JPH0749383B2 - モノクロルアセトンの製造方法 - Google Patents
モノクロルアセトンの製造方法Info
- Publication number
- JPH0749383B2 JPH0749383B2 JP30987286A JP30987286A JPH0749383B2 JP H0749383 B2 JPH0749383 B2 JP H0749383B2 JP 30987286 A JP30987286 A JP 30987286A JP 30987286 A JP30987286 A JP 30987286A JP H0749383 B2 JPH0749383 B2 JP H0749383B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アセトンの塩素化によってモノクロルアセト
ンを製造する方法において多クロルアセトン及びメシチ
ルオキシド含有量の少ない高純度モノクロルアセトンを
工業的に有利に製造する方法に関するものである。
ンを製造する方法において多クロルアセトン及びメシチ
ルオキシド含有量の少ない高純度モノクロルアセトンを
工業的に有利に製造する方法に関するものである。
モノクロルアセトンは染料、顔料、農薬、殺虫剤等の合
成原料として有用な化合物であり、古くからアセトンに
塩素を反応させることによって得られることが知られて
いる。
成原料として有用な化合物であり、古くからアセトンに
塩素を反応させることによって得られることが知られて
いる。
液状アセトン中に塩素ガスを導入する古くから知られて
いる方法では副反応、特にモノクロルアセトンと分離困
難な1,1−ジクロルアセトン及びメシチルオキシドの生
成が起こりやすく高純度モノクロルアセトンを効率的に
得ることは困難であった。
いる方法では副反応、特にモノクロルアセトンと分離困
難な1,1−ジクロルアセトン及びメシチルオキシドの生
成が起こりやすく高純度モノクロルアセトンを効率的に
得ることは困難であった。
このような問題を解決する方法として特開昭55−2647号
公報には反応装置として蒸留塔を備えた容器を用い、ア
セトンを還流させた塔の上部に塩素を導入してアセトン
との反応を行い、副生する塩化水素は塔頂から除去し、
生成するモノクロルアセトンは未反応アセトンと蒸留分
離して塔の下部へ導くという方法が記載されている。
公報には反応装置として蒸留塔を備えた容器を用い、ア
セトンを還流させた塔の上部に塩素を導入してアセトン
との反応を行い、副生する塩化水素は塔頂から除去し、
生成するモノクロルアセトンは未反応アセトンと蒸留分
離して塔の下部へ導くという方法が記載されている。
しかしながら、この方法では1,1−ジクロルアセトンの
副生は少なくできるが、蒸留塔の凝縮器の形式によって
はメシチルオキシドの副生が多くなるという欠点がある
ことがわかった。即ち、図2に示す凝縮器の形式ではメ
シチルオキシドの副生は少ないが、図1に示すような塔
頂ガスを凝縮器(A)の上部に導き凝縮液を凝縮器の下
部から還流戻り配管(D)を通じて蒸留塔(B)へ戻す
形式では、還流戻り配管(D)中で、アセトンが、溶解
している塩化水素の触媒作用で反応してメシチルオキシ
ドが生成し、これが蒸発容器(C)に蓄積するという問
題があることがわかった。工業的規模では図2の凝縮器
の形式は冷却効率が悪い為に一般的に用いられず、通常
は図1の形式であるので特開昭55−2647号公報に記載さ
れている方法を工業的に実施するのは困難である。
副生は少なくできるが、蒸留塔の凝縮器の形式によって
はメシチルオキシドの副生が多くなるという欠点がある
ことがわかった。即ち、図2に示す凝縮器の形式ではメ
シチルオキシドの副生は少ないが、図1に示すような塔
頂ガスを凝縮器(A)の上部に導き凝縮液を凝縮器の下
部から還流戻り配管(D)を通じて蒸留塔(B)へ戻す
形式では、還流戻り配管(D)中で、アセトンが、溶解
している塩化水素の触媒作用で反応してメシチルオキシ
ドが生成し、これが蒸発容器(C)に蓄積するという問
題があることがわかった。工業的規模では図2の凝縮器
の形式は冷却効率が悪い為に一般的に用いられず、通常
は図1の形式であるので特開昭55−2647号公報に記載さ
れている方法を工業的に実施するのは困難である。
本発明者らはこの問題を改善すべく鋭意検討を重ねた結
果、図1に示すような反応装置でアセトンと塩素を反応
させることにより、モノクロルアセトンを製造するに際
し、アセトンより低沸点で、且つ塩素、塩化水素に対し
て不活性な有機溶剤を添加して、蒸留塔の上段で該有機
溶剤を還流させ、アセトンを還流させた塔内の中段に塩
素を連続的に導入してアセトンとの反応を行い、副生す
る塩化水素を塔頂から連続的に除去し、生成するモノク
ロルアセトンを未反応アセトンと蒸留分離しながら蒸留
塔の下部に導くことにより、多クロルアセトン、メシチ
ルオキシド等の不純物が少ない高純度モノクロルアセト
ンが効率的に得られることを見い出し本発明に到達し
た。
果、図1に示すような反応装置でアセトンと塩素を反応
させることにより、モノクロルアセトンを製造するに際
し、アセトンより低沸点で、且つ塩素、塩化水素に対し
て不活性な有機溶剤を添加して、蒸留塔の上段で該有機
溶剤を還流させ、アセトンを還流させた塔内の中段に塩
素を連続的に導入してアセトンとの反応を行い、副生す
る塩化水素を塔頂から連続的に除去し、生成するモノク
ロルアセトンを未反応アセトンと蒸留分離しながら蒸留
塔の下部に導くことにより、多クロルアセトン、メシチ
ルオキシド等の不純物が少ない高純度モノクロルアセト
ンが効率的に得られることを見い出し本発明に到達し
た。
図1に示す蒸留塔を備えた反応装置でアセトンと塩素を
反応させると、副生する塩化水素は極めて揮発性が大き
いので蒸留塔の外へ直ちに追い出されるが、凝縮器
(A)でアセトンが凝縮する際、アセトンに多量に溶解
し(塩化水素のアセトンへの溶解度は20℃で約25%であ
る。)、還流戻り配管(D)中で滞留している間に溶解
している塩化水素が触媒となってメシチルオキシドが副
生するという事実に着目し、アセトンより低沸点の第三
成分を添加して、アセトンのかわりに塔頂で還流させ、
アセトンと塩化水素の接触時間を短くした。その結果、
図1に示すような装置でもメシチルオキシドの少ない高
純度モノクロルアセトンを得ることが可能になった。
反応させると、副生する塩化水素は極めて揮発性が大き
いので蒸留塔の外へ直ちに追い出されるが、凝縮器
(A)でアセトンが凝縮する際、アセトンに多量に溶解
し(塩化水素のアセトンへの溶解度は20℃で約25%であ
る。)、還流戻り配管(D)中で滞留している間に溶解
している塩化水素が触媒となってメシチルオキシドが副
生するという事実に着目し、アセトンより低沸点の第三
成分を添加して、アセトンのかわりに塔頂で還流させ、
アセトンと塩化水素の接触時間を短くした。その結果、
図1に示すような装置でもメシチルオキシドの少ない高
純度モノクロルアセトンを得ることが可能になった。
本発明で使用する第三成分、即ちアセトンより低沸点で
且つ反応条件下で塩素、塩化水素に対して不活性な有機
溶剤としては、塩化メチレン、塩化イソプロピル等の炭
素数1〜3の飽和ハロゲン化炭化水素及びブタン、ペン
タン、シクロペンタン等の炭素数4〜5の飽和炭化水素
が挙げられる。有機溶剤の沸点が低い場合はアセトンと
の蒸留分離が容易であるが、凝縮器の冷却を強化する必
要がある。又、アセトンの沸点に近い沸点をもつ有機溶
剤の場合は蒸留塔の段数を大きくとる必要があるので実
用上塩化メチレン、塩化イソプロピルの使用が望まし
い。
且つ反応条件下で塩素、塩化水素に対して不活性な有機
溶剤としては、塩化メチレン、塩化イソプロピル等の炭
素数1〜3の飽和ハロゲン化炭化水素及びブタン、ペン
タン、シクロペンタン等の炭素数4〜5の飽和炭化水素
が挙げられる。有機溶剤の沸点が低い場合はアセトンと
の蒸留分離が容易であるが、凝縮器の冷却を強化する必
要がある。又、アセトンの沸点に近い沸点をもつ有機溶
剤の場合は蒸留塔の段数を大きくとる必要があるので実
用上塩化メチレン、塩化イソプロピルの使用が望まし
い。
本発明で使用する蒸留塔はアセトンより低沸点の有機溶
剤とアセトン及びアセトンとモノクロルアセトンを蒸留
分離する能力をもつものであれば良い。
剤とアセトン及びアセトンとモノクロルアセトンを蒸留
分離する能力をもつものであれば良い。
本発明における反応は連続式、回分式のいずれでも実施
可能であるが、回分式で実施する態様について説明す
る。
可能であるが、回分式で実施する態様について説明す
る。
図1に示す反応装置の蒸発容器(C)にアセトンを仕込
んで加熱し、全還流させる。次にアセトンより低沸点の
第三成分を塔頂温度が第三成分の沸点付近に下がるまで
仕込む。但し、仕込みすぎると、塩素仕込み段付近のア
セトン濃度が低くなってうまく反応できなくなる。
んで加熱し、全還流させる。次にアセトンより低沸点の
第三成分を塔頂温度が第三成分の沸点付近に下がるまで
仕込む。但し、仕込みすぎると、塩素仕込み段付近のア
セトン濃度が低くなってうまく反応できなくなる。
塩素は中段から連続的に導入する。塩素の仕込み速度は
塩素の仕込み段付近で還流しているアセトンが塩素に対
して過剰になるように調節する。
塩素の仕込み段付近で還流しているアセトンが塩素に対
して過剰になるように調節する。
副生する塩化水素は揮発性が大きい為に直ちに塔頂へ導
かれ、第三成分に溶解する分を除いて系外へ追い出され
る。系外へ追い出される塩化水素に同伴して蒸気圧分に
相当する第三成分が系外へ逃げるので、反応中はこれに
見合う量の第三成分を塔頂へ連続的に追加仕込みする。
かれ、第三成分に溶解する分を除いて系外へ追い出され
る。系外へ追い出される塩化水素に同伴して蒸気圧分に
相当する第三成分が系外へ逃げるので、反応中はこれに
見合う量の第三成分を塔頂へ連続的に追加仕込みする。
塩化水素と第三成分を含むオフガスは水を循環させた吸
収塔に導き第三成分を回収する。塩化メチレン、塩化イ
ソプロピル等は水又は塩酸水に対する溶解度が小さいの
で、塩化水素の水への吸収熱を除去できる熱交換器を吸
収塔に備えておけば吸収液をデカンターで分液するだけ
で大部分が回収できる。蒸発容器(C)に所望のモノク
ロルアセトンが蓄積されたら塩素の仕込みを止め、反応
を終了する。
収塔に導き第三成分を回収する。塩化メチレン、塩化イ
ソプロピル等は水又は塩酸水に対する溶解度が小さいの
で、塩化水素の水への吸収熱を除去できる熱交換器を吸
収塔に備えておけば吸収液をデカンターで分液するだけ
で大部分が回収できる。蒸発容器(C)に所望のモノク
ロルアセトンが蓄積されたら塩素の仕込みを止め、反応
を終了する。
塩素仕込み停止後もしばらく加熱を続け、窒素を導入し
て系内の塩化水素を追い出してから加熱を停止する。次
に蒸留を行い第三成分、未反応アセトン及び1,3−ジク
ロルアセトン等の高沸成分を分離すると1,1−ジクロル
アセトン、メシチルオキシドの少ない高純度モノクロル
アセトンが得られる。
て系内の塩化水素を追い出してから加熱を停止する。次
に蒸留を行い第三成分、未反応アセトン及び1,3−ジク
ロルアセトン等の高沸成分を分離すると1,1−ジクロル
アセトン、メシチルオキシドの少ない高純度モノクロル
アセトンが得られる。
反応蒸留方式でアセトンと塩素を反応してモノクロルア
セトンを製造するに際し、アセトンより低沸点で且つ塩
素、塩化水素に対して不活性な有機溶剤を添加して塔頂
でアセトンのかわりに反応させることによりメシチルオ
キシドの副生が押さえられ高純度モノクロルアセトンが
得られる。
セトンを製造するに際し、アセトンより低沸点で且つ塩
素、塩化水素に対して不活性な有機溶剤を添加して塔頂
でアセトンのかわりに反応させることによりメシチルオ
キシドの副生が押さえられ高純度モノクロルアセトンが
得られる。
以下、実施例を挙げて本発明を詳しく説明する。本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例−1 径35mmの10段オルダーショー蒸留塔(B)、500mlの蒸
発容器(C)、及び凝縮器(A)を図2の如く組み合わ
せた装置で反応を行った。先ず、蒸発容器にアセトン30
0gを仕込み、加熱して常圧でアセトンを全還流させた。
次に塩化メチレンを塔頂より仕込んで塔頂温度が42℃に
なったところで、5段目から塩素を15N/Hrの速度で仕
込み始めた。反応中、塔頂温度が40〜42℃に保てるよう
に塩化メチレンを塔頂から仕込み続けた。6時間後、反
応を停止した。その時の蒸発容器中の反応液組成はアセ
トン15.6%、塩化メチレン0.5%、モノクロルアセトン8
1.5%、1,1−ジクロルアセトン1.6%、1,3−ジクロルア
セトン0.8%でメシチルオキシドは痕跡程度認められる
に過ぎなかった。
発容器(C)、及び凝縮器(A)を図2の如く組み合わ
せた装置で反応を行った。先ず、蒸発容器にアセトン30
0gを仕込み、加熱して常圧でアセトンを全還流させた。
次に塩化メチレンを塔頂より仕込んで塔頂温度が42℃に
なったところで、5段目から塩素を15N/Hrの速度で仕
込み始めた。反応中、塔頂温度が40〜42℃に保てるよう
に塩化メチレンを塔頂から仕込み続けた。6時間後、反
応を停止した。その時の蒸発容器中の反応液組成はアセ
トン15.6%、塩化メチレン0.5%、モノクロルアセトン8
1.5%、1,1−ジクロルアセトン1.6%、1,3−ジクロルア
セトン0.8%でメシチルオキシドは痕跡程度認められる
に過ぎなかった。
反応と同じ装置で得られた反応液を蒸留してモノクロル
アセトン98.1%、1,1−ジクロルアセトン1.9%の製品が
得られた。
アセトン98.1%、1,1−ジクロルアセトン1.9%の製品が
得られた。
実施例−2 実施例−1と同様の方法で反応を開始し、反応開始後5
時間後から蒸留塔の5段目へアセトンを60g/Hrの速度で
仕込むと同時に蒸発容器から反応液を液面が一定になる
ような速度で抜き出した。蒸発容器から抜き出した反応
液20時間分をまとめて組成を分析したところアセトン2
6.0%、塩化メチレン0.6%、モノクロルアセトン72.3
%、1,1−ジクロルアセトン1.3%、1,3−ジクロルアセ
トン0.7%でメシチルオキシドは痕跡程度認められるに
過ぎなかった。
時間後から蒸留塔の5段目へアセトンを60g/Hrの速度で
仕込むと同時に蒸発容器から反応液を液面が一定になる
ような速度で抜き出した。蒸発容器から抜き出した反応
液20時間分をまとめて組成を分析したところアセトン2
6.0%、塩化メチレン0.6%、モノクロルアセトン72.3
%、1,1−ジクロルアセトン1.3%、1,3−ジクロルアセ
トン0.7%でメシチルオキシドは痕跡程度認められるに
過ぎなかった。
比較例 塩化メチレンを仕込まないこと以外は実施例−1と同様
の方法で反応を行った。
の方法で反応を行った。
6時間反応後の反応液組成はアセトン12.3%、モノクロ
ルアセトン81.3%、1,1−ジクロルアセトン1.7%、1,3
−ジクロルアセトン0.8%、メシチルオキシド3.6%であ
った。反応液を蒸留したがモノクロルアセトン93.9%、
1,1−ジクロルアセトン2.0%、メシチルオキシド4.0%
の製品が得られたに過ぎなかった。
ルアセトン81.3%、1,1−ジクロルアセトン1.7%、1,3
−ジクロルアセトン0.8%、メシチルオキシド3.6%であ
った。反応液を蒸留したがモノクロルアセトン93.9%、
1,1−ジクロルアセトン2.0%、メシチルオキシド4.0%
の製品が得られたに過ぎなかった。
図1は本発明に用いられる反応装置の模式図、図2は還
流戻り配管のない反応装置の模式図である。 A……凝縮器 B……蒸留塔 C……蒸発容器 D……還流戻り配管 E……気液分離器
流戻り配管のない反応装置の模式図である。 A……凝縮器 B……蒸留塔 C……蒸発容器 D……還流戻り配管 E……気液分離器
Claims (1)
- 【請求項1】アセトンと塩素の反応によりモノクロルア
セトンを製造する方法において、蒸留塔、凝縮器及び還
流戻り配管を備えた装置を用い、アセトンより低沸点で
且つ塩素、塩化水素に対して不活性な有機溶剤を添加し
て、蒸留塔の上段で該有機溶剤を還流させ、アセトンを
還流させた塔内の中段に、塩素を連続的に導入してアセ
トンとの反応を行い、副生する塩化水素を塔頂から連続
的に除去し、生成するモノクロルアセトンを未反応アセ
トンと蒸留分離しながら蒸留塔の下部に導くことを特徴
とするモノクロルアセトンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30987286A JPH0749383B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | モノクロルアセトンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30987286A JPH0749383B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | モノクロルアセトンの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63162646A JPS63162646A (ja) | 1988-07-06 |
JPH0749383B2 true JPH0749383B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=17998314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30987286A Expired - Lifetime JPH0749383B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | モノクロルアセトンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749383B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101774872B (zh) * | 2009-12-25 | 2013-06-19 | 盐城七善化工科技有限公司 | 一种一氯甲基化合物的制备方法及其专用装置 |
CN103933899B (zh) * | 2014-04-04 | 2016-02-03 | 江阴市利港第二化工有限公司 | 多塔反应制一氯丙酮的装置及方法 |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP30987286A patent/JPH0749383B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63162646A (ja) | 1988-07-06 |
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