JPH0762810A

JPH0762810A - 採光および取付窓

Info

Publication number: JPH0762810A
Application number: JP21463693A
Authority: JP
Inventors: Akihiro Fujiwara; 章洋藤原; Kenji Aisaka; 健次逢坂; Eiji Taniguchi; 英二谷口
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1993-08-31
Filing date: 1993-08-31
Publication date: 1995-03-07

Abstract

(57)【要約】【目的】採光の機能をもつユニットと採光、換気また
は照明の機能をもつ、交換できるユニットを併せもつ採
光および取付窓を提供することにある。【構成】台座（７）に設けられた筒（１３）、上記筒
（１３）の上面に設けられた天窓（４）と天井裏（９）
と連通するパネル窓（１８）を備え、さらに、上記パネ
ル窓（１８）にビス（２０）で取り付けられる取付縁
（１５）付きの鎧窓（３）を設けた換気筒（５）を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、採光および取付窓に関
し、具体的には、住宅などにおいて室内の採光および天
井裏の採光や換気に有用な採光および取付窓に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の採光および取付窓としては、屋根
に設けられた天窓および上記天窓と室内を連通する採光
路を１ユニットとして備え、鎧窓を備えた換気部および
上記換気部が天井裏と連通したものをもう１つのユニッ
トとして備えたものが知られ、それぞれが独立して別々
にまたは並列に用いられ、しかもユニットの機能を交換
することはできなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑みて為されたものであって、その目的とするところ
は、採光の機能をもつユニットと採光、換気または照明
の機能をもつ、交換できるユニットを併せもつ採光およ
び取付窓を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の採光および取付
窓は、台座（７）に設けられた筒（１３）、上記筒（１
３）の上面に設けられた天窓（４）と天井裏（９）と連
通するパネル窓（１８）を備え、さらに、上記パネル窓
（１８）にビス（２０）で取り付けられる取付縁（１
５）付きの鎧窓（３）を設けた換気筒（５）を備えるこ
とを特徴とする。

【０００５】

【作用】本発明の採光および取付窓によると、台座
（７）に設けられた筒（１３）、上記筒（１３）の上面
に設けられた天窓（４）と天井裏（９）と連通するパネ
ル窓（１８）を備え、さらに、上記パネル窓（１８）に
ビス（２０）で取り付けられる取付縁（１５）付きの鎧
窓（３）を設けた換気筒（５）を備えるので、天窓
（４）から採光でき、天井裏（９）の換気を鎧窓（３）
を設けた換気筒（５）で換気でき、採光の機能をもつユ
ニットと採光、換気または照明の機能をもつ、交換でき
るユニットを併せもたせることができる。

【０００６】

【実施例】以下、本発明を実施例に係る図面に基づいて
詳しく説明する。

【０００７】図１は、本発明の一実施例に係る屋根に取
り付けた採光および取付窓の概略図である。図２は、本
発明の一実施例に係る採光および取付窓の斜視図であ
る。図３は、本発明の一実施例に係る取付窓の斜視図で
ある。図４は、本発明の他の実施例に係る取付窓の斜視
図である。図５は、本発明のさらに他の実施例に係る取
付窓の斜視図である。

【０００８】本発明の採光および換気用窓は、図１に示
すごとく、台座（７）に筒（１３）が設けられている。
この台座（７）は、屋根（１０）に取り付けられ、屋根
（１０）としては、傾斜型の屋根、平場型の屋根などい
ずれでもかまわない。筒（１３）の形状は、特に問わな
い。

【０００９】この筒（１３）の上面には、天窓（４）が
設けられている。天窓（４）は、ガラスやアクリル、ポ
リカーボネートなどのプラスチックでできた透光板（１
２）が透光板（１２）の上下に形成される額縁（６）の
内周にゴムなどの弾性材料のパッキンで固定されてお
り、雨水の浸入を防止し、採光できる構造になってい
る。

【００１０】上記天窓（４）と室内（１１）を採光路
（８）が連通していると、この採光路（８）は、天窓
（４）から採られた光を直接室内（１１）に導き入れ、
室内（１１）を明るく照らすことができる。

【００１１】上記筒（１３）の上面には、さらに、パネ
ル窓（１８）が設けられている。このパネル窓（１８）
は、天井裏（９）と連通している。さらに、このパネル
窓（１８）に取り付けられる換気筒（５）を備えてい
る。図２に示すごとく、パネル窓（１８）の周囲に形成
される窓枠（１９）の４隅には、取付穴（１６）が設け
られていて、換気筒（５）の下周囲に設けられた取付縁
（１５）の４隅の同位置にも取付穴（１６）に対応する
ビス穴（２１）があけられている。取付時にビス（２
０）を嵌め込み、上からビス穴（２１）、取付穴（１
６）の順に通してねじ込むことによって固定することが
できる。

【００１２】この換気筒（５）は、鎧窓（３）を備えて
いる。この鎧窓（３）が筒（１３）の上面と同位置以上
に設けられていることが雨水の浸入を防止する点で好ま
しい。上記鎧窓（３）は、換気筒（５）の少なくとも一
側面ならばどこに設けられていてもよいが、換気流量の
大小を大きく変換させるには、換気筒（５）の全面に設
けられていることが好ましい。

【００１３】この鎧窓（３）は、複数の羽板（１４）を
有しており、各々の羽板（１４）が回転軸を有してい
る。この回転軸によって鎧窓（３）の羽板（１４）を回
転させると、鎧窓（３）の換気流量は、容易に調節させ
ることができる。また、上記換気筒（５）内にファン
（２）を備えているので、ファン（２）を駆動させて換
気を促進することができる。このファン（２）を駆動さ
せるエネルギー源として、図示のごとく、太陽電池
（１）を備えていると、屋根に設置するというメリット
を一層いかすことができる。

【００１４】本発明の採光および換気用窓は、取付時に
嵌め込んだビス（２０）を外して、図３に示す換気筒
（５）の上面が、天井裏（９）と連通する天窓（４０）
を備えたものや図４に示す換気筒（５）の上面が、天井
裏（９）と連通する天窓（４０）を備え、この天窓（４
０）が開閉するものや図５に示す換気筒（５）に天井裏
（９）と連通する蛍光灯（１７）を備えるものに住宅の
用途に応じて取り替えることもできる。

【００１５】本発明の採光および取付窓によると、台座
（７）に設けられた筒（１３）、上記筒（１３）の上面
に設けられた天窓（４）と天井裏（９）と連通するパネ
ル窓（１８）を備え、さらに、上記パネル窓（１８）に
ビス（２０）で取り付けられる取付縁（１５）付きの鎧
窓（３）を設けた換気筒（５）を備えるので、天窓
（４）から採光でき、天井裏（９）の換気を鎧窓（３）
を設けた換気筒（５）で換気でき、採光の機能をもつユ
ニットと採光、換気または照明の機能をもつ、交換でき
るユニットを併せもたせることができる。

【００１６】

【発明の効果】本発明の採光および取付窓によると、採
光の機能をもつユニットと採光、換気または照明の機能
をもつ、交換できるユニットを併せもち、施工面におい
ても容易にできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係る屋根に取り付けた採光
および取付窓の概略図である。

【図２】本発明の一実施例に係る採光および取付窓の斜
視図である。

【図３】本発明の一実施例に係る取付窓の斜視図であ
る。

【図４】本発明の他の実施例に係る取付窓の斜視図であ
る。

【図５】本発明のさらに他の実施例に係る取付窓の斜視
図である。

【符号の説明】

１太陽電池２ファン３鎧窓４天窓５換気筒７台座８採光路９天井裏１１室内１３筒１５取付縁１７蛍光灯２０ビス４０天窓

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】台座（７）に設けられた筒（１３）、上
記筒（１３）の上面に設けられた天窓（４）と天井裏
（９）と連通するパネル窓（１８）を備え、さらに、上
記パネル窓（１８）にビス（２０）で取り付けられる取
付縁（１５）付きの鎧窓（３）を設けた換気筒（５）を
備えることを特徴とする採光および取付窓。
【請求項２】上記換気筒（５）内にファン（２）を備
えていることを特徴とする請求項１記載の採光および取
付窓。
【請求項３】上記ファン（２）を駆動する太陽電池
（１）を備えていることを特徴とする請求項１または２
記載の採光および取付窓。
【請求項４】上記換気筒（５）の上面が、天井裏
（９）と連通する天窓（４０）を備えることを特徴とす
る請求項１記載の採光および取付窓。
【請求項５】上記換気筒（５）に天井裏（９）と連通
する蛍光灯（１７）を備えることを特徴とする請求項１
記載の採光および取付窓。
【請求項６】上記天窓（４）と室内（１１）を連通す
る採光路（８）を備えることを特徴とする請求項１ない
し５記載の採光および取付窓。