JPH074882Y2 - 丸鋸盤 - Google Patents

丸鋸盤

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JPH074882Y2
JPH074882Y2 JP9323189U JP9323189U JPH074882Y2 JP H074882 Y2 JPH074882 Y2 JP H074882Y2 JP 9323189 U JP9323189 U JP 9323189U JP 9323189 U JP9323189 U JP 9323189U JP H074882 Y2 JPH074882 Y2 JP H074882Y2
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JP
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plate
circular saw
saw blade
surface plate
frame
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JP9323189U
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JPH0331902U (ja
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光造 谷畑
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朝日メガロ株式会社
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は合成樹脂板、木質板等の材料板を切断する丸鋸
盤に関するものである。
(従来の技術) 従来斯種丸鋸盤として、第1図に示す如く、スリット孔
(33)を開設した定盤(3)を基台(1)に取付け、定
盤(3)上に材料板(9)を載せ、クランプ装置(7)
によって材料板を固定し、スリット孔(33)に沿って回
転丸鋸刃(4)を移動させることにより、材料板を切断
するものがある。
(考案が解決しようとする課題) 上記丸鋸盤では鋸刃の交換を行なう際、基台(1)のカ
バー(図示せず)を外し、定盤(3)の裏側へ廻って交
換作業を行なわねばならず、作業性が悪い問題があっ
た。
本考案は、定盤の一部をスライド可能な構造とし、定盤
の前面側から、鋸刃の交換が可能な丸鋸盤を明らかにす
るものである。
(課題を解決する手段) 本考案の丸鋸盤は、フレーム(2)に取付けられ真直ス
リット孔(33)を有す合成樹脂製の定盤(3)と、往復
装置(6)に連繋され定盤の裏側にてスリット孔(33)
に沿って移動する刃物台(41)と、該刃物台上に前記ス
リット孔(33)から外部に出没可能に配備された回転丸
鋸刃(4)と、定盤(3)上に配備され該定盤に置かれ
た材料板(9)をクランプするクランプ装置(7)とで
構成された丸鋸盤に於て、 定盤(3)一部はフレーム(2)に対してスライド可能
なスライド板(35)にて形成され、フレーム(2)には
丸鋸刃(4)の往復移動路に接近して貫通窓部(20)が
設けられ、該貫通窓部(20)が前記定盤(3)のスライ
ド板(35)にて解放可能に閉じられている。
(作用及び効果) 定盤(3)のスライド板(35)をスライドさせると、フ
レームの貫通窓部(20)を解放でき、該貫通窓部(20)
から手を差し入れて刃物台(41)上の丸鋸刃(4)の交
換が可能となる。従って従来の様に基台(1)のカバー
を外して定盤(3)の裏側へ廻って作業を行なわねばな
らぬ不便さが解消される。
(実施例) 以下図面に示す実施例に基づき本考案を具体的に説明す
る。図面は丸鋸刃(4)が上下方向に移動する縦切り丸
鋸盤を示しているが、これに限定されることはなく丸鋸
刃が水平に移動する横切り丸鋸盤、丸鋸刃が直線往復動
して材料板を切断する鋸盤等に実施可能である。
縦長の基台(1)の前面側にステー(11)によって長方
形のフレーム(2)がその上端縁が基台(1)に接近す
る様に少し傾けて配備されている。
フレーム(2)は縦支え杆(21)(21a)と横杆(24)
とを組み合わせて形成されている。
フレーム(2)には合成樹脂製の透明或は着色透明定盤
(3)を取付け、該定盤の幅方向の中央に後記する丸鋸
刃(4)の厚みに合せた細幅の真直スリット孔(33)が
縦方向に開設されている。
実施例では1枚の細幅透明アクリル樹脂板(30)の左側
に縦長の大型透明アクリル樹脂板(31)、右側に3枚の
透明アクリル樹脂板(34)(35)(36)を隙間なく突き
合わせ、中央の細幅樹脂板(30)に縦長真直スリット孔
(33)を開設している。
右側の3枚の透明樹脂板(34)(35)(36)は上、中、
下の3段に重なっており、中央部の樹脂板(35)は第1
図に2点鎖線で示す如く、右方向にスライド可能に配備
されている。
上記スライド板(35)の閉じ位置に対応してフレーム
(2)には貫通窓部(20)が設けられ、該窓部がスライ
ド板(35)によって開閉可能に閉じられている。
スライド板(35)の上端面及び下端面は、スライド板の
裏面側が拡大する方向に傾斜し、上方の樹脂板(34)の
下側面、下方の樹脂板(36)の上端面もスライド板の端
面の傾斜に対応して傾斜しており、スライド板(35)が
前方に倒れることを防止している。
又、フレーム(2)によってスライド板(35)の後方へ
の倒れ防止が画られている。
フレーム(2)には定盤(3)の裏面側に中央細幅透明
板(30)に対応して細幅の口金板(22)、該口金板の両
側に縦杆(21a)(21a)が設けられている。
口金板(22)は前記スリット孔(33)に対応して、丸鋸
刃(4)が通過可能なスリット状のガイド孔(23)が開
設され、ガイド孔(23)の幅はスリット孔(33)の幅と
略同一又は、少し幅狭である。
細幅樹脂板(30)は取替え可能に口金板(22)にネジ止
めされている。
フレーム(2)の下部には材料板(9)の下端縁を支え
る横定規杆(5)が設けられ、該定規杆上に縦定規杆
(51)が定盤(3)上をスライド可能且つ位置決め可能
に配備されている。
横定規杆(5)には材料板(9)の切断幅を決める目盛
り(52)が施されている。
横定規杆(5)の前記スリット孔(33)との交差部には
後記する丸鋸刃(4)が通過可能な縦溝(53)が開設さ
れている。
基台(1)の前面に縦方向に走行レール(12)が突設さ
れ、該レール上に刃物台(41)が摺動可能に配備され、
往復装置(6)に連繋されている。
往復装置(6)基台(1)の上下端に配備した一対のチ
エンスプロケット(61)(61)にチエン(62)を掛け渡
し、該チエン(62)の両端を前記刃物台(41)に連結す
ると共に、一方のチエンスプロケット(61)に無段変速
機(63)を介してモータ(64)を連繋して構成されてい
る。
刃物台(41)上には回転駆動装置(図示せず)に着脱可
能に連繋され垂直面内で回転する回転丸鋸刃(4)がシ
リンダ装置(42)によって前記口金板(22)のガイド孔
(23)及び定盤(3)のスリット孔(33)から外部に出
没可能に配備される。
丸鋸刃(4)は回転駆動装置に連繋された回転軸(43)
にネジ座金(44)によって着脱可能に取り付けられてい
る。
定盤(3)上にはスリット孔(33)に対向して材料板
(9)のクランプ装置(7)が配備される。
該クランプ装置(7)は定盤から離れて、スリット孔
(33)上方に支持杆(71)を配備し、支持杆(71)の上
下端を後方に屈曲してフレーム(2)に固定し、定盤
(3)と支持杆(71)との間に支持杆(71)からベルク
ランク(72)、リンク(73)を介してクランプ板(74)
を定盤(3)に対して接近離間可能に配備して構成され
る。
ベルクランク(72)にシリンンダ装置(77)が連繋さ
れ、該シリンダ装置(77)の作動によりクランプ板(7
4)が定盤(3)へ平行に接近離間する。
クランプ板(74)にはスリット孔(33)との対向面に丸
鋸刃(4)を逃す逃し溝(74a)が開設されて断面コ字
状に形成されている。
上記クランプ装置(7)の支持杆(71)の表側下部に操
作盤(8)が配備され、該操作盤(8)に切断ストロー
ク可変用タイマー(81)、鋸刃上昇手動押釦(82)、ス
タート釦(83)等が設けられている。
丸鋸刃(4)を上下方向に往復させる往復装置(6)は
無段変速機(63)により加工及び上昇速度を材料板の種
類、厚みに応じて例えば5〜10m/分の範囲にて自由に設
定できる。
丸鋸刃(4)の下降端は該丸鋸刃(4)の移行路の下部
に配備した検出器(図示せず)によって決められ、上昇
端は前記タイマー(81)によって往復装置(6)の上昇
作動時間を決めることにより、自由に決めることができ
る。
タイマー(81)を1度セットすると、スタート釦(83)
を押す毎に丸鋸刃(4)の所定位置までの上昇と下降を
行なう。
鋸刃上昇手動押釦(82)を押し続けるとタイマー設定と
は無関係に丸鋸刃(4)が上昇し続け、釦(82)の押圧
を解放すると丸鋸刃(4)の上昇は停止する。
然して高さが一定の材料板(9)を定められた幅長さに
切断する場合、縦定規杆(51)の位置を切断幅に合わせ
て横定規杆(5)にセットし、材料板(9)を横定規杆
(5)に載せて定盤(3)側に倒し、定盤(3)上を辷
らせて材料板の先端を縦定規杆(51)に当てる。
次にクランプ装置(7)によってクランプ板(74)を定
盤(3)に押し付け、材料板(9)を定盤(3)上に固
定する。
次に丸鋸刃(4)の上昇速度と材料板(9)の高さを考
慮してタイマー(81)をセットし、スタート釦(83)を
押す。
丸鋸刃(4)が上昇して設定高さ迄上昇し、この状態に
て丸鋸刃(4)が回転し同時にシリンダ装置(42)が作
動して丸鋸刃(4)が定盤(3)のスリット孔から臨出
し、更に下降を始める。
丸鋸刃(4)の下降に伴って材料板(9)が切断され、
丸鋸刃(4)が下降端に達すると、丸鋸刃(4)がスリ
ット孔(33)の内方へ後退し、再び丸鋸刃は上昇を始め
る。同時に材料板(9)のクランプが解除される。
定盤(3)の裏面にはスリット孔(33)の孔縁の近傍を
支える口金板(22)が定盤(3)に接してフレーム
(2)に固定配備され、定盤(3)のスリット孔縁の内
側への撓みが防止されているため、スリット孔(33)の
近傍にてクランプ装置(7)によって材料板(9)を定
盤(3)側に押圧しても材料板(9)を撓ませることは
なく、材料板の面を真直に保った状態で美しく切断でき
る。
切断された材料板(9)の縦定規杆(51)側を取り出
し、残りの部分を再び定盤(3)上に辷らせて縦定規杆
(51)に当て、前記同様の操作を行なう。
上記作業を繰り返し行なっている途中で、高さの異なる
材料板(9)の切断を行なう場合、該材料板を定盤
(3)にセットし、鋸刃上昇手動押釦(82)を押し続け
て材料板(9)の高さに対応する位置まで丸鋸刃(4)
を上昇させる。
この操作は透明定盤(3)を通して丸鋸刃(4)の上昇
状態を目視しながら行なうことが出来、丸鋸刃(4)を
必要以上に上げ過ぎたり、或は低く過ぎることがなく、
適正高さにセット出来、作業性が良い。
押釦(82)の押圧を解放すると、前述の如く鋸刃がスリ
ット孔(33)から臨出して下降が始まり、材料板の切断
が開始される。
長時間の使用により丸鋸刃(4)を交換する必要が生じ
た際、定盤(3)のスライド板(35)をスライドさせて
フレームの貫通窓部(20)を解放する。
該貫通窓部(20)から手を差し入れて刃物台(41)上の
丸鋸刃(4)の交換が出来る。従来の様に基台(1)の
カバーを外して定盤(3)の裏側へ廻って作業を行なう
不便さが解消される。
第5図は、前記の様に、スリット孔(33)の細幅透明定
板(30)盤を省略して、左側の大形樹脂板(31)と右側
の3枚の樹脂板(34)(35)(36)とをスリット幅に対
応する間隔を存して突き合わせた実施例を示している。
この場合、右側の3枚の樹脂板(34)(35)(36)の
内、少なくとも何れか1枚の樹脂板は右方向にスライド
可能な構造とすることは勿論である。
本考案は上記実施例の構成に限定されることはなく、実
用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々の変更が可能
であるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は丸鋸盤の斜面図、第2図は第1図II−II線に沿
う断面図、第3図は口金板近傍の分解斜面図、第4図は
切断状態の横断面図、第5図は定盤の他の実施例の斜面
図である。 (2)…フレーム、(20)…貫通窓部 (23)…ガイド孔、(3)…定盤 (33)…スリット孔、(35)…スライド板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム(2)に取付けられ真直スリット
    孔(33)を有す合成樹脂製の定盤(3)と、往復装置
    (6)に連繋され定盤の裏側にてスリット孔(33)に沿
    って移動する刃物台(41)と、該刃物台上に前記スリッ
    ト孔(33)から外部に出没可能に配備された回転丸鋸刃
    (4)と、定盤(3)上に配備され該定盤に置かれた材
    料板(9)をクランプするクランプ装置(7)とで構成
    された丸鋸盤に於て、 定盤(3)の一部はフレーム(2)に対してスライド可
    能なスライド板(35)にて形成され、フレーム(2)に
    は丸鋸刃(4)の往復移行路に接近して貫通窓部(20)
    が設けられ、該貫通窓部(20)が前記定盤(3)のスラ
    イド板(35)にて解放可能に閉じられている丸鋸盤。
JP9323189U 1989-08-07 1989-08-07 丸鋸盤 Expired - Lifetime JPH074882Y2 (ja)

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JP9323189U JPH074882Y2 (ja) 1989-08-07 1989-08-07 丸鋸盤

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JPH0331902U JPH0331902U (ja) 1991-03-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0536513U (ja) * 1991-10-15 1993-05-18 株式会社ハンシン 圧力調整器の圧力調整ハンドル位置表示装置
JP2006214679A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Azuma Kogyo Kk 回転式定温乾燥機と定温乾燥方法

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