JPH0751767Y2 - 電磁石の構造 - Google Patents
電磁石の構造Info
- Publication number
- JPH0751767Y2 JPH0751767Y2 JP1985077928U JP7792885U JPH0751767Y2 JP H0751767 Y2 JPH0751767 Y2 JP H0751767Y2 JP 1985077928 U JP1985077928 U JP 1985077928U JP 7792885 U JP7792885 U JP 7792885U JP H0751767 Y2 JPH0751767 Y2 JP H0751767Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron core
- winding
- electromagnet
- fluorine coating
- coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はリレー等に用いる電磁石に関するものである。
第３図は従来の電磁石の構造の断面図を示しており、従
来のコイル枠は鉄芯（１）を貫挿した巻胴部（２）と、
巻胴部（２）の両端に設けた鍔（３）とからなり、鉄芯
（１）に対しては同時成形により一体的に固定されてい
る。そのため鉄芯（１）に対して絶縁部を構成する巻胴
部（２）の厚みがある程度の肉厚（0.5m/m以上）を必要
とし、全体に小型化することが困難であつた。
来のコイル枠は鉄芯（１）を貫挿した巻胴部（２）と、
巻胴部（２）の両端に設けた鍔（３）とからなり、鉄芯
（１）に対しては同時成形により一体的に固定されてい
る。そのため鉄芯（１）に対して絶縁部を構成する巻胴
部（２）の厚みがある程度の肉厚（0.5m/m以上）を必要
とし、全体に小型化することが困難であつた。
本考案は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その目
的とするところは小型化が可能な電磁石の構造を提供す
るにある。
的とするところは小型化が可能な電磁石の構造を提供す
るにある。
本考案を実施例により説明する。第１図は実施例の断面
図を示しており、本実施例では鉄芯（１）の両端部に鍔
（３）を同時成形若しくは圧入により固定し、両端の鍔
（３）（３）間の鉄芯（１）表面に絶縁被膜を弗素コー
テイング（４）にて形成してある。そして該弗素コーテ
イング（４）表面に巻線（５）を巻装するものである。
弗素コーテイング（４）は絶縁性が高いため巻線（５）
と鉄芯（１）との間の耐圧が向上する。またはっ水性が
高いため、例えば巻線（５）をリレー本体に接着剤で固
定する時に鉄芯（１）の磁極面等に付着することがな
く、安定した磁気特性が得られる。
図を示しており、本実施例では鉄芯（１）の両端部に鍔
（３）を同時成形若しくは圧入により固定し、両端の鍔
（３）（３）間の鉄芯（１）表面に絶縁被膜を弗素コー
テイング（４）にて形成してある。そして該弗素コーテ
イング（４）表面に巻線（５）を巻装するものである。
弗素コーテイング（４）は絶縁性が高いため巻線（５）
と鉄芯（１）との間の耐圧が向上する。またはっ水性が
高いため、例えば巻線（５）をリレー本体に接着剤で固
定する時に鉄芯（１）の磁極面等に付着することがな
く、安定した磁気特性が得られる。
本考案は、両端部に鍔を固定した鉄芯の鍔間の表面に弗
素コーテイングを施して該コーテイング部にて巻線部を
構成してあるので、巻線部の肉厚が薄くでき、結果電磁
石全体として超小型化が可能であり、超小型リレーを容
易に実現可能であるという利点がある。また弗素コーテ
イングは絶縁性が高いため巻線と鉄芯との間の耐圧が向
上し、更にはっ水性が高いため、例えば巻線をリレー本
体に接着剤で固定する時に鉄芯の磁極面等に付着するこ
とがなく、安定した磁気特性が得られるという利点があ
る。
素コーテイングを施して該コーテイング部にて巻線部を
構成してあるので、巻線部の肉厚が薄くでき、結果電磁
石全体として超小型化が可能であり、超小型リレーを容
易に実現可能であるという利点がある。また弗素コーテ
イングは絶縁性が高いため巻線と鉄芯との間の耐圧が向
上し、更にはっ水性が高いため、例えば巻線をリレー本
体に接着剤で固定する時に鉄芯の磁極面等に付着するこ
とがなく、安定した磁気特性が得られるという利点があ
る。
第１図は本考案の実施例の断面図、第２図は従来例の断
面図であり、（１）は鉄芯、（３）は鍔、（４）は巻線
弗素コーテイング、（５）は巻線である。
面図であり、（１）は鉄芯、（３）は鍔、（４）は巻線
弗素コーテイング、（５）は巻線である。
Claims (1)
- 【請求項１】両端部に鍔を固定した鉄芯の鍔間の表面に
弗素コーテイングを施して該コーテイング部にて巻線部
を構成して成る電磁石の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985077928U JPH0751767Y2 (ja) | 1985-05-25 | 1985-05-25 | 電磁石の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985077928U JPH0751767Y2 (ja) | 1985-05-25 | 1985-05-25 | 電磁石の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61195006U JPS61195006U (ja) | 1986-12-04 |
| JPH0751767Y2 true JPH0751767Y2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=30621441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985077928U Expired - Lifetime JPH0751767Y2 (ja) | 1985-05-25 | 1985-05-25 | 電磁石の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751767Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS48113640U (ja) * | 1972-03-31 | 1973-12-26 |
-
1985
- 1985-05-25 JP JP1985077928U patent/JPH0751767Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61195006U (ja) | 1986-12-04 |
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