JPH074991U - 挿込式弁接手 - Google Patents

挿込式弁接手

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JPH074991U
JPH074991U JP3883593U JP3883593U JPH074991U JP H074991 U JPH074991 U JP H074991U JP 3883593 U JP3883593 U JP 3883593U JP 3883593 U JP3883593 U JP 3883593U JP H074991 U JPH074991 U JP H074991U
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雅行 阿部
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三輝工業有限会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 挿込式弁接手において、ソケット側接手
(1)とプラグ側接手(2)の接続解除が安全かつ容易
になされるものを提供するものである。 【構成】 ソケット側接手(1)とプラグ側接手(2)
を2列の連結球(13),(14)と連結溝(15),(16)で連結
し、これらの連結状態を1個の共通の往復可能なスリ−
ブ(3)で時間差をもって解除し、前段の解除の際に弁
(24,25) を閉じる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は挿込式弁接手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来圧縮空気工具を空気圧縮機にホ−スで接続して、圧縮空気を圧縮工具に送 ってその工具を動作させる装置において、圧縮空気工具とホ−スを挿込式弁接手 で分離可能に接続している。上記挿込式弁接手は空気圧縮機側に接続されるソケ ット側接手と圧縮空気工具側に接続されるプラグ側接手で構成され、両接手の接 続にてソケット側接手内の弁が開かれ、分離にて閉じられる。両接手の接続は連 結球と環状連結溝の係合とその係合を保持する可動スリ−ブでなされ、この可動 スリ−ブを一方向に移動させることにより両接手の接続が解除される。この両接 手の接続解除の際、プラグ側接手がソケット側接手から空気圧で急激に切り離さ れるので作業者が負傷する恐れがあり、安全性に問題がある。尚作業中可動スリ −ブが引きずられて両接手が分離される場合もあり、同様の問題が生じる。
【0003】 上記安全上の問題点を解決して、より安全な挿込式弁接手を提供しようとして 、両接手の接続を2列の連結球と環状の連結溝と可動スリ−ブで時間差をもって 、2段階に分離し、前段の分離時に閉弁し、後段の分離時に完全に切り離すもの が考案されている(実開昭63−87391号)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記2列の連結球と環状の連結溝と可動スリ−ブでソケット側接手とプラグ側 接手の接続を分離する際には、一方の可動スリ−ブを移動させたのちに他方の可 動スリ−ブを移動させる手順が求められる。誤って上記他方の可動スリ−ブを移 動させると上記一方の可動スリ−ブも追従して、両接手の分離が1段階にてなさ れ、作業者が負傷する恐れが残る。また2列の可動スリ−ブを正しい手順に従っ て操作するとしても、その操作が面倒である。
【0005】 本考案は上記に鑑み、可動スリ−ブの操作が誤ることなく確実になされて、両 接手を前段の分離の際に弁を閉じ、後段の分離の際に完全に切り離すことが確実 にでき、両接手の分離の際に作業者を負傷から守る安全性を向上させ、また可動 スリ−ブの接続解除操作が容易にできるものを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の挿込式弁接手においては、ソケット側接 手にプラグ側接手が、ソケット側接手の2列の連結球とプラグ側接手の環状の連 結溝で分離可能に連結され、この連結状態をソケット側接手の1個の可動スリ− ブで拘束したり解除したりし、その拘束解除時に2列の連結球と連結溝の係合解 除に時間差を設け、前段の係合解除時に両接手が部分的に分離して閉弁され、後 段の係合解除時に両接手が完全に分離される関係に構成されている。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例につき図面を参照しながら具体的に説明する。
【0008】 挿込式弁接手は、ソケット側接手(1)と、プラグ側接手(2)と、両接手を 分離可能に接続する手段と、該接続手段を接続または分離させる往復動可能な可 動スリ−ブ(3)と、上記ソケット側接手(1)内に組み込まれてソケット側接 手(1)からプラグ側接手(2)方向への正常流を遮断する弁手段を具備してい る。
【0009】 ソケット側接手(1)は筒状のソケット本体(4)とその一端にねじ(5)で 結合されたホ−ス継手部(6)で構成され、これらのソケット本体(4)とホ− ス継手部(6)内に直線状の流路(7)が形成されている。ホ−ス継手部(6) はホ−ス(図示略)で空気圧縮機(図示略)に接続され、高圧の正常流が矢印A で示すようにソケット側接手(1)からプラグ側接手(2)の方向に流れる。
【0010】 プラグ側接手(2)も筒状でソケット本体(4)内に分離可能に挿入されるプ ラグ部(8)を有し、その一端に圧縮工具(図示略)に接続される雄ねじ部(9 )が設けられ、これらの内部には前記ソケット側接手(1)の流路(7)に連通 する直線状の流路(10)が形成されている。
【0011】 ソケット側接手(1)とプラグ側接手(2)を接続する手段として、第1列目 の保持孔(11)と第2列目の保持孔(12)が2列ソケット本体(4)に各々90度の 等間隔に4個穿設されている。各列の保持孔(11),(12)にはそれらに対応する第 1列目の連結球(13)と第2列目の連結球(14)が2列充填されている。これらの各 列の連結球(13),(14)とかみ合う第1列目の環状の連結溝(15)と第2列目の環状 の連結溝(16)がプラグ部(8)に形成されている。連結溝(15)は連結球(13)に対 して長手方向に遊びがなく、これらが互いにかみ合っているときは、プラグ部( 8)はソケット本体(4)に対して移動できない状態に結合される。連結溝(16) は連結溝(15)より幅が大きく連結球(14)に対して長手方向に遊びがある。従って 、連結溝(16)と連結球(14)がかみ合っている状態でも、連結溝(16)の遊びの区間 だけ連結球(14)に対して両方向に移動できる。その結果プラグ部(8)は、連結 球(13)が連結溝(15)から外れても、上記遊びの区間だけ移動してその位置に停止 されてソケット本体(4)に対する結合が保持される。
【0012】 可動スリ−ブ(3)は、ソケット本体(4)の外周に往復動可能に嵌合され、 圧縮コイルばね(17)でプラグ側接手(2)の方向に付勢されており、ソケット本 体(4)に固定されたストップリング(18)とソケット本体(4)に一体に形成さ れた六角形のスパナ掛け部(19)との間に移動が制限される。可動スリ−ブ(3) の内周面には、2列の連結球(13),(14)に対応する第1列目の拘束面(20)と拘束 解除面(21)及び第2列目の拘束面(22)と拘束解除面(23)がそれぞれ2列設けられ ている。拘束面(20),(22)は連結球(13),(14)を連結溝(15),(16)とかみ合う位 置に押し出してそのかみ合いを拘束する。拘束解除面(21),(23)は連結球(13), (14)が連結溝(15),(16)から外れる位置への飛び出しを許容してそのかみ合いの 拘束を解除する。
【0013】 第1列目の拘束面(20)は第2列目の拘束面(22)より短く形成され、第1列目の 連結溝(15)も第2列目の連結溝(16)より短く形成されて、2列の連結球(13),(1 4)を2列の連結溝(15),(16)から時間差をもって外れるように定められている。
【0014】 弁手段は弁座(24)と該弁座にかみ合う弁体(25)で構成されている。弁座(24)は ゴム製の環状体で形成され、ソケット本体(4)の肩部とホ−ス継手部(6)の 端面で挟持固定されている。弁体(25)は板状部(26)とフランジ部(27)と軸部(28) で形成され、ソケット本体(4)とホ−ス継手部(6)の流路(7)内に組み込 まれている。板状部(26)は弁座(24)の孔内に挿入され、軸部(28)は圧縮コイルば ね(29)が巻装され、該ばねが弁体(25)を弁座(24)方向に付勢している。
【0015】 図2においては、ソケット側接手(1)とプラグ側接手(2)は互いに接続さ れている。この状態においては、プラグ部(8)がソケット本体(4)内に挿入 されて、連結球(13),(14)が連結溝(15),(16)にかみ合い、これらの連結球(13) ,(14)を可動スリ−ブ(3)の拘束面(20),(22)が連結溝(15),(16)に押し込ん でいる。この際連結球(14)は連結溝(16)の左端(30)の位置を取って連結溝(16)の 右端(31)と連結球(14)の間に遊びの区間があり、また拘束面(22)はその右端(32) が連結球(14)にかみ合っている。また弁体(25)はプラグ部(8)の端面で右方に 押し込まれてフランジ部(27)が弁座(24)から離され、その間に空気の通る隙間が 形成されている。圧縮空気はホ−ス継手部(6)に流入して弁座(24)と弁体(25) の間を通ってプラグ部(8)に流入し、工具継手部(33)から流出する。
【0016】 図2の状態にて、可動スリ−ブ(3)を矢印B方向にばね(17)に抗してソケッ ト本体(4)上を移動させると、図3に示すように拘束面(20)は連結球(13)から 外れると共に拘束解除面(21)は連結球(13)の位置に達し、連結球(13)と連結溝(1 5),(16)によるプラグ部(8)とソケット本体(4)との接続が解除される。同 時に拘束面(22)はその一端(32)から他端(34)に至る距離だけ連結球(14)上を摺動 し連結球(14)と連結溝(16)とのかみ合いを保持して、連結球(14)連結溝(16)によ るプラグ部(8)とソケット本体(4)との接続が連結溝(16)の遊びの区間内に て保持される。上記連結球(13)によるプラグ部(8)とソケット本体(4)との 接続が解除される瞬間、プラグ部(8)は弁体(25)による押圧力や正常流自身の 流体圧にて矢印A方向に押し出され、連結溝(16)がその一端(30)から他端(31)ま で連結球(14)に対して移動して停止する。この停止位置にて、プラグ部(8)は ソケット本体(4)接続された状態に保持される。プラグ部(8)の移動と共に 弁体(25)は弁座(24)に押しつけられて流路(7)を閉じ、正常流の流れを遮断す る。
【0017】 図3の状態にて、可動スリ−ブ(3)を矢印B方向にばね(17)に抗してソケッ ト本体(4)上をさらに移動させると、図4に示すように拘束解除面(21)はその 一端(35)から他端(36)まで連結球(13)に対して移動して連結球(13)と連結溝(15) によるプラグ部(8)とソケット本体(4)との接続の解除を保持する。同時に 拘束面(22)は連結球(14)から外れて、拘束解除面(23)が連結球(14)とかみ合う位 置に達し、この連結球(14)と連結溝(16)によるプラグ部(8)とソケット本体( 4)の接続も解除される。これによりプラグ部(8)はソケット本体(4)から 完全に引き抜かれて分離される。分離後可動スリ−ブ(3)に対する矢印B方向 への押し込む力を解除すると、該可動スリ−ブ(3)はばね(17)の力でストップ リング(18)で停止される位置まで移動される(図1)。
【0018】 ソケット側接手(1)とプラグ側接手(2)を図1に示す完全に分離した状態 から図2に示すように完全に接続する操作は次の通りである。可動スリ−ブ(3 )をその一端(37)がソケット本体(4)のスパナ掛け部(38)に突き当るまで後退 させて、拘束解除面(21),(23)を連結球(13),(14)に合わせる(図4)。この状 態にて、プラグ部(8)をその先端が弁座(24)に突き当るまでソケット本体(4 )内に押し込んで、連結溝(15),(16)を連結球(13),(14)に合わせる(図2)。 その後、可動スリ−ブ(3)に対する押し込む力を解除して、この可動スリ−ブ (3)をその他端がストップリング(18)に突き当るまでばね(17)で前進させ、拘 束面(20),(22)を連結球(13),(14)にかみ合わせる。これで両接手(1),(2 )の接続が完了する(図2)。
【0019】 図1〜図3に示す実施例においては、可動スリ−ブ(3)はソケット本体(4 )に対して図2に示す前進位置から図3に示す中間位置を経て図4に示す後退位 置まで連続的に後退される。可動スリ−ブ(3)が図3の中間位置を後方へ手動 で通過する際、瞬時に弁体(25)とプラグ部(8)が矢印A方向に移動して図3に 示すように弁体(25)が閉じられると共に連結球(14)と連結溝(16)によるプラグ部 (8)とソケット本体(4)の接続が保持される。従って、プラグ側接手(2) とソケット側接手(1)の分離の際の作業は安全に行われるが、次の実施例に示 すように構成を付加すれば、一層安全性が向上する。
【0020】 図5〜図7に示すように、ストップピン(39)がソケット本体(4)の外周に起 立され、該ストップピン(39)に嵌合する長孔(40)が可動スリ−ブ(3)の一端に 形成されている。
【0021】 図5は図2と同様にソケット側接手(1)とプラグ側接手(2)が互いに2列 連結球(13),(14)と連結溝(15),(16)で接続された状態を示す。この際可動スリ −ブ(3)は図2に示すようにストップリング(18)に突き当る位置を取り、この 可動スリ−ブ(3)の長孔(40)がソケット本体(4)のストップピン(39)に対し て食い違っている。
【0022】 可動スリ−ブ(3)を図5の状態にて矢印B方向に移動させると、該スリ−ブ の端面(41)がストップピン(39)に突き当って停止する(図6)。この可動スリ− ブ(3)の停止位置は図3に示す位置と同一であり、つまり弁体(25)が閉じられ 、連結球(13)と連結溝(15)によるプラグ部(8)とソケット本体(4)との接続 が解除され、連結球(14)と連結溝(16)によるプラグ部(8)とソケット本体(4 )との接続が保持されている。
【0023】 可動スリ−ブ(3)を図6の状態にて、矢印C方向に回転させて長孔(40)をス トップピン(39)に合わせる。そして長孔(40)をストップピン(39)に沿って摺動さ せながら可動スリ−ブ(3)を矢印B方向に移動させる(図7)。この状態は図 4に示す位置に対応するもので、連結球(13)と連結溝(15)の接続解除に続いて連 結球(14)連結溝(16)によるプラグ部(8)とソケット本体(4)との接続も解除 される。
【0024】 このように、ソケット本体(4)の移動をその端面(41)とストップピン(39)の 係合にて一度停止させることにより、連結球(13)と連結溝(15)によるソケット本 体(4)とプラグ部(8)との接続が解除されて弁体(25)を閉じ、長孔(40)とス トップピン(39)の相対的移動にて連結球(14)と連結溝(16)によるソケット本体( 4)とプラグ部(8)との接続も解除されて完全に分離されるので、2列の連結 球(13),(14)と連結結溝(15),(16)による時間差の接続解除の確実性が高くなり 、その結果安全性が一層向上する。両接手の接続は逆に操作すればよい。
【0025】 尚上記実施例において、ソケット側接手(1)はホ−ス用ののこ歯形の継手( 6)が設けられ、プラグ側接手(2)は工具や管用のねじ形の継手部(33)が設け られているが、これに限定されるものではなく、逆にしてもよく、双方同一の継 手を使用してもよい。
【0026】
【考案の効果】
本考案は上記のように、ソケット側接手(1)にプラグ側接手(2)が、ソケ ット側接手の2列の連結球(13),(14)とプラグ側接手の環状の連結溝(15),(16) で分離可能に連結され、この連結状態をソケット側接手の1個の可動スリ−ブ( 3)で拘束したり解除したりし、その解除時に2列の連結球(13),(14)と連結溝 (15),(16)の係合解除に時間差を設け、前段の係合解除時に両接手(1), (2 )が部分的に分離して閉弁され、後段の係合解除時に両接手(1), (2)が完 全に分離される関係に構成されているので、可動スリ−ブ(3)の操作が誤るこ となく、確実になされて、両接手(1),(2)を前段の分離の際に弁体(25)を 閉じ、後段の分離の際に完全に切り離すことが確実にでき、両接手(1),(2 )の分離の際に作業者を負傷から守る安全性を向上させ、また可動スリ−ブ(3 )の接続解除操作が容易にできる。また上記ソケット本体(4)にストップピン (39)を設けると共に可動スリ−ブ(3)に長孔(40)を設け、ストップピン(39)と 可動スリ−ブ(3)の端面(41)との係合時に第1列目の連結球(13)と連結球(15) による接続を解除させ、長孔(40)をストップピン(39)に嵌合させて移動させるこ とにより、第2列目の連結球(14)と連結球(16)による接続を解除させるように構 成することにより、両接手(1),(2)の分離の際の安全性が一段と向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例におけるプラグ側接手とソ
ケット側接手の分離状態を示す一部縦断正面図であり、
(A)はプラグ側接手を示し、(B)はソケット側接手
を示す。
【図2】図1の両接手の接続状態を示す一部縦断正面図
である。
【図3】図1の両接手の接続状態において、接続手段の
一部が解除され、一部が接続されて、弁が閉じられてい
る状態を示す一部縦断正面図である。
【図4】図1の両接手の接続状態において、接続手段の
全部が解除され、弁が閉じられた状態を示す一部縦断正
面図である。
【図5】本考案の第2実施例におけるプラグ側接手とソ
ケット側接手の接続状態を示す一部省略正面図である。
【図6】図5の接続された接手であって、図3に対応す
る一部省略正面図である。
【図7】図5の接続された接手であって、図4に対応す
る一部省略正面図である。
【図8】本考案の弁体の斜視図である。
【符号の説明】
1 ソケット側接手 2 プラグ側接手 3 可動
スリ−ブ 4 ソケット本体 8 プラグ部 1
1 第1列目の保持孔 12 第2列目の保持孔
13 第1列目の連結球 14 第2列目の連結球
15 第1列目の連結溝 16 第2列目の連結溝
20 第1列目の拘束面 21第1列目の拘束解
除面 22 第2列目の拘束面 23 第2列目の
拘束解除面 24 弁座 25 弁体 39 ス
トップピン 40 長孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路を有するソケット側接手(1)と、
    該ソケット側接手に分離可能に接続されてそのソケット
    側接手の流路に連通する流路を有するプラグ側接手
    (2)と、両接手を分離可能に接続する手段と、該接続
    手段を接続または分離させるためにソケット側接手のソ
    ケット本体(4)の外周に往復動可能に嵌合される可動
    スリ−ブ(3)と、上記ソケット側接手(1)の流路内
    に組込まれた弁座(24)と該弁座と接触してソケット側接
    手(1)からプラグ側接手(2)の方向への正常流を遮
    断する弁体(25)を含む弁手段を具備し、上記接続手段は
    ソケット側接手(1)のソケット本体(4)に穿設され
    た第1列目と第2列目の2列の保持孔(11),(12)と、こ
    れらの保持孔(11),(12)内に保持される第1列目と第2
    列目の2列の連結球(13),(14)と、上記ソケット本体
    (4)に分離可能に挿入されるプラグ側接手(2)のプ
    ラグ部(8)に形成されて2列の連結球(13),(14)とか
    み合う第1列目と第2列目の環状の2列の連結溝(15),
    (16)を備え、上記可動スリ−ブ(3)はばね(17)で常時
    プラグ側接手(2)の方向に付勢され、2列の連結球(1
    3),(14)を2列の連結溝(15),(16)とかみ合う位置に押
    し出してそのかみ合いを拘束する第1列目と第2列目の
    2列の拘束面(20),(22)と2列の連結球(13),(14)が2
    列の連結溝(15),(16)から外れる位置への移動を許容し
    てかみ合いの拘束を解除する第1列目と第2列目の2列
    の拘束解除面(21),(23)を有し、第1列目の拘束面(20)
    は第2列目の拘束面(22)より短く形成されると共に第1
    列目の連結溝(15)も第2列目の連結溝(16)より短く形成
    されて2列の連結球(13),(14)を2列の連結溝(15),(1
    6)から時間差をもって外れるように定められ、ソケット
    側接手(1)とプラグ側接手(2)が2列の連結球(1
    3),(14)と連結溝(15),(16)で結合されている状態にお
    いては弁体(25)がプラグ部(8)で押し込まれて開弁さ
    れ、この状態にて可動スリ−ブ(3)をソケット側接手
    (1)の方向にばね(29)に抗して移動させると、第1列
    目の拘束面(20)のみが第1列目の連結球(14)から外れ
    て、プラグ側接手(2)が該接手方向への正常流の流体
    圧にて第2列目の連結溝(16)の遊びの区間だけ第2列目
    の連結球(14)に対して分離方向に送られて第2列目の連
    結球(14)で停止されると共に弁体(25)も追従して弁座(2
    4)に押しつけられて正常流を遮断し、さらに可動スリ−
    ブ(3)をソケット側接手(1)の方向にばね(17)に抗
    して移動させると、第2列目の拘束面(22)も第2列目の
    連結球(14)から外れて、プラグ側接手(2)がソケット
    側接手(1)から完全に分離される挿込式弁接手。
  2. 【請求項2】 上記ソケット本体(4)にはストップピ
    ン(39)が突設され、上記可動スリ−ブ(3)の端面には
    ストップピン(39)に嵌合する長孔(40)が形成され、ソケ
    ット側接手(1)とプラグ側接手(2)が2列の連結球
    (13),(14)と連結溝(15),(16)で結合されている状態に
    おいては、長孔(40)がストップピン(39)と食い違い、こ
    の状態において可動スリ−ブ(3)をソケット側接手
    (1)の方向にばね(17)に抗して移動させるとその端面
    (41)がストップピン(39)に突き当たってその位置に停止
    され、この停止位置にて第1列目の拘束面(20)のみが第
    1列目の連結球(13)から外れてプラグ側接手(2)がソ
    ケット側接手(1)から分離する方向に部分的に移動し
    て開弁され、さらに長孔(40)をストップピン(39)に一致
    させてから長孔(40)をストップピン(39)に対して嵌合し
    た状態にて可動スリ−ブ(3)をソケット側接手(1)
    の方向にばね(17)に抗して移動させると、第2列目の拘
    束面(22)も第2列目の連結球(14)から外れてプラグ側接
    手(2)がソケット側接手(1)から完全に分離する請
    求項1記載の挿込式弁接手。
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JPS61183588A (ja) * 1985-02-07 1986-08-16 本田技研工業株式会社 自動車用ドアロツク装置に於けるストライカ構造

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