JPH0767548B2 - 熱可塑性物用グリツド溶融器 - Google Patents

熱可塑性物用グリツド溶融器

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JPH0767548B2
JPH0767548B2 JP61255959A JP25595986A JPH0767548B2 JP H0767548 B2 JPH0767548 B2 JP H0767548B2 JP 61255959 A JP61255959 A JP 61255959A JP 25595986 A JP25595986 A JP 25595986A JP H0767548 B2 JPH0767548 B2 JP H0767548B2
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storage tank
thermoplastic material
pump
valve
grid
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イー.ボツカグノ ジヨージ
エム.レイターマン ジヨン
エム.ハジミハリス テオ
エツチ.シヨール チヤールズ
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ノ−ドソン コ−ポレ−シヨン
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B13/00Conditioning or physical treatment of the material to be shaped
    • B29B13/02Conditioning or physical treatment of the material to be shaped by heating
    • B29B13/022Melting the material to be shaped

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱可塑性材料を溶融し吐出する装置に関す
る。
従来、熱可塑性材料すなわち所謂「ホット・メルト」材
料は、加熱される壁を有するタンク内で固体から溶融状
態に変えられ、こうして溶融された材料は、1個以上の
塗布器すなわち吐出器への供給に必要な量がこのタンク
内に溶融状態で保たれていた。塗布作業が多量のホット
・メルト接着剤を必要とする場合には、大量の材料を溶
融状態に保つ必要があった。このような大量の材料を使
用する場合には、装置の始動に長時間を要し溶融材料の
少なくとも一部が長時間にわたって加熱されたり、酸素
に接触してしまう。熱可塑性材料の多くは、加熱や酸素
との接触が長時間に及ぶと、酸化されたり焦げたり、品
質劣化したりするので、もっと効率的な溶融器が望まれ
ていた。
このような効率的熱可塑性材料溶融器として、いわゆ
る、グリッド型ホット・メルト塗布機が存在する。これ
は、固体熱可塑性材料を、ホッパーに貯蔵し、それから
このホッパー底部の加熱されたグリッドの上面で溶融す
る。こうして溶融された材料は、グリッドの孔を通って
比較的小さな貯槽に送られ、ここから貯槽底部のポンプ
によって吐出器に圧送される。このグリッド型塗布機
は、短時間で多量の熱可塑性材料を溶融することができ
るので、溶融材料は、溶融状態で長時間加熱されること
はなく、焦げたり、酸化したり、品質劣化することはな
かった。グリッド型ホット・メルト塗布機の典型的な一
例が、米国特許第3,964,645に開示されている。
グリッド型塗布機は、ホッパーとグリッド溶融器と貯槽
との各容量を大きくすることによって、溶融速度を速
め、且つ効率を高めて、材料のスループットを大きくで
きる。このような高スループット即ち大容量のグリッド
型塗布機は、いわゆる「グリッド溶融機」と称され、塗
布機ポンプが定期的に故障したり詰まったりしやすい。
このような事態が生ずると、そのポンプを取り出し修理
若しくは交換しなければならない。しかし、このポンプ
の取り出しは、まず貯槽から溶融熱可塑性材料を排出し
た後に行われるので、多量の熱可塑性材料が無駄に廃出
され、かつ塗布機の運転が長時間にわたって中断してし
まう。即ち、貯槽からの熱可塑性材料の排出は、ゆっく
り時間をかけて行われるので、この間塗布機が使用でき
ず、且つ、かなりの量の熱可塑性材料が無駄になり、コ
ストが大幅に上昇してしまう。
そこで、本発明の目的は、ポンプの故障時若しくは定期
点検時に、ほとんど熱可塑性材料を損失することなく、
迅速かつ効率的に修理することのできる熱可塑物用グリ
ッド型塗布機を提供することである。
この目的を達成する本発明は、溶融材料貯槽からの溶融
熱可塑性材料を溶融熱可塑性材料吐出器に供給するポン
プと溶融材料貯槽の出口との間の溶融熱可塑性材料流路
中にゲート弁を配設するという概念に基づくもので、こ
のように、ゲート弁を配設することによって、ポンプの
交換時には弁を閉弁でき、この閉弁により、溶融熱可塑
性材料を貯槽から排出しなくてもポンプを取り出すこと
が可能となる。
ポンプを塗布機から取外す際には、ポンプ駆動用モータ
とポンプとの連結を解かなければならない。そこで、本
発明の別の目的は、塗布機からのポンプの取り出しを迅
速化かつ効率化するために、駆動モータをポンプから簡
単に取外すことができるモータ取付体を提供することで
ある。
この目的を達成する本発明は、駆動モータをポンプから
離して取付け、このモータを駆動ベルトまたはチエーン
を介してポンプに接続するという概念に基づくものであ
る。このモータはモータ取付板に取付けられ、このモー
タ取付板は、ボルトのまわりに旋回可能となるように、
このボルトによって支持部材に接続されている。モータ
取付板は、駆動ベルトまたはチエーンをぴんと張る調整
位置に第2のボルトによって係止される。駆動モータを
ポンプから取外すには、第2ボルトを緩めて取付板を旋
回し、駆動ベルトまたはチエーンを弛ませてから、ベル
トまたはチエーンをポンプから取外す。
本発明のグリッド溶融器は、貯槽と、この上に取付けら
れ加熱されるグリッドとを有し、この加熱グリッドの上
には、固体熱可塑性材料が投入されるホッパーが取付け
られている。貯槽底部には、少なくとも1個のホッパー
と流路すなわち流通路とが取付けられ、この流路は貯槽
出口からポンプ入口まで延在している。また、この流路
には手動操作可能なゲート弁が配設され、このゲート弁
の閉弁によってポンプに通ずる流路を遮断することがで
きる。本発明の好適実施例によると、貯槽底部には、更
に栓付きのドレンポートが設けられ、このドレンポート
は、上記弁が閉弁位置にあるとき、この弁によって貯槽
出口に接続される。このようにゲート弁によって貯槽出
口に接続されるドレンポートを設置することによって、
溶融材料を、ポンプを介することなく貯槽から急速に排
出することができる。
このグリッド溶融器の基本的利点は、溶融器のポンプを
従来のグリッド溶融器よりも迅速に交換または修理で
き、これにより塗布機の運転中断時間を短縮できる点に
ある。更に、ポンプが故障した場合や、ポンプを塗布機
から取り出す必要がある場合に、浪費される熱可塑性材
料の量をできるだけ低減することもできる。
本発明の上述した諸目的や利点及びその他の目的や利点
は、図面を参照した以下の説明から一層明らかになるで
あろう。
装置全体 図、特に第1図および第2図において、本発明の熱可塑
性材料溶融および吐出用装置5は、ホッパー11を内蔵す
るハウジングすなわち外被シュラウド10と、加熱される
格子すなわちグリッド溶融器すなわちグリッド12(第2
図、第3図及び第4図)と、貯槽13と、一対の歯車ポン
プ14、14aと、マニホールド・ブロック15とを具備す
る。大きな塊状の固体熱可塑性材料16は、ホッパー11の
上部に載荷されそこからホッパー11の開放底を介して降
下し、グリッド12の上表面にせっしょくする。このグリ
ッド12が加熱されると、固体熱可塑性材料はグリッド12
の上表面との接触のため溶融され溶融状態になる。この
溶融熱可塑性材料17は、下降し、グリッド溶融器の底部
の開放通路すなわち放出開口18を通って溶融器の真下の
貯槽13内に流入する。この貯槽13は底が傾斜しており、
これにより溶融熱可塑性材料は常開弁すなわちゲート弁
21の入20の方へ流れる。このゲート弁21は、溶融熱可塑
性材料をポンプ14,14aの入口に流すか、または択一的に
ゲート弁の位置に応じて貯槽ドレーンポートすなわちダ
ンプ・ポート22に流す。ゲート弁21が溶融熱可塑性材料
をポンプ14,14aの方へ流す状態になっている場合には、
これらのポンプ14,14aは溶融材料をマニホルド・ブロッ
ク15に流し、ここから複数のホース即ち導管23を介して
1個以上の公知の塗布機即ち吐出器(不図示)に送出す
る。
ハウジング ハウジング10は、基部25と、この基部25の上に取付けら
れた外被26とを含み、この外被26は、塗布機の2部分、
具体的には、溶融部27と制御部28とを取り囲んでいる。
これらの2部分は絶縁されたバリヤー(不図示)によっ
て分離されている。制御部28には、システム全体の部品
の温度を制御する全電気部品が内蔵されている。ハウジ
ングの制御部28の上には制御コンソール29が取付けら
れ、このコンソール29は、制御部28に回転可能に取付け
られ、導管30内の導線(不図示)を介して塗布機の制御
部品に接続されている。コンソール29は、接続器31によ
ってハウジングの制御部28の上部に、矢印A(第1図)
に示したように、回転可能か又は矢印Bのように、鉛直
方向に調節可能に取付けられている。コンソール29は、
このように調節可能であるので、操作者は、コンソール
面29a上の制御器や診断表示器に非常に容易に対面する
ことができると共に、塗布機5を操作者の通常作業位置
に対して最も好都合な位置に設定することができる。
ハウジング10の上部開口の下には、ホッパー11が位置し
ている。このホッパー11は側壁すなわち鉛直の管状アル
ミ製部材32を有し、この部材32は、下部すなわち底部33
が開口し上部が蓋34で閉止されている。ホッパー11の底
部周囲にはフランジ35が形成され、このフランジ35は、
加熱グリッド溶融器(第3図参照)の上部にボルト固着
されている。
加熱グリッド 第3図および第4図において、加熱グリッド12の容器に
は、固体熱可塑性材料がホッパー11から流入する。この
容器は4個の側壁37と底部38とを有する。グリッド溶融
器12は、互いに離間した平行リブ39を複数個有し、この
各リブ39の断面形状は、背の高い細長三角形である。こ
れらの平行リブは、いずれも一方の側壁37からこれに対
向する側壁37の方へ延在しており、各リブの両側には、
開放通路18がリブ37の全長にわたって延在している。こ
れらの通路18は貯槽13の上面に通じている。
各三角形状リブの下面すなわち広い基部には、下方に開
放した凹部すなわち窪み45が形成されている。これらの
凹部45は、各リブの全長にわたって延在し、後に詳述す
るように、グリッド溶融器が固体熱可塑性材料を溶融
し、この溶融材料がグリッド溶融器の底面にまで上昇し
たときに、空気またはガスの収容部として働く。
グリッド溶融器12は、全体が一体の金属鋳物として作ら
れている。この鋳物は、各端および側壁37に複数の外部
突起46を有し、各突起46は鉛直方向に穿孔されており、
これらの孔にはボルト47が入り、グリッド溶融器12の上
面にホッパーを取付けると共に貯槽13の上面にグリッド
溶融器12を取付けている。ホッパーの底とグリッドの上
面との間にはシール48が設けられ、このシール48は、グ
リッドの周囲溝49内に配置され、ホッパーとグリッドと
の間を液体及びガスに対して十分に封止している。
グリッド溶融器の内部には、加熱する手段すなわち屈曲
形状の電気抵抗ヒータ素子50が所定位置に鋳込まれてい
る。このヒータ素子50はグリッド溶融器の各リブの全長
にわたって延在している水平直線部分51と、端壁37内に
埋設された180゜屈曲した部分52とを有している。電気
抵抗ヒータ素子50の両端53,54は、グリッド溶融器の一
側壁37から延在し、電源に接続されている。図示はして
いないが、グリッド溶融器内には、温度センサが取付け
られこの素子を用いてグリッド溶融器の温度を制御して
予め設定した温度に保持する。
グリッド溶融器12の好適実施例としてはリブ39は横断面
が高く細長い三角形である。このような三角形状にする
と、溶融速度が最適となり、且つまた強度的にも本タイ
プの溶融器で使われる高荷重の材料に十分に支持するこ
とができることが判明した。
貯 槽 貯槽13は、上面が開放し底面が閉止した容器を有し、こ
の容器はグリッド溶融器12の底面に固着され、内方的に
傾斜した側壁59と同様の端壁102,102aと同様の底壁60と
を具備している。これらの壁59,102,102a,60は、いずれ
も放出出口(第1鉛直孔)すなわち中央底部開口61の方
へ傾斜している。ゲート弁21は、この開口61に内蔵され
ている。
グリッド溶融器12底部への貯槽13の取付けは、貯槽側壁
63の上面縁から外方に延びたフランジ62を用いて行う。
このフランジ62の上面には浅い溝が刻設されており、こ
の溝内に液体およびガスを封止するシール64が嵌入され
ている。グリッド溶融器の外部突起46を貫通したボルト
47は貯槽のフランジ62も貫通して、グリッド溶融器12を
ホッパーのフランジ35と貯槽のフランジ62との間に固定
している。
上記フランジ62とハウジング26の水平棚板部24との間に
は、複数のボルト70が延在し、これらのボルト70は、ハ
ウジング26を貯槽のフランジ62に固着している。スリー
ブ型スペーサ71は、各ボルトを取り囲み、ハウジング26
の棚部24と貯槽のフランジ62との間の間隔を決定してい
る。
貯槽13の底部72には、中央底部開口61のほかに、互いに
離間した一対の孔(第2孔)73,74が穿設されている。
これらの孔73,74は、第3図に示したように流路形成手
段すなわち横方向通路(流通路)75,76を介して中央底
部開口61に開放している。ポンプ14,14aは、これらの孔
73,74にそれぞれ内蔵されている。通路75,76は、貯槽底
部の中央開口61をポンプ14,14aの入口77,77aに接続して
いる。ポンプ14,14aの出口は、ポンプの通路78,79を介
して、貯槽底部72の通路78a,79aによってマニホールド
・ブロック15の流通路(不図示)に接続され、これらの
流通路は、ポンプを出口ホース23に接続する。これらの
ホース23はその放出端が、例えば、手動または自動の吐
出ガンなどの公知の熱可塑性材料吐出器に接続されてい
る。
熱可塑性材料用の塗布機は、溶融熱可塑性材料を装置内
で連続的に再循環させるものが多く、本例で溶融材料を
再循環させる場合には、マニホールド・ブロック15の公
知の再循環ライン(不図示)が圧力制御及び循環弁(不
図示)を介して貯槽底部72の戻り通路80,81(第6図お
よび第7図)に接続される。
ポンプ14,14aを内蔵する孔73,74は、ポンプ貯槽の底部7
2を横断貫通している。この貯槽底部72の長手方向に
は、一対のヒータ90,91が延在している。これらのヒー
タ90,91は、共に単一の電気抵抗加熱素子を含み、この
加熱素子は、好ましくは貯槽13を構成する鋳物内の所定
位置に鋳込まれている。一方のヒータ90は、第7図に明
示したように、ヒータ素子の4個の水平部90a,90b,90c,
90dとこれらの端部を互いに接続する180゜曲がった弧状
端部すなわち湾曲部93とを具備し、これによりヒータ素
子90の全体は、外形がほぼW形状である。このヒータ素
子の端部94,95は貯槽13の側壁から外方に延びて、ハウ
ジング26の制御部28に内蔵された制御器に公知の導線
(不図示)によって接続されている。
他方のヒータ91は、第6図に明示したように、上側水平
部91と下側水平部91bと両者を互いに接続する鉛直部96
とを具備する。この下側水平部91bは、上方に延びたル
ープ97を有し、このループ97は両ポンプ14,14aの間に位
置し、貯槽13のダンプ・ポート22a周囲を取り囲んでい
る。ヒータ素子91の端部98,99は、貯槽の側壁から外方
へ延びて、ハウジング26の制御部28に内蔵された制御器
に導線(不図示)によって接続されている。
これらの2個の貯槽ヒータ90,91は大きさと形状が異な
っており、単一のサーモスタット制御器93aによって制
御されて、貯槽全体の温度を一様に保つことができるよ
うに、互いの寸法が定められ且つ互いにバランスされて
いる。
貯槽13のダンプ・ポートすなわち孔22は、ネジが刻設さ
れており、この孔内にはドレーン栓すなわち排液用プラ
グ100が取付けられている。この孔22は貯槽13の壁を貫
通し中央開口61に交差している。貯槽の底部は、ゲート
弁21の設定に応じて、ポンプ14,14aの入口に接続される
か又は排液プラグ収容孔22に接続される。このプラグ
は、貯槽を急速に排液しなければならなくなった場合に
溶融熱可塑性材料を、ポンプ14,14aを介することなく貯
槽から完全に排出できるような位置に設けられている。
第2図および第5図において、貯槽の端壁102には、互
いに平行な複数のリブ101が上方に突設されている。こ
れらのリブ101は、溶融熱可塑性材料がグリッド溶融器
から貯槽の中央開口61に流入する途中で必ず通る貯槽底
部の表面積を増加する働きをしている。溶融熱可塑性材
料がグリッド底面の開口18から直接に貯槽の中央開口61
に落下することなく、必ずリブ付き端壁102上を流れる
ようにするために、開口61と壁60の上方に遮蔽物103が
配置されている。この遮蔽物103は下方にテーパーが付
いており、このため、この遮蔽物に落下した溶融材料は
重力の作用によって遮蔽物の側部を降下して貯槽の端壁
102の上部に流出する。この遮蔽物103の設置によって、
溶融材料は、すべて端壁102を流通した後に底壁60に流
下し且つ貯槽の中央開口61に流入する。一般的には、溶
融材料の塗布温度は、固体状態の材料が溶融状態に変
り、開口18とグリッド溶融器とを介して降下するときの
温度よりも高い。従って、溶融材料はゲート弁20に流入
する前に、貯槽表面との面接触により更に加熱される。
こうして遮蔽物103の存在によって、溶融材料は更に加
熱され、必要ならばポンプ14,14aへの流入時の所望温度
にまで温度上昇する。
ゲート弁 ゲート弁21を収容している貯槽底部の開口61は貯槽13の
底部を鉛直方向に貫通した段付孔である。ゲート弁21
は、この開口61内に嵌入されており、上面が開口したカ
ップ105とこのカップから垂下した弁作動軸106とから構
成される。この軸106は、孔61の小径下端部107内に回転
可能に嵌合されている。軸106の回転は、この軸106から
半径方向に延びたハンドル108を手動回転することによ
って行なわれる。このハンドル108は、制限ピン109の係
合によって90゜の範囲に回転制限される。このピン109
は、軸106を横方向に貫通し、貯槽底部72の下面に設け
られた突出部110に係合可能である。接着剤が開口61や
軸106の外周面から漏洩することを防止するために、軸1
06の環状溝内にシール用O−リング111が取付けられて
いる。このO−リング111は更に、ゲート弁21を2箇所
の調節位置のいずれにも摩擦力により保持する働きを奏
する。
ゲート弁21の上端部、すなわちカップ形状部105の側壁
には、対向した一対の放出ポートすなわち開口112,113
が形成されている。ゲート弁21が上記両位置の一方に位
置するときには、これらの開口112,113は、ポンプ14,14
aの入口ポートに開口した通路75,76にそれぞれ位置的に
一致し、他方、ゲート弁21が第3図に示した位置から90
゜回転した位置にある場合には、開口112,113の一方が
排液ポート22に位置的に一致する。ゲート弁が後者の位
置、すなわち開口112,113の一方と排液ポート22とが一
致する位置にある場合には、ポンプの入口ポートへの通
路75,76はゲート弁のカップ状上端部105の壁部によって
遮断されている。
ゲート弁を操作してその両位置の間を移動させるには、
ハンドル108を握って回転させればよい。このために、
第2図に示すようにハウジング10の基部25には開口114
が形成され、この開口114からハンドル108を操作するこ
とができる。
ゲート弁21は、好適実施例では、開口上面に蓋または濾
過板104が固着されている。この蓋、すなわち濾過板104
には複数の開口、すなわち孔が穿孔されており、これら
の孔の寸法はナットやボルトや固体熱可塑性材料の大き
な魂等をふるい分けてこれらがポンプに侵入したり、ま
たはポンプの入口ポートへの通路を詰まらせたりするこ
とがないように定められている。
ポンプ ポンプ14,14aは、全く同一のギヤポンプであるが、装置
の使用目的に適した任意の構造にすることができ、更に
寸法や種類を互いに同じにする必要もない。ギヤポンプ
の適当な一例が、米国特許第3,964,675号に詳細に開示
されているので、本明細書では、これらのポンプについ
て詳細には説明していない。
各ポンプ14,14aは、それぞれ貯槽底部72の孔73,74の一
つに内蔵され、通路75,76に開口した入口ポート77,77a
を有している。また各ポンプ14,14aの出口ポートは、貯
槽底部72の通路78,79を介してマニホールド・ブロック1
5内の通路に接続されている。
図示の実施例では、両ポンプは、ゲート弁21によって貯
槽13の底に接続され、溶融熱可塑性材料をマニホールド
・ブロック15に供給している。このポンプは、2台でな
く1台だけ使用する場合が多いであろう。ポンプを何台
使用するかの選択は、吐出器に送られる熱可塑性材料の
量とマニホールド15に接続される吐出器の数とに応じて
決定される。
マニホールド・ブロックは、ポンプ14,14aの出口ポート
から流出した溶融熱可塑性材料がマニホールド・ブロッ
ク15の複数の出口ポートのうちの選択されたポートに流
入するように、定められている。これらの出口ポートは
ホース23を介して吐出器(不図示)に接続されている。
ポンプ14,14aは、駆動モータ115,115aによってそれぞれ
別個に回転駆動される。各駆動モータ115,115aは、駆動
手段すなわちギヤボックス伝動装置、すなわち伝達系ボ
ックス116,116aを介して一方のポンプの入力駆動軸118,
118aに連結されている。なお、このギヤボックス116,11
6aの出力軸は、駆動手段すなわちエンドレス接続器すな
わちチェーンおよびスプロケット駆動系117,117aを介し
てポンプ14,14aの入力軸118,118aに連結されている。ギ
ヤ、すなわち伝達系ボックス116,116aとモータ115,115a
はそれぞれ旋回可能に支持されたモータ取付板すなわち
取付ブロック120,120aに取付けられている。これらのブ
ロック120,120aの各々は、固定枢軸すなわち旋回支柱12
1,121aに旋回可能に支持され、これらのブロック120,12
0aに穿設された弧状スロット122,122aには係止する手段
すなわちボルト123,123aが貫通している。これらのボル
ト123,123aをゆるめれば、取付板120,120aは旋回支柱12
1,121aを中心にして旋回自在となる。これによりチェー
ンおよびスプロケット駆動系117,117aのチェーンの張り
具合を調整することができる。更に、ポンプ14,14aを交
換したり、または修理する場合には、モータと駆動ギヤ
ボックス116,116aとその取付板120,120aとを旋回支柱12
1または121aのまわりに旋回して、チェーンおよびスプ
ロケット駆動系117または117aのチェーンをゆるめれ
ば、チェーンを軸118,118aの端部のスプロケットから取
外すことができ、これにより、ポンプ14,14aを貯槽13の
底部72から引き出すことができる。
このようにポンプ14,14aの駆動系をモータの駆動軸から
迅速に切離すことができるので、ポンプは非常に素早く
取外し、交換若しくは修理することができる。この特長
とゲート弁21の設置とが相俟って、ポンプは極めて容易
かつ迅速に交換できる。というのは、ポンプを修理や交
換のために取外す前に貯槽13から排液する必要がないか
らである。詳述すると、ポンプ14,14aを取外すにはゲー
ト弁を閉止し、チェーンおよびスプロケット駆動系117,
117aのチェーンを離しかつ貯槽底部72内の取付部のポン
プ取付用ボルトを外すだけでよい。このようにポンプの
修理・交換のためには貯槽を空にする必要がなく、かつ
単にボルト123,123aをゆるめてチェーンおよびスプロケ
ット駆動系117,117aのチェーンをたるませるだけでポン
プの駆動系を切離すことができる。
ホッパー内メルトの逆流 上述したヒータグリッドは、ホッパー内の固体熱可塑性
材料が再溶融されたときに、その溶融熱可塑性材料がホ
ッパーと、グリッド溶融器と、貯槽との間の各シール部
48,64から漏洩するのを防止するように構成されてい
る。
第2図において、供給原料16がその吐出器(不図示)か
らの吐出流量よりも多くグリッド溶融器12で溶融される
と、必ず、その溶融材料はホッパー11内で逆流してしま
う。このような事態はよく起こることであって、溶融材
料は原料16と固体材料126との間の境界面125によって示
したようにホッパー内部にかなりの量逆流する。吐出器
が停止され装置全体がストップし、溶融材料がホッパー
内の境界面125にまで逆流した後に冷却された場合に
は、この溶融材料はすべてホッパー内で凝固する。この
とき熱可塑性材料がホットメルト接着剤であれば多くの
場合、凝固した材料がホッパー11の内壁に接着してしま
う。装置の再起動時には、ホッパー内の凝固材料を再溶
融する必要があるが、しかしながら、ほとんどの熱可塑
性材料は熱導伝性が悪いので、装置を再起動してホッパ
ー内で凝固した材料126をすべて再溶融するのに長時間
を要してしまう。この再溶融中、溶融された材料は、ホ
ッパー内壁に接着している凝固熱可塑性材料の、堅い隙
間のない「橋状体」、すなわち蓋126の下方に閉じ込め
られる。この堅い「橋状体」、すなわち蓋126の下で再
溶融された材料17は熱膨張するが、この膨張は「橋状
体」126で抑えられるので、圧力上昇を生ずる。多くの
熱可塑性材料、特に感圧性熱可塑性材料は膨張係数が大
きいので、ホッパー内で再溶解されると、ホッパー内の
堅い栓126の下にかなりの圧力上昇が発生する。本発明
以前では、こうして発生した圧力上昇により溶融材料が
ホッパーとグリッドの間のシール部48またはグリッドと
貯槽との間のーシール部64から押し出され、この結果、
急激に漏洩が生じ、更にはシール部が破壊されてしまう
こともある。
本発明では、このような事態を防止するためにグリッド
溶融器の各リブ39の下面に、下方に開口した凹部または
窪み45を形成して上述の圧力上昇を防止している。すな
わち、液体の液面がグリッド溶融器の底面よりも上昇し
たときに上記凹部45内に空気またはガスを捕捉する。こ
れによって、たとえグリッド溶融器上面の上に堅い橋状
体、すなわち蓋が形成され、このグリッド溶融器の下で
材料が溶融されても、溶融材料の膨張時の圧力上昇は空
気またはガス充満用凹部45により吸収される。すなわ
ち、凹部45は溶融材料の膨張を吸収する圧力調整器とし
て働いている。この結果、溶融材料をシール部48,64か
ら押し出すような、すなわちシール部の漏洩を惹起する
ような圧力上昇は発生しない。
作 用 塗布機5の作用を次に説明する。最初に制御コンソール
29の面29a上の適当な制御器を操作して、塗布機5の各
ヒータまたはヒータ部に関する所望の温度を制御コンソ
ール29に入力する。本装置は、充分に暖まると、その旨
がコンソール部29aの表示器に表示される。塗布機が使
用温度になり準備ができると、ホッパー11内の固体熱可
塑性材料の塊、すなわちブロックは、加熱グリッド12の
リブ39または側壁との接触により溶融される。こうして
溶融された溶融材料は、リブ39間の通路18を通って貯槽
13の偏向遮蔽物103上に降下する。この溶融材料はこの
遮蔽物103(第2図)の面上を外方へ流れ、更に貯槽の
各面上を内方に流れてゲート弁21の上面開口内に流入す
る。溶融熱可塑性材料は、遮蔽物103上を流れそれから
加熱貯槽の各面上を下方に流れる間に、所望の塗布温度
またはポンプ14,14aへの流入温度にまで加熱される。溶
融熱可塑性材料の温度を塗布温度にまで高めるのに、グ
リッドのヒータ素子を用いるのではなく、加熱貯槽面を
利用しているので、熱可塑性材料を塗布温度に維持する
のに必要な時間をできるだけ短くすることができる。こ
れにより、熱可塑性材料が従来のように溶融状態におい
て長時間にわたって加熱され、かつ酸素に接触した結
果、焦げたり酸化してしまうという事態を大幅に回避す
ることができる。熱可塑性材料はその後、ゲート弁21に
よってポンプ14,14aに送られ、これらのポンプからマニ
ホールド・ブロック15に送出され、更にここからホース
23を介して公知の手動または自動吐出器に送られる。
ポンプ14,14aの一方または両方を定期点検のためまたは
修理のために取外す場合に必要な作業は、ポンプに通ず
る流通路75,76を遮断する位置にゲート弁21を手動移動
させることだけである。それからポンプは、溶融熱可塑
性材料を貯槽から排出することなく、貯槽底部の取付孔
73,74から取出して修理、若しくは交換することができ
る。
本発明は一つの好適実施例のみが説明されたが、当業者
であれば本発明の範囲を逸脱することなく、種々の変更
や改良を施こすことができるであろう。よって本発明
は、特許請求の範囲以外によっては何ら限定されるもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願発明に係るグリッド溶融器を、カバー用
シュラウドを一部切断して示した側面図、 第2図は、第1図の線2−2での断面図、 第3図は、第2図の線3−3での断面図、 第4図は、第1図のグリッド溶融器の加熱グリッド部
を、一部切断して示した斜視図、 第5図は、第1図のグリッド溶融器の貯槽部を示した斜
視図、 第6図は、第5図の貯槽の一端を示した側面図、 第7図は、第6図の貯槽端部の反対側端部を示した側面
図である。 [主要部分の符号の説明] 熱可塑性材料用の溶融および吐出装置……5 ハウジング……10 ホッパー……11 グリッド溶融器……12 貯槽……13 ポンプ……14,14a マニホールド・ブロック……15 固体熱可塑性材料……16 放出開口……18 ゲート弁……21 リブ……39 凹部……45 シール部……48 ヒータ素子……50 シール部……64 入口ポート……77,77a ヒータ……90,91 モータ……115,115a ギヤボックス……116,116a 取付板……120,120a ボルト……123,123a
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テオ エム.ハジミハリス アメリカ合衆国.30062 ジヨージア,マ リエツタ,ウツズフイールド レーン 2289 (72)発明者 チヤールズ エツチ.シヨール アメリカ合衆国.30136 ジヨージア,ド ウルス,ハーミテイジ ドライヴ 3699

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体熱可塑性材料を溶融熱可塑性材料に変
    えてこの溶融熱可塑性材料を吐出する装置(5)におい
    て、 側壁(32)を有するホッパー(11)を含み、固体熱可塑
    性材料を受け入れるハウジング(10)と、 前記ホッパー(11)の下部(33)に固着された流体貫通
    可能なグリッド溶融器(12)と、 前記グリッド溶融器(12)を加熱する手段(50)と、 前記グリッド溶融器(12)を貫通する少なくとも一つの
    放出開口(18)と、 放出出口(61)を有しており、前記グリッド溶融器(1
    2)の下に取付けられ、前記グリッド溶融器(12)の前
    記放出開口(18)からの溶融材料を受け入れる貯槽(1
    3)と、 前記貯槽(13)の底部(72)に取り付けられており、前
    記貯槽(13)からの前記溶融熱可塑性材料を吐出器に供
    給するポンプ(14、14a)と、 前記貯槽(13)の前記放出出口(61)と前記ポンプ(1
    4,14a)の入口(77,77a)との間に流路を形成する流路
    形成手段(75、76)と、 前記流路に配置された常開弁(21)と、 を具備し、前記弁(21)は、閉弁して前記流路を遮断可
    能であり、これにより、前記貯槽(13)から溶融熱可塑
    性材料を排出することなく前記ポンプ(14,14a)を前記
    貯槽(13)から取り外すことができることを特徴とする
    装置。
  2. 【請求項2】前記流路形成手段(75、76)は、すべて前
    記貯槽(13)内に配置されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記貯槽(13)は、ドレーンポート(22)
    を有しており、前記弁(21)は、閉弁位置にあるとき
    に、前記ドレーンポート(22)を前記貯槽(13)の前記
    放出出口(61)に接続できることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記ドレーンポート(22)は、ドレーン栓
    (100)を含んでいることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記貯槽(13)は、前記貯槽(13)の前記
    放出出口(61)の方へ下降傾斜した壁(59、60、102、1
    02a)を有しており、前記放出出口(61)は、前記貯槽
    (13)の前記底部(72)に設けられた第1鉛直孔(61)
    に開口しており、 前記弁(21)は、ほぼカップ形状をして前記第1鉛直孔
    (61)内に配置されており、また前記弁(21)は、側壁
    と、底壁と、ほぼ開口した上部と、前記側壁に設けられ
    た放出ポート(112、113)とを有しており、前記放出ポ
    ート(112、113)は、前記流路形成手段(75、76)に位
    置的に一致可能であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の装置。
  6. 【請求項6】前記ポンプ(14,14a)は、前記貯槽(13)
    の第2孔(73、74)に取り付けられており、前記流路形
    成手段(75、76)は、前記第1鉛直孔(61)と前記第2
    孔(73、74)との間に延在して前記貯槽(13)内に設け
    られた流通路(75、76)からなることを特徴とする特許
    請求の範囲第5項に記載の装置。
  7. 【請求項7】前記弁(21)は、前記貯槽(13)の前記底
    部(72)から下方へ延在した弁作動軸(106)と、前記
    弁作動軸(106)に取り付けられており前記弁(21)の
    前記放出ポート(112、113)を前記貯槽(13)の前記流
    通路(75、76)に一致させたりそこからずらせたりする
    ように前記放出ポート(112、113)を移動させることが
    できるハンドル(108)とを有することを特徴とする特
    許請求の範囲第6項に記載の装置。
  8. 【請求項8】モータ(115,115a)と、 前記モータ(115、115a)を前記ポンプ(14,14a)に駆
    動可能に接続するエンドレス接続器(117,117a)を含む
    駆動手段(116、116a、117、117a)と、 固定された枢軸(121,121a)によって前記ハウジング
    (10)に回動可能に取り付けられたモータ取付板(120,
    120a)と、 前記モータ取付板(120,120a)を、前記ハウジング(1
    0)に対して回動運動できないように係止する手段(12
    3,123a)と、 を更に具備し、前記モータ(115,115a)は、前記モータ
    取付板(120,120a)は、前記固定枢軸(121,121a)を中
    心に回動可能であり、この回動により前記エンドレス接
    続器(117,117a)の張り具合を変えることができること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  9. 【請求項9】固体熱可塑性材料を溶融熱可塑性材料に変
    えてこの溶融熱可塑性材料を吐出する装置(5)におい
    て、 側壁(32)を有するホッパー(11)を含み、固体熱可塑
    性材料を受け入れるハウジング(10)と、 前記ホッパー(11)の下部(33)に固着された流体貫通
    可能なグリッド溶融器(12)と、 前記グリッド溶融器(12)を加熱する手段(50)と、 前記グリッド溶融器(12)を貫通する少なくとも一つの
    放出開口(18)と、 前記グリッド溶融器(12)の下に取付けられ、前記グリ
    ッド溶融器(12)の前記放出開口(18)からの溶融材料
    を受け入れる貯槽(13)と、 前記貯槽(13)の底部(72)に取り付けられており、前
    記貯槽(13)からの前記溶融熱可塑性材料を吐出器に供
    給するポンプ(14、14a)と、 モータ(115,115a)と、 前記モータ(115、115a)を前記ポンプ(14,14a)に駆
    動可能に接続するエンドレス接続器(117,117a)を含む
    駆動手段(116、116a、117、117a)と、 固定された枢軸(121,121a)によって前記ハウジング
    (10)に回動可能に取り付けられたモータ取付板(120,
    120a)と、 前記モータ取付板(120,120a)を、前記ハウジング(1
    0)に対して回動運動できないように係止する手段(12
    3,123a)と、 を更に具備し、前記モータ(115,115a)は、前記モータ
    取付板(120,120a)に固定取り付けされており、前記モ
    ータ取付板(120,120a)は、前記固定枢軸(121,121a)
    を中心に回動可能であり、この回動により前記エンドレ
    ス接続器(117,117a)の張り具合を変えることができる
    ことを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】前記駆動手段(116、116a、117、117a)
    は、ギヤボックス伝動装置(116,116a)を含んでおり、
    前記ギヤボックス伝動装置(116,116a)は、前記モータ
    取付板(120,120a)に取り付けられ前記モータ(115,11
    5a)と前記エンドレス接続器(117,117a)との間に駆動
    可能に接続されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第9項に記載の装置。
JP61255959A 1985-10-29 1986-10-29 熱可塑性物用グリツド溶融器 Expired - Lifetime JPH0767548B2 (ja)

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