JPH0774649A - 可変ディジタル符号化レートによる量子化装置 - Google Patents

可変ディジタル符号化レートによる量子化装置

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JPH0774649A
JPH0774649A JP3042889A JP4288991A JPH0774649A JP H0774649 A JPH0774649 A JP H0774649A JP 3042889 A JP3042889 A JP 3042889A JP 4288991 A JP4288991 A JP 4288991A JP H0774649 A JPH0774649 A JP H0774649A
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operator
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JP3042889A
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Inventor
Alain Charbonnier
シャルボニエール アラン
Jean P Petit
ピエール・ペティ ジャン
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Orange SA
France Telecom R&D SA
Original Assignee
France Telecom SA
Centre National dEtudes des Telecommunications CNET
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B14/00Transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B14/02Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation
    • H04B14/04Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation using pulse code modulation
    • H04B14/046Systems or methods for reducing noise or bandwidth

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声や楽音などの複雑なアナログ信号とディ
ジタル信号とにおける量子化および逆量子化操作を簡単
な構成によって行なう。 【構成】 この装置は、確率密度が所定のラプラス変換
式で表される振幅信号について、振幅信号及び符号信号
を評価するオペレータ、振幅信号とディジタルコード数
値Nを結合させるオペレータ、およびしきい値が所定の
関係によって決定される固定量子化しきい値を用いた量
子化手段を含む量子化オペレータを具備する。さらに、
この装置は、逆量子化手段、標準コード化振幅信号とデ
ィジタルコード数値Nと加算によって結合してコード化
振幅信号を発生するオペレータ、および、コード化振幅
信号と符号信号とを結合してディジタル信号に対応した
再編成ディジタル信号を発生するオペレータを含む逆量
子化オペレータを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アナログ信号からデ
ィジタル信号への変換およびその逆変換に用いて好適な
可変自在なディジタル符号化レートによる量子化装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】アナログ信号のディジタル変換のための
手順には、サンプルの量子化操作によって、上記アナロ
グ信号をサンプリングするための操作が含まれている。
サンプリング技術において、一般的な方法によって実行
されるサンプリング操作、すなわち、サンプルを繰返し
量子化することによるサンプリング操作は、量子化操作
によるしきい値の数値で、このサンプルの値を比較する
ことによって、それぞれのサンプルに対応するディジタ
ル・コード値を生じさせることに意味がある。
【0003】上述した変換手順では、オリジナルのアナ
ログ信号に戻すことのために、ディジタル信号をデコー
ドするための手順も行なわれる。このデコード手順で
は、各ディジタル・コード値からサンプル値を戻す逆量
子化操作が用いられる。複数のディジタル・コード値ま
たは複数のディジタル・コードのセットは、ディジタル
・コード信号を形成する。オリジナルのアナログ信号
は、上記サンプル値をフィルタリングすることによって
得られる。そして、量子化オペレータおよび逆量子化オ
ペレータによって形成される構成体は、量子化装置とし
て示される。
【0004】上述した量子化装置に関して、コード値ま
たはディジタル・コードの数量は、本質的な特性であ
る。実際、逆量子化オペレータによって形成されたディ
ジタル・コードまたはコード値は、通常、ビット情報に
よって表現される。それぞれのサンプルを表すために用
いられ、サンプリング周波数によって増加するビット数
は、これらサンプルのディジタル変換のためのビット・
レート(bit rate)を形成する。
【0005】この量子化操作は、既にディジタル化され
たサンプルへも適用される。この操作では、サンプルを
変換するために用いられるディジタル・コード値の数が
減少する。以下に述べる説明では、上述した量子化操作
および逆量子化操作が既にディジタル化されたサンプル
に対して適用された場合について考察する。
【0006】従来の量子化装置では、量子化を行なうオ
ペレータは、符号Nによって表されるディジタル・コー
ドの数(ビット数)N、N−1の値および符号xiによ
って特徴付けられる。ここで、添字iは、量子化開始の
順番を表す。習慣的に、iは、xiの最大値に対する1
からxiの最小値に対するN−1へ変化する。これらの
関係は、xN-1<xN-2<......<x2<x1と表す
ことができる。
【0007】与えられたサンプルxに対して、量子化オ
ペレータの出力の符号化された量子化信号Iは、次のよ
うに表される。 if x<xN−1 I=N−1 if xi+1<x<xi I=i if x1<x I=0
【0008】すなわち、もし、サンプルxがサンプルx
N-1より小さければ、量子化信号Iは、N−1となる。
また、もし、サンプルxがサンプルxi+1より大きく、
サンプルxiより小さければ、量子化信号Iは、iとな
る。そして、もし、サンプルxがx1より大きければ、
量子化信号Iは、0となる。逆量子化オペレータは、そ
れぞれのコード値または符号化された量子化信号を用い
て、符号yiで表される量子化レベルによって符号化さ
れた量子化信号Iをデコード化する。また、量子化信号
Iに対する量子化レベル数は、前述した値である0から
N−1をとるため、数値Nに等しくなる。
【0009】逆量子化オペレータの出力に供給された信
号yは、以前に定義された符号化された量子化信号Iに
対して、y=yiという関係によって与えられる。出力
信号yiは、元の信号の重要な振幅範囲に関して、量子
化信号Iに従うコードに1対1に(相互に)関係してい
る。
【0010】上述した量子化装置にとって、量子化オペ
レータの入力と逆量子化オペレータの出力との間の差信
号y−xは、量子化ノイズと言われる。量子化ノイズの
電力は、量子化装置によって導かれる歪量である。量子
化オペレータおよび逆量子化オペレータの通常の計算に
は、信号xの確率強度を考慮に入れて、量子化のパラメ
ータであるしきい値xiまたはレベルyiを決定すること
が含まれる。これは、量子化ノイズを最小にするためで
ある。Nの異なる値に対してのパラメータであるxi
よびyiの値、ディジタル・コード数および量子化レベ
ル数のさらに完全な調査としては、ジョエル・マックス
(Joel Max)による参考文献、”Quantizing for minim
um distortion(最小ノイズのための量子化)”があ
る。
【0011】この参考文献は、IRE trans.
Inform. Theoryのvol II−6,p
p7−12,March 1960に記載されている。
なお、一定でない確率密度関数の場合には、パラメータ
iおよびyiの正確な表現は、先の文献からは得られな
い。また、符号化された値の数値Nのそれぞれの値に対
しては、パラメータの与えられたセットに一致する。
【0012】最近、音声および楽音の可変レート符号化
に対するアルゴリズムが研究されている。楽音および音
声は、ラプラス関数に非常に深く関係している不定な確
率強度p(x)を有しているため、上記アルゴリズムに
基づく符号化システムの構成として、いくつかの不定な
量子化オペレータの使用が要求される。すなわち、パラ
メータxiおよびyiのいくつかのセットが必要とされ
る。一方においては、異なるレートでの信号の符号化、
および他方においては、異なる特性の分割量子化が必要
とされる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の量子化装置では、例えば、符号化のアルゴリズム
は、1986年の6月のCCITTの勧告G722に記
載されている。このアルゴリズムでは、40Hz〜7k
Hzの周波数帯の楽音信号のサンプルを、48,56ま
たは64Kbit/sec.のビットレートで符号化し
ている。この符号化のアルゴリズムを用いるには、符号
化を果すために、4つの異なる逆量子化オペレータが必
要とされる。また、量子化オペレータの数は、特に、か
わら状に重ねる符号化技術の導入においては、符号化を
果すために減らされる。
【0014】したがって、従来の量子化装置は、固定さ
れた量子化装置によって構成される。パラメータxi
よびyiのセットによって固定された単一のデコード化
レートでのサンプルのコード化および符号化化を行なう
ためには、複数の量子化オペレータおよび逆量子化オペ
レータが必要とされるという問題が生じる。また、少な
くとも符号化レベルにおいて、不定レートの量子化装置
の使用の拡張のためには、異なるレートが固定された複
数の逆量子化装置が必要とされるという問題が生じる。
【0015】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、音声を代表とするディジタル信号のような、複
数のビット・レートでディジタル信号の符号化およびデ
コード化するための1つの量子化オペレータおよび1つ
の逆量子化オペレータだけを用いた可変ディジタル符号
化レートによる量子化装置を提供をすることを目的とし
ている。
【0016】さらに、この発明は、1つの量子化手順お
よび量子化しきい値パラメータxiの1組が複数のビッ
ト・レートで、符号化とデコード化のために用いられる
可変ディジタル符号化レートによる量子化装置を提供す
ることを目的としている。他に、この発明は、同等の量
子化装置のコード数Nが1と最大値Nmaxとの間を調整
可能な可変ディジタル符号化レートによる量子化装置を
提供することを目的としている。
【0017】さらに、この発明は、他に、ラプラス法の
法則に従って変化する確率密度に対して、最適化され、
特に、本願発明に従う量子化装置のパラメータが、最適
化され、固定された量子化および逆量子化の組を用いた
従来の装置によって得られるパラメータと同等の動作を
有するために、音声および楽音の信号の符号化および符
号化化を調整する可変ディジタル符号化ルートによる量
子化装置を提供することを目的としている。
【0018】他に、この発明は、周波数変換符号化のよ
うな、新しい楽音の符号化技術に用いることができ、時
間経過ともに変化する異なるビット・レートにおける多
くの信号成分の量子化および逆量子化を行なう可変ディ
ジタル符号化レートによる量子化装置を提供することを
目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明によれば、ディジタルコ
ードあるいは量子化レベルの数値N、ラプラス変換式p
(x)=α/2exp(−|x|) ただし、|x|:対称的な動作間隔[−xmam、+x
mam]に亘る信号の振幅 で表される確率密度p(x)による振幅分布を有するデ
ィジタル信号に対する関数としての可変ディジタル符号
化レートによる量子化装置であって、量子化オペレータ
を備え、該量子化オペレータは、前記ディジタル信号か
ら振幅信号|x|とサイン信号を演算するオペレータ
と、前記振幅信号|x|とディジタルコードの数値Nを
項KN=(3/ α)Log(N+1)を減じることに
よって結合させるとともに、ディジタルコードの数値N
の機能として正規にコード化された振幅信号を伝えるオ
ペレータと、 しきい値Liの値が関係Li=(−3/α)Log(2
i+1) ただし、i:量子化しきい値の次数 によって決定される固定量子化しきい値を用いるととも
に、前記正規に符号化された振幅信号を受け、符号化ビ
ットレートがディジタルコードの数値Nあるいは量子化
レベルの関数である符号化および量子化された振幅信号
を伝達するコード量子化手段と、を有することを特徴と
する量子化装置。
【0020】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の量子化装置において、前記固定量子化しきい値は、
コードNmaxの数値の最大の偶数値に対して(Nma
x/2)−1に等しいことを特徴とする。請求項3記載
の発明によれば、請求項1記載の量子化装置において、
与えられたコードの数値Nに対して量子化しきい値は、
関係xi=(3/α)[Log(N+1)−Log(2
i+1)] ただし、Nが偶数なら1≦i≦N/2、Nが奇数なら1
≦i≦(N−1)/2を実証することを特徴とする。
【0021】請求項4記載の発明によれば、ディジタル
コードの数値Nあるいはラプラス変換式p(x)=α/
2exp(−|x|) ただし、|x|:対称的な動作間隔[−xm、+xm]
に亘る信号の振幅 で表される確率密度p(x)による振幅分布を有するデ
ィジタル信号から符号化され量子化された振幅信号の量
子化レベルの関数としての可変ディジタル符号化レート
による量子化装置であって、前記符号化され量子化され
た振幅信号は、N個のディジタルコードを有し、さら
に、逆量子化オペレータを備え、該逆量子化オペレータ
は、 しきい値Γiの値が関係Γi=(−3/α)Log(2
i+2) ただし、i:逆量子化しきい値の次数 によって決定される固定逆量子化しきい値を用いるとと
もに、前記符号化、量子化された振幅信号を受け、ディ
ジタルコードの数値Nあるいは量子化レベルの関数であ
る正規に符号化された振幅信号を伝達する逆量子化手段
と、前記正規化され符号化された振幅信号およびディジ
タルコードの数値Nあるいは量子化レベルを項KN=−
(3/ α)Log(N+1)を加えることによって結
合させるとともに、ディジタルコードの数値Nあるいは
量子化レベルから独立した振幅信号|y|を伝えるオペ
レータと、前記符号化された振幅信号|y|とサイン信
号を結合するとともに、前記ディジタル信号に対応する
再生されたディジタル信号yを伝達するとオペレータと
を有することを特徴とする。
【0022】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の量子化装置において、前記固定逆量子化しきい値
は、ディジタルコードNmaxの数値の最大の偶数値に
対して(Nmax/2)に等しいことを特徴とする。請
求項6記載の発明によれば、請求項4記載の量子化装置
において、前記逆量子化手段の逆量子化しきい値は、関
係xi=(3/α)[Log(N+1)−Log(2i
+2)] ただし、Nが偶数なら1<i<N/(2−1)、Nが奇
数なら1<i<(N−1)/2 を実証することを特徴とする。
【0023】請求項7記載の発明によれば、請求項1記
載の量子化装置において、1<N<Nmaxの範囲で与
えられた量子化レベルのコードの数値Nに対して、前記
符号化、量子化された振幅信号は、次の関係 Nが偶数なら DN≦IM≦DN+N/(2−1) Nが奇数なら DN≦IM≦DN+(N−1)/2 ただし、DNは前記符号化、量子化された振幅信号の最
小値 を実証することを特徴とする。
【0024】請求項8記載の発明によれば、請求項1記
載の量子化装置において、コードNOPTの最適数値を越
える重合されたコードを支持する符号化、量子化された
振幅信号を発生するために、最低次数のビットは送信期
間中変更され、前記量子化手段は、さらに重合されたコ
ードを支持する符号化、量子化された振幅信号を発生す
るために、符号化、量子化された振幅信号を変更すると
ともに、該変更は、前記符号化、量子化された振幅信号
からコードNOPTの最適数値に対応する量DNOPTを減算
するオペレータモジュールを有することを特徴とする。
【0025】請求項9記載の発明によれば、請求項4記
載の量子化装置において、ディジタルコードNOPTの最
適数値を越える重合されたコードを支持する符号化、量
子化された振幅信号を受けるために、変更された低い次
数ビットの数値bを有し、前記逆量子化手段は、さらに
前記固定逆量子化レベルを有する逆量子化オペレータの
上流側に、変更ビットbをマスクするとともに、前記固
定逆量子化レベルを有する逆量子化オペレータの入力に
供給される再記憶された符号化、量子化された振幅信号
を発生するために、重合されたコードを支持する符号
化、量子化された振幅信号のビットをシフトさせるモジ
ュールを有することを特徴とする。
【0026】請求項10記載の発明によれば、請求項9
記載の逆量子化装置において、前記マスキング/シフテ
ィングモジュールは、重合されたコードを支持する符号
化、量子化された振幅信号の低い次数のビットbについ
ての与えられた値のビットをマスクされた符号量子化信
号を発生させるように書込む素子と、2倍のマスクされ
た符号量子化信号を発生させる前記マスクされた符号量
子化信号を1ビットだけシフトさせる素子と、第1の値
(2のb乗)、(ただしbは効率的にマスクされたビッ
ト数を表す)、および値(2のb乗)+2DBOPTを有
する符号訂正信号を発生させるために、最適な送信を保
証する低い次数ビットの最適数bOPTに対応する第2の
値2DNOPTを加える第1の加算素子と、前記逆量子化
オペレータの入力に供給される再記憶された符号化、量
子化された振幅信号を発生するために、前記2倍のマス
クされた符号量子化信号および第1の加算素子によって
伝えられた前記符号訂正信号を加える第2の加算素子
と、を有することを特徴とする。
【0027】
【作用】この発明によれば、ラプラス法に基づく確率密
度p(x)=(α/2)・exp(-α|x|)に従う
振幅分布を伴う、ディジタル・コード数値Nまたはディ
ジタル信号の量子化レベルの関数としての可変可能なデ
ィジタル符号化レートを有する。ここで、|x|は、
(後述する)対称的な操作インターバル[−xm、,+
xm]に関する信号の振幅を表している。この量子化装
置は、振幅信号およびディジタル信号の符号を算出する
ための手段を有する量子化オペレータと、振幅信号およ
びディジタル・コード数値Nを結合するための手段を有
する量子化オペレータとを備える。
【0028】ディジタル・コード数値Nは、ディジタル
・コード数値Nの関数として、正規化されたコードの振
幅信号を記述している式、すなわち、KN=−3・Lo
g(N+1)/αという式の減算結果によって求められ
る。固定された量子化しきい値を有する量子化では、該
しきい値Liの値は、Li=−3・Log(2i+1)
/αという関係によって定義される。ここで、上記i
は、量子化レベルの順位を示している。この量子化装置
では、ディジタル・コードの数量N、または量子化レベ
ルに従って、所定のコーディング・ビット・レートで正
規化され、かつ、符号化された量子化振幅信号を授受
し、更に、コード化された量子化振幅信号を送出する。
【0029】可変自在なコード化レートを有する量子化
装置は、ディジタル・コード数値Nまたはコード化され
た量子化振幅信号(IM)の量子化レベルの関数として
注目に値する。上記量子化振幅信号IMは、ラプラス法
p(x)=(α/2)・exp(−α|x|)に従う振
幅分布を有するディジタル信号(x)から得られる。こ
こで、|x|は、所定の振幅インターバル[−xm、,
+xm]に関するディジタル信号の振幅を表している。
また、コード化された量子化振幅信号(Im)は、N個
のディジタル・コードからなる。
【0030】この発明によれば、固定された逆量子化レ
ベルΓiを有する逆量子化オペレータを備える逆量子化
オペレータを具備する。上記逆量子化レベルΓiは、Γ
i=3・Log(2i+2)/αなる関係によって得ら
れる。ここで、iは逆量子化レベルの順位を示してい
る。固定されたレベルを有する逆量子化オペレータは、
コード化された量子化振幅信号(IM)を授受し、ディ
ジタル・コードまたは量子化レベルの数値Nの関数とし
ての正規化され、かつ、デコード化された振幅信号を出
力する。
【0031】また、上述した結合する手段は、KN=3
・Log(N+1)/αの加算によって、正規化され、
かつ、デコード化された振幅信号と、ディジタル・コー
ドまたは量子化レベルの数値Nとを結合し、ディジタル
・コードまたは量子化レベルの数値Nから独立したデコ
ード化された振幅信号|y|を出力する。デコード化さ
れた振幅信号|y|および符号信号(Is)を結合する
手段は、ディジタル信号xに一致する再構成されたディ
ジタル信号yを提供する。この発明による可変ディジタ
ル符号化レートによる量子化装置は、特に、音声および
楽音の伝達のために、これらディジタル化された信号の
コード化およびデコード化における分野に適用される。
【0032】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。図1および図2は、この発明の可変自在な
ディジタル符号化レートを用いた量子化装置の一実施例
の構成を示すブロック図である。一般に、入力信号x
は、ディジタル信号の形態をとり、この発明による可変
ディジタル符号化レートによる符号化、さらに、デコー
ド化手順のための信号である。
【0033】上記ディジタルの入力信号xは、ラプラス
法の確率密度p(x)に従う振幅分布を有する信号に相
当する。この確率密度p(x)は、p(x)=α/2・
-|x|となる。上述した法則において、上記係数は一定
の値であり、|x|は、[−xmax,xmax]の間の対称
的な動作間に渡って信号の振幅を表す。
【0034】特に、ディジタルの入力信号xは、該入力
信号xの周波数スペクトラムを考慮した適当なサンプリ
ング周波数によってサンプリングされた信号に一致する
ということに注目する。これらのサンプルは、その振幅
と符号に従ってディジタル信号の型式にディジタル化さ
れる。図1に示すように、本願の可変ディジタル符号化
レートによる量子化装置は、量子化オペレータ1を備え
ており、可変可能なレートによるディジタル符号化を行
なう。
【0035】この量子化装置は、図1に示されているよ
うに、さらに、演算オペレータ10を備えている。この
演算オペレータ10は、ディジタル振幅信号|x|およ
び符号信号ISを出力する。この振幅信号|x|および
符号信号ISは、各々、前述したディジタルの入力信号
xの振幅値および符号値を表している。演算オペレータ
10は、入力信号xの振幅を表すワードに加えて、該入
力信号xの符号信号ISを形成するために、符号ビット
を抽出することができる通常のディジタル回路によって
構成されている。
【0036】また、図1に示すように、量子化装置は、
振幅信号|x|とディジタル・コード数Nとを結合する
ための結合オペレータ11を備えている。この数値N
は、上述したように、ディジタル・コードのビット数に
相当しており、振幅信号|x|が与えられた重要な範囲
に表されることによって評価する(後述する)。結合オ
ペレータ11は、実際には、振幅信号|x|から式KN
=3・Log(N+1)/αの関係によって与えられる
項KNを減じる。
【0037】また、結合オペレータ11は、図1に示す
ように、ディジタル・コード数Nの関数として、標準化
され、かつ、符号化された振幅信号(以下、標準符号化
振幅信号という)Rを出力する。また、この目的のため
に、上記結合オペレータ11は、変換テーブル110を
有し、この変換テーブル110は、コード数Nから上記
関係が成立つ項KNを出力する。さらに、この結合オペ
レータ11は、図1に示すように、減算器111を備え
ている。この減算器111の正側の入力端には、振幅信
号|x|が供給されており、また、符号(−)で示す負
側の入力端には、上記項KNが供給されている。この減
算器111は、標準符号化振幅信号Rを出力する。
【0038】また、図1において、この発明による可変
ディジタル符号化レートを有する量子化装置は、固定さ
れた量子化しきい値を有する量子化器12を備えてい
る。この量子化器12は、上記結合オペレータ11によ
って出力された標準化符号化振幅信号Rを授受する。上
記固定量子化しきい値を有する量子化器12は、特に本
願の優位な特徴の1つによれば、Li=−3・Log
(2i+1)/αとう関係によって定義される値を量子
化レベルLiを有する。
【0039】上記関係において、符号iは、量子化器1
2の量子化しきい値の順番を示している。この量子化器
12は、図1に符号IMで示される、符号化された量子
化振幅信号を出力する。この量子化器12の符号化レー
トは、ディジタル・コード数Nまたは量子化レベルに依
存する。また、図1に示す量子化器の動作の間、振幅信
号|x|の量子化は、振幅信号|x|を符号化するため
に用いられるコード数Nが如何なるものであっても、量
子化器12によって効果的に行なわれる。この時、量子
化器12は、ディジタル・コード数Nの関数として、標
準符号化振幅信号Rを用いる。また、振幅信号|x|
は、量子化器12によって量子化されるために、コード
数Nおよび符号化レートに応じた関数として最適化され
ている。
【0040】この量子化装置の有利な特徴によれば、図
1に示すように、固定しきい値量子化器12の固定しき
い値数は、コード数Nの偶数値の最大値Nmaxに対し
て、Nmax/2−1に等しい。また、振幅信号|x|を
コーディングするためのコード数Nは、1とNmaxとの
間の値をとる。これによって、符号化が単純化され、コ
ード数はそれ自身、偶数値となる。一方、偶数値でない
コード数は除外される。また、この量子化装置の優位な
特徴によれば、与えられたコード数Nに対して、上述し
たように、図1に示す量子化装置の量子化しきい値、す
なわち量子化オペレータ1の量子化しきい値は、xi
3・(Log(N+1)−Log(2i+1))の関係
となる。上記関係によって与えられた量子化オペレータ
1の量子化しきい値は、もし、数値Nが偶数ならば、1
≦i≦N/2となり、もし、数値Nが偶数でなければ、
1≦i≦(N−1)/2となる。
【0041】当然、この本願の可変ディジタル符号化レ
ートによる量子化装置は、図2に示すように、量子化オ
ペレータを有しており、また、図2に示す逆量子化オペ
レータと組合される。これら量子化装置を構成する2つ
のオペレータは、多くの通常状況において、例えば、デ
ィジタル・データ伝送路を介して、かなりの距離(数百
キロメータ)を有した離れた場所に設置される。あるい
は、例えば、電話機のような装置を構成するために、同
じ装置内に組込まれて接続をとる場合もある。
【0042】図2に示すように、本願の可変ディジタル
符号化レートによる量子化装置は、符号化された量子化
振幅信号IMをデコードするため、可変ディジタルデコ
ードレートでデコードする逆量子化オペレータ2を備え
ている。上記量子化振幅信号IMは、Nビットのディジ
タル・コードからなり、上述した状態を満足するディジ
タル信号xに基づいて、図1に示す量子化装置によって
出力される。また、図2に示すように、逆量子化オペレ
ータ2は、固定された量子化レベルΓiを有する逆量子
化器20を備えている。この逆量子化器20は、入力端
において、符号化された量子化振幅信号IMを授受す
る。
【0043】また、本願による量子化装置の優位な特徴
によれば、上記逆量子化レベルΓiは、Γi=−3・L
og(2i+2)/αなる関係をとる。この関係におい
て、符号iは、逆量子化器20の逆量子化レベルの順番
を示す。この逆量子化器20は、標準化された符号化振
幅信号IMDNを、ディジタル・コード数Nまたは量子
化レベルの関数として出力する。一般に、固定量子化レ
ベルによる逆量子化器20は、各コードまたは符号化さ
れた量子化信号IMのコード値のために、該逆量子化動
作において、上記与えられた逆量子化レベルΓiに対し
て、ディジタル化されたサンプル値iを発生する。上記
逆量子化動作は、図2に示す量子化器1の固定量子化し
きい値量子化器12によって行なわれる量子化動作に対
応している。
【0044】したがって、図2に示すように、逆量子化
オペレータ2は、KN=3・Log(N+1)/αで示
される項の加算によって、標準化されたデコード振幅信
号IMDNとディジタル・コード数Nまたは量子化レベ
ルとを結合するための結合オペレータ21を備えてい
る。結合オペレータ21は、ディジタルコード数Nまた
は量子化レベルと独立したデコードされた振幅信号|y
|を出力する。このため、結合オペレータ21は、図2
に示すように、変換テーブル210を備えており、入力
端で授受したコードの数Nを表す信号に基づいて上記項
KNを出力する。この変換テーブル210は、図2に示
す量子化オペレータ1の結合オペレータ11における変
換テーブル110と同様のものであり、例えば、上述し
た入力値Nに従って、予め計算された項KNの値を出力
するメモリ回路によって構成されている。
【0045】さらに、同図2に示すように、逆量子化オ
ペレータ2は、逆量子化オペレータ2へ伝送路を介して
量子化オペレータ1から伝搬された符号信号ISとデコ
ードされた振幅信号|y|とを結合するために、符号結
合オペレータ22を備えている。デコードされた振幅信
号および符号信号ISを結合するための符号結合オペレ
ータ22は、元のディジタル信号xと同等の信号を出力
するために、ディジタル信号yを再構成する。デコード
された振幅信号yと符号信号ISとを結合するための符
号結合オペレータ22は、ディジタル回路によって構成
される。このディジタル回路は、再構成されたディジタ
ル信号yを表す符号が付けられたワード(一単位のデー
タ)を発生するために、符号化された振幅信号|y|お
よび符号信号ISを表す連続したビット列を出力する。
【0046】図2に示すように、逆量子化オペレータ2
の特徴によれば、逆量子化器20の固定レベルによる逆
量子化レベルの数は、ディジタルコードNmaxの偶数番
目の最大値に対して、Nmax/2に等しい。また、この
発明による量子化装置の特徴によれば、逆量子化オペレ
ータ2の逆量子化レベルは、yi=3・(Log(N+
1)−Log(2i+2))の関係を満足する値をと
る。ここで、符号iは、逆量子化レベルの順番を示して
おり、もし、Nが偶数ならば、1≦i≦N/2−1とな
り、もし、Nが偶数でなければ、1≦i≦(N−1)/
2となる。
【0047】このため、量子化オペレータ1の固定量子
化器12の量子化しきい値レベルLiに対しては、固定
逆量子化器20の逆量子化レベルΓiが相当する。ま
た、量子化オペレータ1の量子化しきい値レベルxi
対しては、コード数Nまたは量子化レベル数Nの関数と
して、逆量子化オペレータ2の逆量子化レベルyiが相
当する。また、上述したコード数Nまたは量子化レベル
数Nのために、この数値Nは、値1と最大値Nmaxとの
間の値、1<N<Nmaxをとり、符号化された量子化振
幅信号IMは、数値Nが偶数の時には、DN≦IM≦DN
+N/2−1となり、数値Nが奇数の時には、DN≦I
M≦DN+(N−1)/2となる。
【0048】このような関係において、項DNは量子化
振幅信号IMの最小値を表す。この量子化振幅信号IM
は信号xの値に対してコード値または特別なコードを形
成する。本願による可変ディジタル符号化レートによる
量子化装置の量子化オペレータ1および逆量子化オペレ
ータ2のパラメータ値の調整は、図3を参照することに
よって与えられる。図3は、一般の量子化装置の特性を
示す特性図である。量子化装置は、その特性が量子化ノ
イズ、量子化しきい値xiに相当する異なる逆量子化レ
ベルyiを最小にするように最適化されている。上記逆
量子化レベルyiが異なるのは、量子化ノイズの発生源
によるものである。
【0049】上述のようにして定義された量子化装置の
入力端における入力信号xの確率密度p(x)、量子化
しきい値xiの数Nと逆量子化レベルyiの数N、および
量子化インターバル値iは、量子化しきい値xi+1と
iとの間の値になる。また、量子化装置の特性関数
は、符号μ(x)で示されている。量子化装置の特性関
数は、原点0に対して対称である。また、i番目のN個
の量子化インターバルは、]−∞ xn-1]、[xn-1
n-2]、……[x21]、[x1 +∞]によって定義
される。ただし、上記符号iは、0からN−1の間の値
をとる。
【0050】また、上記特性関数は、x1とxn-1との間
のx軸の上方に、N−1個の量子化しきい値に相当する
符号μ(x)で参照されるN−1個の点を生成する。こ
のような定義によれば、上記関数が点対称であるため、
固定しきい値量子化に対する符号μ(xn-1)は、−1
となり、μ(xn)は、+1となる。この特性関数
は、]−∞ xn-1]、[xn-11]、[x1 +∞
[からなる3つのパートを有する。
【0051】量子化しきい値における上記特性関数上の
要素[xn-11]は、N−2個の量子化インターバル
を含む要素[−1 +1]に一致する。この関係を次式
に示す。
【数1】
【数2】
【0052】量子化インターバルの大きな数値に対し
て、各々の量子化インターバル上の確率密度p(x)
は、一定であると見なされる。また、i番目の量子化イ
ンターバルに対する最適な逆量子化レベルyiは、次式
のような関係になる。
【数3】 ◎また、各量子化インターバル上の直線化された特性関
数は、次式のように表される。
【数4】
【0053】次に、量子化要素[xN-11]に対して
の量子化ノイズの電力は、次式に示される。
【数5】
【数6】 ◎次に、量子化要素]−∞ xN-1]および[x1 +∞
[について考えてみると、全体の量子化ノイズは、数7
に示す関係によって与えられる。また、量子化要素[x
1 +∞]および[−∞ xN-1]の全量子化ノイズに対
する分布も、同様に次式に示される。
【0054】
【数7】
【0055】量子化部におけるパラメータ、すなわち、
量子化しきいレベルxiと逆量子化レベルyiの計算(算
出)とは、上式で定義される量子化ノイズQの最小パワ
ーを作ることである。θi
【数8】 ◎とすれば、量子化ノイズのパワーは、次のように書け
る。
【数9】 ◎パラメータθiとxiは、特徴関数の対称性という理由
を考慮すれば、次の制約関係によって関連付けられる。
【数10】
【数11】 ◎上述の関係(10)および(11)を考慮すれば、制
約関係は次のように表される。
【数12】
【数13】
【0056】問題は量子化ノイズパワーを最小にするこ
とであるから、制約の最適化の問題に対してQは減少さ
れる。Q(0i,x1,y0)を解くためのラグランジェ
の法則による分解は、次式の微分の消去のために得られ
る。 J=Q(θi,x1,y0)−βF(θi,x1) そして、θi、yi、およびx0に関するJの偏微分(部
分ドリフト)の消去を次のように連続的に得る。
【数14】
【数15】
【数16】
【数17】
【数18】
【0057】量子化間隔[xi1、xi]に亘って線形
化された特徴関数μ(x)では、xに関する特徴関数の
ドリフトの表現は関係(16)から得られ、積分によっ
て特徴関数μ(x)は次の関係を実証する。
【数19】
【0058】次いで、上記関係(19)および前記関係
(2)、(4)から量子化しきいレベルxiと逆量子化
レベルyiの値が演算され、その後、それぞれ関係が次
のように実証される。
【数20】
【数21】
【0059】与えられたディジタル入力信号の確率密度
p(x)のために、関係(11)、(17)および(1
8)は量子化しきい値の境界xiおよびを量子化しきい
レベルy0を決定することを可能にする。関係(20)
および(21)は他の量子化しきい値およびレベルの演
算を許容する。前述したようにラプラス関数によって与
えられる確率密度p(x)のために、スピーチあるいは
音信号に関する限りの特筆すべき値はパラメータαがα
=√2というである。関係(11)における確率密度の
表現による置き換えは、以下の値C1によって与えられ
る。
【数22】
【0060】同様に、関係(18)における確率密度p
(x)は量子化レベルの境界y0の演算を次のように許
容する。
【数23】 ◎次に、関係(17)、(22)および(23)から量
子化レベルの値の境界xiの演算が行われ、以下のよう
にxiが与えられる。
【数24】
【0061】xi>0における特徴関数μ(x)の演算
は、上記確率密度の式および前述した関係(19)およ
び(22)から行われる。得られる。特徴関数μ(x)
は次のように書ける。
【数25】 ◎量子化レベルおよびxi>0における後者xiの値は上
記の関係(2)、(25)および次の関係(26)を実
証する量子化しきい値から確率される。
【数26】 ◎同様に、yi>0における逆量子化レベルyiは前述の
関係(2)、(4)、(25)および次の関係(27)
を実証する逆量子化レベルから演算される。
【数27】 ◎特に、前記逆量子化レベルyiの式はi=0におい
て、前に演算された値y0のよい近似値を演算すること
を可能にする。
【0062】本発明による可変ディジタル符号化レート
による量子化装置のより詳細な記述および重合されたコ
ードの適用については、図4および図5によって明らか
になるであろう。これらの図において、同一番号は図1
および図2の場合と同一の素子を表す。重合コードの技
術は、デコーディングのために、送信されたコードIの
裁断による量子化オペレータあるいはコーダーの量子化
手段から引出された一連の逆量子化手段を含み、回想さ
せるものである。したがって、仮にNminがコードおよ
びレベルの最小値であれば、逆量子化手段のレベルの数
はNmin・2kとなる。
【0063】コードおよびレベルの最小値Nminが偶数
の場合は、2Nminコード量子化手段からコードIの裁
断によるNminコード量子化手段への通過は量子化間隔
のナンバリングによって訂正され、この量子化間隔は量
子化される信号の最も高い振幅のためにI=0によって
開始する。非均一な信号の量子化の場合、例えばラプラ
ス変換の方式に従う振幅確率密度のための信号xのよう
なディジタル信号の場合、既に演算された特徴関数μ
(x)は、μ(x)の値あるいは関係(2)に基づくi
の値に対する操作による均一な量子化のために以下のよ
うに同様に適用される方法を許容する。したがって、最
適な量子化の特徴関数はNOPTコードを有する最適量子
化されたノイズQOPTを持って確率される。そのため、
異なる均一量子化手段はμ軸あるいはi軸に沿って引き
出すことができ、これらは、例えば2xNOPTあるいは
4xNOPTコードによる、もしくは2、4又はこれらの
コード数よりも大きくコードNOPTの最適数より小さい
間隔にグループ化されることによる特徴関数[μ(xi
1)、μ(xi)]における量子化間隔の分割による量
子化しきい値の順を表す。軸x、例えば、パラメータx
iおよびyiに沿う量子化手段のしきい値およびレベルは
特徴関数μ(x)による均一な量子化の逆像として決定
される。しかしながら、これは量子化器QOPTのみが最
適であることが明らかになる。
【0064】本発明による可変ディジタル符号化レート
による量子化装置では、このような装置が重合コード技
術に用いられる符号化(コード化)、複号化に使用され
る場合、図4、図5に示すように、マスクされた低い側
のビット数の各値bのための特別の固定逆量子化レベル
についての逆量子化器に使用される従来装置との比較で
は、本発明の装置では逆量子化オペレータであるにもか
かわらず、ビットレートの制約に従う最大コード数にお
ける符号化を許容する量子化オペレータを使用する。こ
れは、固定量子化レベルおよび単一の逆量子化器にのみ
使用されるとともに、最適な送信動作に対応するマスク
ビット数に相当するb=bOPTのための形状のコードN
OPT数の制御を可能にする。
【0065】図4に示すように、符号量子化振幅信号
I’MがコードNOPTの最適数にわたって重合コードの
使用に対して発生する場合、量子化オペレータ1はさら
にコード送信期間中、符号量子化振幅信号I’Mの低い
側のビットを変更するオペレータモジュール13を有す
る。オペレータモジュール13は先に述べた量子化オペ
レータ1とカスケード接続される、あるいはこれに関連
して単純化される。図4に示すような本発明に従う量子
化装置の有利な特徴によると、低い側のビットbが送信
期間中に変更される量I’Mの演算は、固定しきい量子
化器12によって配られた符号量子化信号IMからコー
ド数NOPTに対応する量DNOPTを引くという減算を伴う
オペレータモジュール13によって行われる。量子化の
量DNOPTは好ましくはコード数NOPTのためのコードI
Mの最小値に等しく選択するのがよい。したがって、符
号化において量子化オペレータ1はディジタル信号xの
入力および最適値NOPTにおけるコード数を持つととも
に、サイン信号ISの出力および符号量子化振幅信号に
対応する符号量子化振幅信号I’Mを持つものとして理
解される。したがって、前記量の減算は送信システムに
よる低い側のビットの変更が量I’Mについて行われる
ことを示している。
【0066】一般的な場合として、重合コードの欠落、
1およびNOPTmax間の与えられたコード数NOPTの値
のために、図1に示すような量子化オペレータの動作に
ついては符号量子化振幅信号IMが次の関係を実証す
る。
【数28】 ◎図4から分るように、オペレータモジュール13は有
利的に減算器130を有し、これは固定量子化しきい量
子化器12によって配られた符号量子化振幅信号IMを
正の入力端に受けるとともに、変換テーブル131を介
して配られた量DNOPT自身を最適なコード数の値NOPT
の入力として負の減算入力端に受ける。減算器130は
重合コードに適用された符号量子化信号I’Mを配る。
さらに、図5に示すように、低い側のビットに変更され
た数bを有するディジタルコードNOPTの最適数にわた
って重合コードに使用される符号量子化振幅信号を受け
る量子化装置は、逆量子化オペレータ2の他に、固定逆
量子化レベルを有する逆量子化器20の上流側に、変更
されたビットbをマスクするとともに、重合コードに従
って符号量子化振幅信号のビットをシフトさせるモジュ
ール23を備えている。マスキングモジュール23で
は、固定逆量子化レベルを有する逆量子化器29の入力
に適用される再記憶された符号量子化振幅信号I’’M
を発生させることができる。したがって、図5に示すよ
うな逆量子化オペレータ2はサイン信号IS、非有効b
となる低い側のビット数である符号量子化振幅信号I’
M’および量子化器NOPTの最適コード数を入力として持
つ。一方、逆量子化オペレータ2は図4に示す量子化オ
ペレータのディジタル入力信号xに対応する再記憶信号
yを伝える。
【0067】図5に示すように、ビットをマスクおよび
シフトさせるモジュール23は素子230を有し、この
素子230は、マスクされた符号量子化信号I’を発生
させるように重合コードに従う符号量子化振幅信号の低
い側のビットのbに対して与えられたビットを書込む。
非制限的な例によると、与えられた値のビットは値0を
有し、読み出し/書込みのアドレス指定が可能なメモリ
によって形成された書込み素子を有する。さらに、ビッ
トのマスク/シフティングモジュール23はマスクされ
た符号量子化信号I’のレベルで1ビットだけシフトさ
せる素子を有し、この素子は2倍の符号量子化信号2
I’を発生させる。ビットシフティング素子231は例
えば、レジスタあるいはシフトレジスタタイプのもので
構成される。また、第1の加算素子232は第1の値2
bを合計するものとして設けられ、ここにbは重合の符
号化の理由で効率的にマスクされたビット数を表す。こ
の値2bは例えば、変換テーブル234によって配られ
る。変換テーブル234は効率的にマスクされたビット
数の値bおよびコードNOPTの数に対応する第2の値2
NOPTを受けるとともに、送信期間中、低い側のビット
の変更を許容する。第1の加算素子232は値2b+2
NOPTの符号化訂正信号ICCの発生を可能にする。
【0068】マスク/シフティングモジュール23は最
後に第2の加算素子233を有し、この素子は2倍の符
号量子化信号2I’と第1の加算素子232の合計を行
う。第2の加算素子233は逆量子化器20の入力に適
用される符号量子化振幅信号I’’Mの発生を可能にす
る。マスキング/シフトオペレータの下流側で図5に示
す量子化オペレータ2と同一構成のオペレータは、図2
に示す逆量子化オペレータ2の動作部分および先に記述
した符号量子化振幅信号IMのために構成された再記憶
された符号量子化振幅信号I’’Mと同一である。した
がって、重合コード信号の場合には、量子化装置の構成
は2つの入力の値、コードNOPTの数およびマスクビッ
トbの数に頼ることになる。量子化装置の動作はマスク
ビットbの数がマスクビットbがb=bOPTに等しくな
るように最適に実行され、この場合には量子化装置のコ
ード数が勿論N=NOPTに等しくなる。一般的には、量
子化装置のコード数はN=2(bOPT-b)xNOPTである。
【0069】また、量子化しきい値xiのパラメータお
よび図4および図5に示すような本発明による重合コー
ド信号のための量子化装置の逆量子化レベルyiは以下
に述べるように演算され、重合コードの欠落状態で図1
および図2に示すような量子化装置に関連する先の演算
と同様である。送信システムによるマスクされたビット
の数b=0のためのコードの最大数はN=2(bOPT-b)
OPTに等しく、この最大数は量子化オペレータのレベ
ルで量子化装置のコード数に対応する。この量子化オペ
レータは量子化オペレータQOPTの各間隔i+1iを2
(bOPT-b)の量子化間隔に分割することによって得られ
る。
【0070】量子化しきい値xiの値を与える関係(2
6)は次のように書ける。
【数29】 ◎最適な量子化オペレータのための上述の量子化しきい
値xiは次のように書ける。
【数30】 ◎0とbmaxとの間の値b、すなわち、0≦b≦bm
axに対して0のような与えられた値のビットによるコ
ードiの低い側のビットのbの置き換えは、実際上、そ
れぞれが2(bOPT-b)xNOPTのコードを有する量子化器
bによって値bmax+1を得ることを可能にし、こ
の場合の後者の数は全体の値に対応させるために必要な
ものである。いま、Jがコードiからbのビットを減算
した結果得られたコードであるとすると、対応する各量
子化オペレータQbのコードjの量子化しきい値xj
は、値2b・jだけのiの置き換えによって関係(3
0)から引出され、次の関係を実証する。
【数31】
【0071】もちろん、この一連の量子化オペレータQ
bはb=bOPTとするための最適な量子化オペレータQ
OPTを備えている。これにより、bをより悪化させる量
子化オペレータQbの実行が値bOPTから分離されること
が明らかとなる。これらの量子化しきいレベルの値によ
ってさきに定義された量子化オペレータQbのために、
量子化オペレータの量子化レベルyiの値が得られ、再
びi=2b・jを伴う書込みによって例えば、量子化レ
ベルyiの特徴関数、すなわちμ(yi)は、量子化間隔
[μ(xi1)、μ(xi)]、例えば、関係(31)
の中でjをj+1/2によって置き換えた間隔の中間と
なる。その後、逆量子化器Qbの逆量子化レベルyiは次
の関係を実証する。
【数32】 ◎本発明による重合コードを伴う可変ディジタル符号化
レートによる量子化装置は、次いで総合的に以下の値に
よって定義される。
【数33】
【0072】次のテーブルは、本発明による可変ディジ
タル符号化レートの量子化装置の動作を許容する。この
とき、本発明は、2から128まで変化する量子化レベ
ルあるいは偶数コードの数に対応する一組の固定された
最適な量子化器の動作に比べられる。そして、これらの
最適化された固定量子化器はこの記述の中で先に述べた
ジョエルマックスによって書かれた方法に従って定義さ
れる。同テーブルでは、コラム1は量子化レベルの数あ
るいはコードを表し、コラム2および3はそれぞれ最適
な量子化器および本発明による可変レート量子化器のた
めのノイズ比に対する信号をdBを表す。
【表1】 ◎上記テーブルは、本発明による可変レートの量子化装
置が定理的な最適値に非常に近接している動作を行わし
めることを示しており、全ての高い量子化レベルあるい
はコードの数に対してそれが可能である。
【0073】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、1つの量子化オペレータおよび1つの逆量子化オペ
レータだけを用いて、音声を代表とするようなディジタ
ル信号を、異なるビット・レートで符号化およびデコー
ド化ができるという利点が得られる。
【0074】また、この発明によれば、1つの量子化手
順および量子化しきい値パラメータxiの1組だけで、
可変可能な異なるビット・レートで、符号化とデコード
化ができるとう利点が得られる。また、この発明よれ
ば、同等の量子化装置のコード数Nが1と最大値Nmax
との間を調整可能にできるという利点が得られる。
【0075】また、この発明によれば、ラプラス法の法
則に従って変化する確率密度に対して、最適化され、特
に、本願発明に従う量子化装置のパラメータが、最適化
され、かつ、固定された量子化および逆量子化の組合せ
ることにより、従来の装置によって得られるパラメータ
と同等の動作し、音声および楽音の信号の符号化および
符号化ができるという利点が得られる。
【0076】さらに、この発明によれば、周波数変換符
号化のような、新しい楽音の符号化技術に用いることが
でき、時間経過ともに変化する異なるビット・レートに
おける多くの信号成分の量子化および逆量子化を行なう
ことができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の量子化オペレータに相当す
る可変自在のレートを有する量子化装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示す量子化オペレータによって符号化化
された信号をデコードするための逆量子化オペレータに
相当する可変自在のレートを有する量子化装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】本実施例の可変自在のレートを有する量子化装
置と同等な固定されたしきい値を有する量子化装置の特
性を表す関数μ(xi;yi)を示す特性図である。
【図4】本願発明の別の実施例における可変自在のレー
トを有する量子化装置の構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示すような量子化オペレータから供給さ
れる重なり合ったコードによって符号化化されたデコー
ドされるべき信号に対して、より適応した逆量子化オペ
レータを一体化した可変自在のレートを有する量子化装
置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 量子化オペレータ 2 逆量子化オペレータ 10 演算オペレータ 11,21 結合オペレータ 12 固定しきい値量子化器 20 逆量子化器 22 符号結合オペレータ 23 モジュール 110,131,210,234 変換テーブル 111,130,211 減算器 230 素子 232,233 加算器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルコードあるいは量子化レベル
    の数値N、ラプラス変換式p(x)=α/2exp(−
    |x|) ただし、|x|:対称的な動作間隔[−xmam、+x
    mam]に亘る信号の振幅 で表される確率密度p(x)による振幅分布を有するデ
    ィジタル信号に対する関数としての可変ディジタル符号
    化レートによる量子化装置であって、 量子化器を備え、 該量子化器は、 前記ディジタル信号から振幅信号|x|とサイン信号を
    演算するオペレータと、 前記振幅信号|x|とディジタルコードの数値Nを項K
    N=(3/ α)Log(N+1)を減じることによっ
    て結合させるとともに、ディジタルコードの数値Nの機
    能として正規にコード化された振幅信号を伝えるオペレ
    ータと、 しきい値Liの値が関係Li=(−3/α)Log(2
    i+1) ただし、i:量子化しきい値の次数 によって決定される固定量子化しきい値を用いるととも
    に、前記正規に符号化された振幅信号を受け、符号化ビ
    ットレートがディジタルコードの数値Nあるいは量子化
    レベルの関数である符号化および量子化された振幅信号
    を伝達するコード量子化手段と、を有することを特徴と
    する量子化装置。
  2. 【請求項2】 前記固定量子化しきい値は、コードNm
    axの数値の最大の偶数値に対して(Nmax/2)−
    1に等しいことを特徴とする請求項1記載の量子化装
    置。
  3. 【請求項3】 与えられたコードの数値Nに対して量子
    化しきい値は、関係 xi=(3/α)[Log(N+1)−Log(2i+1)] ただし、Nが偶数なら1≦i≦N/2、Nが奇数なら1
    ≦i≦(N−1)/2を実証することを特徴とする請求
    項1記載の量子化装置。
  4. 【請求項4】 ディジタルコードの数値Nあるいはラプ
    ラス変換式p(x)=α/2exp(−|x|) ただし、|x|:対称的な動作間隔[−xm、+xm]
    に亘る信号の振幅 で表される確率密度p(x)による振幅分布を有するデ
    ィジタル信号から符号化され量子化された振幅信号の量
    子化レベルの関数としての可変ディジタル符号化レート
    による量子化装置であって、 前記符号化され量子化された振幅信号は、N個のディジ
    タルコードを有し、 さらに、逆量子化オペレータを備え、 該逆量子化オペレータは、 しきい値Γiの値が関係Γi=(−3/α)Log(2
    i+2) ただし、i:逆量子化しきい値の次数 によって決定される固定逆量子化しきい値を用いるとと
    もに、前記符号化、量子化された振幅信号を受け、ディ
    ジタルコードの数値Nあるいは量子化レベルの関数であ
    る正規に符号化された振幅信号を伝達する逆量子化手段
    と、前記正規化され符号化された振幅信号およびディジ
    タルコードの数値Nあるいは量子化レベルを項KN=−
    (3/ α)Log(N+1)を加えることによって結
    合させるとともに、ディジタルコードの数値Nあるいは
    量子化レベルから独立した振幅信号|y|を伝えるオペ
    レータと、前記符号化された振幅信号|y|とサイン信
    号を結合するとともに、前記ディジタル信号に対応する
    再生されたディジタル信号yを伝達するとオペレータと
    を有することを特徴とする量子化装置。
  5. 【請求項5】 前記固定逆量子化しきい値は、ディジタ
    ルコードNmaxの数値の最大の偶数値に対して(Nm
    ax/2)に等しいことを特徴とする請求項4記載の量
    子化装置。
  6. 【請求項6】 前記逆量子化手段の逆量子化しきい値
    は、関係xi=(3/α)[Log(N+1)−Log
    (2i+2)] ただし、Nが偶数なら1<i<N/(2−1)、Nが奇
    数なら1<i<(N−1)/2 を実証することを特徴とする請求項4記載の量子化装
    置。
  7. 【請求項7】 1<N<Nmaxの範囲で与えられた量
    子化レベルのコードの数値Nに対して、前記符号化、量
    子化された振幅信号は、次の関係 Nが偶数なら DN≦IM≦DN+N/(2−1) Nが奇数なら DN≦IM≦DN+(N−1)/2 ただし、DNは前記符号化、量子化された振幅信号の最
    小値 を実証することを特徴とする請求項1記載の量子化装
    置。
  8. 【請求項8】 コードNOPTの最適数値を越える重合さ
    れたコードを支持する符号化、量子化された振幅信号を
    発生するために、最低次数のビットは送信期間中変更さ
    れ、 前記量子化手段は、さらに重合されたコードを支持する
    符号化、量子化された振幅信号を発生するために、符号
    化、量子化された振幅信号を変更するとともに、該変更
    は、前記符号化、量子化された振幅信号からコードN
    OPTの最適数値に対応する量DNOPTを減算するオペレー
    タモジュールを有することを特徴とする請求項1記載の
    量子化装置。
  9. 【請求項9】 ディジタルコードNOPTの最適数値を越
    える重合されたコードを支持する符号化、量子化された
    振幅信号を受けるために、変更された低い次数ビットの
    数値bを有し、 前記逆量子化手段は、さらに前記固定逆量子化レベルを
    有する逆量子化オペレータの上流側に、変更ビットbを
    マスクするとともに、前記固定逆量子化レベルを有する
    逆量子化オペレータの入力に供給される再記憶された符
    号化、量子化された振幅信号を発生するために、重合さ
    れたコードを支持する符号化、量子化された振幅信号の
    ビットをシフトさせるモジュールを有することを特徴と
    する請求項4記載の量子化装置。
  10. 【請求項10】 前記マスキング/シフティングモジュ
    ールは、 重合されたコードを支持する符号化、量子化された振幅
    信号の低い次数のビットbについての与えられた値のビ
    ットをマスクされた符号量子化信号を発生させるように
    書込む素子と、 2倍のマスクされた符号量子化信号を発生させる前記マ
    スクされた符号量子化信号を1ビットだけシフトさせる
    素子と、 第1の値(2のb乗)、(ただしbは効率的にマスクさ
    れたビット数を表す)、および値(2のb乗)+2DB
    OPTを有する符号訂正信号を発生させるために、最適な
    送信を保証する低い次数ビットの最適数bOPTに対応す
    る第2の値2DNOPTを加える第1の加算素子と、 前記逆量子化オペレータの入力に供給される再記憶され
    た符号化、量子化された振幅信号を発生するために、前
    記2倍のマスクされた符号量子化信号および第1の加算
    素子によって伝えられた前記符号訂正信号を加える第2
    の加算素子と、を有することを特徴とする請求項9記載
    の逆量子化装置。
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EP0444993A1 (fr) 1991-09-04
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US5124701A (en) 1992-06-23
FR2658676A1 (fr) 1991-08-23
FR2658676B1 (fr) 1992-06-12
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