JPH0767602A - みかん果肉等の細片除去装置 - Google Patents
みかん果肉等の細片除去装置Info
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- JPH0767602A JPH0767602A JP24214393A JP24214393A JPH0767602A JP H0767602 A JPH0767602 A JP H0767602A JP 24214393 A JP24214393 A JP 24214393A JP 24214393 A JP24214393 A JP 24214393A JP H0767602 A JPH0767602 A JP H0767602A
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Abstract
高い除去率で自動的に除去できて省人化を図ることがで
き、しかも型換えが容易であり掃除等のメンテナンスも
簡単にできる。 【構成】 円柱状ロール5と、軸方向に径大部aと径小
部bを交互に備えた異形ロール6とを、交互に無端駆動
担体に担持し、少なくとも細片除去処理区間は前記円柱
状ロールと前記異形ロールが同一方向に自転するように
する。 【効果】 ロール間の細片落下間隙を正常品を落下させ
ることなく従来よりも特段に大きく形成することができ
る。
Description
詰製造工程において薬液処理されて内果皮が除去された
みかん果肉等に混在する細片を自動的に除去する装置に
関する。
蜜柑を剥皮して身割り後、果肉の内果皮を薬品で除去し
てから果肉を缶に充填しているが、薬品処理された果肉
群には蜜柑のスジ、種、ヘタ、内外皮の小片や果肉の屑
等種々の細片が混在しており、それらを除去する必要が
ある。そのため従来、図5に示すように、薬液処理排出
コンベヤ20と選別ネットコンベヤ30間に細片除去装
置21を設け、薬液処理されたみかん果肉pは、細片除
去装置を通過させてから、選別ネットコンベヤ30に供
給している。細片除去装置21は、大径の篭型ドラム2
2と小径の篭型ドラム23間にエンドレスのネットコン
ベヤ24を設けてなり、大径の篭型ドラム22上にみか
ん果肉を供給すると該篭型ドラム周上を通過する間にネ
ットコンベヤ24の網目から落下した細片は大径の篭型
ドラム内に設けられた細片受け樋25に受けられ、篭型
ドラム22、23間でネットコンベヤ24の網目から落
下した細片はその間に設置した細片受け皿26に受けら
れ、篭型ドラム間をネットコンベヤで搬送する間に細片
が落下して除去されるようになっている。
ネットコンベヤの網目に蜜柑のスジ等がひっかかってす
ぐに目詰まりする欠点があり、頻繁に掃除をしなければ
ならならないばかりか、細片の確実な除去ができず細片
の除去率は20〜30%に留まっていた。そのため、従
来はさらに選別ネットコンベヤ上で残留している細片を
人手で除去する必要があり、1選別ネットコンベヤ当た
り6〜8名の要員を配置している。このように、従来は
細片除去のため、多くの人手を必要とし、作業効率が悪
いという問題点があった。
ん果肉等の物品の細片除去装置の上記問題点を解消しよ
うとするものであり、果肉に混在している細片を確実に
且つ効率良く高い除去率で除去することができ、後の手
作業による選別要員を特段に省人化することができ、し
かも掃除等のメンテナンスも殆ど必要とせず、且つ型換
えも簡単に行うことができる細片除去装置を提供するこ
とを目的とする。
細片除去装置は、円柱状ロールと、軸方向に径大部と径
小部を交互に備えた異形ロールとを、交互に無端駆動担
体に担持し、少なくとも細片除去処理区間は前記円柱状
ロールと前記異形ロールが同一方向に自転するように構
成されていることを特徴とする構成を有することによっ
て、上記課題を解決することができた。
記無端駆動担体に着脱可能に担持することによって、み
かん果肉の大きさに伴う型換え作業が簡単にできるよう
にした。
状ローラと異形ローラは共に同方向に自転していること
により、その上に載って搬送されているみかん果肉等は
積極的に動かされ、且つ軸方向に揃えられながら移動す
ることによって、果肉群に混在している細片の分離が促
進され、ローラ間の間隙から落下する。本発明の細片除
去装置は、円柱状ローラと、小径部と大径部を有する異
形ローラの組合せからなるため、ローラ間に形成される
細片落下のための落下間隙は、異形ローラの径大部によ
って軸方向が区画される径小部外周面と円柱状ローラ外
周面との間に、大きく形成される。この細片落下間隙
は、正常品が落下しない程度にその投影面積に近い広さ
まで大きく形成することができ、従来の単に円柱状ロー
ラ間に形成されたスリット状間隙と比べて特段に大きく
形成され、正常品は落下させずに細片は確実に落下させ
ることができる。
て詳細に説明する。図面は本発明の実施例であるみかん
果肉の細片除去装置1を示し、ローラコンベヤ状に無端
駆動担体である無端チェーン2(図3)によって連結さ
れた複数の除去ロール群3で構成されている。除去ロー
ル群3は、図2に示すように、円柱状ロール5と、外周
部に大径部aと軸方向の長さがLの小径部bが一定ピッ
チで形成され、大径部と小径部との直径差により小径部
の外側に細片落下空間cが形成されるように形成された
異形ロール6とからなり、円柱状ロール5と異形ロール
6とが交互に等ピッチで配置されている。また、これら
のロールの軸には図3に示すように、回転駆動用のピニ
オン7が固定され、該ピニオンが図1に示すように、細
片除去処理区間に配置されたラック8と噛みあうことに
より、その区間だけ送り方向と同一方向に自転するよう
になっている。
に示すように、その両軸端部がモータにより駆動される
無端チェーン2に取付けられたブラケット10に形成さ
れた支持孔12に着脱可能に係合支持され、みかん果肉
の大きさ(L、M、S)に応じて簡単に型換えできるよ
うになっている。11は、無端チェーンを案内するため
のチェーンレールである。なお、図1において、15は
薬品処理装置等前工程から搬送されてきたみかん果肉を
供給するための分配シュートであり、16は送り方向に
回転駆動され分配シュートから流入するみかん果肉を出
来るだけロール軸方向に整列させて細片除去装置の除去
ローラ群に供給するための入口ローラ群である。また、
17は細片除去装置で細片が除去されたみかん果肉を受
けて、さらに手選別位置に供給する選別ネットコンベヤ
である。
構成され、みかん果肉細片を次のようにして除去する。
前工程で内皮が除去されたみかん果肉は分配シュート1
5から水と共に供給され、送り方向に回転している入口
ロール群16でロール軸方向に整列されながら、同方向
に等速で回転駆動されている除去ロール群3の上に落下
する。除去ロール群は、図1に示すように細片除去区間
を通過する間だけ、ラック・ピニオン機構により自転し
ながら公転している。ローラ群が自転していることによ
りその上に載って搬送されるみかん果肉群は、ローラ群
の回転摩擦力により積極的に動かされ、且つ軸方向に揃
えられながら移動することによって、果肉群に混在して
いる細片が効率良く分離され、ローラ間の間隙から落下
する。特に、本発明の除去ローラ群は、円柱状ローラ5
と、小径部aと大径部bを有する異形ローラ6の組合せ
からなり、落下間隙を従来のロール式のものと比べて特
段に大きく形成されているため、効果的に分離落下す
る。
て三方の寸法をe×f×g(e>f>g)とすると、単
に円柱状ローラのみの組合せの場合、軸方向に長いスリ
ット状であるため、ローラ群上でみかん果肉が如何なる
姿勢になろうとも正常品が落下しないためには、ローラ
外周間の間隔は、みかん果肉の最小部寸法gより小さく
なければならないので、僅かの間隔しかあけることはで
きない。これに対し、本発明の場合、異形ロールの小径
部bの軸方向の長さLを中間部寸法fよりも小さく形成
することによって、小径部と円柱状ロール間に最小部寸
法gよりも大きく中間部寸法fよりも小さい間隔Wをあ
けることができる。
ール外周面と異形ロールの径大部外周面とで形成される
スリット状間隙とさらにL×Wの方形状間隙との合計と
なり、正常品を落下させることなく、細片のみを落下さ
せる落下間隙を大きくすることができる。
異形ローラとの軸心間距離25.4mm、L=11mm、W
=11.75mmに設定して、Mサイズのみかん果肉を供
給してみかん果肉細片の除去試験を行いその除去率を測
定した。その結果、みかん果肉細片の除去率は65%で
あり、落下除去されたみかん果肉細片の中に正常品のみ
かん果肉の混入は殆ど認められなかった。このことは、
従来の装置による除去率が20〜30%であるのに比べ
ると特段に高い除去率であることが判る。それにより、
細片除去装置から出た後の選別ネットコンベヤ上での手
作業による除去作業を低減させ、従来1ネットコンベヤ
当たり6〜8名の要員を配置しているのに対し、本装置
を使用することによって2名の要員で十分間にあうよう
になり、省人化を図ることができた。
よれば、果肉に混在している細片を従来の細片除去装置
に比べて非常に高い除去率でしかも効率良く除去するこ
とができ、その後の手作業での細片除去作業を殆ど必要
とせず、省人化を図ることができる。また、ロール式で
しかもロールが無端担体に着脱自在になっているので、
掃除等のメンテナンスも簡単であり、且つ型換えも簡単
に行うことができる。
装置の概略説明図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 円柱状ロールと、軸方向に径大部と径小
部を交互に備えた異形ロールとを、交互に無端駆動担体
に担持し、少なくとも細片除去処理区間は前記円柱状ロ
ールと前記異形ロールが同一方向に自転するように構成
されていることを特徴とするみかん果肉等の細片除去装
置。 - 【請求項2】 前記円柱状ロールと前記異形ロールは、
前記無端駆動担体に着脱可能に担持されている請求項1
記載のみかん果肉等の細片除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5242143A JP2727929B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | みかん果肉等の細片除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5242143A JP2727929B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | みかん果肉等の細片除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0767602A true JPH0767602A (ja) | 1995-03-14 |
JP2727929B2 JP2727929B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=17084961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5242143A Expired - Fee Related JP2727929B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | みかん果肉等の細片除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2727929B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014023480A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Taiyo Seisakusho Co Ltd | 自動脱皮装置 |
CN109759333A (zh) * | 2019-03-05 | 2019-05-17 | 江西省梦江南农场股份有限公司 | 一种多层筛分脐橙的分选设备 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6430567A (en) * | 1987-07-24 | 1989-02-01 | Mitsubishi Electric Corp | Apparatus for removing seed shell |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP5242143A patent/JP2727929B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6430567A (en) * | 1987-07-24 | 1989-02-01 | Mitsubishi Electric Corp | Apparatus for removing seed shell |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2014023480A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Taiyo Seisakusho Co Ltd | 自動脱皮装置 |
CN109759333A (zh) * | 2019-03-05 | 2019-05-17 | 江西省梦江南农场股份有限公司 | 一种多层筛分脐橙的分选设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2727929B2 (ja) | 1998-03-18 |
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