機を設置し、また、下端が床面近く
に開口し内部にブロワーを設けたする排気ダクトの他端
を建物の屋外に開口し、各貯油タンクから立ち上げるエ
アーベントの先端を前記排気ダクトの途中に連結し、前
記分岐管の形成部でエアーベントに戻り管が接続されて
いないときに貯油タンクからの流圧によって閉じる第3
の弁を設け、さらにこの第3の弁に異常圧が生じると開
く第4の弁を設け、前記流圧によって閉じる第3の弁の
働きで作動するスイッチを設け、該スイッチを建物の壁
などに設置した報知器に接続したことを要旨とするもの
である。
〔作用〕
本発明によれば、複数の貯油タンクのエアーベントの先
端は共通の排気ダクトに連結し、ガソリンベーパーはこ
のダクトに介してビル外などに排出される。従って、排
気設備としては単一のダクトを対象とすればよく、配管
工事も簡単なものですむ。
そして、このダクト内にはブロワーを設置することで、
排気能力が高まる。
また、かかる給油所を建物の一階に設置しても、タンク
ローリーから貯油タンクに油を補給する際にベーパー戻
り管をエアーベントに接続しないと、接続個所に設けた
第3の弁が閉じてエアーベントの流路を閉じるから、ベ
ーパーの出口がなくなり、補給できなくなる。よって、
建物内にベーパーが流出することなく安全である。
そして、このとき、スイッチが閉じ報知器が作動してベ
ーパー戻り管が接続されていないことを報知する。さら
に、この状態で、エアーベント内が異常圧になると、前
記弁に設けた他の弁が開いて貯油タンクと大気を開放
し、貯油タンクとエアーベントの破壊を防ぐ。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の給油所の1実施例を示す縦断正面図、
第2図は同上説明図で、図中1はビルディングを示し、
給油所Aとしてはこのビルディング1の1階に設ける場
所である。
給油所Aの床面にはガソリン給油機2を立設し、地下に
貯油タンク3を設けた。なおこの貯油タンク3は第2図
に示すように複数個設けられるものとする。
各貯油タンク3からエアーベント4を各々立上げるが、
該エアーベント4の先端は、下端が給油所Aの床面近く
に開口し、壁及び天井に沿って伸びビルディング1の屋
外へ先端が開口する排気ダクト5の途中にそれぞれ連結
した。このように排気ダクト5は該エアーベント4にと
って共通するものであり、排気能力を高めるため途中に
ブロワー6を設けた。
また、各エアーベント4の途中にタンクローリー7のタ
ンクへのベーパー戻り管8の接続用分岐管9を形成す
る。
第3図はその詳細を示すもので、前記分岐管9はその先
端をベーパー戻り管8とカップリングを構成するように
形成し、該分岐管9とエアーベント4の開口端との間
へ、バランスウエイト10を有し流圧によって閉じる第3
の弁11を設けた。図中12は、分岐管9へのベーパー戻り
管8の接続時にバネ13に抗して後退して開く第一の弁、
14は管8が接続されエアーベント4の大気との連通が弁
12により妨げられている時にエアーベント4内が異常圧
になった時に開きエアーベント4を大気に開放する第2
の弁、15は前記弁11に設けられ、異常圧が生じると開く
第4の弁である。弁11のバランスウエイト10の近傍にこ
の弁11の動きで作動するスイッチ16を設け、このスイッ
チ16を給油所Aの壁等に設けた報知器17に接続する。
第1図中、18は給油タンク3への注油管で、タンクロー
リー7の給油管19と接続される。また該貯油タンク3に
は油面計20や水検知口21を設けている。
次に使用法及び動作について説明すると、貯油タンク3
へ補給を行なわない場合は分岐管9にベーパー戻り管8
が接続されないので第3図に示すようにバネ13により弁
12は閉じており、また弁11は開いているので、貯油タン
ク3内のガソリンをガソリン給油機2で汲み出して給油
を行うのに支障はない。
また、貯油タンク3から自然発生するガソリンベーパー
はエアーベント4を介して排気ダクト5に集められ、ビ
ルディング1外へ排出される。なお、排気ダクト5にブ
ロワー6を設けて強制排気すれば、ダクト5は各エアー
ベント4に共通する唯一のものであってもベーパー放出
能力が限られることはない。
また、この排気ダクト5はその下端が給油所Aの床面近
くに開口しているので、床面に漂うガソリンベーパーも
吸引排出することができる。
一方、タンクローリー7のタンクから貯油タンク3へ補
給する場合は、ベーパー戻り管8の一端を分岐管9に接
続し、また給油管19を注油管18に接続する。ベーパー戻
り管8の接続により、第3図鎖線で示すように弁12はバ
ネ13に抗して後退して開き、エアーベント4と管8とは
連通する。
よって、補給を行えば、タンク3内のベーパーは、エア
ーベント4、分岐管9および管8を経てタンクローリー
7のタンク内に回収され、外部に逸出することがない。
なお、補給中に管8がねじれて閉塞される等の原因によ
り、異常に大きい圧力がエアーベント4内に生じた場合
は、弁14が自動的に開いて大気と連通するので、圧力は
降下し、自己を未然に防止するものである。
次に、ベーパー戻り管8を連結せずに補給した場合を説
明すれば、補給により貯油タンク3から、放出される大
量のベーパーの流れによりバランスウエイト10によりほ
ぼ釣り合っている弁11は回動して、閉じ、その結果ベー
パーの出口がなくなるため、タンクローリー7のタンク
から貯油タンク3内への補給はほとんどできなくなる。
また、弁11とスイッチ16の組合せは流れセンサーを構成
するもので、すなわち弁11が閉じるとバランスウエイト
10を介してスイッチ16が閉じ、その出力で報知器17が作
動してベーパー戻り管8を接続していないことをブザー
音その他で報知する。
なお、弁11が閉じている状態において、異常圧力が生じ
ると弁15が開きエアーベント4および貯油タンク3が、
異常圧によって破壊されることを防止する。
このように、貯油タンク3へのガソリン補給時に大量発
生するガソリンベーパーをビルディング1外へ放出せず
にタンクローリー7のタンクへ戻すようにすることで、
かかるビルディング1内での立体給油所の場合、特に公
害問題や危険性を低減できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の給油所は、複数の貯油タンク
のベーパーを処理する設備として共通ダクトを利用する
ようにしたので、全体の管長も短くてすみ、また配管工
事が複雑にならず、設備費の節減を図ることができるも
のである。
そして、特にビル内に設置する給油所では、ビル内設備
の単純化が実現でき効果的であると同時に、タンクロー
リーから貯油タンクへの補給時に、ベーパー戻り管を接
続しないと、弁がエアーベント内の流路を閉じて補給出
来ないようにし、これを報知し、さらに、この状態でエ
アーベント内が異常圧になると他の弁を開いて貯油タン
クと大気とを連通するから、ビルの一階に設置する給油
所として、ベーパー放出防止、貯油タンクやエアーベン
トの破壊防止が図れ、十分に安全を確保できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の給油所の1実施例を示す断面正面図、
第2図は同上説明図、第3図はエアーベントに設ける分
岐管部分の一部切欠いた正面図である。 A……給油所、1……ビルディング 2……ガソリン給油機、3……貯油タンク 4……エアーベント、5……排気ダクト 6……ブロワー、7……タンクローリー 8……ベーパー戻り管、9……分岐管 10……バランスウエイト、11,12,14,15……弁 13……バネ、16……スイッチ 17……報知器、18……注油管 19……給油管、20……油面計 21……水検知口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯油タンクと大気とを連通するエアーベン
    トの途中にタンクローリーのタンクへのベーパー戻り管
    の接続用の分岐管を形成し、該分岐管形成部に、分岐管
    へのベーパー戻り管の接続時にバネに抗して後退して開
    く第1の弁、戻り管が接続されエアーベントとの大気と
    の連通が前記第1の弁により妨げられているときにエア
    ーベント内が異常圧になると開きエアーベント内圧を大
    気に開放する第2の弁を設けた給油所において、該給油
    所は建物の一階に設けられ、地下に複数の貯油タンクを
    設け、床面に複数のガソリン給油機を設置し、また、下
    端が床面近くに開口し内部にブロワーを設けた排気ダク
    トの他端を建物の屋外に開口し、各貯油タンクから立ち
    上げるエアーベントの先端を前記排気ダクトの途中に連
    結し、前記分岐管の形成部でエアーベントに戻り管が接
    続されていないときに貯油タンクからの流圧によって閉
    じる第3の弁を設け、さらにこの第3の弁に異常圧が生
    じると開く第4の弁を設け、前記流圧によって閉じる第
    3の弁の働きで作動するスイッチを設け、該スイッチを
    建物の壁などに設置した報知器に接続したことを特徴と
    する給油所。
JP61208398A 1986-09-03 1986-09-03 給油所 Expired - Lifetime JPH0776039B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4934174B2 (ja) * 2009-08-11 2012-05-16 昭和機器工業株式会社 液体貯蔵タンクの内圧検知システム

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