JPH0750117A - 圧力スイッチ - Google Patents

圧力スイッチ

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Publication number
JPH0750117A
JPH0750117A JP25261493A JP25261493A JPH0750117A JP H0750117 A JPH0750117 A JP H0750117A JP 25261493 A JP25261493 A JP 25261493A JP 25261493 A JP25261493 A JP 25261493A JP H0750117 A JPH0750117 A JP H0750117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hard member
elastic body
pressure
switch means
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP25261493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Fukuyama
博 福山
Bunya Kobayashi
文弥 小林
Kazuyuki Kobayashi
和之 小林
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな圧力がかかっても破損することなく、
感度も良く小型で安価な圧力スイッチを提供する。 【構成】 所定の加圧力が加えられたことを検知する圧
力スイッチ1であって、加圧力の作用に伴って相対的に
近接移動するよう対向配置された第1の硬質部材2およ
び第2の硬質部材3と、この第1の硬質部材2と第2の
硬質部材3との間に介在される弾性体4と、上記第1の
硬質部材2と第2の硬質部材3との間に介在され所定値
以上の加圧力の作用により検知信号を出力するスイッチ
手段6と、上記弾性体4の圧縮時に所定の圧縮量以上に
ならないように上記第1の硬質部材2と第2の硬質部材
3との相対移動を規制する規制部5を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、比較的大きな圧力が
作用したときスイッチの入切を行なわせる圧力スイッチ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、駐車場の出入口等におい
て車両の通過を確認する為の装置として光センサあるい
は重量センサが用いられていた。すなわち、光センサは
発光側と受光側との間を走査する光が車両によって遮断
されることによって車両の通過を検知するものであり、
重量センサは車両の重量を検出して、車両の通過を確認
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、光センサに
よるものは装置が複雑で高価となり、かつ走査光が遮断
されれば通過するものが車両でなくても、車両が通過し
たと検知され、また、重量センサによるものは、検知す
べき車両間の重量差が大きく、おおよそ0.5t(軽自
動車)〜10t(トラック)までの重量が計測できる装
置が必要であって、装置も大型化し、設置箇所が制約を
受けたり、装置も高価となる。
【0004】従って、本発明は、正確な検知が可能であ
り、簡易な構成で安価な、かつ、大きな圧力が加わって
も破損することのない圧力スイッチを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、所定の加圧力が加えられたことを検知
する圧力スイッチであって、加圧力の作用に伴って相対
的に近接移動するよう対向配置された第1の硬質部材お
よび第2の硬質部材と、この第1の硬質部材と第2の硬
質部材との間に介在される弾性体と、上記第1の硬質部
材と第2の硬質部材との間に介在され所定値以上の加圧
力の作用により検知信号を出力するスイッチ手段と、上
記弾性体の圧縮時に所定の圧縮量以上にならないように
上記第1の硬質部材と第2の硬質部材との相対移動を規
制する規制部を設けたものである。
【0006】
【作用】第1及び第2の硬質部材を互いに近づけるよう
な圧力が作用すると弾性体が圧縮され、弾性体が圧縮さ
れると内部のスイッチ手段が作動する。さらに圧力が作
用すると弾性体もさらに圧縮されるが、弾性体の圧縮量
が一定の量になると規制部が作用して弾性体のそれ以上
の圧縮を阻止し、弾性体及び内部のスイッチ手段の破壊
を防止する。
【0007】
【実施例】以下に、この発明の好適な実施例を図面を参
照にして説明する。
【0008】図1に示す圧力スイッチ1は、例えば鋼材
よりなる第1の硬質部材2と第2の硬質部材3との間に
弾性体4を設け、弾性体4の圧縮時に所定の圧縮量以上
にならないように第1及び第2の硬質部材2,3の間に
規制部5を設けてある。規制部5は、第2の硬質部材3
と一体形成され、第2の硬質部材3の周縁から円筒状に
突出している。また、シリコンゴムからなる弾性体4の
内部に所定値以上の加圧力の作用により抵抗値が低下す
る加圧導電ゴム6Aを利用したスイッチ手段6を配設し
てある。スイッチ手段6は、図2に示すように弾性体4
の内部に等間隔で3個設けてあり、各スイッチ手段6は
コード7で直列又は並列に接続され、1つのスイッチ手
段6から配線コード8が外部に取出されている。
【0009】スイッチ手段6は図3に示すようにシリコ
ンゴムに金属微粒子を混入した加圧導電ゴム6Aの上下
に平編線6B,6B(電極)を設け、これらをシリコン
ゴム等の弾性材料6Cで被覆したものである。平編線6
Bは極めて細い束の銅線を編んだものである。これら平
編線6Bにコード7を接続したり配線コード8を接続す
る。配線コード8は所望の機器へ接続して例えば通過車
両が装置上に乗った状態でスイッチ手段6が作動したと
きに車両の通過を検知して表示するようにする。スイッ
チ手段6に所定加圧力が作用すると加圧導電ゴム6Aの
電気抵抗値が低下し、平編線6B,6Bが通電し、加圧
力が除去されると通電が遮断される。
【0010】スイッチ手段6の弾性体4内部への配設
は、図4に示すように、一端側において加圧導電ゴム6
Aを切断して平編線6B,6Bを露出させ、この平編線
6B,6Bに配線コード8を接続したのちシリコンゴム
からなる充填ゴム9を充填する。また他のスイッチ手段
6との配線はこの露出し絶縁物からなるスペーサ11を
平編線6B,6B間にくわえさせ平編線6B,6B同士
をコード7で直列又は並列に接続する。このコード7も
充填ゴム9により埋設される。これにより平編線6B,
6Bおよびコード7が絶縁されると共に、防水・防塵が
なされる。なお、弾性体4内に配設されるスイッチ手段
6は3個に限定されるものではなく、使用する個所に応
じて1個又は3個以上であっても良い。また、複数個の
スイッチ手段6をコード7により直列に接続したときに
は、すべてのスイッチ手段6に圧力が加わったときにス
イッチが作動し、並列に接続したときにはどれか1つの
スイッチ手段6に圧力が加わったときでもスイッチとし
て作動する。
【0011】図5に示すものは、車両の通過路面14の
下にこの圧力スイッチ1を設けた例を示し、止め具16
の頭部が通過路面14の空所10内を上下動するように
なっている。図5は車両が通過中の状態を示し、車両の
重量により通過路面14が下降し、弾性体4が圧縮さ
れ、規制部5が第1の硬質部材2に当接し弾性体4がそ
れ以上縮小されない状態にある。規制部5が作用する前
に圧力スイッチ1が作動し、車両の通過を検知し、適宜
手段により表示等する。車両が通過すると通過路面14
は弾性体4の弾力により復帰する。規制部5の先端と第
1硬質部材2との間隔は、上述の動作を達成できるよう
に設定されている。圧力スイッチ1は、例えば軽自動車
でも検知できるように0.5tで作動するように設定さ
れている。なお、規制部5の所定個所に配線コード8を
取出すための孔3Lを設けてある。また、図中符号15
は路面を示し、この路面15上に圧力スイッチ1を設
け、圧力スイッチ1を上方から覆うように車両を通過さ
せるための通過路面14を設ける。通過路面14は鉄板
等で周縁部に車が乗り降りし易いように傾斜部を形成し
たもの等が使用できる。
【0012】図6は、図3に示すスイッチ手段6の性能
評価の結果を示すグラフであり、スイッチ手段6の上か
ら1cm角の角材で荷重を加え、その時の導通抵抗を測定
したものである。このようなスイッチ手段6が埋設され
る弾性体4の硬さによりこのスイッチ手段6が0.5t
の重さにより作動するように設計すれば、図5に示す実
施例の圧力スイッチ1となる。
【0013】規制部5は、第2の硬質部材3に形成され
た円筒状のフランジ部分ではなく、図7や図8に示すよ
うな構造であっても良い。スイッチ手段6がどの程度の
圧力で作動するかを決めるのは、弾性体4の硬さによる
が、スイッチ手段6が作動した後のさらなる圧力をどの
程度で規制するかは規制部5の設計如何による。
【0014】図9に示す実施例は、弾性体4として硬さ
の異なる2種類の弾性体4を2層重ねて用い、これら弾
性体4内には夫々スイッチ手段6を組込んである。例え
ば、上層の弾性体6を柔らかく、下層の弾性体6を硬く
すれば、上層の変形が大きく、下層の変形が小さいもの
となる。この場合、上層の弾性体4に組込んだスイッチ
手段6により車両の通過を確認するか、車両重量の下限
を規定し、下層の弾性体4に組込んだスイッチ手段6に
より車両重量の上限を規定するようにすることもでき
る。図10は上層に組込まれたスイッチ手段6が作動し
たとき、図11は下層に組込まれたスイッチ手段6が作
動したとき、図12は規制部5が作用して弾性体4の変
形をストップしたときを示す。
【0015】なお、スイッチ手段6は1つの弾性体4の
内部に2段以上重ねて配設することもできる。2段以上
重ねて配設した場合には、それぞれのスイッチ手段6の
感度を異ならしめておくことが好ましい。
【0016】図13に示す実施例は、弾性体4としてシ
リコンゴムではなくコイルスプリングを用いたものを示
し、第1の硬質部材2の上面と第2の硬質部材3の下面
とが規制部5を構成している。また、スイッチ手段6と
しては釦スイッチを使用し、この釦スイッチは第1の硬
質部材2の上面から突出し、規制部5が圧接するときに
この突出部分が押し下げられても破損しないようになっ
ている。第1及び第2の硬質部材2,3が圧接、すなわ
ち規制部5が圧接する前にスイッチは作動し、圧接時も
作動状態であるが、釦スイッチは圧接時に押圧に耐える
構造であることが必要であり、あるいは釦スイッチが押
圧に耐える範囲内で両硬質部材2,3を圧接させるよう
にする。
【0017】図14は、第1の硬質部材2の平面図であ
り、円周上の3等分された位置にコイルスプリングから
成る弾性体4を収容するための凹部21が形成され、こ
の凹部21の中心に軸22が突出形成されている(図1
5参照)。また、スイッチ手段6を設置するための溝2
3が形成されるとともに、配線用切欠24,配線用溝2
5も形成されている(図16参照)。さらに、取付孔2
6,配線用凹部27,ねじ孔28も形成されている。
【0018】図17は、図14の第1の硬質部材2とペ
アになる第2の硬質部材3の底面図であり、弾性体4を
収容するための凹部31,軸32,取付孔36,配線用
凹部37,ねじ孔38が夫々形成され、凹部21,31
に弾性体4(コイルスプリング)の下部と上部とが収容
され、取付孔26,36やねじ孔28,38を介して図
5に示すような路面15や通路路面14に両硬質部材
2,3を固着するようになっている。図18は図17の
C−C線断面図である。
【0019】図19に示す第1の硬質部材2の実施例
は、6ヶの凹部21に形成された軸22にねじ孔29を
形成し、図21に示す第2の硬質部材3に形成されたね
じ孔39から挿入されたねじ先端(図示せず)をねじ込
むようになっている。図20は図19のD−D線断面図
であり、ねじ孔29を詳細に示す。図22は図21のE
−E線断面図であり、ねじ孔39と配線用凹部37を示
す。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
弾性体を設けてあるので、スイッチ手段が保護されると
ともに、大きな圧力を受ける個所での使用が可能とな
る。また、弾性体が一定の圧縮量以上に圧縮されようと
すると、規制部が作用して弾性体が所定量以上圧縮する
のを阻止する。したがって弾性体並びにスイッチ手段が
破損する恐れもない。また、小型で確実な作動が行なえ
かつ安価に提供することができるものである。また、こ
の圧力スイッチは上述の如き構成であるため、防水,防
塵に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例を示す正面図。
【図2】弾性体の平面図。
【図3】スイッチ手段の斜視図。
【図4】弾性体内部に配設したスイッチ手段を示す断面
図。
【図5】車両通過確認用に応用した例を示す断面図。
【図6】スイッチ手段の性能評価の結果を示すグラフ。
【図7】他の実施例を示すスイッチ手段の断面図。
【図8】さらに別の例を示すスイッチ手段の断面図。
【図9】弾性体を2層使用した例を示す断面図。
【図10】図9のものに感圧がかかり上層のスイッチが
作動した状態の断面図。
【図11】図10のものにさらに圧力がかかり下層のス
イッチが作動した状態の断面図。
【図12】図11のものにさらに圧力がかかり規制部が
作用した状態の断面図。
【図13】他の実施例を示す断面図。
【図14】第1の硬質部材の平面図。
【図15】図14のA−A線断面図。
【図16】図14のB−B線断面図。
【図17】第2の硬質部材の底面図。
【図18】図17のC−C線断面図。
【図19】別の第1の硬質部材の平面図。
【図20】図19のD−D線断面図。
【図21】別の第2の硬質部材の底面図。
【図22】図21のE−E線断面図。
【符号の説明】
1 圧力スイッチ 2 第1の硬質部材 3 第2の硬質部材 4 弾性体 5 規制部 6 スイッチ手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の加圧力が加えられたことを検知す
    る圧力スイッチであって、 加圧力の作用に伴って相対的に近接移動するよう対向配
    置された第1の硬質部材および第2の硬質部材と、 この第1の硬質部材と第2の硬質部材との間に介在され
    る弾性体と、 上記第1の硬質部材と第2の硬質部材との間に介在され
    所定値以上の加圧力の作用により検知信号を出力するス
    イッチ手段と、 上記弾性体の圧縮時に所定の圧縮量以上にならないよう
    に上記第1の硬質部材と第2の硬質部材との相対移動を
    規制する規制部を設けたことを特徴とする圧力スイッ
    チ。
JP25261493A 1993-06-02 1993-09-14 圧力スイッチ Pending JPH0750117A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25261493A JPH0750117A (ja) 1993-06-02 1993-09-14 圧力スイッチ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-156188 1993-06-02
JP15618893 1993-06-02
JP25261493A JPH0750117A (ja) 1993-06-02 1993-09-14 圧力スイッチ

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ID=26484001

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JP25261493A Pending JPH0750117A (ja) 1993-06-02 1993-09-14 圧力スイッチ

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