JPH0755683A - 密度測定装置 - Google Patents

密度測定装置

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JPH0755683A
JPH0755683A JP3016612A JP1661291A JPH0755683A JP H0755683 A JPH0755683 A JP H0755683A JP 3016612 A JP3016612 A JP 3016612A JP 1661291 A JP1661291 A JP 1661291A JP H0755683 A JPH0755683 A JP H0755683A
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case
liquid
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JP3016612A
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Gerhard Woess
ゲルハルトウエッス
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AVL List GmbH
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AVL List GmbH
AVL Gesellschaft fuer Verbrennungskraftmaschinen und Messtechnik mbH
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N9/00Investigating density or specific gravity of materials; Analysing materials by determining density or specific gravity
    • G01N9/10Investigating density or specific gravity of materials; Analysing materials by determining density or specific gravity by observing bodies wholly or partially immersed in fluid materials
    • G01N9/12Investigating density or specific gravity of materials; Analysing materials by determining density or specific gravity by observing bodies wholly or partially immersed in fluid materials by observing the depth of immersion of the bodies, e.g. hydrometers
    • G01N9/14Investigating density or specific gravity of materials; Analysing materials by determining density or specific gravity by observing bodies wholly or partially immersed in fluid materials by observing the depth of immersion of the bodies, e.g. hydrometers the body being built into a container

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体、特に内燃機関を駆動するために使用す
る燃料の密度を簡単にしかも機械的に堅牢な状態で測定
または監視することにある。 【構成】 調べる液体に浸る浮き子1を設け、この浮力
がバネ5によって生じる負荷を介して平衡する。一方の
浮き子1と他方でバネを保持し、調べる液体を満たした
ケース7の間に、浮力、従って調べる液体の密度に依存
するコンデンサC1,C2が形成され、このコンデンサ
が回路装置4によて監視されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浮力が負荷装置を介
して累進的に作用する反力と平衡する、検査すべき液体
に浸す既知比重を有する一個の浮き子と、浮き子の垂直
位置に応じて容量値を変えるコンデンサおよび密度の目
安として使用されるこの容量値を監視する浮き子の垂直
位置に対する測定装置とを備えた、液体の密度を測定す
る測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】測定本体の浮力を利用して動作する液体
の密度測定用の測定装置は、例えば浮秤あるいはモール
・ウェストファール(Mohr-Westphal)式の秤の形にして
知られていて、アルキメデスの原理を利用して一定の標
準化された仮定の下で比較的簡単で正確な密度測定が行
える。上記の装置の既知の構成では、一方で測定結果の
読取または評価には、また他方で密度が時間的に変化す
る液体の測定には問題がある。従って、例えば密度変化
を時間に関して監視する流れている液体の測定は不可能
であるか、極端に大きな経費を掛けてのみ可能である。
【0003】密度変化をほぼ連続的に、しかも少なくと
もある流速で流れる液に関して測定できるには、例えば
スイス特許第 765 705号明細書により、調べる液体が検
査容器を下から上に流れ、この液体に浸った浮き子が懸
垂線材を介して検査容器の外部に配設された負荷装置で
バランスさせるように、浮力に依存して動作する冒頭に
述べた種類の測定装置が形成されている。懸垂線材が浮
き子の浮上位置に無関係に負荷装置の回転点に対して等
しく維持された半径でされているが、負荷装置でバラン
ス重りを懸垂することは、有効なレバーアームが浮き子
の浸漬深さの増加と共に直線的に増加するように構成さ
れている。従って、この浮き子は液体中の垂直位置を用
いて直接液体の各密度の目安を与える。目盛の読取を別
にすれば、この公知の装置では、負荷装置で調節する回
転コンデンサを介して、あるいはその容量を介して各密
度を測定できる。
【0004】更に、例えば西独特許第 36 32 019号明細
書により、密度を測定する装置が知られている。この装
置では、測定スピンドルが測定室に浸り、この測定スピ
ンドルの下に近接スイッチが配設され、このスイッチが
液体の密度に比例するアナログ信号を出力する。
【0005】この種の装置で、流れている液体の密度も
連続的に監視できる。しかし、その場合、長くて自由に
揺動する懸垂部を介して懸垂される浮き子と負荷重りな
いしは浮遊している測定スピンドルを用いる機械的な構
成は、測定を行う場合あるいは測定装置全体を安定化す
る場合、大変な注意が要求されるので、特により正確な
密度測定に対してそれに応じて安定に形成された測定装
置を常時使用することが適切であると言う難点がある。
同じ難点は、その外、冒頭に述べたアルキメデス野原理
を利用して動作する密度測定装置に関しても存在してい
る。従って、液体に関する密度測定の最近の重要な応用
には、上記の公知装置で行えない。
【0006】特に、近年例えば内燃機関に導入される燃
料の密度を連続監視または測定することは重要に成って
いる。何故なら、電子制御される噴射系の場合、更にこ
の密度をパラメータとして使用するからである。ヨーロ
ッパの北の国々では、南の国々より特に軽質の燃料が使
用される。同様に、通常所謂夏の燃料と冬の燃料の間に
は密度差がある。例えば、所謂遮断量(「スロットル
開」に相当する)を、各内燃機関が軽質燃料の場合最大
出力で運転するように設定すると、重質燃料の場合、内
燃機関は煤を出し、またその逆も生じる。密度を監視し
て、最大噴射量をタンクにその都度存在する燃料に合わ
せることができる。しかし、例えば自動車中に携帯して
動作させるには、上に述べた装置は説明した理由により
適切ではない。
【0007】数年前より、電子密度測定装置が知られて
いる。この装置では、調べる液体をほぼU字形状に曲が
ったガラス管に吸引し、このガラス管は数 kHzの範囲で
機械的な振動を励起する共鳴体として使用される。その
時、共鳴周波数がガラス管内にある液体の密度の目安と
なる。この種の測定装置は原理的には当然自動車等にも
携帯でき、運転に使用される燃料の密度監視に使用でき
るが、共鳴円管の機械的構造(許容誤差)と振動励起お
よび評価に経費が掛かるだけでなく、調べる燃料を測定
装置に通す少なくとも一個の独立したポンプも必要にな
ると言う重大な問題がある。このことは、特に大量生
産、例えば連続した乗用車の生産に利用するのに、何倍
もの経費上昇になり、経済的に支えきれない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上の考察から出発し
て、この発明の課題は、この種の公知装置の上記難点を
排除し、特に経費に見合った、しかも大量生産に導入す
るのに適した方法で液体の密度を、比較的乱暴な機械的
環境条件、例えば交番加速、振動等の様な条件下でも確
実に監視できるように、冒頭に述べた方式の簡単な測定
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、負荷装置に浮き子を掴むバネがあり、このバネ
が浮き子とバネを取り囲み、調べる非導電性の液体を満
たしたケースに固定され、コンデンサが一方で浮き子に
よって、また他方でケースによって形成されていること
によって解決されている。
【0010】他の有利な構成は、特許請求の範囲の従属
請求項に記載されている。
【0011】
【作用】従って、浮き子は一方で負荷装置(その下に
は、常時浮力に対する反力をもたらす装置がある)と、
他方で浮き子の位置を監視する可変コンデンサと一緒
に、調べる液体を有するケースに導入される。このこと
は非常にコンパクトで頑丈な測定装置の構造を与える。
従って、どの可動部品も調べる液体によって完全に取り
囲まれ、このことは優れた減衰を与え、それに加えて、
浮き子は、有利な構成では、望ましない運動を減衰させ
るため、必要に応じて減衰羽根も装備している。全体の
装置は、極度に低価格で製造でき、例えば自動車等の燃
料タンクの排出箇所に配設でき、調べる燃料が通り抜け
る。
【0012】この発明の有利な構成では、バネが板バネ
で形成され、ケースが板バネを保持する担持体を有し、
この担持体が板バネを浮き子と一緒にU字状に取り囲
み、浮き子に配設されコンデンサの電極を形成する導電
性翼の範囲に少なくとも一個の対向電極がある。このこ
とは、構造上非常に単純で堅牢な構成を与え、この構成
では可動部品がそれ等の部品を取り囲むケースによって
最適に保護される。このケースは、例えば燃料タンクの
適当な箇所に直接配設するできる。
【0013】最後に述べた関連して、この発明の特に有
利な他の構成によれば、担持体はその外側に小さいな孔
を付けたカバー、好ましくは微細加工した導電性のメッ
シュで取り囲まれている。従って、調べる液体の常時交
換あるいは貫流を可能にし、同時に波状運動またはそれ
以外の外部状況による調べる液体中のより大きい流速が
浮き子の運動または位置に対して影響を及ぼさないこと
が確認される。同時に、調べる液体中の浮遊粒子による
汚染が防止され、可変コンデンサの電気シールドをもた
らす。
【0014】ケースまたは担持体には、この発明の他の
構成によれば、コンデンサの二つの対向電極を配設する
ことができる。容量値の両電極の差は密度の目安として
することができる。従って、密度測定は容量値の差を感
度よく測定することに帰納する。このことは、簡単に測
定精度を高めることになる。
【0015】負荷装置のバネは、この発明の他の構成に
より、コイルバネで形成できる。このバネはケースの上
部に懸垂され、浮き子を担持する。その場合、コンデン
サの対向電極を形成し、調べる液体の導入部と排出部ま
で閉じたケースの底がコイルバネの懸垂部に中心点を有
するユニバーサルボールジョイントとして形成されてい
る。この構成によれば、装置の測定精度が簡単に例えば
自動車(乗用車のような)の通常の長手方向の傾斜およ
び横方向の傾斜の内でも保証される。何故なら、コンデ
ンサの対向電極を形成する底部からの浮き子の間隔が、
組み込んだ測定装置に長手方向または横方向の傾斜があ
る場合でも変化しないからである。
【0016】上記の構成では、調べる液体の流入口を主
にケースの底部に、好ましくは接線方向に向けて配設す
ることができる。その場合、排出口はケースの上部に配
設される。こうして、可変コンデンサや、浮き子の位置
にも直接影響を与える気泡がケース内に形成されないで
維持される。ケースの下部では、流量断面が大きいの
で、流入速度が更に小さくなり、流れの中に揺動可能に
懸垂された浮き子が壊れることはない。
【0017】この発明の特に有利な他の構成によれば、
最後に述べた実施例では、底部分が篩状に透過可能で、
直接流入口を形成し、このことも浮き子の乱れた運動を
排除する点に関して良好な作用を与える。
【0018】この発明の特に有利な構成によれば、ケー
スに対して固定され、測定した容量値のケース中の調べ
る液体の誘電率依存性を計算に入れるための補償電極が
配設されていて、コンデンサの監視装置に連結してい
る。従って、場合によって例えば燃料密度と共に交番す
る誘電率、ないしは測定した容量値への影響も計算に入
れることができる。
【0019】浮き子とケース間のコンデンサは、この発
明の特に有利な構成によれば、帰還容量ブリッジ回路の
構成要素である。このことが、簡単に可変容量値、従っ
て測定すべき密度の正確な測定を可能にする。
【0020】調べる液体の誘電率Eの影響を排除するた
め、この発明の他の構成によれば、容量値を可変するコ
ンデンサを有する測定ブリッジの半分には少なくとも一
個の補償コンデンサが配設されている。この発明による
可変コンデンサは完全に調べる液体の中にあるので、既
に説明しように、その値は浮き子の浮上に応じた動きに
依存するだけでなく、調べる液体の誘電率の値Eにも依
存する。従って、感度(密度差当たりの出力電圧の差)
はEの値が大きい場合、より大きくなる。必要な場合、
上に述べた多部品の補償コンデンサによって、上記のE
値の影響を排除できる。
【0021】この発明の他の構成によれば、浮き子とケ
ースの間のコンデンサは周波数に影響される発振回路の
構成要素である。従って、測定すべきないしは監視すべ
き密度が周波数の同調から観測ないしは誘導できる。
【0022】この発明の全ての上記構成に共通している
ことは、アルキメデスの原理による密度測定の簡単で堅
牢な構成ないしは形態にある。このことは、特に例えば
自動車に採用される内燃機関の燃料中で連続的に密度測
定を行うように形成された測定装置をコストに見合った
大量生産に利用可能にする。
【0023】
【実施例】この発明を、如何に図面に示す実施例に基づ
きより詳しく説明する。
【0024】全体の構成をほぼ図1〜3に示す液体の密
度を測定する測定装置には、調べる液体に浸す既知の比
重を有する浮き子1とこの浮き子1の垂直位置に対する
測定装置3とがある。前記浮き子1の浮上(組み込んだ
状態で、ここに図示していない液体中で図面の上向きに
垂直に作用する)は負荷装置2を経由して累進的に作用
する反力で平衡する。測定装置3には浮き子1の位置に
応じてその容量値(c I,II)を変えるコンデンサC
1,C2(差動コンデンサ)と図3から理解できる密度
に対する目安として使用されるこれ等の容量値cI,II
をモニターする装置4とがある。
【0025】負荷装置2には、浮き子1に嵌まったバネ
5があり、このバネ5は図1により板バネ6によって形
成され、浮き子1と前記バネ5を取り巻き、調べる非導
電性の液体を満たしたケース7に固定されている。この
ケース7には板バネ6を保持する担体8があり、この担
体8は板バネ6を浮き子1と共にU字状に囲み、浮き子
1に配設してあり、コンデンサC1とC2の電極を形成
する導電性羽根9のところに二つの対向電極10,11
を保有する。従って、コンデンサC1,C2は一方で浮
き子1またはその羽根9によって、また他方でケース7
または対向電極10,11によって一方のコンデンサC
1と他方のコンデンサC2の容量値cI,IIの間の差の
形で定義され、主に図3に示す回路装置によって測定で
きる。この回路装置は以下に更に説明する。
【0026】ケース7の担体8は、図1により、その外
側に微細機械加工した導電性の格子の形の小さな孔を開
けたカバー12によって取り囲まれている。従って、特
に浮き子1とバネ6を収納する内部室が調べる液体の波
状運動に対して保護される。この場合、それにも係わら
ず、この液体の急激な交換が保証されている。図2から
これに関連して、カバー12が非導電性担体8を完全に
取り囲んでいるので、内部にある対向電極10,11と
羽根9ないしはこの羽根によって形成されるコンデンサ
に対する電気シールドも与えることが判る。
【0027】例えば、 15 °Cの場合、燃料の組成に応
じて 0.8と 0.9 kg/l の間にあり、更に温度依存するデ
ーゼル燃料の密度を測定または監視する図示した装置を
利用することから出発すると、比重 0.85 kg/l (燃料の
平均密度)を有する浮き子1を作製する。実際に存在す
る燃料の密度が 0.85 kg/lより重ければ、バネ5は浮き
子1から上に湾曲する。密度値が 0.85 より軽い場合、
下に湾曲する。従ってバネの動きは液体の密度の目安に
なる。
【0028】図3によれば、二つのコンデンサC1とC
2は、帰還された容量ブリッジ回路の構成要素であり、
これ等の要素には、図示していない矩形波発振器を介し
て二つの逆向きで大きさの同じ電圧U9とU10が給電
される。
【0029】上記のブリッジ回路に対して、 C5=C6(例えば、 10 pF) C3=C4(例えば、 10 pF) となる。C1とC2の容量値cI,IIは数 pF の程度で
ある。この場合、C2はトリマーコンデンサである。
【0030】ブリッジには矩形波電圧U9とU10が印
加する(図4)。以下に、これ等の矩形波電圧のエッジ
が現れた場合の過程の助けを借りて、この回路の動作様
式を説明する。
【0031】ブリッジが対称の関係にあるとする(cI
=cII)。完全に対称な場合、全体の電圧と電流は両方
のブリッジ分枝で等しい。即ち、C7とC8で平滑にさ
れた電圧U5とU6は大きさが等しい。同様に、U7と
U8も大きさが等しく、ここでは7.5 V の平衡値を有す
る。対称性のため、以下ではブリッジの左部分のみ説明
する。
【0032】時点t1では、U9は正で、U10は負の
立ち上がりエッジを有する。C5>CAであるから、U
1は正の方向に飛び出す。従って、T1が導通状態にな
る。R3とT1のベースを介して放電するため、U1は
指数関数的に低下する。U3はベース・エミッタ電圧ほ
どずれる。この電圧U3に応じて、同じ様に減少したエ
ミッタ電流が流れる。この電流はR5とR8で分割され
る。
【0033】時点t2では、U9が負で、U10が正の
立ち上がりエッジを有する。t1とt2の間で生じたエ
ミッタ電流は、コレクター電流を与え、この電流がC7
を経由して平滑化され、直流電流I1となる。回路部品
は、U5(従ってU6も)はOA1の制御レベル範囲内
にある。
【0034】ブリッジコンデンサC1とC2が非対称で
ある場合を考える。cI が小さく、cIIが大きいなら、
時点t1で電圧U1が前に記載した値より大きい。従っ
て、エミッタ電流とコレクタ電流も大きくなり、C7を
介して平滑化された電流I1がI2より大きくなる。こ
うして、OA1には入力差電圧が印加する。その出力U
7が負で、反転器OA2のためにU8が正となる。従っ
て、R8を介してT1のエミッタ電位が上昇し、R7を
介してT2のエミッタ電位が低下する。OA1のオープ
ンループ利得が高いので、U7とU8は平均電流I1と
I2が再び同じ大きさになり、そんのためブリッジが再
び安定状態に達するまで長く変化する。
【0035】この安定状態に必要なU7とU8の間の電
圧差がcI とcIIの間の容量差に対する目安であり、そ
のため浮き子の位置を表す。有効信号はU7よU8の間
の電圧差である。この場合、最小の容量変化が大きい電
圧の上昇に変換される。
【0036】コンデンサC3とC4は測定する液体、即
ち測定する燃料のの誘電率の影響を低減する。図示する
実施例ではコンデンサC1とC2は完全に調べるこの燃
料の中にあるので、その値は浮き子の動きだけでなく、
燃料の誘電率の値Eにも依存する。従って、感度(圧力
差当たりの出力電圧差)が高いE値の燃料の場合大きく
なる。C3がC4に等しい一定値の場合には、値Eの影
響が低減することが知られている。
【0037】図5と図6の装置は、バネ5がコイルバネ
13で形成され、ケース7の上部で懸垂され、浮き子1
を担持し、調べる液体の流入口15と排出口16まで閉
ざしたケース7の、コンデンサC1の対向電極10を形
成する底がコイルバネ13の懸垂の中心点を有するユニ
バーサルボールジョイントとして形成されている以外で
は、図1と図2の対応する装置の機能の点で異なる。調
べる液体の流入口15はケースの底の部分で接線方向に
向けて配設されている。排出口16はケース7の最上部
にある。従って、この種の測定装置を担持する車両等の
横傾斜姿勢と運動の場合、底部14で浮き子1と対向電
極10の間の間隔を同じに維持しているため、コンデン
サC1の容量値は一定に維持され、従って密度の変化を
誤って表示することはない。
【0038】最後に、図5にケース7に対して固定され
ている補償電極に記号17が付けてある。この電極は、
コンデンサC1の容量値がケース7中の調べる液体の誘
電率に依存することを計算に入れることができ、同様に
容量監視装置(例えば、図3による)に連結している。
大地(GND)に対して定義される容量は、図5に記号Cで
示してある。
【0039】図5と図6の図面を別にして、底部14は
接線方向の流入口15の代わりに、直接篩状に形成で
き、調べる液体の流入口を直接下向きに形成できる。そ
の外、必要であれば、両方の説明した実施例での浮き子
1を更に減衰羽根を設けてもよく、それ故、望ましない
動きを排除ないしは更に低減できる。
【0040】
【発明の効果】この発明による密度測定装置により、特
に大量生産に適し、簡単な構造で、コストのかからない
装置が提供できる。しかも、交番加速、交番振動等のよ
うな機械的に厳しい環境でも簡単に液体の密度が確実に
測定でき、監視できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による測定装置の一部を部分的に断面
図にした側面図である。
【図2】図1で線分II−IIに沿って切り出した断面図で
ある。
【図3】図1と図2の装置で省略した容量値に関して可
変できるコンデンサの監視装置の実施例の部分的な模式
回路図である。
【図4】図3の回路の電圧波形図である。
【図5】この発明による測定装置の機能の点で図1と2
の部分に相当する部分の垂直断面図である。
【図6】図4の線分V−Vに沿って切り出した断面図を
表す。
【符号の説明】
1 浮き子 2 負荷装置 3 測定装置 4 監視装置 5 バネ 6 板バネ 7 ケース 8 担体 9 羽根 10,11 対向電極 12 カバー 13 コイルバネ 14 底部 15 流入口 16 排出口 17 補償電極 C1,C2,C3,C4 コンデンサ cI,II 容量値

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 浮力が負荷装置を介して累進的に作用
    する反力と平衡する、検査すべき液体に浸す既知比重を
    有する一個の浮き子と、浮き子の垂直位置に応じて容量
    値を変えるコンデンサおよび密度の目安として使用され
    るこの容量値を監視する浮き子の垂直位置に対する測定
    装置とを備えた、液体の密度を測定する測定装置におい
    て、負荷装置(2)に浮き子(1)を掴むバネ(5)が
    あり、このバネが浮き子(1)とバネ(5)を取り囲
    み、調べる非導電性の液体を満たしたケース(7)に固
    定され、コンデンサ(C1,C2)が一方で浮き子
    (1)によって、また他方でケース(7)によって形成
    されていることを特徴とする測定装置。
  2. 【請求項02】 バネ(5)は板バネ(6)で形成され
    ていて、ケース(7)は板バネ(6)を保持する担体
    (8)を有し、この担体は板バネ(6)を浮き子(1)
    と一緒にU字状に取り囲み、浮き子(1)に配設され、
    コンデンサ(C1,C2)の電極を形成する導電性の羽
    根(9)の領域に少なくとも一個の対向電極(10,1
    1)を保有することを特徴とする請求項1に記載の測定
    装置。
  3. 【請求項03】 担体(8)の外側は、微細な孔を開け
    たカバー(12)、主として微細加工した導電性格子で
    取り囲んであることを特徴とする請求項2に記載の測定
    装置。
  4. 【請求項04】 ケース(7)または担体(8)には、
    コンデンサ(C1,C2)の二つの対向電極(10,1
    1)が配設してあり、これ等のコンデンサの容量値の差
    は密度の目安として測定できることを特徴とする請求項
    1〜3の何れか1項に記載の測定装置。
  5. 【請求項05】 バネ(5)はコイルバネ(13)で形
    成されていて、このバネはケースの上部の領域に懸垂さ
    れていて、浮き子(1)を担持し、コンデンサ(C1)
    の対向電極(10)を形成する調べる液体の流入口(1
    5)と排出口(16)まで閉ざされたケース(7)の底
    (14)がコイルバネ(13)の懸垂の中心点を有する
    ユニバーサルボールジョイントとして形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  6. 【請求項06】 調べる液体の流入口(15)はケース
    (7)の底の部分に、主として接線方向に向けて配設し
    てあり、排出口(16)はケースの最上部に配設してあ
    ることを特徴とする請求項5に記載の測定装置。
  7. 【請求項07】 底の領域(14)は篩状に透過性があ
    り、直接流入口(15)を形成していることを特徴とす
    る請求項5に記載の測定装置。
  8. 【請求項08】 ケース(7)に対して固定された補償
    電極(17)は、測定された容量値(cI,II)のケー
    ス(7)の調べる液体の誘電率(E)に対する依存性を
    計算に入れるために配設されていて、容量の監視装置
    (4)に接続していることを特徴とする請求項1〜7の
    何れか1項に記載の測定装置。
  9. 【請求項09】 浮き子(1)とケース(7)の間のコ
    ンデンサ(C1,C2)は帰還された容量ブリッジ回路
    の構成要素であることを特徴とする請求項1〜8の何れ
    か1項に記載の測定装置。
  10. 【請求項10】 容量値(cI,II)に関して可変でき
    るコンデンサ(C1,C2)を含む測定ブリッジの半分
    で調べる液体の誘電率(E)の影響を排除するため、少
    なくとも一個の補償コンデンサ(C3,C4)が配設さ
    れていることを特徴とする請求項9に記載の測定装置。
  11. 【請求項11】 浮き子(1)とケース(7)の間のコ
    ンデンサ(C1,C2)は発振回路の周波数に影響を受
    ける構成要素であることを特徴とする請求項1〜8の何
    れか1項に記載の測定装置。
  12. 【請求項12】 望ましない動きを減衰させるため、浮
    き子に減衰用翼が設けてあることを特徴とする請求項1
    〜11の何れか1項に記載の測定装置。
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