【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]
スキー靴
ski shoes
【技術分野】【Technical field】
本発明は、スキー靴であって、甲範囲で足を保持するシェルを備え、このシェル
の一方の側に脚を取り囲む、場合によっては前部シャフトと後部シャフトとに分
割されたシャフトが枢着されていてかつ他方の側に爪先キャップが制限されて旋
回可能にかっ錠止機構によって互いに固定されて剛性的なユニットを成すよう枢
着されている形式のものに関する。
The present invention is a ski boot comprising a shell for holding the foot in the instep region, the shell
encircling the leg on one side of the
If the split shaft is pivoted and the toe cap is restricted on the other side
The pivots are rotatably secured together by a locking mechanism to form a rigid unit.
Concerning the form in which it is worn.
【背景技術】[Background technology]
このようなスキー靴はオーストリア国特許第３７９７３１号明細書から公知であ
る。この公知のスキー靴では靴シャフトと前部キャップもしくは爪先キャンプと
を結合するフレキシブルな範囲がベローによって形成されている。この範囲は歯
付き条片形状の補強エレメントによって架橋されている。この歯付き条片は錠止
エレメント、即ち蝶ナツトによって解錠位置から錠止位置に及び錠止位置から解
錠位置にもたらされる。
折り畳みベローの個々の折り部に歯付き条片を適合させることは困難でありしか
も時間及び費用がかかる靴シャフトを爪先キャップに選択的に運動可能に又は剛
性的に結合できるようにする錠止エレメントは西ドイツ国特許出願公開第２４４
６０６６号明細書から公知である。この場合、シェル部分と金具部材を備えたそ
の他のシェル部分との間の互いにオーバーラツプする区分が使用され、この場合
、外向きに側方に突出する固定ねじによって調節又は固定が行われる。しかしな
がらこの操作形式は特に温度が低い場合（凍結）面倒でかつ場合によっては全く
不可能である。
前記形式のスキー靴は国際公開第９２／１９１１７号及びヨーロッパ特許公開第
２３４９０８号明細書からも公知であり、この場合、ヨーロッパ特許公開第２３
４９０８号明細書で開示されたスキー靴では爪先キャンプに縦長のエレメントが
固定されていてかつシャフトに配置された支承部分内で案内されている。いずれ
にせよこの縦長のエレメントは錠止不能である。
Such a ski boot is known from Austrian Patent No. 379,731.
Ru. This known ski boot has a shoe shaft and a front cap or toe camp.
A flexible range connecting the is formed by the bellows. This range is tooth
It is bridged by reinforcing elements in the form of strips. This toothed strip has a locking
The element, i.e. the wing nut, moves from the unlocked position to the locked position and from the locked position to the unlocked position.
brought into lock position.
It is difficult and difficult to adapt the toothed strips to the individual folds of the folding bellows.
It is also time consuming and costly to make shoe shafts selectively movable or rigid with toe caps.
A locking element allowing sexual union is disclosed in West German Patent Application No. 244
It is known from specification No. 6066. In this case, the
Mutually overlapping sections between other shell parts are used, in this case
, adjustment or fixing is effected by means of fixing screws which project outwardly and laterally. However
However, this mode of operation is cumbersome, especially at low temperatures (freezing), and sometimes completely
It's impossible.
Ski boots of the above type are disclosed in International Publication No. 92/19117 and European Patent Publication No.
234908, in this case European Patent Publication No. 23
The ski shoes disclosed in the specification of No. 4908 have a vertically elongated element in the toe camp.
It is fixed and guided in a bearing part arranged on the shaft. Either
However, this vertical element cannot be locked.
【発明の開示１
本発明の課題は、上記公知の欠点を回避して、冒頭に述べた形式のスキー靴を、
スキー靴の解放及び固定をメカニズムの操作中にも又製作時にも簡単に行うこと
ができ、この場合低温の場合でも確実に行うことができるように、形成すること
にある。
前記課題は本発明によれば、爪先キャンプにシャフトの方向に延びる舌片が設け
られていて、この舌片がシェルの甲範囲でほぼ縦中央に配置されたガイド軌道内
に位置しており、舌片の前に、移動可能な又は旋回可能な錠止エレメントが支承
されており、舌片の移動経路内に進入移動可能な又は進入旋回可能な錠止エレメ
ントの制御面が舌片の移動経路を制限していて、これにより、錠止エレメントの
位置に応じて爪先キャップの旋回運動が遮断、制限又は解放されるようになって
いることによって解決された。
前部キャンプもしくは爪先キャップのこのような本発明による錠止形式は直接的
な操作並びに遠隔操作による特に簡単なしかも確実な位置固定を可能にする。
有利には、錠止エレメントは特に旋回可能なレバーによって回動させられる偏心
体として構成されていて、この偏心体の制御面は直接又はスライダを間挿して直
線的に案内された舌片の端面に対して運動可能である。
遠隔操作される錠止形式では、錠止エレメントがガイド軌道と交差するシェル内
の制御軌道内で移動可能に支承されていてかつ舌片の端面に面した段状の制御面
を有していて、この制御面が中央区分によって結合された２つの区分を備えてお
り、錠止エレメントが引張り装置、特にボーデンワイヤを介してヒール範囲に配
置された操作レバーに結合されていてかっ錠止エレメントが制御面の第１の区分
によって舌片の移動経路を遮断しかつ第２の区分によって解放し、この場合第２
の区分から第１の区分への切り換え過程時に乗り上げ斜面を有する中央区分が舌
片を押し離しかつ第１の区分で舌片の前に移動して伸長位置で爪先キャンプを固
定する。ヒール範囲に配置された手動操作可能な引張り装置用の操作レバーはシ
ャフトとシェルとの間で解離可能に形状接続的に結合するために有利にはばね弾
性的な掛止ビン又は掛止突起を有していて、この掛止ビン又は掛止突起がシャフ
トとシェルとを互いに位置固定するために少なくとも１つの切欠き内に押込み可
能である場合には、同一の操作レバーによって一過程で爪先キャップ並びにシャ
フトを剛性的なユニットを成すよう固定できる。上記構成の場合、爪先キャップ
の錠止は甲範囲で錠止エレメントによって行われるのに対して、シェルに対する
シャフトの錠止は付加的的な機能として引張り装置の操作レバーによって直接行
われる。しかしシェルの甲範囲で互いに３つの構成要素の錠止を集中させかつ操
作レバーをヒール範囲に配置することができる。このために有利には、シャフト
、特に前部シャフトは縦長のエレメントの形状の付加部を有していて、この縦長
のエレメントは少なくとも錠止エレメントまで延びかつ特に錠止エレメントによ
って爪先キャップの舌片を錠止した場合に錠止可能である。本発明の特別な構成
では、錠止エレメントがシャフトの縦長のエレメントを高さ方向で制御するため
に上昇部を有していて、高さ経過が舌片移動を遮断する第１の区分から舌片移動
を解放する第２の区分に向けて増大もしくは上昇するように形成されていて、縦
長のエレメントがプレロード下で錠止エレメントに接触している。引張りロープ
を介して錠止エレメントを移動させた場合には錠止エレメントはほぼくさび状の
構成に基づき縦長のエレメントを持ち上げるかもしくは降下させるので、縦長の
エレメントは開口によって舌片に不動に結合されたビンに掛止される。このビン
はシャフトと不動に結合されかつ持ち上げ運動を制限及びガイドするために舌片
の長孔を貫通していてもよい。
更に有利には、引張り装置はロープの２つの区分によって形成されていて、これ
ら区分は偏向ローラを介して案内されていてかつスキー靴のシャフトの軸に配置
された操作レバーによって操作可能である。有利な構成では、舌片は、平面図で
みて、はぼ丁字形に形成されていてかつ縦ビームの基部によって解放を制限する
爪先キャップの縁部に配置されていて、舌片の丁字形の横ビームが錠止エレメン
トの位置に応じて錠止エレメントの制御面の第１又は第２の区分に支持可能であ
る。
錠止機構の別の構成では、縦長のエレメントが丁字形の舌片の下側まで達してい
てかつ上面にスライダを支持していて、このスライダが長孔を貫通するリベット
によって縦長のエレメントに対して相対的に縦方向運動可能に保持されていてか
つカム状の錠止エレメントによって運動可能であり、スライダが前方端部でスト
ッパを備えていて、このストッパが丁字形の舌片の横ビームと作用結合可能及び
作用結合解除可能である。
この場合、スキー靴内に保持ビンが固着されていて、この保持ビンは縦長のエレ
メント及びスライダのそれぞれ１つの中央の長孔を介して突出している。保持ビ
ンには同軸的な中空の錠止ビンが固定されていて、この錠止ピンはほぼ中央の長
さ区分で四角形横断面の段部を備えている。錠止ピンの上側の長さ区分内には掛
止ビンの縦軸線に対して横方向に延びる孔が形成されていて、この場合、錠止ピ
ンにカム状に形成された錠止エレメントが形状接続的に保持されている。この場
合、錠止ピンは上端で、孔内のビンを介して枢着保持された操作レバーを支持し
ている。
錠止機構の別の構成では、縦長のエレメントに対して相対的に制限されて縦方向
に移動可能に設けられたスライダがストッパを備えていて、このストッパが操作
レバーを介して丁字形に形成された舌片の端面側の横ビームと作用結合可能及び
作用結合解除可能である。
この場合有利には、ストッパは靴縦軸線に対してほぼ直角に延びる第１の区分と
この区分に続く、靴縦軸線に対して斜め前方に延びる折り曲げられた第２の区分
とを有していて、第２の区分が丁字形の舌片の横ビームと作用結合可能及び横ビ
ームとの作用結合を解除可能である。丁字形の舌片の横ビームの形状は折り曲げ
部分を含めてストッパに適合している。更に制御軌道内に移動可能に配置された
錠止エレメントはＵ字形部材を介して側方でスキー靴に枢着された操作レバーに
結合されていて、錠止エレメントは操作レバーに面した端部で斜面を有している
。
別の構成では、操作レバーは横断面をほぼＵ字形に形成されていてかつ自由端部
区分で横ウェブを有していて、操作レバーの軸に単腕の閉鎖レバーが枢着されて
いて、この閉鎖レバーが引張り装置を介して、特にボーデンワイヤを介して前部
シャフトに作用していて、閉鎖レバーが操作レバーの横ウェブによって負荷可能
である。この場合有利には、操作レバーは閉鎖レバーによって開放方向にかつ閉
鎖レバーは操作レバーによって閉鎖方向に強制制御されて負荷されており、更に
両レバーの閉鎖位置で操作レバーにおける引張り装置の係合点が閉鎖レバーにお
ける引張りエレメントの係合点よりも高く位置しており、操作レバーの横ウェブ
が有利には、操作レバーもしくは閉鎖レバーにおける側体合点の間に位置する高
さ位置で閉鎖レバーに係合している。
スキー靴内での足の保持を改善するために有利には、足の甲範囲でシェル内に、
足形状に適合した圧力分配板、が足の解放位置から締め付は位置に向けて移動可
能に支承されており、圧力分配板を移動させるために引張りロープが設けられて
いて、この引張りロープが一端で錠止エレメント用の引張り装置にかつ他端で圧
力適合のため引張りロープを長さ変化させるために調節バックルの掛止片に固定
されている。調節バックルはほぼスキー靴の甲範囲もしくは前足範囲に配置され
ていてかつ支承ブロック並びに掛止片と協働するばね弾性的な掛止揺動体を有し
ている。有利には掛止片は、自体公知のように、調節バックルにおける引張りロ
ープの掛止位置を規定する歯又はノツチを有している。
靴内で圧力分配板を緊張又は弛緩することによって、スキー滑走の際に足が不動
に固定されもしくは歩行に際して又はある程度の滑走技術を考慮して緩めること
ができる。
図面の簡単な説明
次ぎに図示の実施例につき本発明を説明する。この場合、第１図は本発明による
スキー靴の第１実施例の斜視図、第２図は閉鎖位置を占める錠止エレメントの平
面図、第３図は開放位置を占める錠止エレメントを詳細に示した図、第３ａ図は
別の位置を占める錠止エレメントを詳細に示した図、第４図及び第５図はそれぞ
れは第２図及び第３図の縦断面図、第６図は錠止エレメントの縦断面図、第７図
は本発明によるスキー靴の第２実施例の斜視図、第８図は第７図の一部の分解図
、第９図は本発明によるスキー靴の第３実施例の斜視図、第１０図は第９図の一
部の平面図、第１１図は第１図に類似した、別の実施例図、第１２図及び第１３
図は第１１図の一部を示した図、第１４図は足保持装置用の調節機構を備えた、
第１図のスキー靴の一部を示した図、第１５図は圧力分配板を示した図、第１６
図は、シャフト錠止機構が操作レバー内に組み込まれた、第１図のスキー靴を示
した図、第１７図は爪先キャンプの錠止機構の展開図である。
［発明を実施するための最良の形態］
第１図では本発明にとって重要なスキー靴部分のみを図示している。スキー靴１
はほぼ靴底３を備えたシェル２とシャフト４とを有していて、このシャフト４は
前部シャフト４ａと後部シャフト４ｃとから構成されている。シャフト４はシェ
ル２とヒンジ５を介して結合されている。シェル２にはセグメント状の中間スペ
ース２ｂを介して爪先キャップ２ａが接続されている。靴底３はセグメント状の
中間スペース２ｂの範囲でフレキシブルに形成されている。爪先キャップ２ａは
直接シェル２と一体に成形しかつシェル２の前方の区分を形成することができる
（第１図で図示）。
爪先キャップ２ａのセグメント状の中間スペース２ｂに面した縁部２Ｃには舌片
６が配置されていて、この舌片はほぼスキー靴１の縦軸線の範囲で延びていてか
つ平面図でみて丁字形に形成されている。丁字形の舌片６はセグメント状の中間
スペース２ｂ及びシェル２の最前方の範囲２ｅを介して延びている。このために
この最前方の範囲２ｅにはガイド軌道２ｆが設けられている。
１字形の舌片６は第１実施例ではその横ビーム６ａの上側にボルト又はビン９を
支持していて、このボルト又はビン９はスキー靴１の錠止位置で縦長のエレメン
ト７の前方の端部区分７ａ内の開ロアｂ内に突入する。縦長のエレメント７は前
部シャフ゛ト４ａの下縁４ｂに固定されている。縦長のエレメント７はばね弾性
的な材料から形成されかつその伸長位置の方向にばね弾性的にプレロードをかけ
られている。
縦長のエレメント７の下側には縦長のエレメント７に対してほぼ直角に延びる錠
止エレメント８が設けられている。錠止エレメント８は同様に縦長に形成されて
いる（後で詳述する）。錠止エレメント８はシェル２の制御軌道２ｇ内で長手方
向に移動可能に配置されている。制御軌道２ｇは靴縦軸線に対してほぼ直角に指
球範囲とスキー靴１の甲範囲との間で延びている。
当然中間スペース２ｂ及び錠止機構はカバーされかつ雷、水及び塵りの進入から
防護されていて、この場合、爪先キャップ２ａに対するシェル２の運動性は維持
される。このようなカバーは公知でありかつ本発明が対象とするものではないの
で、詳述しない。
スキー靴１の後部シャフト４Ｃではレバー軸１０ａに単腕の操作レバー１０が枢
着されている。操作レバー１０の自由端部１０ｂには引張り装置１１が固定され
ている。引張り装置１１はロープ又はケーブルを有していてかつスキー靴１内で
偏向ローラ１２，１３゜１４．１５を介して錠止エレメント８の両端部区分８ｄ
、８ｅに向けて延びている。第６図から明らかなように、引張り装置の両端部区
分１１ｃ、ｌｌｄは錠止エレメント８の貫通孔８ｆ、８ｇを介して案内されてい
てかつそれぞれ１つのばね１７，１８を介して錠止エレメント８の端部区分８ｄ
、８ｅ内に支承されている。錠止エレメント８の横断面は図面でみて左側の端部
区分８ｅに向けて増大するように形成されていてかつ縦長のエレメント７用の滑
子制御機構として作用する。更に第２図及び第３図で図示されているように、錠
止エレメント８は平面図でみて異なる幅で形成されている。はぼコンスタントな
幅の（図面でみて下側の）第１の区分８ａに続いて、幅の減少する第２の区分８
Ｃ及びこれに次いで再びコンスタントなしかし狭い幅の第３の区分８ｂが設けら
れている。区分８ａ、８ｂ。
８ｃは舌片６と協働する制御面を形成する。
スキー靴１の滑走中備状態では、つまりスキー滑走のために、１字形の舌片６の
横ビーム６ａは錠止エレメント８に支持される。同時に縦長のエレメント７がピ
ン９に掛止される（第４図参照）。スキー靴１はほぼ剛性的なユニツトを成す。
スキー靴１による歩行のために操作レバー１０が開放方向に旋回させられた場合
には、錠止エレメント８は引張り装置１１によって引張られて矢印Ａの方向に移
動する。これによって、丁字形の舌片６の横ビーム６ａは錠止エレメント８の第
１の区分８ａとの接触もしくは保合を解除されかつ第３の区分８ｂの範囲に達す
る（第３図参照）。この位置では丁字形の舌片６は縦方向で制限されて自由であ
る。同時に錠止エレメント８に載着する縦長のエレメント７は横断面を厚く形成
された錠止エレメント範囲に達する。これによって、縦長のエレメント７は持ち
上げられかつ縦長のエレメント７の前方の端部区分７ａ内の開ロアｂと横ビーム
６ａのビン９との掛止が解除され、これによって、爪先キャップ２ａはシェル２
に対して並びにシャフト４はシェル２に対して旋回させられる。この場合、丁字
形の舌片６は歩行時に第３ａ図で図示の位置に達し、この場合、横ビーム６ａは
錠止エレメント８の第３の区分８ｂに衝突しかつ爪先キャップ２ａの旋回角を制
限する。
スキー滑走時には操作レバー１０が再び閉鎖方向に旋回させられる。これによっ
て１錠止エレメント８は引張り装置１１によって矢印方向Ｂに移動しかり丁字形
の舌片６の横ビーム６ａを靴先端の方向に圧迫する。
次いで、縦長のエレメント７が再び１字形の舌片６ピン９内に掛止される。
本発明によるスキー靴１０１の第２実施例は第７図及び第８図に図示されている
。この場合第１実施例とは異なる構成部材のみが図示されている。
この実施例では縦長のエレメント１０７は、丁字形の舌片１０６の下側まで達す
るような長さで構成されている。縦長のエレメント１０７の上面にはスライダ１
０７ｄが設けられていて、このスライダはリベット１０７ｅによって縦長のエレ
メント１０７に対して相対的に制限されて縦方向に移動可能に保持されていてか
つこのために長孔１０７ｆを備えている。スライダ１０７ｄの前端にはストッパ
１０７ｈが設けられている。縦長のエレメント１０７及びスライダ１０７ｄのそ
れぞれ１つの中央の長孔１０７ｃ、１０７ｇを介してスキー靴１０１に固着され
た保持ピン１１９が突出している。保持ピン１１９には同軸的な中空の錠止ビン
１２０が固定されていて、この錠止ビン１２０はほぼ中央の長さ区分で四角形横
断面の段部１２１を備えている。錠止ビン１２０の上側の長さ区分には錠止ビン
１２０の縦軸線に対して横方向に延びる孔１２２が形成されている。カム状に形
成された錠止エレメント】０８は錠止ビン１２０の段部１２１に形状接続的に保
持されている。錠止ビン１２０の上端には孔１２２内のビン１１０ａを介して保
持された操作レバー１１０が支持されている。
操作レバー１１０を（図面でみて）時計周り方向に回動した場合には、錠止ビン
１２０を介して錠止エレメント１０８が連行され、この場合錠止エレメントは、
スライダのストッパ１０７ｄが丁字形の舌片１０６の横ビーム１０６ａに接触す
るまで、スライダ１０７ｄを前方に移動させる。今やスキー靴１０１はスキー滑
走準備位置を占め、二の位置では爪先キャンプ１０２ａはシェル１０２に対して
互いに相対的にロックされ、並びに、シェル２及びシャフト４の互いに相対的な
運動性は縦長のエレメント１０７内の中央の長孔１０７Ｃの長さに制限される。
操作レバー１１０を逆時計周り方向で回動した場合には、錠止エレメント１０８
はスライダ１０７ｄを解放し、かつ丁字形の舌片１０６並びに縦長のエレメント
１０７は縦方向で移動する（第７図参照）。これによって前方区分、つまりシェ
ル１０２の爪先キャップ１０２ａ及びスキー靴１０１のシャフト１０４は歩行の
ために自由１こなる。
第３実施例では（第９図及び第１０図参照）、縦長のエレメント２０７に同様に
スライダ２０７ｄが、縦長のエレメント２０７に対して制限されて縦方向に移動
可能に設けられている。スライダ２０７ｄのストッパ２０７ｈは靴縦軸線に対し
てほぼ直角に延びる第１の区分２０７１とこの区分に接続された斜め前方に延び
る第２の区分２０７Ｊとを有している。１字形の舌片２０６の横ビーム２０６ａ
の形状はストッパ２０７ｈに適合されている。
制御軌道２０２ｇ内には錠止エレメント２０８が移動可能に配置されている。錠
止エレメント２０８は引張り装置２１１を介して、この実施例の場合スキー靴２
０１の側方に枢着された操作レバー２１０に結合されている。錠止エレメント２
０８は操作レバー２１０に面した端部で斜面２０８ｈを有している。
第９図ではスキー靴２０１を歩行位置で図示している、即ち、前方区分、つまり
爪先キャップ２０２ａ及びシャフト２０４はシェル２０２に対して相対的に運動
可能である。操作レバー２１０を逆時計周り方向で旋回させた場合には、錠止エ
レメント２０８は矢印Ｃ方向で引張られる。この場合、錠止エレメントの斜面２
０８ｈはストッパ２０７ｈの第２の区分２０７Ｊに作用しかつこのようにしてス
ライダ２０７ｄを前方に引張る。操作レバー２１０の閉鎖状態ではストッパ２０
７ｈは丁字形の舌片２０６の横ビーム２０６ａに接触しかつスライダ２０７ｄは
錠止エレメント２０８によってロックされる。
第１図乃至第６図の実施例に対する変化実施例は第１１図乃至第１３図で図示さ
れている。
このスキー靴３０１の場合前部シャフト３０４ａに両側で引張りエレメント３３
１が固定されている。この引張りエレメント３３１はローラ３３２を介して単腕
の閉鎖レバー３３０の自由な端部区分に向けて案内されていてかつこの端部区分
において係合点３３０ａ内に係合している。閉鎖レバー３３０はスキー靴３゜１
の後部シャフト３０４ｃにおいて操作レバー３１０のレバー軸３１０ａに枢着さ
れている。引張りエレメント３３１の長さを適合するために調節装置、例えば調
節ねじ３３０ｂ（概略的に図示）が設けられている。
特表千７−５０９６４８ （８）
既に述べたように、閉鎖レバー３３０及び操作レバー３１０は同じレバー軸３１
０ａに枢着されている。
この場合、引張り装置３１１の係合点は両レバー３３０．３１０の閉鎖位置で、
閉鎖レバー３３０における引張りエレメント３３１の係合点３３０ａよりも高く
設定されている。操作レバー３１０はほぼＵ字形の横断面を有していてかつＵ字
形の脚部によって閉鎖レバー３３０を取り囲んでいる。操作レバー３１０は自由
端部区分に横ウェブ３１０ｃを有している。この横ウェブは本実施例では、操作
レバー３１０もしくは閉鎖レバー３３０の側体合点の間に位置する高さ位置で閉
鎖レバー３３０に係合している。
操作レバー３１０の機能は第１実施例の場合と同様である。
閉鎖レバー３３０が開放方向に（つまり本実施例では上向きに）旋回した場合に
は、前部シャフト３０４ａが解放されかつスキー靴３０１が靴を脱ぐために開放
される。同時に操作レバー３１０のウェブ３１０ｃを介して操作レバー３１０も
連行される。これによって、ヌキ−化３０１のシャフト３０４の開放と同時に錠
止エレメント３０８及び場合によって設けられる足保持装置がそれぞれの開放位
置又は歩行位置にもたらされる。
閉鎖レバー３３θが閉鎖方向に（下向きに）旋回した場合には、前部シャフト３
０４ａのみが後部シャット３０４ｃに向けて引張られ、これによって、スキー靴
３０１がシャフト範囲で閉じられかつ快適な歩行に適するようにスキー靴３０１
内で足が保持される。爪も 先キャップ３０２ａとシェル３０２との間の運動性
は維持される。同様に足保持装置が開放状態で維持される。
スキー滑走のために操作レバー３１０は再び閉鎖位置に旋回させられる。これに
よって、錠止エレメント３０８は矢印Ｂ方向に移動しかり丁字形の舌片３０６の
横ビーム３０６ａを靴先端の方向に圧迫する。次いで縦長のエレメント３０７が
再び丁字形の舌片３０６のピン３０９内に掛止される。同時に甲範囲で足保持装
置が閉鎖される。
更に、手動操作で同時に操作レバー及びスキー靴３０１をスキー滑走準備状態に
することができる。
更にスキー靴１の甲範囲には、第１４図及び第１５図で図示されているように、
足保持装置４０が配置されている。この足保持装置は引張りロープ４２によって
負荷される、足形状に適合した圧力分配板４１を有している。圧力分配板はしっ
かりと足に接触しかっこのようにして足と靴との間の固定を改善する。引張りロ
ープ４２は第１の端部区分４２ａで引張り装置１１と結合されている。引張りロ
ープはまずスキー靴１の縦方向で引張りロープローラ４２ｂを介して、次いでヌ
キ−化１の縦軸線に対してほぼ直角方向で圧力分配板４１を介して並びにシェル
２の下側部分内の開口２ｈを介して案内される。引張りロープ４２の第２の端部
区分４２ｃは調節バックル４３の掛止片４３ａに結合されている。調節バックル
４３はシェル２の下側部分の外面側部でほぼ甲範囲もしくは前足範囲に配置され
ている。調節バックルは歯又はノツチ４３ｂを備えた掛止片４３ａ以外に支承ブ
ロック及びばね弾性的な掛止揺動体４３ｄを有している。
調節バックル４３によって、引張りロープ４２の長さを足に適合もしくは張力を
調節することができる。
このために掛止揺動体４３が開放されかつ掛止片４３ａが適当な方向に移動させ
られる。次いで掛止揺動体４３ｄが再び掛止される。
操作レバー１０が開放方向で旋回した場合には、引張り装置１１によって引張ら
れて錠止エレメント８が矢印Ａ方向で移動する（第１図参照）。
引張りロープ４２の第１の端部区分４２ａが引張り装置に結合されていることに
よって、操作レバー１０を開放した場合同時に足保持装置４０が弛緩されひいて
は靴内での足の不動の固定が解除される。
スキー滑走のために操作レバー１０が再び閉鎖方向に旋回させられた場合には、
錠止エレメント８は矢印Ｂ方向に移動しかつ丁字形の舌片６の横ビーム６ａを靴
先端の方向に圧迫する。同時に引張りロープ４２が引張り装置１１によって緊張
されかつ足保持装置４０もしくは圧力分配板４１が足にしっかりと接触もしくは
足に押し付けられる。
本発明の別の実施例は第１６図及び第１７図ｔ′−図示されている。これまで既
述の実施例では、組み合わされた形状接続結合により爪先範囲においてシェルに
対する爪先キャンプの錠止又はシェル対する爪先キャップ及びシャフトの錠止も
しくは爪先キャップとシャフトとの錠止のみを行うのに対して、次ぎに記述の実
施例は両錠止機能の局部的な分割を行う。この場合、シェルとシャフトとの間の
錠止は操作レバーの機構内に統合されている。この場合錠止機能を分割すること
の利点は、靴装着のためシャフトが正面側又は何方で開放されひいてはスペース
の理由から甲範囲のシャフト用の錠止装置が除かれているバックル式スキー靴が
使用される場合に得られる。
第１６図ではシェル５０２に対してスキー靴５０１の爪先キャップ５０２ａを錠
止するために、シェル５０２内では爪先キャップ５０２ａの舌片５０６に対して
横方向で錠止エレメント５０８が案内されている。
錠止エレメント５０８は、第１図で図示されているように、引張り装置５１１を
介して操作レバー５１０によって矢印方向（Ａ、Ｂ）に移動させられる。錠止エ
レメント５０８及び錠止エレメントと舌片５０６の協働は第１７図で明瞭に図示
されている。操作レバー５１０を閉鎖した場合引張り装置５１１の実線で図示さ
れたロープが弛緩されかつ引張り装置５１１の鎖線で示されたロープが緊張され
る。従って、錠止エレメント５０８は方向Ｂで第１６図及び第１７図に図示の位
置に移動する。この位置では舌片５０６の前に移動する錠止エレメント５０８の
第１の区分５０８ａの全範囲が爪先キャップ５０２ａのそれぞれの運動を阻止す
る。同時に操作レバー５１０と直接又は間接的に結合 、される掛止ビン５１２
がシャフト５０４の開口を貫通しかつ掛止切欠き５１３内又はシェル５０２のア
ンダーカット部の背後に係合する。掛止ビンはばね弾性的に構成されているので
、掛止ビンは操作レバー５１０を閉鎖した場合自動的にスナップ結合されて、掛
止切欠き５１３に合致又はアンダーカット部の背後に係合する。
操作レバー５１０が開放された場合には、実線で示されたロープが錠止エレメン
ト５０８を矢印Ａの方向に引張る。錠止エレメント５０８のこの位置は第１６図
及び第１７図で鎖線で図示されている。錠止エレメント５０８のこの位置で舌片
５０６が解放される。それというのも、第３の区分５０８ｂの切欠きが舌片５０
６の端面に対置するからである。操作レバー５１０が開放された場合掛止ピン５
１２は掛止切欠き５１３から突出しかつこのようにしてシャフト５０４とシェル
５０２との間の結合を解除する。今や靴は歩行のために準備される。゛
シャフト５０４及びシェル５０２のヒール側の錠止機構は自体公知である。この
場合多くの実施例が適用される。従って概略的に簡単に記述する。それというの
も、第１６図及び第１７図によれば本発明の主要点は、甲範囲におけるシェル５
０２に対する爪先キャンプ５０２ａのための錠止機構とヒール範囲におけるシェ
ル５０２に対するシャフト５０４のための錠止機構とに個別化することにあるか
らであり、この場合、後者の錠止機構は前者の錠止機構用の操作レバー内に組み
込まれる。当然、第１図又は第１１図による実施例の場合、中側のシャフト錠止
機構が設けられるにも拘らず操作レバー１０もしくは３１０に同様に第１６図に
よるビンを装備して、シャフトを二重に錠止することもできる。
当然本発明は図示の実施例に限定されるのもではなく、本発明の範囲を逸脱する
ことな（種種の態様で実施可能である。従って例えば舌片を自由端部で丁字形と
は異なって形成することもできる。 DISCLOSURE OF THE INVENTION 1 It is an object of the invention to avoid the above-mentioned known disadvantages and to provide a ski boot of the type mentioned at the outset, in which the release and fastening of the boot are simple both during the operation of the mechanism and during manufacture. The objective is to form the structure in such a way that it can be carried out reliably even at low temperatures. According to the present invention, the above-mentioned problem is solved by providing a tongue piece extending in the direction of the shaft on the toe camp, and this tongue piece is located in a guide track arranged approximately in the vertical center in the instep area of the shell, A movable or pivotable locking element is mounted in front of the tongue, and a locking element that can be moved or pivoted into the travel path of the tongue is mounted.
The problem was solved in that the control surface of the toe cap limits the path of movement of the tongue, so that the pivoting movement of the toe cap can be blocked, restricted or released depending on the position of the locking element. . This locking type according to the invention of the front camp or toe cap allows a particularly simple and reliable fixing of the position by direct as well as by remote control. Advantageously, the locking element is constructed as an eccentric body which is rotated by a particularly pivotable lever, the control surface of which can be directly or directly inserted by a slider.
It is movable relative to the linearly guided end face of the tongue. In remote-controlled locking types, the locking element is movably supported in a control track in the shell intersecting the guide track and has a stepped control surface facing the end face of the tongue. , this control surface comprises two sections joined by a central section.
The locking element is arranged in the heel area via a tensioning device, in particular a Bowden wire.
A locking element, which is connected to the actuating lever placed on the control surface, blocks the travel path of the tongue by the first section of the control surface and releases it by the second section, in which case the second section is connected to the first section. During the process of switching to the sections, the central section with the ramp slope pushes the tongues apart and moves in front of the tongues in the first section to secure the toe camp in the extended position.
Set. The operating lever for the manually operable tensioning device located in the heel area is
A spring spring is advantageously used for the releasably positive connection between the shaft and the shell.
It has a sexual latching pin or latching protrusion, and this latching pin or latching protrusion is attached to the shaft.
can be pushed into at least one notch to secure the shell and shell in position with respect to each other.
If possible, the toe cap and shaft can be removed in one step using the same operating lever.
The feet can be fixed together to form a rigid unit. In the above arrangement, the locking of the toe cap takes place in the instep area by means of a locking element, whereas the locking of the shaft to the shell takes place as an additional function directly by means of the actuating lever of the tensioning device. However, the locking of the three components is concentrated on each other in the instep area of the shell, and the operation
The lever can be placed in the heel range. For this purpose, it is advantageous for the shaft, in particular the front shaft, to have an extension in the form of an elongate element which extends at least as far as the locking element and in particular by the locking element.
It can be locked when the tongue of the toe cap is locked. In a special embodiment of the invention, the locking element has a rise in order to control the elongate element of the shaft in the height direction, the height profile of the tongue starting from the first section blocking the movement of the tongue. It is formed to increase or rise towards the second section which releases the unilateral movement,
The long element is in contact with the locking element under preload. When the locking element is moved via the tension rope, the locking element raises or lowers the elongate element due to its approximately wedge-shaped configuration, so that the elongate element is immovably connected to the tongue by the opening. It is hung on a bottle. The pin may be fixedly connected to the shaft and pass through a slot in the tongue to limit and guide the lifting movement. It is further advantageous if the tensioning device is formed by two sections of rope, which
The two sections are guided via deflection rollers and can be actuated by an actuating lever arranged on the shaft of the boot. In an advantageous configuration, the tongue is arranged at the edge of the toe cap, which is formed in a cylindrical shape in plan and limits the release by the base of the longitudinal beam, and the tongue is arranged on the edge of the toe cap, which is shaped like a crochet in plan view and limits the release by the base of the longitudinal beam. The horizontal beam is a locking element
supportable on the first or second section of the control surface of the locking element depending on the position of the locking element.
Ru. In another configuration of the locking mechanism, the elongated element extends to the underside of the T-shaped tongue and supports a slider on its upper side, which slider is connected to the elongated element by means of a rivet passing through an elongated hole. are held for relative longitudinal movement?
It is movable by means of a cam-like locking element, and the slider is stopped at its front end.
A stop is provided which can be operatively coupled to and disengaged from the transverse beam of the T-shaped tongue. In this case, a retaining bin is fixed inside the ski boot, and this retaining bin is a vertically elongated element.
protruding through one central elongated hole in each of the ment and the slider. holding bit
A coaxial hollow locking pin is fixed to the pin, which locking pin has a step with a rectangular cross section approximately in its central length section. A hole is formed in the upper length section of the locking pin which extends transversely to the longitudinal axis of the locking pin;
A cam-shaped locking element is held in a form-locking manner in the lock. this place
In this case, the locking pin supports at its upper end an operating lever which is pivotally held through a pin in the hole. In another embodiment of the locking mechanism, the slide, which is arranged to be movable in the longitudinal direction in a limited manner relative to the longitudinal element, is provided with a stop, which stop can be formed in the form of a T-shape by means of an actuating lever. It is possible to operatively connect and release the operative connection with the transverse beam on the end face side of the tongue. Advantageously in this case, the stop has a first section extending approximately at right angles to the longitudinal axis of the shoe and, following this section, a bent second section extending obliquely forward to the longitudinal axis of the shoe. and the second section is operatively connectable with the transverse beam of the T-shaped tongue and has a transverse beam.
The functional connection with the system can be broken. The shape of the horizontal beam of the T-shaped tongue piece, including the bent portion, is adapted to the stopper. Furthermore, a locking element movably arranged in the control track is connected via a U-shaped element to an actuating lever which is laterally pivoted to the boot, the locking element having an end facing the actuating lever. It has a slope at . In a further embodiment, the actuating lever is approximately U-shaped in cross section and has a transverse web in its free end section, and a single-arm closing lever is pivoted on the shaft of the actuating lever.
The closing lever acts on the front shaft via a tensioning device, in particular via a Bowden wire, so that the closing lever can be loaded by a transverse web of the actuating lever. In this case, the actuating lever is preferably moved in the opening direction and closed by the closing lever.
The chain lever is forcibly controlled and loaded in the closing direction by the operating lever, and furthermore, when both levers are in the closed position, the engagement point of the tension device on the operating lever is on the closing lever.
and the transverse web of the actuating lever engages the closing lever at a height that is advantageously located between the lateral body points of engagement on the actuating lever or on the closing lever. . Advantageously to improve the retention of the foot within the ski boot, within the shell in the instep region there is a pressure distribution plate adapted to the shape of the foot, which can be moved from a free position of the foot towards a tightening position.
The pressure distribution plate is supported by a tension rope and a tension rope is provided to move the pressure distribution plate.
and this tension rope is connected at one end to the tensioning device for the locking element and at the other end to the tensioning device.
It is fastened to the latching piece of the adjustment buckle in order to change the length of the tension rope for force adaptation. The adjustment buckle is arranged approximately in the instep region or the forefoot region of the boot and has a spring-elastic latching rocker that cooperates with the bearing block and the latching piece. The latching piece is preferably a tension rod on the adjustment buckle, as is known per se.
It has teeth or notches that define the latching position of the rope. By tensioning or relaxing the pressure distribution plate within the shoe, the foot can be immobilized during skiing or relaxed when walking or to allow for some skiing technique. BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS The invention will now be explained with reference to illustrated embodiments. In this case, FIG. 1 is a perspective view of a first embodiment of the ski boot according to the invention, and FIG. 2 is a perspective view of the locking element in the closed position.
3 shows a detail of the locking element in the open position, FIG. 3a shows a detail of the locking element in another position, and FIGS. 4 and 5 respectively.
6 is a longitudinal sectional view of the locking element, FIG. 7 is a perspective view of a second embodiment of the ski boot according to the invention, and FIG. 8 is a longitudinal sectional view of FIGS. 9 is a perspective view of a third embodiment of the ski boot according to the present invention, FIG. 10 is a plan view of a portion of FIG. 9, and FIG. 11 is similar to FIG. 1. , further embodiments, FIGS. 12 and 13 show parts of FIG. 11, and FIG. 14 shows a part of the ski boot of FIG. 1 with an adjustment mechanism for the foot retention device. 15 shows the pressure distribution plate, and FIG. 16 shows the ski boot of FIG. 1 in which the shaft locking mechanism is incorporated into the operating lever.
FIG. 17 is a developed view of the locking mechanism of the toe camp. [BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION] FIG. 1 shows only the parts of the ski boot that are important to the present invention. The ski boot 1 essentially has a shell 2 with a sole 3 and a shaft 4, which shaft 4 consists of a front shaft 4a and a rear shaft 4c. Shaft 4 is
It is connected to the lever 2 via a hinge 5. Shell 2 has a segmented intermediate spacer.
A toe cap 2a is connected via a base 2b. The sole 3 is formed flexibly within the segment-shaped intermediate space 2b. The toe cap 2a can be molded directly into the shell 2 and form the front section of the shell 2 (as shown in FIG. 1). A tongue 6 is arranged on the edge 2C of the toe cap 2a facing the segment-shaped intermediate space 2b, which tongue extends approximately in the region of the longitudinal axis of the boot 1.
It is shaped like a T-shape when viewed from the top. The T-shaped tongue 6 extends through the segment-shaped intermediate space 2b and through the forwardmost region 2e of the shell 2. For this purpose, a guide track 2f is provided in this forwardmost range 2e. In the first embodiment, the 1-shaped tongue 6 supports a bolt or pin 9 on the upper side of its transverse beam 6a, which bolt or pin 9 is connected to a vertical element in the locking position of the ski boot 1.
It projects into the open lower b in the front end section 7a of the seat 7. The elongated element 7 is fixed to the lower edge 4b of the front shaft 4a. The elongate element 7 is made of a spring-elastic material and is spring-elastically preloaded in the direction of its extended position. A locking element 8 is provided on the underside of the elongated element 7 and extends approximately at right angles to the elongated element 7. The locking element 8 is likewise elongated (as will be explained in more detail below). The locking element 8 is located longitudinally within the control track 2g of the shell 2.
It is arranged so that it can be moved in the direction. The control track 2g extends approximately at right angles to the longitudinal axis of the shoe between the ball area and the instep area of the boot 1. Naturally, the intermediate space 2b and the locking mechanism are covered and protected against the ingress of lightning, water and dust, in which case the movement of the shell 2 relative to the toe cap 2a is maintained. Such covers are known and are not covered by the present invention.
So, I won't elaborate. In the rear shaft 4C of the ski boot 1, a single-arm operating lever 10 is pivotally connected to a lever shaft 10a. A tensioning device 11 is fixed to the free end 10b of the operating lever 10. The tensioning device 11 has a rope or a cable and extends inside the boot 1 via deflection rollers 12, 13, 14, 15 towards the end sections 8d, 8e of the locking element 8. As is clear from Figure 6, both end sections of the tensioning device
The portions 11c, lld are guided through the through holes 8f, 8g of the locking element 8 and are supported in the end sections 8d, 8e of the locking element 8 via a spring 17, 18, respectively. . The cross section of the locking element 8 is designed to increase towards the left-hand end section 8e in the drawing and serves as a slide control mechanism for the elongated element 7. Furthermore, as shown in FIGS. 2 and 3, the locking element 8 is designed with different widths in plan view. Following a first section 8a (at the bottom in the drawing) of constant width, a second section 8C of decreasing width is followed by a third section 8b of constant but narrower width. Set et al.
It is. Sections 8a and 8b. 8c forms a control surface that cooperates with the tongue 6. When the ski boot 1 is ready for skiing, that is to say for skiing, the transverse beam 6a of the single-shaped tongue 6 is supported on the locking element 8. At the same time, the vertical element 7
9 (see Figure 4). The ski boot 1 constitutes a substantially rigid unit. When the actuating lever 10 is pivoted in the opening direction for walking with the ski boot 1, the locking element 8 is pulled by the tensioning device 11 and moved in the direction of the arrow A.
move. As a result, the transverse beam 6a of the T-shaped tongue 6 is brought out of contact or engagement with the first section 8a of the locking element 8 and reaches the area of the third section 8b.
(See Figure 3). In this position, the T-shaped tongue piece 6 is restricted in the vertical direction and is free.
Ru. At the same time, the vertically elongated element 7, which rests on the locking element 8, reaches the region of the locking element whose cross section is thick. This allows the vertical element 7 to hold
The opening lower b in the front end section 7a of the raised and elongated element 7 is unlatched with the pin 9 of the transverse beam 6a, so that the toe cap 2a is moved against the shell 2 and the shaft 4 is It is pivoted relative to shell 2. In this case, the T-shaped tongue 6 reaches the position shown in FIG. system
limit When skiing, the control lever 10 is again turned in the closing direction. By this
The locking element 8 is then moved by the tensioning device 11 in the direction of the arrow B and presses the transverse beam 6a of the T-shaped tongue 6 in the direction of the shoe tip. The elongated element 7 is then hooked again into the single-shaped tongue 6 pin 9. A second embodiment of a ski boot 101 according to the invention is illustrated in FIGS. 7 and 8. In this case, only components that differ from the first embodiment are shown. In this embodiment, the vertically elongated element 107 reaches to the underside of the T-shaped tongue piece 106.
It is made up of lengths such that A slider 107d is provided on the top surface of the vertically long element 107, and this slider is connected to the vertically long element by a rivet 107e.
107 and is held movable in the vertical direction.
For this purpose, a long hole 107f is provided. A stopper 107h is provided at the front end of the slider 107d. The vertically long element 107 and the slider 107d
A holding pin 119 fixed to the ski boot 101 protrudes through one central elongated hole 107c, 107g, respectively. A coaxial hollow locking pin 120 is fixed to the holding pin 119, and this locking pin 120 has a rectangular horizontal shape approximately in the central length section.
It has a stepped section 121. A hole 122 is formed in the upper length of the locking pin 120 and extends transversely to the longitudinal axis of the locking pin 120. cam-shaped
The locking element 08 is held in a form-fitting manner on the step 121 of the locking bottle 120.
held. The upper end of the locking bottle 120 is provided with a lock via the bottle 110a in the hole 122.
A held operating lever 110 is supported. When the operating lever 110 is rotated clockwise (as viewed in the drawing), the locking element 108 is entrained via the locking pin 120, in which case the locking element is arranged so that the stopper 107d of the slider is T-shaped. When the tongue piece 106 comes into contact with the horizontal beam 106a
Move the slider 107d forward until it reaches the desired position. Ski shoes 101 are now skiing
In the second position the toe camp 102a is locked relative to the shell 102 and the movement of the shell 2 and the shaft 4 relative to each other is limited by the central length within the longitudinal element 107. It is limited by the length of the hole 107C. When the operating lever 110 is rotated counterclockwise, the locking element 108 releases the slider 107d, and the T-shaped tongue 106 and the vertically elongated element 107 move in the vertical direction (see FIG. 7). ). This allows the forward segmentation, i.e. the
The toe cap 102a of the ski shoe 102 and the shaft 104 of the ski boot 101 are freely rotated for walking. In the third embodiment (see FIGS. 9 and 10), a slider 207d is similarly provided on the vertically long element 207 so that the slider 207d is movable in the vertical direction with respect to the vertically long element 207. The stopper 207h of the slider 207d has a first section 2071 extending substantially perpendicularly to the longitudinal axis of the shoe and a first section 2071 extending diagonally forward connected to this section.
and a second section 207J. The shape of the horizontal beam 206a of the single-shaped tongue piece 206 is adapted to the stopper 207h. A locking element 208 is movably arranged in the control track 202g. The locking element 208 is connected via a tensioning device 211 to an operating lever 210, which in this embodiment is pivoted on the side of the boot 201. At its end facing the operating lever 210, the locking element 208 has a beveled surface 208h. 9 shows the ski boot 201 in a walking position, ie the front section, namely the toe cap 202a and the shaft 204, are movable relative to the shell 202. When the operating lever 210 is turned counterclockwise, the locking
Element 208 is pulled in the direction of arrow C. In this case, the slope 208h of the locking element acts on the second section 207J of the stop 207h and in this way
Pull rider 207d forward. In the closed state of the operating lever 210, the stopper 207h contacts the transverse beam 206a of the T-shaped tongue 206 and the slider 207d is locked by the locking element 208. Variations on the embodiment of FIGS. 1-6 are illustrated in FIGS. 11-13.
It is. In this ski boot 301, tension elements 331 are fastened on both sides to the front shaft 304a. This tensioning element 331 is guided via a roller 332 towards the free end section of the single-arm closing lever 330 and engages therein in an engagement point 330a. The closing lever 330 is pivotally connected to the lever shaft 310a of the operating lever 310 at the rear shaft 304c of the ski boot 3°1.
It is. To adapt the length of the tension element 331 an adjustment device, e.g.
A node screw 330b (schematically shown) is provided. Japanese Patent Publication No. 1,7-509648 (8) As already mentioned, the closing lever 330 and the operating lever 310 are pivotally mounted on the same lever shaft 310a. In this case, the engagement point of the tensioning device 311 is set higher than the engagement point 330a of the tensioning element 331 on the closing lever 330 in the closed position of both levers 330,310. The operating lever 310 has a substantially U-shaped cross section and is U-shaped.
A shaped leg surrounds the closing lever 330. The operating lever 310 has a transverse web 310c in its free end section. In this embodiment, this transverse web is closed at a height position located between the side body joining points of the operating lever 310 or the closing lever 330.
It is engaged with the chain lever 330. The function of the operating lever 310 is the same as in the first embodiment. If the closure lever 330 is pivoted in the opening direction (ie upwards in this embodiment), the front shaft 304a is released and the ski boot 301 is opened for taking off the shoe. At the same time, the operating lever 310 is also carried along via the web 310c of the operating lever 310. This ensures that the locking element 308 and the optional foot retaining device are simultaneously opened in the respective open position.
brought to a standing or walking position. If the closing lever 33θ is pivoted in the closing direction (downward), only the front shaft 304a is pulled towards the rear shut 304c, so that the ski boot 301 is closed in the shaft area and comfortable for walking. The foot is held within the boot 301 in a suitable manner. Mobility between the claw tip cap 302a and the shell 302 is maintained. Similarly, the foot retention device is kept open. For skiing, the operating lever 310 is again swiveled into the closed position. to this
The locking element 308 thus moves in the direction of arrow B and presses the transverse beam 306a of the T-shaped tongue 306 in the direction of the shoe tip. The elongated element 307 is then hooked again into the pin 309 of the T-shaped tongue 306. At the same time, a foot support device is installed in the instep area.
location will be closed. Furthermore, the control lever and the ski boot 301 can be brought into a skiing preparation state at the same time by manual operation. Furthermore, in the instep region of the ski boot 1, a foot holding device 40 is arranged, as shown in FIGS. 14 and 15. This foot holding device has a foot-shaped pressure distribution plate 41 which is loaded by a tension rope 42. The pressure distribution plate
The anchor makes contact with the foot like a brace to improve the fixation between the foot and the shoe. tension rod
The loop 42 is connected to the tensioning device 11 at a first end section 42a. tension rod
The rope is first passed through the tension rope roller 42b in the longitudinal direction of the ski boot 1, and then through the tension rope roller 42b.
It is guided approximately at right angles to the longitudinal axis of the keying 1 through the pressure distribution plate 41 and through the opening 2h in the lower part of the shell 2. The second end section 42c of the tension rope 42 is connected to the catch piece 43a of the adjustment buckle 43. The adjustment buckle 43 is arranged on the outer side of the lower part of the shell 2, approximately in the instep area or the forefoot area. The adjustment buckle has a bearing plate in addition to the locking piece 43a with teeth or notches 43b.
It has a lock and a spring-elastic locking swinging body 43d. An adjustment buckle 43 allows the length or tension of the tension rope 42 to be adjusted to the foot. For this purpose, the locking rocker 43 is released and the locking piece 43a is moved in an appropriate direction. Then, the locking rocker 43d is locked again. When the operating lever 10 is turned in the opening direction, it is pulled by the tensioning device 11.
The locking element 8 moves in the direction of arrow A (see FIG. 1). The first end section 42a of the tensioning rope 42 is coupled to a tensioning device.
Therefore, when the operating lever 10 is released, the foot holding device 40 is simultaneously relaxed.
The immobility of the foot within the shoe is released. When the operating lever 10 is again turned in the closing direction for skiing, the locking element 8 moves in the direction of arrow B and presses the transverse beam 6a of the T-shaped tongue 6 in the direction of the tip of the shoe. do. At the same time, the tensioning rope 42 is tensioned by the tensioning device 11 and the foot holding device 40 or the pressure distribution plate 41 is brought into firm contact with or pressed against the foot. Another embodiment of the invention is illustrated in FIGS. 16 and 17 t'--. In the embodiments described so far, the combined form-locking connection allows the shell to be attached in the toe area.
The toe camp lock for the shell or the toe cap and shaft lock for the shell.
Alternatively, instead of only locking the toe cap and shaft,
The embodiment provides a local division of both locking functions. In this case, the lock between shell and shaft is integrated into the mechanism of the operating lever. The advantage of splitting the locking function in this case is that the shaft is open on the front side or on either side for shoe attachment, and therefore buckle-type ski boots, in which the locking device for the shaft in the instep region is omitted for reasons of space, are Obtained when used. In FIG. 16, in order to lock the toe cap 502a of the ski boot 501 against the shell 502, a locking element 508 is guided in the shell 502 transversely to the tongue 506 of the toe cap 502a. The locking element 508 is moved in the direction of the arrow (A, B) by the operating lever 510 via the tensioning device 511, as illustrated in FIG. Locking
The cooperation of tongue 506 with element 508 and locking element is clearly illustrated in FIG. When the operating lever 510 is closed, the tension device 511 is shown in solid line.
The rope shown in dotted lines is relaxed and the rope shown in dotted lines of tensioning device 511 is tensioned. Therefore, the locking element 508 is in the position shown in FIGS. 16 and 17 in direction B.
Move to the position. In this position, the entire extent of the first section 508a of the locking element 508, which moves in front of the tongue 506, prevents the respective movement of the toe cap 502a.
Ru. At the same time, a latching pin 512 that is connected directly or indirectly to the operating lever 510 passes through the opening of the shaft 504 and is inserted into the latching notch 513 or the opening of the shell 502.
Engages behind the undercut. Since the latching pin is constructed in a spring-elastic manner, the latching pin automatically snaps together when the operating lever 510 is closed, and fits into the latching notch 513 or engages behind the undercut. . When the operating lever 510 is released, the rope indicated by the solid line connects to the locking element.
508 in the direction of arrow A. This position of locking element 508 is illustrated in dashed lines in FIGS. 16 and 17. In this position of locking element 508 tongue 506 is released. This is because the notch of the third section 508b is opposed to the end surface of the tongue 506. When the operating lever 510 is released, the latching pin 512 projects from the latching notch 513 and thus releases the connection between the shaft 504 and the shell 502. Now the shoes are prepared for walking. The locking mechanism on the heel side of the shaft 504 and the shell 502 is known per se. A number of embodiments apply in this case. Therefore, it will be briefly described. 16 and 17, the main points of the invention are the locking mechanism for the toe camp 502a for the shell 502 in the instep region and the shell in the heel region.
locking mechanism for the shaft 504 against the shaft 502;
In this case, the latter locking mechanism is assembled into the operating lever for the former locking mechanism.
be included. Naturally, in the case of the embodiment according to FIG. 1 or FIG.
It is also possible to double lock the shaft by equipping it with a locking bottle. Naturally, the invention is not limited to the embodiments shown, but can be implemented in many different ways (without departing from the scope of the invention; it is thus possible, for example, to have a tongue with a free end that is different from a T-shape). It can also be formed by