JPH075758Y2 - ホ−ンスピ−カ - Google Patents

ホ−ンスピ−カ

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JPH075758Y2
JPH075758Y2 JP13896786U JP13896786U JPH075758Y2 JP H075758 Y2 JPH075758 Y2 JP H075758Y2 JP 13896786 U JP13896786 U JP 13896786U JP 13896786 U JP13896786 U JP 13896786U JP H075758 Y2 JPH075758 Y2 JP H075758Y2
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JP
Japan
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horn
throat
screw
coupler
driver unit
Prior art date
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Application number
JP13896786U
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JPS6344589U (ja
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和夫 秦
安航 古川
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Toa Corp
Original Assignee
Toa Corp
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Publication date
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  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ホーンスピーカのホーンとドライバ・ユニ
ットを結合する構造に関する。
(従来の技術) 従来、ホーンスピーカはスピーカホーンとドライバ・ユ
ニットがスロート部でネジ結合されているのが普通であ
る。
(考案が解決しょうとする問題点) ところが、輸送中や使用中に加わる振動、衝撃その他の
外力によって、スロート部のネジ結合が緩んでしまうこ
とがあり、所期の性能が得られなくなったり、水滴が浸
み込んでネジ部分が腐蝕したりドライバ・ユニットの故
障原因になったりするという問題点があった。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記従来の問題点を解消するために成され
たもので、ドライバ・ユニットおよびスロート結合具の
回り止めが可能なホーンスピーカを提供することを目的
としている。
以下図面に示す一実施例に基いて、この考案の構成を詳
細に説明する。
第1図乃至第4図に示すように、上下2分割型で同一構
成の上部ホーン10と下部ホーン11とを組み合わせ接合す
るようにした場合でホーン・スロート部12が円形、ホー
ン・マウス部13が矩形に構成されたレフレックス・ホー
ンの例について説明する。
ホーンスロート部12には、円環状の弾性パッキン31とス
ロート結合具32のつば部34とが一緒に挟み込まれる周回
溝33が形成されている。
スロート結合具32は、内周面に雌ネジ部35が形成され、
胴部を貫通する一対の、ネジ孔36が対角線位置に形成さ
れている。このネジ孔36に対応して、ホーン・スロート
部12に止めネジ37の頭部が入る大きさの切り欠き38が形
成されている。そして、上部ホーン10と下部ホーン11と
のホーン・スロート部12に嵌め込まれたスロート結合具
32に対し、ドライバ・ユニット39のスロート40の外周面
に形成された雄ネジ部41が連結されるようになってい
る。ホーン10・11は、例えばアルミニウム・ダイカスト
法により一体成形されるが、スロート部12には高精度加
工が要求されるため、結合具32を別部品として組み込む
ようにしている。
左右一対の側面壁14・15の内側に沿って設けられた第1
隔壁16によりスロート部12からマウス部13に至る第1音
道19が形成されている。さらに、第1隔壁16の内側に沿
って設けられた第2隔壁17により第2音道20が形成され
ている。そして、中心軸に沿って設けられた第3隔壁18
と左右の第2隔壁17との間に第3音道21が形成されてい
る。
第1隔壁16の先端部で、ここを略半円柱状の曲面で囲む
様にして側面壁14・15と第2隔壁17とが連結されてお
り、第1音道19から第2音道20に折り返し接続されてい
る。また、第2隔壁17の先端部でここを略半円柱状の曲
面で囲む様にして第2隔壁17と第3隔壁とが連結されて
おり、第2音道20から第3音道21に折り返し接続されて
いる。
上部ホーン10に位置する上面壁22と、下部ホーン11に位
置する下面壁23とは、前面開口端であるマウス部13に向
けて、相互の間隔がベル状に漸増している。第1〜第3
音道19〜21は、上下面が上・下面壁22・23によって閉じ
られ、左右面が側面壁14・15および第1〜第3隔壁16〜
18によって仕切られている。
上・下部ホーン10・11の左・右側面壁14・15には、接合
端面から水平外方向に延びるフランジ部24が形成され、
このフランジ部24にほぼ一定間隔で結合ボルト孔25がそ
れぞれ設けられている。また、スロート部12に近いフラ
ンジ部24には、コ字状支持取付用のボルトまたはナット
を挟み込んで保持するための十字状凹所26が2対づつ設
けられている。
第3隔壁18の中央部には、翼形または舟形に膨張した流
線形状の曲面を表面に持つ凸部27が左右対象に形成され
ている。この凸部27の中心部にも、ホーン10・11結合用
ボルト孔25が設けられている。ホーン・マウス13の内壁
部分には、防鳥用あるいは防虫用の防護ネット(図示せ
ず)の外枠部分を嵌め込んで取付けるため全周囲に連続
した凹溝28が形成されている。
なお、第3隔壁18は省略することもあるし、円筒ホーン
の外周側面壁の内側に第1隔壁16と第2隔壁17とを形成
するようにしても良い。
また第1図の至第3図に示す一実施例に於いては、同一
構造で一対の上・下部ホーン10・11を組み合わせ使用す
るようにしているが、同じ構造でなくても上下左右対称
でなくても片方が平板状の蓋であっても構わない。折り
返し音道19〜21は、左右一対設けるようにしているが、
片側のみとする場合もある。さらに、第4〜5隔壁を設
けて第4〜5音道を形成するようにしても良い。
(作用) 上記のように構成されており、次にその作用を説明す
る。
ホーンスピーカの組立ては次の様にして行う。
先ず、スロート部12の周回溝33に弾性パッキン31と結合
具32のつば部34とを挾み込んで、上部ホーン10と下部ホ
ーン11とを接合する。
最初に止めネジ37をネジ孔36に軽く結合しておいても、
後からねじ込んでも良い。そして、ドライバ・ユニット
39のスロート40を、結合具32にネジ結合する。このと
き、止めネジ37の頭部が、スロート部12の切り欠き38に
当たるから、結合具32およびユニット39のスロート40に
対し回り止めとして働く。
次に、止めネジ37を締め込むとこの先端が雄ネジ部41に
食い込んだ状態で、ドライバ・ユニット39の回り止め状
態および防滴構造を有する取付けが完了する。
この取付完了状態では、ネジ結合が緩まないようになっ
ているから、水滴等の侵入も防止され、振動衝撃にも強
くなり耐久性が向上する。
止めネジ37を少し緩めると、雄ネジ部41との固定状態が
解除され、ドライバ・ユニット39が分離可能状態にな
る。
(考案の効果) 上述のようにこの考案によれば、止めネジの頭部を利用
することにより簡単な構成で、スピーカホーンとドライ
バ・ユニットとの回り止め構造を得ることが出来、振動
や衝撃に強く水滴が侵入しにくい耐久性に優れたホーン
スピーカを提供することが出来るという顕著な効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すホーンスピーカの分
解組立斜視図、第2図は同じく組立状態の斜視図、第3
図は同じく下部ホーンとドライバ・ユニットの平面図、
第4図は組立状態の要部中央半断面図である。 10・11……ホーン、12……スロート、13……マウス、14
・15・30……側面壁、16〜18……隔壁、19〜21……音
道、27……凸部、28……凹溝、32……結合具、33……周
回溝、34……つば部、36……ネジ孔、37……止めネジ、
38……切り欠き、40……スロート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2分割合わせ型のホーンにおいて、このホ
    ーンのスロート部にスロート結合具を挟み込み、この結
    合具の内周面にドライバ・ユニットのスロートに形成さ
    れた雄ネジ部と結合される雌ネジ部を形成し、前記結合
    具に胴部を貫通するようにネジ孔を形成し、このネジ孔
    に結合された止めネジの頭部が入る大きさの切り欠きを
    前記スロート部に設け、前記結合具にドライバ・ユニッ
    トをネジ結合したことを特徴とするホーンスピーカ。
JP13896786U 1986-09-09 1986-09-09 ホ−ンスピ−カ Expired - Lifetime JPH075758Y2 (ja)

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JP13896786U JPH075758Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09 ホ−ンスピ−カ

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JP13896786U JPH075758Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09 ホ−ンスピ−カ

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JPS6344589U JPS6344589U (ja) 1988-03-25
JPH075758Y2 true JPH075758Y2 (ja) 1995-02-08

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JP13896786U Expired - Lifetime JPH075758Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09 ホ−ンスピ−カ

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JP6115788B2 (ja) * 2014-07-01 2017-04-19 株式会社パトライト 報知装置および信号表示灯

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JPS6344589U (ja) 1988-03-25

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